グリーンラック日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

ドーマキを減らすか

IMG_0618-1先の日曜日、群馬県桐生市・U様宅に行って来ました!

お隣県とはいえ、実際にはめったに行かないグンマケン。

かつて群馬サファリパークは家族で行きましたし、昔は冬のゴルフによく来たものです。

え?なに?

あんたゴルフやるのかい?、って?

ええ、10年くらい前は月一くらいで行ってたものですよ。スコア90どまりでしたがね(*´з`)

 

IMG_0604どうですこのお宅、カッコイイじゃあ~りませんか!

あ、いえ、私が設計や施工したわけではありません。

Rebornが昨年まで製造販売していた薪小屋キット=グリーンラックのヘビーユーザーさんのお宅なのです!

6寸勾配の大屋根スタイル。色使いは徹底してブラック。

先月行われた軽井沢の見学会にお越しくださいましてご対面!そして仲良しこよし。

薪ストーブメンテナンスの小野沢さんと連れ立って、お宅拝見、というわけです^^

 

IMG_0575基本的に奥さんは薪ストーブに火を入れないのだそう。

床暖房とエアコンを併用して主暖房としています。

ご主人がいるとき限定で薪ストーブを使っているそうですが、

薪の消費量もかなりのものらしく、「どうしてこんな風なのか?」

という疑問を抱いていたところ、メイスンリヒーターに興味を持っていただいたんだと思います。

 

IMG_0594深い軒下には焚き付け用のマキBOX(果樹箱)が。

さすがに黒いカゴは売ってないかな。

しっくいの白壁と低い深い軒。まさに古民家の特徴ですね^^

雨樋がないと外観もすっきりします。

 

そしてその先に見えるのは・・・

 

 

IMG_0598-1ありましたありました^^

グリーンラックGR36416Rロング軒・オンデュリン屋根・ジェットブラック色塗装!

なんだろ?娘の嫁ぎ先を訪れるようなこの感覚(笑)

来シーズン用のマキがすでに積み込まれていました。

桐生市は赤城山のふもと。山麓といってもいいかもしれません。

真冬は家が揺れんばかりの強風が吹き下ろすんだそうです。

IMG_0607-1あるわあるわグリーンラック&木っとハレルヤ。

こうなるとすでにリボーンのエクステリア展示場の役割を果たしていますなぁ~

まわりにも何軒か薪ストーブの家がありました。

マキ集めは苦労の連続でしょうが、

「捨てればごみ、割れば燃料」というのがやっぱり魅力です。

”助けてあげて自分も得する”

まさにウィンウィンの関係にあるのです。

 

IMG_0614そうはいっても、割るのも保管しておくのもなかなか大変なことです。

かなりの時間も必要となります。

「火を見て生活するのが好き」に加えて、地域に貢献したりコミュニティーを大切にする思い、

もっと言えば、「なんのために薪ストーブという暖房手法をとっているのか」

という理念みたいなものを持っていないとなかなか続けることが難しいと思います。

堅苦しい言い方になってしまいましたが、「タダで入手できるから」という理由だけで薪ストーブを導入しないほうがいいと思えるのです。

Uさんオリジナル作の矢倉型薪ラック。

こういうのを自ら考えつくる愉しみ、出来た時の喜び・達成感、誰かに見せたいと思う”うひひひひ”の気持ちがあるといいですネ。薪ストーブ向きの性格です。

 

IMG_05863.11震災直後、薪ストーブはとても流行しました。

8年経った今、また3.11以前に戻ったかあるいは減じたように思います。

パワープレーでガンガン薪を焚いて暖をとるのではなく、

せっかく苦労して割った薪が、

きちんと熱となって室内に残ること、

外にできるだけ逃げないこと、

そういうことを考えるとキューワン住宅やメイスンリヒーターを導入することの意味も、みなさん見出してくれるのではないでしょうか。

最近でこそあまり言われることが無くなりましたが、「断熱ヲタク」とか「やりすぎ偽善の設計士」なんて陰口たたかれた時代もありました。

♪そんなぁ~、時代もぉ~、あぁ~ったけどぉー(笑)

最近では同業の人も含め、とてもたくさんの方が共感してくれています。

私の中にも、「キューワン住宅のすごさは、暮らしてみてもらえれば分かる、うひひひひ。」

の気持ちがあるんです!

 

格言:薪は乾燥させてこそ燃料。アツイ断熱は薪ストーブユーザーを救う。

 

以前パラマウント硝子工業さんから取材を申し込まれました。

近くホームページに工務店採用事例で紹介されるそうです。

2019.3.19 Reborn塩原



 

 

軽井沢インスペクション

IMG_0393-1いきなり屋根上からこんにちは^^

春を待つ軽井沢。美しいです♪

築30年・木造住宅インスペクションを行いました。

新築当時は別荘として建てたそうですがすでに定住しており、アルミサッシ+1枚ガラスの窓がたくさんあるためか、「とても寒くて困っている。何とかしたい」というご相談をいただきました。

このあたりはバブル期に開発されたエリアで別荘が多いらしく、オーナーさんも高齢化を迎えており、日中ですらほとんど人気(ひとけ)がありません。

画像を見る限りでは晴れていますが、冷たい浅間山からの吹きおろし風が塩原の耳をつんざきます。

IMG_0391-12階建てのような平屋屋根に並べられたワインレッドの瓦。

一部をガラス瓦にして、室内居間の採光を助けています。

ズレや割れは確認できません。

「固定は問題なしと・・・。」

やっぱり瓦の耐久性というのは侮れません。ピンピンしています。

谷や尾根があると瓦はカットして納めます。そうなると固定があやふやといいましょうか、難しくなるので、大抵はボロが出ています。

しかしこのようにきっぱりあっさりときれいに並べられた瓦(一文字葺きといいます)は、見事に建物を風雨から守り抜いてきており、これからもきっと守り続けてゆくことでしょう。

IMG_0399天窓風、ガラス瓦に接近。

「ああ・・・、やっぱり」

とは思いましたが、ケツロってます。

たしか室内では石油ファンヒーターを焚いてらっしゃいました。

暖かい空気は高いところにのぼってゆくのは必然。

外気温推定2℃の瓦も当然2℃前後に。

それはそうでしょう。

 

IMG_0433-1室内側より。

オーナーさん曰く、「雨が降る窓」だそうで、結露水の落下は日常茶飯事のご様子です。

雨漏り的な結露水を受け入れて、明るさをとるか? 多少暗くとも、ケツロを避けるか?

なお、市販の天窓(たとえばVELUX)を用いたとしても、少なからず結露は発生します。

特に水蒸気を室内に放出する石油ファンヒーターを焚けば避けられません。

天窓をつける際には、換気、暖房方式にも注意が必要です。

DSCF7378-1小屋裏にも潜り、この天窓の裏側も調査しました。

案の定ではありますが、囲いの周辺に断熱材がありません。

ここも必ず断熱すべき部位ではあります。

屋根裏に行って、その温度環境にびっくりしました( ;∀;)

調査前に打合せをした居間の気温は推定10℃。

この屋根裏は20℃くらいあるでしょうか。ものすごく快適です(*^-^*)

 

DSCF7379-1理由は簡単。室内を暖めようとした暖房の熱が、間仕切り壁上部から流れ込み、

太陽も出ていたので屋根面をあたため、瓦に蓄熱され輻射熱として屋根裏空間をあたため・・・。

気流止めがない壁から上がってくるはくるは。

断熱すべき壁にも断熱材が入っておらず、

室内側に張られたビニールクロスはその温度変化で下地である石膏ボードに結露が発生し、接着剤の劣化が進み、クロスがずいぶん剥がれていました。

小屋壁(こやかべ)と言いますが、室内に斜め天井部分が存在する場合、

こうした三角形の断熱すべき壁がでてきます。

経験的に、この時代の大抵の木造住宅の小屋壁には断熱材が入っていません。

暖房が効くはずがありません。

DSCF7377-1小屋裏には暖かく湿った空気が溜まっています。

屋根裏空間の換気が十分にとられていない場合、

冬季北側の野地(のじ=屋根を載せる下地となる板=この家の場合はラワン合板でした)で結露が発生しています。

ここも案の定、逃げ場のない暖かい湿った空気が、雪が乗ったり、北風が吹きつける冷たい屋根の裏側で水滴に変化している様子です。

結露により劣化が進んだベニアは瓦の重みも重なり、おおきくたわんでいました。

釘のサビも気になります。

真冬にここを調査すると、もしかすると冷凍庫のように霜がびっしりついているかもしれません。

 

DSCF7315床下にも問題があります。

湿気の多い軽井沢とはいえ、尋常ではない湿気。地面の土がかなり湿っています。

湿気はカビを発生させ、断熱材であるグラスウールの性能低下を招きます。

土台や柱などの木部を腐らせ、重大な弱点になりえます。

土地柄、どうしようもないのか?

だからこうして高床式にしているのか?

調査する側からすれば、実に調査しやすいのですが・・・。

 

IMG_0348-1床下湿気の原因の一つがこれ。床下換気口。地窓(ぢまど)とも呼ばれますが、大雨の際はここから雨水が流れ込むこともあるでしょう。

なお悪いことに、建物の外よりも床下の地盤面のほうがかなり低いのです。30cm程低いか。

溶岩である軽石を含んだこのあたりの土は、基本的に浅間山の火山灰。水はけが良いのですが、

これだけ悪い条件がそろえば床下の土は濡れています。

床下は当然ながら直射日光が当たりませんから、乾くことは一度もありません。

30年この状態が続くとどうなるか。次からの画像は閲覧注意です。

 

DSCF7333白いカビが至る所に木に付着。

大引(おおびき)と呼ばれる床を支える材木端部が腐り落下。

残念ながら伝えることはできませんが、カビの臭いが充満しています。解決策はいろいろあります。

・防湿シートを床下地面に敷き詰め砂を重ねる

・防湿用にコンクリートを5~6cm程流し込む

・換気を促進すべく、機械的に換気を行う、などが挙げられます。

しかし抜本的には、外部地盤面よりも床下地盤面が高い状態にすること。

それが叶わない場合は、家の周囲に暗渠排水などの排水施設を巡らすことです。

 

DSCF7321 DSCF7317湿気の多い床下はカマドウマが生息しやすいそうで、大勢でこちらをじっと見ています(怖)

通称ベンジョコウロギ。

我々業界人の中には、こやつが大っ嫌いな職人が多く、1匹でも発見しようものなら二度と、絶対にその空間には入らない、という人もいるほどです(笑)断熱工事屋さんのKさんがそうでしたね^^

工事を請ける請けないもこいつがいるかいないか次第、って真顔で。(笑)

かくいう私も新入社員の1年生の時分には、もう夢に出てくるほど怖くて気持ちが悪くて・・・。

なんですかね?この脚が異様に長くて脚力があり、1~2mくらいジャンプしてますね。

最近はかなり慣れましたよ。慣れって怖いですね(笑)

DSCF7348-1アンカーボルトがちゃんと締まってない、というのも怖いものです。

基礎を作った人がボルトの出寸法を間違えたというミス。

そしてこの土台をセットした大工さんがスルーしたというミス。

設計士が監理をしていたはずですが発見できず、現場監督さんもまたしかり。

建築現場はまさにお化け屋敷よりも怖い、

まあ、そういう風に今回のブログはなっちゃうんだけど。

次回のブログは明るい話題だとよいですね。

 

2019.3.14 Reborn塩原

 

寒い家で暮らしたくない②

DSCF1610いよいよ始まりましたスギ花粉シーズン泣

塩原は今日からスイッチが入ってしまいまいました。

毎年のこととはいえ、非常に悲しいものがあります。

さて今回は前号ブログの続編で、天井についてみてゆきます。

この写真、新築直後のとある家。

なぜか暖房の機器が悪く、暖房をしてもすぐに室内気温が低下。

断熱材はちゃんと入っているように見えるのですが・・・、というご相談でした。

 

DSCF1614袋入りのグラスウール100㎜マットが2枚重ねで計200㎜。

天井に200㎜入っていればかなりのものです。

残念なのは間仕切り壁が天井を貫通している部分。

こういう状態のこと、何ていうんでしたっけ?

はい、・・・、正解は「気流止めがない」でしたね(‘ω’)ノ

もうやめませんか?袋入りのグラスウールを天井に使うの!

 

DSCF6864昭和40年代、別のお宅。

やはり袋入りのグラスウール50㎜マット品。

40年間、施工方法がまったく進歩していません~泣

実はこの”気流止めがのアルナシでずいぶん暖房の効きが異なる”

という事実に気づいたのって、新住協の代表理事の鎌田先生なんですよ。

今から約30年くらい前のことでしょうか。

断熱材のメーカーさんも、断熱材を敷きこんでいた大工さんらも、だ~れも気づかなかった。

いわばコロンブスの卵ですな。

DSCF6579昔の家は土壁の家が多かった。

ベトカベとも言いますが、耐震診断とかインスペクションしてると、けっこう長野県は多いんですよね、ベと壁の家が。

でね、べと壁はある意味気流止めになってるのよ。きっちりではないけれども。

最近の家はたいていは壁のなか空洞ですよね。でもべと壁は土で埋まってる状況なわけで。

そうなると断熱材を敷きこんであると割と暖房が効くわけで。

侮れないよ、べと壁。ある程度の耐震性もあるしね。

でもベと壁オシ、してるわけではないですよ。最近は左官屋さんもなかなか体が空きませんし、、、

 

Exif_JPEG_PICTURE袋に入ってなくても、下にビニールシート敷いて、

こんなふうにみっちり断熱材が敷きこまれてると暖房はよく効きますよ。

天井の高さが上がったり下がったりするとこういう風にはいきません。

これで厚さが20cmもあれば、かなり熱は逃げにくくなっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内側から天井を見上げたとき、これがある意味理想形です。

ビニールシートは全面にばぁーっと張るやり方のほうが早いし、天井面に隙間がほとんどありません。

現場ではどうしても天井板なり石膏ボードを張った後で断熱したくなっちゃうものなんです。

手順を変えて、天井に断熱をした後で、大工さんに天井を仕上げてもらう、というやり方のほうが確実です。

でもよく見ると、断熱材の重みで、天井が膨らんでるでしょ?

これを大工さんが嫌うんです。張りにくくなっちゃうから。

大工さんに限らず、どんな人でも楽したいじゃないですか。天井先に張って、あとで天井裏に潜って断熱材を並べるほうが得だと感じてそうしてるんでしょう。

Exif_JPEG_PICTURE天井裏にスペースが十分あれば、ビニールシートだけ先に下地に貼っておき、

天井を先に張って、後で断熱する方法だってあります。

この場合、柱が天井シートを貫通しますが、気密テープでぺたぺた切り貼りする必要があります。

これはけっこう厄介な仕事です。

 

Exif_JPEG_PICTURE間仕切り壁の上も天井裏とつながらないように、こんなふうにシートを張っています。

これぞ気流止めですね。

やってみれば分かりますが、これは大変な労力です。脚立を移動しながら登ったり下りたりするわけですから…。

 

 

S__3596292最終的には小屋裏から吹込み(ブローイング)で断熱材を敷き詰め、

これでめでたしめでたしなんですが、

気流止めを行いつつ、いかに天井の断熱を行うか、

というところに各社の工夫の余地があるはずです。

袋入りのグラスウールのみで天井を断熱・気密する方法は、私には思い浮かびません。

 

来年度から長野県は省エネリフォームに対してサポートをするという動きがあります。

国交省も次世代省エネポイントなるもので、断熱や省エネ機器の導入を後押しする策が発表されました。

注目していきましょう。

ところで、確定申告が始まりましたね。

昨年新築した方、断熱や耐震改修を行った方は税制優遇がありますから、忘れずに申告してください。

2018.2.21 Reborn塩原

Rebornが注目されだしてきた

IMG_9710一般の方々には全く関係ないところで、ひそかにRebornブームが起きています(笑)

昨日は某断熱材メーカーの依頼で取材がありました。

某といっても断熱材メーカーってそれほどありませんから、このブログを毎回ご覧いただいている方は分かりますよね?

工務店やハウスメーカー向けPR動画撮影&インタヴューということで、東京から4人の方々が長野に来ていただきました。

どこでどう情報をとっているのか、よく分かりませんが、Rebornでは高性能グラスウールを採用する際、P社の「太陽SUN」という商品しか使用しておりません。

毎日コンビニで特定の商品しか買ってゆかない客って、店員側からすると目立ちますよね。

きっとそういうことなんだと思います(笑)



 

昨年11月には住宅業界誌の新建ハウジングという雑誌でも採り上げていただきました。

IMG_9740この本については建築実務者であれば多くの人が読んでいる・知っているでしょうから、

それなりに「お~、アレ読んだよ~」、とか

「偉そうな!」などと冷やかしをいただき、少しずつリ・ボーンの知名度が上がってゆく実感があります。

”リボーン”という不思議な言葉も少しずつ耳にするようになりました。

最近の山下達郎さんの曲名でもありましたし、トヨタもコマーシャルで使っています(ワタシラヨリモサキデスガ汗)。北陸地方・リフォーム業者の雄、喜多ハウジングさんも「ハウスリボーン」というコンセプト名でリフォームをしてらっしゃいます。

「性能向上リフォーム」、「リノベーション」という言葉の方が先に広がってしまっている感じがしていますが、

既存住宅の診断を丁寧に行い、長所・短所をあぶりだし、予算的には新築建替えするよりもよっぽど安価に、夢や希望をできるだけ採り入れようとする、

そんなリフォームのことを指しています。

 

IMG_9743少子高齢化と共に、住宅業界では盛んに新築から耐震・省エネリフォームへシフトしてゆく動きが語られているわけですが、

そういった”簡単ではないリフォーム”をするプレーヤーは、実際のところかなり稀らしく、

実例紹介や考え方、ビジネスモデルとしての位置づけなどのインタビューを受けることが多くなってきました。

株式会社リボーンは、こうしたリフォームを行うことを目的として約5年ほど前に産声を上げました。

横綱と呼べるほどの件数をこなしているわけではありませんが、どの現場も大変に刺激的で勉強になっております。

実はこうしたリフォームを初めて行ったのは、15年前の松本市にある私の実家リフォームが最初でした。

 

IMG_9741当時はまったくと言っていいほど、こうしたリフォームがあると知られていませんでした。

リフォームといえば水廻りの更新や修繕といったことを指しており、

断熱を厚くしたり、サッシを付け替えたり、暖房方式を変えたりなどというのはバカげたリフォームだ、という見方がとても強かったように思います。

それもそのはず。30年が建物寿命(建替えられる平均年数)と言われ、1代ごとに建てては壊すというのが当たり前の時代でした。たったの15年前です。

それがこれほどまでに注目されることになるとは思いもしませんでした。

 

IMG_9742昨年12月には、住宅業界誌では最も発行部数が多いのではないかと思われる雑誌にも取り上げていただきました。

若干客寄せパンダ的な位置づけになっておるきらいはありますが、断熱材メーカーの意図通りに施工を行っている業者が実は少ないんだとか。

先日Rebornの新築現場に、お隣の某ハウスメーカーさんの現場監督さんがあいさつにいらっしゃいました。

「来週○○日に建て方をやるので、よろしくお願いします!」

「おぉ~、断熱はグラスウールなんですね~、久しぶりに見たなぁ~」

ですって。若干上から目線を感じましたが、グラスウールは世の中のシェア60%以上を誇る筆頭株主的な断熱材なのですよ、ふふふ。

そんでもって、それはあくまで付加断熱でありまして、この家はオタクらが建てようとしているその家よりも相当に燃料需要が少ないのよ。

と心の中で叫びました。勉強熱心な現場監督さんだったならば、付加断熱工事現場を見た瞬間、「うっ!負けた!」と感じなければいけないのですよ。

IMG_9739争うものではありませんが、あなたたち、ちゃんとお施主さんに燃費計算してあげてくださいね。

来年からは説明義務になりますからね。

そして昨年、この本にもとりあげていただきました。

その名もずばり「この家にしてよかった。

これから家建てる人はぜひ読んでくださいね^^

 

2019.1.24 Reborn塩原

 

 

木の物置F-LAT_BOX発売開始!

Exif_JPEG_PICTURE新年も2週間が過ぎ、落ち着きを取り戻しつつあります。

今週はひょっとしたら今季一番の冷え込みだったではないかと思われるほどの寒気到来で、長野市内でも-10℃にせまる最低気温を記録いたしました。

私はホッカイロや耳当て、ヒートテック下着などを身に着けて現場に出るようにしていますが、終日現場の職人さんには気の毒ですが、

昨年断熱改修したリボーンの事務所は快適です(‘ω’)ノ

 

スライド1さて新年早々、

リボーンのオリジナル木製物置第2弾となる、「F-LAT_BOX(フラットボックス)」の発売を開始したいと思います。

結果的に試作から約2年という時間が経過してしまいました。

4年前に「木っとハレルヤ」という木製物置キットを発売しておりましたが、防水性に難があり、加えて

宅配便による個人宛配送が昨年からできなくなり、薪小屋キット=グリーンラックとともにWEBショップ自体の撤退を余儀なくされました。

スライド2完全防水を目指すこの物置は、基本的にはRebornの工場で加工から組み立てまでを一貫して行い、クレーン付きユニック車での現場搬入を想定しております。

1.8m×1.8mの最小のもので、大人4人の手で運べるだろうと思いましたが、ちょっとしんどい。2tユニック車が横付け出来、かつその半径3m以内までが直接搬入据付ができる限度だろうと思います。

場合によっては大工さんを派遣して現場で組み立てることも可能です。

 

スライド34畳タイプの3.6m×1.8mも同時発売。この試作品は弊社の書類保管庫として展示しております。

内容量は約8㎥もあり、相当な広さがあります。

運送搬入費別途で税込み45万円はみなさんどう感じるでしょうか。

個人的には1.8m×1.8mタイプよりもお得だなと感じております。

 

スライド4木製品でありあながら、堅牢で長持ちすることを前提としております。

きれいに整備されたガーデンや、玄関付近など人の目につく場所に設置することを意識しております。

外壁材はACQ防腐防蟻剤を加圧注入しており、無塗装でも30年以上は腐ることがありません。

加えて「すのこ張り」と呼ばれておりますが、一枚一枚を間隔をあけながら張ることで、通気性を良くし、面としてのデザインに表情を持たせています。

グリーンラックや木っとハレルヤで用いられていた、高さ調整のできる鋼製脚も付属させ、レベル調整も楽にできるようにし、基礎工事を簡単に済ますことができます。

寒冷地で地面の凍上により多少高さが変わってしまっても、また中に荷物が入ってしまった状態であったとしても高さを調整できる優れものです(レベルフット・特許取得部材)

 

スライド5二年間の試験期間で、積雪に十分耐えうることも検証済みです。

F-LAT_BOXの”F-LAT”は、ファサードラタンと呼ばれる外壁の頭文字をとって、

また、四角いBOXでフラットの屋根であることを意識してネーミングされています。

平らな屋根は当然ながら雪が落ちません。必然、積雪荷重がもろにかかります。

設計上は軽い雪であれば2m、湿った重い雪であっても1.0mは雪下ろしをしなくて済む強固さです。

 

スライド6量産をするつもりは今のところ全くありません。

1台1台大工の手によってつくっています。

塗装はしないことが前提となっていますが、すべて木で出来ていますので当然ながらお好みで塗装もできます。

 

スライド9特注サイズでのオーダーも可能ではありますが、部材の規格寸法のロスがないように大きさ設定がなされており、特寸は割高になってしまうことをご理解ください。

ご注文はお手数ですがまずはRebornにメールでご一報ください。

通常納期は約1か月程いただきます。

 

 

S__198434820

先日第1棟目となるF-LAT_BOX1818を千曲市のMさん宅に納品してまいりました。

農作業用道具の保管庫として、また収穫された根菜類を保管するんだそうです。

設計図PDFファイルはこちらよりダウンロードしてください ↓

F-LAT_BOX_1818

F-LAT_BOX_3618

 

2019.1.12 Reborn塩原

 

25年前から木製サッシLOW-Eペアガラス(アンダーセン)( ゚Д゚)

Exif_JPEG_PICTURE突然ですが!

飯綱町・霊仙寺湖のすぐそば、OB宅ポスト&ビーム(P&B)の売却情報です!!

築25年。

当時ログハウスの一種としてP&Bが住宅として注目されるようになってきました。

私はこの家が掲載されたログハウス雑誌を見てこの業界に足を踏み入れました。

本当です。

2階建て延床面積83㎡(25.15坪)+3階のようなロフトがついています。

外壁はレッドシーダーざらざら仕上ですが、まったく腐ってなどおりません。

敷地はいったいどれほどあるのでしょうか・・・

300坪以上あるカラマツ林の中に完全に溶け込んでいる感じです。

 

P&B1 P&B2 P&B3図面もきちんと残っております(^_-)-☆

長年趣味のスキーを楽しむ拠点として、夏は避暑・BBQなどで使われてきましたが、オーナーさんも高齢化し、使う機会も最近ではめっきり減り、管理も大変になってきたからと、ご相談をいただきました。

大事に使ってもらえる人に引き継げたらと願っています。

弊社は不動産業を行っておりませんので、もし欲しいという方はおつなぎしますのでメールでご一報くださいませ。

価格は要相談だそうです。

手書きの図面、いいですね(‘ω’)ノ

私もほんとうは”手書きで図面書く派”なのです。

最近はパソコンでCADばかり。

ほとんどドラフターに座る機会がないのですが、手書き図面にはなにか説得力が備わる気がします。

図面もパッシブにいきたいもんですな~。

「夜は書かない」なんて憧れるな~(*´з`)

 

DSC_7177ところで先週、Rebornの新築第2号棟である、上田市M様邸3年点検に行ってまいりました。30坪定型PLANとしての第1棟目。

おかげさまでこのモデルはその後人気を博しており、続々と同プランが新築されてきております。

シンプルながら力強い断熱力。俗にいうキューワン住宅です。

直射日光が南面のサッシガラスより差し込み、ダイレクトゲイン(日射取得)によるパッシブデザインとなっております。

 

DSC_7189温水パネルヒーターによる暖房ですから、この寒い時期、

こうして窓を開けっ放しにしてもすぐに家の中が寒くなることがありません。

新築時赤ん坊だったお子さんは、もう縄跳びをして遊んでいました。

こんど来るとき(5年点検)の時には2重飛びができるようになっているに違いない・・・汗

めだった不具合はほとんどありませんでしたが、2階の子供室のドアの建てつけ調整を行い、

玄関ドアの塗装をお願いし、24時間換気扇のファンを清掃していただきました。

DSCF6993

床下の様子。

レアな写真なので紹介します。

ココはユニットバスの床下です。

部分的に基礎断熱になっている箇所になります。

漏水の有無、シロアリ被害の有無、カビ発生の有無などを確認します。

ここで比較的多い不具合が、追い焚き循環口からのポタ漏れです。

ポタなので、長らく発見できないこともよくあります。

ユニットバスはこのように、鉄の棒で支えられています。誠に心元ないですが、これが現実です。

 

DSC_7196深い軒の出に守られたベランダの木部。

それほど劣化していませんね。

ベランダの腰壁部分はデザイン上のアクセントになるので、私はできるだけ無垢の板を提案しますが、

必ず皆さん苦い顔を一瞬しますよね(笑)

塗装とかメンテナンスが大変なんですよね、って続くんですが、3年でこれならOKでしょうか?

夏は日除けの役割を果たすベランダ。

そういえば25年前のP&Bにも日除け的ベランダ、ありましたね(^_-)-☆

 

2018.12.13 Reborn塩原

古民家いんすぺ

DSC_7219築100年以上の古民家をインスペクションする機会に恵まれました。

図面も記録もないのではっきりとしたことは全くもって誰もわからないのですが、

現在の家主は8代目。染物屋→養蚕→農家→サラリーマンと続いてきているとのこと。

その暮らしを支えてきたのは、なんといってもこの家です。

数々の増改築を繰り返し、住み継がれてきた木造軸組み工法。現代のそれとかわりません。

リノベするならどの範囲まで解体すべきか、親世帯子世帯の同居を目指すならばどうすべきか、

そのような観点から調査依頼をいただきました。文字通り”恐縮”です。

 

DSC_7422煙出しの越し屋根を持つ瓦葺きの東西に長い切妻屋根。

この外観デザインは平成が終わろうとしている現在でも脈々と受け継がれてきており、おそらく躯体の90%以上は新築当時のものであり、

風雨豪雪に耐え、シロアリや腐朽菌からの食害に耐え、松代群発地震に耐え、おそらく善光寺地震にも耐えてきたのではあるまいか。

ある意味重要文化財的な価値のある建物の調査、ワクワク感がこみ上げます。

 

IMG_9438圧倒的素材感漂う土蔵の壁は、一部剥がれているのがまたいい雰囲気を醸し出しています。

土蔵の壁は土でできている。

当たり前ではありますが、失いたくない日本の風景の一つです。

これをインスペクションのガイドラインによれば「外壁の劣化」とみなして報告書に記載、補修あるいは維持管理の強化を行いましょう、という風にもってゆくのです。

ま、それはそうなんだけれど、そういうわけにもいかんぜよ、という私情が入るのもまた事実。

あらゆる部分に職人さんたちの真心、誠意、腕利きが感じ取られ嬉しくなりました。

昨今はひどい職人不足が続いていますが、こんなの壊しちゃえじゃなく、修復・保存してゆきたい、と考えるのは愚かなことでしょうか。

 

IMG_9446土台も「こりゃひどい」とは片付けられません。

よくぞ持ちこたえている、よくぞ腐らず、シロアリ被害にもあわずここまで来れるものだと驚嘆します。

「こえ~こぅえ~よ~」

と察しのよい新人ナカソネは、床下をのぞき込んではこちらにアピールしてきます(笑)

「はい、じゃあ、潜って!」

 

 

DSCF7030コンクリートというものは当時なく、支えは当然天然石。

床を構成する部材はすべて材木。

そこかしこにあったものだけで作られているんですから、これぞエコ。

人間のための家ではありますが、猫や鳥などの小動物の住処も同時に作ってあげている現実があります。

「ゆかした」は、人間界と自然界のちょうど境目であり、蜘蛛の狩場でもあるわけです。

 

DSC_7376土壁だっておそらくはこの土地の土で出来ているのではあるまいか。

植物の茎やもみ殻を混入させ、少なからず寒さに耐える断熱材としての役割を兼ねていたはずで、

崩れ落ちては塗りなおし、より防火性・美観性を高めようとしっくいを塗り、柱は交換できるよう、あるいはデザイン性として常時見える真壁造に。

どの部分も簡単に復活させることができるように作られているのです。

 

DSC_7440屋根は数十年前に瓦を載せ替えたそうで、野地板は更新された様子です。

旧来の部分はススで真っ黒。燻煙されて防虫効果ますます、強度が増しているようです。

たかだか45年しか生きていない自分。

100年以上もこの家に暮らす人々を守ってきた柱、梁。

どう考えても私の立場は新人くんです。

 

DSC_7547障子を照らす午後の弱い日差しも絵になります。

この戸を開けると広縁があり、庭には老木の松が右斜め45度の傾斜で立っています。

いったい何人の客人がこの座敷を訪れたのでしょうか。

そしてどんな会話が、どんな説教があったのでしょうか。

 

 

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さいごに風雪に耐える木材の姿を。

縁の下だけではない、力持ち!

脱帽です。

 

2018.12.8 Reborn塩原@千曲市

 

木のバイクガレージ

IMG_9194F-LAT BOX(フラット ボックス)なる物置をRebornの作業場で試作しています。

かれこれ1年経ちますが、いっこうに世に出せずにおります泣

試作も7号目。そろそろいい頃でしょうか。

防水性能は完璧です。

雨が壁にかかるので、経年変化も観察していますが、1年としてはまずまずの成果をみています。

ご覧のインディゴブルーはバイク乗りの方を想定しており、防火性能に配慮しています。

壁の中に断熱材も入ってるんですよ!

 

IMG_9196この新型はファサードラタン調にみえる、幅狭のシベリアンラーチ目透かし実材を張っています。

先日、軽井沢Q1.0リフォームのブログでも紹介した外壁材です。

塗装はわざと(?)ラフな感じで。

ベースにグレーを塗っておくとなおよさそうではあります。

アンティーク調を狙っており、かすれたジーンズを履いたライダーをイメージ。

もうちょっとラフに仕上げてほしかったのですが、大工さんというのはそういうことはなかなか出来ないようです。

 

IMG_9200初めて窓もつけてみました。

アリですね。

どっかこっかで不良在庫になるものがあるのですが、小さいほうが外観アクセントになっていいかも。

角の納まりが先ほどの正面と変えてます。

先ほどのものは45°でカットし留(とめ)と呼ばれる納まり。

ねじれや反りで留めをくっつけてもいずれ開いてしまうだろうと、1cmほど開けています。

しかしこれがどういうわけか、ものすごい大変らしい。

すっきり納まる代わりに倍以上の時間がかかるのだとか。

ですから裏側はオーソドックスに見切りの棒をつけておき、そこにぶつけるやり方で済ませているんです。

 

IMG_9197室内は天井高さが2.1m。もうこれは完全に暮らすことができる高さです。

一部パイン羽目板。その他は不燃材であるケイ酸カルシウム板を。

1.5坪の広さです。

棚板や有孔ボード&工具ラックなんかでデコるべきでしょう(^^♪

こうなると照明やコンセントも欲しくなっちゃう・・・。

あぁ、、、いかんいかん。コンセプトはあくまでガーデンまたは玄関先の物置だったんだ。

このまま冬の状態を観察してゆきたいと思っていますが、

なにぶん敷地も限られており、もしすぐに欲しい方がいらっしゃるようであれば、その名の通りモニター価格で販売も可!

2.73m×1.8m H2.4mのスペースが必要です。

我こそは!という方がいれば塩原までお問い合わせください

 

IMG_9208こちらはもうすぐお嫁行きが決まっている、F-LAT BOX 第6号。

完全にたそがれちゃてます(笑)

大人4名で動かせるか?

農業の作業小屋として活躍が期待されています。

こちらは本来のスノコ張り。ACQ加圧注入材です。

25万円くらいか?

2018.11.13 Reborn塩原

shiohara@reborn-nagano.co.jo

 

天国のお父さんへ。ありがとうございました!

20181102000425-0001今日は、Rebornの事務所からほど近い、耐震断熱リフォーム工事したお宅の完成見学会初日。

ご来場いただきました15組のお客様、誠にありがとうございました^^

少しでも参考になったのであれば幸いです。

 

実は、

今日は私の父親の誕生日。

何もしてあげられませんが、77歳の喜寿にあたります。

幸い健常で父母共に松本の実家で暮らしていますが、

正直なところ私も「そろそろかな」というふうに考えております。

あらゆることを想定はしておかなければいけないわけですが、答えはいつも出ません。でもそういうもんだとも思っています。

 

この見学会、

「わがまま?これがわたしたちの実家で暮らす絶対条件。」という風に銘打っております。

実家をどうリフォームするか? 果たして実家で同居できるのか?

親世代・子世代、さまざまな構想や期待、思惑を聞くことができ、私自身大変参考になりました。

みなさん色々な諸事情を抱えて生活しているんですね。

 

考えるよりも行動したほうが答えが見つかる可能性が高いと思いますので、とにかく今回のような見学会にできるだけ赴き、いろいろな専門家から話をきくのがよいかと思っています。

 

 

DSC_0045工事スタート前日、両親が建ててくれた家に感謝しつつ、お酒と塩でお清めをしました。

Mさんがこの家をリフォームして、実家に戻ろうと決意したのは今からちょうど1年前でした。

 

・・・・以降見学会用パンフレットより~

この家は、

私が産まれて間もなく両親が昭和57年に新築(築後36年)しました。

おそらく父はこの家に、

家族の風景を夢見たのではあるまいか。

 

DSC_0047延べ面積45坪の和風木造住宅。

その数年後、父は事故で急逝・・・。

私は母ひとりの手によって育てられた。

3年前に結婚。ふたりの子供も授かった。

結婚後、私たちは母の母、

つまり祖母(すでに他界)がかつて住んでいた第二の実家ともいうべき家に暮らしていた。

 

Exif_JPEG_PICTUREその時暮らしていた住まいは冬寒く、結露がひどい。

だいぶ手狭にもなってきた。一戸建ての新築も考えてはみたが、母一人で暮らしている実家は果たしてどうなる? どうする?

ひとり暮らしの母は73歳を迎え、まだまだ元気ではあるが、将来を見据えるといずれ介護も必要になるだろう。私たちが実家に入って同居するべきか?

しかし書道や華道、麻雀に社交ダンスなど活発な母なので、同居するにはまだ早いか・・・?

 

DSC_5280いろいろなパターンが考えられ、あらゆる角度から検討を行った一年前。

母はこの家を建て替えるのは反対だそうだ。そりゃそうだ、必死に守ってきた家だもの。

結論:私たちが実家をリフォームして入居し、

母は、今私たちが住んでいる第二の実家に引っ越しする。

(将来どうなるかははっきりしないが、いずれ同居ができるようにはしておく)

→つまり、お互いが入れ替わる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日も開催いたします。ビフォーの写真も多数POP化しておりますので、これから実家をリフォームしてみようかな、と考えている方にはぜひ見ていただきたいと思います。

2018.11.3 Reborn塩原

 

キューワン住宅2棟@坂田木材

DSC_4176朝晩はめっきり寒くなって参りました。

そろそろ暖房シーズンに突入です。

今週、私が設計を担当し施工は坂田木材さんが行った、2棟の住宅の完了検査が行われます。

両方ともに俗にいうところのQ1.0(キューワン)住宅です。

こちらは長野市篠ノ井のA邸。

藍色に天然木素材がアクセントの総二階建て延床面積32.7坪。

カジュアルテイストと呼んだらいいでしょうか。ちょっと斬新な色使いですね^^

 

AteiQPEXファーストプランニングは今年1月でした。

真空層を含む三層ガラス入り樹脂サッシのおかげもあって、Ua=0.27(Q=0.94)の外皮断熱性能で、キューワン住宅レベル2を誇ります。

現代の住宅は、南面にもっと大きな窓を配することが多いように感じますが、窓の数は20窓。

外壁面積に対して開口部比率は13.7%で、私が目安としている15%をわずかに下回っている感じです。

立地条件的にはパッシブにもってゆくこともできますが、共働き夫婦であるため、なかなか窓のカーテンは開けられません。

日射取得はあまり重視しておらず日射取得熱は284Wとなっています。

 

DSC_4170バルコニーはウッドです。屋根にすっぽり覆われているので、天気が怪しい日でも外干しができそうですね。

このあたりは材木屋さんらしく、節のないきれいな素材が用いられています。

ひのき、ひば、すぎ、あかまつetc.

いろんな種類の木の表情が楽しめていいですね♪

やがてこのオレンジ色に塗装した木部も、10年ほどすると塗装がとび、グレー色がかって、

20年後(?)同じ色で再塗装をしても焦げ茶色になり果てる運命にあります。

その経年変化こそが無垢の木の家の特徴であり、愉しみでもあるわけです^^

 

DSC_4220室内は階段がこの家の印象を決定づけています。

これぞリビング階段、といわんばかりに外壁に沿って登ってゆく動線で、黙って2階になんか行かせません!階段下に大型テレビもいずれ備わります。

室内は無垢の木であふれており、天井のほとんどが無垢板。

階段材やカウンター材にも集成材ではなく無垢一枚板が用いられています。

ちなみに室内ドア・引き戸もウッドワンの無垢材にて。

さらにキッチンもウッドワンです!

 

DSC_4194どうですかこの壁厚。柱120㎜角+外付加断熱100㎜、

高性能グラスウール16K 220㎜断熱です。

外壁U=0.18。対して床は140㎜なのでU=0.276。

今後このあたり、床付加断熱を検討していくべきでしょうか。

階段の踊り場に壁掛けルームエアコン。この一台で冷房を賄います。

暖房は温水パネルヒーター。いつもの如くです。

 

DSC_4216今週末、10/20()、21()で完成見学会が開催されます。

会場など詳細は坂田木材さんのホームページにてご確認ください。

(私は会場にはおりません)

坂田木材さんはいまのところ全棟キューワン住宅仕様ではありませんが、じわじわとその比率を高めてきており、

最近は半数程度がキューワン仕様になってきています。

先日行われた新住協総会@大阪の場で、キューワン住宅の提唱者である鎌田先生は、

「私が生きている間にぜひ1万棟のキューワン住宅を世に残したい」と言っておりました。

はっきり数は把握できていないようですが、今のところ全国でまだ3000棟前後ではないかとのこと。

 

あさって木曜のブログでは、千曲市のキューワン住宅@坂田木材を紹介します。

2018.10.16 Reborn塩原