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ビックリマンチョコを思い出してから考えたこと。

2024.12.21|外構・エクステリア
塩原真貴

1980年代のアイドル・ヒット曲集のYouTubeを聞きながらこのブログを綴っています。

小学生だったあの頃。

人生初めての趣味となったのがビックリマンチョコのおまけで付いてくるあの四角い”シール集め”ではなかったか。

ちょろっと検索してみたらば、すごい高額のものもあるではないかっ!

あれ以降、収集グセが体に染みついた塩原少年は、

・切手の収集にハマり、井上デパートで使用済み切手パッケージを買ってきてはバケツに水を張り、そこで台紙をはいで、ひたすらスタンプブックって言ったっけ、専用の台帳にひたすらならべてゆく。

・将棋にハマり、新聞の対局連載を切り抜きスクラップブックに貼り続け、日曜日AMのNHKトーナメント鑑賞をルーチン化。もちろん折り畳み将棋盤に駒を並べながら

・冝保愛子番組にも沼り、心霊写真集の本を買っては密かに押入の中で怪談ボッチごっこ

・川釣りにハマり、やがて釣りにはほとんど行かないがルアーを集め始め、挙句の果ては針や錘(おもり)を集めだす

・なぜかログハウスに興味を持ち、本屋で高っかいログハウス月刊誌を立ち読み。ビビッときた物件が掲載された号はなけなしの小遣いで購入し、いつかはログハウスを自分で建てたい暮らしたいという憧れを抱く

・・・小学校低学年はたしかこんな感じだったかと。

当時は収集趣味ブームといいましょうか、なにかと少年少女のお小遣いを社会に循環させようとする力が働いていたのではあるまいか。

時はバブル期。

ビッグリマンチョコのおまけであったシール欲しさに、お金持ちのぼっちゃんは○○商店で3箱くらい大人買いし、シールだけ抜き取ってチョコは貧民に無料配布。時には残酷なまでにその箱にチョコだけを戻し店先に放棄(廃棄)してあったけな。

貧富の差が家ごとに歴然とある(今では家ガチャというのでしょうか)ことに初めて気づかされたもんです。

とはいえ、そのころ興味を抱いたログハウス暮らしへのあこがれの気持ちは、ドラマ「北の国から」でさらに加圧凝縮され、やがて就職活動のさなかに暴発することになるわけです。

小学生のころ密かに抱いた恋心が成人式の2次会でとたんに進展・成就する、なんて話も聞かないわけでもないので、

幼少のころに芽生えた小さな葉というものは、その人の根となり幹となり、結局はそのころの環境や友人、教師、親の水のやり方・育て方で確定しまうものなのかもしれません。

さて、師走に入りOB・OG宅の点検やメンテナンスが頻繁です。

長野市安茂里K邸1年点検。

グレージュのスイスしっくい左官壁が印象的で、引き渡しからちょうど1年。

植栽やフェンスが施され、落ち着きのあるちょっぴりログハウステイストも感じられる良宅となっておりました。

次に長野市M邸5年点検。

「庭に自分で植えた木の成長を感じるのが好き」

と奥さんは家を建てた意味をつぶやいておりました。

さてさて、今年最後の完成見学の初日が終了。

外気温0℃-室内表面温度22℃

静かで暖房感のない良宅がまた1棟完成いたしました。
創業10年を迎えたRebornにとっては初めて建築条件付きの分譲地でありまして、その第一号棟なのです。

土地購入時のお願いルールとして

一、屋根は切妻として片流れ屋根はNG

一、外壁に窯業系サイディングはNG

一、植栽を3本以上敷地内に植えてね

を掲げています。

冬あたたかい家で暮らすようになると、この時期は外になるべく出たくないので、

家族でいっしょに料理をしたり、

各自のなんとなくの縄張り(居場所)でYouTubeみたりゲームしていたり趣味に没頭したり。

夏も自宅で過ごすことが多くなり、朝晩には庭の手入れやDIYでいろいろつくってみたりと、

どんどん自分の家が好きになる、カスタママイズしたくなるようです。

うれしいなぁ。

家をつくる意味って、実はそういうことなんだろうと思う。

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