
長野市稲田・二日間にわたる「スペシャル平屋」完成見学会が終了!
ご来場いただきました皆様、ご意見ご清聴ありがとうございました。
室内居住面積は24.5坪の平屋は、「このくらいがちょうどいい」とか「でっかくみえるねー」、「省エネ機器がモリモリですね」など肯定的な意見もありましたが、「外壁の総板張りはちょっとなー」とか「少し塗料の臭いがのこってるぞ」、「大きなソファーが置けるリビングがないじゃん!」など辛口コメントもいただき、有意義な意見交換会となりました。
来週もまた長野市高田でこれまた個性的なQ1.0新築住宅の完成見学会がございますので、ぜひご来場(ご予約)お待ちしております!

今日の見学会撤収後、すかさず来週の見学会会場に備品を搬入しつつ、夜の様子を撮影してきましたのでお披露目します。

まず玄関に入ると、いきなり正面にリビング鉄骨階段がありまして、いわゆる玄関ホール的な感じではございません。
右手には造作下駄箱&間接照明を伴った鱗調のアクセントウォールが出迎えます。
下駄箱の取っ手はシロクマというメーカーの真鍮製。
最近上手工作所という会社の細い真鍮製の引手が流行っているようで、今回のお客さんからも細真鍮製の引手のご依頼がありましたが、ウチの建具屋さんに、「あれさぁ~、面材にめり込んじゃうんだよね~。やりたくねぇな~。」
という職人的わがままを伴う意見がありまして、「真鍮のハンドルつけたかったら悪いことは言わない、シロクマにしなよ」というアドバイスをさせていただきました。
職人の声、すなわち現場の声を素直に聞いてくれる、あるいはいえる環境を与えてくれるお施主さんは長い目でみると得するのではないかと思います。昨今は細かい部材まで施主支給が流行っているわけですが、ぜひ有無を言わせず施主支給するのではなく、プロの、それを取り付ける人の意見や気持ちを考えて支給してあげてください。
職人不足と言われて久しい建築業界では、分刻みで現場を掛け持って夜中まで現場を廻ることなど普通に起きているわけですから、現場で働く人が気持ちよく働けるように気を使いましょう。

Rebornの現場ではほとんどのお施主さんが塗装を担当します。最後に床や造作建具を塗装してもらっているのですが、
職人の気持ちがわかってもらいたいとの思いもあってのこと。
「ものをつくる喜び」や「最後、仕上げることの重大な責任」も感じてもらい、いかに職人とよばれる職種が大変なのかも味わってもらいたいのです。

玄関ドアの反対からのショット。LDKです。
ところでこの家では、Reborn初の北海道産「ニレ」のフローリングが採用されました。
北海道産のナラが枯渇してしまったことは以前ブログでも書き記したかと思います。
ナラ(オーク)に代わるフローリングはこれだ、と思わせる力強さがあると思います。
節はほとんどなく、硬さも適切で傷がつきにくい。色目はやや赤みのある茶色になりました(クリア塗装)。
とてもいい感じです。見学会に来る方にはぜひこのフローリングの評価をしていただきますようお願いいたします。

ちなみに2階は安曇野産のあかまつ(針葉樹)です。
どうですか、この白とグレーと、木なり色。
パネルヒーターもグレーで、この家、徹底的にグレーです。

トイレ横手洗い器の天板もモールテックスのグレー。
照明器具のガラスシェードもグレー。

Pタイルの床もグレー。洗濯機パンはホワイト(笑)

ウッドワンキッチンは木の素地色(ニュージーランド産パイン=ニュージーパイン)。
コンロ脇&カップボードのタイルもグレー。
冷蔵庫もきっとグレーなんでしょう(笑)

寝室の照明はまゆ玉ホワイト。
サッシ内側はここだけブラック。
あーもーわかんねぇ~( ゚Д゚)

いつもとちょっと違うテイストです。
こういう感じ好きな人、集まってください!
11/15-16完成見学会。まだ予約枠あります!
