12/10,11完成見学会@須坂市
2016.12.09
今日発刊の、信毎不動産情報掲載、 リボーンで設計、坂田木材株式会社施工 切り妻屋根の薪ストーブがある住宅の完成見学会が週末開催されます。 1年がかりの大事業。私はちょうど去年の今頃、初めてお目にかかりました^^ 2階建ての若夫婦棟と、平屋の親世帯棟がさっぱりとした感じでつながっています。 東西になが~い敷地をいっぱいに活かした設計になっています。 玄関は2か所あり、各世帯で独立した生活ができる形式を採用。 南面に大きな開口部を設け、冬季の日射取得を意図しています。 設計の最終版で盛り込まれた外壁の腰壁。 蔵の街すざか、の景観に配慮した外観でまとめました。 切り妻屋根+下屋、という日本家屋の王道ともいえるスタイルで、縁側デッキも各世帯に。 瓦屋根で、横に長い、しかも階の異なる建物なので、耐震性は偏心率が重要です。 偏心率とは最近情報番組なんかでも取り上げられているようですが、耐力壁の配置バランスが大事。 構造計算の一部ですが、耐震上最も大事な指標となります。 吹抜け+中央配置マキストーブ。 マキスト1台で全館暖房を狙っています。 坂田木材さんの家づくりはやっぱり無垢の木を多用しています。 大手ハウスメーカーでは無垢の木はほとんどアラワシになりませんが、 そこいらじゅうに木があって、樹種もいろいろ。 ユニットバスもハーフ型といって、膝丈まではユニットバスですが、天井と壁は自由に採用できる。 「そこはやっぱひのきでしょ~」、ということで あの贅沢な香りを楽しみながらお風呂に入れるという、超うらやますぃ~仕様となっています。 外皮断熱性能はUa値=0.45 Q値=1.46 第3種セントラル換気、暖房はマキストーブ(子世帯)、PSパネルヒーター(親世帯)、 サッシはYKKAP APW330、断熱材はセルローズファイバー 上棟からちょうど半年。 職人が丹精込めて手作りした家をぜひご覧いただきたいと思います。 坂田木材ホームページ 半年はアッという間だなぁ~、とホント実感します^^ 2016.12.9 Reborn-Studio一級建築士事務所 一級建築士 塩原 真貴