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本「福島の子どもたちからの手紙」

2012.04.02

昨日は、久しぶりに家族といっしょに過ごしました。長野市善光寺近くのパスタがおいしい「こまつや」さんで贅沢なランチ。家族みんなでの外食は1か月ぶりでした。上の娘は今度3年生。下の娘も小学校に入学です。福島県の方々を中心に、県外への避難、転向があきらめの感情と共に進んでいます。そして避難したくてもさまざまな事情で避難できない人々もいることも事実です。

 

本屋さんにも3か月ぶりぐらいでしょうか、やっと行くことができました。以前テレビで紹介されていた、「福島の子どもたちからの手紙」を購入しました。福島県が故郷の子どもたちが書いた文章が、そのままの原稿・用紙で紹介されています。幼稚園~中学生たちの、少し控えめではありますが素直な声のひとつひとつが心に響きます。1字1字に想いが込められているようで、これから社会人として、どのような国にしていかなくてはならないか、という責任を感じます。みなさんも是非読んでください。原発の問題は対岸のお話しではありません。

 

本のなかの小5の男の子の文章を紹介します。

みんなてん校していくし、外では、きまった時しかあそべない。プールにもはいれない。福島の食べ物には、ほうしゃのうがあって、食べられない。福島のほとんどが、東京電力にとられてしまい、福島は、もうぜつぼう的。

みんな、

「福島がんばろう。」

と言っているけど、さい玉や、東京は、「福島の人は、ほうしゃのうがあるから、いやだ。」

と言ってさべつされ、とってもかなしい。こういうときこそ日本が一つになればいいのに、そうはどうしてもならない。だから、福島だけでも、一つになって、しん災や、災害に負けない福島、笑顔のあふれる福島、世界にほこれる平和な福島を作りたい。

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