タイベックについて
2016.03.02
もう春ですね!と思ってもいいそんな暖かい1日でした。 明日からはもっと気温も上がってくるらしいので、気持ちよく仕事が出来そうです☆ こんばんは、大久保です。 今日は「タイベック」と言う防水・気密シートについて。 なぜタイベックについて書こうと思ったかと言うと、ワケあって携帯の写真を見直していたらこんなのが出てきました。 原稿入れみたいなランチバックなのですが、生地がタイベックでできています。 タイベックとはデュポン社が独自開発した、ポリエチレン製の不織布です。超軽量で通気性・防水性があり強度があります。本当にちょっとやそっと引っ張っても破けません。 住宅の場合は外壁の通気層に使用します。この白い紙がタイベック。タイベックの上から厚さ18mmの材木を等間隔で打ち、外装材で仕上げると、18mmの通気層ができます。これを通気層工法と言います。 通気があるのに防水できるって言うのは正直不思議ですよね? ですが、このタイベックを使った通気層工法が広まってから住宅事故で最も多い漏水の数は減ったと言われているそうです。また湿気も排除してくれるので結露防止にもなります。 床下調査隊の必需品であるこのスーツもタイベックです。その名も「タイベックスーツ」。 床下には現場で使っていた釘とか小石とか転がっていますがびりびり破れて戻ってきたことはないですね。幸いにも水漏れには直面していないのでびしょびしょになるかは実験できていませんが、機会があったら報告させていただきます。 防水が本当に出来ているの?どんだけやっても破けないの?と思う方は、是非ランチパックで試してみてください。笑 おおくぼ