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調理~IHをLPGにしませんか?

2012.06.21

夏至ですね~。この文章を書き始めた19:00頃も、まだ外は夜とは言えない明るさを帯びています。そんな蒸し暑い1日でしたが、本日取引先の一つであるエナジー内山(長野市のガス屋さん)の内山社長と打ち合わせをする機会がありました。 SBCラジオをお聞きの方にはお馴染みかもしれません。「エナジィ!えなじぃ!!エナジイー!!!うちやぁまっ!」というラジオCMは耳によく残ります。知ってました?あの外人風の声の主は、ずくだせえぶりでぃの坂ちゃんの声なんですって!!まじぃ~、って思ったのは私だけでしょうか?   内山社長とは10年以上のお付き合いですが、打ち合わせから脱線して話は節電や脱原発のことなどに話が及びました。最近のおおい原発再稼働の動きのセツナサや、長野市に一番近い新潟の柏崎原発も再稼働になったらどうするか?避難生活や大地震時のガスの有用性などで盛り上がったのですが、そんななかで調理に用いる機器で、現在IHヒーターを用いている世帯がすべてガスコンロに換えると、どれほどの節電になるのか考えてみました。するとショッキングな結果が。 具体的な計算式は省略しますが、わが長野市にもっとも近い東京電力柏崎刈羽原発のただの1基の約3か月(24時間)運転しただけの発電量でしかないのです!!(もちろん電力の送電ロスも見込んでいます) 内山さんと共に、かなりインパクトのある数字を期待して計算したのですが、日本中のIHクッキングヒーターユーザーの気持ちを揺さぶる結果にはなりませんでした。だからと言って今のままでいいとは決して思いませんが。   ただ、原発の発電する能力はすごい、という感覚は持たざるを得ません。悔しいけど・・・。しかしだからと言って原発の再稼働が続々と・・・は絶対NO!!再生可能エネルギーの普及は急ピッチで進め、一般家庭での消費電力を大幅に減らさないと!一般家庭の消費電力は日本の総消費電力量の80%を占めているのです。現在、原発再稼働が世論を2分している日本は、電力に頼り切らないよう、ガスや薪など、エネルギーの分散化は皆が、当面やらなくてはならないことだと思います。省エネ機器や太陽光発電をはじめとする効率を追い求めた住宅づくりはハウスメーカーや家電メーカー主導で当然進んでいくものと思いますが、ガスや薪など歴史的に後ろ側にあるものへとUターンして戻っていく動きをする家庭もあっていいと思います。その方が家庭内消費電力をずいぶん減らせる手法だと感じています。 原発再稼働反対というからには、消費電力を減らすナミナミナラヌ努力が伴わなければ、口にはなかなか出せませんぞ。それだけ原発に頼り切った世になっちゃってた、ということですね・・・。   と、そんなことを感じつつ、エナジー内山社長と共に、やっぱり電気が減るようにお互いに協力していきましょ!ということで、この夏、 「IHヒーターからガスコンロへコンバートし、原発反対を堂々と叫ぼう!」という企画を立ち上げます!具体的には、また熟考の上、後日お知らせしますが、今お使いのIHヒーターを買い取る、とか、コンロをコンロメーカーさんより格安、いや、突抜け価格で提供していただく、とか、ガス配管工事費をサービスしちゃう、とか、もうそれはそれは思い切ったことをしようと考えています!IHクッキングヒーターをお使いのみなさん、「買ったばっかりだし」、とか、「掃除しやすい」とか、「今さら」とか・・・・、もうそんな胸の内は分ってます!でもそこを何とかせねばならぬのです! ※”堂々叫ぶシリーズ”は今後もさまざまな住宅関連分野で企画提案していこうと思います。乞うご期待。  

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