松本市M様邸新築工事~大屋根・床断熱~
2016.02.05
昨日は、長野建築士会が主催する「省エネセミナー」に行ってきました。 新住協の代表理事 鎌田先生と、西方設計の西方先生の講義だったのですが 私レベルでも聞ける易しい講義から始まりましたが、だんだんと内容が濃~~~くなってきて自分の勉強不足を痛感しました。 1番驚いたのは、「スウェーデンの壁断熱は400mmある」ですね。本当かい!?と思いましたが、まだまだ知らない世界があるんだな~と。 こんばんは、大久保です。 本日は、松本のM様邸へ。 昨日床断熱工事が終了して、大工さんが床合板を張っていました。 こちらは私より年下の大工さん。もちろんこの業界の先輩です。大工不足と世間では騒がれていますが、仕事ぶりを見ているととても頼もしいです!質問にも丁寧に答えてくれますしね。歳を重ねて棟梁になった姿を見てみたいものです。 屋根を登ると、板金屋さんが10m以上あるガルバリウム鋼板の施工中です。2寸勾配の屋根なので立平葺きという施工方法になります。 なぜ2寸勾配だと縦長になるかと言うと、勾配が緩いため横に屋根を葺くと水が下に流れていかず雨漏れの原因となるからです。 こんな長い板金同士をどうやってジョイントさせるのかと思っていたら、便利な道具があるんですね。 親方が遠くに行ってしまったのでわかりづらくなってしまいましたが、この道具を使うと、接合部をカシめる(固く留める)ことが出来ます。 この写真の手間に断面が写っていますが2枚の鋼板が逆L字に接合しているのが分かると思います。 他の職人さんたちも見ていると、いろいろな道具を持っています。意外とレアな工具もあったりするので、また出会いがあればご紹介したいと思います。 おおくぼ