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【暮らしのことば】心地よさと省エネルギーは両立できる。 太陽の恵みを活かす、おおらかな吹き抜けの家

2024.03.19|Q1.0住宅|住まいの性能
西澤友里恵

暮らしのことばに新しい記事がアップされました。

前編と後編に分かれ超大作です。

 

心地よさと省エネルギーは両立できる。 太陽の恵みを活かす、おおらかな吹き抜けの家《前編》 

 

心地よさと省エネルギーは両立できる。 太陽の恵みを活かす、おおらかな吹き抜けの家《後編》

 

取材にお邪魔したのは、去年の夏でした。猛暑日でしたが、もちろんお家の中は快適空間♪リビングに広がる大きな吹抜けは、いつ見ても”おぉぉ”と思わせてくれる開放感です。

 

広いデッキテラスをすっぽりと軒で覆うことで、日差しが強い日や雨の日も過ごせる中間領域に

広いデッキテラスをすっぽりと軒で覆うことで、日差しが強い日や雨の日も過ごせる中間領域に

住宅メーカーにいくと、どうしても間取りやデザインに目がいきがちですが、Y様ご夫婦は、早い段階から、住まいづくりの記もは「目に見えない場所」にあることに気づいていました。

ご夫妻は、建物の断熱性と気密性を高め、環境に優しい省エネルギーの暮らしを目指し、耐震等級は最高レベルの「等級3」を条件としました。

断熱材の種類や施工方法はメーカーによって異なり、性能の高い断熱材を選んでも、施工者の技術が低いと価値を発揮できません。メーカーの断熱に対する方針や技術を見極めるために、ご自身で断熱や気密について勉強をしてきたそうです。

そして、新住協に行き着き、長野市にあるRebornを候補にあげてくださいました。

 

「少ないエネルギーで快適な室内環境を作ることが今の時代のスタンダードだ」

と考えたYさんは、太陽の力を最大限活かす設備を厳選しました。

電力消費をまかなう5.5kWの太陽光発電パネルと、温水を作る太陽集熱器「LATENTO(ラテント)」を導入しています。

 

奥様はこう話します。

「ランニングコストや使うエネルギー資源まで考えて、家を作らなければいけない時代ですよね。建ててから気づいても遅いから、これから家を建てる人には断熱性・気密性や太陽熱活用の重要性に気づいてほしい。自分の家一軒が省エネルギーを頑張っても、環境全体を見れば焼け石に水だとは思うんですよ。でも、やらないよりはやるべきだと思うから」

 

断熱性や耐震性、自然エネルギーの重要性を勉強して理解するだけでなく、それを実現していくことこそが、持続可能な住まいになっていきます。

新築と同時に、住宅ではまだ珍しい「V2H」を導入しました。

まだ目にすることが少ないV2Hシステムの様子も書かれていますので、興味のある方はぜひ本編で。

断熱等級7にほぼ等しい断熱性能と自然エネルギーを活かす設備で、環境に配慮したやさしい暮らしが実現しています。

これからの住まいが、「こうあってほしい」と思います。

 

家づくりをはじめようとしている方、住宅メーカーや工務店選びに悩まれている方、早い段階でこの記事と出会ってほしいと思います。必ず参考になります。

心地よさと省エネルギーは両立できる。 太陽の恵みを活かす、おおらかな吹き抜けの家《前編》 

心地よさと省エネルギーは両立できる。 太陽の恵みを活かす、おおらかな吹き抜けの家《後編》

 

Yさんご家族、取材のご協力ありがとうございました。

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