冷酒が好きですが、プールの水はぬるめが好きです。
学生さんたちは夏休みに入りました。
あちこちでお祭りが行われています。
コロナ明けとあってこんな灼熱の日々でも、世の中に笑顔が戻ってきたなぁと嬉しく思います。
プールへはずいぶん長いこと行っていませんが、小学生の夏休みは毎日学校のプールにいっていたっけ。
40年前の少年は”ぬるめ”が好きでしたので、基本的には午後小学校に向かいます。
徒歩で1時間近く、近所の友人と、あるいは一人で。
帰りは夕立ちの雨でずぶ濡れになったり、小川でカニをとったり。
ブルーの水泳用具袋を片手に、午後のプールは大好きでした。
帰宅してのあのなんともいえない体のけだるさも好きで、あれを「泥のような眠り」というんでしょうね。
気持ちよかったなー、プール帰宅後の夕寝。
最近は学校プールはさほど行われていないのか?
あまり小学生が出歩いていないようにも映りますが、
まあ、こうも暑いとプール登校も危険を伴うのでいかがなものかとも思うのですが、
あの泥のような快眠を果たして現代の少年たちは味わっているのか。
それにしてもこの40年の間で、信州の夏の平均気温は体感的に5℃程度上がったのではあるまいか。
気温があがれば、必然的に(相対)湿度も高まるわけで、
「信州にエアコンは不要」説は、もはや、昔はオレも悪だった的自虐的自慢話と化し、
プール帰りの少年たちは冷房の効いた自宅にておとなしく勉強したりしてしまっているのではあるまいか。
子供達が夏休みの日中、外で遊べない風にしてしまったのはいったい誰か―。
大学を千葉県津田沼市あるいは船橋市で過ごした青年は、あの暑さと湿度に嫌気がさして信州へ戻ったはいいが、
家づくりという職業を通して気温上昇を伴う地球温暖化を抑止したり、省エネに貢献できているのか。
反省半分、自信半分。
以前の信州は、気温30℃を超えたらニュースとなっていた。
外で作業しててもこんなに汗をかかなかった(ように体が記憶している)。
実家にはエアコンなんてなかった。
赤いスターレット(自家用車)にもエアコンついてなかった。
野球のスパイクも黒だったし、金属バットも素手で持てた。
先日仕事をややサボって、高校野球長野県大会の決勝をスマートフォンで見てたんだけど、
解説席の気温が35℃だってアナウンサー言ってたから、おそらくグランド中は50℃を超えているのではあるまいか。
上田西校、優勝おめでとう。
大応援団と共に、高速道路をバスを使い、更なる灼熱の甲子園に向かうことになるんだと思いますが、
もはや時代がこうなっちゃってるんで、
屋根のあるドーム球場で、空調の効いた東京ドームとか、北海道エスコンフィールドなんかで高校野球全国大会を開催せざるを得ない時代が近いのではあるまいか。
そういうことになると、「夏の甲子園」という固有名詞化した言葉もなんか考えなきゃいけないし、少年たちの野球離れも心配。
さらに連想すると、日本の文化の一つともいえる高校野球が下火ともなれば、WBCで優勝することもなく、大谷君のようなスーパースポーツヒーローの誕生も確率的に低くなるのではあるまいか。
やはり気候変動というのはおそろしいものだ、ということに相成る。
もはや車中でも事務所でも自宅でも、現場でさえもエアコンいらずで扇風機でなんとか、
なんて時代は果てしなくあっちへ行ってしまった。
その製造生産エネルギーをどうやって減らすか、運用するエネルギーをどう産み出すかが問われて久しい。
昭和のあのころのように、戻るにはどうすべきか。もう戻れないのか?
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