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基礎工事終了~いよいよ建て方

2013.06.22

低炭素認定住宅の許可申請が長野県で第2号だったらしく、先日建築業界紙の新建新聞の取材を受けました。審査機関の日本ERI松本支店の担当者の方も初めての審査だったそうで、お互いにあれやこれやと模索しながら、どうにかなりました。 昨年の12月以降、さっぱり普及が進まない低炭素認定住宅ですが、いったい何が原因なのでしょうか? 世間に認知があまり進んでいないことが大きな原因かと思いますが、工務店や設計事務所側が必要以上に面倒だと思い込んでいることが大きいと思います。 省エネ性能的にはそれほど大掛かりな仕様変更を必要としませんし、私の場合、標準仕様でお釣りがくるほどで、さほど高いレベルを求められているわけではありません。 市街化区域で、3千万以上の住宅ローンを利用する方は絶対に取っておくべき申請だと思います。 長野県では「ふるさと信州環の住まい」という新築住宅に対する50万円の助成金制度があるのですが、低炭素認定住宅の許可と併用すれば、さらに+30万円もらえます。 長期優良住宅と比較してもずいぶんコストアップは押さえられ、はっきり言って「取らなきゃ損!」と感じてしまいます。 また、申請に要する書類作成費については各設計事務所が代行することになろうかと思いますが、10万円程度が目安になろうかと思います。もちろん規模や難易度でかわってくると思いますが。そこに申請手数料が別途かかります。トータル20万あれば普通の木造住宅であればお釣りがくるはずです。 やっぱり今後は大手ハウスメーカーも原則クリアしてくるレベルだと思いますので、小さな工務店はちゃんとついていかなくてはますます営業力に差が出てきてしまうとも感じます。   配筋検査の一コマです。           約2週間ほどで基礎工事がきれいにあがりました。 いよいよ来週建て方です。今回は餅まきはやりません(笑)       建築主のIさんも仕事の合間を縫って、見に来てくれています。 まだピンときていないご様子。 秋からはアパート暮らしから一転、ここに住むことになるんですからね~。   私自身もそうでしたが、「あ~ここが我が家だぁ~」と実感するのは、実際引っ越して1年後くらいでしたからねぇ。  

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