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信濃町デッキ更新完了。そして問題の・・・

2012.04.20

今日は穀雨。夕方からしとしと降ったところもあったようですが、信濃町は降らなかったですねぇ。でもだいぶ溶けましたよ、雪。そう、まだまだあります、信濃町。おそろしい所です・・・ホント・・・。 さて、15年目のデッキ更新工事。ほぼ完了しました!!     どうです!なかなか立派でしょ!除雪機もデッキの下にかくれんぼ。 足場がかかっていますが、そうです、屋根の左側の谷の部分、落雪時に壊れちゃったんですよね~。       足場に登って下から見上げると、こんな感じに壊れています。軒裏がはがれかけています。なぜか? そう、するどい読者の方はお判りでしょうか。       う~ん、どう説明したものか・・・。 要は垂木という屋根を形作る構造材の一番端っこが、落雪の際押されて、外にはみ出た、ということなのであります。 とにかく豪雪地では谷はできるだけつくらないようにしましょう。そうはいっても雪を落とす場所を指定したり、デザイン上のこともありますもんね・・・。15年で初めてなったのだから、いかにこの度の豪雪がすごかったか、ということです。   デッキ降り口はこんな感じです。 踏み面270㎜、蹴上げ190㎜、いいですね降り心地。         場面は変わって北側へ。そうです、以前ブログでも紹介しましたが、土台が腐っている、あのモンダイ。 これはメスを入れる前で、素手でめくっただけです。       通し柱が乗る土台も相当腐っています。こちらも素手のみです。通し柱のホゾが半部見えてますね。         いよいよメス(ノミ)を入れます。グジュグジュしています。雨はここ数日降ってしませんが、飛沫(しぶき)が飛んでします。         小さな黒ありが出てきました。アリの巣がありそうです。           水切りを外します。タイベックという防水シート(白いやつ)が、水切りより室内側にありました。これではダメです。         黒っぽい湿ったおが屑が見えます。黒アリが住んでいる証拠です。             青木大工はチェーンソーに持ち替えました。ふわふわした柔らかいところを削っていきます。         壁の中にある、管柱の根元です。ここも多分に湿っています。フカフカです。柱自体もぬれていてふかふかします。         メスを入れるとやはりグジュグジュでダメ~。           土台の裏側、つまり床下にもぐりました。やはり黒アリなのか、巣がありそうです。白い断熱材(サニーライト)の中にも・・・?         サニーライトをめくりました。粗床合板も少々、腐りつつあります。白い筋はカビです。         サニーライトには何かウジ虫状のものが・・・?はっきり分りませんが、なにかのサナギのようです。         まだまだウミは深そうです。 ここで決断です。みなさんならどうしますか?       私の場合、土台の交換を決意しました。お客さんにも当然誠意を以て説明をします。 土台約5m交換、通し柱も腐れ部切断し継ぎ木&補強&ホールダウン金物取り付け、管柱も柱継ぎ木・補強。 本日の作業は中断。材料や工法検討、準備してリベンジです。 最後はさわやかな風景で。            

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