ブログ | 株式会社Reborn(リボーン)

リフォームでの地盤補強はどうするの?

Exif_JPEG_PICTURE中古物件をインスペクション(現況調査)していると、たびたび発見される基礎のクラック。

問題は、クラックの幅がどれくらいか?

名刺大の「クラックスケール」なるものが調査用具にありまして、割れの幅寸法を測り、写真を撮り、調査依頼者に報告するしきたりとなっております。

この割れが最大で0.6㎜以上であれば、”見過ごせない不具合”、ということで、何かしらかの対策が必要だと伝えます。

地窓(じまど)と呼ばれる床下換気口の脇には、どの家も必ずと言っていいほど1箇所以上クラックが発生しています。

原因はそれぞれの事象によるのですが、①基礎を形成しているコンクリートの乾燥収縮によるもの、②建物の重さで地盤が沈下し基礎が”割れている”、の2種に分かれます。

 

DSCF5128出来れば、床下に潜って内側から観察するのも必要なこと。

幅10cm以上もある基礎が内外貫通して1mm以上割れているようであれば、②の地盤沈下を疑います。

基礎に鉄筋が入っている場合(鉄筋コンクリート造)は、コンクリートの中でひそかに活躍している鉄筋がさびてしまうので、エポキシ樹脂でこの割れをふさぎます。

しかしそれでは抜本的な解決策とはいえません。

 

Exif_JPEG_PICTURE地盤が沈下しているということは、床も傾いているはずで、

水平線のビームが出る「レーザーレベル」などの機械を使って、床の水平度合いを測ります。

基礎の割れの状態と1階床のレベル測定を行うと、その土地の地盤状況がなんとなく見えてきます。

全体的にこっち側に傾いているようだ、とか、この辺りが窪んでいるようだ、など。

最近では新築の建築前に地盤調査を行うのが常ですが、20年程前までは、地盤調査は住宅の場合ほとんど行われていませんでした。

Exif_JPEG_PICTURE基礎のつくりようは、ほとんど設計する人の経験と基礎屋さんのカンが頼りでした。

ですから地盤調査を行っていなければ、「まともな基礎はほとんどない」と言っても過言ではありません。

では一体どうすればいいのか?

まさか基礎をつくり替えるわけにもいきませんし、このまま放置するわけにもいきません。

 

一つの答えとして、「これ以上沈下しないようにする」という方法があります。

 

DSC_0081-2私は「後打ちべた基礎」と呼んでいますが、既存の布基礎に鉄筋を突き刺し、床下全面にコンクリートを打設する方法です。

鉄筋を刺すには、まず振動ドリルで基礎に穴をあけます。間隔は20cmおきに。気の遠くなるようなものすごく大変な作業に思えますが、やってみると割とそんなにでもない、と作業人は言ってくれます汗

またこの工法は、1階の床をすべてはがし撤去する必要があります。

床の断熱改修をしたり、床全面を張り替える場合はチャンスです。

ドリルで穴をあけたら、その穴をよく掃除します。ここに専用の強力ボンドを入れて、すぐさま鉄筋をぶっ刺します。

そのことを専門用語で「差し筋(さしきん)」と呼んでいます。

 

DSC_0090-1基礎の内側すべてに差し筋をしてゆきます。

鉄筋を入れずにそのままコンクリートを流してしまうやり方もあるのですが、それは「防湿コンクリート」と呼んでいて、基礎の補強にはまったくなりません。鉄筋を刺してこそ建物の重さを分散して地面に伝え、建物の傾きを防止する役割が果たせるのです。

本来であればこの鉄筋の下には締め固めた砕石や防湿シートを敷きたいところではありますが、一度土を掘り下げる必要があり費用的にも大変になります。

そのほか床下空間として確保できる高さや、工期、施工性などを勘案して判断します。

 

DSC_0115-2鉄筋のピッチも地盤の強さや区画の大きさによって決まります。

この家の場合は20cm角の升目になるように配筋(はいきん)しましたが、構造計算をすると必然的に鉄筋の径やピッチが決まります。

さあこれでコンクリートを打つ準備ができました!

 

DSC_0162-1野球グランドを整備するときに使うレーキ(通称:トンボ)でコンクリートを均します。コンクリートってネズミ色ですが、最初はこのように黒っぽいネズミ色なんです。ちなみにコンクリートとモルタルとセメントの違いってご存知でしょうか?

センメント+砂=モルタル

モルタル+砕石=コンクリート、です。セメントは岩石の粉ですが、生産地の50%以上が中国です。

 

DSC_0163-1ポンプ車と呼ばれる、コンクリートを圧送する専用の車が世にはありまして、

こんなふうにホースを使ってコンクリートを奥から流し込んでゆきます。

ポンプ車が入れないような場所では、一輪車で運びます。

新築の場合は必ずといっていいほどポンプ車を使いますが、リフォームでこの条件が整うのはまれです。

 

DSC_0196-1コンクリートを床下全面に敷き均すと、大工さんの作業性はとてもよくなります。

床下地面からの湿気はかなり抑えられます。ただし最初の1~2年はコンクリートが持っている水分がまだたくさんあるので、地域によっては床下で夏場、けっこう結露しています。

これで建物がこれ以上地面に沈下してゆく動きは、かなり防げそうです。

後打ちべた基礎、費用はけっこう掛かりますが、耐震、断熱、水廻り、劣化対策を総合的に行う大規模修繕リフォーム(これを、わが社名である「リボーン」と呼んでいるわけですが汗)の場合、ぜひ取り入れていただきたい工事の一つです。

建物全体に安心感が断然備わりますからねっ(^^)/

2018.8.30 Reborn塩原

大津市築19年点検/古材どうよ?

DSC_1254-2ついに、遂に行って参りました、

滋賀県大津市のK様邸19年点検っ!

私が26歳の時に現場監督として担当させていただいた、ポスト&ビーム工法(丸太を柱や梁に使った木造軸組み工法で、ログハウスの一種とされている。通称P&B[ピービー])の2階建て。

いやあ~、この家は非常に難産でした。

築数十年という母屋がありまして、この写真の瓦屋根の建物(農業用物置で築100年以上のもの)との間に、縫うようにして建て、

かつ母屋は部分解体してP&Bを合体させるというもの。

DSC_1315ここがその連結部。

当時はエキスパンションジョイントなんて発想が持てなくて、古い建物と新しい建物を一体としてみなし、耐震性を確認しました(・・・と思う。設計した人が。)

この下屋の軒を伸ばしてくるなんてのが難易度がけっこう高くて、かつ軒裏は同じ意匠で復元したんだよな~(*´з`)

大工さん(なべさん)といっしょに垂木野地をつくった記憶がありますが、つい数年前のような気がします。

和風家屋と洋風家屋のコラボレーション。

そんなに違和感ないでしょ?

南側の日除け対策がなってません!まだまだ未熟であったということでしょう>_<

 

DSC_1239とにかくデッキがひどいことになっていました。

当時はACQの加圧注入なんてものは当然なくって(知らなかっただけ?)、防腐剤を塗布したデッキ材(ウエスタンレッドシーダー)です。

さすがに足を踏み外す恐れもあるので、Kさん自らコンパネを敷いてくれていた様子ですが、そのコンパネさえももうすでに・・・汗

当時私が勤めていた(=つまりこの家の元請け業者)会社は7年前に倒産。その数か月後に電話でKさんとは話したのですが、こうして再びお目にかかれるとは!

とにもかくにも、Kさんご主人には19年ぶりの再会だと思われ、お互いの変貌ぶりを讃えあったのです。

 

DSC_1258そしてこの家の苦労話といえば、、、

なんと現場の敷地内に仮設のキッチンと仮設のお風呂。もちろん仮設のトイレを設置し、

Kさん家族6人と、長野から派遣された大工さんたちが、共同で生活するというスタイル。

コンテナハウスで大工さんたちは寝袋持参で寝泊まりするというサバイバルぶり。

先ほど「築数十年の母屋の一部を解体した」と書きましたが、その解体部分には旧水廻りがすべて含まれていて、

一般的には仮住まいでアパートに移っていただき、大工さんらは民宿なんかに泊まって現場へと通う、というのが普通ですが、

どういうわけか、この敷地内で総勢10名以上が共同生活を数か月に渡っておこなっていたのです。

このボロ小屋は、当時仮設ユニットバス(というのをレンタル屋さんで借りた)の前室としてつくった仮設脱衣室。塩原施工です(笑)

工事が終わって分解していると、おばあさんが近寄ってきて、「それ捨てちゃうんかい?」っていう雰囲気になって、「そんじゃあ、漬物小屋にしようじゃないか」ってことになって、その場にある材料で間に合わせでつくった小屋なんです。それがこうしてまだ生きているとは!

DSC_1286デッキの腐朽以外には外部もさほど問題天がなく、家のなかはまるで新築当時のままのようにも感じられるほどきれいに整理整頓され、

とてもいい感じに木があめ色に変色し、風格を増していました。

愛ですな、愛。

これを「自邸愛」と呼ぶことに今決めました。

当時5歳、2歳のお子さん達は、思わず「瞬間かっ!」って叫びたくなるほどに大きくなっており、19年という年月が確かに流れたのだと実感させてくれるのでした。

あ~、おそろしやおそろしや。

 

DSC_1319-2Kさんは来年、もう定年なんですって!

マジっすか?

このタイミングで、敷地全体に大小あわせて6棟もの建物があるんですが、整備といいますか、次世代に向けて更新するものは更新し、取り壊すものはなくす!という決断をしようとしてらっしゃいます。ちょっと傾きかけているブロック塀もありますしね・・・。

こちら築100年以上の物置兼ガレージもこわしてしまう決断!

最近建てた某邸とクリソツです。あわわ。

もし古民家再生とか古材利用を考えている方がいるようでしたらお譲りします、とのことであります!

 

DSC_1246天井はなんと竹を敷きならべ縄で編んであります。

壁は土壁の真壁で、これは手壊しで落とさないとだめそうですが、柱や梁はそのまま再利用可能です。

木造在来工法って結局、移築や木材の再利用がたやすくできる、ということが最大の特徴なのではないかと思うのです。

昔の家をリフォームすると、もう2、3回は再利用されたであろう古材に出会うことがあります。

使えるものは再利用してゆく文化が、つい数十年前まで、日本では脈々と受け継がれてきたはずなんです。

現代では考えられないことなのかもしれませんが、それほど建築用材は実のところ貴重なものなのですね。

 

DSC_1248この深い軒なんてサイコーだよね。

早くしないとただの産業廃棄物になっちゃう泣

どなたか貰ってもらえませんかあー?

ちなみに4t車は横づけできません。

2tロングトラックはつけられます。

下見などご相談は、いったん私塩原が窓口になります。

興味のある方はご一報ください。

2018.8.28 Reborn塩原

shiohara@reborn-nagano.co.jp

薪が乾いていないと。

IMG_8544実は犬が好きです^^

そもそもこの業界に入ったのは、

1.自分で建てたログハウスで、

2.薪ストーブの炎を視界のかたすみに、

3.愛犬を脇に、

4.しんしんと降る雪の日に、

5.読書をする。

そんな夢を若かりし頃に抱いていたからです。

IMG_85041.は幸いにもできるようになりました。

2.は自宅に薪ストーブがございます。

4.は冬になれば。

5.は時間さえあれば年中読んでいます。

問題は3だ。これだけまだ。

だからそんな眼でみないでっ!(*’ω’*)

山小屋に犬はつきものです。

 

IMG_8557山小屋に行きました。飯綱です。

薪ストーブ屋さんの紹介です。

「角型煙突の不調により調査をしたが、屋根が、、、」という相談です。

煙突を直すのにも足場が必要なので、一挙両得になるよう、ジョイント作業を。

飯綱にはこれまで30棟以上は建ててきたでしょうか。

まことに涼しく、かつ雪もそれほどでもないので、定住の方も多いところです。

いつか私も第二の拠点として暮らしてみたい場所ではあるのです。密かな野望。

 

IMG_8512各煙突のテッペンは真っ赤。

築30年ほどは経過か。放置すれば穴があき、雨漏りは必定。

薪ストーブはメンテナンスが命です。

普段目にするところではないにせよ、煙突掃除は基本的に毎年行うべきだと思っていますので、

ストーブ本体だけでなく、煙突のほうにも注意を向けてゆきましょう。

1m角もあるでしょうか。50kg以上はあるでしょうか。

なんとかしなくてはいけません!

 

IMG_8510煙突の下の屋根がかなり錆びてしまっています。

過去、いくたびも同じような状況を目の当たりにしてきましたが、

その原因は、

「薪の乾燥不足による、煙突出口で木酢液たらたら」

水蒸気を多く含んだ煙が外気温で冷やされ結露し、木酢液として屋根の上を流れてゆく・・・。

木酢液はかなり強い酸性で、金属を錆びさせ、いずれは穴をあけるのです。

研磨してサビを落とし、再塗装をする手段もあるにはありますが、

トタン屋根の厚みってどのくらいかご存じでしょうか?

一般的には0.35mmです。

「1ミリも思ってない」、「一日1mm」なんていう表現がありますが、0.35㎜って!

IMG_8526「ケンマ(研磨)にもほどがある」

ということで、部分的に屋根材を張り替える工事を決行します!

板金屋さんが!(笑)

こうならないためにどうするか?

ブログ読者で薪ストーブユーザーさんは、このことを真剣に考えたほうがいいでしょう。

ガソリンに水がたくさん混じっていたら、車も満足に走りません。エンジンも当然長持ちしません。

花火がしけっていたらうまく着火しません。美しくありません。

 

薪は乾かしてこそマキ。

オーナーのNさんは、この夏ひたすら薪を小さく割っていたそうです。

明日は19年ぶりに滋賀県大津市のOB宅へと出張します。

屋根や煙突の状況、そして薪の品質もしっかりチェックしてきます!!

 

2018.8.25 Reborn塩原

 

 

出巾90cmの造作ひさし

DSC_11927月から行っている松本市Kさま邸のリフォーム工事が仕上げ工事を迎えました。

築30年近い木造住宅なのですが、家の全周をシロアリが襲いました。

そう、「襲う」という表現が適していると思います。

それがきっかけで、向こう30年を安心して暮らせる家にと劣化対策工事をも担当しています。

コロニアルと呼ばれる薄型スレート屋根は最近めっきり減りましたが、30年前はまさにコロニアル全盛期。

クボタと松下電工の両雄がガチンコでシェア争いをしていたのでした。

 

DSC_1181この時代のスレート板にはふつうにアスベストが使用されています。

ですから結構強い!

30年メンテナンスされることなく過ごして直射日光を浴び続けてきました。

24時間×365日×30年=262,800時間!

それでこの状態ならば、ある意味すごい!

基材がかなり露出してしまってはいますが・・・。

 

DSC_1193ふと下を見ると、鋼製物置の屋根も真っ赤( ノД`)

こういうところは普段目につきませんから、致し方なし。

コロニアルは再塗装すべきか、カバー工法で新たな屋根材を重ねて葺くべきか?

判断は分かれるところだと思いますが、

基材がここまで劣化し、アスベストを含んでいるとなるとカバー工法に軍配か。

 

DSC_0813ところで。

シロアリ駆除を建物全周に行い、復旧工事へ。

地震対策として、壁をはがしたところはすべてダイライトという構造用面材を張りました。

ここにはもともとベランダがあったのですが、漏水がひどく、シロアリの巣ができてしまっていました。

「もうベランダは、使ってないし、いらない・でも日除け霧除けの屋根はほしい」

そんなリクエストにお答えいたしまして、「柱なし・出巾90cm・総長さ10m」という持ち出し屋根を作りました。

 

DSC_0931前出の画像は、躯体である柱に、出窓を作るときに使う「出窓受け金物」を取り付けた様子。

外壁の通気を優先させ、垂木受けを胴縁の上からがっちりと止め付け、

筋交い金物により、垂木(たるき)を45cm間隔に並べている様子がこれ。

タルキだけに、重力で垂れてしまう?

そうならないようにあらゆる手段を講じます。

それが出窓受け金物であり、筋交い金物なのです。

 

1524DSC_1177完成形がこちら。大人が乗ってもびくともしません!

新築の時は、玄関ポーチなんかでたまにこの工法を取るのですが、

ここまで長いのは初めてです!

「夏は日よけ」が最重要ですから、この庇(ひさし)はぜひ全国に広まってほしいアイテムです。

どんどん真似してください、全国の大工さん!

直接落雪があるような場所には適しませんので、あしからず。

 

1528夏はここに簾(すだれ)をぶら下げるのもよいですね^^

カーテンレールをつけて、要らなくなったカーテンを吊るのもなかなかオツなもんです。

いよいよ台風シーズンの到来です。

今年の夏は雨が少なかったのですが、猛暑の影響で屋根・板金屋さんが相当な人気者です。

屋根の上は風があるとはいえ、照り返しで体感温度は50℃くらいか。

「安物の靴だと、ゴム底がヌルヌルしてきちゃう」、そんなことも言っていましたね。

40分おきに降りてきて休みながらこの夏は仕事したそうです。

猛暑の後は台風。どうにか乗り切ってほしいと思います。

 

2018.8.23 Reborn塩原

 

臨木応変

DSC_1161いやあ~、勝ってほしかった!金足さんに!秋田県に(泣)

試合終了後、敗れた球児たちが甲子園の土をかき集めてる映像。

その姿をローアングルから切り取るカメラマン。

僕らの時代からもちろんあったんだけれど、当時は暗黙の了解で「無言」でした。

しんみりすすり泣き、又はぐちゃぐちゃ号泣。

最近の様子はちょっと変わってきているようで、「甲子園サイコー」、「吉田ハンパねぇ」、

など、舞台裏のちょっとしたのコーナーのようになってきているようで、おじさん的には心配しています。

DSC_1162ところでRebornのオリジナル木製物置=F-LAT.BOX(フラットボックス)の試作3号を製作しました!

リボーンの駐車場脇に展示してあります。

1.8m×1.8mのものを標準にしていますが、今回3.6m×1.8mの4畳=2坪タイプをww

ACQ加圧注入した長野県産杉ざらざら仕上げ板を、横方向すのこ張りとしています。

シルバーグレイに変色してゆくサマが非常にカッコ良い!

お好きな色でカラーリングしてもよし、無塗装でもよし。

 

DSC_1116場面替わって、長野市稲里町の長期優良住宅化リフォーム工事の現場。

シャノン樹脂サッシが取り付き、外部付加断熱が終了いたしました。

外壁の仕上げ材は樹脂サイディングを予定しております。

この写真は付加断熱グラスウール105㎜+タイベック防風透湿シート+通気胴縁の様子

 

DSC_1086集中型の換気扇である、日本住環境のルフロ400。

そう、これが換気扇。

室内の空気は一度この機械の中に吸い寄せられ、屋外に排出します。

このように原則天井にぶら下げて、上を向く作業姿勢で下側の黒いふたを外してファンの清掃を行うのですが、

ウワサによると最近この逆の設置パターン、つまり床点検口のような蓋を外して、下向きにかがむ姿勢で清掃するパターンのルフロが近々発売されるそうです。

 

DSC_1068室内もずいぶん進んできました。

天井下地が組まれ、石膏ボードを張らんとしています。

まだまだ暑い日が続きますが、大工の手塚さんは先日ジャガイモ堀りをしていて熱中症になってしまったそうです>_< 気を付けてください!

2階がない、下屋部分の断熱は、今回屋根断熱工法を採用。この工法を取ると、電気配線や換気ダクトの配管がずいぶん楽になります。

 

DSC_1090間取りの変更に伴い、構造梁の補強を行いました。

「これにより天井高さが約5cm低くなるのをお許しください」

そんなやり取りをお施主さんとしつつ、電気配線の最終確認を行いました。

木造軸組み工法って、こういうところが優れていますね。

とてもリフォームがしやすい工法です。しかも身近にある材料でぱぱぱっと。

まるで進展の早い高校野球のようです^^

「モクゾー、ハンパねぇ!」

2018.8.21 Reborn塩原

 

フェザーフィールゴロゴロ

IMG_8411ゲコゲコ。

ようやく暑さもおさまってきたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

カエル君もこうして軒下がよいらしく、「やっぱ日よけだな」と思うわけです。

そうこうしているうちに信州はこのところグッと冷えてきております。

体調管理、気をつけたいところです。

 

IMG_8478さて、

千曲市の新築住宅では建築主による内装仕上げ工事が最盛期に。

今日はお子さんを保育園に預けることができたそうで、夫婦そろって黙々としっくいのローラー塗装をしていました^^

しっくい材はドイツ製の「フェザーフィール」という商品。

小麦粉のようなパウダー状のしっくいに、規定量の水を入れて攪拌し、紙クロスの上に刷毛とローラーで塗ってゆくだけという手軽さで、Rebornでは完全に定番化しています。

お昼前にはおいとましたのですが、きっと夫婦二人だけで仲良くお弁当食べたんじゃないでしょうか^^

たまにはそういう時間が必要かも、ですね(^^)/

DSC_1051天井と化粧梁はミディアムブラウン色とし、壁は真っ白。

サッシはもちろんホワイトです。

こうなる前は「う~ん、天井ちょっと重たいか」

と内心思っていましたが、いざ仕上がってくると、なかなかこれはこれでよいではないか。

最後、床の塗装が残っていますが、どんな色にするのでしょうか。楽しみです。

 

DSC_1001ところ変わって飯田市の新築現場でも。

お盆休みを利用してフェザーフィールしっくいローラー塗装が行われています^^

こちらの家のほうが床面積が大きく、かつ天井もしっくいなので大変ですよー。

それにしても飯田というところは暑いところです。

ここ数か月のあいだ、週に一度の割合で通っていますが、長野市よりも3℃高く、松本市よりも1.5℃高いという傾向があります。

環境的に比較的風がいつもあるところで、窓を開けていればなんとかなりはしましたが、今年のような暑さが毎年続くようであれば、本気で現場にエアコンを設置しないといけなくなりそうです。

IMG_8396お盆休みに入る直前、下地用紙クロス工事が始まりました。

石膏ボードの目地やビス打ち箇所に、粘土状のパテを埋めて平滑にしてゆくお馴染みの作業ですが、

Rebornではこの作業は専門業者(内装屋さんとかクロス屋さんと呼ばれている)に依頼しています。

DIYということで、この作業から建築主に任せるというやり方もアリそうではありますが、

実は奥の深い、ヒジョーに難しい作業だと思っています。

このパテの作業は、時に大工さんのフォローをし、時に大工さんを駆り出すことが必要になるほどのチェックマンとして機能しているフシがあります。

「ここどうやって納めんですかっ!」

「ここの大工さんは90点だけど、この前の○○は45点だぞな」

などと、その家の評価をすることも(笑)

DSC_1017彼らにとっての大敵は造作家具です。

これがあると、とたんに作業効率が落ちるのです。

そりゃあそうでしょう。

かといって、”クロス貼った後、誰がつけるの?問題”などもあり、先に設置しておいた方がいいところもあるのです。

 

DSC_1031天井も白いとこうなります^^

スカっとした空間ですね。塗るの大変そうですが。

あ、いや、これまだ塗る前なんです。

パテ埋め&下地用紙クロスを張るところまでは専門職が担当します。

建築主のみなさんには、この状態からスタートしていただきます。

「もうこれでいいんじゃね?」

という声もしばしば。

「ダメです!真っ白なキャンバスに真っ白な表情をつけてください!」

と激を飛ばしております。

 

DSC_1024それにしても夏の甲子園、熱戦が続いていますね。

お盆休みにラジオ中継を聞きながら、家族でゴロゴロしっくいを塗ってゆく・・・。

なんという贅沢な時間なんでしょう(笑)

 

2018.8.18 Reborn塩原

キューワン住宅はエアコンの効きが抜群

yanagisawa-091か月前に完成引き渡しをさせていただいた、松本市ありがさきの家。

近くを通りかかりましたので、どんな様子か立ち寄らせていただきました^^

屋根上に設置した太陽光発電パネルと太陽集熱器。

このところの好天(と言っていいのだろうか・・・)続きで、発電は日中6kWフル稼働。集熱も毎日70~80℃の温水を保ちつづけています。

太陽のエネルギーって、ホントすごいですね( ^)o(^ )

 

yanagisawa_04「断熱がいい家は涼しい」

とされていますが、必ずしもそういうことではないと考えています。

断熱材自体は気温を下げたり上げたりする働きはありません。

断熱が効いている=夏、冷房の効きがいい、そういう風にとらえてください。

もはや「信州は涼しい」とは言えなくなっています。エアコンは必須の住宅設備になっています。

いかに小さいエネルギーで冷房ができるか、そう考えるべきです。

 

yanagisawa_10南側に面したデッキテラスには屋根がしっかりかかっています。

夏はこの感じがいいですね^^

冬は直射日光が入らないので、この南側の低い屋根は是非が分かれることがありますが、私は是。

「大人の贅沢デッキ」、そんな佇まいがあります。

無垢ならのフローリングはもちろん裸足で過ごします。

 

yanagisawa_01すこし暗いほうが夏は過ごしやすい空間となります。

吹き抜けは、こうした屋根形状の場合はあった方がいいですね。

吹き抜けに面した2階の窓は、大胆に大きくとっています。

冬はダイレクトゲインも見込めますし、夏も間接光がLDを明るくします。

エアコンの冷風も家の中を循環しやすくなり、温度ムラを減らすことができますし、夜間は無風の日でも高低差によってゆるやかな通風も生み出せます。

 

yanagisawa_07どんなに断熱を厚くやったからといっても、外気温は35℃にもなっていますから、熱はじわりと家の中に侵入してきます。

冷房をしなければ、じわりじわりと気温は上がってゆき、29℃になっていました。

これくらいになると冷房をONするか、19時をまわったころに窓を開け、通風によって気温を下げるか、というふうに生活します。

朝は、このごろは9時くらいに30℃を超えることもありますから、8時前には窓を閉めましょう。

窓から直射日光が入らないよう工夫しましょう。

 

yanagisawa_02意外ですが、LED照明は以外と熱を発していません。

それよりもTVの画面や食器洗い乾燥機がとても熱を出しています。

また、築後すぐ間もないころは、木材や塗り壁はまだ多くの水分を含んでいます。

ですから湿度が高くなる傾向があります。2年目以降はだいぶ乾きますから安定して湿度50%台になろうかと思います。

エアコンも電源を入れたり切ったり、温度を上げたり下げたりするのではなく、26または27℃設定で連続運転が、特に初年度はよいのではないかと思っています。

2018.8.9 Reborn塩原

 

 

 

築後20年点検@軽井沢

DSC_0799私がこの業界に入って2、3年のころでしょうか。軽井沢で建てたお宅の、築後20年点検に訪れました。

ところは旧軽井沢。いや~、涼しかったな(*´з`)

森の中に佇むポスト&ビーム工法の30坪ほどの、こじんまりした別荘です。

道路から7,8m程でしょうか、かなり見上げた場所にその別荘は建っています。

当時我々工事人は、たいへん苦労をした現場です。

私はまだ現場監督見習いの時期で、こうした難工事の現場は担当させてもらえず、上司のKさんのお手伝いで材料を運んだり、写真を撮りにきたり・・・、地鎮祭にも出席した記憶があります。

軽井沢には工事をしてはいけない期間というものがありまして、毎年7/20~8/31だったかな、建設の工事一切が禁止されています。

 

DSC_0782そんなこともあって、工事着工は春になってよーいドン!

雪解けを待ってすぐに基礎工事を開始しなければ、この工事禁止期間をまたぐことになってしまうのです。

それにしてもスゲー独立基礎ですな!

1階がコンクリート造のようなつくりなので基礎工事はとても大変です汗

良くないことに、この年は大雪でした。4月になっても残雪が多く、着工を急ぐ会社側の都合もあって、

1週間おきに現場に様子を見に来た記憶があります。車を1kmほど手前で乗り捨て、カンジキを履いて(笑)

 

DSC_0766デッキは7、8年前でしょうか、ACQ加圧注入材で全面的に改修されていました。

屋根の谷にずいぶん落ち葉がたまっています。

屋根の谷のところは勾配がゆるやかになるので、こうして雪や落ち葉が残りやすい部分です。

落ち葉には油成分が当然に残っているので、屋根材であるトタンを錆びさせしまいます。

屋根はシンプルな形状がよいとされる理由がここにあります。

 

DSCF6258床下に潜入。シロアリはいません。

ですが、断熱材がかなりの枚数落下しています。当時はサニーライトと呼ばれるポリスチレンボード40㎜が根太間にはめられており、落下防止対策もされていないので、この落下は必然ではあります。

工務店の未熟さともいえるでしょう。

後日あらためて、落下した断熱材の復旧と、全面的に落下防止を行うことをお約束しました。

 

DSCF6264押し入れ内の点検口より、屋根裏に潜入しようとする塩原。

できるだけOB宅の点検やメンテナンスには新人・ナカソネを連れてゆくようにしています。

将来的にはナカソネ単独で点検やメンテナンスに行ってもらわなくてはなりません。

塩原も45歳を過ぎ、かなりお腹が出てきました。床下や小屋裏に潜るのが、だんだんしんどくなってきているのは否めません。

点検やメンテナンスはとても大事な業務ですが、土日にご希望の方も多く、なかなかスケジュールが難しい現実があります。

DSCF6265小屋裏は袋入りグラスウール・100㎜厚品が敷きならべられていました。

今となっては不十分な施工ですが、当時はこれがスタンダードな仕様でした。

2階の天井を先に張ってから間仕切り壁をつくっていましたので、今でいうところの「気流止め」が必然的になされている工法です。

ですからたとえ100㎜のグラスウールでもそれなりに断熱は効いていると思います。

天気が良く、太陽が照り付ける外気温が35℃もあるような日だと、この屋根裏は気温が70℃近くになっていることもあります。

しかしここは軽井沢。そして奇跡的にも曇天日で、非常に点検はしやすかったんです。

さすがはアメオトコ・ナカソネ(笑)

 

DSCF628520年も前の当時から、木製サッシ=アンダーセンが採用されていました。

いまでもたまに採用しています。

アルゴンガス入りのLOW-Eペアガラスです。

内壁はほとんどがパイン板張り。これもまことに味わいが増しており、やっぱ山小屋はこうでなきゃ、って感じです^^

 

DSC_0768外壁のウエスタンレッドシーダーとベイマツの丸太柱。

「再塗装をしたら黒くなっちゃってびっくりした」、そうおっしゃっていたNさんの奥さん。

木はどんどん黒くなてゆくのです・・・。

しかし腐ったりしているわけではございませんのでご安心を。

深い軒の出&LOW-プロポーションのためか、外部はとてもいい状態が維持できております。

息子さんやお孫さんたちも利用があるということで、久しぶりに避暑地・軽井沢を感じる一日となりました。

2018.8.7 Reborn塩原

su:iji(ウッドワン)は「炊事」からきているのか?

IMG_8314ひさしぶりに東京へ。

新宿にあるリビングデザインセンターOZONE(オゾン)。

ここには若かりしころに何度も来て目の保養をしているが、どうだろう、もう10年以上もブランクがあった。

秋から軽井沢で始まるリフォームのための打合せが目的であったが、少し早めに到着し、好みのショップを訪れた。

長野-東京は新幹線で2時間とかからない。夏休みでかなり混むのではないかと考えていたが、意外にも席はガラガラ。車中は閑散としていた。

 

IMG_8292と言いたいところだったが、2列シートの窓際に座った私の隣には50歳代と思われるおばさんと、通路を挟んでその向こうにそのおばさんのお友達が。

この二人、ごくまれではあったが「ちゃ」を語尾に用いていたので多分富山県からの上京かと思われ、

子育てが終わり、自分の旦那様のつまらなさ度合を競いあい、わが子がおつきあいをしている彼女彼氏の最近の言動や行動、

自分の両親と義理の両親との距離感に対する考察など、そのやや大きめの声は私を含め半径2m以内の乗客を楽しませた。

お互い親友なのか、よもやま話は実に多岐にわたり、築15年目にして初めてレースカーテンを付け替えた、いやウチは20年も経つが、なぜ?生地がいいのか?替えてないわよ話や、便器のウオッシュレットはどうあるべきか、どこどこの工務店はちっとも見積もりをくれない、など住宅関連の話も、まったく結論が出ない状態ではあるがキャッチボールはテンポよく続けられてゆくゆく。

 

IMG_8296最近の睡眠不足もあって、「新幹線の中ではぜひ爆睡したい」

そう考えていた私だったが、こういう状況では、開いた本の文字も全く脳みそに入って来ず、

ひたすらに耳を傾けていたのでした。

「なんとか彼女たち(富山おばちゃん)の顔が見たい!」

そう思ってしまうのは私だけではないはず。

品のあるハイヒールに長めの黒いスカートの裾が、わが視界に入っているだけに、この状態はある意味 拷問だ。

なんとかトイレにでも発っていただき、そのチャンスを逃さずお顔を拝見したいものだったが、

う~ん、残念でした(*´з`)

もし富山オバチャンがトイレに行ったならば、あるいは途中下車したならば、周囲2mのヒトビトはみなオバチャンの顔をちらりと見たにちがいない。

 

IMG_8304それにしても、結論を出さずにどんどん話が展開していゆくというのは実におもしろいですね。

男性は結論を出さずに次の話に進むのはタブーだと考える人が割と多いと思うのですが、

相方にネタを振ってはその正しくもやや毒のある意見を聞き、ウンウンと聞きつつもややかぶせ気味にすこし膨らんだ話をし、あっという間に「ところで」ばなしに。

そのスピード感は、はたで聞いていて爽快感さえ憶えます。

ひじょーにベンキョーになりました。

ありがとう富山ブラックおばちゃん!

 

IMG_8306ところでOZONEにはウッドワンのショールームがあります。

最近Rebornでも採用が多いキッチン・スィージー。

時代は完全に無垢の木モードに突入していると感じている今日この頃です。

ドラマのセットでも頻繁に用いられているウッドワンのキッチン。

発売から10年が経つそうですが、なかなかツボをついた色使いや金物・金具など、

こだわり層のこころをくすぐってゆきます。

IMG_8291最近、オーク(なら)にもダーク色が2つ追加になったそうです。

最近の住宅設計で、キッチンの選定は大きなウエイトを占めています。

扉や天板のデザインはもちろんですが、コンロや食器洗、シンクに水栓金具、

取っ手のサイズや色、質感に至るまで、まったく手を抜けません!

キッチンから発想するインテリアも増えつつあるのではないでしょうか。

 

こういう場所にあのおばちゃんたちが来たら、どんな会話の展開が待っているのか・・・。

そしてあと10年もするときっと自宅の水廻りリフォームをすると思うのだが、

機能なのか?

デザインなのか?

いったいどういうところが決め手となってキッチンを選ぶのか、

非常に興味深いなあ。

結論:「おばちゃんの会話に学ぶべきものは多い」

 

2018.8.4 Reborn塩原

混ぜてゆく。

DSC_0018家の壁がタイベックでラッピングされました^^

@長野市稲里町、エクセルシャノンさん長野ショールームの近所の長期優良住宅化リフォーム現場。

それにしても暑い!

大工の手塚さんは先の日曜日、自分の畑でじゃがいもを掘っていて熱中症に( ゚Д゚)

いっとき意識を失ったそうです。

みなさんも炎天下でのジャガイモ堀りには気を付けてください。

手塚さんってば、掘れぼ掘るほどゴロゴロ出てくるあまり、すっかり夢中になってしまったそうです( ^)o(^ )

 

DSC_0019当の本人=手塚大工さん。ジャガイモ堀りの体勢で1階床根太作業中。

Tシャツが・・・・スケスケ(笑)

かつては地面むき出しの床下でしたが、全面コンクリートを打ちました^^

鉄筋も入っており、かつ立上りの基礎にも穴をあけて突き刺し、

俗にいうところの「べた基礎」の状態になっています。

 

DSC_0032外壁と床がぶつかるところは、セオリー通り「先張りシート」を。

厳密にいえばこの土壁の厚み部分は、壁と床の断熱材が連続していません。

いわゆる熱橋(ねっきょう)箇所となります。

それでもこの土壁の向こう側には105㎜厚の高性能グラスウールがありますから、

その程度たるや「微小にすぎない」と判断し、土壁を壊さずに進める方針をとっています。

土壁にも耐力壁としての役割がそれなりにあるからです。

新築ではあいまいさは排除すべきですが、リフォームではこのあたりの「あいまいさ」を科学的に受け入れる必要があると考えています。そうしないと費用も工期も馬鹿馬鹿しいものになるからです。

DSC_0035かつてここには出窓がありました。

出窓は最近の高断熱住宅ではほとんど採用されていません。

その理由は、サッシ自体が高価であるだけではありません。

夏の出窓は集熱装置。直射日光が差し込む出窓は、一気に室内温度を上げてしまうからです。

冬は冬で、想像以上に出窓から熱が逃げてゆきます。出窓の屋根やカウンターには厚さ20㎜程度しか断熱材が入っていません。

残念ながら出窓には温熱環境的に利がない、といえそうです。

 

DSC_0029この家の断熱改修は、壁がすべて土壁であったので、必然的に外張り(付加)断熱工法になりました。

世の中的には、スタイロフォームやネオマフォームなど発泡系のボード状断熱材を用いて外張り断熱工法としますが、

リフォーム現場でもRebornでは絶対的にグラスウールを用いています。

外壁が2重になっているのがお分かりいただけるでしょうか?

外壁の厚さはトータルで30cm近くになります。

これまでの壁にもう一つあらたな壁をくっつけるイメージです。

 

DSC_0034高性能グラスウールは一般的にピンク色をしており、いわゆるみなさんがグラスウールといって連想する黄色の綿とは異なります。

ふわふわではなくゴワっとしていて、羽毛布団ではなく、敷布団のような。

サーロインステーキのようでありながら、これがガラスで出来ているんですから、ある意味驚きです。

今回のリフォームも国からの補助金制度である、長期優良住宅化リフォーム・高度省エネ型としているため、これら断熱材にかかる費用の1/3は国で負担してくれるんですから、なんともありがたいことです。

 

DSC_0036さらに耐震も。昭和56年(西暦1981年)以降に着工された家は原則、耐震補強に関する補助金は出ないのですが、この長期優良住宅化リフォーム推進事業を活用すると、やはり費用の1/3の補助があります。

断熱改修と耐震補強は非常に相性がいい。同時に行うと非常に効率よく作業できるためです。

床に断熱材を。

天井に断熱材を。

外壁には断熱材&耐力壁面材を。

間仕切り壁には気流止め&筋交いを。

 

断熱材で家全体をすっぽり覆うことで本物の保温効果が出るのは確かです。

「あ~、なんでか分かんないけど。すごくあったかくなったなあ~」

そう実感してもらうためには、家全体がすっぽり断熱材に覆われ、かつ暖房が計画されていること。

あ、夏に暖房や断熱材の話をしても、皆さん全く反応してくれませんわね(*´з`)

 

DSC_0022現場にシャノン樹脂サッシが搬入されました。

今朝、シャノンさんのショールームに寄ったんですが、

「あそこの現場にはウチのサッシがついてるんです。どこの工務店かは知らないんですが」

って言うから、「ああ、それウチッスヨ」って。

断熱改修はサッシがやっぱりポイント。

やっぱり樹脂。

やっぱりシャノン!(シャノンサンナンカチョーダイ^^)

DSC_0064工事が始まって1か月半。

建て替えだったらここまでくるのに3か月はかかります。

ひと世代前の大工さんたちが魂を込めてつくった建物を、

観察しながら、

その息遣いを感じながら、

現代の断熱や耐震の先進的技術を混ぜてゆく。

こーゆーのを大手さんはすぐに「ハイブリッドリフォーム」とか呼んじゃうはずだ(笑)

2018.8.2 Reborn塩原