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薪は乾燥してなきゃ燃えません

2012.01.12

先日、10数年前に建てた方の家でゆっくりさせてもらう機会がありました。薪ストーブで暖をとっており、2人でゆれる炎を見ながらまったりとした時間を過ごしていました。

火があれば、暗い室内になります。必然。

    いいですね~薪ストーブサイコー!   薪ストーブは単に暖房器具・調理器具・インテリアといった用途だけでなく、伐採や薪割りなどを通じ自然界とのつながりを確認する行為である、家族との会話・協力・連携など、薪ストーブがあることによる目に見えないメリットは膨大である、という考えには共感できました。 薪は自分の所有する山で、息子と協力して自ら間伐し、時に猿とにらみ合いっこをしながら、時に大声を出しながら・・・。ナラなどの広葉樹以外にも、杉やヒノキなどの針葉樹をよく乾燥させ、薪に使っているとのこと。私は「針葉樹は薪にならない」と思っていましたが、「よく乾燥されたものであれば十分暖をとれるし、それになんといっても簡単に誰でも手に入る。間伐材が伐採されたまま山に残され、山から出てきていない。これを使わない手はない。」 そう言って 「塩原君、水の入った紙コップは燃える?燃えない?」 「え? も・・・・・・・・も・え・な・い?えっ?うそ?」 「そんじゃ実験しよ!乾燥してない薪は燃えないことがよくわかるよ。」   以下がその実験の様子です。   という字は「立っている木を斧(おの)で切って割って、草(稲わらか?)で雨露に濡れないようにしておいたもの」という意味なのでしょう。 みなさん、針葉樹も十分薪になりますよ!ちゃんと薪が乾いてれば!新しい発想です!コメント待ってます。日本のエネルギー事情がひっくり返るかも!! しおはら住宅デザイン設計では、今後”薪”を生活エネルギーに積極的に導入した住宅を提案。それに伴い、薪を保管しておくラックや薪小屋を開発・販売してまいります。きっと、薪乾燥保管のスタンダードになることでしょう。  

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