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上田市築20年・床下調査

DSCF7955床がどうも冷える→床下を自ら覗いてみた→断熱材が落下している→調査してほしい

 

弊社とは全く無関係の上田市在住の方よりメールをいただきました。

聞けばこの家を建てたハウスメーカーは、この家の完成直後に倒産。

アフターを担っていた施工業者である地元工務店も解散。

これまで屋根の塗装以外、点検や修繕をしてこなかったとのこと。

30分ほど雑談の後、いざ床下へ。-

 

DSCF7942落ちてます落ちてます。スタイロフォーム1種A 50㎜。

ツーバイフォー工法の床組みは、土台が90㎜角で、その上に2″×12”(ツーバイトゥエルブ)根太というつくりです。

大引を省略し、根太スパンをかなり飛ばしています。

20年前ですから発泡系断熱材50㎜厚を床断熱材としているので、立派といえば立派。

現在でもこのくらいの断熱仕様のメーカーが主流だと思います。

1枚2枚なら写真を撮った後に、私が断熱材をはめて差し上げよう、

そういうつもりで潜りました。

 

DSCF7941しかし実際には断熱材の落下はほとんどなく、これらはすべてゴミとすべき物たちなのでした・・・汗

ツーバイフォー工法は、大工さんはまず初めに床ステージを作ってしまいます。

足元がしっかりでき、その床の上であらかじめ工場で作られた壁パネルを組み立てるやりかた。

雨が降ると床ステージが塗れ、床下が水たまりになるのが怖い工法です。

とても建て急いでいたのか?

単に誰も見ないからと放置したのか?

とにかくこれら断熱材の端切れを後で潜って回収するのは容易ではありません。

20年後の床下清掃。

あぁ~( ノД`)シクシク…

DSCF7945お風呂の入り口ドアの下あたり。

床下ながら遠くから「なんかあそこだけ変な色」だと感じていました。

漏水跡っぽい感じ。

んっ?

 

 

DSCF7946分かりますか?

蟻道(ぎどう)。

シロアリがはいっちゃようです・・・。

あいつら・・・

よく嗅ぎつけたな・・・

 

Exif_JPEG_PICTURE床下調査だけのつもりでしたが、どうしても目に留まってしまう窓廻り。

20年間放置されたコーキング・・・

レンガ調タイルの裏に雨水回っちゃってんだろうな・・・

外壁のいたるところブカブカしています。

この感じどっかで体験したよな・・・。

う~ん、あれは軽井沢だったな。

嫌な予感。日を改めて建物の全域調査(インスペクション)を実施します。

 

2019.12.12 Reborn塩原

12/25~27:個別見学会@小布施町

IMG_8324小布施町・T様キューワン住宅、足場が撤去されました。

破風・母屋などの桁:キシラデコール、ウォールナット色

軒天:ケンエースⅡ・ホワイト

外壁:プラネット、クイック&イージー(西洋しっくい)左官仕上げ

グレーとオークの色粉を混ぜています。

久しぶりにシングルハング(片上げ下げ)窓を採用。初めて西日が当たって、ヌリカベ君も喜んでいると思います(夕方の写真)

 

IMG_8320今日は小春日和で暖かい一日でした。

ここは分譲地で複数の建築途中の家が立ち並んでいます。

周囲は窯業系サイディングの外壁ばかりで、どこか「小布施らしさ」が減衰している感じがありますが、

オトナの街・小布施の街並みに、少なからず貢献できるのではないかと思っています。

この足場撤去直後の夕方、遠巻きにこの完成しつつある姿を眺めるのは、このうえない現場監督のヨロコビなのです。

 

IMG_8321窓はもちろん樹脂サッシ(トリプルシャノンⅡs)なのですが、

Rebornの標準的な納まりは外壁よりも窓が引っ込んで取り付きます。

腐食や凍害の原因となりやすい窓台には(ドイツ製)アルミ製の水切りをつけています。

国内のアルミメーカーさんに早く発売してほしいと、このブログで訴え始めて早3年ほど経ちますが、今のところまだ国内調達できていません。

Y社、L社さんあたり、どうでしょうか?需要が見込めないといっこうに耳を貸してくれませんが、ファーストペンギンにぜひなっていただいたい。

 

IMG_8332室内では、建築主Tさんによる内装しっくい塗装が佳境を迎えています。

すでに2階は塗り終え、階段を下ってきています。これでついにメインどころのLDKにつながりました。

室内には造作家具が運び込まれ、内装が仕上がるのを待って、所定の位置に取付けされるのを待っています。

しかし終盤になって家族内に風邪が連鎖し、時期も時期なので、ついに先日応援要請がありました。

ダメ元で取引先の塗装やさんに連絡すると、快く引き受けてくれました。ありがたい限りです。

これで年内完成の目途が立ちました。あとは各職人さんの体調にかかっています。

 

IMG_8316さすがにプロは無駄な動きがなく、無口で黙々と仕上げてゆきますな。

現場にはミルク的な甘い香りが漂っています。

内装用しっくい材はこれまでずっと、プラネットジャパンの「フェザーフィール」です。

この手の内装材には必ず接着材が入っています。

フェザーフィールの場合は、カゼインというヤギの乳から採れる成分が接着剤の役割を果たしています。

環境的によろしくまた、塗る人にもやさしい材料だと思っています。

道具や容器は当然毎日作業終了後に洗いますが、地表に洗い流してもOKです。

内部塗装の何がタイヘンて、養生やマスキングです。

加えて1時間前の練り置き。

練り置きをせず練ってすぐ塗装は、どうしても「ダマ」ができてきれいに仕上がりません。

 

IMG_8341

今回は完成見学会は開催しません。

内覧・見学希望の方は個別に対応させていただきます。

平日になってしまいますが、12/25(水)~27(金)にて対応させていただきます。

ご希望の方はメールまたは携帯電話にご連絡をお願いいたします。

info@reborn-nagano.co.jp

または

090-1121-3993(塩原)まで。

暖房はパネルヒーターです( ^)o(^ )

 

2019.12.10 Reborn塩原

 

30年以内に70%

IMG_8146忘年会シーズン真っ只中ですが、観ました?

NHKの首都直下型地震のシミュレーションドラマ、「パラレル東京」。

塩原は録画で夜な夜な拝見しました。

平成25年12月、国からの研究発表には「30年以内に70%の確率」だそうで、

これ見たらなかなか東京へ出張にいけないなぁ・・・、と思ってしまいます。

発表からすでに6年経過しているので、24年以内に70%ということになるんですよね?

いやいや、そういうことではありません。

あくまで「今から30年以内に。」

 

IMG_7858東京の大学に行きたがっている高校生長女に、「見た?」って聞きましたが、「まだ」と。

心づもりだけでもしてくれればよいのですが、これ観ちゃうとさすがに行かせられないなー。

 

写真と内容が全くかみ合っていませんが、こういう時もあってよいじゃないですか。(チョーデカイドア。コンナノミタコトナイ)

忘年会でも台風19号被災関連の事が会話の中心に。

あの日起こったこと、その対応策、備えに始まり、若手をどう育てるか・・・(笑)

そもそも巨大地震は首都東京だけの問題では決してなく、日本中どこにでも起こりうることなのです。

 

20191207212843-0001家づくりに携わる者として、まず土地選定に関わることが多いので、防災には直接かかわる建築士。

聞けば明日は台風の影響で延期された一級建築士の製図試験なのだそう。

一般の方々にとってはほとんど見る機会のないハザードマップや、その土地の地盤性質など、ある程度の情報を取得してアナウンスしてはいますが、

当然100点満点の土地などこの日本にあろうはずもなく、どこかで割り切らないと土地を買う・建物を建てる、というところまでたどり着きません。

もちろん実際に設計する建物にも十分な配慮をして、耐震性確保に努めています。

もうどうすりゃいいか分からない

そういう方も今後は増えるかもしれません。

持ち家をもう持たない、賃貸でいいわ

今後そういう若者が増えるのかもしれません。

建築士も防災の専門家としての役割りが大きくなることでしょう。

 

2019.12.7 Reborn塩原

 

水害による床の復旧は、基礎断熱もありうる

IMG_8104-2威風堂々、長野市松代町のK様邸15年点検へ。

5年前に10年点検も実施しました。

久しぶりに旧友に会ったような気持ちでくまなく調査を行います。

オーナーのKさんご夫婦も、とてもこの家を気に入っていただいている様子で、

ちょっとした不具合は自分でメンテナンスをしてくれています。私は、普段目にしない・できないところを中心にみてゆきます。

 

IMG_8109-1IMG_8111-1あまり報道されていませんが松代町は台風19号で堤防が決壊、あるいは越水して床上浸水したお宅がたくさんあります。

このお宅のすぐ脇を流れる河もすぐ先で千曲川に合流するのですが、当日千曲川への放流が出来なくなり水門を閉じたそうです。

ほどなく辺りは水面に。

このポスト&ビームの家は床上浸水を免れましたが、別棟の母屋や土蔵が床上浸水しました。

聴けば基礎の天端(てんば)から15cm下くらいまで水がついたそうです。

床下に水や泥が入り込んでいないか確認もしてほしいとの要望をいただきました。

ここが決壊した現場。つい30m程先でした。

DSCF7911床下へ潜りくまなく調査しましたが問題なし。

キソパッキング工法でしたので、俗称「地窓」と呼ばれる床下換気口がなかったのが幸いでした。

床上・床上浸水した方々は、おそらく床を剥がして、今もなお乾燥させているかと思います。

扇風機などで送風して乾燥を促している様子をしばしば見かけますが、そろそろ気温が氷点下になりますので、

水道の配管が凍らないように気を付けてください。凍結防止帯を巻くとか、水を抜くことです。

水分を乾かすためには本来、温度が必要です。この時期は空気は乾いていますが、気温は低いため、それほど乾燥は進みません。

除湿器を床下に仕込み運転させ続ける手法が考えられますが、機械そのものも高く、市場でほとんど見かけません。

私の自宅は基礎断熱工法で新築しましたが、工事中ずっと除湿器を運転し続けていました。

コンクリートがまだ保持している水分が床合板の裏側でカビるリスクが非常に高いためです。基礎断熱工法の弱点のひとつは、初年度で起きやすい床下でのカビです。

 

IMG_8131床下地面が土の場合は防湿シート+砂を敷き、床下への通気が確保できていれば、床を復旧してよし。

べた基礎など床下がコンクリートで覆われていれば、完全に乾かすことはまずできませんので、床下の自然換気が確保されていれば床を復旧してよしです。

問題は床を復旧する際に断熱材をどうするか?

もちろんケースバイケースではありますが、床下空間はとても長時間作業をするほど広くありませんので、

べた基礎の場合は、この際床断熱工法から基礎断熱工法にしてしまうということも考えられます。

床下も室内の空間と一体化させるそのやり方は、機械的に換気を必ず行いましょう。

また、基礎立上りに張り付けた断熱材と外壁の断熱材とをどう連続させるかが最重要ポイントとなります。

 

IMG_8134「グラスウールは水害に弱い」

という声をしばしば耳にします。確かにガラス繊維で出来ているグラスウールは一度水に塗れると当然に水を吸いあげ、断熱性能は劇的に低下。触るとチクチクするので大変嫌がられます。

しかし濡れたまま放置すれば、いつまでも乾かない床となり、フローリングがブカブカしてきたり、カビや腐朽の原因となることでしょう。

しかしどこでも手に入る・安価などの利点もあり、復旧に費用をかけられない場合や早く床を元に戻したい場合は、やはり第一候補といってよいと思います。

発泡ウレタンなど吹付けの断熱は、専門業者しかできませんし、工事費用もやはり高い。いつまでも待たされる可能性大です。

ある程度の費用を出せるということであれば、ポリスチレンボードや発泡スチロールのようなボード状の断熱材もアリだと考えます。

今のこの状況を考えると、”誰でもできる工法=オーナーが自ら断熱工事をすることができる”ものがよいのかもしれません。

建築業界、とにかく人手が不足しています。

2019.12.5 Reborn塩原

 

千曲市キューワンチーム

Exif_JPEG_PICTURE上棟より2週間経ちました千曲市S様邸Q1.0(キューワン)住宅。

31坪規格型プランをアレンジしています。

屋根がつき、壁はブルーシートで覆われ、ずいぶん「カッコ」がついてきました。

ところで流行語2019年はやっぱり”One-Team”でしたね(*´з`)

家づくりも工務店を軸としたワンチーム。

職人同士が助け合い建築主も率先して現場に関わる、それがリボーンの目指すところです。

 

Exif_JPEG_PICTURE家の中はまだがらんどう(この写真は2階)。

それでも床はすでに出来ていますので、建築主も上履きを持参してください。

天井、梁はDIY塗装がすでにできる状態になっています。

Sさん、梁の色は決まりましたか?

脚立とヘルメットが現場にありますので、週末をつかってどんどん塗っていってくださいね☆

上履き持参してくださいね!

 

このタイミングでのチェックポイントはなんといっても構造。

柱や梁、筋交いや耐力面材が正しく、取り付いているか?補強の金物が設計図通り正しく取り付いているか?

 

DCP PHOTO最近、現場用黒板アプリをスマートフォンに導入しました。

けっこう便利です(^^♪

瑕疵担保責任保険加入のために後日第三者検査もありますが、

サッシが取り付き、防水シート(タイベック)を張り終えた状態が検査タイミングと決められており、

外壁付加断熱や床先行施工工法を標準工法としているため、これらの金物がけっこう見えなくなってしまうんです。

そこで記録(証拠)として残すために、黒板入りの写真を撮っておく必要があるというわけです。

これまではホワイトボードでいちいち書き換えていました。歳のせいか、よく現場に置き忘れてゆきます(笑)

ついには上履きもちょくちょく現場に置き忘れてしまいます。

 

設計者として、このタイミングを逃してはなりません。

正しく施工されていなければ、是正・修正タイミングは今しかありませぬ。

Exif_JPEG_PICTURE担当大工はお馴染みナカソネ親子。

仲良く(?)1階で作業をしていました。

親子で大工をやっているのこの業界珍しくありませんが、たいていは1階と2階に分かれたりして、お互いがあまり関わらないように仕事をしているイメージがあります(勝手ながら)。

この日は珍しく半径2m以内に(笑)

数日後に搬入されるサッシを一刻も早く取り付けて、シート1枚の寒い状況を脱したいのでしょう( ^)o(^ )

これぞONE-TEAM!きっとラグビーワールドカップに影響されたのでしょう笑笑

最近歳をとったせいか、「親子で同じ職場って、けっこう良いよな」とウラヤマシイ目線で眺めています。

 

R0016719-1職人の世界では〇代目とかって、親子リレーされ、技術の伝承がおこなわれることしばしばです。

一子相伝とかっていうぢゃないですかー?

道具だって共有できます。現代の大工さんはほんとうにもう道具だらけです。

職業;大工、趣味:釣り(本当は道具集め)なんていう方もザラです(笑)

さりげなく壁掛け本棚なんかもサラッとつくって図面やスマフォなんかを置いておく。

ラジオはマキタの重低音がスゲーやつで、ブルートゥースによりハードロックガンガン♬

たまには演歌かけてもらいたい、そう父は心のなかで願っているに違いない(笑)

 

R0016711-1いずれやってくるフローリング張りを見据え、化粧柱の根っこを欠きこんでいます。

これを「フローリングじゃくり」というのですが、ミスが絶対に許されない作業です。

息子、ふっ、フッーとおが粉を口で吹きながら、しおはらカメラを近づけましたが、一心不乱のご様子でこちらを向いてくれません(笑)

彼が過去、ハードロックバンドのヴォーカルだったという事実を知ったのは最近です。

頭ブンブン振り回して、マイクをこう、小指立てて持って、絶叫している姿が・・・

想像できます!!(抱腹)

 

2019.12.3 Reborn塩原

 

100人弱の職人(マイスター)

IMG_8024さあ、カレンダーをめくりましょう!

今年もつくりました2020年カレンダー。ご希望の方には無料でお送りしますので、メールにてお知らせください( ^)o(^ )

手帳も2020年のものに替えましょう。

屋外水道の水抜きもやりましょう。

タイヤ交換もやらなくては!(長野市は昨晩初めて少し雪が積もりました)

12月は着工が1棟、引き渡しが1棟。来年1月からは新しい仲間が入社します。

 

IMG_8031年がら年中人手不足に悩んでいた2019年でした。

建築業界というところはある種独特の世界で、個人事業主とか一人親方と呼ばれるような一匹狼的な職人さんがとても多い業界です。

私ども工務店は、そうした職人さんたちに声を掛けてone-teamとしてプロデュースする役割を担っています。

現場やタイミングによって、人手が足りなくなれば短期的に知り合いやそのまた知り合いに声を掛けたり、名刺ファイルを引っ張り出してきて過去に取引のあった人に電話してみたり。

大抵の場合、「1週間くらいなら」とか、「おぉ、ちょうどよかった」など、どうにかこうにかなるのですが、今年は全くそれが通用しなかった。

「もう歳も歳なので廃業しちゃったよ」、「いや~、今やってる現場抜けられないわぁ。逆に貸してほしいんだわ」

大手ハウスメーカーさんの家だって、ほとんどは地元の職人さんたちが造ってるんですよ。

 

S__43057164来年以降もこの状況はかわらないだろうと考えています。

景気がよいからではありません。

災害関連の復旧工事やリフォームのためでもありません。

消費増税による駆け込みもほとんどなかったと感じています。

おそらく65歳以上の職人さんたちがどんどん廃業している。

加えて30~40歳代の職人が育っていない、少ない。

20歳代の職人は希少。増える見込みもない。

これからどんどん職人さんの数が減ればさらに労働環境は悪化し、育つどころが辞めてゆく若年職人も増えてしまうのではないかと懸念しています。

土日祝日も関係なく働いている職人、実は多数。

 

DCP PHOTO IMG_8057-1

季節は本格的な冬。

一年で最も労働環境が悪く天候に影響され、キツい時期となります。

どうぞ皆さん、お近くで、道路上で、いろんなところで職人さんを見かけたら、心の中で「ごくろうさま」と言ってあげてください。

声を掛けるタイミングがあればぜひ口に出してみてください。

本日は断熱改修リフォームのお引渡しと、地鎮祭が行われました。

友引です。

2019.11.30 Reborn塩原

 

千曲市1年点検

IMG_E7944築後1年点検~千曲市M様邸へ☆

すっかり寒くなりました。いよいよ師走です。

今年の流行語大賞は何でしょうかね?

個人的には「シブノスマイル」かな・・・(‘◇’)ゞ

でもやっぱり「ワンチーム」になっちゃうんだろうな。

今年の漢字も気になりますね。

災害関連ではなく、希望の持てる一文字を掲げていきたいものです。

 

LATENTO太陽集熱がうまく機能しているようです。

暖房期間以外は給湯用の灯油ボイラーが動作せず灯油消費はゼロだそう。

年間の灯油消費量は給湯と暖房を合わせて590㍑。初年度にしてはまずまずだと思います。

IMG_7875外部はRebornの定番素材でできています。

屋根:ディプロマット(色=オニキス)

外壁:西洋しっくい(プラネット クイック&イージー)左官ラフ仕上げ

一部ウエスタンレッドシーダー粗仕上 無塗装

バルコニー手摺り外壁:長野県産すぎACQ加圧注入材 ファサードラタン

窓:シャノン樹脂サッシ

玄関ドア:ガデリウス スウェーデンドア+ウエスタンレッドシーダー荒仕上材貼り

外構フェンス:長野県産すぎACQ加圧注入材 無塗装

 

IMG_78771経年の外壁材は少し色がグレーがかってきました。

すっかり定番化した感がある30坪規格プラン。

本物素材と卓越した断熱性能でかなり人気がでてきました。

断熱はもちろんQ1.0(キューワン)仕様ですが、いろんなゼイタクアイテムを盛り込んでも2000万円前後でアガりますので、私が言うものナンですが、かなりコスパ良いと思います( ^)o(^ )

「リボーン=断熱」みたいなイメージを持たれているようですが、実はここ数年ちからを入れているのは構造のほうなんです。

余裕をもった耐震等級3を目指すようにしています。

Mさんご夫婦、自分らしい暮らしを楽しんでいる様子で、とても嬉しく思います。

 

2019.11.28 Reborn塩原

 

IMG_7950 IMG_7948 IMG_7962IMG_7874IMG_7963IMG_7966 IMG_7928 IMG_7882 IMG_E7940 IMG_E7936 IMG_7960 IMG_7958 IMG_7929 IMG_7911 IMG_7886

 

 

 

 

飯田市・1年点検(灯油消費量結果集計あり)

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DSC_3689昨年の秋にお引渡しました、飯田市Mさま邸1年点検~飯田市へ。

外構工事が終了し、すっかり大人になりました(*^^*)

やはり外構をするしないでは大きな差です。

飯田市は全国的にみても屈指の日射量が見込めます。

地の利を活かし、ソーラーシステム=太陽集熱器LATENTOによる給湯&温水暖房利用を採用しています。(Rebornでは第二号)

果たして結果やいかに?1年間給湯と暖房にかかる灯油消費量を計測・集計してもらっていました。

 

IMG_7739ところで重大な欠陥が発見されました。

外壁仕上げ材である西洋しっくいが部分的に剥がれてしまっています。

これにMさんが気づいたのは今年の夏。1年近く経過してからのことです。

金属ベラでこそぐと、かさぶたが剥がれるようにペキペキと・・・。

下地である軽量モルタル&グラスファイバーネットは無事。クラックもありません。

はっきりとした原因が分からないのですが、シーラーと呼ばれる仕上げ材を塗る前に付着性を良くする調整材の不良か?

はたまた仕上げ材の不良か?「バインダー」と呼ばれる接着剤の役割を果たす成分が何らかの原因で弱かったのか・・・。

左官工事は天候、気温、風など様々な要因が関係してくる難しい工事。だから、なかなかハウスメーカーはやりません。

しかし我々は諦めません!剥離部分を剥がしもちろんリトライします!

 

IMG_7758このお宅では省令準耐火にも取り組みました。

露出している木の柱や軒天井の板は、その裏には不燃材料であるケイカル板を張ったうえで。

準耐火構造にすると燃えにくいので、避難する時間が長くなるメリットがあります。

それゆえに火災保険にも大幅な割引きがあります。

大手ハウスメーカーの家づくりではかなりの割合で省令準耐火構造がとられているようです。

それを武器にして営業をしているとも聞きます。

無垢の木の家では弱点ともいえるのですが、こうしてちゃんと対抗もできるのですよ、ふっふっフッ。

 

IMG_7789もちろん床下へも。

なぜかいかがわしいお店のような明かり(笑)

もちろん自撮り(笑)

床にも付加断熱をし始めた1年前。いつの間にか床断熱=高性能グラスウール245㎜厚がスタンダードになっています。

このころ、床の断熱材の厚さを勝手に(自主的に)約10cm増やしました。そのため床下空間が約10cm低くなりました。

塩原が潜れるギリギリのところです。(35cm)

長期優良住宅の規定では、床下空間の高さは33cm以上と決められています。

アレはかなり練り込んだ数字ではなかったか。確かにちょい太目のオジサンが潜れる限界は33cmだわ。

 

IMG_7766こうした快適な室内空間も、きちんと維持管理ができる床下空間があってのこと。

水道や排水、温水暖房の配管などのメンテナンスや更新に必要なのであります!

「室温は20℃~21℃、湿度は45%前後でずっと維持できてます」

「塩原さんが言っていたように、去年(1年目)よりも今年はずいぶん室内環境がよいです。裸足で生活できますね」

(=1年目は床下の土間コンクリート水分量が多く、乾く過程で熱を奪われ、床面温度がどうしても上がりにくいのです)

「外壁の剥がれ以外には特におかしなところはありません」

「たしかにどこにも寒い部屋がなくていいのですが、やっぱり(聞いていたように)野菜や果物が傷みやすい」

などの声を聴くことができました。

 

初年度灯油消費量Mさんに1年間集計してもらった灯油消費量のデータを公表します。思惑よりも多めの結果で少し残念!

暖房:結果、546.8㍑

※QPEXの計算によると、24℃設定で年間”暖房”灯油消費量は、461㍑

給湯:結果、479.7㍑

合計1026.5㍑

私なりのコメントを以下に。

(所感)・初年度は床下コンクリートの乾燥が進む過程で床下に配管されている温水暖房用の不凍液から熱が奪われやすく2~3割増しになることが分かっているので、暖房はまずまず。

(提案)・気温がちょっと高いか。我が家は22℃で生活している。パネルヒーターのサーモバルブの操作によって、あと1~2℃下げて生活できないものか。

(生活)・パネルヒーターによる暖房方法は、温度設定方法が最初わかりずらく、室温23~24℃になっていた(そうです)

(所感)・お風呂に追い焚き機能をもたせています。足し湯機能で高温の差し湯(60℃?)も行っているので、給湯での灯油消費量が多めになっている

(疑問)・夏は当然暖房は行っていませんが、月に30リットルの灯油消費量があります。実際これが不明(1号、甲府の家ではほとんど消費なしであった)。前述の追い焚き・足し湯の影響か?

(所感)・夏でも灯油の消費量があるので、「夏はLATENTO太陽集熱だけで給湯をまかなう」という当初目標が達成できていない。残念!

(所感)・屋根上に集熱器を設置しており、心配していた夏の集熱80℃デッドライン超えはなかった(日射を抑えるためのシート掛けなどは必要なかった)

(お願い)・給湯での灯油消費を抑えることを考えていきましょう。追い焚き、足し湯はなるべく使わず、連続入浴が理想。働き方改革か!?

(お願い)・冬は室温22℃設定を目標にしてもらい、計測・集計を継続してください。来年も結果を教えてください!

 

2019.11.26 Reborn塩原

猫のための引き戸

DSCF676910年前に竣工引き渡しをした長野市高田K様邸。過日10年点検を実施しました^^

吹抜のあるリビング。この写真で猫さまの存在を感じられたあなた、スルドイです!

宙に浮く化粧梁・火打ち梁。

そこに到達するためのステップ、窓台。

「ちゃんと上まで行けるのか?」

 

DSCF6773秋はやっぱりキノコですね( ^)o(^ )

でも今年は誰に聞いても不作のようです。

加えて台風19号による水害。流域にはきのこ栽培農家がけっこうあるのだそう。

10年前、会社の倉庫をアサって出た材木を削り出してつくった”キノコ・キャット・ウォーク”

たしか引き渡しの日に「この辺でいい?」って聞きながら取り付けた覚えがあります。

猫さまにではなく、もちろん建築主さんにですがね。

 

DSCF6762 IMG_6368当時は猫おひとりでしたが、現在は2名に。

しかしこの両者の相性がひどく悪いらしい。

飼い主のKさんとしてはもちろん仲良くして欲しいと願ってはいるものの、いっこうにその気配なし。

仕方なく1つの部屋を専用CATルームとし、お互いが接触しないようにしていたそうです。

ナワバリの仕切りとなっているのがこの引き戸。

参考までに、新築時と10年経った現在の写真を並べてみます。

こんなに色が変わったんですねー。材種は「すぎ」です。

比較的赤身の濃い方か。上吊り方式のオフセット。

「この引き戸を閉めていると、冷房がこの部屋に届かずかわいそうなので」

(右の写真をクリックして拡大表示すると、奥の方にエアコンが見えますね^^そして扇風機によってサーキュレイション!)

IMG_7627この引き戸を改造して部分的に格子を入れるとか、雪見障子的にするとか、

いろいろ検討していただいた末にたどり着いたのがこれ。

ダブル引き戸(ツーウエイ)。

場面ごとに使い分けて使用でき、通風量も可変できる優れもの。どっち側からもロックがかけられます(猫さま、引き戸は普通に開けることができるのだそう)

よく「エアコン1台でいいって聞くけど、夜寝るときはドア(引き戸)開けっ放しにしなきゃなんですよね?」

という質問を人間から受けることしばしば。

こういう方法もあり得ますね。

 

woodoneウッドワンというメーカーにはドアの上がランマになっているものもあります。

住戸全体外皮の断熱性能を高めると、一棟まるごとワンルームのような扱いができます。

エアコンが1台もしくは階ごと1台ずつで冷房を賄うことができるわけですが、そのためには個室のドアや引き戸を開けっ放しにしておく必要があります。

”プライバシー確保ということでせめて寝るときだけは仕切りたい”

そんな要望があったら、これまではランマで対応してきました。

こういう発想はこれまでしたことがなかった(‘ω’)ノいやはやネコサマサマである。

2019.11.21 Reborn塩原

 

 

千曲市中・S様Q1.0住宅、上棟!

IMG_7573 IMG_7566千曲市中・S様上棟おめでとうございます。

加工場の水害によって作り直された躯体が現場に届いたのは先週の水曜日。

土台据付け→先行足場を経て最短日程でこの日を迎えました。

建て方の担当大工チームはナカソネ親子withその仲間たち。

棟梁はメンバーのなかで最年少のりょうた君。

休憩時の会話で、「オレ、ケッコウベンピナンデッスヨネ」と聞きました。

どきっ。

心の中で激しく同意しました。ここ最近私もベンピなのです。

思い起こせば水分補給が足りていないのかも。加えて不規則な生活リズム。

年に何回かこういうのがありますが、けっこうツライよねー。

それでも私はその気配がなくても便座に座って待ってるんですがね。

♪わたしまーつうーわ

いつまでもまーつうーわ♬

心の中で歌ってるんですが、今のところ待ちぼうけです(笑)

IMG_7585もとい。

10時のいっぷく中。

1階の梁が納まりました。強い風が吹き荒れる秋空。隠れるところがありません(笑)

足場も骨組みをぐらぐら揺れています。

このお宅もそうですが、千曲市は最近どんどん農地が宅地化していますね。

長野市内に適当な土地がなく、比較的ゆったりとした広さを求めるのであれば千曲市はかなりアリです。

全体的に地盤もそこそこ良いですし、雪も少ない。交通の便も大変よく、関東へも名古屋方面へもアクセス良好。

しいていうならばはやり千曲川による水害と新幹線が止まらないことか。

 

IMG_7595 IMG_7596それにしても日が落ちるのが早くなりました。

17時でもう照明が必要です。来月の冬至まで今後まだ早くなるのですから困ります。

大工さんチームのガンバりにより、屋根下地まで終えることができました。

翌日には屋根を葺き始めます。

「なんかあっという間にここまで来ちゃうんですね」

って建築主さんから言われます。

「ええまあ、フツーです(‘ω’)ノ」

なんて飄々と答えていますが、前もっての下ごしらえ、下準備があってこそのこと。

料理と同じで、作業のほとんどは下準備なのです。チャーハン炒めるの30秒でしょ!

 

IMG_7617のコピー”人間は自然にあらがうことができない”

そんな当たり前の事を台風19号から学んだ気がします。

そしていかなる時も前向きに考えることの大切さを実感。

日本中どこに行っても完全に安全な場所などはなく、

かといってあらゆる保険に加入するというのもおかしな話ですから、

その土地や地域のリスクを知りつつ、情報を得、早めに逃げる、「仕方ない」も心の内に

そんな風に生きてゆかねばと、考えた上棟式でした。

Sさん、おめでとう!

人生も現場もいろいろある!!

2019.11.19 Reborn塩原