スイッチルーム日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

木のバイクガレージ

IMG_9194F-LAT BOX(フラット ボックス)なる物置をRebornの作業場で試作しています。

かれこれ1年経ちますが、いっこうに世に出せずにおります泣

試作も7号目。そろそろいい頃でしょうか。

防水性能は完璧です。

雨が壁にかかるので、経年変化も観察していますが、1年としてはまずまずの成果をみています。

ご覧のインディゴブルーはバイク乗りの方を想定しており、防火性能に配慮しています。

壁の中に断熱材も入ってるんですよ!

 

IMG_9196この新型はファサードラタン調にみえる、幅狭のシベリアンラーチ目透かし実材を張っています。

先日、軽井沢Q1.0リフォームのブログでも紹介した外壁材です。

塗装はわざと(?)ラフな感じで。

ベースにグレーを塗っておくとなおよさそうではあります。

アンティーク調を狙っており、かすれたジーンズを履いたライダーをイメージ。

もうちょっとラフに仕上げてほしかったのですが、大工さんというのはそういうことはなかなか出来ないようです。

 

IMG_9200初めて窓もつけてみました。

アリですね。

どっかこっかで不良在庫になるものがあるのですが、小さいほうが外観アクセントになっていいかも。

角の納まりが先ほどの正面と変えてます。

先ほどのものは45°でカットし留(とめ)と呼ばれる納まり。

ねじれや反りで留めをくっつけてもいずれ開いてしまうだろうと、1cmほど開けています。

しかしこれがどういうわけか、ものすごい大変らしい。

すっきり納まる代わりに倍以上の時間がかかるのだとか。

ですから裏側はオーソドックスに見切りの棒をつけておき、そこにぶつけるやり方で済ませているんです。

 

IMG_9197室内は天井高さが2.1m。もうこれは完全に暮らすことができる高さです。

一部パイン羽目板。その他は不燃材であるケイ酸カルシウム板を。

1.5坪の広さです。

棚板や有孔ボード&工具ラックなんかでデコるべきでしょう(^^♪

こうなると照明やコンセントも欲しくなっちゃう・・・。

あぁ、、、いかんいかん。コンセプトはあくまでガーデンまたは玄関先の物置だったんだ。

このまま冬の状態を観察してゆきたいと思っていますが、

なにぶん敷地も限られており、もしすぐに欲しい方がいらっしゃるようであれば、その名の通りモニター価格で販売も可!

2.73m×1.8m H2.4mのスペースが必要です。

我こそは!という方がいれば塩原までお問い合わせください

 

IMG_9208こちらはもうすぐお嫁行きが決まっている、F-LAT BOX 第6号。

完全にたそがれちゃてます(笑)

大人4名で動かせるか?

農業の作業小屋として活躍が期待されています。

こちらは本来のスノコ張り。ACQ加圧注入材です。

25万円くらいか?

2018.11.13 Reborn塩原

shiohara@reborn-nagano.co.jo

 

出会いに感謝、見学会。

DSC_5331先週末行われた完成見学会@長野市稲里町にお越しいただきましたみなさん、

ご来場誠にありがとうございました。

両日ともに天気に恵まれました。(本当は寒い日が良かったのかもしれませんが)

新築と変わらない仕上がりに驚き、ぽかぽか暖かい室内にまどろみ、樹脂サイディングやACQ加圧注入材による「もちすぎデッキ&フェンス」などの耐久性に関心を寄せていただくことができました。

 

DSC_4569これでRebornの年内の見学会は終了です。次回は極寒期の2月、@軽井沢で開催したいと考えています。

ちなみにRebornで設計を担当させていただいた施工坂田木材さんの完成見学会が11/17~18、千曲市内川で開催されます。

しっとりとした大人の空間は、これまでの坂田木材の印象をいい意味で覆す住宅となっておりますので、

ぜひたくさんの方にご覧いただきたいと思っています。

11/17(土)、18(日)坂田木材・完成見学会@千曲市内川

予約制だと聞いております。ぜひお早目に坂田木材さんにコンタクトをとっていただけたらと思います。

 

DSC_5419また本日、同じく千曲市でRebornの新築第13号、M様邸の地鎮祭が行われました。

分譲造成工事が無事終了し、満を持しての工事スタートとなります。

設計終了から着工まで少し時間が空きましたが、待った分だけ地鎮祭の喜びも大きく、じんわりクルものがありました。

おめでとうございます^^

ちなみに明日も千曲市でReborn設計、施工坂田木材の新築住宅の地鎮祭が開催されます。

建築業界では春と秋は工事スタートの時期になることが多く、来年の春完成を目指してまいります。

TODOリスト項目がなかなか減ることがありませんが、とりあえず正月休みを目指して、晩秋の11月を突っ走りたいと思います。(この時期がいちばん好き)

2018.11.6 Reborn塩原

 

 

 

樹脂サッシ+トリプルガラスを内窓としてつけてみた

DSC_1558見晴らしのいい窓って素敵ですね!

眺望がいい方向に大きな窓、

憧れますね!!

鉄筋コンクリート造のとあるお宅。

場所は飯綱。

眼前に黒姫山を望む北側の窓、アルミサッシのシングル硝子・・・汗

住人のNさんは、この家を中古で購入。

ご相談を受けたのは残暑厳しい8月だったか。

 

DSC_1631Rebornの旧事務所もそうでしたが、アルミサッシ+シングル硝子窓からの熱損失はハンパない!

現在の事務所は断熱改修を施しましたので、

「ずいぶん体感が違うものだな」と感じている今日この頃です。

改修方法を思案中・・・。

「外に付けたい。」、「いや工事費がすごすぎて予算に追い付かない」、「内窓はどうか。いや、こんなでかいの作れないだろうな」

いろいろな引出しを開けてはみるものの、なかなか妙案がでてきません。

 

DSC_4893結果的には、樹脂サッシトリプルガラスを寸法特注して、木枠を室内側に新設して内窓として取りつけました。

いわゆる2重窓になるのですが、室内側に性能のいい窓を取り付けると、結露の可能性が多分にあります。

現在は様子を見ていますが、あまり結露がひどいようなら、外側のもともとついていたガラスを外さないといけません。

引き違いアルミサッシはやはり気密がわるいようで、結露は発生しませんが、FIX(はめ殺し)窓は、一部結露が出てしまっています。

内窓の周りをコーキングなどで気密処理する前に開放式の石油ファンヒーターを焚いてしまったのが要因ではありますが、

これからはもっと温度差が出てくるでしょうから、やっぱりもともとあったガラスは外すよりないかもしれません。

その場合は今度雨仕舞いをきちんと処理しないといけませんので、願わくば外したくはありません・・・。

今後の成り行きを観察してゆきたいと思います。

 

DSC_4911それでもNさんからは、「まるで熱帯魚になった気分」という誉め言葉(?)で、樹脂サッシ+トリプルガラスのご評価をいただきました。

硝子の内側の表面温度がずいぶん上がったはずで、体感的にもかなりご満足いただいているようです。

これまでは、プチプチシートを張ってみたり、透明のビニールを張ってみたりと、冬はずいぶん苦労をしてきた様子です。

実際の工事は、シングル硝子に残った両面テープやマジックテープの処理のほうが大変でした。さらに家具の移動やカーテンをいったん外す作業、さらに枠まわりのコーキングなど、雑工事が大半を占めていたようにも思います。新人ナカソネに活躍してもらいました。

彼はこのところカッターで指を切ったり、カケヤ(でっかいハンマー)で自分のスネを自打球したりと生傷が絶えません(笑)

現場1年生は多少なりとも”そういうもん”だ、とも自分自身を振り返って思いますが、重々気を付けるように!

それにしてもトリプルガラスは重いです!

(私は、運んでませんが(笑))

2018.10.27 Reborn塩原

 

 

新住協総会@大阪

IMG_890010/3,4と大阪にいってきました。

新住協の全国総会です。

二日間みっちり勉強、しっかり目を開いて関西のキューワン住宅を見てきました。

北海道から始まった高断熱住宅の技術が、関西にまで普及してきています。

どうも関西支部のみなさんの間では、床下エアコンによる暖房が主流のようですが、薪ストーブも併用していたり。

シロアリがたくさんいる地域ですが、大事なければいいのですが・・・。

 

先日完成見学会を開催している間でも、「床下エアコン(暖房)について塩原さんはどう考えているのか?」という質問を3名の方からいただきました。

表にまとめてありますので、興味のある方は参考にしてください。見聞きはしているものの、実際にはまだやったことがないので、食わず嫌いなのかもしれませんが、基本的には薪ストーブをお勧めしてゆきたいという基本方針はかわりません。

床下エアコンについて(PDFファイル440KB)

IMG_8914ナカソネも随伴しておりました。

カラオケに行きましたがマイクは常に彼の手に(笑)

 

 

2018.10.4 Reborn塩原

同日開催!坂田木材完成見学会@長野市松代町

DSC_2885実りの秋^^

春着工した木の家が実りの時期を迎えています。

設計:Reborn-Studio一級建築士事務所 塩原真貴

施工:坂田木材株式会社

@長野市松代町

今週末見学会を開催するそうです。同日Rebornも完成見学会を開催!両方行ってみてはいかがでしょう?

詳しくは、坂田木材ホームページへ

DSC_2889完了検査は無事合格。残るはハウスクリーニング、フローリングの塗装や網戸設置かな。

総二階建て、延床面積40坪のシンプルかつ施工上合理的な形状です。

坂田木材さんらしくウッドデッキや室内には木がふんだんに使われています。

さくら、ひば、ひのき、パイン、赤松、すぎ、etc. 床と天井はすべて無垢の木です。

暮らしやすそうな間取りで、確か提案プラン第2号を提出したときに「これがいい!」って、なんだかこっちが拍子抜けするくらいあっという間に基本プランが決まりました。

収納信者は必見!すごいですよ!

 

QPEXオール電化、冷暖房はエアコンです。

これはご主人の勤務先の影響。「ちょっと~、こんなにでかいのいらないよ~」という大容量のエアコンが壁についていました。

外壁に付加断熱してませんがUa=0.44で準Q1.0レベル。

やはり床面積が大きくなると、Ua値には有利に働きますね。

実のところ”エアコンで暖房”はあまり推奨していませんが、これくらいの断熱性能があれば、かなり快適な室内環境になると踏んでいます。

坂田木材さんには是非冬の室内環境を実測してほしいと思います。

 

DSC_2892最近キッチンや洗面、トイレなどの住設機器はホワイト色の採用が多いです。

昔は便器にピンクやパステルグレーなんかが流行った時代がありましたが、トイレは100%近くがホワイトです。

キッチンも悩みぬいたうえでホワイト、そんな選択をする方が目立ちます。

世の中全体的な流れのようだと感じていますが、白や黒でモノトーン調+天然木アクセント、それがトレンドなのかもしれません。

これだけ無垢の木が使われていると、もはやアクセントとは言えませんが(笑)

 

DSC_29162階のベランダからは皆神山を間近にのぞめ、牧歌的な風景がすごくよい^^

この中に数年前に担当させていただいた弟さんの家も見ることができます。

あと数週間もすれば、紅葉が楽しめそうですね^^

長期優良住宅、耐震等級3、Ua=0.44、無垢の木たくさん、そしてこの環境。

資産価値の高い、良質な家ができました!

あとは暮らす人に託します!!

2018.9.27 Reborn塩原

 

極上の性能は自らでつかむ。

20180913220203-0001今月末に開催いたします完成見学会@千曲市のご予約が始まっております。

「極上の性能は自らでつかむ。」

その言葉の意味についてですが、

「D.I.Y.で断熱工事をした」という風に勘違いされると困るので補足しておきます。

そうはいっても”極上の性能”を手に入れるには、それなりのお金が必要だともいえますから、あながち間違ってるとも言えないのないのですが・・・。

 

「極上の性能」

とはいったいどんなものでしょうか?なにをもって極上とするのか?

例えばUa=0.3前後のいわゆるキューワン住宅。

例えば耐震等級3か、ものさしはありませんが耐震等級4相当なのか。

 

南東外観あるいは太陽集熱装置による燃費・省エネ性能のことを指すのか?

はたまた外壁しっくい左官仕上げ+レッドシーダー無垢板サイディング+クロスレスの室内しっくい仕上げのことなのか。

別の言葉で最近「ハイスペック」という表現をよく聞きますが、

(あれっ?もうツカわない?)

どの世界でも基準というものがありまして、

耐震等級でいえば”1”は建築基準法を満たすレベルで、震度7クラスの地震で命だけは守られる程度の性能。

断熱等級でいえばここ千曲市は外皮Ua=0.56以下にしてほしいな、という基準値があります。

 

南面4ちなみにこのUa(ゆーえーち)は2020年から義務化されるので、「してほしいな」という推奨レベルではなくなることが決定しています。

だから巷にはまだUa=1.0以上なんてのが実はゴロゴロ建っていて、一条工務店をはじめ大手ハウスメーカーはさすがにそういう低断熱の建物は建てていないとおもうけれど、無知無頓着な残念工務店はまだまだいらっしゃる、という残念な時代なのです。

ですから建築主になろうとする人は、自ら建物の基本的な性能(断熱・耐震)については自身でしっかり勉強をして、予算を把握しながらスペックをきめてゆくべきなのではないでしょうか?

 

表紙用外観強引な住宅ローンは生活を圧迫します。

断熱性能だけよくても耐震性が劣る、あるいはメンテナンスコストがドえらくかかる、なんていうのも考えもの。

住宅というものは、カッコよさの追求から基本性能向上への探求をしてゆく時代になっんだと思います。

そうはいってもカッコよさも大事なのですが・・・。

この家の建築主Mさんは、最初にお目にかかった時にはこのあたりのことをしっかり心にいだいていたように思いました。

私のブログですでに毒されていたのかもしれません(笑)

 

DSCF6426このところよくご質問をいただくのですが、

「付加断熱をしても元がとれないのではないのか?」

ということについて今回は述べてみます。

ご覧の写真は、高性能グラスウールによる外壁の付加断熱100㎜。

壁の中にも105㎜が入っていますので、外壁は合計205㎜の断熱材ということになります。

延べ床面積30坪程度の家でしたら、外壁付加断熱工事にかかる追加費用は一般的に言って75万~90万円。

RebornではKMブラケットという断熱フックを用いており、熱橋を限りなく小さくした付加断熱としています。

もちろん追加費用も限りなく小さくしています^^

これを木でやっても悪いわけではありません。KMブラケットには厚さ60㎜用と100㎜用のものしかなく、140㎜とか200㎜付加したい、というようなときには、現状では木下地にならざるを得ません。

IMG_1501木の下地の場合のほうが実は安くできる、ということが分かっています。

30坪の家ならば10~15万円ほどの差がでます。

じゃあそっち方がよいのか、ということかと言うとそうでもありません。

KMブラケットは強化プラスチックでできています。

プラスチックは木に比べて熱を通しにくい素材です。

KMブラケットは外壁面に点状にフックをつけるもので、

列状に配置する木下地は断熱材以外のものがフックに比べて各段に増えてしまうのです。

これを「熱橋(ねっきょう)がね・・・」という言い方で、あらゆる断熱の場面で熱橋はできるだけ減らそうと我々は工夫しています。

ちなみにQPEX計算書によると、両者のエネルギー消費量の差は年間で灯油換算=11㍑。

たかが11㍑ですが、60年暮らすとなると660㍑で、日本には全部で5300万世帯がありますので、「社会全体の眼」でとらえるととんでもないエネルギー量なのだとも言えなくはないのです。

東面4木を除けばエネルギー資源極小国である日本で生活していることを自覚し、

あるいは今後エネルギー価格の高騰が懸念されているので、10リットルの差はけっこうあるのではないかと思っています。

これが3㍑とか、そうさなぁ、5㍑の差だったら考えちゃうな、私も。

もう一つ補足しておくと、最近は大工さんがものすごく不足していて、現場であれもこれも大工さんにやってもらう時代ではない、という考えも持っています。

木の下地であれば大工さんが行うのが通常ですが、KMブラケットであればそれほど技量を要しません。インパクトドライバーとスケールがあればだれでも施工が可能です。

リボーンではKMブラケットの施工を、現在は断熱専門業者である信越ビー・アイ・ビーさんに委託していますが、将来的にはアルバイトを含め「その時やれる人に」とも考えています。DIYでもいけるかもしれません!

 

外壁U値0.382GW105㎜ここからは物理的な分析をします。

これは新住協が発行しているQPEX(キューペックス)というエクセルベースのソフトで、外壁の入力欄です。

「エクセル」というのがミソです。たいていの人は持ってますからね、エクセル。

外壁断熱材の素材や厚みを入力することで、簡単にその部位の1㎡あたりの断熱力を計算してくれます。

断熱力は最近Ua 値という便利なものさしがありますが、付加断熱なし、壁内105㎜充填断熱の場合、外壁U=0.382です。

断熱は天井やら床やらあるいはサッシとか玄関ドアなんかも検討しますね。

それら部位ごとのU値をまず算出し、それが家全体に何㎡ずつあるのかを計算してゆきます。

そーすると家全体での平均のU値がみえてくるのです。U値の平均、つまりアベレイジなのでUa値、というわけです。

 

外壁U値0.382GW105㎜エネルギー外壁断熱材だけで検討してみます。

外壁U=0.382の時、家全体のUa=0.41となりました。

この時の年間灯油消費はちょうど400㍑となります。(この家の場合)

それでもこの地域の推奨基準(Ua=0.56)すれすれの断熱スペックだと620㍑になるため、400㍑なら外壁に付加断熱をしなくともすでに省エネ性が高いともいえます。

樹脂サッシペアLOW-E、床245㎜、天井300㎜、外壁105㎜ならUa=0.40~0.45になるのが常です。これを準キューワンレベルと私たちは呼んでいます。

 
外壁U値0.184GW205㎜つぎに付加断熱100㎜をKMブラケット下地で行った場合、U=0.184。ぐっと値が小さくなりました。

家全体のUa値はいったいどうなったのでしょうか?

 

外壁U値0.184GW205㎜エネルギー答えは3秒でわかります。QPEXを使えば(笑)

 

Ua=0.33

灯油消費量は▲110㍑の年間290㍑になりました。

110㍑/年だと灯油はいま¥100/㍑ですから¥11,000/年。

仮で60年暮らすとなると¥66万ですね・・・。

そうすると付加断熱の工事代金75万は60年かかってもペイできないということになります泣

IMG_1210しかし泣いてはいけません。

今後灯油がリッター何円になるのか誰もわかりませんし、この家は100年以上も暮らし継がれてゆくのかもしれません。

さらに、110㍑×53,000,000世帯を算出すると計算機の桁数が足りません。

目先のことだけではなく、少なくとも50年先、あるいは日本、世界、地球のことに想いを寄せれば、ちょっと気が軽くなったりしませんか?

残念ながら(?)弊社リボーンで新築する場合は、強制的に外壁は付加断熱仕様になります。

「極上の性能は自らでつかむ。」

というのは、こういう燃費に係ることがあらかじめ予測できる、検討できる、

さらに言えば、月々の光熱費が事前に検討できる、ということにほかなりません。

木部の塗装を自分でやったり、内壁をぜんぶしっくいで塗装あるいは左官で仕上げる、そのことで数十万工事中に稼げるのであれば、

その分を断熱性能アップ(燃費向上)や耐震性アップに使ってもらいましょう、そうしましょう!(‘ω’)ノ

長くなりましたが、この家はそーゆう家なのです。

 

2018.9.13 Reborn塩原

※徐々に予約で埋まってきています。土曜日29日の午後がまだ空いています^^

玄関ドアの高さ、こんなに必要なのか?

IMG_8595先日玄関ドアを発売している各メーカーさんが一同に集合して、

そのスペックや商品開発コンセプトなどをプレゼンするという恐ろしい勉強会に出席してきました。

私も所属しているSAH会(えすえいちかい)による開催です。

総勢で40名ほどの設計や現場管理実務者が清聴し、ちょっと辛口の質問が出たり、

メーカーさん同士で「うちのは○○さんには断熱性能はかなり劣っている数値ですが」などと互いに牽制球を投げ合いながら4社の話をまとめて聞くことができました。

ショールームでお話を聞いたり、セールスマンに会社に来てもらったりということは頻繁にあるこの業界の商品説明ですが、

このようにライバル同士が一堂に会するというのはかなり珍しいことなのだと思います。

 

20180904233321-0001YKKさんの「イノベスト」。

表面にプリントシートではなく、本物の木を張っているという最高級グレード商品です。

そのデカさに改めて「日本の玄関ドアは大きすぎる」と感じたわけですが、聞けば世の中H2.3mがもはや主流なのだとか。

わたくし個人的には2mもあれば十分で、弊社オリジナル玄関ドア=eZドアはH2.18mとやや小さめ。

それでもでかいなぁ、と感じているに・・・。

木になる、いや気になる断熱性能はU=0.9

これは相当やってきたな、という印象です。

しかしながらその金額にはたまげました。富裕者層向けの商品と言わざるをえません。

 

IMG_8606ここ長野市でもほとんどの工務店、ハウスメーカーはU=2.33の玄関ドアを標準採用しているようです。

北海道あたりだとU=2.33だとさすがに結露や結氷が起こるため、必然的に木製の超高性能ドアが採用されることが多いと聞きます。

ご存知ガデリウスのスウェーデンドア。

ちなみにRebornの家で採用している「eZドア(イージードア)」は、実のところ表面材を張っていないスウェーデンドアをガデリウスさんから購入し、独自のデザインで表の木を張っているんです。

これまでU=0.9とされていましたが、最近になってようやく試験センターの認証が下りたそうで、窓無しタイプで驚異のU=0.77が出たそうです。eZドアについてもこの数値を用いてよいかどうか確認中。

やはり群を抜く断熱性能です。

 

20180904234944-0001他のメーカーさん(三協立山アルミ、LIXIL)も高性能化は当然商品開発しており、なかなか1.0を切ることは難しいとされてきましたが、窓無しのものは0.9前後まで性能があがってきております。

「木製玄関ドアは再塗装メンテナンスが大変で、タッチキーなどの電気錠のニーズが最近では多くお客様から多く寄せられており・・・」という論調が目立ちましたが、木製のあこがれニーズを無視するわけにもいかず、浮造り調のシートを開発し、「劣化しにくい」、「本物に近い質感」ということをアピールしていました。

 

私なぞは本物の無垢の木の家を推奨している派ですから、そのあた心に響くものはあまりありませんでしたが、あのLIXILさんが、ふたたびTOSTEMブランドを表に出してきたのにはびっくりしました( ゚Д゚) ※カタログ表紙の一番上にTOSTEMと。

ははりサッシ・ドアは「トステム」という名称が広く浸透しており、シェア拡大のためには必要だと判断したそうです。大丈夫か?リクシルさん!

 

IMG_8591LIXILさんは実物の展示がありませんでしたが、カットサンプルのみの出展。GLANDEL2の発売は今年の4月だったそうですが、どうした!トステム!!

ウレタン60㎜充填で、最高断熱タイプのものは枠がアルミと樹脂の複合で、空洞の中にウレタン断熱材を充填しているそうです。

窓無しのものhがU=0.89。

あきらかにYKKさんを意識している感じです。

ガラス入りのものはトリプルガラスでダブルLOW-E、アルゴンガス充填で樹脂スペーサー仕様になっており、U=1.23だそうです。

 

とまあ、各社しのぎを削って高断熱タイプの玄関ドアを開発している真っ最中です。

問題はその導入コストということになりそうではありますが、そのあたりは私も含め質問する人もなく、メーカーさんからも当然口にすることなく、粛々と説明会は進行してゆくわけであります。

実務者としては、現実的に一番大きい問題として、「断熱性能が高い玄関ドアは金額がすごい」ということなのでありまして、

「玄関からリビングやキッチン、さらに階段のぼって2階のホールまでドア・引き戸なしで到達せしめる」という、高断熱住宅のメリットを享受したいわけで、

あまり性能のよくない玄関ドアを採用してしまうと、なかなか「家まるごとどこでもあったか」にならないぞ、玄関ドアは結露させないぞ、という考え方を持っています。

もっとだれでも超高性能玄関ドアが手に入らない物だろうか、というところが出発点なのです。だから金額は相当重要な選定要素。

 

IMG_8609 IMG_8608最後におまけを。

各社プレゼン&勉強会のあと、定例SAH会ミーティングがありまして、

その会議に北相木村の坂本さんが来ています。

北相木村(きたあいきむら)は長野県の東端にあり、伐採適齢期を迎えた良質の信州カラマツが豊富。

その利用を促進したいということで、フローリングや壁板をPRしに、あるいは商品開発をいっしょに考えたりとしているわけです。

そのさかもっちゃんが、「こんなのどうですか~」と持ってきた「キノハナ」こと木のフラワーボックス。

カンナくず的な木のスライスとドライフラワーをミックスした面白いものを持ってきてくれました。

木の蝶ネクタイおまけに蝶ネクタイも身につけて(*’ω’*)

●価格
木のボックス:5,000~12,000円
木の花束:3,000円~

蝶ネクタイ:4,000円

欲しい方は直接連絡してみてください^^

北相木村役場 坂本さん(さかもっちゃん)

電話0267-77-2111

2018.9.4 Reborn塩原

これはぜひほしい!(^^)/

薪が乾いていないと。

IMG_8544実は犬が好きです^^

そもそもこの業界に入ったのは、

1.自分で建てたログハウスで、

2.薪ストーブの炎を視界のかたすみに、

3.愛犬を脇に、

4.しんしんと降る雪の日に、

5.読書をする。

そんな夢を若かりし頃に抱いていたからです。

IMG_85041.は幸いにもできるようになりました。

2.は自宅に薪ストーブがございます。

4.は冬になれば。

5.は時間さえあれば年中読んでいます。

問題は3だ。これだけまだ。

だからそんな眼でみないでっ!(*’ω’*)

山小屋に犬はつきものです。

 

IMG_8557山小屋に行きました。飯綱です。

薪ストーブ屋さんの紹介です。

「角型煙突の不調により調査をしたが、屋根が、、、」という相談です。

煙突を直すのにも足場が必要なので、一挙両得になるよう、ジョイント作業を。

飯綱にはこれまで30棟以上は建ててきたでしょうか。

まことに涼しく、かつ雪もそれほどでもないので、定住の方も多いところです。

いつか私も第二の拠点として暮らしてみたい場所ではあるのです。密かな野望。

 

IMG_8512各煙突のテッペンは真っ赤。

築30年ほどは経過か。放置すれば穴があき、雨漏りは必定。

薪ストーブはメンテナンスが命です。

普段目にするところではないにせよ、煙突掃除は基本的に毎年行うべきだと思っていますので、

ストーブ本体だけでなく、煙突のほうにも注意を向けてゆきましょう。

1m角もあるでしょうか。50kg以上はあるでしょうか。

なんとかしなくてはいけません!

 

IMG_8510煙突の下の屋根がかなり錆びてしまっています。

過去、いくたびも同じような状況を目の当たりにしてきましたが、

その原因は、

「薪の乾燥不足による、煙突出口で木酢液たらたら」

水蒸気を多く含んだ煙が外気温で冷やされ結露し、木酢液として屋根の上を流れてゆく・・・。

木酢液はかなり強い酸性で、金属を錆びさせ、いずれは穴をあけるのです。

研磨してサビを落とし、再塗装をする手段もあるにはありますが、

トタン屋根の厚みってどのくらいかご存じでしょうか?

一般的には0.35mmです。

「1ミリも思ってない」、「一日1mm」なんていう表現がありますが、0.35㎜って!

IMG_8526「ケンマ(研磨)にもほどがある」

ということで、部分的に屋根材を張り替える工事を決行します!

板金屋さんが!(笑)

こうならないためにどうするか?

ブログ読者で薪ストーブユーザーさんは、このことを真剣に考えたほうがいいでしょう。

ガソリンに水がたくさん混じっていたら、車も満足に走りません。エンジンも当然長持ちしません。

花火がしけっていたらうまく着火しません。美しくありません。

 

薪は乾かしてこそマキ。

オーナーのNさんは、この夏ひたすら薪を小さく割っていたそうです。

明日は19年ぶりに滋賀県大津市のOB宅へと出張します。

屋根や煙突の状況、そして薪の品質もしっかりチェックしてきます!!

 

2018.8.25 Reborn塩原

 

 

su:iji(ウッドワン)は「炊事」からきているのか?

IMG_8314ひさしぶりに東京へ。

新宿にあるリビングデザインセンターOZONE(オゾン)。

ここには若かりしころに何度も来て目の保養をしているが、どうだろう、もう10年以上もブランクがあった。

秋から軽井沢で始まるリフォームのための打合せが目的であったが、少し早めに到着し、好みのショップを訪れた。

長野-東京は新幹線で2時間とかからない。夏休みでかなり混むのではないかと考えていたが、意外にも席はガラガラ。車中は閑散としていた。

 

IMG_8292と言いたいところだったが、2列シートの窓際に座った私の隣には50歳代と思われるおばさんと、通路を挟んでその向こうにそのおばさんのお友達が。

この二人、ごくまれではあったが「ちゃ」を語尾に用いていたので多分富山県からの上京かと思われ、

子育てが終わり、自分の旦那様のつまらなさ度合を競いあい、わが子がおつきあいをしている彼女彼氏の最近の言動や行動、

自分の両親と義理の両親との距離感に対する考察など、そのやや大きめの声は私を含め半径2m以内の乗客を楽しませた。

お互い親友なのか、よもやま話は実に多岐にわたり、築15年目にして初めてレースカーテンを付け替えた、いやウチは20年も経つが、なぜ?生地がいいのか?替えてないわよ話や、便器のウオッシュレットはどうあるべきか、どこどこの工務店はちっとも見積もりをくれない、など住宅関連の話も、まったく結論が出ない状態ではあるがキャッチボールはテンポよく続けられてゆくゆく。

 

IMG_8296最近の睡眠不足もあって、「新幹線の中ではぜひ爆睡したい」

そう考えていた私だったが、こういう状況では、開いた本の文字も全く脳みそに入って来ず、

ひたすらに耳を傾けていたのでした。

「なんとか彼女たち(富山おばちゃん)の顔が見たい!」

そう思ってしまうのは私だけではないはず。

品のあるハイヒールに長めの黒いスカートの裾が、わが視界に入っているだけに、この状態はある意味 拷問だ。

なんとかトイレにでも発っていただき、そのチャンスを逃さずお顔を拝見したいものだったが、

う~ん、残念でした(*´з`)

もし富山オバチャンがトイレに行ったならば、あるいは途中下車したならば、周囲2mのヒトビトはみなオバチャンの顔をちらりと見たにちがいない。

 

IMG_8304それにしても、結論を出さずにどんどん話が展開していゆくというのは実におもしろいですね。

男性は結論を出さずに次の話に進むのはタブーだと考える人が割と多いと思うのですが、

相方にネタを振ってはその正しくもやや毒のある意見を聞き、ウンウンと聞きつつもややかぶせ気味にすこし膨らんだ話をし、あっという間に「ところで」ばなしに。

そのスピード感は、はたで聞いていて爽快感さえ憶えます。

ひじょーにベンキョーになりました。

ありがとう富山ブラックおばちゃん!

 

IMG_8306ところでOZONEにはウッドワンのショールームがあります。

最近Rebornでも採用が多いキッチン・スィージー。

時代は完全に無垢の木モードに突入していると感じている今日この頃です。

ドラマのセットでも頻繁に用いられているウッドワンのキッチン。

発売から10年が経つそうですが、なかなかツボをついた色使いや金物・金具など、

こだわり層のこころをくすぐってゆきます。

IMG_8291最近、オーク(なら)にもダーク色が2つ追加になったそうです。

最近の住宅設計で、キッチンの選定は大きなウエイトを占めています。

扉や天板のデザインはもちろんですが、コンロや食器洗、シンクに水栓金具、

取っ手のサイズや色、質感に至るまで、まったく手を抜けません!

キッチンから発想するインテリアも増えつつあるのではないでしょうか。

 

こういう場所にあのおばちゃんたちが来たら、どんな会話の展開が待っているのか・・・。

そしてあと10年もするときっと自宅の水廻りリフォームをすると思うのだが、

機能なのか?

デザインなのか?

いったいどういうところが決め手となってキッチンを選ぶのか、

非常に興味深いなあ。

結論:「おばちゃんの会話に学ぶべきものは多い」

 

2018.8.4 Reborn塩原

デッキポーチは憩いの場。

こんな時期は山がいいですね!

気温は30℃そこそこですが、下界とはだいぶ違いますから!

DSCF6186築15年を超える飯綱のOBさんより、

「玄関先のデッキがボロボロでつくりかえたい」

という一報をいただき現場調査に出向いたのですが、この日は大雨。

デッキはそれなりに確かに傷んでいるんですが、

ズバリ、根本的にはやっぱり玄関先に屋根がないと!

この後、明暗を分ける雨の日調査となったのです。

玄関先の屋根は俗に「ポーチ」と呼ばれています。

DSCF6193設計の配慮不足といえばそういうことになりますが、

屋根を掛けるとなるとそれなりに費用もかさむわけでして。

別荘ユースとはいえ、冬でも来る機会があるでしょうから、これではデッキポーチに積もった雪で玄関のドアが開かないなんてこともあるはずです。

「デッキはもちろん直せます。しかし、今さらではありますが、

やっぱり玄関先には屋根があったほうがよいのではないでしょうか?」

ということでデッキポーチのACQ加圧注入材への改修、追加で屋根をかける工事、

双方合わせて50万ほどの見積書を提出させていただきました。

2週間後、いざ改修&屋根増設工事を決行!

 

IMG_0470「デッキの下から草が生えてくる」

ということで、防草シートを敷き砕石で押さえました。

人工芝でも良かったかもしれません。

壊すのは本当にあっという間。

このところ立て続けにデッキ改修を行っている新人ナカソネも、そろそろ慣れてきたことでしょう。

 

IMG_0471「腐った木には蟻が棲む」

それが山の常識です。

ここでもやっぱりいましたいました。

「自然に還る」ということもできますが、露天下での木製デッキは15年が限界です。

 

IMG_0469屋根の骨組みは現場加工にて。

なんだか、この風景、いいじゃないですか~☆彡

いかにも大工さん、って感じ^^

ところでポーチは一般的にタイル貼りですわね。

たま~に、豆砂利洗い出しとか、土間コンクリート打ちっぱなし、

カラーコンクリートなんてのもありますね。

最近はトンと見なくなりましたが、昔は三和土(たたき)と言って、

粘土をぺったんぺったん叩いて、まるで泥ダンゴのように磨いて土間をつくったんだそうで

、じいちゃんばあちゃんちに行くとまだ残ってるところもあるよね。

あれはあれでなかなかいいもので、数年前までは私も珪藻土で土間を仕上げていたもんです。

DSC_0010(施工事例)

これ、土間床の仕上げは珪藻土なんですよ。

いまやもう売ってないんですがね。

また復活してくんないですかね、日本ケイソウド建材さん!

「ひび割れでほうぼうからクレームがきて・・・」

って、そりゃ割れるでしょうよ、泥なんだから!

そんなクレームに負けないでほしいよ、もう。

 

IMG_0489はなし戻って、ポーチ屋根。

大工さん1名+ナカソネで、2日間かけてできましたよー^^

これなら雨でも雪でも安心だ~。

欧米では玄関先がデッキで、シンプルな椅子が良く置いてあるね。

住人が静かに本を読んでたり、ハンモック吊るして昼寝してたり・・・。

けっこう玄関先のデッキポーチがその家の遊び場・憩いの場になってて、あれ好きなんだよなあ。

以前にもブログでつぶやいたと記憶していますが、今後は玄関ポーチのウッドデッキ化を推進してゆきたいと思っています。

 

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2018.7.26 Reborn塩原