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熱中症を救うのは断熱材かもしれない

2013.08.18

異常気象と呼ぶにはあまりに長い灼熱の夏。涼しい信州といえど、これほど気温が高ければ、子供たちも外で遊べません。 夏休みも後半を迎えていますが、向かう先は映画館やカラオケボックス、デパートで買い物や屋内のテーマパークなどで、我が家の娘たちも日々を過ごしています。 「僕たちがつくろうとしている世の中はこんなんじゃない!」そんなことを心の中で叫んでみても、耐えられないものは耐えられない。エアコンを効かせた事務所でひとり、深夜にこのブログを書いています。 だいぶ工事が進んだ長野市Iさま邸新築工事。連日の猛暑日にもかかわらず、各職人さんらは本当に粘り強く手を動かしてくれています。 洋風の瓦屋根工事。本当に屋根の上は暑いです。 朝早い時間帯でどれだけ作業効率を上げられるかが勝負です。 屋根職人さんには逃げる日陰も皆無です。       数日後には無事屋根が葺きあがりました。 6寸勾配の単純な切妻です。 白いシートでくるまれたそれは、薪ストーブ用の煙突です。今回は難燃処理された板(米杉でウィルウォールという商品)を貼ります。 瓦の温度は約60℃。この蓄熱された温度は、陽が落ちた夜間も熱を放出し続けます。 屋根や天井できちんと断熱されていなければ、地獄の熱帯夜を毎晩迎えることになります。     早々に屋根断熱工事を。 室内での作業は、これでずいぶん楽になります。 それと、室内の大型扇風機。¥5000程度でホームセンターなどで売ってますが、もうこれは現場の必需品かもしれません。     これが本日8/18の様子。外壁が黒いのですが、これはノダ社のラスカットMという商品です。 外壁の最終仕上げはこれからですが、左官屋さんによる塗り壁になります。 ラスカットは左官の下地用ボードであり、耐力壁という地震時に踏ん張る力がある壁になっています。   今日は日曜日でしたが、お施主さんの奥様に塗装をお手伝いいただきました。 今回も積極的にお施主さんに工事に関わってもらっています。 単純にコストを抑える意味もありますが、いえづくりを担う職人さんらが、どういう状況で普段作業を行っているか、体感してもらえる貴重な機会だと思っています。     お家の中も、石膏ボードが貼られ、だいぶイメージが出来上がってきました。 大きな吹き抜けを持つリビングです。 玄関とを区切るドアがありません。 このお宅は、全部で4本のドア(または引き戸)しかありません。   断熱性能のいい家で、薪ストーブを主暖房にコンパクトに住まう。 「広い面積で部屋数がたくさんの間取りが素晴らしい」の時代は終焉を迎えなくてはなりません。 ぼくたち大人は、現状をどうこうすることはできませんが、20年後、30年後、 どういう世の中であってほしいか、理念のようなものを共有すべきなのではないでしょうか。 原発再稼働の件でも世論が真っ二つに割れてしまっている現状も、共有できていない証拠ですね。  

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