松本市O様美容室 | 株式会社Reborn(リボーン)

美容室 affino(アフィーノ)完成。そしてOPEN

先日ブログでもご紹介しましたが、松本市美容室 affino様、めでたくグランドオープンしました。ご協力いただきました関係業者、職人、ご近所のみなさん、髪のカット・パーマお待ちいただいた方々、そして施主であるOさま、ご家族のみなさん、本当にありがとうございました。



こちらで”美容”というコミュニケーションを通じて、たくさんの方々が幸せを感じていただけるよう、陰ながら応援しています。お近くの方、ぜひご利用ください。



ダークブラウンとアイボリーが外観を締めています。玄関ドアのサイドライトにはイエローのアンティークガラス。ドアの取っ手もすこし個性を演出しています。春にはグリーンが入り、ますます自然感を演出できそうです。

 

 

 



セットコーナーは2脚。床が1段上がっています。設備配管のためでもありますが、空間にメリハリをつけています。  奥の大きなミラーが広くみせていますね。

 



玄関入って右手にある、待合コーナー。

マガジンラックを含む飾り棚兼収納はもちろん造作1点もの。塗りつぶしのホワイト塗装が手作り感を演出しています。雑貨が楽しいですね。

 

 

 

 

 



飾り棚収納の裏は実用的な収納です。結構収納量がありそうです。

 

 

 

 

 

 



洗髪コーナーです。タオルが下から取り出せるたなも作りました。

 

 

 

 

 



電気式のPS製パネルヒーターです。

断熱性能は灯油や電気代のランニングコストに結局跳ね返ってきますね。この美容院は断熱性能◎です。650Wのパネルヒーターですが、真冬でもこれ1台でいけるのではないかと思います。フレームは木製造作で、インテリア性もさることながら、コストダウンにも貢献しています。

 



セットコーナーから玄関入り口方向をみています。3つぞろいのペンダントライト、レジ台、その奥にはブログでも紹介した「カントリー風のたな」。

 

 

 



シャンプーやセットに使う道具などが搬入されてきました。ぐっと美容室らしくなりました。私はいつも理髪店で髪を切ってもらっています。美容室にお世話になったことはありませんが、ずいぶん違うもんですねぇ。今回こちらの設計をさせていただくにあたり、ずいぶんいろいろ勉強しましたし、教えてもらいました。

 



最初に下見に来たときは、こんな感じだったんだよなぁ・・・。

 

 

 

 

 

見つめ続けて飽きないこと

外壁の仕上げ方には様々ありますが、私は好んで左官仕上げをおすすめしています。

サイディングやガルバリウム鋼板などが世の主流ではありますが、無垢板や左官壁などが好きです。板は大工さんが貼りますが、その一枚一枚の色や木目を見て、手間暇かけて貼ります。左官仕上げは左官屋さんが天気やコテむら具合を加減しながら仕上げることとなります。誰がやっても均一でてっとり早い、そんな家づくりが隆盛ですが、そこは職人の向かう方向ではないと考えています。確かにサイディング職人や板金職人も必要です。ただ、大工のやることがそれによって一気に減り、左官屋さんが後継者を育てられない環境にあることも、私は知っています。木も左官も時間がたてば味わいとしてとらえることができましょう。その職人が残した作品は見ていて飽きません。



 



 



 



 



 

「見つめ続けて飽きないこと」、このことはあらゆるデザインの分野において、とても大事な要素だと思っています。毎日毎日見続ける、囲まれ続ける住宅の場合は、特に重要だと思っています。

今回の倉庫から美容室への変身改修工事でも、一部の外壁を解体しました。解体しない部分は金属製のサイディングでした。新たにつくる外壁は当然左官仕上げを施主さんにおすすめし、快く採用していただきました。そして室内も施主さん自らで左官仕上げをおすすめしています。ご自身のお仕事もありますから、なかなか決断できずにいらっしゃいましたが、お尻を叩いて、ようやくご決断いただき、ついにコテを握ってもらえました。

最初は幅木まわりや見切り部にマスキングテープをはってもらい、次に下地である石膏ボードにパテで目地処理をしてもらいます。最初は慣れない手つきでしたが、最初からうまくできるはずがありません。奥様は普段からハサミを持っているせいかすぐに慣れました。ご主人は以前にも経験があり、とても上手です。子供たちも加わり、ラジオを聴きながら、現場はいい雰囲気です。


暗くてごめん!
 

 

 

 

 

 

数日後、いよいよ仕上げ工事です。今回はプラネットジャパン社の”マーブルフィール”という商品を採用しました。もちろん練るところからやってもらいます。色粉を混ぜてと・・・・。

 

色粉を水に溶きます



 

 

 

 

 

 

機械でよ~く混ぜます



 

 

 

 

 

 

マーブルフィール粉を投入します。マスクした方がよい



 

 

 

 

 

 

色のムラが無くなるまで混ぜます。大体5分くらいかな



 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

道具や工具は、しおはら住宅デザイン設計で貸し出しています。これからおうちづくりをお考えの方、板を張るのはなかなか大変ですが、左官ならできますよ!左官屋さんの仕事、とっちゃってください!

ん?なんだか言ってることとヤッテルことが食い違ってますが、これでいいのです。

高性能グラスウール

節電が叫ばれる世の中です。みなさん太陽光発電やLED照明など、省エネ機械にまだ頼ってません?確かにそれはそれでいいのですが、本当に省エネにつながるのは、建物の高断熱化なのではないでしょうか?窓をペアガラスにするとか、内窓を追加する。省エネリフォームは住宅エコポイントの対象になり、補助金が付くのはご存知ですよね。そりゃ~断熱材の厚さが、厚ければ厚いほど熱は逃げにくいけど、かかるお金もどんどんアップ。モノにはコロアイというものがありますね。つまりコストパフォーマンスの最大はどこか?

断熱材も発泡スチロール系のもの、綿状のグラスウール・ロックウール、最近では炭化コルクや木のチップを圧縮してボード状にしたものまで、さまざまなタイプがあります。

いろいろやって来ました。現在わたしたちは、高性能グラスウールをおすすめしています。ピンク色のものです。昔からある黄色い綿のものでもいいのですが、ピンク色のものはふわっとしていなくて、ごわっとしています。分りずらいのですが、硬さの程度でいえば羽毛布団とベッドのマットレス、いや油揚げとこんにゃく・・・・うーん、うまく伝えられません。とにかく黄色とピンクでは全然違います。

高性能グラスウールを壁にみっちり



 

コンセント部は先にこんなものをつけときます



 

スジカイがあると時間がかかります



 

高性能グラスウールを壁に10cm~12cm程度、隙間なく、詰め込まずにいれる

床は地面からの冷えもあるので14cm~20cm、天井は20cm~30cm、このぐらいの厚みがこれからの住宅に求められる断熱性能だと思っています。断熱材がしっかり十分入っていなければ、アンの入っていない温泉まんじゅうみたいなもんです。グラスウールはガラス瓶などから再生されたもので、これもエコに直結しています。ああそうそう、ちょっと¥は高いけど、新聞紙など再生紙を細かく砕いたセルローズファイバーもありますね。

今後、新築工事はもちろん、改修工事やちょっとした水廻りリフォームの際にも高断熱化(窓や外壁)しないとだめだよ、という意識がすべての方に広がってほしいと思います。私たちの子孫のために。

Gロックフローリングを貼る!

美容院改修工事にあたり、床の仕上げに何を使うか?という問題があります。

一般住宅では、間髪入れずに「無垢のフローリングを!」ということになりますが、パーマ液やシャンプーが床に落ち、”掃除が楽に”は日々の業務では大事なこと。

また無垢のフローリングでは目地の隙間に髪の毛が入ってしまい、ほうきでの掃除はなかなか・・・。かといってCF(クッションフロア)やのっぺり塩ビシートは味気ない。

そんな時、フローリング調の塩ビシート、Gロックフローリングはどうだろうか?今回初採用です。飯田市にあるナガイ社よりサンプルをもらい、建築主と検討。「おーいいやつがあるねぇ」というわけで、数ある色から2色をチョイス。早速貼ってみましたのでレポートします。

梱包は割と小さ目ですが、ずっしり重い!1ケースに2㎡以上入ってます。

2枚を並べましたが、一方は無垢のオークフローリング、もう一方がGロックフローリング。

どっちがどっちか分かりますか?(黄色のほうが無垢です)



ワイルドな仕上がりですね。柄のパターンも一体いくつあるのか分からないほどです。

厚さ4㎜で、接着剤不要。

パカパカしないの?~しません!

安っぽくない?~いやいや、本物と見分けつきまへん!

お値段高いんじゃないのぉ~?~結構安い。物だけで2600㎡くらいですね。貼り手間(大工さん)も大分違いますね。どんどん進みます。今回30㎡張るのに、大体12時間くらいでした。

ボンド使ってないんで、張替もたやすい。においもない。こりゃいいですよ~。

切ったり穴をあけたりするときはマスク必須です。プラスティック粉が結構出ます。

今後は、住宅でもキッチンやトイレ、洗面所など水廻りでの仕上げに用いることができそうです。

これでは断熱効きません。

天井、内壁、外壁をはぎ終わり、いよいよサッシや玄関ドアが取りついたところです。断熱材も入っていましたが、袋入りのグラスウール壁50㎜、天井100㎜が、その性能を発揮することなく置いてありました。壁はまだしも、天井は暖気がそのまま屋根裏に抜けていたため、暖房・冷房は効きが悪かったはずです。

また、床は無断熱材で土間コンクリート+塩ビシート仕上げであったため、スタイロフォーム基礎断熱とし、3種bのもの35㎜を全面に敷き詰めた上に床組みとしました。「スタイロ」と呼ばれる発砲系の断熱材はパッと見同じでも、断熱性能が大きく異なるので気をつけなくてはなりません。

解体スタート

10坪のワンルーム空間です。