| 株式会社Reborn(リボーン)

LATENTOの技術情報がほしい

Exif_JPEG_PICTURE太陽から届くを、

給湯暖房に利用しようとするシステム=LATENTO(らてんと)

の製造メーカーを訪れたのは昨年の1月。

あの日、IVT社で見聞きしたその取り組みに、

「う~む、日本はずいぶん遅れちゃってるんだな~」

というのが正直な感想でした。

 

Exif_JPEG_PICTUREドイツは日本に比べるとはるかに日射量が少ない国です。

断熱材は相当厚く入れて室内の熱を逃がさないようにしたうえで、

自然エネルギーの活用をできるだけすすめ、原発ゼロの国に。

国民性の違いもあるかもしれませんが、安心安全のためには努力は惜しまない、

その姿勢に感服した次第です。

 

Exif_JPEG_PICTURE「日本は日射量が豊富だ」

ということを、あらためて認識する必要がありそうです。

太陽光を電気に変換してエネルギーとして使う「太陽光発電パネル」

も自然エネを利用してはいるのですが、お風呂好きな国民は、

まずは「熱」としてそのまま使うことを考えてみてはどうですか?

IVT社の方は冒頭そんな風にやわらかく説明してくれました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE集熱装置はその効率を高めるために円筒形でできており、

屋根設置、地上置き、外壁掛けなど、建築部材としてのアプローチも紹介されました。

ヨーロッパでは、暖房に温水を使う輻射熱暖房方式が主流ですから、

熱がほしいのは圧倒的に冬季になります。

そのため冬の太陽高度に対してできるだけ直角になるよう、集熱パネルは60°~70°の角度に設置するのがセオリーです。

屋根面の角度は勾配にもよりますが、20~30°が一般的で、これでは夏の受熱量は大きくなりますが、冬は減ってしまいます。

 

Exif_JPEG_PICTURE集熱パネルであったまったお湯を貯めておく、「貯湯タンク」も重要です。

日本製のものは原則屋外設置であるため、

いわば「外に置いてあるポット」状態となり、熱ロスは大きくなります。

IVT社の貯湯タンクは室内置き専用で、8cm厚のウレタン断熱材により覆われています。

私としてはこれを、日本の冷蔵庫生産技術を採り入れ、真空断熱材と組み合わせることなどにより、

もっと熱ロスを少なくしてほしいと思うのですが、製造コストのアップも必然となりましょうから、

このあたりが落しどころなのかもしれませんね。

リボーンでは、ここ直近新築物件5棟のうち、すべての住宅でIVT社のLATENTO集熱システムが採用されてきています。

「熱として自然エネを利用したいと考えるオーナーさん」が、実は潜在的に多いのだと思います。

 

LATENTOのことは日本では情報が完全に不足しています。

国内の代理店もまだないようですし、私もその都度新築を検討する方に説明しているのですが、

ドイツに行ったお土産でいただいた技術情報PDF版が手元ありますので、ご連絡いただければメールでお送りしたいと思います。

本ホームページの「お問合せ」よりメッセージをください。

 

もちろん長府製作所、ノーリツ、サンジュニアさんあたりの国産のソーラーシステムを知らないわけではありません。

しかし性能でいえば圧倒的にIVT社のそれに軍配が上がってしまいます。

 

なんと、来週月曜日に、IVT社の方が日本に来てくれて、業者向けの説明会を開催するとのこと。

すでに80名以上の申込みがあったと聞きました。関心の高さがうかがえます。

 

見聞きをしても実践なきものに価値はないと思います。

いいものはどんどん採り入れてゆきたいと考えています。

2018.5.26 Reborn塩原

20180526201705-0001

 

 

LATENTO太陽熱利用

今後、数珠つながりでつづいてゆきます、LATENTO搭載の家。

Exif_JPEG_PICTUREドイツIVT社を訪れたのは今年1月20日。

外ブラインドでほとんどの窓が覆われたこのハイスペ社屋です。

IVT社はもともと配管部材のメーカーだそうで、現在も全国、いや全世界から配管部材のオーダーを受け付けているそうです。

配管というと、水道管や下水などのグレー色の塩ビ管が頭に思い浮かびますが、省エネ建材でも配管は当然使われています。

長期にわたって劣化しない、絶対に漏水事故を起こさない、そんな配管部材を製造販売しているのだそうです。

それらの配管材を成長させて、太陽集熱器を開発。不凍液を循環させて貯湯槽に熱を蓄え、暖房や給湯に熱交換して利用とするシステムの説明を受けてきました。

日本ではまださほど実例がないそうですが、太陽光発電パネル業界がこんなふうになってきていますから、太陽熱利用はこれからもっと盛んになってゆくことでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE俗にいうところの「ソーラーシステム」です。

太陽熱を集めるコレクターは真空管式で、丸い筒状のガラス管。その中に不凍液(防凍材が混ざった水)を循環させ、熱を移動させます。

動力として、当然ポンプが必要ですが、わずかな電力で作動します。制御が必要ですが、温度感知センサーとポンプを連動させようとするもので、ごくごくシンプル。

問題は貯湯槽ということになりますが、画像左端のタンクです。約80cm角で、高さは1.5mほど。この中に500㍑の不凍液を蓄えます。タンクは当然室内置き。スペースが必要となります。

太陽が出ている日は、この中に太陽の熱エネルギーが、暖かい・または熱い水という物体として保管されている、という状態になります。

水は熱を帯びると体積が膨張する性質があります。白いバケツのようなものが膨張タンクと呼ばれていて、中にゴム風船が入っており、水の温度変化による体積の膨張収縮に追随する役割を持っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE貯湯タンクの中にはステンレスのフレキシブル管がとぐろを巻いて挿入されています。

単純明快な熱交換です。お酒の熱燗と同じです。

水道水や暖房用の配管が、この貯湯タンクの中でぐるぐる旅を続けると熱の移動が行われ、入口で水であったものが出口ではお湯になる、そういう理屈でございます。

太陽熱は日本でも昭和40年代でしょうか。農協が中心になってアサヒソーラーなど、左官に利用されてきました。

しかし今や、屋根の上にあの大きな機械が乗っているだけで、使用している家の方が少ないくらいなのではないでしょうか。

凍結して配管が故障したり、お湯が錆びで赤くなってきたり、配管部材の劣化や故障が原因で利用中止に追い込まれ、そのまま今でも屋根の上に残っている家がたくさんありますね。

そもそも浴槽にしか貯められないということでは、現代のシャワー中心の浴室にはマッチしないのかもしれません。

 

DSCF2959坂田木材さん施工の、千曲市H様邸にLATENTOが搭載されたと聞き、現場に行って参りました。

まだシートが張ってあり稼働はしていませんが、いかにもドイツ人らしい赤い×印です(笑)。

CPC-12という品番ですが、2基搭載。1基あたりW1.4m×H1.65mほどあります。

なので、この写真だと(ああ)、下から見上げても(ああ)

と、読者のみなさんは感じるだけだと思うのですが、屋根の上に行くとけっこうそのデカさを実感できます。

 

DSCF2984H様邸では、LATENTOは給湯のみに利用。

暖房は薪ストーブ1台です。

みよ、このベストミックスの姿を!

「これこそが現代の理想形暖房・給湯システム」なのではあるまいか!^^

 

DSCF2956屋根上に乗せる場合は架台が必要です。

残念ながら屋根材に穴を開け、ブチルゴムの防水材で止水する手法となります。

集熱器の取り付け角度は60~70°が理想です。壁面に90°でつけることもあるといいます。

既存の家にも付けることができそうです。

2017.11.14 Reborn塩原

秋の風物詩

IMG_9276毎年行っています、ジャパンホームショー@東京ビッグサイト。

今年も行って参りました^^

初出展というLATENTO、IVT社のブースに立ち寄りました。

こういう場所にあるとなんか小さく感じるから不思議です(^^)/

なんでも今年に限って言えば、Rebornが最も国内で採用数が多かったんだとか。

そうであれば、賞状が欲しかったなあ~。

 

IMG_9274日本住環境のブースです。

どでかい熱血社長の看板が目印。

旧称は宇部気密ハウジングでしたね。

企業体質が男っぽい。

全国には、熱い人たちがたくさんいることを実感します。

単に情報を得るというだけでなく刺激を受けるという意味においても是非毎年欠かさず行きたいと思います。

 

IMG_9252来週は松本市で新築の建て方があります。

北アルプスを望む造成地。なかなか良い基礎ができました。

明日は長野市・えびす講花火大会。

これが終わると信州は一気に冬になってしまいます。

軒先にぶら下がっていたオレンジ色の干し柿も、黒っぽくなってきています。

 

2018.11.22 Reborn塩原

 

太陽集熱と薪ストーブ

IMG_8738千曲市で開催の完成見学会初日を終えました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました^^

太陽集熱装置の注目度が高いことがうかがい知れました。

この写真は来週10/6()・7()坂田木材にて完成見学会開催予定の、

長野市大豆島S様邸。設計は私が担当させていただきましたが、この家でも太陽集熱器LATENTOが採用されています。

集熱パネルは二基。給湯のみで利用します。暖房は薪ストーブのみ。理想の組み合わせです!

 

IMG_8756南側には大開口サッシと深い軒。

ヒバ材無垢デッキがぷんぷん香ってます(‘Д’)

来週早々に完了検査を控えていますので、現場確認に行って参りました。

私がいうのもなんですが、かなり見ごたえのある、先進的な家だと思います。

ぜひ家づくりをこれから検討する方に見て感じていただきたいと思います。

 

IMG_8764リビングは大きな吹き抜けとなっています。

1階の南側には深い軒がありますので、吹き抜けによって採光を補っているのです。

窓の操作、点検用にと、キャットウォークが設けられました。

これはK部長のファインプレーでしたね。

ちなみに設備の維持管理を目的としたキャットウォークは延べ床面積不算入です。(地域によっては含まれるかもしれませんので事前に確認申請窓口で要確認)

洋とも和ともつかない内観なののですが、「木にあふれている」いつもの坂田木材スタイルであります。

IMG_8792吹き抜けエアコン、シーリングファン、

ウィンドキャッチ連窓まど、木製縦さん手すり、室内木窓、そしてキャットウォーク。

およそ吹き抜けがあればやってみたいぞアイテムがずらり勢ぞろい。

特筆すべきは「おおきな吹き抜けがあっても火打ち梁なしで耐震等級3」、なんだけどなぁ~。だれもそのことには触れてきてくれません、きっと(笑)

 

IMG_8816耐震等級って目で見えないからなかなか評価されません。

等級3は、建築基準法で定める耐震構造の1.5倍もの性能があります。

1.25倍が等級2ですから、等級3がけっこうハードル高いというのは実務者ならば誰もが感じるところでしょう。

 

私が設計する木造住宅は、Rebornの設立以来、全棟を耐震等級3にしています。その場合、一番のハードルになるのが階段や吹き抜けなどの家の中の穴。

フタのない家はぐにゃぐにゃしますよね。専門用語で水平構面(すいへいこうめん)と言います。

これをどうとるかがカギなのです。

 

IMG_8829見学会を訪問する方には、そのあたりを見ていただきたいと思うのですが、なかなかこれが見えません。

明日も開催する千曲市のReborn完成見学会会場では、水平構面がそのまま室内にあらわしになっています。

午後からは防風になるかもしれません。台風さなかの見学会もたまにはよいではないかと思ってはいますが、危ないようではいけません。

決して無理をせず、ダメそうな場合は無理をせずご連絡くださいませ。

 

2018.9.29 Reborn塩原 090-1121-3993

 

飯田の家も出来てきた。

DSC_27893年前、リボーン新築第一号の家に三年点検に行って来ました。

2階LDKプランで、リビング続きで広いバルコニーを有しています^^

懐かしいやら、あっという間やらで、ホント、この仕事っていいなと思うわけです。

本ホームページの「お客様の声」コーナーでも紹介されているので、新築当時あるいは室内の様子をご覧になりたい方はこちらへどうぞ。

新築住宅 長野市 由池邸

 

DSCF6488DSCF6461床下チェック。

問題なし! おや?だれ?

小屋裏チェック。

問題なし!

ん?500㎜?気張ってますなぁ。

「2階LDKの家に暮らしてみてどうですか?」と聞いてみました。

「いやぁ~、かなりいいっすよ。2階は明るいですし、風もよく通ります。お隣さんの視線とか気にならないですしね。

さいしょファーストプランで2階LDLを見せられた時にはびっくりしましたが、どうしても広いウッドデッキが欲しかったから、敷地の広さから考えてあんときは「ああ、これしかないな」と感じました。夏はエアコン(2.8K)1台で十分ですし1階の寝室も冷気が下りてきていてかなり涼しいですね。冬は当然パネヒ最高で、もうほかの家には長居できません!」

といううれしいコメントをいただきました。

「友達にもパネルヒーターおすすめしてるんですけど、みんなエアコンとか蓄暖とかになっちゃって、寒い寒い言ってます。だから言ってんじゃん!って感じ。やっぱ断熱は厚く、暖房はパネヒだしない。」

 

IMG_8692中秋月の昨日は飯田市へ。長雨で左官屋さんは大変な苦労を強いられたのですが、なんとか左官の外壁が仕上がりました。

定番のプラネットクイック&イージー。オークとグレーの色粉を配合。足場を撤去する前に外部のチェックと清掃を行ってきました。

久しぶりの快晴。青い空。ついに明日、足場撤去です!

秋はこうでなくてはいけません!

長野もそろそろリンゴが出始めるころ。ナシ、ブドウ、そしてキノコ。

ああ、たのしみだなぁ。今年も10/5にキノコ狩りに行って来ます!ナカソネ&キノコ博士のKさん(OB)と。

ちなみにKさんとナカソネはご近所さん。こういう偶然があるんでしょうか( ゚Д゚)

 

IMG_8695玄関とポーチは当初予定はタイルでしたが、洗い出し仕上げに急遽変更。

石は美浜2分粒。1分は約3㎜ですから、粒径約6㎜の石粒です。

洗い出し仕上げとは?

コンクリートの中には当然砂利が入っていますが、小さな粒きれいな砂利を混ぜます。

乾燥の具合をみながら、水圧を一定に、半乾きの土間コンクリートを水で洗ってゆくのです。

そうすると、なんということでしょう♪

豆砂利がその顔をのぞかせてきます。あまり洗うと石粒が流れてしまいますので慎重に。

 

IMG_8703家の中では水道屋さんがお昼寝中。あ、すまん、格闘中。

食器洗い乾燥機へ給排水を接続しています。

「これホントやりにきぃなー」と嘆いていました。

何とかしてくださいTOTOさん!いやリンナイさん!!

上野さん(設備屋さん)いわく、TOTOの食器洗はすげーめんどくせーそうです。

ご注意あれ!って、私んちもTOTOですが(笑)

 

IMG_8704左官仕上げの外壁にこだわっています。

しかも目地なしに執念を燃やしています。

試行錯誤歴20年以上。最近ようやく「これだね」というやり方に落ち着きました。

クラック防止用のガラスネットは限りなく外側に。パターンはややラフに。

軒の出は深く、通り芯から90cm、または1m。

夕陽が反射するその表情はなんともいえずよいではないか。

 

IMG_8709この家も太陽集熱装置を設置しました。

太陽エネルギーをお湯として蓄え、熱交換して給湯と温水暖房に使用します。

LATENTO(らてんと)

これで今年に入って4棟目のご採用です。

飯田市は日本でも有数の日照時間の長さを誇ります。初期投資として150万円ほど。

個人的にかなりおすすめアイテムです。

 

2018.9.25 Reborn塩原

 

 

 

千曲市Q1.0住宅完成

DSC_2880今年も残すところあと99日となりましたー( ゚Д゚)

それにしてもこのところ天気がはっきりしない。

季節はいよいよ秋本番といったところではありますが、これで2週連続で小学校の運動会が順延になったようです。

このところ週末になると天気が崩れます。来週はどうなのか?

9/29()、30()千曲市中で完成見学会を開催いたします。

 

DSC_2871今週、工事がほぼ終了いたしました。

この週末を使って、建築主Mさんの手により床の塗装と清掃をおこなっていただき、網戸の取付、太陽集熱LATENTOの試運転を以って遂に完成となります。

完成見学会は今回も予約制にて行いますが、おかげ様ですべての時間帯がご予約で埋まりました。

ありがとうございます^^

 

DSC_2829すでに家具などが持ち込まれ、早くも生活感が出てきております。

いわゆるサンエルディーケー(3LDK)の30坪の家ですが、外皮断熱性能を高めることによって、「100㎡ワンルーム・多ブース」、と呼んでいいのではないかと感じています。

色合いは全体的にアンティーク調で、クリアとミディアムブラウンで統一されております。

ダイニングテーブルはMさんが遠く富山県まで出向いて行って仕入れた2m×80cmのケヤキ一枚板(*´з`)ナカソネ&シオハラでヒーヒー言いながらセッティングしました!

DSC_2830アンティーク調な家だけに、照明に「LEDフィラメント」のランプが多用されています。

照明器具はすべて施主調達品。(加えて木の台座も施主自主施工)

もともと木の家には白熱灯が似合うのですが、ご存知のように白熱灯は消費電力が大きいため製造が中止されています。

時代はもはやLEDランプ100%に近くなってきているわけですが、このランプがあれば”ええじゃないか”と感じました。

 

DSC_2865対面式キッチンではありません。いわゆる壁付けキッチン。

今回はじめて、タイルの施工をD.I.Y.でやっていただきました。施工担当は奥さんです。

シンプルな空間になればなるほど、こういったタイルやストーンの壁がアクセントとなりパンチが効いてきます。

 

DSC_2838キッチンタイルのご要望は、たしか建て方直後だったかと記憶しています。

タイル壁面から突き出させたラックは、工務店側で施工しましたが、けっこう苦労していました。新入社員ナカソネにて施工。

 

20180923182124-0001施工要領は私が書き、ボルト受けの壁内仕込みは関谷大工にて。そのあとはすべてナカソネショウイチ君が。

大工のDNAを持つ彼にとって、渾身のデビュー作となったのです。

その出来栄えやいかに。いったいどれほどの重さに耐える棚なのでしょうか。見学会来場者のみなさんにはその出来栄えの評価をしていただきたいと思っています。

 

DSC_2826本工事のMVP第一候補である奥さんが階段を塗装している真っ最中。

「もうちょっとで終わりですね」と声を掛けると、

「ほんとうにあっという間でした。まだやり足りない気がします」

というすごいコメントが!

42.195kmを完走したマラソンランナーのコメントとして置き換えると、

「季節を感じ、風を感じながら、楽しく走ることができました。1時間後にもうひとレース走りたいと思います」

という感じに訳せるかと思います(笑)

 

DSC_2875この家が建つこの土地を見に来たのがちょうど一年前の9月。

その直前にMさんは買おうとした土地が突然買えなくなるという絶望的な状況だったとはだれも知る由がないでしょう。

(土地の売買契約の直前になって不動産屋さんが建築条件をつけてきた)

不動産業界・建築業界への不信感、時間が経過してゆくことへの焦り、探せば探すほど妥協という言葉がちらつく土地探しの中でこの土地に出会いました。

何事もあきらめない、そう確信を持ってMさんは言えるのではないでしょうか。

 

DSC_2851エラソーな口を叩きますが、

この一年間、家づくりを通してMさんご家族は、本当に大きく成長したと思います。

まだゆりかごの中の子供が、階段をのぼることができるようになり、

自分で調べて自分でものを買って、自分の手で加工して取り付ける。

なんとか時間を産み出して、期限に間に合わせる。

夫婦協業、時に罵り、時には褒め、あらゆることを二人で相談して決めたことでしょう。

私がそう感じているように、Mさんにもまた、リボーンのことを親友だと感じてもらえたなら、とても嬉しいことだなぁ。

工事はこれでいったん区切りが付きますが、今後とも末永くおつきあいいただければ幸いです。

と、ここに引っ越して来て、家族が川の字に布団についたとき、ボソッとつぶやいてほしいものだと思います。

ボソッと、がミソなんですが(笑)

2018.9.22 Reborn塩原

 

 

9/29・30完成見学会@千曲市 開催決定。

千曲市で新築木造・キューワン住宅、完成見学会のお知らせ

お施主様のご厚意に甘えて、完成見学会を9/29()、9/30()の二日間、

開催をさせていただく運びとなりました。

場所は千曲市中(なか)です。

こちらの見学会は、完全予約制とさせていただきます。

 

 「 極上の性能は自らでつかむ。 」

 

木部内外のすべての塗装と、室内の西洋しっくい塗装は建築主であるM様ご夫婦のみによるD.I.Y.にて行いました。

「その出来栄えやいかに?」

DIY作業を取り入れて自宅を建てたい方にぜひ見てほしい!!

DSC_1938-1

暖房:PS製温水パネルヒーター+太陽集熱器熱交換&補助用灯油ボイラー

冷房:壁掛けルームエアコン

換気:ダクト式第三種全館常時換気

給湯:LATENTO太陽熱集熱システム&補助用灯油ボイラー

断熱仕様:高性能グラスウール↓

天井:300㎜、屋根:250㎜、外壁:205㎜、床:245㎜。

耐震等級3

Ua値=0.33

 

完全予約制ですので、ご興味のある方は事前のご予約をお願いいたします。

詳細は下記をご覧ください。

2018092930完成見学会チラシ.pdf

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開催日   9月29日()・30日(

開催時間  ①10:00 ※各回2組

      ②12:00 ※各回2組

      ③14:00 ※各回2組

      ④16:00  ※各回2組

※30日(日)は①~③

場所    千曲市中(なか)

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■ご予約はこちらまで

☎026-274-5485  FAX026-274-5486

メールinfo@reborn-nagano.co.jp

もしくはお問合せフォームから

予約状況もありますから、できれば電話がありがたいです。

この家づくりに関する塩原のブログも、併せてご覧いただけると理解が深まります。

定型PLAN+αでQ1.0住宅をお求めやすく

IMG_0558千曲市・M様邸、左官工事が始まりました^^

30坪定型PLANで設計監理費をかなり圧縮。

とてもリーズナブルに、キューワン住宅をお求めやすい価格設定にしております(‘ω’)ノ

耐震性能や断熱性能に特化し、工法的にも無駄がなく、

私が言うのもなんですが、「とってもお買い得!」な住宅となっています。

構造や断熱に直接関係ないドアのデザインや外部、内部の仕上げ材(フローリングや内装)はある程度自由にご選定をいただけます。

そして塗装は原則D.I.Y.で好きな塗料で、好きなカラーに。

M様邸は玄関先にレッドシーダーの外壁を張り、加えて玄関ドアもレッドシーダーのラフソーン(粗い仕上げ)を張って外観のアクセントとしています。

 

IMG_0542外部と内部は、ある程度色をあわせましょう。

ミディアムブラウン調で空間を引き締めています。

内壁はしっくいのローラー塗装で、いよいよ明日施工指導を行い、お盆休みは集中的に現場で過ごしていただきます(笑)

当面はマスカーによる床・巾木養生やマスキングテープ貼り、といった地味な作業となります。

しっくいの仕上げ=ローラー塗りはあっという間に終わりますが、この地道な下準備が非常に大切だということは本ブログでも度々述べています。

IMG_05281階はパテ処理が行われ、このあとドイツ製のKOBAU(コバウ)という紙のクロスをいつものように張ってゆきます。

Rebornでは、石膏ボードに対するパテ処理とKOBAU紙クロスまでを私の手配によるクロス職人にて行い、そのあとのマスキング&養生、そして仕上げのしっくい塗装または左官をお施主さんにて作業してもらっています。

道具や脚立は貸出し、手順や作業方法を教えたあとは、”あとはどうぞご自由に”

という感じで、原則ほったらかし(笑)

作業中はいろんな現場関係者から冷やかしを受けたり、ちょっかいを出されたりしながら少しずつ仕上げていってもらいます。

 

IMG_0553実のところクロス職人は、かつてのOB施主の息子さんにクロス職人さんがいて、当時は内装会社に勤めていたんですが、わけあってその後独立。

リボーンの設立以来、新築物件はすべてこの平岩さん(エムズ内装)に来てもらっています。

自宅は塩尻ですが、長野市はもちろん、甲府も鬼無里もここ千曲市も原則どこへでも行ってもらってます。

千曲市の後は飯田市へ行ってもらわねばなりません!

個人事業主である彼は、この時期いろんな現場をかけもっているようで、ちょくちょく抜けてしまいますが、ここはもう任せたのだから、細い目をして現場監督は待つのみです。

一般的にはパテ処理ののち、柄指定をしたビニールクロスを貼って仕上げとなるので、いうなれば、

「あとはお施主さん次第で工期がきまります」ということになります。

さぼらないか、へばらないか、なげやりになっていないか、

さらに目を細めて見守るしかありません(笑)

 

IMG_05362階のホールからベランダの手すり壁の内側がみえます。

そう、こんなところにもレッドシーダー(^^)/

手すり壁の内側って、室内側からけっこう目立って見えますからね。

家の外ではありますが、ガラス越しに見えるので、いずれ生活してみると、ここが意外とアクセント木質壁になるはずです。

2階は構造材である梁をあらわしに、さらに水平構面である厚物合板(ネダレス合板)をそのまま天井材としてあらわして使用しています。

Mさんには塗装をしていただく手間が増えますが、大工さんはこれで天井を張る作業が減るので大助かり。

このあたりもコストダウンにつながっているわけです。

 

IMG_0544普通はベランダの床はFRP防水などで床を仕上げますが、

ここはあえてウッドデッキにしています。

FRPは樹脂で、10~15年毎に塗り替えを必要とします。

スノコ状に木で床を仕上げると、雨が吹きこんだ場合は階下に落ちることには当然なりますが、

深い軒の出と組み合わせることによって、将来的にメンテナンスがかからないようにという思いでそうしています。

このMさま邸ではこのベランダの手すりの外側に、太陽集熱パネル=LATENTOを3基、専用架台を用いて壁付けすることになっています。

 

IMG_0559集熱器を壁付けしてしまうと、その裏側は再塗装などのメンテナンスができないと言っていいでしょうから、

ACQ加圧注入材であるファサードラタンによってベランダ手摺の外部は仕上げてあります。

 

外壁はRebornの標準的外装材である西洋しっくい(プラネット社・クイック&イージー)左官仕上げです。

現在防水シート&ラス網を左官屋さん(本職)が進めている最中です。

このあと軽量モルタルにて下塗り、中塗りを左官コテで塗り付け、乾燥後、仕上げ材を塗るのですが、

我ながら非常に手間のかかることばっかりやっているなあ、と感心します。(笑)

 

1392話は変わりますが、松本市で行っている、しろあり対策工事の様子を。シロアリ被害の最たる原因であったバルコニーを撤去しました。片方でベランダをつくり、もう片方では撤去するという逆同時進行。なんだか切ない感じではありますが、シート防水+モルタル床仕上げのベランダは、築後30年の間、じわりじわりと木を腐らせ、シロアリの巣窟となり、最終的に撤去せざるを得ない状況になってしまったわけです。

 

1322ベランダの付け根である外壁部分の画です。

しろありは水分があると生息域を拡大してゆきます。

おそらくはベランダから漏水した雨水がその生息域を2階にまで達しせしめ、

木造の最重要構造体である柱や梁、筋交いまでをも食べてしまうのです。

部分的とはいえ、大きな地震が来た場合、こういった構造躯体の弱点部分から変形が始まり、最悪は倒壊してしまうという3Dシミュレーションは、新築時の構造設計や耐震診断の際にさんざん見ています。

 

1330土台の交換も木造軸組み工法であれば、割と簡単に行うことができます。

簡単といっては大工さんに失礼ですね。

実際には大変な作業だと思います^^

いまこの写真、壁が完全に空中に浮いちゃってるの、分かりますか?

一番手前の柱は通し柱です。壁には窓がついています。

ジャッキアップしていなくてもこの状態ができてしまう・・・。

スゴ技ですね( ゚Д゚)

でもちょっと思い返してみると、この部分は全部しろあり君に食べられていたんです。

ですから、構造的にはこれまでずっとこの状態にあった、ということになります。

 

1333土台を横から差し込んで柱を継ぎ足し、これで着地!

今後はせっかくですから床下からの気流止めを確実に行い、断熱材を充填し、

ダイライトという構造面材をここにべたっと張ると、建物全体として足元が固められた、いい状態になります。

この写真、クリックしてぜひ拡大してご覧いただきたいと思います。

基礎断熱材の上の方10cmくらいをカットしてありますが、たくさんの蟻道(ぎどう)、シロアリの侵入口を見ることができます。

このお宅の場合、東西南北、建物の全方位にこうした基礎断熱材を通じた蟻道が無数と言っていいくらいに確認できました。

基礎断熱工法がどんどん普及している世の中ですが、一番喜んでいるのはシロアリ駆除業者さんなのではないだろうか。

 

2018.7.28 Reborn塩原

 

D.I.Y.家族

IMG_8040長野県内でもきわめて岐阜県に近い飯田市で、新築工事を担当させていただいております。

大工さんは新住協の仲間で、恵那市より、遠山建築さんに担当してもらっています。

やはり暑さには慣れているのか、「あっちよりちょっとマシだわ」

と、今日現場に行くと遠山さんはそう言っていました。超人的です。

現場はこの数週間でおおいに進み、月内には大工工事がひとまず終了。

内装仕上がり後に造作家具据え付けを、足場撤去後にはウッドデッキを作りに再来してもらうため、ひとまず、ということになります。

 

DSC_0011現場に到着すると、「おや?また新たな大工さんかな?」と思い、思いっきりでかい声であいさつしました。

それが塩原流(笑)。とにかく初めて会う職人には一発カマすのです!

昭和な扇風機は大工道具の一種なのか、指はさみ防止ネットまで付属しているではないか。

「御年60歳くらいか?この扇風機にどっしりとした作業態勢・・・。この大工さんはタダモノではなさそうだぞ」

おはようございますっす!!(a.m.11時ですが(笑))」

ゆっくりと振り向く扇風機大工さん。

・・・・(‘_’)

DSC_0018塩原「あれ?どこかでお会いしましたね?」

扇風機大工「え?そうだっけ?」

塩原「え~っと、、、(まじまじ見る)」

扇風機大工「いつもうちの者がお世話になっとって」

塩原「汗・・・もしや?」

扇風機大工「Mの父です(Mは建築主)」

塩原「や、や、やぁ~( ゚Д゚) こちらこそ大変お世話になっております!」

う~ん、、、やっぱり親子って似ているものですね^^

 

DSC_0015扇風機大工さんじゃなくって、なんとお施主さんのお父さん!

「やっちまったなシオハラ。ニヤリ」

そう思った方もいると思いますが、こんな現場の風景なんですよー( ;∀;)

間違えるにきまってるっしょ!

どこからどう見てもこれは大工さんです!

扇風機大工さんです!!

 

DSC_0002気を取り直して別のことを(笑)

初めて見る太陽集熱器LATENTOの架台の現場穴あけ加工風景です。

このク〇暑いのに屋根で作業しようとしている人々がいます。

信越ビーアイビー・松本の面々。

 

DSC_0004これがLATENTO集熱パネルです。

けっこう大きいんですね(‘ω’)ノ

飯田市はご存じの通り、冬でも大変日射量が豊富です。

だから果物が特産です。ブドウ、リンゴ、モモ、ナシ。

これから秋にかけて、中京圏から観光バスがたくさん来ます。

太陽光発電もそうですが、ここ南信州は半数以上のお宅に、何かしら太陽エネルギーを使う装置が備わっている感じがあります。

 

DSC_0028外気温は35℃くらいだったけど屋根の上は風があって意外と涼しかった。

ただ屋根(ディプロマット)を素手で触ってみると、チンチンに暑くやけどするかと思いました(*_*)

品質の悪い靴は、足の裏のゴムが溶けるそうです。

集熱パネルの設置角度はあくまで冬用。70°前後がよいでしょう^^

 

2018.7.24 Reborn塩原

7年の間に、耐震意識改革はすすんだか

DSCF6184梅雨あけた?

昨日は床下に潜ってダイエットをした塩原ですが、腹筋パリパリで困っています。

蒸し暑い信州ですが、今日明日と松本市で完成見学会を開催中。

本日ご来場いただきましたみなさん、ありがとうございました^^

明日も引き続き10:00~17:00、

ご来場をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

なかなかご都合が合わずにご来場いただけない方、

ご来場いただいたにも関わらず手がまわらずご案内できずじまいだった方々のために、

会場で用意しているパンフレットの一部をアップしておきます。

 

スライド4断熱性能の指標となるUa値は0.335です。

開口部(窓)がたくさんある割には頑張っています。

サッシはエクセルシャノンのシャノンウィンドーⅡS、アルゴンガス入りLOW-Eペアガラスです。

先日気密測定を行いましたが、速報値でC=0.7 cm2/㎡でした。

大きな引き違い窓が6本あるなかでこの値はかなりがんばった気密性能だと感じています。

太陽集熱タンクの温水温度は10:00の時点で55℃でしたが、夕方帰るころには75℃になっていました。

タンク内の温水は80℃がマックスで考えていますから、もうじゃんじゃんお湯を使わないともったいないです。

 

スライド5床・壁・屋根・天井の部位ごとのU値など、数字ばかりが並んでいる表も添付しています。

これが読み解けるようなお客さんもご来場していますので、このあたりは欠かせません。

結局ダンネツのことは数字が先にあって、それ通りの性能がだせるように施工もちゃんと手抜きなく行う、それを管理監督する、記録する、

ただそれだけのことです。

どのくらいの性能を出すか=燃費(ランニングコスト)がどのくらいになるか、それは計画段階の設計にかかっています。

設計はつまりイニシャルコストを先行して検討してゆくわけですから、むやみにハイスペックな性能をお客さんに押し付けても、

「無理なものはむり!」

作り手としてはそういわれることが恐ろしいわけですから、お互いに納得をすることが大切だと思うわけです。

 

スライド6珍しくオール電化住宅になっています。

たまたまですが、グリーン化事業のゼロエネ補助金が、「どうですか~?」って回ってきたんで、

太陽光発電システム5.9kWを搭載しています。加えて太陽集熱(LATENTO)も。

誰もまだ暮らしていないこの家ではせっせと発電してすでにそのほとんどを売電し、

太陽熱はもうおなか一杯だというほど熱を蓄え、暮らし人を今か今かと待ちわびています(笑)

 

スライド7たまには、ということで耐震についても触れています。

松本市は向こう30年で震度6弱の地震が来る確率が30%を超えていて、

また2011年には断層型大きな地震も発生しており、地震に対する意識を高く持っていないといけません。

そういえば松本市で発生した地震は7年前の6月30日でした( ;∀;)

あの時私は松本市梓川の新築工事現場の2階のトイレの中で、

たしか脚立に乗って石膏ボードを張っていたのでしょうか、揺れた瞬間動くことができずに、脚立の上で肝を冷やしました。

狭い空間だったので両手を壁につけてなんとか持ちこたえたといえばそうなのですが、耐震が弱い家だったら転落していたかもしれません。

気をつけようもありませんが、やっぱり巨大地震に備え、できるだけ耐震性能は上げておきたいものです。

 

スライド8明日はスタッフ3名で対応します。

社長の坂田は、もう一つの顔、坂田木材での見学会&セミナーに出席のため不在です。

空きもあまだあるようですから、「松本にはいけないけど」という方はぜひいかがでしょうか。

Rebornの社員塩原、内海に加えて、断熱や冷暖房システムの工事を担当していただいた、信越ビーアイビーの国分さんがスタンバイしています。

新人ナカソネは明日、二級建築士の学科試験のため欠席です^^結果やいかに?楽しみに朗報をまちましょう。

 

2018.6.30 Reborn塩原