明日からいよいよ全国高校野球甲子園大会。
TV番組=熱闘甲子園を観ながら晩酌をするのが楽しみです。
今日は長野市内でもびんずる祭り、松本でも松本ぼんぼんというネンイチのお祭りデイ。
ここ長野市では夕方6時頃から猛烈な雷雨でしたし、風も強かったからさぞかし右往左往したろうな。
コロナ明けで人出予測も相当なものだったが、文字通り水を差された感じかな・・・。
さて、過日須坂市で新築住宅の建て方がありました。(7/26)
灼熱の一日でしたが、無事お昼過ぎには上棟することができました。
思えば市街化調整区域・農振区域ということで1年間ほどの準備・申請期間がありました。
農家の分家ということでりんご畑を宅地造成しての建築工事でしたから、設計者としては非常に感慨深い。
現場にテントを張ってはいるものの、太陽の動きで日影は移り変わり、材木が地上から上へ上へと運ばれるごとに机といすを移動させながら、1時間に1回給水タイムをとっての作業です。
この時期の建て方は、家の最も基本的な役割として、屋根(影)をつくるということをつくづく実感します。
雨露、さらに直射日光から逃れる場所づくり。
その上で快適性・耐久性をどう付加してゆくか。
今回も屋根ケラバユニットをあらかじめ地上でつくっておき、クレーンで一気に屋根をつくる工法としました。
ケラバユニットは大工さんの求めに応じて私が作成しています。
建て方当日はたくさんの大工さんたちがいるので図面のミスは許されない!
おかげで無事1日で屋根下地、ルーフィング(防水紙)まで終わりました^^
シンプル5寸勾配、切妻大屋根スタイルの屋根です。
この時期の屋根表面は恐ろしいほどの温度で、変な靴だと底のゴムが溶けてしまいます。
ゆえに、屋根のテッペンから生卵を割ると、落下するその数秒の間に半熟くらいには焼けるのではないだろうか。
話は全然変わるのだけれど、
わたしの通勤路のある特定の場所に、決まって週に一回、スーパーの袋に入ったゴミ+αが路上に投げ捨てられているんです。かれこれもう1年以上前から続いていているんですが、翌日同時刻にはすでに片付けられていて、おそらくその近所の誰かが、捨てる人と無言のタタカイを続けているんだろうと想像できます。
その白いビニール袋をみて決まって思い出すのが若かりし父親の姿。
当時まだ私も若かったので、ふぅんとしか聞いていませんでしたが、
父は実家そばの高速道路のガード下を毎日のようにゴミを拾いながら散歩しており、
(いや正しくはガード下を清掃するために散歩にでかけていたのではあるまいか)
「捨てる人とのこんくらべだ。おてんとさんは必ずみている」
と言っていたのを思い出します。
きっとこの通勤路のココでも静かな根競べが行われていると思われ、
世の中にはそういう人とこういう人が混在ざいているのだなと。
時には憎たらしいほどの熱を放出するおてんとさんですが、正しくはおてんと様であり、
悪を憎み、善人を見放すことなく、電気を作り出し、水をお湯にも変えてくれる。
この家にも搭載されることとなるLATENTO(らてんと)の名称は、もしや”おてんとさま”からきているのではあるまいか。
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