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「暖房」を最初に考えるべきではないか

2016.10.25

多くの場所で今秋、最低の気温だったのではないでしょうか? リボーンの事務所もついにエアコンからファンヒーターへ暖房手段を変えました。 エアコンもファンヒーターも、温風暖房。 かねてより輻射式暖房推奨派の私としては、この足元にスース―流れる風にどうも耐えられず、仕方がないので椅子にアグラをかいて座ります。 しかし10分くらいで今度は腰が痛くなり、やっぱりふつうの座位に戻るわけですが、やっぱり足元スース―で寒い。結局一日中そんな動作を繰り返しています。   いよいよ本格的な暖房シーズンです。 灯油、電気、ガス、薪、ペレットなどが暖房の熱源になるわけですが、今年も灯油の単価がいまのところ安定しているようですね。 ガスも電気もじわじわ値上がり傾向です。やがて灯油もじわじわ値上がりしてゆくと私はみています。 よく、どのエネルギーが一番いいのか? という質問をいただくのですが、ガス、電気、灯油は、そのほとんどが外国からの輸入品で賄っているわけですから、単価は安定することは決してなく、私たちは一喜一憂すべきではないし、どのエネルギーも仕入れ金額に応じて単価調整しているわけですから優劣はつけがたく、LPガスが高いというのも迷信。アパートはボイラーの修繕費や交換費用を見込んで単価設定されてる場合もありますからね、なんて話が飛び交います。   灯油であればリットル、電気であればkwh(キロワットアワー)、ガスであれば㎥、薪は束またはkg(むむむ?)、ペレットであればkgになるでしょうか。 それぞれの熱源の使用量を示す単位もさまざま・・・。もう一般の人にはちんぷんかんぷんだと思います。   つまるところ、できるだけエネルギーを使わないようにするのがよいわけですが、 そうはいっても暗くなったら寝る生活なんかできるわけもなく、テレビを見ない、冷蔵庫もない、なんてのも無理中のムリ。 照明や家電はそうそうエネルギーを減らすことができそうにないので、一番のポイントは暖房と給湯になる、というわけです。   そうしたことで、家づくりのプラン検討の初期段階で、 「暖房や給湯の設備をどうするか?熱源はなににするか?」 という問題について考えておくことは非常に大事だと思います。   リボーンで設計を行う場合、打ち合わせ項目を羅列した一覧表がありますが、その1ページ目は、「キッチンのコンロはガス?or IH?」 というのがトップにあります。 そのあとには暖房設備・その熱源、給湯設備・その熱源、と続き、間取りの検討よりも、どんな暖房方式をとるか先に考えていただいています。   これは意外と他社ではないようで、「いきなりそこからですか?」、という顔で皆さん拍子抜けし、「なんだこの設計士は?」、と警戒されているようです(笑)   私としては合理性があってそうしているのですが、ここ信州は暖房期間が半年以上と非常に長く、また仮にマキストーブを主暖房とするのであれば、その設置位置や煙突経路、屋根形状、ひいては薪保管場所や搬入経路まで、ありとあらゆるプラン計画に関わってきます。   日本の家づくりは、まず最初に間取り&床や外壁などの仕上げ素材を決め、その次くらいにキッチンやバス、洗面トイレといった水廻り設備機器を決定。 次に窓やドアをカタログやサンプルから選び、残った予算で冷暖房を考える、という手法をとってきてしまったように思います。 床材や玄関などにものすごくお金をかけて華美に見えてはいても、実は断熱は薄く、構造も建築基準法ギリギリ。 暖房も無計画で、開放式ファンヒーターをガンガン焚いているようなお宅がたくさん存在しています。   3.11以降、日本の家づくりの方針はおおきく変わりました。 エネルギーは非常に不安定なもので、いつ寸断するかも分からない、危ういものだということ。 電気やガス、灯油がどのような経路や仕組みのもとで私たち消費者に届けられているのかという実態を知り、 一軒一軒の地道な省エネが、地球温暖化防止ともずいぶん関りがあるということが明らかになってきています。   また立て続けに起きている大きな地震。いつどこで起きてもおかしくないという緊張状態が続いているわけですから、 基準通りに考えるのではなく、出来得る限り、耐震性は高めておくべきだと思います。  

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