今しか見れないものたち
2015.09.07
新築工事が進んでいます上田市M様邸。 今日は、お家が完成したら(と言うか、もうそろそろ・・・)二度と見れないものをご紹介。 まずは耐力面材と呼ばれる、筋交いの代りとなっている地震から家を守る面材です。この上に断熱材、左官が仕上がります。断熱工事が完了するあと2週間ぐらいで見えなくなります。 アスファルトルーフィング。雨漏りを防ぐため屋根材の下地です。すぐ屋根材が吹かれるので見れる人は現場の人しかいないかもですね。 軒天。このお家は表しではないので、ケイカル板(珪酸カルシウム版)が張られます。このタイミングでしかみることが出来ないので、どういう風に作られているかじっくり見ています。 鋼製束。これは床下に潜れば見ることができます。大引きの下に設置し床のたわみを防ぐための束です。私はこの角度で見ることのほうが珍しいぐらいです(笑) まだまだ他にもたくさん「今しか」見ることが出来ないものがあります。ですが、ひとつひとつが家造りには欠かせないもので、丁寧に施工されています。見えないところをどれだけ丁寧に工事を行うか・・・見栄えだけではなく中身もしっかりした家造りが大切です。 構造見学会などでは、今日挙げたものや内部がどういう風に工事されているかに注目すると楽しいのでは☆ おおくぼ