スイッチルーム日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

妄想を申す

Exif_JPEG_PICTURE満月でしょうか?

松本市、キューワン住宅新築のKさま邸。

25区画分譲地内にあり、周囲にも続々と住宅が建ち始めました。

そのほとんどがいわゆるハウスメーカー製。全国展開している有名な方々ばかりです。

「リボォン?きいたことねぇな~」

そんな通りすがりの方の声を耳にしつつ、黙々とキューワン住宅を造っております。

 

Exif_JPEG_PICTURE断熱工事が終了いたしました。

室内は大工さんが持ち込んだ小さなオイルヒーターでそこそこの温度まであがります。

感覚的には15~16℃か。職人さんたちは常に動いているのでちょうどいい室温だと思われます。

サッシはもちろん樹脂(シャノン)ですが、トリプルガラスを採用しています。

すぐ脇に線路がありますが、外壁に205㎜のグラスウールが覆われますと電車通過音がほとんど聞こえません。

大工さんは通常ラジオを聞いています。この現場ではFM長野。年配の大工さんはSBCが多いですね。

私は断然SBC派ですが(ヨッ!オジサン!!)、週末の土日はFM長野に(アガイテイル?)。

XCPW9984サッシはフカフカ付加断熱のラインに取り付けるのではなく、

躯体である柱に、正確には耐力面材のラインに取り付けています。

付加断熱が100㎜と厚いので、結果的に窓枠が外壁よりも引っ込んだかたちとなります。

この分譲地では、この建物以外の家はすべて窓が出っ張る、普通の取付方法となっています。でも付加断熱をしている家もありますよ。

隣は土屋ホームさん。カネライトフォームという発泡ポリスチレンボードが40㎜?、50㎜?付加している?外張りのみ?

 

Exif_JPEG_PICTURE目の前の家は一条工務店さん。

2棟同時進行で基礎工事をやっています。バリバリですね(^^)/

こうした分譲地で現場があると、各社いろんな工法があり大変勉強になります。

冷暖房換気の方法、工法もみなさん異なりますし、使う素材やつくってゆく作業手順など、なるほどと思うこともしばしばです。

こんな無名の零細工務店のことはみなさん興味ないですかね?

私だったら密かに早朝や夜に道路の前でしっかり注目・チェックしちゃうんですがね(笑)

 

Exif_JPEG_PICTUREとにかくこれまで各ハウスメーカー・工務店は、

「自社の手の内をみせない」

のが通例でした。そりゃあ企業秘密の工法もあるでしょうし、営業戦略上絶対にしないんでしょう。

でもそういうの、もう古いんじゃない?

住宅っていっても所詮は消費者のためにある業種の一つなんだからさ。

働き方改革でもって余った時間をさ、家族と共に過ごすものまあいいんだけれど、

大学のサークルみたいっていうか、塾みたいな感じでさ、「チーム北信のいえづくり」みたいな感じでさ、共同で工法開発してみるってのもいいんじゃないだろうか?

まだ無理かなぁ~(*_*; 夜明け前か…?意外とすごいの出来ちゃう気がするんだけどなぁ。

 

2019.1.19 Reborn塩原

メイスンリヒーターと過ごす、軽井沢の冬。

新年あけましておめでとうございます。

本年も火曜日、木曜日、月曜日にブログを綴って参ります。

今後ともリボーンをお引き立てくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

おかげ様をもちまして、弊社も順調に第5期が進行中です。

今年は元号改め、消費増税、そして翌年に東京オリンピックを迎えるという、日本にとっては大きな節目となる年となることでしょう。

景気動向は決して悪くないと思いますが、昨年立て続けに起きた自然災害、米中の貿易摩擦や労働人口の減少、空き家問題など、少し俯瞰してみてみると課題は山積みです。

地に足をつけて、自分自身で考え、決断し、自信をもって事に臨みたいと思っております。

 

今日は年始のブログ記事なのでイベントの告知をさせていただきます。

DSC_8665-1以前本ブログでも予告させていただきましたが、

2月9日()10:00~17:00

2月10日()10:00~17:00

中軽井沢にて完成見学会を開催いたします。

詳しくはあさってのブログで紹介したいと思いますが、築27年の避暑用別荘をリ・ボーンいたしました。

耐震・断熱・冷暖房・全水廻り・劣化対策を行い、新築以上の性能をあらたに追加いたしました。

長期優良住宅化リフォームの補助金を利用して、ワンランク上の上質な空間となっております。

リフォームをご検討している方だけでなく、新築を検討している方にとっても大変参考になろうかと思いますので、ぜひご予定ください。今回は予約制をとりません。

 

 

0211健康セミナーパンフ@松本 0223健康セミナーパンフ@長野続いて、長野県・建築士会主催の一般の方向けのセミナーです。

しっかり断熱された家では、真冬でもしっかり暖かい空間となり、

ヒートショック予防・健康寿命が延び、果てはピンピンコロリにつながってゆきます。

自宅で最期を迎えられる可能性も高くなります。

2/11(・祝日)は松本市で、

2/23()は長野市となっており、

特に長野会場には星旦二先生がご講演。

「ピンピンコロリの新常識」という本で、健康と高断熱住宅との密接な関係を解説されています。

20190108230940-0001私もこの本を昨年購入して読みましたが、

大変分かりやすく「あたたかい家で暮らすとどうなるか」を、

ご自身の体験をもとに説明してくれています。

長野県は全国でも長寿県であることはすでにご存知のことだと思いますが、

浴室や脱衣室でヒートショックで倒れ、その後要介護になって入退院を繰り返す高齢者も実は多いと聞きます。

健康に暮らし、長寿を全うしてこそのピンピンコロリ。

お地蔵さんを拝むのもいいですが、

現実的にきちんと断熱改修をすることこそが、親族を介護などで巻き込むことなく、自分らしく最後まで生き切ることだという趣旨には賛同します。

私の両親が暮らす実家は15年前に断熱改修し、先日年末年始には帰省しましたが、父78歳・母74歳共にピンピンコロリの雰囲気が漂っています(笑)

(別添1)広報用チラシ-1 (別添1)広報用チラシ-2消費増税についても触れておきます。

昨年12月に国交省より正式に発表がありました。

駆け込み需要による混乱や、増税後の反動減にならないようにとの施策で、

今回は非常に早い発表で、内容もたいへん評価できると思います。

20~30歳台の新築を考えている人にとって、住宅ローン減税の3年延長は数十万円のメリットがでるでしょうし、

すまい給付金の金額拡大も救われます。

また前回の8%増税時にもあったポイント制度による物品との交換も魅力。

これなら特に駆け込む理由がありませんね。

ポイントによる交換はリフォームにも適用されるので、断熱改修もその気にさせるものがあります。

 

15年前、新築一辺倒だった私の業務は、実家断熱改修で方向性を変えることとなりました。

当時はまだ全くと言っていいほどそうした技術は知られていませんでした。

残りの人生をリ・ボーンに捧げる覚悟です。

 

2019.1.8 Reborn塩原

 

 

ワイルドだろ~♪(フルぃ!)

Exif_JPEG_PICTURE飯山市の夕方、

どうでしょうか、積雪は20cmあるかないか…。

道路には全く雪がありませんでした( ゚Д゚)

この時期1.5mあってもおかしくない時期・場所なのですが…。

今秋行われていた増築&リフォーム現場の引き渡しに行って参りました。

かまくらの里、いいやま。非常にナイスビューなところであります。

 

Exif_JPEG_PICTURE計画から2年。「ついに完成したな」という想いです。

林業を営むオーナーのためのトラック置き場として、屋外作業場として。

筋交い&雪囲い&防風ビニールシートのゴールデンコンビであります。

雪国ならではのつくりで構造をあらわしに、水平構面を意識したつくりになっております、はい。

屋根から落ちた雪は軒側にどかどかと落ち、この建物も雪で埋まる日はそう遠くないはず。

さあ、かかってきなさい!重い雪たちよ!

 

Exif_JPEG_PICTURE分かるかな?

寄り添うように建っている納屋は相当に古いものでしたが、屋根勾配を更新。

新旧入り乱れた不思議な建物になっちまいました( ゚Д゚)

こういうのは木造軸組み工法の特徴ですね。

何かしらカスタマイズができやすい。

車の背面もそうですが、家の外観って人の顔にみえません?

私だけ?

見つかって慌てた泥棒さん?

 

Exif_JPEG_PICTURE納屋の室内も一部リフォームしています。

成り行きまかせの小屋組みアラワシ、石膏ボードアラワシ。

実はけっこう家ってシンプルにできてるんですよね~

こうなると照明計画が難しくなってしまうんですが、

わりとワイルドにLED蛍光灯をそのままに(笑)

考えすぎないこと。

そういう場合もあるんだということなのですよおとっつあん!

 

 

Exif_JPEG_PICTURE床は巾広の松材をワイルドに脳天ビス止め。

こういうのもいいんじゃないだろうか。

この部屋で冬の内職をするんだそうです。

いよいよ明日、年末ジャンボ宝くじ最終日。

買ってみます!

2018.12.20 Reborn塩原

秋の風物詩

IMG_9276毎年行っています、ジャパンホームショー@東京ビッグサイト。

今年も行って参りました^^

初出展というLATENTO、IVT社のブースに立ち寄りました。

こういう場所にあるとなんか小さく感じるから不思議です(^^)/

なんでも今年に限って言えば、Rebornが最も国内で採用数が多かったんだとか。

そうであれば、賞状が欲しかったなあ~。

 

IMG_9274日本住環境のブースです。

どでかい熱血社長の看板が目印。

旧称は宇部気密ハウジングでしたね。

企業体質が男っぽい。

全国には、熱い人たちがたくさんいることを実感します。

単に情報を得るというだけでなく刺激を受けるという意味においても是非毎年欠かさず行きたいと思います。

 

IMG_9252来週は松本市で新築の建て方があります。

北アルプスを望む造成地。なかなか良い基礎ができました。

明日は長野市・えびす講花火大会。

これが終わると信州は一気に冬になってしまいます。

軒先にぶら下がっていたオレンジ色の干し柿も、黒っぽくなってきています。

 

2018.11.22 Reborn塩原

 

長持ちウッドフェンス

DSC_5848入居1か月が経過した千曲市Mさん宅へ。

Rebornオリジナルの玄関ドア=eZ(イージー)ドアがカッコよかったんで嬉しくなりました(*’ω’*)

玄関ドアでそこに暮らす方の好みといいますかセンスと言いますか…、

なにか感じるものがありますよね。

「木がすきなんだなあ~」

「ちょっとラフな感じ的な?」

「アンティークが好きなのかな」

ピンポン♪したのち、客人はその人のことを想像しながらロックの解除を待つことでしょう。

DSC_5834今週ウッドフェンスを施工させていただきました。

完成お引渡しから1か月半が経過しましたが、工事終盤D.I.Y.内装しっくい塗装を1か月半現場でずっとやっていましたから、

「もっと経ったような気がする」とのことです(笑)

先日のメールでも、

「お久しぶりです!おかげさまで毎日快適な生活を送らせていただいております^ ^

また、我ながらよくやったな~と、ふと思う時があります、笑。」とあります。

 

DSC_5842ところでウッドフェンスの件。

今回もACQ加圧注入させた長野県産すぎ材で施工しました。

無塗装で30年保証という無類の耐久性を持ちあわせております。

手すりの一番上は少し広めの笠木板としていますので、ここに鳥たちやトンボがとまったりするんでしょうね。

許されるのであれば、この上を端から端まで歩いてゆけるかどうか、おじさんの基礎体力チェックに用いたいくらいです。

あ~、そういえば小学生の頃は、こういうところが通学路にあると、必ず乗って歩いていたっけ。歩道の縁石ブロックはマストでしたが、少し高いブロック塀もやっていました。

古き良き昭和の少年時代(笑)。今でも歩いてゆく路に、柄の違うタイルなんかが一直線に伸びていたりすると、ついその上をこぼれないように歩いちゃうのだからおそろしい。

 

DSC_583730年もつって書いちゃったけど、こっちの金具のほうが先にダメになるかもだな。

見た目はかなりインダストリアルな感じになっちゃいますが、建築構造の耐震用の金物を流用しているのです。

だからおじさんがこの手摺の上を歩いてもダイジョウブなハズ(笑)

☆キンキラキンにさりげなく、このウッドフェンスを支えていってくれることでしょう。

 

IMG_5708DSC_5465何気にフェンス用の材料と、ベランダ手すり壁に用いた材は同じなのですよフッフッふ。

この太陽集熱器、(Rebornのブログではこのところ頻繁に出てきますが)

このベランダの壁面のどこに付けるか、という打合せをしたことがありました。確か奥さんのご意向で、このファサードラタンを見せるために片寄せになったと記憶しています。

ちなみにこの集熱装置、かなり重そうに見えますが、実はすごく軽いんです。

1パネル35kg程度。3パネルありますから100kgちょいです。

簡単にいうと36本の棒状ガラス真空管で、その中に不凍液が入っていて貯湯タンク間を循環してるんです。

もし透明ガラスでできている魔法瓶ポットが存在していたとして(おや待て?ビールのピッチャーはそんな感じだぞ。あ、でも密閉できる蓋ないか・・・)、

その中に水を入れ直射日光に当たる、たとえば縁側なんかに置いておくとどうなるのか?

A.魔法瓶の周りは真空だから、実は熱が伝わらないんじゃないか?

B.いったんぬるく温かくなるが、ガラスという固体を通じ放熱によってすぐに冷めてしまうんじゃないか?

C.水はやがてお湯になり、そのままポット的に保温状態になる

 

宇宙は真空ですね。冷蔵庫には窓が当然ないですよね。

こんな時期ではありますが、日中天気がいいと夕方、貯湯タンクは50℃近くまであがっているそうです。

2018.11.17 Reborn塩原

出会いに感謝、見学会。

DSC_5331先週末行われた完成見学会@長野市稲里町にお越しいただきましたみなさん、

ご来場誠にありがとうございました。

両日ともに天気に恵まれました。(本当は寒い日が良かったのかもしれませんが)

新築と変わらない仕上がりに驚き、ぽかぽか暖かい室内にまどろみ、樹脂サイディングやACQ加圧注入材による「もちすぎデッキ&フェンス」などの耐久性に関心を寄せていただくことができました。

 

DSC_4569これでRebornの年内の見学会は終了です。次回は極寒期の2月、@軽井沢で開催したいと考えています。

ちなみにRebornで設計を担当させていただいた施工坂田木材さんの完成見学会が11/17~18、千曲市内川で開催されます。

しっとりとした大人の空間は、これまでの坂田木材の印象をいい意味で覆す住宅となっておりますので、

ぜひたくさんの方にご覧いただきたいと思っています。

11/17(土)、18(日)坂田木材・完成見学会@千曲市内川

予約制だと聞いております。ぜひお早目に坂田木材さんにコンタクトをとっていただけたらと思います。

 

DSC_5419また本日、同じく千曲市でRebornの新築第13号、M様邸の地鎮祭が行われました。

分譲造成工事が無事終了し、満を持しての工事スタートとなります。

設計終了から着工まで少し時間が空きましたが、待った分だけ地鎮祭の喜びも大きく、じんわりクルものがありました。

おめでとうございます^^

ちなみに明日も千曲市でReborn設計、施工坂田木材の新築住宅の地鎮祭が開催されます。

建築業界では春と秋は工事スタートの時期になることが多く、来年の春完成を目指してまいります。

TODOリスト項目がなかなか減ることがありませんが、とりあえず正月休みを目指して、晩秋の11月を突っ走りたいと思います。(この時期がいちばん好き)

2018.11.6 Reborn塩原

 

 

 

樹脂サッシ+トリプルガラスを内窓としてつけてみた

DSC_1558見晴らしのいい窓って素敵ですね!

眺望がいい方向に大きな窓、

憧れますね!!

鉄筋コンクリート造のとあるお宅。

場所は飯綱。

眼前に黒姫山を望む北側の窓、アルミサッシのシングル硝子・・・汗

住人のNさんは、この家を中古で購入。

ご相談を受けたのは残暑厳しい8月だったか。

 

DSC_1631Rebornの旧事務所もそうでしたが、アルミサッシ+シングル硝子窓からの熱損失はハンパない!

現在の事務所は断熱改修を施しましたので、

「ずいぶん体感が違うものだな」と感じている今日この頃です。

改修方法を思案中・・・。

「外に付けたい。」、「いや工事費がすごすぎて予算に追い付かない」、「内窓はどうか。いや、こんなでかいの作れないだろうな」

いろいろな引出しを開けてはみるものの、なかなか妙案がでてきません。

 

DSC_4893結果的には、樹脂サッシトリプルガラスを寸法特注して、木枠を室内側に新設して内窓として取りつけました。

いわゆる2重窓になるのですが、室内側に性能のいい窓を取り付けると、結露の可能性が多分にあります。

現在は様子を見ていますが、あまり結露がひどいようなら、外側のもともとついていたガラスを外さないといけません。

引き違いアルミサッシはやはり気密がわるいようで、結露は発生しませんが、FIX(はめ殺し)窓は、一部結露が出てしまっています。

内窓の周りをコーキングなどで気密処理する前に開放式の石油ファンヒーターを焚いてしまったのが要因ではありますが、

これからはもっと温度差が出てくるでしょうから、やっぱりもともとあったガラスは外すよりないかもしれません。

その場合は今度雨仕舞いをきちんと処理しないといけませんので、願わくば外したくはありません・・・。

今後の成り行きを観察してゆきたいと思います。

 

DSC_4911それでもNさんからは、「まるで熱帯魚になった気分」という誉め言葉(?)で、樹脂サッシ+トリプルガラスのご評価をいただきました。

硝子の内側の表面温度がずいぶん上がったはずで、体感的にもかなりご満足いただいているようです。

これまでは、プチプチシートを張ってみたり、透明のビニールを張ってみたりと、冬はずいぶん苦労をしてきた様子です。

実際の工事は、シングル硝子に残った両面テープやマジックテープの処理のほうが大変でした。さらに家具の移動やカーテンをいったん外す作業、さらに枠まわりのコーキングなど、雑工事が大半を占めていたようにも思います。新人ナカソネに活躍してもらいました。

彼はこのところカッターで指を切ったり、カケヤ(でっかいハンマー)で自分のスネを自打球したりと生傷が絶えません(笑)

現場1年生は多少なりとも”そういうもん”だ、とも自分自身を振り返って思いますが、重々気を付けるように!

それにしてもトリプルガラスは重いです!

(私は、運んでませんが(笑))

2018.10.27 Reborn塩原

 

 

新住協総会@大阪

IMG_890010/3,4と大阪にいってきました。

新住協の全国総会です。

二日間みっちり勉強、しっかり目を開いて関西のキューワン住宅を見てきました。

北海道から始まった高断熱住宅の技術が、関西にまで普及してきています。

どうも関西支部のみなさんの間では、床下エアコンによる暖房が主流のようですが、薪ストーブも併用していたり。

シロアリがたくさんいる地域ですが、大事なければいいのですが・・・。

 

先日完成見学会を開催している間でも、「床下エアコン(暖房)について塩原さんはどう考えているのか?」という質問を3名の方からいただきました。

表にまとめてありますので、興味のある方は参考にしてください。見聞きはしているものの、実際にはまだやったことがないので、食わず嫌いなのかもしれませんが、基本的には薪ストーブをお勧めしてゆきたいという基本方針はかわりません。

床下エアコンについて(PDFファイル440KB)

IMG_8914ナカソネも随伴しておりました。

カラオケに行きましたがマイクは常に彼の手に(笑)

 

 

2018.10.4 Reborn塩原

同日開催!坂田木材完成見学会@長野市松代町

DSC_2885実りの秋^^

春着工した木の家が実りの時期を迎えています。

設計:Reborn-Studio一級建築士事務所 塩原真貴

施工:坂田木材株式会社

@長野市松代町

今週末見学会を開催するそうです。同日Rebornも完成見学会を開催!両方行ってみてはいかがでしょう?

詳しくは、坂田木材ホームページへ

DSC_2889完了検査は無事合格。残るはハウスクリーニング、フローリングの塗装や網戸設置かな。

総二階建て、延床面積40坪のシンプルかつ施工上合理的な形状です。

坂田木材さんらしくウッドデッキや室内には木がふんだんに使われています。

さくら、ひば、ひのき、パイン、赤松、すぎ、etc. 床と天井はすべて無垢の木です。

暮らしやすそうな間取りで、確か提案プラン第2号を提出したときに「これがいい!」って、なんだかこっちが拍子抜けするくらいあっという間に基本プランが決まりました。

収納信者は必見!すごいですよ!

 

QPEXオール電化、冷暖房はエアコンです。

これはご主人の勤務先の影響。「ちょっと~、こんなにでかいのいらないよ~」という大容量のエアコンが壁についていました。

外壁に付加断熱してませんがUa=0.44で準Q1.0レベル。

やはり床面積が大きくなると、Ua値には有利に働きますね。

実のところ”エアコンで暖房”はあまり推奨していませんが、これくらいの断熱性能があれば、かなり快適な室内環境になると踏んでいます。

坂田木材さんには是非冬の室内環境を実測してほしいと思います。

 

DSC_2892最近キッチンや洗面、トイレなどの住設機器はホワイト色の採用が多いです。

昔は便器にピンクやパステルグレーなんかが流行った時代がありましたが、トイレは100%近くがホワイトです。

キッチンも悩みぬいたうえでホワイト、そんな選択をする方が目立ちます。

世の中全体的な流れのようだと感じていますが、白や黒でモノトーン調+天然木アクセント、それがトレンドなのかもしれません。

これだけ無垢の木が使われていると、もはやアクセントとは言えませんが(笑)

 

DSC_29162階のベランダからは皆神山を間近にのぞめ、牧歌的な風景がすごくよい^^

この中に数年前に担当させていただいた弟さんの家も見ることができます。

あと数週間もすれば、紅葉が楽しめそうですね^^

長期優良住宅、耐震等級3、Ua=0.44、無垢の木たくさん、そしてこの環境。

資産価値の高い、良質な家ができました!

あとは暮らす人に託します!!

2018.9.27 Reborn塩原

 

極上の性能は自らでつかむ。

20180913220203-0001今月末に開催いたします完成見学会@千曲市のご予約が始まっております。

「極上の性能は自らでつかむ。」

その言葉の意味についてですが、

「D.I.Y.で断熱工事をした」という風に勘違いされると困るので補足しておきます。

そうはいっても”極上の性能”を手に入れるには、それなりのお金が必要だともいえますから、あながち間違ってるとも言えないのないのですが・・・。

 

「極上の性能」

とはいったいどんなものでしょうか?なにをもって極上とするのか?

例えばUa=0.3前後のいわゆるキューワン住宅。

例えば耐震等級3か、ものさしはありませんが耐震等級4相当なのか。

 

南東外観あるいは太陽集熱装置による燃費・省エネ性能のことを指すのか?

はたまた外壁しっくい左官仕上げ+レッドシーダー無垢板サイディング+クロスレスの室内しっくい仕上げのことなのか。

別の言葉で最近「ハイスペック」という表現をよく聞きますが、

(あれっ?もうツカわない?)

どの世界でも基準というものがありまして、

耐震等級でいえば”1”は建築基準法を満たすレベルで、震度7クラスの地震で命だけは守られる程度の性能。

断熱等級でいえばここ千曲市は外皮Ua=0.56以下にしてほしいな、という基準値があります。

 

南面4ちなみにこのUa(ゆーえーち)は2020年から義務化されるので、「してほしいな」という推奨レベルではなくなることが決定しています。

だから巷にはまだUa=1.0以上なんてのが実はゴロゴロ建っていて、一条工務店をはじめ大手ハウスメーカーはさすがにそういう低断熱の建物は建てていないとおもうけれど、無知無頓着な残念工務店はまだまだいらっしゃる、という残念な時代なのです。

ですから建築主になろうとする人は、自ら建物の基本的な性能(断熱・耐震)については自身でしっかり勉強をして、予算を把握しながらスペックをきめてゆくべきなのではないでしょうか?

 

表紙用外観強引な住宅ローンは生活を圧迫します。

断熱性能だけよくても耐震性が劣る、あるいはメンテナンスコストがドえらくかかる、なんていうのも考えもの。

住宅というものは、カッコよさの追求から基本性能向上への探求をしてゆく時代になっんだと思います。

そうはいってもカッコよさも大事なのですが・・・。

この家の建築主Mさんは、最初にお目にかかった時にはこのあたりのことをしっかり心にいだいていたように思いました。

私のブログですでに毒されていたのかもしれません(笑)

 

DSCF6426このところよくご質問をいただくのですが、

「付加断熱をしても元がとれないのではないのか?」

ということについて今回は述べてみます。

ご覧の写真は、高性能グラスウールによる外壁の付加断熱100㎜。

壁の中にも105㎜が入っていますので、外壁は合計205㎜の断熱材ということになります。

延べ床面積30坪程度の家でしたら、外壁付加断熱工事にかかる追加費用は一般的に言って75万~90万円。

RebornではKMブラケットという断熱フックを用いており、熱橋を限りなく小さくした付加断熱としています。

もちろん追加費用も限りなく小さくしています^^

これを木でやっても悪いわけではありません。KMブラケットには厚さ60㎜用と100㎜用のものしかなく、140㎜とか200㎜付加したい、というようなときには、現状では木下地にならざるを得ません。

IMG_1501木の下地の場合のほうが実は安くできる、ということが分かっています。

30坪の家ならば10~15万円ほどの差がでます。

じゃあそっち方がよいのか、ということかと言うとそうでもありません。

KMブラケットは強化プラスチックでできています。

プラスチックは木に比べて熱を通しにくい素材です。

KMブラケットは外壁面に点状にフックをつけるもので、

列状に配置する木下地は断熱材以外のものがフックに比べて各段に増えてしまうのです。

これを「熱橋(ねっきょう)がね・・・」という言い方で、あらゆる断熱の場面で熱橋はできるだけ減らそうと我々は工夫しています。

ちなみにQPEX計算書によると、両者のエネルギー消費量の差は年間で灯油換算=11㍑。

たかが11㍑ですが、60年暮らすとなると660㍑で、日本には全部で5300万世帯がありますので、「社会全体の眼」でとらえるととんでもないエネルギー量なのだとも言えなくはないのです。

東面4木を除けばエネルギー資源極小国である日本で生活していることを自覚し、

あるいは今後エネルギー価格の高騰が懸念されているので、10リットルの差はけっこうあるのではないかと思っています。

これが3㍑とか、そうさなぁ、5㍑の差だったら考えちゃうな、私も。

もう一つ補足しておくと、最近は大工さんがものすごく不足していて、現場であれもこれも大工さんにやってもらう時代ではない、という考えも持っています。

木の下地であれば大工さんが行うのが通常ですが、KMブラケットであればそれほど技量を要しません。インパクトドライバーとスケールがあればだれでも施工が可能です。

リボーンではKMブラケットの施工を、現在は断熱専門業者である信越ビー・アイ・ビーさんに委託していますが、将来的にはアルバイトを含め「その時やれる人に」とも考えています。DIYでもいけるかもしれません!

 

外壁U値0.382GW105㎜ここからは物理的な分析をします。

これは新住協が発行しているQPEX(キューペックス)というエクセルベースのソフトで、外壁の入力欄です。

「エクセル」というのがミソです。たいていの人は持ってますからね、エクセル。

外壁断熱材の素材や厚みを入力することで、簡単にその部位の1㎡あたりの断熱力を計算してくれます。

断熱力は最近Ua 値という便利なものさしがありますが、付加断熱なし、壁内105㎜充填断熱の場合、外壁U=0.382です。

断熱は天井やら床やらあるいはサッシとか玄関ドアなんかも検討しますね。

それら部位ごとのU値をまず算出し、それが家全体に何㎡ずつあるのかを計算してゆきます。

そーすると家全体での平均のU値がみえてくるのです。U値の平均、つまりアベレイジなのでUa値、というわけです。

 

外壁U値0.382GW105㎜エネルギー外壁断熱材だけで検討してみます。

外壁U=0.382の時、家全体のUa=0.41となりました。

この時の年間灯油消費はちょうど400㍑となります。(この家の場合)

それでもこの地域の推奨基準(Ua=0.56)すれすれの断熱スペックだと620㍑になるため、400㍑なら外壁に付加断熱をしなくともすでに省エネ性が高いともいえます。

樹脂サッシペアLOW-E、床245㎜、天井300㎜、外壁105㎜ならUa=0.40~0.45になるのが常です。これを準キューワンレベルと私たちは呼んでいます。

 
外壁U値0.184GW205㎜つぎに付加断熱100㎜をKMブラケット下地で行った場合、U=0.184。ぐっと値が小さくなりました。

家全体のUa値はいったいどうなったのでしょうか?

 

外壁U値0.184GW205㎜エネルギー答えは3秒でわかります。QPEXを使えば(笑)

 

Ua=0.33

灯油消費量は▲110㍑の年間290㍑になりました。

110㍑/年だと灯油はいま¥100/㍑ですから¥11,000/年。

仮で60年暮らすとなると¥66万ですね・・・。

そうすると付加断熱の工事代金75万は60年かかってもペイできないということになります泣

IMG_1210しかし泣いてはいけません。

今後灯油がリッター何円になるのか誰もわかりませんし、この家は100年以上も暮らし継がれてゆくのかもしれません。

さらに、110㍑×53,000,000世帯を算出すると計算機の桁数が足りません。

目先のことだけではなく、少なくとも50年先、あるいは日本、世界、地球のことに想いを寄せれば、ちょっと気が軽くなったりしませんか?

残念ながら(?)弊社リボーンで新築する場合は、強制的に外壁は付加断熱仕様になります。

「極上の性能は自らでつかむ。」

というのは、こういう燃費に係ることがあらかじめ予測できる、検討できる、

さらに言えば、月々の光熱費が事前に検討できる、ということにほかなりません。

木部の塗装を自分でやったり、内壁をぜんぶしっくいで塗装あるいは左官で仕上げる、そのことで数十万工事中に稼げるのであれば、

その分を断熱性能アップ(燃費向上)や耐震性アップに使ってもらいましょう、そうしましょう!(‘ω’)ノ

長くなりましたが、この家はそーゆう家なのです。

 

2018.9.13 Reborn塩原

※徐々に予約で埋まってきています。土曜日29日の午後がまだ空いています^^