グリーンラック日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

断熱レイヤー工法

IMG_8569-Rebornはまだ創業6年目です。

長野市内でもすこしずつ「あ、なんかみたことある」

という反応が聞かれるようになりました。嬉しい限りです^^

創業間もなくのころ、耐震・断熱リフォーム工事を請負いました長野市稲里町のH様邸へ、5年点検で訪問いたしました。

DSC_0003 (2)リフォーム前はこんな感じの家でした。

色以外、あまり変わっていませんね・・・。

土壁+モルタル下地リシン吹付の外壁に105㎜のグラスウールを付加断熱。

耐力壁を増やして耐震補強を行いつつ、アルミサッシは樹脂サッシに交換。

 

DSCF7991床はすべて一度剥ぎ取り、地面に防湿シートを敷き、グラスウールで床断熱を施しました。

地面の防湿シートはさほど入念に敷きこまれていませんが、それでも床下はカラッカラでした。

リフォーム時には白あり被害も確認されていました。再発を見逃したら責任問題です。

 

IMG_8608もちろん小屋裏へも。

ご覧のような雲海状態ですのでできるだけ高い脚立を使って火の見やぐら的に見渡すのみです。

「住宅格差」という言葉を最近用いていますが、Hさんもも本当に暖かい生活を送っています。

 

IMG_8576「断熱すれば暖かい家に暮らせるぞ!」という情報は、ここ数年おおいに広まりました。

踏み切る人、

躊躇する人、

諦める人。

判断は当然人それぞれですが、間違いなく言えるのは、踏み切った人はパラダイスを手に入れ、ヌクヌクと生活しています。

そりゃあ、お金のこともあるでしょう。本当に暖かくなるのか不安もあるでしょう。

せっかくだから新築する、という所まで勇気あるジャンプ(ダイビング?)する方も。

いずれにせよ、断熱&暖房改修をして後悔している人はいないと感じています。

 

IMG_8585なかなか普及しない理由は、費用対効果があまり感じられない、ということが最も多いそうですが、

いつまでもすり減ったタイヤで、燃費の悪いエンジンで、エアコンもない、故障箇所多数で危険な車に乗り続ける理由があるでしょうか。

我々工事を担う側にも問題があるかもしれません。

リフォームは「あけてみないと分からない」ということで、見積りを少し高く設定して提出する傾向があるように思います。

私自身もそうした時期がありました。

各項目に安全率を見込んで、ストレートもカーブもフォークボールも待つ構え。

これは結果的に三振に終わるパターンです。

気持ちは分かりますが、入念な事前調査と想像力により、狙い球を絞ってバッターボックスに入らないと、プロとはいえません。

お客さん側も勇気を振り絞るのですから、こちらも知恵を絞って勇気をださないと。

 

IMG_8575コーキングレスで、30年もの間メンテナンスレスだとの武器で勝負している樹脂サイディング。

ブルーのそれは5年で若干の変色が見られます。

それでも白く粉を吹くほどでもなく、新品と比較しなければ変色は感じられません。

変色の程度はベージュとかアイボリーの方がどうやらなさそうです。

変形その他不具合は発見できず、樹脂サイディングを仕上げとする断熱レイヤー(重ね着)工法はうまくいっていると言えます。

 

2019.12.21 Reborn塩原

 

 

100人弱の職人(マイスター)

IMG_8024さあ、カレンダーをめくりましょう!

今年もつくりました2020年カレンダー。ご希望の方には無料でお送りしますので、メールにてお知らせください( ^)o(^ )

手帳も2020年のものに替えましょう。

屋外水道の水抜きもやりましょう。

タイヤ交換もやらなくては!(長野市は昨晩初めて少し雪が積もりました)

12月は着工が1棟、引き渡しが1棟。来年1月からは新しい仲間が入社します。

 

IMG_8031年がら年中人手不足に悩んでいた2019年でした。

建築業界というところはある種独特の世界で、個人事業主とか一人親方と呼ばれるような一匹狼的な職人さんがとても多い業界です。

私ども工務店は、そうした職人さんたちに声を掛けてone-teamとしてプロデュースする役割を担っています。

現場やタイミングによって、人手が足りなくなれば短期的に知り合いやそのまた知り合いに声を掛けたり、名刺ファイルを引っ張り出してきて過去に取引のあった人に電話してみたり。

大抵の場合、「1週間くらいなら」とか、「おぉ、ちょうどよかった」など、どうにかこうにかなるのですが、今年は全くそれが通用しなかった。

「もう歳も歳なので廃業しちゃったよ」、「いや~、今やってる現場抜けられないわぁ。逆に貸してほしいんだわ」

大手ハウスメーカーさんの家だって、ほとんどは地元の職人さんたちが造ってるんですよ。

 

S__43057164来年以降もこの状況はかわらないだろうと考えています。

景気がよいからではありません。

災害関連の復旧工事やリフォームのためでもありません。

消費増税による駆け込みもほとんどなかったと感じています。

おそらく65歳以上の職人さんたちがどんどん廃業している。

加えて30~40歳代の職人が育っていない、少ない。

20歳代の職人は希少。増える見込みもない。

これからどんどん職人さんの数が減ればさらに労働環境は悪化し、育つどころが辞めてゆく若年職人も増えてしまうのではないかと懸念しています。

土日祝日も関係なく働いている職人、実は多数。

 

DCP PHOTO IMG_8057-1

季節は本格的な冬。

一年で最も労働環境が悪く天候に影響され、キツい時期となります。

どうぞ皆さん、お近くで、道路上で、いろんなところで職人さんを見かけたら、心の中で「ごくろうさま」と言ってあげてください。

声を掛けるタイミングがあればぜひ口に出してみてください。

本日は断熱改修リフォームのお引渡しと、地鎮祭が行われました。

友引です。

2019.11.30 Reborn塩原

 

冴えたい工務店。

IMG_5939松本市ナギサの新築住宅、足場が撤去されついにお披露目となりました。

ウエスタンレッドシーダーざらざら板(たてばり)にウッドロングエコ2回塗り。

青い空、白い窓、赤いカラーコーン(笑)

木の外壁は存在感がぜんぜん違いますね。

かなり目立ってます。西側道路で西玄関。

北側には横長の窓をきれいに並べました。

 

IMG_5990南面には大きな窓を。お昼前後の時間帯でしたが、日差しが室内にかなり差し込んでいます。

ウッドロングエコの色合いはなんとも形容のしようがないのですが、

あたりはレッドシーダー(米すぎ)、あの独特の香りが漂っているそうです。

お施主さんがそう教えてくれました。

雨が降るとさらに香りが増すそうですが、残念ながらもう私は慣れ切ってしまっているためわかりません。

来週にはここにデッキテラスがつくられます。

 

IMG_5994室内ではDIYしっくい塗装の真っただ中。

折返し地点を過ぎたくらいでしょうか。

肉体的には一番しんどい頃だと思います。

なかなか恐ろしいポジションでの作業のようですが、ダイジョウブでしょうか?

着目してほしいのは窓辺で分かる壁の厚さです。

断熱材が20.5cm入っていますが、内外装合わせて約27cm厚。

いわゆる付加断熱を施工してありまして、外壁からの熱損失をかなり防いでいます。

 

IMG_5932先日の新住協総会でも、窓をきれいに配置することが、ハウスメーカーと工務店の決定的な違いだという話題になりました。

間取りを決めて、そのあと窓を配置するのが工務店。

窓の大きさや配置といった外観デザインを先に決めて、あるいは同時に間取りを考えてゆくのがハウスメーカーだと。

ハウスメーカーのバックにはデザイン性を追求している設計事務所がいるわけです。

 

IMG_5976工務店は、まずその土地や地域に合った建物の形状を考え、そこにカッコよく窓を先に配置することが、

”冴えるデザイン”のために必要なのだと理解すること。それを信じてできるかどうか。

分かっちゃいるけど、なかなかコレができないのだから不思議です(*´з`)

でも冴えたい!

画像の加工も必須なんだとか・・・。

2019.10.1 Reborn塩原

 

霜降り牛、または大トロ。

IMG_4636小布施の家は上棟から1週間。

本日現場にて、上棟式を行いました^^
Tさん、誠におめでとうございます。

星の数ほどもあるたくさんの建築業者の中から、わが社のような零細工務店を見つけてくれてありがとうございます!

そして引き続きDIY塗装作業、頑張って参りましょう(‘ω’)ノ

 

ここ数日梅雨のような天候でした。

九州地方では大変な豪雨のようで…。

お見舞い申し上げます。

IMG_4822現場では床断熱工事が始まっていました。

高性能グラスウールを2枚重ねで、合計245㎜です。

これだけ入れると熱損失は非常に少ないはずです。

床部位U値=0.167 は、かなり優秀な数値。

発泡系断熱材の代表格である「EPS(押出法ポリスチレンボード3種B」に置き換えると210㎜相当。

家全体の熱ロス割合はわずか6%という計算結果が出ています。

ちなみに外壁からは付加断熱しているとはいえ、23%。

窓・玄関ドアの開口部からは最大の、31%。

さらに続けると、天井は9%。玄関と浴室の基礎からは4%

最後に換気が、27%。
こう見てくると、けっこう換気と窓でロスしてるんですよね。

IMG_4825高性能グラスウールは意外に一般の方々は知らないようなので、

梱包を解いた状態をパチリ。

鮮度のよい霜降り牛のような、あるいは刺身のトロのような感じです(笑)

もともとはリサイクルされたガラスが原料なので、白い物体のハズですが、

製造メーカーにて着色しているのだそう。なにか悪意を感じます(笑)

あ”~、お腹減ってきたぞ!(*_*)

むかし私が少年のころ、こんな話があったっけ。

「大変貧乏な画家さん。あまりにも空腹で、ごちそうが並んだ食卓の絵を描いて、その空腹をしのいだ」

なんだかこの写真を見ていたらそんな記憶がよみがえりました(笑)

 

IMG_4645ところ変わって屋根の上。

下屋(げや)と呼ばれる1階屋根が外壁に取り付くところ。

リッヂベンツの半割り品を棟換気として取り付けている様子。

外壁に付加断熱を施す場合、このあたりが納まりの難しいところです。

要は1階屋根裏の空気をどう逃がすか。

Reborn開局5年にして、もう何も指示伝達しなくても職人さんたちが連携して納めてくれるようになりました^^

この家の完成は12月の暮れ。

明日から9月。そう、食欲の9月です!

2019.8.31 Reborn塩腹

 

日除けは徹底して

Exif_JPEG_PICTURE長野市松代。10年前に前職の工務店で建てたお宅に点検訪問しました。

いやはや、この家には個人的に相当な思い入れがあるわけで。

詳しいことは明かせませんが、

もうそれはそれは大変な思いをしてできた家でありまして、

さしずめ高校野球の1000本ノックのような試練でした。

低いプロポーションの古民家調の大屋根。真壁しっくい、腰板張りの外観です(‘ω’)ノ

 

Exif_JPEG_PICTURE南側、徹底した日射遮蔽( ;∀;)

夏の日除けのお手本です^^

和風の家にはよしずが良く似合いますね。

毎年買い足していったのか、変色の度合いが異なるのも面白いですね。

10年前、

あきらめずに、妥協することなく、なにものにも逃げずに働く、

ということをこの現場で学びました。

 

Exif_JPEG_PICTURE破風板(はふいた)を塗装したほうがよいのかどうか?

屋根の上に登ってその状態を確認。

塗装はご覧のように劣化しているんですが、腐っているわけではありません。

その名の如く、356日風を受け、雨が降れば濡れ、晴れれば乾き、を繰り返しています。

木と鉄

どっちが長持ちするかと聞かれれば、私は迷わず「木」と答えます。

 

IMG_3407よしずの裏側はどーなってる?

犬走り、と呼ばれる縁側のようなコンクリートの土間。

よしずはこのコンクリートが熱くなるのも防いでいます。

それにしてもウォールナット色の塗料は長持ちしますね。

この10年間、いちども再塗装せずにこの状態。

腰壁にレッドシーダーのざらざら板を用いている、というのもその理由ではありますが、

やはり外部には黒っぽい塗料がよいようです。

 

Exif_JPEG_PICTUREもともとこの土地には築100年以上にもなる古民家が建っていました。

その家の古材を再利用したり、電気部材である”ガイシ”を再利用したりと、遊び心のある吹抜のあるリビングもまたこの家の特徴で好きです。

新築当時、現在の私と同じ年齢だった建築主のFさんも、

10年が経ち、勤め先の定年退職も見えてきたようで、次なる人生を描き始めたご様子。

松代、というある種独特の雰囲気の土地で、次なる生活をどう送るのか。

私も、「オレ、10年後は何してるんかな?」

と思いを巡らしながら、床下に潜りました(笑)

 

2019.7.20 Reborn塩原

ホワイトカラーに騙されるな

Exif_JPEG_PICTURE上棟から1週間が過ぎました松本市Fさま邸。

本日は構造金物の取付状況を確認すべし、で現場訪問。

降りそうでなかなか降らない雨に備えて、現場はすっぽり白いブルーシート(?)で覆われております。

一口に”ブルーシート”でくくられていますが、実はブルー、ホワイト、ブラック、シルバー、グリーンなどシートの色は多種多様。

新時代(=令和)になりましたから、そろそろブルーシートの呼び名も考えてあげないと・・・。魚のように成長にあわせてね。

道路挟んで反対側には小学校があります。落ち着いた住宅街ですが、子供達の声は自然とやる気が出てきます。

この環境下ではホワイトでしょ♪ 夏はホワイトシートが人気です(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE屋根はディプロマットのエバーグリーン色。山本板金、遠くまでありがと(^^)/

5寸勾配で砂粒付ですから、普通の人であれば手をつかずに歩けます^^

この5寸勾配を活かして2階の部屋を構成しコストダウンを図る、

それがこの家の設計計画のキモでした。

よりシンプルに、より強固に、構造設計と並行してプランニングは進められました。

 

Exif_JPEG_PICTUREその室内はこうです。

登り梁(のぼりばり)と呼ばれる斜めの梁で台形の空間が構成されています。

柱、筋交い(すじかい)、火打ち梁(ひうちばり)、垂木(たるき)、野地合板(のじごうはん)など、構造材がウヨウヨひしめき合って取り合い、この家を形作っているのです。

これら構造材はやがてそのほとんどが隠れてゆきます。

隠れてしまう前に、ちゃんと設計図通りにうまく取り付いているか?

計算によりはじき出された指定金物により補強されているか?

図面や書類を渡して後お願い、と大工さんに任せっきりにすることなく、やはり設計者自身も現場でその状況を確認すべきです。

当然、記録としての写真撮影は必須。帰社して写真も整理・保管も必須。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階では床の断熱工事中。

断熱材も当然ながらすかさず隠れてしまうものですから、

いちいちではありますが、確認します。

設計図通りの断熱材か、厚みは確かか?ひょっとして違う現場のモノもってきちゃってない?

丁寧に充填されているか? 床下にごみが残されていないか?

チェック項目はそれはそれは膨大です。ある意味キリがありません。

しかし、住宅の重大なトラブルは、この構造体を含む、「隠れてしまうところ」に潜んでいることが少なくありません。

後になればなるほど、その手直しや修復は大変になりますから、

あらゆることに目を配るのではなく、この段階で確実にチェックすべき項目を確認しておきます。

初心者であればチェックリストをつくって、その項目を順番に✔してゆけばよいと思いますが、本当はそんなチェック項目以外にも数倍の”みておくべきこと”があるはずです。

 

Exif_JPEG_PICTURE冒頭、白いブルーシートに囲まれている、と述べました。

ホワイトシートは室内が明るく、現場の印象がよいです(笑)

そんなホワイトカラーの環境に騙されないよう、

「必ずどこかにミスがあるはずだ」という気持ちで監理にあたります。

重ねて述べますが、「大丈夫だろう」という気持ちでチェックを行うのと、

「必ずどこかにミスがあるはず」という気持ちでいるのとでは、実はかなりの差がでてきます。

疑うことせずに仕事をすることは、それはもはや仕事ではありません。

例え自分自身が行っていることでさえも、

「おいそれほんとうか」と常に第二の自分がそばで見ていることができれば、ほとんどミスは発生しません。

たとえミスが起きていたとしても、それは次の仕事にフィードバックされ、糧になりやがては信頼につながるというものです。

 

IMG_2985別の松本市の現場、M様邸。

先日紹介したヘリンボーンが見事に壁に貼られていました。

かっこよすぎです(笑)

室内は内装仕上げが始まりました。

石膏ボードにパテ処理が施され、厚手の紙クロスが張られてゆきます。

白壁にこのヘリンボーンがことさらに映えてくることでしょう。

 

IMG_29862階では今回も建築主MさんによるDIYしっくい塗装が始まりました。

今日はその初回レクチャーの日でしたが、

どういう道具をつかって、どんな手順で、時間配分は?、もっといい方法はないのか?

一通りのデモンストレーションの後、はやくもMさんはそんな玄人的検討に入っていました。

こういう思考回路を持っている方は、その出来栄えもスピードも、プロも唸る仕上がりになることが多いです。

「もっといい方法はないか」、「同じ出来栄えになるならば、もっと楽にやるやり方はないか」、「手戻りやムダをできるだけ減らすにはどうすればいいか」

お仕事で培われた思考回路だとは思いますが、その作業ぶりを観察して、次の方に教えてあげようと思います。

 

2019.7.2 Reborn塩原

山頂アタック

IMG_2286-16月4日、今日は仕事から離れ、Rebornの事務所からも見える飯綱山の山頂を目指しました。

思い起こせば自身、産まれて初めての登頂アタックです!(アイカワラズオオゲサダナオマエ)

32年前(中学2年)の時、そのチャンスがあったといえばありました。

学校行事、燕岳登山。山小屋にて宿泊し、翌日早朝のアタックは雨天中止でした。

実のところ、それ以来の登山です。

現在設計打合せ中のNさんから提案があり実現したこの企画。

果たして塩原の体はもつのでしょうか?

基本的にパソコンとにらめっこの毎日。たまに現場に資材を届けたり軽作業を行ってはおりますが、

ここ数年で体力は極端に低下しており、①運動能力の向上、②仕事から離れリフレッシュする、③大人の趣味として登山はカッコいいのではないか、

そんな日頃の想いが重なっているわけであります。

 

IMG_2293-1飯縄山・戸隠中社登山口。出発は夜型人間の私に合わせてくれて8時ちょっと前。

はじめは前掲の写真の如くいわゆるハイキングコースの様相で、

「お~い、そんなに急いだらだめだよぅ」とNさんの適確かつ先見の眼によるアドバイス。

なるほど、次第に道はこう配がキツくなり、岩というか礫というか、とにかく足首ボロン要注意道に。

廻りの景色を見るゆとりがあるフリをしながら先頭をゆきます。

実は非常にお腹が弱い塩原は、このあととった休憩でキンキンに冷えたお茶を飲み、やばいことになりました。

「Nさん、う〇ちかましたい!」と伝えると、「ごゆっくり^^ちょっと先でまってるから」

とこれまたさりげなくもダンディーなご対応をいただきました(笑)

 

IMG_2301-1それにしても数m単位で山の植生は次々に変わってゆきます。

登山口はいわゆる林でした。森といえばそうでもあります。

針葉樹はほとんどなくなり、シラカバだけに。

シラカバも低くなり笹だらけに。

おぉーーー、あれがサンチョ―か!

と思いましが、もう一つ向こうにサンチョ君はあるとのことでした。

 

IMG_2327自慢げなシヲハラ。

牛歩作戦で約3時間かかりましたが、人生初登頂であります!

今日は日中長野市内は30℃近くまで気温が上昇しましたが、

山頂は15℃くらいか。曇ったり晴れたり、雲が忙しく動いていましたが、

異常なくらい汗をかきました。

すっかりご満悦です^^

 

IMG_2341-1このあと、眺めのよい飯縄神社境内前で昼食を。

シェフによる豚バラキャベツスープ煮込みをごちそうになりました。

学生時代から登山部だったというNさんの正体はまだ明かせませんが、お借りしたステンレスのお皿の裏側に「ぼうず」とネーミングされていました(笑)

「たしかに!」と激しく同意。

学生の頃につけたあだ名というものは大切にせねばなりません!

 

IMG_2344ぼうずサンはその後、”おじや”へとレシピを連動させ、

私に、「やはり登山にはコンロと鍋が必要だ」と決心させてくれたのでした。

「登山用具の品質は金額に正比例している」

とのこと。なるほど、ロングテールホビーとして位置付ける覚悟があるならば奮発してもよいのではないか。

まずは登山靴とコンロだな。加えて携帯トイレか(笑)。

ご馳走様でした!

 

IMG_2297しかし、この後の帰り道、塩原の太ももはまるでおかしなことになってゆき、

遂には前を向いて歩けないほどになってゆき、10分ごとに休憩を(ピクピク)

そしてついに萱の宮の鳥居の前においてゴロリ。ド昼寝をかますほどの事態になったのです。

なぜか昼寝をすると足は回復し、その後はすっかり山ボーイになったので不思議です(*_*)

中社登山口すぐ近くで♨に浸かり、なんとか初登頂を無事に終えることができました。

同行してくれたBOUZUさん、ありがとうございました!

次回アタックは、これまた北信五岳の一つである斑尾山へと決まりました。

 

日程はまだ定めておりませんが、いっしょに行きたい方は塩原までご連絡ください。斑尾も初心者向けのコースだそうです。

(八方、駒ケ岳などの候補が挙がりましたが・・・この脚ではまだ無理そう)

2019.6.4 Reborn塩原

 

[掘る・鋤取る・空ける ]が、なぜ?

IMG_1742-112年前に新築工事の現場管理を担当させていただいた、長野市のK様邸ログハウス。

子供部屋間仕切り工事を、今日明日でやっています!^^

あの頃はまだ本当に小さかったのに・・・、今年ダブル受検なのだそうです・・・汗

3姉妹は仲良く階段を上がった広いホールで、突っ張り式のパーテーションやロールスクリーンでブースを緩く形成。

パソコンコーナーもあったりして、家族全員共有で使うスペースでもあったわけです。

 

Exif_JPEG_PICTURE設計段階でこの日のために、照明やスイッチも分けられていました。

そう、計画された個室モードへ間取りの転換です。

親としてはさみしいことではありますが、子供たちはいずれこの家を出てゆくでしょう。

その時は再び夫婦二人だけの暮らしとなるわけで、また撤去が約束された間仕切り工事であります。

早く、安く、うまく、牛丼屋の手法にならって物事を進めて参ります。

床にチョーク墨ツボで壁来るラインを引き、間柱を立ててゆきます。

広かったホールは2名の大工で3時間後、オリのように3部屋に区切られました。

内装がすべてパイン板なので、少しでも明るくなればと思い、化粧石膏ボードを内壁仕上げとしました。

ドアは製作で、この時点で採寸に来てもらい、明日吊りこまれます。

 

IMG_1757部屋には美術の時間に書いてくれたのでしょう、

我が家が油絵で描かれていました。

題材に自分の家を描いてくれたわけで、作り手としてそのことはものすごくうれしいもんですねー^^

泣けてきます。

青空に映える切妻屋根のポスト&ビーム。

「この絵を娘に描かせた塩原さんは勝ちだね!」と父親であるご主人、

あなたの娘さんはぜひ将来建築士になりますよ(笑)

 

IMG_2082ところで松本市で新築工事が始まりました(^^♪

まずはもちろん基礎工事。

なんだかじっと土を掘っている様子を見ていたら、なんだか分かりませんが気持ちが落ち着き、

「この快感は何なんだ?」と思うようになりました。

みなさんにもおすそ分けです(笑)

ん?わたくし、変になったか?



2019.5.21 Reborn塩原

木製駐輪場

IMG_1460安曇野市常念岳。

雪が降ってます・・・。

どうりで寒いわけだ。

タイヤはもう履き替えた。

ジャンバーはあっちの車に。

モモヒキはもう履いてない。

車の暖房をON。

眠くなります。

S__37421081昨年新築させていただいたお宅に駐輪場をつくりました。

自転車三台とタイヤ、野菜などを格納。

以前キット販売していた木ちゃり庫を応用。

2.7m×1.8mサイズです。

あらかじめReborn作業場で加工しておき、今回はレザックACQ(透明)を加圧注入。

現場に搬入して昨日組み立てました。

材カット加工→加圧注入→組み立て→仮組み→バラシ→現場搬入→現場組み立て、まで正味1か月程かかっています。

S__37437448簡易的ではありますがラックを造作。

これでようやく自転車が濡れずに済みますね^^

子供が高校生までは自転車置き場がどうしても必要となります。

でもいずれは子供達は巣立ち、駐輪場は必要でなくなる可能性も高い。

その時はその時ですが、木で出来ていれば後でカスタマイズできます^^

2.7m×1.8m=畳3枚分は相当な収納量があります。

子供部屋は3畳で設計に盛り込む場合もあります。

 

IMG_1434寒い一日でしたが、家のなかはパネルヒーターによりぽかぽか。

むしろ暑いくらい。

去年までは寒い寒い貸家で暮らしていたので、この冬はだいぶ生活が楽だったとおっしゃっていました。

春になりましたので外構を整備してゆきます。

 

2019.4.27 Reborn塩原

S__37437449

君のルーツはなんだね?

IMG_0890-1サクラの開花予想は4/16とみた!

松本市役所正面の太鼓門。ようやく春らしい陽気。

松本市内の小学校は今日が入学式だったのか、

観光客と親子連れが春らしさを演出しています。

この画像には誰も映ってませんが(笑)

あえて誰もいないその瞬間を撮影する、我慢強い毒のあるブロガー、それがしおはら流(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE来週からいよいよ木工事が始まる松本市蟻ケ崎M様邸へ。

基礎の出来形チェックです。今回もすんばらしい鉄筋コンクリート基礎(べた基礎)が出来ました。

着工初日は雪が降って、どうなることかと肝を冷やしましたが、この現場の周辺にも桜がけっこうあり、

上棟予定日が4/16です。

だから開花予想は16日!

できれば開花がもう少し早まって、満開で上棟式を迎えたいのですが今後の天候次第です。

「天気があって現場がある」

現代の家づくりでも揺るがない順番です。

 

Exif_JPEG_PICTURERebornとしては3台目の導入となるメイスンリヒーターがここに鎮座します。

基礎断熱。明日ここにコンクリートが流し込まれ、いずれ建立する耐火煉瓦の構造体と一体化し、約2tもの重さとなります。

2トンのコンクリートと耐火煉瓦に、太陽エネルギーが固体化した燃料である薪(まき)を燃やして熱を移し、その熱を長時間にわたって放熱させようと、その暖房概念はいたってシンプルなのです。

周囲には中高層の住宅が建ち並んでいるため、煙の影響があるであろう周辺住民の皆さん方の家を地鎮祭の後のタイミングで一戸一戸訪問し、あるいはビラを配布し理解を求めました。

 

Exif_JPEG_PICTURE話変わってログハウス。

松本市のOB宅を訪ねました。

実はこの家、私が前職の会社に入社してすぐ、具体的には22年前の4月2日、

奴隷的、あ、いいえ、開放的に現場に放り込まれた家です。

たしか完成はゴールデンウィーク直前でしたから、

約1か月間、ここで親方(鍋内お大工様)のオテコをしていました。

現場は基本8:00作業スタートです。

朝7:00頃には現場に着いて、親方が来るまで現場の掃除をしていました。

ごみ拾い、材料の搬入・搬出、工具の移動、お茶出し、親方が切ったり削ったおが屑やかんなくずを掃除、

そんな作業を毎日続けました。

Exif_JPEG_PICTURE

ある日、

「ちょっとガクブチ切ってみて」

と言われた時はうれしかったですね^^

スライド丸ノコと呼ばれる、木材を直角あるいは45°など正確に角度切りができる工具を貸してもらって、

ドアの三方に回すガクブチ、当時はケーシングって呼んでましたっけ。

日本では留(とめ)と言いますが、賞状の額みたいに45°で切ったもの同士をドアの周りにぐるっと回す部材です。
Exif_JPEG_PICTURE何度かミスカットして、親方に怒鳴られつつも、ピタッと45°で切ったもの同士がくっついてドア廻り、窓回りが仕上がっていく様は、とても誇らしく、嬉しかったナー。

この現場を皮切りに、次は中野市にマシンカットログハウスをつくりに行きました。建て方はゴールデンウィークでしたね。

親方、直属の上司(現場監督:コジマさん)、お施主さん、柳沢さん(電気屋)、私、という今から思えばなんともミニマムな、かつ濃いメンバーでログを1段1段積んでゆくのです。

ゴールデンウィークの後半にはもう1棟別の場所でポスト&ビームの建て方があり、人生最大のヘロヘロ状態になったことを今でも覚えています。

それ以来、「ゴールデンウィークは建て方」とだいたい毎年決まっており、友達を失ってゆくことになってゆきました(笑)

昔の現場、つまりOB宅に来ると20数年前のこととはいえ、当時のいろいろな出来事が脳裏をよぎり、とても新鮮な気持ちになれます。

学生時代の友達は失ったけど、あらたにお施主さんたちと仲良くなれた。今でもこうして気軽に呼んでくださり昔ばなしに盛り上がる。

家づくりの仕事ってそこかな、って思うわけです。

当時この家を建てたオーナーさんは仕事をリタイヤし、このような猫用階段をつくったり、薪小屋をつくったり、誠にウラヤマシイ限りです。ロック的生活というんでしょうか(笑)

塩原の原点はここにあり、そう言っても過言ではありません。

最近のRebornの家のデザインは、実はこうしたところがルーツなのであります。

春はスピッツの歌を聞きたくなります♪

今年から建築に携わるようになった新人くんたちよ、「心底から悦びを感じるのは20年後だ!」

そう言いたいが言えないのが今の働く環境か。

明日は期日前投票で一票投じてから出勤したいと思います。

 

2019.4.4 Reborn塩原