| 株式会社Reborn(リボーン)

LATENTOの技術情報がほしい

Exif_JPEG_PICTURE太陽から届くを、

給湯暖房に利用しようとするシステム=LATENTO(らてんと)

の製造メーカーを訪れたのは昨年の1月。

あの日、IVT社で見聞きしたその取り組みに、

「う~む、日本はずいぶん遅れちゃってるんだな~」

というのが正直な感想でした。

 

Exif_JPEG_PICTUREドイツは日本に比べるとはるかに日射量が少ない国です。

断熱材は相当厚く入れて室内の熱を逃がさないようにしたうえで、

自然エネルギーの活用をできるだけすすめ、原発ゼロの国に。

国民性の違いもあるかもしれませんが、安心安全のためには努力は惜しまない、

その姿勢に感服した次第です。

 

Exif_JPEG_PICTURE「日本は日射量が豊富だ」

ということを、あらためて認識する必要がありそうです。

太陽光を電気に変換してエネルギーとして使う「太陽光発電パネル」

も自然エネを利用してはいるのですが、お風呂好きな国民は、

まずは「熱」としてそのまま使うことを考えてみてはどうですか?

IVT社の方は冒頭そんな風にやわらかく説明してくれました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE集熱装置はその効率を高めるために円筒形でできており、

屋根設置、地上置き、外壁掛けなど、建築部材としてのアプローチも紹介されました。

ヨーロッパでは、暖房に温水を使う輻射熱暖房方式が主流ですから、

熱がほしいのは圧倒的に冬季になります。

そのため冬の太陽高度に対してできるだけ直角になるよう、集熱パネルは60°~70°の角度に設置するのがセオリーです。

屋根面の角度は勾配にもよりますが、20~30°が一般的で、これでは夏の受熱量は大きくなりますが、冬は減ってしまいます。

 

Exif_JPEG_PICTURE集熱パネルであったまったお湯を貯めておく、「貯湯タンク」も重要です。

日本製のものは原則屋外設置であるため、

いわば「外に置いてあるポット」状態となり、熱ロスは大きくなります。

IVT社の貯湯タンクは室内置き専用で、8cm厚のウレタン断熱材により覆われています。

私としてはこれを、日本の冷蔵庫生産技術を採り入れ、真空断熱材と組み合わせることなどにより、

もっと熱ロスを少なくしてほしいと思うのですが、製造コストのアップも必然となりましょうから、

このあたりが落しどころなのかもしれませんね。

リボーンでは、ここ直近新築物件5棟のうち、すべての住宅でIVT社のLATENTO集熱システムが採用されてきています。

「熱として自然エネを利用したいと考えるオーナーさん」が、実は潜在的に多いのだと思います。

 

LATENTOのことは日本では情報が完全に不足しています。

国内の代理店もまだないようですし、私もその都度新築を検討する方に説明しているのですが、

ドイツに行ったお土産でいただいた技術情報PDF版が手元ありますので、ご連絡いただければメールでお送りしたいと思います。

本ホームページの「お問合せ」よりメッセージをください。

 

もちろん長府製作所、ノーリツ、サンジュニアさんあたりの国産のソーラーシステムを知らないわけではありません。

しかし性能でいえば圧倒的にIVT社のそれに軍配が上がってしまいます。

 

なんと、来週月曜日に、IVT社の方が日本に来てくれて、業者向けの説明会を開催するとのこと。

すでに80名以上の申込みがあったと聞きました。関心の高さがうかがえます。

 

見聞きをしても実践なきものに価値はないと思います。

いいものはどんどん採り入れてゆきたいと考えています。

2018.5.26 Reborn塩原

20180526201705-0001

 

 

LATENTO太陽熱利用

今後、数珠つながりでつづいてゆきます、LATENTO搭載の家。

Exif_JPEG_PICTUREドイツIVT社を訪れたのは今年1月20日。

外ブラインドでほとんどの窓が覆われたこのハイスペ社屋です。

IVT社はもともと配管部材のメーカーだそうで、現在も全国、いや全世界から配管部材のオーダーを受け付けているそうです。

配管というと、水道管や下水などのグレー色の塩ビ管が頭に思い浮かびますが、省エネ建材でも配管は当然使われています。

長期にわたって劣化しない、絶対に漏水事故を起こさない、そんな配管部材を製造販売しているのだそうです。

それらの配管材を成長させて、太陽集熱器を開発。不凍液を循環させて貯湯槽に熱を蓄え、暖房や給湯に熱交換して利用とするシステムの説明を受けてきました。

日本ではまださほど実例がないそうですが、太陽光発電パネル業界がこんなふうになってきていますから、太陽熱利用はこれからもっと盛んになってゆくことでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE俗にいうところの「ソーラーシステム」です。

太陽熱を集めるコレクターは真空管式で、丸い筒状のガラス管。その中に不凍液(防凍材が混ざった水)を循環させ、熱を移動させます。

動力として、当然ポンプが必要ですが、わずかな電力で作動します。制御が必要ですが、温度感知センサーとポンプを連動させようとするもので、ごくごくシンプル。

問題は貯湯槽ということになりますが、画像左端のタンクです。約80cm角で、高さは1.5mほど。この中に500㍑の不凍液を蓄えます。タンクは当然室内置き。スペースが必要となります。

太陽が出ている日は、この中に太陽の熱エネルギーが、暖かい・または熱い水という物体として保管されている、という状態になります。

水は熱を帯びると体積が膨張する性質があります。白いバケツのようなものが膨張タンクと呼ばれていて、中にゴム風船が入っており、水の温度変化による体積の膨張収縮に追随する役割を持っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE貯湯タンクの中にはステンレスのフレキシブル管がとぐろを巻いて挿入されています。

単純明快な熱交換です。お酒の熱燗と同じです。

水道水や暖房用の配管が、この貯湯タンクの中でぐるぐる旅を続けると熱の移動が行われ、入口で水であったものが出口ではお湯になる、そういう理屈でございます。

太陽熱は日本でも昭和40年代でしょうか。農協が中心になってアサヒソーラーなど、左官に利用されてきました。

しかし今や、屋根の上にあの大きな機械が乗っているだけで、使用している家の方が少ないくらいなのではないでしょうか。

凍結して配管が故障したり、お湯が錆びで赤くなってきたり、配管部材の劣化や故障が原因で利用中止に追い込まれ、そのまま今でも屋根の上に残っている家がたくさんありますね。

そもそも浴槽にしか貯められないということでは、現代のシャワー中心の浴室にはマッチしないのかもしれません。

 

DSCF2959坂田木材さん施工の、千曲市H様邸にLATENTOが搭載されたと聞き、現場に行って参りました。

まだシートが張ってあり稼働はしていませんが、いかにもドイツ人らしい赤い×印です(笑)。

CPC-12という品番ですが、2基搭載。1基あたりW1.4m×H1.65mほどあります。

なので、この写真だと(ああ)、下から見上げても(ああ)

と、読者のみなさんは感じるだけだと思うのですが、屋根の上に行くとけっこうそのデカさを実感できます。

 

DSCF2984H様邸では、LATENTOは給湯のみに利用。

暖房は薪ストーブ1台です。

みよ、このベストミックスの姿を!

「これこそが現代の理想形暖房・給湯システム」なのではあるまいか!^^

 

DSCF2956屋根上に乗せる場合は架台が必要です。

残念ながら屋根材に穴を開け、ブチルゴムの防水材で止水する手法となります。

集熱器の取り付け角度は60~70°が理想です。壁面に90°でつけることもあるといいます。

既存の家にも付けることができそうです。

2017.11.14 Reborn塩原

ヤッホーが嬉しい

S__29253660先週末に行われた千曲市での完成見学会、ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

両日共に晴天に恵まれ、太陽集熱器はフル稼働。500㍑の貯湯タンクは二日間で38℃上昇しました。(19℃→57℃)

お引越しまであと数日あるため、これ以上熱を蓄えるのは危険なので、昨日再びシートで覆いました。

見学に来られた方だけでなく、近所の方や犬の散歩をしている方々から、「あれは一体なに?」の声を掛けられられることしばしば。

知ってしまえば非常にシンプルなしくみなのですが、説明がなかなか難しいのです。

参考に機器説明書の動画リンクをくっつけておきますので、興味のある方は腰を据えて勉強してください。

https://www.youtube.com/watch?v=a0Pnk2p30ww

 

S__29253656ちなみに設置架台はこんなふうになっています。

「重そうだけど大丈夫?」って審査機関でよく聞かれるんですが、

不凍液が入った状態で1パネルあたり約40kg程度です。

ベランダの手すりに付けていますが、もちろん屋根の上にも載せられます。

ただ、家族旅行なんかで数日留守にすると貯湯タンク内の温水は80℃以上になってしまい、

循環ポンプは自動停止するものの、集熱器内の不凍液が沸騰し、破損する可能性が高まります。

そんな時はこの集熱器を、ブルーシートでもなんでもいいのですが、シートで覆い、集熱を止めないといけないんです。

その作業は屋根上では困難ですから、このようにベランダの手すりなどに取り付けるしかないのです。

 

de-ta屋根上に設置する場合は、たとえば隣に実家があって、

留守の間代わりにお風呂を使ってもらうとか、

蛇口からお湯を垂れ流して放熱してもらうとか・・・汗

 

ラテントの技術情報~日本語版をPDFファイルで持っています。

数年前にこの機械の製造元であるドイツIVT社に行きました。

通訳の人もいていろいろと情報を得てきたのですが、日本に戻って日本語版のPDFファイルをメールで送ってもらいました。

欲しい方はおすそ分けできますので、塩原あてメールください。

 

S__29253672貯湯タンクのデカさはみなさん驚嘆していましたね。

「想像以上に大きいナー」と。

次には「家の外に置いてもいいのか?」と聞かれます。

せっかく貯めた熱エネルギーですから、断熱された空間に必ず置いてください。

LATENTOの貯湯タンクは屋内にしか設置できません。ウレタン断熱材で覆われた樹脂製の容器です。

屋外に置き、紫外線にあたる状況だとすぐに劣化します。

荷重も600kg近いので、床の強度をしっかり持たせましょう。

 

S__29253683

外気温は最高で27℃くらいになったでしょうか。

暖冷房なしで家の中は21~23℃で適温でした。

それにしても忙しかった!

両日とも1時間おきに途切れることなく接客対応させていただきましたが、みなさん勉強熱心な方ばかりで、

最近はアレですかね、スマートフォンでずいぶん情報を得ることができますから、かなり深いところまで調べることができるんですね。

 

IMG_1900

確かに断熱や耐震も大事なんだけれど、

みなさんルンルンな気持ちでこの家をご覧いただいたんじゃないかと感じました。

やっぱ無垢の木やヌリカベはイイよねー、って微笑んでくれますし、

わぁ~かわいい~、なんて声が聞こえてくると、自分に対して言ってくれているようで照れますね(笑)

吹抜けがある家なので、子供たちから手すりごしに”ヤッホー”、って呼ばれる場面も多かったですね^^

 

♪ルンルンな家なのに高スペック。

Rebornの令和はこんな感じがトレンドになりそうな予感。

 

2019.5.14 Reborn塩原

 

見学会直前情報!

DSC_9108今週末完成見学会を開催いたします千曲市M様邸がとうとう完成いたしました^^

早速布団を干しています!

ではなく、太陽熱集熱器を遮熱シートで覆っているのです。

引っ越しはまだ数週間後なので、集熱してしまうと使う人がいないので、

貯湯タンク内の温度がどんどん上昇。果ては沸騰!?

機械の故障を恐れての布団干しです。

 

DSC_9114玄関ポーチは無垢の木、いわゆるデッキです。

レザックACQという防腐材が加圧注入された長野県のすぎ材です。

ここは一般的にタイルが張られることが多いのですが、ログハウスなんかはウッドデッキですよね。

多少の泥汚れも許容できそうな雰囲気^^

夏の輻射熱軽減も期待できます。

MさんはDIYでクリアの塗装をしたようですが、ACQ加圧注入材を使用すれば塗装は無用です。

そういえばいよいよシロアリが羽化するシーズンです。耳をすませば、新聞広告をめくれば、シロアリ駆除業者さんの声が聞こえてきます。

ゴールデンウィーク前後で雨が降った翌日、無風に近い晴れた日に羽化するとされています。

それが羽アリです。

一年に一度です。今日はぐずついた天気でもしかしたら明日?、なんて思っていましたが、長野市内は降りませんでしたので、持ち越しです。

 

DSC_9157玄関に入るとMさんワールドさく裂!!

30坪規格PLANによる間取りですが、収納の引き戸にダークブラウンの塗装を。

パネルヒーターはブラックをチョイス。

オプションで採り入れた玄関収納の扉にはウェスタンレッドシーダーをちゃかちゃか張り。

Mさんいわく、「若干ナマイキな雰囲気」をこの家では目指したとのことで、Rebornのいつもの仕様からかなりハネています。

 

DSC_9165玄関入った正面には収納かと思いきや、ここに太陽熱を蓄えています。

そろそろお馴染みになってきたかな?LATENTO(ラテント)君です。

相変わらずでっかいです。

冒頭の布団のような場所と直接つながっているタンクです。

熱を移動させるために不凍液を媒介役に立て、自動制御のポンプで循環させています。

日中太陽が出れば、この中のタンクの温度がじわりじわりと上昇します。

このタンクの中に水道管を通すと入口では10℃ほどの水道水が、熱移動し40℃のお湯となって出てきます。

エコキュートや電気温水器のような、使用するお湯をためておくポット式の貯湯タンクと異なり、

水道水自体は滞留しているわけではないので、きわめて衛生的なお湯なのです。

 

DSC_9205玄関ホールからリビングへ。

今日は市役所による完了検査がありましたが、「いやはや木がいっぱいだねぇ~」と。

キッチンの天井にはレッドシーダーを。キッチンコンロがIHだからこそできる技。

ダイニングテーブルのペンダントライトも真鍮製でナマイキスタイル。

見学会用で高く上げておきますが、ご来場の方々にはぜひ照明器具に着目していただきたいと思います。

 

DSC_9233キッチンパントリー付近からリビング方向を見る。

計画当初、30坪では狭いのではないのか?

35坪、あるいは33坪くらいにするかどうかで迷っていらっしゃいました。

インテリアに高級材であるレッドシーダーやマホガニーを使いたい、

アクセントタイルもやりたい、照明もある程度こだわりたい。

そうなってくると多少狭くても、自分たちのこだわりを反映した家にしたい、だから30坪でいく!

それがMさんの答えだったのです。

IMG_1833洗面化粧台の鏡上の照明器具は、扉付き収納ミラーをチョイスしたため、首長が不足。

真鍮製の首をググッと曲げる方策も検討されましたが、ここも木で(笑)

思い起こせば20年程前にも、真鍮製の照明器具が流行しました。

いまでもあるんでしょうか、ゴーリキアイランド、という会社だったかな?

その後はシルバーの時代がやって来たのですが、令和になってまた戻って来たか、

そんなふうにおじさんは感じました。

 

DSC_9256洗面台にもモザイクタイルを。

最近インスタでファンが多いと聞くコラベル(名古屋モザイク)です。

数色を混ぜてランダムに貼るのがトレンドだそうで、発注が難解でした。

名古屋モザイクさんで30cm角程度でシートに張ってくれるサービスがあり助かりました。

A色が10%、B色が15%、C色が40%・・・などと配合割合を指定すると、

ランダム混ぜ具合のパターンをいくつか示してくれるのです。

このパターンで、ってオーダーすると、そのまま現場にいくつかのシートに分けて送ってくれるという、涙が出るほどありがたいサービスです。

これは流行るわけだわ、おじさんはそう感じないわけはありません。

 

DSC_9279トイレの手洗い器が気に入ってます。

LIXILの狭小手洗い器シリーズは安価でかわいいとだいぶ前から採用してきましたが、

変な形のカウンターと組み合わせるとあら不思議。

ナマイキスタイルに変身してしまうのです。

この辺りも会場でぜひご覧いただきたいところです。

 

IMG_1827キッチンにはこれまた名古屋モザイクのマシアというグレーの光沢ありややボコボコタイルを。

加えてブラックアイアンを使った飾り棚。

よ~く見て下さい

コンセントもナマイキ調です^^

ブラックに見えますが、実際はもっと薄くてグレーです。

 

IMG_18612階もちょっと覗いておきます。

天井はネダレス合板にプラネットOPホワイト・つや消しを。

化粧梁はダークブラウン、ドアには水性塗料でアクセントを。

なかなか勇気の要る色使いですが、すばらしいと思います。

Rebornの規格プランもついにここまできたか、という心境です。

 

DSC_9330真鍮製のマリンランプもこういう状況では効いてきますね。

イタリアの国旗(逆順ですが)?

このあたりはRebornの女王アリ・佐々木のツボなのでは?(笑)

内壁はもちろん西洋しっくいローラー塗装DIYひたすら。

約1か月半ほどかかりましたが、見事な仕上がりです。

 

DSC_9227

5/11()、12()の2日間。

すでに二日間ともご予約で満員御礼ですが(ん?あと2枠だけ空きがあるな)

解説なしの見るだけならば受付中です(‘ω’)ノ

電話:026-274-5485

メール:info@reborn-nagano.co.jp

 

2019.5.9 Reborn塩原

 

千曲市M様邸上棟式

DSC_8163冬至、千曲市小船山で上棟を行いました。

造成工事が長引きまして、土地の決定から9か月ほどが経過しています。

地域型住宅グリーン化事業補助金の締め切り期限もありますので、これから少しだけ速足で進めてゆきたいと思っています。

 

外観3今回もLATENTO太陽集熱器搭載です。

ベランダの手すりに集熱器を。

陽当たり良好の広い敷地の土地、ウラヤマシイ限りです。

Ua値=0.30、Q値1.01

文字通りのキューワン住宅で、燃費は全館暖房-年間暖房灯油消費量315㍑(20℃設定)と試算されています(新住協QPEX計算書による)この灯油消費量を太陽集熱でどれだけ減らすことができるのか。

 

内観1家の中も無垢材としっくいでまとめました。

耐震等級ももちろん3(最高等級)ですが、充足率は平均1.55ですから、相当頑強なつくりです。

たとえるならばサイコロのように6面にフタがある構造で、軸組工法とはいえツーバイフォー工法にかなり近い構造となっています。

完成は来年ゴールデンウィーク前の4月下旬を予定しており、リボーンにとっては平成での完成は最後となりそうです。

 

DSC_8176冬至の17:00に上棟式を執り行いました。

真っ暗です( ゚Д゚)

今年も残りあと1週間になりました。

昔は現場の敷地内で朝いち、10時、お昼、三時には焚火をしたもんですが、現代はそうはいきません。

職人のみなさん、お施主さん、風邪ひかないように、なんとか乗り切りましょう(^^♪

2018.12.25 Reborn塩原

 

 

メイスンリヒーターとはいったい?

DSC_7776浅間山!軽井沢!!

今夜はかなり冷えそうです(*´з`)

来週土曜日12/22は冬至。

かぼちゃ食べなきゃいけません。

長野市の日の出は6:56、日の入りは16:35

一年でおひさまが出ている時間が短い日(=9時間44分)です。

ちなみに今年の夏至は6/21でした。

日の出日の入りは4:29~19:09でなんと14時間40分!

約5時間も違うということになるんですね~ハァ~

 

DSC_7772今日は来年新築をする方で、メイスンリヒーターを検討している方を伴い、

4年前にメイスンリヒーターを導入した軽井沢のTさんを訪れました。

(お客様の声~メイスンリヒーター追加リフォーム)

別荘ユースなので、今朝から焚き始めたメイスンリヒーター。

立ち上がりが遅いというけれど間に合うのか!?

間に合いました!!

暖かい!いや、暑い!汗

炉の中は相当高い温度に達している模様で、薪がきれいに燃えています^^

 

DSC_7769焚きはじめからふく射の放熱まで、3~4時間程かかるんです。

その間は「熱はどこにいっちゃったの?」という感じでまったく暖かくならない。

乾いた薪を燃やすと熱が産まれます。

その熱をひたすらに蓄える。それこそがメイスンリヒーターの機能なのです。

ヨーロッパでは薪ストーブはあまり普及していないと聞きます。

薪ストーブ本体の鉄(鋳物)だけでは蓄熱量としてはあまりにも少なすぎる。薪をくべるスパンが早すぎる。

せっかく薪が持っている熱エネルギーを、暖房へと効率よく伝えるためには「蓄熱」の作用が欠かせないのです。

だから日本の薪ストーブは一般的に、ストーブのまわりにレンガなど熱容量の大きいものを置いて、防火の機能を持たせつつ、

少しでも熱容量を増やそうとしているという現実があります。

比較にならないほどの圧倒的な蓄熱体。それがメイスンリヒーターの本質です。

 

DSC_7784場所を移して、同じく軽井沢のRebornリノベ現場へ。

いよいよあと完成まで1週間を切りました。足場が撤去され、その全貌が現れました。

この家でもメイスンリヒーターが導入されました。

計画当初は、ヨーロッパ製のファッショナブルな薪ストーブを、あれでもないこれでもないと検討してまいりましたが、行き着いた先にメイスンリヒーターがありました。

 

DSC_7805前述のものと比較するとやや小ぶりですが、総重量は2t以上にもなります。

今回は工期もないので、フィンランドよりメイスンリヒーターのキットを輸入し、現場でプラモデルのように組み立てるという方向になりました。

施工は今回も伊那市、薪ストーブメンテナンスの小野沢さんです。

前回に比べて10倍速(体感)で積み上げられてゆく耐火煉瓦。

ノウハウが詰め込まれた図柄付きの取説を見ながら、「すんごいよく練られてる」って小野沢さん感心していました。

現場でレンガを切ることがほとんどないので、夜中までできそうですね(笑)

仕上げはしっくい仕上げで周囲の壁と同化させます。

先ほども述べましたが、メイスンリヒーターは薪エネルギーの蓄熱体です。

いったん蓄えられた熱が30時間以上も放熱し続けるといいます。この時間差をつかって本当に寒い深夜から朝方にかけて放熱し続けるのです。

 

DSC_7815オーブン機能も備えており、ピザやクッキーなんかもいいかもしれません。

再来年新築計画中のくろねこMさん、導入いかがですか?

来年新築予定の安曇野市Iさん、いかがでしょうか?

メイスンリも太陽集熱LATENTOも結局は自然エネルギーの蓄熱、というのが本質的な機能です。

この辺りが目下のシオハラの最大の関心事であり、家づくりのテーマなのです。

どちらにしてもQ1.0住宅レベルの断熱性能を備えたうえで。

 

冬至は千曲市で新築の建て方&このお宅の完成引き渡しとなります。

千曲市の家ではLATENTOが導入されます。

 

2018.12.15 Reborn塩原

 

 

秋の風物詩

IMG_9276毎年行っています、ジャパンホームショー@東京ビッグサイト。

今年も行って参りました^^

初出展というLATENTO、IVT社のブースに立ち寄りました。

こういう場所にあるとなんか小さく感じるから不思議です(^^)/

なんでも今年に限って言えば、Rebornが最も国内で採用数が多かったんだとか。

そうであれば、賞状が欲しかったなあ~。

 

IMG_9274日本住環境のブースです。

どでかい熱血社長の看板が目印。

旧称は宇部気密ハウジングでしたね。

企業体質が男っぽい。

全国には、熱い人たちがたくさんいることを実感します。

単に情報を得るというだけでなく刺激を受けるという意味においても是非毎年欠かさず行きたいと思います。

 

IMG_9252来週は松本市で新築の建て方があります。

北アルプスを望む造成地。なかなか良い基礎ができました。

明日は長野市・えびす講花火大会。

これが終わると信州は一気に冬になってしまいます。

軒先にぶら下がっていたオレンジ色の干し柿も、黒っぽくなってきています。

 

2018.11.22 Reborn塩原

 

太陽集熱と薪ストーブ

IMG_8738千曲市で開催の完成見学会初日を終えました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました^^

太陽集熱装置の注目度が高いことがうかがい知れました。

この写真は来週10/6()・7()坂田木材にて完成見学会開催予定の、

長野市大豆島S様邸。設計は私が担当させていただきましたが、この家でも太陽集熱器LATENTOが採用されています。

集熱パネルは二基。給湯のみで利用します。暖房は薪ストーブのみ。理想の組み合わせです!

 

IMG_8756南側には大開口サッシと深い軒。

ヒバ材無垢デッキがぷんぷん香ってます(‘Д’)

来週早々に完了検査を控えていますので、現場確認に行って参りました。

私がいうのもなんですが、かなり見ごたえのある、先進的な家だと思います。

ぜひ家づくりをこれから検討する方に見て感じていただきたいと思います。

 

IMG_8764リビングは大きな吹き抜けとなっています。

1階の南側には深い軒がありますので、吹き抜けによって採光を補っているのです。

窓の操作、点検用にと、キャットウォークが設けられました。

これはK部長のファインプレーでしたね。

ちなみに設備の維持管理を目的としたキャットウォークは延べ床面積不算入です。(地域によっては含まれるかもしれませんので事前に確認申請窓口で要確認)

洋とも和ともつかない内観なののですが、「木にあふれている」いつもの坂田木材スタイルであります。

IMG_8792吹き抜けエアコン、シーリングファン、

ウィンドキャッチ連窓まど、木製縦さん手すり、室内木窓、そしてキャットウォーク。

およそ吹き抜けがあればやってみたいぞアイテムがずらり勢ぞろい。

特筆すべきは「おおきな吹き抜けがあっても火打ち梁なしで耐震等級3」、なんだけどなぁ~。だれもそのことには触れてきてくれません、きっと(笑)

 

IMG_8816耐震等級って目で見えないからなかなか評価されません。

等級3は、建築基準法で定める耐震構造の1.5倍もの性能があります。

1.25倍が等級2ですから、等級3がけっこうハードル高いというのは実務者ならば誰もが感じるところでしょう。

 

私が設計する木造住宅は、Rebornの設立以来、全棟を耐震等級3にしています。その場合、一番のハードルになるのが階段や吹き抜けなどの家の中の穴。

フタのない家はぐにゃぐにゃしますよね。専門用語で水平構面(すいへいこうめん)と言います。

これをどうとるかがカギなのです。

 

IMG_8829見学会を訪問する方には、そのあたりを見ていただきたいと思うのですが、なかなかこれが見えません。

明日も開催する千曲市のReborn完成見学会会場では、水平構面がそのまま室内にあらわしになっています。

午後からは防風になるかもしれません。台風さなかの見学会もたまにはよいではないかと思ってはいますが、危ないようではいけません。

決して無理をせず、ダメそうな場合は無理をせずご連絡くださいませ。

 

2018.9.29 Reborn塩原 090-1121-3993

 

飯田の家も出来てきた。

DSC_27893年前、リボーン新築第一号の家に三年点検に行って来ました。

2階LDKプランで、リビング続きで広いバルコニーを有しています^^

懐かしいやら、あっという間やらで、ホント、この仕事っていいなと思うわけです。

本ホームページの「お客様の声」コーナーでも紹介されているので、新築当時あるいは室内の様子をご覧になりたい方はこちらへどうぞ。

新築住宅 長野市 由池邸

 

DSCF6488DSCF6461床下チェック。

問題なし! おや?だれ?

小屋裏チェック。

問題なし!

ん?500㎜?気張ってますなぁ。

「2階LDKの家に暮らしてみてどうですか?」と聞いてみました。

「いやぁ~、かなりいいっすよ。2階は明るいですし、風もよく通ります。お隣さんの視線とか気にならないですしね。

さいしょファーストプランで2階LDLを見せられた時にはびっくりしましたが、どうしても広いウッドデッキが欲しかったから、敷地の広さから考えてあんときは「ああ、これしかないな」と感じました。夏はエアコン(2.8K)1台で十分ですし1階の寝室も冷気が下りてきていてかなり涼しいですね。冬は当然パネヒ最高で、もうほかの家には長居できません!」

といううれしいコメントをいただきました。

「友達にもパネルヒーターおすすめしてるんですけど、みんなエアコンとか蓄暖とかになっちゃって、寒い寒い言ってます。だから言ってんじゃん!って感じ。やっぱ断熱は厚く、暖房はパネヒだしない。」

 

IMG_8692中秋月の昨日は飯田市へ。長雨で左官屋さんは大変な苦労を強いられたのですが、なんとか左官の外壁が仕上がりました。

定番のプラネットクイック&イージー。オークとグレーの色粉を配合。足場を撤去する前に外部のチェックと清掃を行ってきました。

久しぶりの快晴。青い空。ついに明日、足場撤去です!

秋はこうでなくてはいけません!

長野もそろそろリンゴが出始めるころ。ナシ、ブドウ、そしてキノコ。

ああ、たのしみだなぁ。今年も10/5にキノコ狩りに行って来ます!ナカソネ&キノコ博士のKさん(OB)と。

ちなみにKさんとナカソネはご近所さん。こういう偶然があるんでしょうか( ゚Д゚)

 

IMG_8695玄関とポーチは当初予定はタイルでしたが、洗い出し仕上げに急遽変更。

石は美浜2分粒。1分は約3㎜ですから、粒径約6㎜の石粒です。

洗い出し仕上げとは?

コンクリートの中には当然砂利が入っていますが、小さな粒きれいな砂利を混ぜます。

乾燥の具合をみながら、水圧を一定に、半乾きの土間コンクリートを水で洗ってゆくのです。

そうすると、なんということでしょう♪

豆砂利がその顔をのぞかせてきます。あまり洗うと石粒が流れてしまいますので慎重に。

 

IMG_8703家の中では水道屋さんがお昼寝中。あ、すまん、格闘中。

食器洗い乾燥機へ給排水を接続しています。

「これホントやりにきぃなー」と嘆いていました。

何とかしてくださいTOTOさん!いやリンナイさん!!

上野さん(設備屋さん)いわく、TOTOの食器洗はすげーめんどくせーそうです。

ご注意あれ!って、私んちもTOTOですが(笑)

 

IMG_8704左官仕上げの外壁にこだわっています。

しかも目地なしに執念を燃やしています。

試行錯誤歴20年以上。最近ようやく「これだね」というやり方に落ち着きました。

クラック防止用のガラスネットは限りなく外側に。パターンはややラフに。

軒の出は深く、通り芯から90cm、または1m。

夕陽が反射するその表情はなんともいえずよいではないか。

 

IMG_8709この家も太陽集熱装置を設置しました。

太陽エネルギーをお湯として蓄え、熱交換して給湯と温水暖房に使用します。

LATENTO(らてんと)

これで今年に入って4棟目のご採用です。

飯田市は日本でも有数の日照時間の長さを誇ります。初期投資として150万円ほど。

個人的にかなりおすすめアイテムです。

 

2018.9.25 Reborn塩原

 

 

 

千曲市Q1.0住宅完成

DSC_2880今年も残すところあと99日となりましたー( ゚Д゚)

それにしてもこのところ天気がはっきりしない。

季節はいよいよ秋本番といったところではありますが、これで2週連続で小学校の運動会が順延になったようです。

このところ週末になると天気が崩れます。来週はどうなのか?

9/29()、30()千曲市中で完成見学会を開催いたします。

 

DSC_2871今週、工事がほぼ終了いたしました。

この週末を使って、建築主Mさんの手により床の塗装と清掃をおこなっていただき、網戸の取付、太陽集熱LATENTOの試運転を以って遂に完成となります。

完成見学会は今回も予約制にて行いますが、おかげ様ですべての時間帯がご予約で埋まりました。

ありがとうございます^^

 

DSC_2829すでに家具などが持ち込まれ、早くも生活感が出てきております。

いわゆるサンエルディーケー(3LDK)の30坪の家ですが、外皮断熱性能を高めることによって、「100㎡ワンルーム・多ブース」、と呼んでいいのではないかと感じています。

色合いは全体的にアンティーク調で、クリアとミディアムブラウンで統一されております。

ダイニングテーブルはMさんが遠く富山県まで出向いて行って仕入れた2m×80cmのケヤキ一枚板(*´з`)ナカソネ&シオハラでヒーヒー言いながらセッティングしました!

DSC_2830アンティーク調な家だけに、照明に「LEDフィラメント」のランプが多用されています。

照明器具はすべて施主調達品。(加えて木の台座も施主自主施工)

もともと木の家には白熱灯が似合うのですが、ご存知のように白熱灯は消費電力が大きいため製造が中止されています。

時代はもはやLEDランプ100%に近くなってきているわけですが、このランプがあれば”ええじゃないか”と感じました。

 

DSC_2865対面式キッチンではありません。いわゆる壁付けキッチン。

今回はじめて、タイルの施工をD.I.Y.でやっていただきました。施工担当は奥さんです。

シンプルな空間になればなるほど、こういったタイルやストーンの壁がアクセントとなりパンチが効いてきます。

 

DSC_2838キッチンタイルのご要望は、たしか建て方直後だったかと記憶しています。

タイル壁面から突き出させたラックは、工務店側で施工しましたが、けっこう苦労していました。新入社員ナカソネにて施工。

 

20180923182124-0001施工要領は私が書き、ボルト受けの壁内仕込みは関谷大工にて。そのあとはすべてナカソネショウイチ君が。

大工のDNAを持つ彼にとって、渾身のデビュー作となったのです。

その出来栄えやいかに。いったいどれほどの重さに耐える棚なのでしょうか。見学会来場者のみなさんにはその出来栄えの評価をしていただきたいと思っています。

 

DSC_2826本工事のMVP第一候補である奥さんが階段を塗装している真っ最中。

「もうちょっとで終わりですね」と声を掛けると、

「ほんとうにあっという間でした。まだやり足りない気がします」

というすごいコメントが!

42.195kmを完走したマラソンランナーのコメントとして置き換えると、

「季節を感じ、風を感じながら、楽しく走ることができました。1時間後にもうひとレース走りたいと思います」

という感じに訳せるかと思います(笑)

 

DSC_2875この家が建つこの土地を見に来たのがちょうど一年前の9月。

その直前にMさんは買おうとした土地が突然買えなくなるという絶望的な状況だったとはだれも知る由がないでしょう。

(土地の売買契約の直前になって不動産屋さんが建築条件をつけてきた)

不動産業界・建築業界への不信感、時間が経過してゆくことへの焦り、探せば探すほど妥協という言葉がちらつく土地探しの中でこの土地に出会いました。

何事もあきらめない、そう確信を持ってMさんは言えるのではないでしょうか。

 

DSC_2851エラソーな口を叩きますが、

この一年間、家づくりを通してMさんご家族は、本当に大きく成長したと思います。

まだゆりかごの中の子供が、階段をのぼることができるようになり、

自分で調べて自分でものを買って、自分の手で加工して取り付ける。

なんとか時間を産み出して、期限に間に合わせる。

夫婦協業、時に罵り、時には褒め、あらゆることを二人で相談して決めたことでしょう。

私がそう感じているように、Mさんにもまた、リボーンのことを親友だと感じてもらえたなら、とても嬉しいことだなぁ。

工事はこれでいったん区切りが付きますが、今後とも末永くおつきあいいただければ幸いです。

と、ここに引っ越して来て、家族が川の字に布団についたとき、ボソッとつぶやいてほしいものだと思います。

ボソッと、がミソなんですが(笑)

2018.9.22 Reborn塩原