暮らしのことば

長年のリフォームへの夢を実現した職住一体のこだわりの住まい その②

長野市|山本様|2017年
リノベーション・リフォーム

使い勝手のよいサンルームとキッチン

もちろん、想定外のことだけではなく、想像以上のこともたくさんあります。そのひとつがサンルーム。ベランダを撤去したことで洗濯物を干す空間がなくなってしまったため、塩原さんの提案によりかつてベランダだった場所にサンルームが設けられましたが、ここは栄子さんのお気に入りの場所です。

栄子さん:
「画期的な提案だったのが、サンルームのなかに水道が設置され、洗濯機を置けるようになったこと。お湯も出るようにしてもらったことで、浴室の残り湯を使って いた頃と変わらず洗濯ができています」

今までは 1 階の浴室から 2 階のベランダまで洗濯物を運ぶのも大変だったものの、 今は洗濯機からすぐに干せるので、家事の手間が省けてとても便利なのだとか。雨の日に干せる点も気に入っているそうです。

ガラス戸で仕切ることができるキッチン脇のサンルーム。流しと洗濯機が設 置されている。

白のパネルヒーターが空間に馴染む

栄子さん:
「家事動線は塩原さんが考えてくれていたんじゃないかな。偶然なのか、塩原さんの計算によるものかはわかりませんが、すごく便利です。実家に帰ると、この便利さがなくて動き回るのが苦痛なんですよ。コンパクトに上手にまとまっている感じがいいですね」

キッチンは、対面式ではなく空間を広くすっきりと使える壁付きキッチンに。流行 のアイランドキッチンは考えなかったのでしょうか?

栄子さん:
「壁付きのほうがスッキリすると思いましたし、キッチンをきれいにしている自信がなくてごちゃごちゃした様子が見えるのも嫌でした。だから、最初から壁付きがいいといっていましたね」

しかも、振り返るとすぐにリビングがあって家族としゃべることができるので、今は壁付きにしてよかったと実感しているそうです。

パントリーも栄子さんの希望でしたが、扉をつけなかったのは塩原さんからのアドバイスだったとか。

栄子さん:
「最初は扉を付けたいと思っていましたが、ないほうが便利だと塩原さんにいわれて。たしかに隠れた配置なので、来客があってもリビングから見えず使いやすいですね」

取材中も慣れた動きでキッチンとパントリーを行き来していたりと、使い勝手のよさが伺えました。

自分たちで調べ尽くしたこだわりの外装材と板張り

間取りは順調に決まったものの、おふたりを最後まで悩ませたのが外装材だったといいます。
まず、断熱自体は防火性能に優れた既存の外壁(軽量コンクリートの ALC)を無駄にすることなく壊さずに、上から断熱材の高性能グラスウールを付加断熱して二重構造に。しかし、その外装材として塩原さんから提案されたのが、耐久年数が長く、過酷な環境下でも高い性能を発揮する樹脂サイディングでした。北米の住宅では主流の外装材ですが、おふたりは当初、かなり尻込みしたそう。

次郎さん:
「塩原さんが『絶対におすすめ』と持ってきてくれたんですが、デザイン的に最初は『これは絶対にない』と思いました(笑)」

栄子さん:
「塩原さんは理論的な説明がすごいので、樹脂サイディングが長い間もって、夏場冬場に温度によって素材が伸び縮みして耐久性もいいという理屈はわかったんで すが、ここはアメリカじゃないし、樹脂サイディングで格好よく仕上がっている家を見たことがなかったから、最初は樹脂サイディングの上から板を張ろうかといっていたんです。でも、防災上の制限から壁半分にしか板張りができないとわかって行き詰まりましたね」

それでも樹脂サイディングを採用した決め手は?

栄子さん:
「自分たちでも調べて、汚れても水で洗えて落とせるし、緩い経年変化でほとんど見栄えが変わらないとか、この素材は悪くないんだと。よさがわかって腑に落ちましたね」

塩原さんの知識と経験に基づく説明は理解しているものの、自分たちで納得できなければ採用しないというのが山本さんたちらしさ。常に最善を追求する姿勢がどこまでも感じられます。だからこそ、樹脂サイディングの色もとことんまで悩んだそう。

次郎さん:
「小さなサンプル 1 個だけだと、本当に色のイメージがわからないんだよね」

栄子さん:
「だから調べまくって、樹脂サイディングを扱っているメーカーの本社にまで電話して、長野市近郊に私たちの希望色を使った家があるか聞いたんです。それで、この辺にはないといわれて富山県まで見に行ったんだよね」

なんと県を越えて富山県まで! どこまでも妥協しないおふたりの家づくり。「後悔したくない、できる限りのことはしたい」という芯の強さを感じます。塾講師としても、きっと生徒がわかるまで諦めない姿勢を大切にしているんだな...などと余計な想像を膨らませてしまうほど。
そのうえで、富山から戻ってきてからは次郎さんがパソコン上でカラーシミュレーションをし、子どもたちに好みを聞きたり、塩原さんにも相談し、最終的には無難な色合いのサンドベージュという色に決めました。落ち着いた色合いが気に入っているそうです。

では、実際の使い心地は?

次郎さん:
「楽ですね。毎年洗っていますが、クモの巣がかかっても鳥のフンが付いても、洗えばすぐに落ちるのですごくいい。このメリットは大きいです」

栄子さん:
「価格としては高価ですが、耐用年数を考えると、途中で張り替えや塗り直しの必要がある外壁材に比べてランニングコストがかからず、こちらのほうがコストパフォーマンスがいいねって話しています」

そして、道路側の壁面は板張りに。塩原さんからは漆喰塗りの提案もあったそうで すが、冬場の車からの泥はねを考え、板を張ることに決めたといいます。さらに 2 階部分は木製のアクセントスリットにしたことで、引き締まった印象のインパクト のある外観になっています。
ただ、リノベーションに想定外はつきもの。このアクセントスリットも紆余曲折があったそう。
というのも、実はおふたり、気に入った塗装材を取り寄せ、自らこのアクセントスリットを塗ったのだとか。

栄子さん:
「自分たちで内装の漆喰塗りなどはやるというのは聞いていましたし、塩原さんからも『やりたければ DIY でいろいろできるよ』といわれていたので、自分たちで やれるところはやりたいなって話はしていました」

次郎さん:
「DIY でやっているお施主さんも見に行ったよね。結構大変ながらもやっているって聞いたりしました」

苦労話を聞きながらも DIY を選ぶおふたり。さすが、スノーボードをメンテナンスしたり、書道をたしなんでいたりと、趣味からも手を動かすことが好きなことが伝わります。DIY には抵抗がなかったどころか、前向きに楽しみにしていたのです。
塗装材はあらゆる手を尽くして調べ、当初、塩原さんからはドイツの自然塗料「プラネットカラー」を教えてもらったそうですが、選んだのは透明に仕上がり自然の風合いで劣化を感じさせない無公害木材保護保持剤「ウッドロングエコ」。

栄子さん:
「塩原さんからは『仕上がりの色に好き嫌いがあるからなんともいえない』といわれたのですが、やりたいことに対して絶対に無理といわないのが塩原さんのいいところ。『やってみても悪くないか』といってもらえたので感謝しています」

その塗装剤を、手塚さんの指導のもと木材のパーツで試し塗りをしてみると、納得の仕上がりになったそう。そこで塗装は自分たちで行い、施工はもうひとりの大工である小山さんに依頼しました。ここで問題が発生したのです。

次郎さん:
「小山さんがよかれと思ってアクセントスリットを釘でいっぱい打ってくれて。シ ルバーの釘が目立ってフランケンシュタインみたいになっちゃったんですよね。 『これは...!』と。どうしようか迷ったけど、でもこれでは満足できないなと思って」

栄子さん:
「塩原さんに電話して相談したら『いいんじゃないの、もう一回やってもらえば』 って。大工さんたちも『ごめんね』と、お互い申し訳ない気持ちになったけど、後々まで気にし続けるのも嫌なので思い切って伝えましたね」

そこで再び新しい板に塗装し直して、今度は釘も自分たちで用意して小山さんに渡したそう。塗装剤を取り寄せて塗る施主もなかなかいないでしょうが、釘まで用意 する人は世の中を見渡してもそうそういないのでは。 おかげで仕上がりに満足しているそうですし、完成から 3 年が経った今も塗った当時と変わらない色を保てているといいます。
ここまででもエピソードが満載ですが、さらに家づくりの裏話は続きます。

DIY の楽しさは、さながらアミューズメントパーク!?

室内を見渡すとシェルフや飾り棚、モザイクタイルなど、個性的な什器や装飾があちこちに見られますが、多くは栄子さんが用意したものです。

栄子さん:
「自分が気に入ったものがあれば用意して小山さんに渡しました。こだわりがあるなら、自ら選んだものを受け入れてもらえる。多分、ほかの多くの会社はそんなことしてくれませんよね」

随所に貼られたモザイクタイルは室内のアクセントに

栄子さんが選んできた飾り棚

モザイクタイルは子どもたちの意見も聞きながら選び、栄子さんと娘さんとで施工。 タイルのサイズに合わせて壁面の寸法を mm 単位で仕上げてもらったそうです。

栄子さん:
「小山さんにタイルにぴったりの寸法で仕上げてもらったので、楽しみながら順調 に DIY ができました。壁面や天井の漆喰も自分たちで塗ったりと、家を作ってい るときはアミューズメントパークに行くよりもずっと楽しかったですね(笑)」

もともと DIY は好きだったものの、技術面については手塚さんや小山さん、現場監督の久保田さんからアドバイスを受けながら上達していったとか。

栄子さん:
「大工さんたちには『奥さんは 3 人目の職人』といわれていました(笑)。わがままをいって好きなようにやらせてもらえて、毎日が楽しみでしたね。『本当は引き 渡しまで施主を現場に入れない会社もざらにあるんだよ』と大工さんたちにいわれ て、Reborn の緩さや穏やかさがありがたかったです」

そのため、最初は 10 時と 3 時のお茶の時間は栄子さんから職人たちに休憩の声をかけていたものの、次第にのめりこみ、職人のほうから栄子さんに休憩を促されるようになったとか。温かく迎え入れられた現場で、DIY が完成すると一緒に喜んでもらえたのもうれしかったと栄子さん。

栄子さん:
「大工さんから『プロだってここまでできないよ』なんていわれたらうれしくて、 予定していなかったところまで手をかけちゃいました(笑)。その分、工事が終わったときは達成感やうれしさもありましたが、終わる寂しさで涙が出ましたね」

それだけ思い入れをもって DIY で手がけると、さぞかし家への愛着も増すのでは?

栄子さん:
「タイルを自分で貼ったと思うと、どこの壁よりもきれいだと思いますし、愛着は湧きますね(笑)」

次郎さん:
「それに DIY は汚れたら自分たちで補修やメンテナンスができるのもよいところ。 気になった箇所は年に一回ほど手を加えて直しています」

もちろん、DIY にしたことでコスト面でのメリットも。学習塾のタイルカーペットも自分たちで施工したおかげで、だいぶコストダウンができたそうです。

次郎さん:
「ただ置くだけで十分だと久保田さんが教えてくれて、本当にそれだけで今も問題 なく使えています。こんな風にプロの意見を聞きつつ自分たちで進められたので、 費用もおさえられてよかったです」

そのうえで、長期優良住宅化リフォーム推進事業の 250 万円の補助金申請等を塩原 さんが手配してくれて助かったそう。

では、塩原さんの仕事ぶりはいかがだったのでしょう?

栄子さん:
「とにかく計算や説明をオタクっぽいくらいきっちりとやってくれて、純粋にすごいなと思いました。耐震性や機密性など安心してお任せできました」

さらにおふたりが絶賛する塩原さんの活躍ぶりが、不要だった縁石の切断です。塾を新設するにあたって駐車場を希望していたものの、敷地内の縁石が邪魔だったことから、塩原さんに相談すると簡単に縁石を切断してくれたのだとか。

栄子さん:
「今までほかの業者では難しいから無理だといわれ続けていたのに、広く使えるようにきれいに切ってくれたうえに土地の高さも周囲に合わせて下げてくれて。隣の広い駐車場よりずっと使い勝手がよくなりました。塩原さんに感謝するところはキリがありませんね」

では、逆に不満点は? と尋ねると「生活スペースでの不満はない」と栄子さん。 その口ぶりからも満足度の高さが伺えます。 (ちなみにご主人は塾のトイレの電気の明るさやエアコンの風の流れなど、ちょっとした気がかりがあるそうですが「塾は特殊だから」と栄子さん。その言葉にも暮らしの充実感がこもっているようでした。)

冬暖かくて夏涼しく、以前の住まいの愛着も

ところで、「以前の家はとにかく寒かった」と話していたおふたり。現在の住み心地はいかがでしょう?

次郎さん:
「暖かさは想像以上で、断熱性も気密性も満足しています。冬でもパネルヒーターだけで十分。夏場はエアコンひとつ回せば 2 階は全部涼しく、窓を開けることがなくなったので蚊が入らなくて快適です。夏の寝苦しさもなくなってよく眠れるし、 冬は暖かくて助かっています」

栄子さん:
「冬は薄着で眠れるようになりましたね。朝起きてすぐに暖かいのでキッチンに出るのも嫌ではないし、体も常に暖かい感じがあります」

では、子どもたちの反応は? と伺うと、意外にも以前の家が気に入っていた息子さんは当初、リノベーション自体に反対だったそう。

栄子さん:
「息子は最後まで『このままの家がいい』といっていたんですが『リノベーション だから形は変わるけどなくなってしまうわけではない、この家はずっとあるんだよ』 と話すと納得してくれました。そのへんでも新築ではなくリノベーションでよかったと思いますね」

こんな話をしていると、ちょうど学校から息子さんが帰宅。「この家、いいと思うよ」と感想を話してくれました。

では、ずばり、リノベーションの魅力とは?

栄子さん:
「設計の選択肢が広い新築に対して、リノベーションはある程度限られた制約のなかからベストなものを選ぶ組み合わせを楽しめるのもいいですね。それに、昔あったものが生かされていたり、大工さんが『この柱は今はなかなか使えない』という 貴重な材もあるそうで、そうしたものを残せたのもうれしいです」

そのうえで「新築と決定的に違うのは、今住んでいるからこそ、窓からの日差しの入り具合をイメージしやすいこと」と栄子さん。

栄子さん:
「窓から見える景色や、外からの人の視線などを確認できるのも重要なポイントでした。おかげで窓から室内は見えるものの、肝心なとこは見えない家になりました」

窓の外から見える場所に配置した照明が栄子さんのお気に入り

また、次郎さんも「DIY の経験が楽しめるのはリノベーションならでは」と話します。ちなみに山本さんたちは工事途中の DIY 見学会を開催したほか、完成後は Reborn 初のリノベーションによる完成見学会も行ったそう。

栄子さん:
「私たち自身、こういうリノベーションの完成見学会を見ていたらもっと早く踏ん切りがついていたと思うので、誰かの役に立てるなら、という気持ちもありました」

本当によいと思ったものは、思わず人に教えたくなるものですが、山本さんご夫妻 が見学会を開催した背景には、お世話になった塩原さんや職人たちへの恩返しの意味も込められていたことでしょう。ちなみに、以前にこの「暮らしのことば」でご紹介した西澤さんご家族は、実際、山本さんたちのリノベーションの様子を見て Reborn での依頼を決めたとか。「誰かの役に立ちたい」という山本さんたちの願いが実を結んでいます。

では、最後にこれから Reborn で家づくりをする方に向けてのアドバイスを尋ねると...。

栄子さん:
「塩原さんは工事が始まると結構放っておかれるので、ちょっと寂しかったかな (笑)。もう少し構ってほしいところもあったので、これから Reborn で家づくり をする人には、現場が始まると意外と塩原さんに放っておかれると覚悟しておいたほうがいいと伝えたいですね(笑)」

これは、これまでも多くのお施主さんから聞かれた言葉ですが、裏を返せば、それだけ着工前の塩原さんとのコミュニケーションが濃厚で、工事中は現場の職人たち との付き合いが深まるともいえるではないでしょうか。
とはいえ、困ったことがあればすぐに塩原さんに電話で相談ができたそうですし、 なんといってもその分、久保田さんが現場監督として熱心に現場で対応をしてくれ たのもよかったといいます。 なお、住み始めてしばらくした頃、サンルームの排水口がオーバーフローしてしまった際も、久保田さんがすぐに来て対応してくれたそう。
さらに、栄子さんは「現場での想定外のことや急な変更を受け入られることが、リノベーションに向けた心構えのひとつ」と話します。

栄子さん:
「『これ、約束と違うじゃん』ということが起きる可能性があるのがリノベーショ ン。だから、何が起きるかわからないことも柔軟に楽しむことが大切ですね(笑)」

冗談も含め、次々とリノベーションにまつわる面白エピソードを繰り出し、笑顔が 絶えない山本さんご夫妻。帰ってきた子どもたちも自然と取材の輪に溶け込み、家族仲のよさが手に取るようにわかりました。その明るい雰囲気が、リノベーション に対する満足を物語っているようでした。

記者感想

樹脂サイディングのメーカーに連絡を取って富山県まで施工事例を見に行ったり、 自分たち好みの塗装材を探して取り寄せたりと、快適性だけでなくデザインまでとことんこだわって、納得の住まいを実現した山本さんご夫妻。そのエピソードから も、長年の夢だったリノベーションにかけるおふたりの思いが伝わってきました。
思い入れのある家を壊さずにリフォームするか、それとも建て替えるか。迷う人は少なくないでしょう。土地や構造部分の状況などによってリフォームの可否が決ま るため、専門家による建物の現状確認はリフォームへの第一歩。ところが、建て替えたほうが手っ取り早く安く済むこともあるからと、住宅診断や地盤診断をせずに建て替えを勧められることもあるようです。その点、リフォームの可否を即答しなかった塩原さんの姿勢に誠意を感じたという山本さんご夫妻の判断は間違っていなかったように思います。

そのうえで、家づくりは施主と住宅会社が二人三脚で協力しあって作り上げていくもの。信頼関係がないと満足のいくリノベーションにたどり着くことは難しいから こそ、山本さんご夫妻の熱意が塩原さんとの出会いにつながったのかもしれません。 よい住宅会社との出会いは、施主の熱意に比例するのでしょう。
そして、そんな山本さんご夫妻のこだわりに応えられたのは、塩原さんの豊富な経験と知識、高い技術力があったからこそ。取材中、何度も「塩原さんには感謝している」と話すおふたりの言葉からは、その信頼度と満足度が伺えました。
また、娘さんは家を訪れた友人から素敵な住まいをうらやましがられることもあるのだとか。そう話す様子は、愛着ある我が家を誇らしく思っているように見受けられました。
家族の歴史を受け継ぎ、さらに DIY で愛着が深まった住まい。子どもたちにとっても、ますます自慢の家となることでしょう。

ライター:合同会社ch. 島田浩美

写真:FRAME 金井真一 

山本様
長野市 山本様
家族構成夫・妻・長女・長男
設計期間6 カ月
工事期間4 カ月
竣工2017 年
補助金平成 29 年度長期優良住宅化リフォーム推進事業(250 万円)
断熱床=地盤補強、床下防湿、基礎断熱(玄関) 、1 階床断熱(高性能グラスウ ール)140 mm、粗床合板気密
外断熱=KM ブラケット、外壁断熱(高性能グラスウール)、防湿層
天井=グラスウール 35K ブローイング 300 mm吹き込み
家のスペック外壁:樹脂サイディング(ゼオン)
サッシ:樹脂サッシ(シャノン樹脂 Ar-LOW−E ペア 16mm)
換気:24 時間換気扇(第 3 種ダクト式)
耐震補強(筋交い金物取付)
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