暖房方式にいろいろあれど、私の独断でパネヒをおすすめしています。
冬の綱引き合戦の話~マイベストプロ信州のコラム
よく、
「パネルヒーターは露出していて、冬しまえないのでいやだ」
とか、
「高くて手が出ない」
とか、
「温風がぼぉ~って出るのじゃないと暖かい感じがしない」
などということを耳にします。
多くの建築士さんがそうであるように、私もPS社の温水パネルヒーターをお勧めしています。
ちょっと背伸びして、PSパネルヒーター&薪ストーブのセットは、
プリウス買うより絶対いいぜ!
あえて”ハイブリッドな暖房だぜ!”なんて野暮なことは言いません。
太陽光発電のように稼ぎませんが、優しくて思いやりのある兄弟です。
本日雪化粧の中、完成見学会が行われました(完全予約制だそうです)
長野市M様邸新築工事 施工~株式会社 坂田木材
通称 「ホワイト&ブルー」
朝イチ、準備中に覗いて参りましたのでここでこっそりお披露目です。
設計時の完成予想図がこちら。
昨日(今日の深夜!?)のブログでも紹介していましたネ。
そしてこれが今日の晴れ姿!
クリソツぅ~~~(>_<)
科学の進歩は目覚ましいね、ほんと!
玄関に入るとすぐに飾り棚が出迎えてくれます。
床フローリングはカバサクラ
内壁は珪藻土左官コテムラ仕上げ
天井はパインです
階段下を利用した書斎コーナー
足元にPSパネルヒーター
階段脇にも巨大パネルヒーター
マキストーブもありますね~
階段上からストレートに見下ろす位置に薪ストーブが鎮座しています
ハースストーン キャッスルトン
吹抜けを駆け上がる煙突
リビング
ロースケールのTV台はオリジナル
間接照明が仕込まれた棚もオリジナル
照明器具はお客様セレクトのこだわりの逸品
レンガも味わいがあります。転倒防止で鉄筋が中にないっているのだとか
ダイニングキッチン
全体を白でまとめています
塗りつぶしのマットホワイト
ここでもダークブルーがアクセントに
テーブルが入るとどんな感じになるんでしょうか。非常に楽しみです
造り付けの食器棚
扉のデザインがアタリでしたね
これも造り付けの食器棚&家電たな
やっぱりホワイトでまとめています。
2階の寝室
壁・天井共にパイン板貼りです
ひろいぜ!
子供部屋
将来あそこに間仕切り壁です。
ドア、まだつけてません。
ロフトあります
男女の兄弟です。
この家、Q値1.6なので1階も2階もほとんど温度差ありません
ロフトは天井高さもちろん1.4m以下
でもこれだけあればけっこうな収納容量がありますね
ヨーロッパの香り漂う照明
ロフトにはひのきのフローリングが貼ってありました(=^・^=)
さすが材木屋さんだなぁ~
トイレ
壁はヒノキの節なし
コーナー付の手洗い器は打合せのとき、振り子が揺れ動きました(笑)
濃い緑のパネルヒーターもいい感じですね
お風呂にもひのきの板が壁・天井に張られています。
TOTOハーフユニットバス
Mさん、おめでとうございます\(^o^)/
子供たちの走り回る姿が目に浮かびます。
現場監督の小林さんはじめ、関係業者の皆様お疲れ様でした。
ちょうど1年前にスタートしたプロジェクト-M邸
いよいよ最終コーナーを回りました。
施工は坂田木材さん。
ご存知かと思いますが、わが社の社長が専務を務めている会社です。
最近ホームページをリニューアルしたそうで、ブログも毎日書き込みあります。
Reboenのしおじいブログと併せて是非チェックしてみて下さいね!
こちら、Rebornの前身であるしおはら住宅デザイン設計の設計です。
これまでにないテイストでっせ!おとっつぁん!
2階の壁は真っ白ですが本当は杉板なのです。
青空の写真だったらば◎だったんですが、あいにくの天気でしたね。
南側の△の屋根形状が印象的です。
リビングよりダイニングキッチンを見る。
珪藻土左官内壁です。天窓の光がぼわっと照らします。
このぼわっと、がミソです。
造作家具のフレームも白く塗ってありますね~☆~
斜め天井のリビングは3つ並んだ窓が印象的。
6帖程のスペースですが、居心地が良さそうです。
造作家具、こちらはダークブラウンですね~☆
キッチンからはお風呂が見通せます。
キッチン⇔家事室(納戸的)⇔洗面脱衣室⇔浴室
というふうに房が連続しています。
現代住宅の間取りにおいて、洗面脱衣室はかなり重要です。
洗濯をはじめ、物干し、洗面、化粧、着替え、髪セット、はみがき、髭剃りなど機能的にかなりハードに利用されます。
いまやキッチンよりも利用頻度が多いかもしれません。
このお宅では1坪+収納の洗面脱衣室に入口が2カ所あり、動線が回遊できるようになっています。
回遊なんてプロっぽく書いてしまいましたが(笑)
洗面脱衣室の内壁がひのき張りになっています。
これは坂田木材さんのお家では珍しくないのだとか。
そして浴室もひのきの板壁です\(^o^)/
TOTO製のハーフユニットバスを浴槽と洗い場でしつらえ、その上を米杉やひのきで仕上げるやり方は、これまでもたびたび施工してきました。
お手入れは、そりゃぁ~化粧シートが張ってある今時のあの「おそうじ簡単ボード」に比べれば大変かもしれませんけど、そんなにでもありませんよ。
24時間換気扇がまわっているのでカビはほとんど出ませんし、濡れるからって腐るわけではありません。
玄関ホールには飾り棚が。
これから照明器具が仕込まれるようです。
アールの壁はクロスや板張りではNGで、やっぱり左官で仕上げないと、ですね。
でもこの部分を左官で仕上げるのって、やってみた人はわかると思いますがかなりタイヘン!
コテは普通平ですが、平らな道具をつかって曲線をぴしゃぁ~って出すの、ホントむずい!
完成まであと1週間!
現場監督の小林さんはじめ、大工棟梁の小池さん、他関連業者の皆様にはほんと、手間をかけてもらったと思いますが、きっと坂田木材さんの歴史に、あらたな1ページに加えてもらったかもしれません。
今後10年後、20年後、30年・・・、末永くお客様との関係が良好に続きますよう、ご祈念申し上げます。
建物が調子よくメンテナンスされてゆくには使用する材料選定も大事ですが、なんといっても
「工務店とお客様との人間関係がいちばん大事」だと思います。
この広いデッキで、食事したり、読書したり、喧嘩したり、いろいろな場面が想像できますね♪
完成まで残りわずかですが、細かい所まで目が行き届いた施工をお願いします。
設計:Reborn-Studio
施工:坂田木材
の長野市M様邸が佳境に入っています。
足場が撤去されました\(^o^)/
これまでなかった、個性的な色使いです!
ブルーとホワイトが基調です。
ブルーの屋根(オークリッジプロ)、ブルーの1階外壁(樹脂サイディング)、ホワイトの2階外壁
2階の外壁は実は杉板なのです。
木目は完全に塗りつぶし。マット仕上げです。
今後経年変化でどう見えてくるか、5年後が勝負どころです。
広いデッキには屋根が差しかけられ、リビングダイニングと連続しているのでBBQなど多目的に利用されることでしょう。
ヒバの木製デッキが間もなくつくられます。
同じくヒバで造作された階段です。
ひな段階段、と呼ばれる意匠です。階段の下にはデスクが設けられ、書斎コーナーとなるのです。
リビングとダイニングの間に設けられた吹き抜けです。
マキストーブの煙突がかけ上るのですが、高い位置から入り込む光がこの空間を間接的に明るくします。
天井はパイン。
寝室もパイン板張りです。
通常長野市は全域防火22条地域なのですが、ここは市街化調整区域のため、防火の規制は全くありません。
なのでいとも簡単に内壁に板が使えます。
ロフトのような空間がありますがロフトではありませんよ~。構造体として設けられたものです。
ま、ロフトにもなっちゃうけどね。
「この家すごいよ。朝現場に来ても家の中あったけぇよ♫」
とは大工親方からの最高の褒め言葉。
手間は相当かかりますが、確かな手ごたえを感じているようです。
完成したあかつきには、見学会が催されることになっています。
寒い時期に行われるだけに、ぜひその断熱性能をお確かめいただければと思います。
長野市のM様邸新築工事が佳境を迎えています。
1階の外壁はブルーの樹脂サイディング、窓はアンダーセンというアメリカの輸入木製です。アンデルセンじゃないのでご注意を(笑)
この外観、賛否両論あろうかと思いますが、私はとっても気に入ってるんです~☆
メンテナンスフリーで燃えない。
色あせもほとんどない。
コーキングで納めない。
軽い。リサイクル可能。施工も割と楽。
難点は材料代が高いこと。
そして国産品ではないこと。
外壁2階は板貼りです。この土地は防火の規制がありません。
坂田木材オリジナル杉板。しかも節がほとんどない!
この物件のために相当前から準備されていたそうです。
さすがは材木屋さんだなぁ~。
さてさてどんな色になるんでしょうか?
とっても楽しみです♪
日本にもいい木があるんですね~。
現段階だと表面はカンナ掛けされているのでつるつるなんですが、何十年も経つとどんな表情になるか想像できますか?
杉板は表面が凹凸になり、色はねずみ色→飴色(茶褐色)→焦げ茶になるのかな。
稲刈りも終わりました。北側のベールに包まれた外観です。
それにしてもこの足場に張ってある養生ネット。
実は私、これがあまり好きではありません><
スキとかキライとかいう問題ではなく、今は設営が義務化されているんですが、
廻りから現場の様子が分らない。足場を外さないと全貌がよく分らない。
現場で働く職人さんたちの様子も見れない。これではかっこいいお父さんたちの姿も分らない。
「昼間のパパは~ちょっと違う~♪昼間のパパは~おとこだぜぇ~♪」
<夜ではダメなのかい?(夜行性設計者より)>
そんな男前的風景が誰も見れないなんて・・・(泣)
小学生のころは通学路の途中で、鉋くずや木の端材を大工さんからもらったよ~。
ちょっと怖くもあり、やさしい大工さんだった。建物が完成しそうになった時、大工さんが現場にいなくなっちゃた。あの時は幼心に寂しかった。
洗面脱衣室の天井はひのきです!
節有りだけどやっぱりいいですねひのき。
香りまでは伝えられませんが、カグワシイこのひのきの香り!
この写真を見ただけで鼻の奥にあの香りがよみがえります。
ハーフユニットバスも設置されました。
ここも内装(壁・天井)にはひのきが貼られます。
お風呂に板貼り、最高です。
断熱がしっかりされ、換気がなされていればそうそうはカビません。
よく「お風呂に板貼って大丈夫?」と聞かれますが、
「私、自分で自宅建てましたが、うちの嫁さんがいちばんほめてくれたのが板貼りのお風呂なんです」とお答えしています。8年経ちますが、ぴんぴんです。3年前に一度自然オイルで再塗装しました。メンテナンスはそのくらいです。
これは我が家の新築後6年の浴室の壁と天井の写真。
材種は米杉。ウェスタンレッドシーダーとも呼びます。
カナダの杉ですが、ひのき同様水に強く、独特の香りがあります。
デッキとか外壁によく使われていますね。
床はカバサクラ。残念ながら中国産。
堅木(広葉樹)で日本製のものはほとんど見かけません。
国産の無垢フローリングといえば、カラマツ、杉、ヒノキ、赤松・・・
頑張ってケヤキ、クリ、タモ、といったところでしょうか。
床は唯一暮らし人が常時接するところですから、いい素材にしたいものです。
現場は大工さんの道具だらけ。
現代の大工さんは道具箱いっちょ担いで現場へレッツゴー、ってなわけにはいかないんですね。
ピンク色の断熱材も、これで石膏ボードや板が貼られると永久的にみられなくなります。
断熱材の交換は将来的にすることがないと思いますので、確かな素材の物を選びたいですね。
断熱材に求めるものは文字通り熱を断つ(伝えにくくする)ことですから、性能が時間と共に悪くなっていくようなものはダメだと思っています。
蒸し暑くなったり、びょうびょうと嵐のように風が吹いたり・・・。
夕方からガクンと気温が下がりました。
長野市のM様邸を訪問、現場確認してきました。
そろそろ外壁が青くなっているのではないかと期待しつつ・・・
煙突がある外観っていいですよね。
屋根はオークリッジプロのハーバーブルー。
昨今なかなかこれが手に入らないんだそうで。
なんとか入手できたそうです。
現場監督の坂田木材・小林さん、共立商会さん、あざす!
青い壁はインパクトがありますね。
近頃はガルバリウム鋼板でも紺色の角波小波のものが定着化しつつありますが、「安っぽい」というご意見もあり、信越ポリマー社の樹脂サイディングを採用しました。
こちらはLDKとつながっている広ーいデッキです。
樹脂サイディングの特徴としてまず挙げられるのが、メンテナンスがほとんどかからないということ。
そして非常に軽い!
コーキングレスでゆくゆく手がかかりません。
施工性も軽いので当然良好です。
難点はちょっと¥高いのと施工できる職人さんがまだまだ希少だということですかね。
窓廻りやコーナーの役物はホワイトにしました。
北欧テイストが感じられます。
日本では樹脂サイディングの普及がまだまだですが、窯業系の重たいサイディングはどうも好きになれません。
様々な種類がありコーディネートが楽しい、とか
工期が短縮できるとか、いろいろメリットもあるんでしょうが、
レンガ調のものや石調の物なんか目にすると、なんだかこう、偽物の家、みたいで嫌なんです><
表面もつるんと無表情でなく、木目のようなざらつきが施されていて、それなりに質感がありますね。
同じようなデザインで、木のチップを固めたような基材に塗装がしてあるものをよく輸入住宅系のもので見かけますが、軒の出が短くて雨にあたるところはかなり速いスピードで劣化するので気をつけましょう。日本では向かない素材だと思っています。↘参考写真
樹脂サイディングの施工は意外と簡単に納まるようにできています。
これなら大工さんに貼ってもらってもいいかもしれませんね。
室内では床(カバサクラ)を貼り始めました。
無垢の木はやっぱりいいですね♪
お風呂の断熱もこんな感じにちゃんと出来てます!
今回はTOTOのハーフユニットで、内壁にひのきが貼られるのです!
楽しみだ~~
棟梁小池、ここが踏ん張り時!
まさに今、
ヤマバです!