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アパートの床にGロックフローリングを貼ってみる

2012.02.02

築ウン十年経つアパートの「床を張り替えたい」、というご相談をいただきました。

 

洗面脱衣所やキッチンなど水廻りはかなり表面の状態が悪い。市松模様の床は、合板が基材で、表面に印刷シートが張られたもの。昔はこれよくあったよね~。 計画では、ここにやはり合板基材 ↓ のような一般的なカラーフロアを張ろうというものでした。

これはこれでいいのですが、ホントは無垢のフローリングがいいんだよな~、でもアパートに無垢はもったいない?!だって高いしね・・・。予算もないし、また数年後に張り替えなきゃお客さん入ってくんないし・・・。 そんなこんなで、思い切ってGロックフローリングを提案、採用となりました。 飯田市のナガイ社が販売しています。(Gロックフローリング・ホームページ) 最近よくこのフローリングを張っていますが、特徴として言えるのが ①傷がつきにくい。表面はかなり固い。貼り替えが容易。ボンドなど接着剤的なものは使用せず、言ってみれば置いてあるだけ。でもパカパカしません。 ③水や汚れに強い。いわゆる目地がなく、中性洗剤など使ってグイグイお掃除してよい。 ④オーク(なら)のワイルドな木目が本物そっくり。室内が木調のイケてる空間に早変わりです。 ⑤施工が早い。釘止めもしないので、工事中の直下の部屋の方などに対する騒音は最小限。 ⑥厚みが約4mmと薄いので、段差の処理が問題になるリフォームに向いている。 ⑦そして何より安い!材料+大工手間費で¥4.000/㎡程度です。 私の経験値だと、一般的なカラーフローリングの場合、¥6000/㎡前後(材¥3000+手間¥3000)、 無垢のフローリング(カバ桜)、¥8000/㎡(材¥4000+手間¥4000)、 無垢のフローリング(オーク)、¥10000/㎡~(材¥6000+手間¥4000)といったところでしょうか。 ちなみにクロスの床バージョンであるクッションフロアは¥2000/㎡(材¥1000+手間¥1000)程度です。

  新築住宅ではもちろん無垢のフロアをおすすめしますが、水廻り(キッチン、洗面脱衣室、トイレ)にクッションフロアや塩ビシート、コルクフローリングを貼ってきたこともあります。そんな場合の選択肢の一つになりそうです。 床だけでなく、リビングのアクセント壁に使ったり、玄関のたたき(タイルの代わりに)に使用してみたりはどうだろうか?と思案中です。    

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