霜月だけにそろそろ霜が降るころか。
晴れた日の翌日の早朝、無風の日は空気中の水蒸気が放射冷却で急激に冷えます。
やがて結露を起こします。
それが霧。
風のある日は霧が出ません。
ゆえに換気を適正に行っていると結露は起こりにくくなります。
ご記憶を。
本格的な暖房シーズンに入りました。
「〇〇すぎる」
という表現が最近流行っているようですが、本来は”良くないこと”として使われていたハズですが、
近年では良いことのさらに上位の意味で使われているようです。
「美しすぎるぅ~」
「おいしすぎるぅ~」
「あったかすぎるぅ~」
刻々と変化している近代日本語についてゆけないおじさん、Mr.塩原です。
10月17日に上棟した飯綱町Aさま邸は外壁の断熱工事が始まりました。
KMブラケットによる高性能グラスウールによる付加断熱105㎜の様子です。
「厚すぎるぅ~」
あ、そういえば、これまで105㎜か60㎜の樹脂製ブラケットしかありませんでしたが、
最近180㎜のものが発売されました!
名称:KYブラケット。
KMとKY。
何が違うの?とメーカーさんに聞きましたら、開発社の社長の頭文字なんですって。
危険予知のKY運動かと思いましたよ、私は・・・。
既存外壁をいじらずに、外張りで断熱をするようなリフォーム(リノベ)工事で活躍しそうです。
※発売元:信越ビーアイビー
今更かもしれませんが、高性能グラスウールの梱包状態をお見せします。
この赤いバンドをカッターで切り、ビニールをカッターでサッと切るとみるみる膨らみます。
そして速やかに防水透湿シート(タイベック)を貼ります。
これでもう雨が降っても大丈夫。
早すぎるぅ~。
6名の断熱職人で見る見るうちに1日でKMブラケット取付&付加断熱+タイベックが全周終了。
これ、大工さんにやってもらったら2週間くらいかかると思います。
つづけざまに室内の充填断熱材も。
断熱材がない壁はアンコがないパンとおなじ。
グラスウールのような繊維系断熱材は外の風や室内の換気風にさらされないことが肝要。両面がボードやシートでくるまれるようにするのが王道であります。
2階の様子。
天井の断熱材を先にやらず、外壁の断熱材+防湿シートを先に施工しておいて、つぎに天井の下地を組むのも基本といえば基本です。