ブログ | 株式会社Reborn(リボーン)

県・住宅省エネ診断

DSCF7450ここ1週間で4軒のお宅の床下に潜りました^^

はい、もちろん自撮りです(笑)

専用の着衣(タイベックスーツ)はワークマンやプロ向けのホームセンターで売っていますが、当然使い捨て。

マスク、軍手、懐中電灯、ヘッドライト、ニーパット、カメラ、頭巾、上履き・・・

床下にはその家の情報が豊富に存在しています。

体形の問題で通行止めになってしまうこともままあるわけですが、おっかしいなー、

以前はくぐれたであろうハードルもくぐれなくなっています(泣)

 

DSCF7447床下って決してきれいではありません。

虫の死骸やほこり、湿っていたりカビていたり、決して楽な点検作業ではありませんが、とても勉強になります。

ナルホド、と感心することもたまにはあるのですが、残念ながら「うわー、こりゃ寒いわけだ」と思うことしばしばです。

床下点検口がない家も多く、あるいは住人の方がその場所を知らない。

つまり数十年間誰も入ったことがない空間に今この私が入るわけで、多少なりとも緊張します。

私は生まれ持った性質で、緊張するとなぜか”モヨオシ”が襲来します。

しかも大(笑)すみません。でもこのスーツを着ている以上どうしようもありません。

DSCF7469きゅっと気(?)を引き締めてとにかく前進するしかないのです。

たいていの場合はケロッと襲来物は戻ってゆくのですが、お腹を地面につけた状態がつづくので、もともとお腹が弱い私は、とてつもなくモヨオス場合もあるのです。

そんな時、じっと一点を見つめていてはいけません。

とにかく匍匐前進を休まずに行うこと。それが逆襲の一手です。

と、かなりマニアックな対処法を今、伝授しました。

同業他社の方はぜひ参考にしてください(笑)

 

DSCF7284実はこんなにも頻繁に潜っているのは訳がありまして、

長野県では、おそらく全国に先駆けではないかと思うのですが、

建築物の省エネ性能簡易診断(無料)」を行うことになりました。

”既存住宅のエネルギー需要がなかなか減らない”という現状が背景としてありまして、

主としてリフォームや中古物件売買時に行うことが推奨されているインスペクション(現況調査)を行う際に、ついでに省エネ性能についても検分して、

省エネ改修(断熱改修)につなげたいという意図があります。

 

DSCF7441床、壁、天井の断熱材にどういうものが、どのくらいの厚さで、あるのか無いのか?

窓や玄関ドア(引き戸)にはどの程度の断熱力があるものが使われているのか?

 

そういった情報を入力すると、簡易的ではありますが、そのお宅の省エネ性能を可視化することができ、

住まい手の状況把握に役立ててもらい、省エネ改修のきっけけにしてほしい。

調査者が現状を伝え、弱点となっている部位の改修を促し、改修方法や手順の提案、概算費用を伝える、

そんなことに挑戦しようとしています。

 

無題現段階では、診断ツールであるプログラムが出来つつあり、

省エネアドバイザーなる資格のための講習や登録受付が行われているのです。

実は3/22までは試験運用を実施していて、長野県内に数名の先発隊を送り込み、診断方法や作業手順の見直しなどの運用方法の試行を行っています。

 

この制度って、かなり画期的なことだと感じています。

ひょっとすると、いずれ省エネ改修(断熱改修)に対しても、耐震補強と同様に、市町村から補助金制度なんていう流れが起こるかもしれません。

それにしてもつくづく思うのは、皆さんとても寒い家に暮らしているということ。

上から目線的になってしまって申し訳ないのですが、近年は室内の温熱環境の格差がものすごいですね。

とても暖かい家に暮らしかつエネルギー需要が少ない家に暮らしている方と、寒くてエネルギーを垂れ流しに近い状態でガンガン消費している方と。

室内温熱環境は健康状態にも直結しているということが、ほぼ医学的にも立証されようとしていますので、長野県もいつか真の長寿命県(健康寿命)になるのかもしれません。

 

もともとRebornはこうした状況をどうにかしたいと思って立ち上げた会社です。社名にその精神が宿っています。

私も設計事務所として独立開業して8年が経ちました。そろそろ本気で世の中変えたいと考えています。

2019.3.23 Reborn塩原

建築物の省

エネ性能簡易診断

築物の省エネ性能簡易

見学会会場の現在

IMG_0723「イチロー引退」

同い歳なのでなおさらですが、思うこと、感じるものがとても大きいです。

ありがとう、おつかれさま

という言葉ではとても終われない、万感の思いです。

 

今月末に開催される松本市の現場が9回の表です。

外壁の西洋しっくい左官が仕上がりました。足場撤去を待ちます。

 

IMG_0698

内装はしっくいローラー塗装、DIY。

2階床はあづみの赤松巾広(無垢)。こちらも建築主KさんのDIY床塗装が始まっています。

ここから1週間、あっという間に仕上がりますのでご来場する皆さん、お楽しみに^^

2日間のご予約がすでに埋まってしまいました。

説明不要、見るだけで、という方は受付中です。

2019.3.22 Reborn塩原

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ドーマキを減らすか

IMG_0618-1先の日曜日、群馬県桐生市・U様宅に行って来ました!

お隣県とはいえ、実際にはめったに行かないグンマケン。

かつて群馬サファリパークは家族で行きましたし、昔は冬のゴルフによく来たものです。

え?なに?

あんたゴルフやるのかい?、って?

ええ、10年くらい前は月一くらいで行ってたものですよ。スコア90どまりでしたがね(*´з`)

 

IMG_0604どうですこのお宅、カッコイイじゃあ~りませんか!

あ、いえ、私が設計や施工したわけではありません。

Rebornが昨年まで製造販売していた薪小屋キット=グリーンラックのヘビーユーザーさんのお宅なのです!

6寸勾配の大屋根スタイル。色使いは徹底してブラック。

先月行われた軽井沢の見学会にお越しくださいましてご対面!そして仲良しこよし。

薪ストーブメンテナンスの小野沢さんと連れ立って、お宅拝見、というわけです^^

 

IMG_0575基本的に奥さんは薪ストーブに火を入れないのだそう。

床暖房とエアコンを併用して主暖房としています。

ご主人がいるとき限定で薪ストーブを使っているそうですが、

薪の消費量もかなりのものらしく、「どうしてこんな風なのか?」

という疑問を抱いていたところ、メイスンリヒーターに興味を持っていただいたんだと思います。

 

IMG_0594深い軒下には焚き付け用のマキBOX(果樹箱)が。

さすがに黒いカゴは売ってないかな。

しっくいの白壁と低い深い軒。まさに古民家の特徴ですね^^

雨樋がないと外観もすっきりします。

 

そしてその先に見えるのは・・・

 

 

IMG_0598-1ありましたありました^^

グリーンラックGR36416Rロング軒・オンデュリン屋根・ジェットブラック色塗装!

なんだろ?娘の嫁ぎ先を訪れるようなこの感覚(笑)

来シーズン用のマキがすでに積み込まれていました。

桐生市は赤城山のふもと。山麓といってもいいかもしれません。

真冬は家が揺れんばかりの強風が吹き下ろすんだそうです。

IMG_0607-1あるわあるわグリーンラック&木っとハレルヤ。

こうなるとすでにリボーンのエクステリア展示場の役割を果たしていますなぁ~

まわりにも何軒か薪ストーブの家がありました。

マキ集めは苦労の連続でしょうが、

「捨てればごみ、割れば燃料」というのがやっぱり魅力です。

”助けてあげて自分も得する”

まさにウィンウィンの関係にあるのです。

 

IMG_0614そうはいっても、割るのも保管しておくのもなかなか大変なことです。

かなりの時間も必要となります。

「火を見て生活するのが好き」に加えて、地域に貢献したりコミュニティーを大切にする思い、

もっと言えば、「なんのために薪ストーブという暖房手法をとっているのか」

という理念みたいなものを持っていないとなかなか続けることが難しいと思います。

堅苦しい言い方になってしまいましたが、「タダで入手できるから」という理由だけで薪ストーブを導入しないほうがいいと思えるのです。

Uさんオリジナル作の矢倉型薪ラック。

こういうのを自ら考えつくる愉しみ、出来た時の喜び・達成感、誰かに見せたいと思う”うひひひひ”の気持ちがあるといいですネ。薪ストーブ向きの性格です。

 

IMG_05863.11震災直後、薪ストーブはとても流行しました。

8年経った今、また3.11以前に戻ったかあるいは減じたように思います。

パワープレーでガンガン薪を焚いて暖をとるのではなく、

せっかく苦労して割った薪が、

きちんと熱となって室内に残ること、

外にできるだけ逃げないこと、

そういうことを考えるとキューワン住宅やメイスンリヒーターを導入することの意味も、みなさん見出してくれるのではないでしょうか。

最近でこそあまり言われることが無くなりましたが、「断熱ヲタク」とか「やりすぎ偽善の設計士」なんて陰口たたかれた時代もありました。

♪そんなぁ~、時代もぉ~、あぁ~ったけどぉー(笑)

最近では同業の人も含め、とてもたくさんの方が共感してくれています。

私の中にも、「キューワン住宅のすごさは、暮らしてみてもらえれば分かる、うひひひひ。」

の気持ちがあるんです!

 

格言:薪は乾燥させてこそ燃料。アツイ断熱は薪ストーブユーザーを救う。

 

以前パラマウント硝子工業さんから取材を申し込まれました。

近くホームページに工務店採用事例で紹介されるそうです。

2019.3.19 Reborn塩原



 

 

富山南砺市・5年点検

IMG_0543-1富山県南砺市のF様宅・5年点検へ。

3年点検以来ですから約2年ぶりです^^

「こんにちは!ご無沙汰しております。

いやぁ~、富山はあったかいですね~♨」

ってご挨拶したら、「えぇ~?今日はちょと寒いわよ」って。

今年はこのあたりも雪が少なかったそうで、すでに春を迎えている様子です。

「庭にいろんな鳥がやってきて、見てるとあっというまに一日が過ぎちゃう」

そう笑顔で話してくれたFさんは御年77歳。喜寿です。

IMG_0525そう5年前、ここには寒すぎる・広すぎる2階建ての鉄骨の家がありました。

Fさんの息子さんの家を金沢市で新築したのがご縁で、

「一人暮らしの母が心配。暖かい家で余生をゆっくり過ごしてもらいたい」

ということで資金援助があったのかないのかは知る由もないのですが(笑)、

とにかくこうして全室20.7℃の快適な室内で裸足(靴下)で暮らしているご様子です。

 

DSC_8757-1延床面積26.7坪の平屋は、一人暮らしでは少し広すぎるか。

勾配天井のLDKと水廻りに加えて寝室6帖+ウォークインクローゼット、

そして客間用和室4.5帖と納戸&シューズクローク4.5帖がコンパクトにまとめられています。

整理整頓、とても丁寧な暮らしぶりです。

質問、「この5年の間の一大事件は?」

「3年前に膝を怪我しちゃったことかな」って、屈託のない笑顔でたくさん話してくれました^^

 

DSC_8836-1愉しみはやっぱりお孫さんの成長なんだそう。

折り紙が得意なんだそうで、リビングの飾り棚にたくさんありました^^

すばらしい!

膝を怪我しちゃってからはなかなか旅行にも行けなくなってしまったんだそうで、

「自堕落極まりない生活」とおっしゃっていましたが、朝はラジオ体操をして、草取りをして、

鳥を眺めながら昼食。陽気が良ければお昼寝。うわぁ~ウラヤマシイ!!

 

 

DSC_8828-1まごちゃんグッズコレクションのなかでも、お気に入りがこれなんだそうです。

年末年始には子供たち、孫たちを一斉にこの家に召集したそうですが、あいにくインフルエンザになった孫ちゃんが!

全員がそろうことはなかったそうですが、ぜひ今年の長~いゴールデンウィークには、一年遅れの喜寿のお祝いをしてあげてくださいね(*^-^*)

 

DSCF7409ちゃんと定期点検してきましたよ^^

白アリ10年保証の延長お手続きは、床下点検が必須です。

Rebornではその前身であるしおはら住宅デザイン設計時代からも、シロアリの防蟻消毒を基本的に行っておりません。

替わりに、Joto(城東テクノ)という会社の製品を使用することで、10年間の保証書を発行しています。

キソパッキン工法によるこの保証は、引き渡し後5年目に床下と建物外周の点検を行い、シロアリの発生有無だけでなく、床下への通気障害物がないかどうか、雨漏りがないかなども点検必須項目です。

次回は保証期限が切れる5年後の10年点検。その際にも同様の点検を実施し、¥30,000支払えば延長手続きが行えます。

 

DSC_8806-1キッチン、洗面、洗濯機、トイレ、浴室などの水廻りの下は要注意。

加えて玄関ドアの脇や玄関框(かまち)は被害の多い部位です。

そのあたりを念入りに調査するわけで。

ところで洗濯機がない脱衣室ってなかなかよいかもしれません。

洗濯機は南側のサンルームに。

タオル掛け兼用の掛けパネルヒーターでこんなのもできますよ。

 

DSC_8749-1富山ではもうツバキの花が咲いていました。

花のある生活って、すてきです^^

家づくりの仕事っていい仕事だな~

F様邸の過去のブログ記事はこちら

 

2019.3.16 Reborn塩原

 

 

軽井沢インスペクション

IMG_0393-1いきなり屋根上からこんにちは^^

春を待つ軽井沢。美しいです♪

築30年・木造住宅インスペクションを行いました。

新築当時は別荘として建てたそうですがすでに定住しており、アルミサッシ+1枚ガラスの窓がたくさんあるためか、「とても寒くて困っている。何とかしたい」というご相談をいただきました。

このあたりはバブル期に開発されたエリアで別荘が多いらしく、オーナーさんも高齢化を迎えており、日中ですらほとんど人気(ひとけ)がありません。

画像を見る限りでは晴れていますが、冷たい浅間山からの吹きおろし風が塩原の耳をつんざきます。

IMG_0391-12階建てのような平屋屋根に並べられたワインレッドの瓦。

一部をガラス瓦にして、室内居間の採光を助けています。

ズレや割れは確認できません。

「固定は問題なしと・・・。」

やっぱり瓦の耐久性というのは侮れません。ピンピンしています。

谷や尾根があると瓦はカットして納めます。そうなると固定があやふやといいましょうか、難しくなるので、大抵はボロが出ています。

しかしこのようにきっぱりあっさりときれいに並べられた瓦(一文字葺きといいます)は、見事に建物を風雨から守り抜いてきており、これからもきっと守り続けてゆくことでしょう。

IMG_0399天窓風、ガラス瓦に接近。

「ああ・・・、やっぱり」

とは思いましたが、ケツロってます。

たしか室内では石油ファンヒーターを焚いてらっしゃいました。

暖かい空気は高いところにのぼってゆくのは必然。

外気温推定2℃の瓦も当然2℃前後に。

それはそうでしょう。

 

IMG_0433-1室内側より。

オーナーさん曰く、「雨が降る窓」だそうで、結露水の落下は日常茶飯事のご様子です。

雨漏り的な結露水を受け入れて、明るさをとるか? 多少暗くとも、ケツロを避けるか?

なお、市販の天窓(たとえばVELUX)を用いたとしても、少なからず結露は発生します。

特に水蒸気を室内に放出する石油ファンヒーターを焚けば避けられません。

天窓をつける際には、換気、暖房方式にも注意が必要です。

DSCF7378-1小屋裏にも潜り、この天窓の裏側も調査しました。

案の定ではありますが、囲いの周辺に断熱材がありません。

ここも必ず断熱すべき部位ではあります。

屋根裏に行って、その温度環境にびっくりしました( ;∀;)

調査前に打合せをした居間の気温は推定10℃。

この屋根裏は20℃くらいあるでしょうか。ものすごく快適です(*^-^*)

 

DSCF7379-1理由は簡単。室内を暖めようとした暖房の熱が、間仕切り壁上部から流れ込み、

太陽も出ていたので屋根面をあたため、瓦に蓄熱され輻射熱として屋根裏空間をあたため・・・。

気流止めがない壁から上がってくるはくるは。

断熱すべき壁にも断熱材が入っておらず、

室内側に張られたビニールクロスはその温度変化で下地である石膏ボードに結露が発生し、接着剤の劣化が進み、クロスがずいぶん剥がれていました。

小屋壁(こやかべ)と言いますが、室内に斜め天井部分が存在する場合、

こうした三角形の断熱すべき壁がでてきます。

経験的に、この時代の大抵の木造住宅の小屋壁には断熱材が入っていません。

暖房が効くはずがありません。

DSCF7377-1小屋裏には暖かく湿った空気が溜まっています。

屋根裏空間の換気が十分にとられていない場合、

冬季北側の野地(のじ=屋根を載せる下地となる板=この家の場合はラワン合板でした)で結露が発生しています。

ここも案の定、逃げ場のない暖かい湿った空気が、雪が乗ったり、北風が吹きつける冷たい屋根の裏側で水滴に変化している様子です。

結露により劣化が進んだベニアは瓦の重みも重なり、おおきくたわんでいました。

釘のサビも気になります。

真冬にここを調査すると、もしかすると冷凍庫のように霜がびっしりついているかもしれません。

 

DSCF7315床下にも問題があります。

湿気の多い軽井沢とはいえ、尋常ではない湿気。地面の土がかなり湿っています。

湿気はカビを発生させ、断熱材であるグラスウールの性能低下を招きます。

土台や柱などの木部を腐らせ、重大な弱点になりえます。

土地柄、どうしようもないのか?

だからこうして高床式にしているのか?

調査する側からすれば、実に調査しやすいのですが・・・。

 

IMG_0348-1床下湿気の原因の一つがこれ。床下換気口。地窓(ぢまど)とも呼ばれますが、大雨の際はここから雨水が流れ込むこともあるでしょう。

なお悪いことに、建物の外よりも床下の地盤面のほうがかなり低いのです。30cm程低いか。

溶岩である軽石を含んだこのあたりの土は、基本的に浅間山の火山灰。水はけが良いのですが、

これだけ悪い条件がそろえば床下の土は濡れています。

床下は当然ながら直射日光が当たりませんから、乾くことは一度もありません。

30年この状態が続くとどうなるか。次からの画像は閲覧注意です。

 

DSCF7333白いカビが至る所に木に付着。

大引(おおびき)と呼ばれる床を支える材木端部が腐り落下。

残念ながら伝えることはできませんが、カビの臭いが充満しています。解決策はいろいろあります。

・防湿シートを床下地面に敷き詰め砂を重ねる

・防湿用にコンクリートを5~6cm程流し込む

・換気を促進すべく、機械的に換気を行う、などが挙げられます。

しかし抜本的には、外部地盤面よりも床下地盤面が高い状態にすること。

それが叶わない場合は、家の周囲に暗渠排水などの排水施設を巡らすことです。

 

DSCF7321 DSCF7317湿気の多い床下はカマドウマが生息しやすいそうで、大勢でこちらをじっと見ています(怖)

通称ベンジョコウロギ。

我々業界人の中には、こやつが大っ嫌いな職人が多く、1匹でも発見しようものなら二度と、絶対にその空間には入らない、という人もいるほどです(笑)断熱工事屋さんのKさんがそうでしたね^^

工事を請ける請けないもこいつがいるかいないか次第、って真顔で。(笑)

かくいう私も新入社員の1年生の時分には、もう夢に出てくるほど怖くて気持ちが悪くて・・・。

なんですかね?この脚が異様に長くて脚力があり、1~2mくらいジャンプしてますね。

最近はかなり慣れましたよ。慣れって怖いですね(笑)

DSCF7348-1アンカーボルトがちゃんと締まってない、というのも怖いものです。

基礎を作った人がボルトの出寸法を間違えたというミス。

そしてこの土台をセットした大工さんがスルーしたというミス。

設計士が監理をしていたはずですが発見できず、現場監督さんもまたしかり。

建築現場はまさにお化け屋敷よりも怖い、

まあ、そういう風に今回のブログはなっちゃうんだけど。

次回のブログは明るい話題だとよいですね。

 

2019.3.14 Reborn塩原

 

目地ナシ左官塗り壁の下地

Exif_JPEG_PICTURE3月11日の朝、松本地方は久しぶりに白い世界になりました。

今月末完成見学会を開催予定の松本市波田・K様邸も10cmほどのベタ雪が。

気温は高めで、あっという間に溶けてゆきます^^

建築主Kさんによる室内しっくい塗装がついに完了!

親方(奥さん)の活躍により、2週間ちょっとですべての部屋を塗り切りました!!

この記録、明らかに日本新記録だと思うのです^^

 

IMG_0250外では外壁左官が始まっています。

毎度おなじみ、長野市・荻原ブラザーズの登場であります。

すでに防水シート→ラス網→コーナー出隅役物取付が行われ、ようやく暖かくなってきましたので、

「そろそろいいかな」と満を持しての下地づくり。

カメラ片手に激写してまいりましたので、今回のブログは動画付きで。



 

IMG_0239Rebornでは外壁に付加断熱が標準仕様で、壁厚は280㎜になります。

窓はその中間に取り付けているので、外壁面より引っ込んだ形で窓が仕上がります。

窓の周りはご覧のようにコーナー定規と呼ばれる、ツブツブ穴空きプラスチック棒をあらかじめ付けておき、

その先端めがけてモルタル+しっくい厚を目標としています。

窓の周りも左官仕上げ、はけっこう手間のかかる作業なんです。

問題は窓の下となります。ここには石や大理石調の樹脂(メラミン)や、ガルバリウム鋼板などいろいろ考えられるわけですが、

今のところはアルミ製の専用部材を取り付けるのがリボーンのスタイル。

 

IMG_0226最終仕上げ外壁面からの出巾は約3cmほど。

雨水が壁を濡らさないよう、汚さないよう、少し大きく出っ張らしています。

かといってあまり出っ張っても見苦しいので、このあたりがちょうどいいのかなと。

こういう商品が日本で作られていないのが残念です。

窓の大きさにもよりますが、部材のみで1窓あたり¥5,000~6,000かかります。

それでも、後でどうにもならない箇所でありますので、奮発しています。

 

IMG_0251外壁左官は非常に手間がかかります。

この分譲地では、どうも外壁左官は初めてのようです。

窯業系サイディング、樹脂サイディングが多く、一条工務店さんはタイルですが、あらかじめユニットパネルに張られた状態で運ばれてきています。みなさんあっという間に追い抜いてゆきました。リボーンの現場はなかなか足場が外れません。足場屋さんも貸し損です(笑)

なんとも古典的ではありますが、左官塗りの手づくり感、質感や表情、いってみればアナログ感がたまらなく私は好きなのです。

工期優先、生産性優先の現代にあって、この外壁仕上げ方法は完全に逆行しているとしか思えません。

しかし日本では平安時代のまだその先から、外壁にはしっくいが塗られてきています。

モルタルもしっくいも元々は石の粉。文字だけとれば化石の壁です。

 



 

いや~、プロの仕事ってのは見ていて気持ちがいいね!^^

見学会会場でその仕上がりをご覧ください(^^)/

2019.3.12 Reborn塩原

 

3/30,31 松本市Q1.0住宅完成見学会のお知らせ

外観2

松本市波田・キューワン住宅の完成見学会を、

お客様のご厚意にて開催させていただく運びとなりました。

平成30年度地域型住宅グリーン化事業・高度省エネ(ゼロエネ)補助事業です。

 

3/30()、31()の2日間

10:00~17:00

外観4今回も予約制とさせていただきます。

ご来場希望の方はメールまたはFAXにてお申込みくださいませ。

追って場所その他詳細をお知らせ申し上げます。

Reborn規格型住宅31坪プラン

Ua=0.29(Q=0.98) Q1.0住宅LEVEL-2(省エネ基準モデルの31%(▲69%ダウン))

オール電化 ヒートポンプ式温水パネルヒーター 太陽光発電パネル6.2kW搭載

エコキュート しっくい外壁 しっくい内装 トリプルシャノン DIM 造作家具

メール:info@reborn-nagano.co.jp

FAX:026(274)5486

 

【予約状況(3/28現在)】

3/30(

10:00~12:00 × (M様)

12:00~13:00 ×(T様)

13:00~14:00 × (S様)

14:00~16:00 × (H様)

16:00~17:00 〇 

3/31(

10:00~11:00 × (K様)

11:00~12:00 × (Y様)

12:00~14:00 × (K様)

14:00~16:00 × (N様)

 

3/30(土)16:00~17:00に空きが出来ました^^

1時間だけですが、よろしければどうぞ( ^)o(^ )

説明不要、見るだけでOK、という方は引き続き受付中です。

地鎮祭@松本市

Exif_JPEG_PICTURE雪ではありません!

自称アメオトコの設計者兼現場カントクの塩原ですが、なんとか降りませんでした( ^)o(^ )

本日めでたく、松本市・キューワン住宅M様邸・新築工事の地鎮祭を執り行いました^^

Mさんとは昨年の夏に初めてお目にかかりました。

新住協の理事でもある会澤さんの名著、

この「家」にしてよかった。

という本を手に取っていただき、その中で事例掲載のあるRebornへお問い合わせいただいたのがきっかけだったそうです。

「いやぁ~、一時はどうなることかと思ってたんですよ」

と笑顔で話してくれたのですが、土地はわりとスッと決まったのですが、業者選定でだいぶ迷走したご様子です。

 

Exif_JPEG_PICTURE「ここまでくるのに本当に長かった」

そう言い添えた奥様は、「土いじりがしたいので」という家づくりの動機を持ってらっしゃいます。

今日の地鎮祭、お二人にとっては本当に待ちわびた瞬間だったのではないでしょうか。

私の方は、おおむねいつものペースで設計のルートをたどってきました。

ヒアリングからファーストプラン&見積提出までは1か月を要しましたが、

多少の改良はあったものの、ほぼそのままこの地に立つことになりそうです。

大きく変わったのは暖房方式。最初はパネルヒーターでしたが、途中メイスンリヒーターへと変わりました。

 

外観D2階ベランダより、遠くに美ヶ原をのぞむことができる、への字型の大屋根スタイル。

南面に大胆に窓を配置しました。低いプロポーションで自分自身かなりお気に入りです^^

1階はしっくい左官、2階はカラマツ無垢板サイディングです。

この大屋根の形状は耐震等級3を出すのに非常に苦労をしました。

断熱性能の方はUa=0.31(Q=1.19)、QPEX計算書の燃費計算では、省エネ基準の約1/3を達成しています(灯油換算312㍑/年)。

 

R0013780-1マキを燃料とした暖房であるメイスンリヒーターだと、どのような温熱環境で、どのくらいのマキの消費量になるのか?

非常に興味深い住宅になりそうで、

もしこの家の暖房が、その心地よさ・燃費のよさ共に好成績を残すようであれば、私自身、今後の家づくりの設計方針が大きく変わることになるのではないかと考えています。

M様、本日は誠におめでとうございます。

お酒は飲めないとのことですが、毎日ご多忙のご様子。今日くらいはゆったりと、気分的に酔いしれていただきたいと思います。これから先、DIY作業がたくさん待っておりますので(笑)

この「家」にしてよかった。

そう言ってもらえるよう、職人一同協力して、全力を尽くします。

2019.3.7 Reborn塩原

 

ありがとう夢丸

IMG_9919「一雨ごとに季節が移ろう」とはよくいったものです。

昨日の雨は春雨か。

例年になく短い冬だったような気がします。

雨はいいですね。ある意味落ち着きます。(花粉もね)

天気予報で雨予報だと、できるだけプラン作成の日にしています。

よくお客さんから「どうやって間取りをつくるのか?」というご質問をいただきます。

そんな時は、「雨の日に、何枚も何枚も」と答えています。

 

IMG_9918当然敷地を観察した上でプランニングするのですが、まず最初は何といっても駐車スペースからではないでしょうか。

次に予算に見合う建物の大きさや配置、玄関の位置なんかを考えますね。

階段の位置ですか?

いつもずいぶん悩みますね。建物の端っこの方にレイアウトすると、2階で廊下がたくさん必要となります。

結局のところ”ひらめき”みたいなものはあまり出てきません。

ほとんどはこれまでに建てた家や、思考済みの組み合わせ。

奇抜さはないですし、スキップフロアもあまり好みません。

 

IMG_0109プランニングは建物のプロポーションと間取りでほぼ決まってしまいますが、

平面図ではなかなか表現されない、内装のイメージが実はけっこう大事なところだと思っています。

特に私はもともとログハウスを作ってきましたので、無垢の木をどう室内に出すか、

みたいなことに魅力を感じてこれまで生きてきました。

ログハウスといえば、私が少年時代~青年時代によく読んでいた、「夢丸」という雑誌。

正確には「夢の丸太小屋に暮らす」といいますが、一冊¥1500くらいだったため、少年時代はなかなか買うことが出来ずによく立ち読みしていましたっけ。

おそらく少年時代にむさぼるように眺めていたその雑誌を見て、「木をあしらった家で暮らしたい」、という願望が今の私、この仕事につながっているはずです。

 

IMG_0111残念ながら、本当に残念なことだと思いますが、夢丸の出版社である地球丸さんが先月倒産に追い込まれたそうです。

当然ながら廃刊でしょう。

過去にも現れていっては消えていったログハウスの雑誌。夢丸は唯一残り続けてきた最後の砦だっただけに、本当に悔やまれます。

バブル期を全盛としてきたログハウス文化みたいなものが、縮小こそしつつも綿々と続いては来ていましたが、

これで消えてしまうのではないだろうか、そんな寂しさを感じました。

話は戻って、内装に木を使うことについて。

木質感をどのくらいの割合で室内に盛り込むか、みたいなことだけでなく、

樹種や仕上げ方による質感の違いや色なんかも愉しんでみたい。

 

IMG_0101これまではクレーム対象として跳ねられてきた松の変色した部分(カビではない)も、これはこれでなかなか良いではないだろうか。節穴や多少の欠け、そんなものも捨てずに使ってゆこうではないか。

経年でもっとオレンジ色に変色したり、何かをぶつけて傷がついたり、

そういうのけっこういいじゃないだろうか。

夢丸魂は、私たちのような木を愛する人間の中に、こうして受け継がれていっている。

中古住宅情報にもこのところログハウスがポツポツ出てきている。しかもなかなか売れない。

そんなログハウスをなんとかリボーンできないだろうか。

 

2019.3.5 Reborn塩原

 

 

千曲市Q1.0住宅・木工事終了

IMG_0064スマートフォンを変えました。

これまではアイフォ~ン5でしたが、いっきに10へ。

いや~、カメラがずいぶん進化しましたね^^

ここ数年急速に老眼が進んでおり、あまりに小さな画面に失笑を買い、また電池が半日持たない状況でした。

いったいどこまで続くのでしょうか、アップル社とのいたちごっこ。

私はこう見えてもけっこうヘビーユーザーで、初代ipad、ipad-ミニ、iphon5を渡り歩いてきました。

まあ、そんなことはどうでもいいのですが。

 

IMG_004230坪定型プランが元となっているM様邸ですが、様々なカスタマイズ、マイナーチェンジを経ています。

2階ホールには2帖の吹抜け。

部屋(寝室)を介してのみしかバルコニーに出られない、という犠牲を払ってもなお、

リビング上部にタテアナを設けました。

採光が良くなるばかりではなく、空調による室温の均一化に一役買うことになります。

暖房は温水パネルヒーターですので、空調とは冷房エアコンのことね(‘ω’)ノ

 

IMG_0054いずれこの階段部分にエアコンを設置するのですが、空気の循環を考えると吹抜があると冷房の効きがずいぶん良くなります。

ご主人さんが無類の暑がりさんなんだそうで、

対照的に奥さんはエアコン嫌い。

その狭間に立たされるシオハラ。

どっちの気持ちも分かるだけに、吹抜を設けることによって実際の住まい方がどうなるか、

とても興味深いものがあります。

エアコン1台で全館冷房を行うなら、ぜひ吹抜をおすすめします。(2階にエアコン設置)

 

IMG_00402階の子供室天井を見上げる。

構造体あらわしの梁はダークブラウン色で塗装し、

天井ネダレス合板(あらわし)はOPホワイト・つや消し塗装。

OPとは塗りつぶしを意味する塗料販売元・プラネット社の記号ですが、

これ実際に塗ったことある人ならわかるんですが、けっこう難しい塗料です。

基本的には何度も塗り重ねるのがポイントになってくるんですが、

どうしても一度に厚く塗りたくなっちゃうんですよね。

Mさん、粘り強く「辛抱塗り」を実行してくれているようで、

私が現場に行く度にその奮闘ぶり、成長ぶりが見て取れます。

 

IMG_0050Rebornでは原則、無塗装状態でドアや引き戸を吊りこみます。

好きな色で、好きな塗り方でどうぞご自由に、

という形でDIY塗装を楽しんでもらっています。

このドアは果たして何色になるのでしょうか^^

樹種はベイツガになるのですが、この木、なかなか塗装も難しいんですよね、実は。

クリアならば簡単ですが、濃い色になればなるほど色ムラが出やすい。

そのムラを味わいとして評価できるくらいでないと、ダークブラウンはチョイスしにくいかもしれません。

思い切ってブルーはどうでしょうか?

 

IMG_9884そういえばこの家では、お風呂にクリナップが採用されています。

私自身この業界に20年以上身をおきつつも、

こういう色のチョイスができるユニットバスがあるとは知りませんでした。

こういう色は最上位モデルで存在しているものだと決めつけていました。

もちろんホンモノの木ではありませんが、

濃いブルーの壁とミディアムブラウンの木調カウンター。

なかなかやるな、クリナップ商品開発部(‘ω’)ノ

ちなみにRebornの社用車・軽トラックはブルーです。

 

2019.3.2 Reborn塩原