リフォーム日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

耐え難い、失笑。

Exif_JPEG_PICTURE 夏もひと段落したようですね。

実りの秋を目指して、果物がどんどん膨らみ期待もコノ腹も、膨らみます( ^)o(^ )

お盆の直前、千曲市に姿を現したH様の、

リンゴ畑の中に建つキューワン住宅、建て方直後の現場を訪問して参りました。

長野道上り、更埴ICから姨捨SAの高速道路の途中でチラ見できます^^

 

Exif_JPEG_PICTUREリンゴは個人的に大好きな果物です。

中学の時は、学校近くのリンゴ園で、生徒一同が摘果(てきか)作業を行いましたね。

リンゴ1つを収穫するのに、こんなにも繊細に根気がいるものかと、少年心にズシンとくるものがありました。

父親・母親の実家(塩尻市)では共にブドウをつくっており、幼少期お盆休みに訪問すると、ナイヤガラでしょうか、

とにかくひたすら高校野球を見ながらちゅっちゅしていた記憶があります。

あれはれで最高の贅沢な時であったな、と大人になってから分かるというもの。世の常ですな。

 

Exif_JPEG_PICTURE施工は坂田木材さん。

長期優良住宅、耐震等級3、外壁には付加断熱を施します。

なんかさらっと述べてしまいましたが、けっこうこれらを全てやっちゃうのってすごくない?

Hさんはさらに一歩足を踏み出し、太陽熱を給湯に利用する、いわゆるソーラーシステムをご選択。

さらにさらに、暖房はマキストーブなのであります。

こんなに地球を想ってくれている人がほかにいるでしょうか?

Hさんは学校の先生。

「自分がやらなくて誰がやる!」

そう意気込んでくれたのだと思っています。

最近は、坂田木材さんも営業段階でQ1住宅を提案することもしばしば。

採算性という点ではまだまだだと思っていますが、

「誰かがやり始めなきゃ、何も変わらない」

そう信じています。

現在プランニングを進めている方へもこんな風に押し付けようとしています(笑)

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付加断熱の費用対効果のことは、先ほど申し上げました通りなのですが、
防音性や躯体保護、熱橋レスによる温度ムラのない室内壁面など、数字に表すことのできない良さもございます。

国が示す次世代省エネ基準は、もう20年前の基準です。家電製品が家庭内になだれ込んできたとはいえ、家庭部門におけるエネルギー消費量は増え続けるばかりで、その主たる犯人は”暖房エネルギー”です。

次世代省エネ基準だ、高断熱だと叫んで全館暖房する家が増え、結果的にこれまで我慢しつつ「さみーさみー」と言いながら住んでいたアパート時代に使っていたエネルギーの何倍も消費しているのが実情だと思います。

ですので、私自身その反省もありますし、住人が住み始めた以降の光熱費が軽くなることは、建築技術者からのサプライズ的なギフトだと思っています。ケッキョクヒヨウヲハラウノハセシュナノデアルガ・・・
あと3年もすれば、次世代基準の次の基準が待っています。(期待を込めて)
(それでもきっと長野市はUa=0.5程度だとは思いますが)

手が届くのであれば、Ua=0.3前後は30年後くらいの基準だと思いますが、耐久性を含め長寿命の家を目指す方に、ぜひご採用していただきたいと願っています。

「次世代少年少女基準」と、個人的には言っています(笑)

ウィキペディアより
次世代省エネルギー基準(じせだいしょうエネルギーきじゅん)、もしくは、住宅の省エネルギー基準(じゅうたくのしょうエネルギーきじゅん)とは、1999年3月に、建設省により改正された日本の断熱化基準の通称である。
この基準により、先進国の中では最低だった日本の住宅の断熱基準が、やっと欧米基準の最低レベルに達するようになった[1]。ただし、次世代省エネルギー基準も、多くの先進国の断熱基準よりゆるく設定されている上、法的拘束力が無いため、日本の住宅の断熱化率は先進国の中でも最低である[要出典]。
2010年にドイツで行われたパッシブハウスカンファレンスにて日本の次世代省エネルギー基準の値を発表したら会場から笑いが起こった。さらに、この基準が義務ではなく努力目標であり、住宅の30%以下しか達成出来ていない事を発言したら会場から失笑を買った[2]。

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Exif_JPEG_PICTUREところでH様邸、築数十年の旧家と隣接しています。

そう、一部を「切り取り解体」をしました。

そして解体したところに新築したわけです。

今後、建て替え2世帯住宅が増えてゆくのだと思っていますが、

実はこういう、「もともと住んでいた人が、住み慣れたところをずいぶん残した増築的2世帯住宅」が本当は理想だと思っています。

確かに全部を建て替えちゃった方がすっきりさっぱりしちゃうのかもしれませんが、必ずしもしっくり生活ができないのだろうとも思うのです。

あくまでもケースバイケースではありますが。

 

Exif_JPEG_PICTUREさてさて歳をまたぐであろう大事業。

完成は来年の春になる見通し。いやはや年号もまたぐことになりそうですな。

これからの「暮らし方」のお手本となるような気がしています。

無事に進行してゆくことを、陰ながら支えてゆきたいと思っています。

今年の1月ドイツに行きましたが、ドイツの建築技術者に、「日本の住宅の断熱レベルは最低だ!だけど大工技術は世界で最高だ!!」

と褒められました。

その融合を図るべきです。

 

2017.8.19 Reborn塩原(食いしん坊度85)

 

完成見学会・直前情報

ついに本日、長野市高田・ご夫婦&お子さん3名→ご家族5名様のための住宅が完成しました!

明日はハウスクリーニング&見学会準備を行い、これまで告知して参りました見学会を予定通り開催することができそうです^^

8/5()10:00~19:00

8/)10:00~16:00

ありがたいことに、ご予約もけっこういただいております。

予約状況はこちらでご確認ください(ページの下の方)

駐車スペースが少ないため、ご予約をいただいたお客様を優先的にご案内させていただきます。

ご予約をいただかずに、お車でご来場いただいた方は、駐車スペースがないことが予測されますので、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。

また、乳児や小さなお子さん連れのご家族も多いことから、42インチテレビとDVDレコーダーを会場室内に設置いたします。

いくつかのDVDをご鑑賞いただけますが、もしご自身で観たいDVDがございましたら持ち込んでご覧いただいても結構です。

また、オセロゲームも用意しておきます。将棋はありません(笑)

ベビーベッドも準備しておきます。スタッフに限りがございますので、おそらくお子様たちの動きまで気が回らないため、お子さんあるいはお母さんを休ませたりできればと考えております。

 

明日8/4(金)発行の信濃毎日新聞・不動産情報にも広告を掲載いたします。

こちらでも予約制であることはPRいたしますが、ご近所の方なども見学会会場にお越しになるケースも多く、

できるだけ、予約状況をご確認の上、メール、FAX、電話等でご予約を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

 

☎電話  8/4(金) 9:00~17:00 026-274-5485(内海まで)

8/5,8/6 090-1121-3993 (塩原の携帯電話ですが、内海または佐々木が出ます)

✉メール  info@reborn-nagano.co.jp

FAX      026-274-5486  見学会開催時間中は確認できませんのですみません。

 

なお、8/5(は長野市びんづる祭りが開催されます。

案内図を参考に、渋滞にご注意くださいませ。

 

それでは、直前の様子をすこし覗いてみましょう^^

Exif_JPEG_PICTURE本日午後4時頃の外観です。

Rebornらしく、深い軒の出、西洋しっくい左官仕上げ、外壁グラスウール100㎜付加断熱による窓引込み納め、白いサッシ(シャノン)、軒裏パイン、屋根ディプロマットです( ^)o(^ )

「和風ですね」と言う人あり、

「ヨーロッパ調だな」という人あり、

「シャレオツだ」という人あり( ;∀;)

 

Exif_JPEG_PICTURE室内はいつにも増して無垢の木がふんだんに用いられています。

内壁はすべての部屋で脱ビニールクロスとし、西洋しっくいの左官仕上げ(プラネット・マーブルフィール)またはローラー塗装仕上げ(プラネット・フェザーフィール)。

木部の塗装もプラネット社のウッドコートという自然塗料を用いています。

ちなみに外壁も西洋しっくい=プラネット社、クイック&イージー、という材料です。

無垢床フローリングは1階はサクラ、2階はパインです。

見学会会場では自然オイルクリア―塗装をしていない場所もあります。

(見学会の後に、DIY塗装していただきます)

会場室内では、靴下の着用をお願いいたします。(Rebornでも用意しております)

 

外壁はプロの左官職人さんによってですが、木部内外のすべての塗装と、室内の西洋しっくい左官or塗装は建築主であるSさんご夫婦のみによるD.I.Y.にて行いました。

 

Exif_JPEG_PICTUREリビングのテレビ背面の壁は縞々模様になっています。

上部に間接照明を配して、左官塗り壁の味わい度アップに貢献しています。

大工さんによる造作TV台カウンターL=3.5mは、壁のみで支えられており、宙に浮いた形です。

ちょっとドイツのテイストっていうんでしょうか、

スリットに飾り棚をどこにでも差し込めて、小物雑貨などで飾り付ける愉しみがあります。

テレビは壁掛けを予定しております。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階リビングに面して6畳洋間が隣接しており、

建具と言うよりは可動式の間仕切りと言ってよいと思うのですが、

三層パネルを4枚に分割した引戸で仕切ることができます。

三層パネルは、2.5m×2.0mの巨大な原版が売っておりまして(今回の購入先は、新潟の上野住建さん)、

厚さは35mmと19mmがあり、この巨大原版からドアや引き戸、テーブルや下駄箱の扉などを今回あつらえています。

家全体をこの三層パネルによって建具・家具を統一しております。

木の種類は北欧産のスプルース。樹種は実はいろいろあるのですが、テイストフィット且つ一番廉価でしたので、塩原の提案を快くご採用いただきました。

 

Exif_JPEG_PICTURE閉じるとこんな感じです。

四枚引き戸、というのはなかなかこの世の中に既製品がありません。

特注で何社かは製造できるのかもしれませんが、たいていは建具屋さんに作ってもらうことになります。

通常はこのセットで20万円くらいするでしょう。

が、三層パネルを使うと、、、。!?

知りたい方は会場で(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE洗面脱衣室もさくら色のパネルヒーターが、なんとも言えずかわいらしい^^

内壁・天井はSさんによるDIY西洋しっくいで攻めてます(笑)

洗面台はパナソニックのCライン既製品。

やっぱり造作でつくるより安くできますね。

シンプルですがちょっとしたグリーンが似合う、清潔感のある空間に仕上がりました。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階に上がるとそこにはホールと呼ぶには抵抗がある、

集まれる空間があります。

セカンドリビングと言ってよいと思います。

4畳半の畳コーナーという位置づけです。

バルコニーに面していて、窓下には横長のパネルヒーターも備わっています。

見学会当日までに畳は入りますが、さて何色の畳でしょう?

 

 

Exif_JPEG_PICTURE私はずっと前からこの窓をよく設計に盛り込みます。

1.2m角のでっかい よこすべり出し窓。

ここから見える景色がよいと、素敵な窓辺になること必至。

今回は寝室の東面に採用しています。

この時期朝は午前中鋭い直射日光が室内に入り込んでくるので日除け措置が必要にもなりますので、ひさしはマスト。

できればすだれやスクリーンをつけたいところですが、景色の見え方によっては、あるいは外観デザインによっては興ざめしますので、注意しないといけません。

 

Exif_JPEG_PICTUREこんな風景が見えます。

混みあった住宅街にあって、この眺めは奇跡的。

某結婚式場の超とんがった屋根が見えたり、遠くに山が見えます。

こういうのを「視界が抜けている」と呼ぶわけですが、建築士は最初に敷地を下見に行くと、こういうところを探す習性があるのでしたね。

目の前には電線もありますが、鳥がとまっていたりもしますので、苦になりません。

設計者目線では、この窓がナンバーワンウインドーなのでありまする。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階階段付近。

2.8Kの壁掛けエアコンで全館冷房しようというものです。

2階は少し冷えすぎになりますが、1階は直接冷房冷気を感じないので、エアコン使ってる感がない冷房として好評です。

工事中は室温も30℃を超えておりました。

高断熱の家はいったん温まると今度は冷めにくい性質も併せ持っています。

石膏ボードなど重い素材は特に蓄熱性が高いので、なかなか温度を下げられません。見学会までの数日は、設定25℃程度で連続冷房運転をさせておきます。

あと2週間後はお盆。8月上旬は一年で最も暑い時期なので、この機会にぜひ「夏の高高(高断熱・。高気密住宅のこと)」を体験してください。

この状態が無理!、という方は、あまり悩まずに1階にもエアコン2.8kWを付けちゃってください。

長野は恵まれていて、夕方6時を過ぎれば、必ずと言ってよいほど気温がぐんと下がります。日によっては22~23℃まで下がる夜も。

だから原則夜間は通風によって室内温度を下げましょう。

夜間でも開けておける窓を計画に盛り込みましょう。

2階は比較的開けておいても抵抗がありません。

問題は1階の窓です。

防犯上心配であれば、1階のキッチンのレンジフードを回しておくのも家の中に外から冷気を取り込むことができる手法です。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこの家のシンボルともいえるステンドガラスです。

会場の、どこかに飾ってあります。

けっこう気づきにくいところにありますので、もし発見できたらこのステンドガラスにまつわるストーリーをスタッフにぜひお尋ねください(笑)

このステンドガラスも、実はD.I.Y。

Sさん、こんなところにつけましたが、OKでしょうか?

(ッテ、コンナトコロデウチアワセシテヨイモノカ?)

 

Exif_JPEG_PICTUREご夫婦仲睦まじく、この先ずっと。この家を住みこなしていただきたいと思っています。

お二人がDIY作業を通じて残したものは、バクダイです。

きっとカンオケまでもってゆける、貴重な体験だったのではないでしょうか。

 

Sさん、

知ってました?

お二人が作業をしている横で、僕が中島みゆきさん作詞作曲の「糸」を口ずさんでいたのを。

 

D.I.Y.はもはや恥ずかしいことでも、仕方のないことではありません。

むしろ、D.I.Yは最高の贅沢。まさに「糸」の具現化ではあるまいか。

「糸」uruさんバージョン YouTube

(ナンドキイテモナケルネ)

 

2017.8.3 Rebonr塩原(ウルウル度100)

 

燃えない断熱材を使いましょう

日経アーキテクチュアという業界専門誌に、先日ロンドンで発生した高層マンション火災の記事が掲載された。

グレンフェル・タワー

IMG_6256表題に、「炎の死角」とある。

石油由来の発泡系断熱材で、11年前に外断熱で断熱改修されている。

外壁は金属性被覆材で覆っていた。

鎮火までに12日間を要した原因を、

外部を覆っていたこの金属が消火を妨げ、通気層が煙突効果で可燃性断熱材をどんどん上階へ延焼させたと解説。

さらに記事は断熱改修されたその工法の詳細を図示し、可燃性である断熱材の外張り断熱に対する問題点や緊急点検を促す形で書かれている。

 

IMG_6257

こんなことは分かり切っていたことなのに・・・。

死角だなんてとんでもない!

 

そう感じた建築関係者も多くいたはず。

でなければ、グラスウールやロックウールなど不燃あるいは難燃性の断熱材を使用する理由が見つからない。

それでもまだ付加断熱材にフェノールフォームやポリスチレンボード、ウレタンを使用しますか?

石油由来の発泡系断熱材は、施工性がよい、断熱性能を示す熱伝導率が優秀。

ゆえに工期の短縮や断熱性能の高い外皮を簡単に作れてしまう。

 

DSCF6418「だがしかし」

という想いでこれまでやってきた。

建物には、お隣りが火事になって延焼することや、雷が落ちたり、

電気系統でショート、発火する可能性だってある。

自然塗料をふき取ったウエスが直射日光を浴びて発火したり、

玄関先で花火をしていて、風で建物の方に炎が向かってしまったり、

とにかく着火しやすいものを付加断熱で用いることなかれ、

体験者や事故検証結果から教えられてもきたし、肝に銘じてきている。

 

 

地震雷火事おやじ。

地震に強い建物は誰もが求めるが、なるべく燃えにくい材料でつくることを私たち設計者はもっと考えなくてはならないと思う。

木造でも、火災保険が大幅に減額となる「省令準耐火構造」をつくりやすくなってきた。

公共施設など大型建物であっても、木造で「燃えしろ設計」という、ある程度大きな断面を持つ木構造であれば、木材をあらわして内装に出すこともできる。

 

 

今日から8月。炎を最も目にする季節が今年もやってきた。

22年前、わたしは千葉県の大学生。当時加入していたサークルの合宿で木島平村に来ていた。

御多分にもれず大学サークルの合宿はすさまじく元気で、

私も仲間の何人かで、焚火を囲んで花火をやっていた。

手持ち花火片手にフェンシングのような戦いを挑んだり、

線香花火の、あの玉が落ちる寸前まで手のひらをかざして、その反射神経の素早さを競ったり、

挙句の果ては全裸でお尻にドラゴンと呼ばれる噴射型花火を挟みつつ全力で走ったり・・・。

 

あの頃はずいぶんよくない遊びをしたものだと、「炎の死角」記事を読み進めた。

 

お盆休みには、建物の周りで花火をやる機会も多いはず。

みなさん、

くれぐれも、

壁のいちばん下側には気を付けてください^^

 

2017.8.1 Reborn塩原(線香花火やりたい度60)

 

 

 

長期優良住宅化リフォーム・高度省エネ型が熱い!

先日長野市に、増改築版の長期優良住宅認定申請を行いました。

「長期優良住宅」

って昨今ではよく聞くようになりましたが、いったい何なのでしょうか?

文字通りとらえれば、”長期にわたって優良な住宅”となるわけですが、

「長期って何年?」

「優良って何が?」

「新築だけでしょ?」

と、分からないことばかりですよね。

15秒で説明すると、

・建物の構造にかかわる部材や配管などについて、維持管理について点検や更新をスケジューリングする。修繕費用を明確にする。

・劣化しやすい部位について施工上のルールを定めて基準を設け、そのハードルを越えてもらう。

・耐震性や省エネ性など基本性能を、構造計算やシミュレーションデータを基に第3者に判定してもらい、一定のレベルを超える

~維持管理・劣化対策・耐震性・省エネ性 基本これだけです^^

 

長い目で見れば中古住宅として流通させる場合に、「お墨付き」として有利になるでしょうし、税制優遇もあるのです。

問題はその申請書類の膨大さからくる、時間的な制約か。または申請にかかわるその費用か。

 

IMG_6198リボーンでは新築の場合、全てのお客様が長期優良住宅としています。強要はしていませんが、補助金申請やおそらく加入するであろう地震保険料のことを考えると、おそらくそう遠くない将来に費用的にはペイ出来ちゃいます。

書類は設計部で手分けして作成しますが、コピー用紙が1棟で1500~2000枚必要で、コピーのカウンターは3000~3500カウントになります(両面印刷多用・一棟につき4部作成)。

これを2週間ほどで審査する第三者機関も大変そうですが、年々その需要は増えているようで、審査員の方も増員している様子です。

 

申請する大まかな流れは、以下の通り。

①設計図作成・構造計算

②申請書類作成

③市役所または指定審査機関に書類を提出し、技術的審査申請

④技術的審査適合通知の発行を受けて、その建築物を所管する市役所または地方事務所に認定申請を行います

(この段階で着工可能となります)

⑤認定通知書発行

(工事)

⑥市役所または地方事務所に長期優良住宅完了報告書

(入居)

※その後リフォームや増改築がある場合は、再度申請を行って、長期優良住宅の基準から外れないように変更申請が必要

 

リフォーム・増改築の場合も、基準はさほど変わりませんが、定期的な点検を強化するなどして緩和されている部分もあります。

 

先日長野市に長期優良住宅・増改築バージョンを申請しました。

担当窓口の方は、「長野市では初めてです・・・。なんかいいことがあるんでしょうか・・・?」

 

そう、

あるんです!

 

BELS評価と併せてになりますが、

塩「にひゃくごじゅうまんえん」

窓口「ひょえ~~~~」

 

もしかすると、意外とこれは知られていないようです。

長期優良住宅化リフォーム・高度省エネ型

施工者側、あるいは設計者側からすると、南極に行くような、途方もないくらいの準備が必要で、とてもそんなデンジャラスゾーンに足を踏み込めない。

または日々の業務がパツンパツンで、そんな書類や申請を行う時間がないのかもしれません。

 

Exif_JPEG_PICTUREそれにしても250万は、税金の分配としてはおおきい金額です。

もちろん申請に係る手数料や書類作成費がかかりますので、まるまるその金額が手元には残らないわけですが、

それにしても巨額の補助金です。

断熱工事分がまるまる補助金で賄えるくらいの威力があります|д゚)

 

加計学園など国の補助金に対する使途疑惑の影響もあってか、補助金申請にまつわる行政のチェックもこれまで以上に辛めになっていると実感しています。

今月さらにもう一棟、長期優良住宅化リフォーム・高度省エネ型のゲットを目指して書類を奮闘作成中!

高校野球も観に行きたいし、今年はいつになく熱い夏になりそうです。

 

2017.7.13 Reborn塩原(目しばしば度91)

 

 

長期優良住宅化リフォーム@長野市稲田

長野県西部で震度5強の地震発生!

日曜日の朝の出来事でしたが、震源地と言われている王滝村は別荘地。

そう、ログハウスがいっぱいあります。

私も過去に王滝村界隈で10棟以上も建築をさせていただきました。

5強ごときでは壊れないように作っては来ていましたので、ダイジョウブダイジョウブ、とは思っていましたがさすがに肝が冷えました。

夜になって王滝村在住のOさんから電話が携帯にかかってきました。

たなに置いておいたウイスキーボトルが床に落ちたぐらいで事なきを得たこと、

数時間停電になったこと、近所の某宅では室内のマキストーブが倒れてしまったこと、

冬だったら相当やばいことになっていたんじゃないか、ということ、

それでもやっぱりマキストーブはやめられないということ、

薪ストーブは本当にいい暖房だ、ということ、

最近ようやく割ってマキ小屋に薪を積んでおいたのに、そのほとんどが倒れてしまって困ったなぁ、ということ、

薪ストーブは煙突以外、普通固定しないので、固定方法をどうやったらいいのか、ということ

道路には何か所か落石があるということ、

停電でテレビを見れないので、車で、ラジオから情報を得ていたこと、

ウイスキーボトルは意外と頑丈にできているのか、はたまた落ちた場所が良かったのか、わからないこと、

とにかくうちは何ともなくって良かった、

などという会話ができました。

熊本地震では、本震が翌日だったので、引き続き余震に気を付けてくださいね。

そして皆さんも、他人ごとではありません。

この日本では、いつどこでも巨大地震が発生するやもしれません。

家具の固定大丈夫でしょうか?

停電になっても携帯(スマホ)バッテリー充電できるでしょうか?

非常食や水、3日分くらいありますか?

薪ストーブ倒れないですか?

 

ついに満を持して、わたくしの地元、長野市稲田で長期優良住宅化リフォームが始まりました。

Exif_JPEG_PICTURE

家の中はあっという間にスケルトン状態。

たぶんお施主さんびっくり|д゚)

つい数日前まで生活していたその場所が一夜のうちに現場化してしまうとは・・・。

え・・・??

あれ?

ここ・・・うち・・・??

って感じなのではないでしょうか^^

 

Exif_JPEG_PICTURE

小屋裏には松丸太がありました。

事前の調査でもわかっていたことではありますが、

こうして改めて空間の一部にあると不思議な感じがするでしょう。

さあて、どんなふうに仕上がるでしょうか。楽しみです^^

リフォームの場合は手元に残っている図面と異なってできていることが少なくありません。

図面では筋交いがあるところに窓があったり、なんてことは昭和ではあたりまえ。

工事の途中でお施主さんから希望があって、変更になったのでしょう。このお宅でも筋交いぶった切りが数か所ありました。

 

Exif_JPEG_PICTURE

最近はそうした現場判断ができないようになっており、建築士の重大な過失とされ、罰金や免停などの厳しい措置が待っています。

現場でお客さんが変更を希望しても、まずは建築士に相談をしてください。

それが軽微な変更であればその場で判断が付きますが、筋交いや一部の壁は耐力壁と呼ばれる重要な部材で、位置の変更でさえ構造計算によって安全性を確かめなくてはなりません。

現場は図面に基づき淡々と造ってゆくだけ、それが本当は理想です。

こうした大規模なリフォームは、解体工事、つまりスタート地点にいかに早く到達できるか、

それが工期に大きく影響します。

デタラメではない図面が現場には必ず必要です。

2017.6.27 Reborn塩原

 

 

玄関ポーチ屋根でき

DSCF2034築17年の別荘がオーナーチェンジとなり、

新しいオーナー様から、

「玄関ポーチデッキに屋根がほしい」

というリクエストをいただきました。

前オーナーは、冬利用を想定しておらず、ご覧のような玄関ポーチデッキに。

落雪は避けられますが、デッキの上に雪がこんもり積もれば、

進入もしくは脱出は困難になります( ;∀;)

ここに屋根をかけることができますか?

はいできます^^

 

DSC_0196

たった1か月でこんなになるものなのでしょうか?

あ、いや、そっちではなく、緑が。

前出、下見時の写真が5/5。

つまりゴールデンウィーク真っ只中。

建物の周囲にはワラビが芽をだしていました。

そして6/9。工事途中ですが、葉がぐいんと増え、林が森になっています( ゚Д゚)

 

DSC_0218工事は1週間ほどで無事終了。

多少暗くはなりますが、やっぱり必要「ゲンカンポーチヤネ」

 

 

DSC_0195南側のデッキには、取り外し可能なデッキ階段も増設しました。

 

ここ数年、別荘のオーナーチェンジがあちこちで起こっています。

使用頻度が少なくなり、生活スタイルも変わってゆきますので必然的なことだと思います。

この別荘も、いい人の手に渡ったようで、大変嬉しく思います。

Sさん、今後ともよろしくお願いいたします。

2017.6.22 Reborn塩原(パワーゲージ7.9)

 

 

 

10年経って初めて見た。

私の自宅の南側にあった家が解体されました。

初めて我が家の全ぼうを南側から見ることが、いまならできます^^

Exif_JPEG_PICTURE今年でちょうど10年経ちました。

新築当時からアンティーク調を狙っていましたので、

実際はあまり変わってない、印象です。

煙突があると、なんだかホンワカした印象になるのだな、と改めて確認。

植栽もずいぶん伸びました。

建物にグリーンは必要ですね。

見栄えもだいぶ違います。

 

Exif_JPEG_PICTUREアプローチに芝生を張っています。

白と焦げ茶とグリーンが個人的には好きです。

木が焼けてダークブラウンに変色した感じが好きです。

庭の手入れは妻と義父にまかせっきり。

すみません。ありがとうございます。

木製フェンスはレッドシーダーの無塗装ですが、まだまだいけそうです。

花壇に使ったレンガは凍害でぼろぼろしだしてきています。

 

Exif_JPEG_PICTURE表札をどこに出すか?

我が家の場合はこんな感じで、アプローチにあるアクセントウォールに掲げています。

ほとんどの人は気づいていないかも。

ガラス製で、夜間、私が帰宅するまで照明で照らされています。

ガラスなので劣化はありません。

ブロック基材のウォールは、上面にたまったほこりで左官壁が汚れていますが、

そういうものだ、という認識です。

 

Exif_JPEG_PICTURE

薪ストーブユーザーらしく、薪ラックも2棚あります。

丸太を割らずにオブジェ的に。

縦目地の木製フェンスはお隣の方のもの。

実は我が家の裏手の方は大工さんなのです。

そしてこの度めでたく解体⇒新築するお隣さんはかつて某クレーン会社のクレーンオペ(レーター)さんです。

もうリタイヤしてしまいましたが、その腕前はすばらしく、

建て前の現場では作業効率を飛躍的に高めるクレーン職人でした。

土地を買って最初に挨拶に伺ったとき、

「あれ?なんで?」とたじろぎました。

世の中とても狭い!せますぎるぅーーー。

このブログの読者の皆さんも、そう感じません?

なんかもう、長野の盆地では悪いことは決してできません的覚悟をその時持ったような記憶があります(オオゲサダナオイ)。

塩原邸の写真 01110年前の竣工当時の写真です。

このアングルが精一杯でした。

表札脇に植えられた柊(ひいらぎ)の木は最初こんなに小さかったのだなぁ。

 

この10年間、ずいぶんいろんなことがありました。

子供たちはずいぶん大きくなりました。私も妻も10歳を重ねました。

10年後は世の中どうなっているのでしょうか?

もしかするともうおじいちゃんになっているのかも!?

そう考えると、

人生とはなんと短いものかと、

急がねばならないなぁと、

ちょっと気持が焦ります。

2017.6.15 Reborn塩原(焦度6.8)

富山市ログハウス 上棟おめ

上棟祝い、ロシア語では
Завершение рамочного праздника

であるらしい。

富山市のログハウスがついに上棟しましたぁぁぁぁ!

Exif_JPEG_PICTURE現場には荷下ろしされたばかりの加工済みログがごろりごろり。

大型車3台分を無事運び終えました。

これ、全部ひのきです(*‘∀‘)

あの森の香りが漂い、異様な空気(笑)

さあさあ、積んでゆきましょう(^^♪

 

Exif_JPEG_PICTUREでかい!

とにかくでかいログハウスだ。

建築主のRさんに最初に会ったとき、

「ほんとうは全部自分でつくりたいのだけれど、ノウハウも時間もない。どうしたらログハウスのマイホームを実現できるか。これまでもいろんなメーカーに行って話をしたけど、どの会社からもいい答えが得られなかった」とおっしゃいました。

あの時から約1年。ようやくここまで形になりました。我々は屋根の下地までつくったら、後は原則Rさんが造作します。

勝負はこれからだとも思いますが、怪我のないよう、じっくり、こつこつ進めていっていただきたいと思います。

 

Exif_JPEG_PICTURE今回のログ工事の主役はこの人、まるたんぼうの上原さん。

この仕事につく前は、某出版社の営業マンだったそうですから驚きです。

いったい何が彼を動かしたのか?

かれこれもう20年以上も前からのお付き合いですが、

年々規模を大きくしているようで頼もしく感じています。

そのたくましいお腹もね(笑)

2017.6.8  Reborn塩原(毒度2.3)

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ログビルダー・マッキー

眞子さまご婚約おめでとうございます。

核ミサイルだとか、東芝どうなる?とか、○○殺人とか、

なんとなく殺伐として、暗いニュースばかりが目立つ世の中ですので、久しぶりにポッと明るいニュースが舞い込んできました。

お相手は大学生の後輩だとか。

年齢25歳と同じのようですからイチロウしてたんでしょうか?

あ、いや、余計なことを言ってしまいましたね。

 

わたしの25歳といえば、もうそれはそれはログハウスづくりに首ったけでした。

寝ても覚めてもログハウス。

全国展開していましたので、車中泊は当たり前。

独身でしたから、なんといっても洗濯が問題になります。

下着や靴下は連日コンビニで買い求め、当時おそらく100パンツくらいはあったのではないでしょうか(笑)

 

お客さんとの打ち合わせ→木拾い(図面から材料を全て拾い出す)→工程表の作成→業者選定、見積もり依頼→材料や工事の発注→工事中も幾度となく施主打ち合わせ

 

躯体であるログ以外の材木のほとんんどを2tトラックで現場に納入し、残ったものはすべて自ら引き揚げる

そんな繰り返しの日々でした。毎月2棟ずつくらいは新たに建てていましたから、首ったけもいいところです。

 

夢の中で、材料を運んでいて、どこに降ろしていいか分からず困って、、、

目を覚ますと布団の上で材木を抱えた格好で直立している、

そんな25歳のほほえましい独身男性でした^^

 

Exif_JPEG_PICTURE昨年の大みそかに書いた、このログハウスの設計図。

年明けとともに皮むき加工をスタートしましたが、半年近くかかってようやくここまできました。

来週いよいよ富山県に嫁いでゆきます。

入梅前には屋根をかけてしまいたい考えです。

屋根の下地工事まで当方で行い、そのあとの作業全ては、原則お施主さん自らが行います。

入居できるようになるまでは数年かかることでしょう。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE木の迫力がハンパない!

それを「圧迫感」と呼ぶ人もいますが、これこそがログハウスの醍醐味。

目がくらくらしてくるほどのひのきの芳香。

なんという贅沢。

なんという悦び。

効率や経済性ばかりを追い求める現代の生産社会に対する断固たる反抗(笑)

 

 

Exif_JPEG_PICTURE木というものは四角いものではなく、

かといって丸いものでもなく、

螺旋を描きながら大地から太陽に延びてゆく、生命が持つ向上心が物質化したもの。

物体でも材料でもなく、生命そのものなのです。

 

むむむ、なんか今日はおかしいぞ、塩原が(笑)

 

 

Exif_JPEG_PICTURE加工は最終段にさしかかりました。

連日おがくずにまみれ、真剣なまなざしでチェーンソーを振るうログビルダーの姿をうらやましく眺めてきました。

いつか、もしも生まれ変わることができるのであれば、次はぜひやってみたい職業の一つが、「ログビルダー」です。

ログハウスの神と称される一人に「アラン・マッキー」がいます。

私も中学まではあだ名がマッキーでした^^

そういうことも、もしかすると潜在意識をくすぐっているのかもしれません。

木も遺伝子もらせん状にできていますから。

2017.5.18 Reborn塩原

板壁普及促進企業

IMG_5900戸隠(とがくし)に行ってきました。

冬の間にガレージの計画をすすめ、

春になったらはじめよう(^^♪!

ということになっておりました。

そろそろ・・・、

ということで行ってみましたが、

雪、まだけっこうありますね汗

 

聞けば、前日にも約10cm程降ったそうで、あやうくノーマルタイヤで行くところでした(´;ω;`)ウゥゥ

今年はなかなかタイヤが履き替えられませんね。

 

さて、昨年末より工事を行って参りました上田市のガレージ&断熱改修工事&外構工事が最終コーナーを回り、

ゴールテープが見える最後の直線に差し掛かりました。

DSC_0413無彩色の住宅街に突然ログハウス風の木の家が!

白い窓とレッドシーダーのざらざら板壁。

永遠のカップルともいえそうです(笑)

本当は戸隠の山中のようなところが似つかわしいんでしょうが、

まあ、これはこれでいいのはないでしょうか。

隣地に存在するブロック塀とのコントラストが、ザ・無機材とザ・有機材の組み合わせの妙で、

一般の方はふつう、ブロックの方が長持ちするものだという固定観念がありますが、

これがなかなかどうして、意外といい勝負だと感じています。

DSC_0282-1板壁の下には、サーモンピンクのもこもこ断熱材(高性能グラスウール16K 90mmが隠されています。

そう、これぞまさに、ザ・付加断熱。

ツーバイフォー材で壁を膨らませております。

こののち、タイベック防水透湿シート張り、横胴縁と続きまして、

樹脂サッシを付け足して、

ようやく板を張っているのです。

今年流行しているという、ぼろぼろ穴あきジーンズの下にウルトラライトダウンを着ているような!?

いやまて、板壁=穴あきジーンズ、というところは誤解することなかれ。

味がある素材、という意でとらえておくんなまし。

 

2017.4.13 Reborn塩原