リフォーム日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

住まいを花やグリーンで。

IMG_2383-1OB宅点検で埼玉県へ(with笠井)

春です!あったかい!!

沈な雰囲気の世の中ではありますが、こんな時こそ花ですね^^



この二人、なかなか長く続きそうな感じですね♪

「しお・かさコンビは必ず雨が降る」

という定説を覆す一日となりました。

長野にはまだ彩がありませんが、ここは木々が芽吹き、桜も明日開花か、という感じです。

IMG_2371-1築15年経過。

前職の長野ログハウスで建てたPOST&BEAM工法の2世帯住宅です。

1階が親世帯、2階が若夫婦+子供2人。

新築当時この世に誕生した長男クンは高校生になっていました。

恐ろしいことです(*_*;

この日は通算2度目とのことですが、マキ割りをしていました。

学校が休み&外出できない、となればマキ割りするしかないでしょう(笑)

そう、このログハウスにも薪ストーブがあるのです。

1階親世帯はパネルヒーター、2階は薪ストーブで暖房しています。

 

IMG_23932階へのマキの搬入は楽ではありません。

北側に、勝手口へと続く外階段があります。

ついでにエコキュートを隠してます。

15年前ですが、外壁はしっくい&米杉の腰壁、窓はシャノン樹脂サッシをすでに。

薪ストーブの煙によるものだと思われますが、しっくいの外壁がススで多少なりとも汚れています。

 

IMG_0303昨年、このマキ搬入用外階段の地上付近が腐ってしまうという現象が起こりました。おが屑がボソっと出ていたために、家主のIさんはシロアリなのではないかと肝を冷やしたそうです。

単に雨水が木の断面(木口)から入り、腐っているのですよ。

今日は15年点検ですが、笠井君を呼んだのはここの修繕工事を。

 

IMG_2507-1とってつけたようではありますが、腐っている部分約10cm程を切除し、

ACQ加圧注入材を差し込みました。

土間コンクリートとの接点に黒いパッキンを挟んでいるのがミソです。これでもう大丈夫でしょう。

こういうところの階段は一般的に鉄骨でつくりますが、鉄は当然錆びますので、やはり定期的に塗装が必要です。

屋外階段はできるだけ屋根をかけましょう。

いざという時には避難経路にもなりますので。

 

IMG_2382-1深い軒の切り妻屋根ですが、屋根に異常がありました。

 

IMG_2481-1コロニアル(薄型スレート)屋根が強風でめくれています。

今日は2連はしごをつかって屋根全体を観察しましたが、

15年間ノーメンテナンスでは、コロニアルはモチません。

タカが破損ですが、台風の時にはとても危険なシロモノとなりますので、要注意です。

 

IMG_2512-124時間換気扇の本体ファンも、過去清掃したことがないとのことでしたがご覧の通り。

けっこうみっちり埃がたまってました。

不要となった歯ブラシや綿棒などで清掃します。

 

IMG_2514-1丸太の梁が露出した室内空間がポスト&ビーム工法の特徴です。

ハンモック、ブランコなど、やりたい放題です。

木の家には花や観葉植物が良く似合います。

次の冬で使うマキは、今春に必ず割っておきましょう^^

2020.3.17 Reborn塩原

WEB見学会・松本市Q1.0住宅



2020.3.5 Rebron塩原

床が冷たくない—これが245㎜だ。

IMG_0975-1Q1.0住宅新築工事@長野市三輪N様邸

上棟から約3週間経過しました。

赤い屋根。

木の外壁。

大きな木製バルコニー。

足場撤去が待ち遠しいです(*^。^*)

ここは長野市中心部。準防火地域です。

こんなところで壁に木を貼っていいんでしょうか!?

イィーんデス!!

「木の家」って、外壁にちょこっと張っただけでうたってるメーカーもあるけれど。

 

外観9完成予想図―。

これぞホンモノの木の家です(*´з`)

南面すっぱり切妻屋根!

外壁にすぎ無垢板+ACQ加圧注入材(そのまま塗装しない)

やっぱり屋根はシンプルがかっこいいですね^^

いさぎよい!

 

IMG_0998もう10日以上前の出来事ですが、床断熱材のようす。

高性能グラスウールというモコモコ断熱材を床にうずめています。

四角い穴は床下点検口がつくところ。いずれ幾度となくくぐることになるでしょう。

床断熱はRebornの標準的な工法で、世の中でも70%近くが床断熱工法みたいですね。

基礎断熱工法をとるメーカーが近年拡大してきてはいますが、まだ3割なんだそう。

この状態だと猫が迷い込んでノタウチ回った跡を翌日見ることがあります(笑)

ごくまれですが、職人さんですら・・・(笑)

ここは早く閉じてもらいたい場面ではあります!

IMG_1001Rebornの床断熱材は厚さ重視です。

他社ではスタイロフォーム(押出法ポリスチレンボード)50㎜程度が標準的か。

ここは245㎜入っています。

床下空間は設備配管がうねうねしています。

長期優良住宅の場合は床下空間の高さが33cm以上とるというルールがあります。

33cmあれば寝返りがうてます。では30cmだったらどうか?

私の実感としてこの3cmはけっこう大事だな~と感じています。

床下に33cm以上確保したうえで(弊社の場合は35cm取っています)床の断熱材(グラスウール)を厚くしたい場合はこうなるんじゃないだろうか。つまりはツーバイフォー工法。

 

IMG_1008話かわって、床合板を止めるビスについて。

最近シネジックというネジメーカーさんと仲良くしています。

普通のビスよりもかなり太く、このビスを使うとあら不思議、家が強くなるのです!

床は四面体の底とフタになる部分。特に2階の床にこのネジを使うと箱が強固に。

過去ずっと釘で止めてきました。しかも75㎜の太い釘です。

それをこのビスに代替えすると・・・、

なんと2倍以上の強度が出るというのです。

 

IMG_1020この日、シネジックの営業担当者が、こんな機械を背負って現場を訪問。

大工さんからの意見収集をしたいとのことでした。

なんでもホンダ車(軽トラ?)の荷台の板をネジ止めする工具だそう。

車の世界から住宅建築現場の世界へ—

工具慣れしているナカソネリョウタ大工。

使用感は悪くなさそう。

金額的には当然コストアップとなりますが、構造設計をしている人ならだれでもブチ当たる水平構面強度。

耐震等級3の難関は、ほとんどこのシネジックのビスで解決できるのではないかとわたしは感じました。

(とんでもない間取りでなければの話ですが)

 

IMG_0961ん?

なんだあのスピーカーは?

いや照明?

聞けば電気屋さんが自主製作した現場用の照明だそうで、

なんと電気屋さん(たかちゃん)からナカソネ大工にプレゼント!?

あんたたち、もしかして・・・汗

ちなみにほかの現場にはありませんでした( ゚Д゚)

2020.2.27 Reborn塩原

 

床下でごきげん斜め。

DSCF8268NETFLIXで一日一本の映画鑑賞を目標とする塩原ですが、

1週間に1本が現実。しかし大河ドラマ麒麟が—は継続中。

1週間に1冊読書の目標を年始に立てました。これは今のところ達成しています。

今月25日は久しぶりに登山の予定。いい感じで2020年を滑り出しています。

 

築36年の住宅をインスペクション!

床下で繰り広げられる葛藤といらだち。

果たして今回は・・・

DSCF8266深海魚か!

「床下あるある」なんですが、たまには植物が存在しています。

これは美しく残されていますな。ドライフラワーというんでしょうな。

空は漆黒の闇。

パネル工法というんでしょうか。大判の床パネルを敷きならべてこの家の床はできています。

その上に壁を組んでいっているので、なんと36年前の建物なのに気流止めが知らず知らずのうちに出来ているんです!(‘ω’)ノ

さすがは天下の〇〇〇ホーム!

DSCF8297深海10m付近で発見された奇妙な基礎面の割れ。

まるで地球温暖化により氷河が溶けて崩れかかっているようにも見えます。

地盤のせいなのか?

たはまた先ほどの植物の根っこ?

建物の荷重によって圧縮され基礎がつぶれてる?

いずれにせよよろしくない状況です。

 

DSCF8285このお宅では床下で4か所、家の外で2か所同じような基礎のクラック(もうおこうなると破壊と呼んだほうがいいかも)が確認できました。

 

原因はいったい何なのか—?

 

「内部爆裂」

そんな表現が適格なのかもしれません。

 

答えは、「中の鉄筋が錆び、膨張し、結果的にコンクリートを破壊している」状況なのです。

 

DSCF8284黒く見えるのが鉄筋。鉄の棒です。

鉄筋コンクリートとは、コンクリートの中に鉄の棒が入っているんですが、

コンクリートは手のひらで押しつぶすことができないとイメージできますが、圧縮強度がめちゃめちゃ大きい。

しかし長い棒状のコンクリートのポッキーを想像してほしいのですが、ポキッと折れやすい。これは引張強度が小さいということです。

 

IMG_0803ならばポッキー(コンクリート)の中に鉄筋(=鉄の棒)を入れるとどうか。

そう、食べられません(笑)=簡単には折れず。

つまりコンクリート(セメントと水、砂と砂利の混合物)の弱点を鉄の棒がアシストしているんですね。

この画像は家の外で確認できた基礎の爆裂です。

でも普通はこうした状況を目にすることはありません。

この家ではいったい何が起きているのか?

かぶり厚さ不足」が原因です。

コンクリートの表面に近いところに鉄筋があると、建てた当初は問題が発覚することはありませんが、本来たやすく届くはずのない水分が鉄筋まで染みていってしまい、鉄筋が錆びてしまいます。錆びた鉄はかなり膨張するんです。錆びた鉄はかさぶたのようなイメージ。

その結果コンクリートが内部から壊されるというわけです。

まあ、ちょうど内部告発によってその会社がダメになちゃうのと似ています(笑)

DSCF8311”かぶり”は4cm以上とルールが決まっています。(土中では6cm以上)

これを守らないとどうなるか。

その答えがこのザマです。

基礎を壊して配管を貫通させた形跡もあり、ここも鉄筋が露出。

そのほか床下換気口や、人が通る人通口(じんつうこう)と呼ばれる基礎の欠きこみ部分でも鉄筋の露出を数か所確認しました。

この家、日本人ならほぼ100%の人が知っている、超有名メーカーが建てた家です。

当然ISOも取得し、品質の均一化・生産性向上のためいち早くプレハブ化を進めてきた最大手です。

 

DSCF8302【閲覧注意】

どこから入ったのか謎でしたが、深海探訪の最終段階でここだろうという入り口を見つけました。

合掌。

とにかくすでにここに暮らしている家族がいらっしゃるのですから、見過ごすわけにはいきません。

建築・建設に携わるみなさん、どうか”かぶり厚”を適当に考えず、基礎屋さんにまかせっきりにせず配筋検査を責任を持って実施してください!

「建物の寿命は、基礎の寿命で決まります」

私の持っているバイブル本にはそう書いてあります。

なるほどなー(´・ω・)

2020.2.18 Reborn塩原

長野市上松_Q1.0住宅上棟

IMG_0333低温つづきだった先週、長野市三輪、長野市上松でキューワン住宅の上棟がありました。

Reborn創業以来、初めての2棟同日上棟です。

地鎮祭や上棟、引き渡しなどのイベントスケジュールは、お客様と契約する直前に工程表を書き起こし、基本的にはわたくし塩原が決めています。

大安や友引でかつ普請吉日の日を抽出。

加えて月に2、3日存在している三りんぼうをすり抜けて、

かつ、大工さんらの動き方などを勘案して決めるのです。

 

IMG_0323各々の現場は車で5分程のところなので、何か問題があればすぐにそちらに駆けつけられますし、

今年は1月から笠井クンが入社して、工事部は飛躍的に機動力が増しました。

2/7友引、無事両棟ともに上棟をさせることができ、週末には上棟式を開催。

お施主さんにも現場をご覧いただきました。

完成は両棟ともに6月を予定。

 

 

IMG_0085 IMG_0077 建て方・上棟の数日前には、Rebornの作業場でKさん(お施主さん)にて塗装をしてもらっていました。2階の天井合板と破風(はふ)です。

お子さんは実家に預けて、ご夫婦で集中的に。ご両親にも感謝です<(_ _)>

色はかなり迷ったんだと思いますが、「チーク」をチョイス。

少し落ち着いたインテリアになるのではないかと期待しています。

 

非常にきれいに塗れていましたね^^

2020.2.13 Reborn塩原

【予告!】

3/7(土)、8(日)千曲市にてキューワン住宅完成見学会を開催することになりました。

詳細は近日中にアップいたしますが、3月の上旬ですからまだ寒い日々だと思います。

温水パネルヒーターが標準セットになった31坪規格プラン。

はたしてその暖房感はどんな感じなのか?

イニシャルコストは?

ランニングコストは?

現在、鋭意しっくいDIY塗装中!

367 361_200210_0067

 

 

 

 

Q1.0住宅#19、嫁ぎました。

DSC_0361-12日間とも晴れました!

長野市中越の完成見学会にご来場いただきましたみなさん、

誠にありがとうございました^^

造作家具が豊富にありましたね。

さらにテーブルやソファーなどの備品により、具体的な空間イメージ作りが出来たのではないでしょうか。

 

DSC_0339-1造り手側としても、どんな風に感じてもらえるのか、貴重な意見や感想が聞けるビッグチャンスです。

私自身は同業他社の方にも、ぜひキューワン住宅の存在やその良さを体験してもらう場として、ご来場いただければと考えています。

(まれに自己申告はありませんが、同業の方も来ているようです)

この家は、エアコンによる暖房です。

(見学会開催前の1週間ほど前より、1階は20℃設定で連続運転、2階は17℃設定で連続運転)

吹抜があるのでもっと上下階で温度差がうまれちゃうかなー、

と考えていましたが、2~3℃程度で、それほどでもありません。

ただ部屋ごとに温度を変える—例えば寝室は18℃に、リビングは22℃に、といったゾーンごとの温度調整は難しいだろうと思います。

 

DSC_0349-1エアコン暖房といえば、最近よく床下エアコンについて、ご来場された方より質問されます。

床の表面温度が少し高くなりますので、非常に見学会ウケはよろしい。

特段悪いものではないと考えていますし、必然基礎断熱になるので気密性能が出しやすい。

大きな窓は冬とても熱がガラスから逃げてゆき、窓の近くは寒く感じますが、窓直下の床にスリットを設け、床下暖気の吹き出し口を設ければコールドドラフトが防げる、などのメリットは大いに魅力です。

「だが、しかし。」

というところで、Rebornでは床断熱を標準とし、基本的には温水パネルヒーターによる暖房を推奨しています。

過去のブログでもこの辺りは解説しています(2017.3.28のブログ「基礎断熱工法について所感」)

床下エアコンについて(PDFファイル約500KB)

DSC_0367-1計画をスタートするにあたりご主人からこっそり、

「〇〇(奥さんの名前)が喜べば僕はそれがいちばんうれしい。○○の希望をできるだけ叶えてやってほしい」

と言われていました。

見学会終了後に引き渡しをしました。

毎度のことですが、娘を嫁がせる父親のような心境です(まだ嫁いでいませんが笑)

~〇〇さんよりLINE~

こんばんは!
写真ありがとうございます✨
そして2日間にわたる見学会もありがとうございました‍♀

ついに引き渡しになり、今日から本腰を入れて引っ越しの準備を始めました(笑)
まだバタバタしていて実感が湧きませんが、落ち着いたら新居完成の余韻に浸りたいと思います✨
皆さんに作っていただいたお家でこれから新しい我が家の歴史を刻んでいきたいと思います

2年前、ふらりと立ち寄らせていただいた稲田での見学会。
そこでRebornと塩原さんに出会えて本当に良かったなと思っています
本当に感謝してもしきれません。
書き出すと長くなってしまうので、またお会いした時に(笑)

皆さまにもよろしくお伝えください
本当にありがとうございました!

 

2020.2.4 Reborn塩原(お幸せに!)

WEB見学会・先にちょっと出し



2/1、2/1の完成見学会@長野市中越 のご予約状況はこちら
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暖かければよいという訳ではない。

IMG_9268暖冬。

基礎工事が終了したばかりの長野市内の現場に完成検査に行ってまりました。

スケート場ではなくプールに。

数日前にまとまった雨が降りましたのでそれなりに覚悟していったのですが・・・(ラッキー)

この時期の基礎コンクリートは気温が低いためなかなか乾かず強度が出ないため、建て方まで2週間以上の養生期間を置いています。

飯山も雪が全然ないそうですね(´;ω;`)(上野設備さん談)

 

DSCF8052一方、上田市へインスペクション。

Rebornをインターネットで調べてくれた方からのご依頼です。

サッシは木製で整って配列。見るからに高級そうな住宅。あこがれのレンガ調タイルが外壁全面を覆っています。

ん?

あれ?

ブカブカ?

タイルが妙に波打っているなと感じ、触ってみあると・・・。

こ、この外壁、ひょっとして全部浮いてるの?!

 

DSCF8053レンガ調タイルの目地はモルタルが詰められています。

しかし伸縮目地(しんしゅくめじ)と呼ばれるコーキングのようなゴム状の筋がない!

軒の出も少ないので、雨に濡れる範囲も広いはずで、20年の時を経て、

壁全体のいたるところが下地から離れてしまっているのです。

画像では到底伝えられないのですが、はしごや脚立で打診検査を行う間も身の危険を感じつつ。

流石に打診検査でバラバラッと落ちることはないでしょうが、ちょっとした地震で剥がれ落ちる雰囲気もあります。

 

IMG_9192同邸の小屋裏。

中央にある筒状の箱は、暖炉の煙突を囲っています。

暖炉は引き渡し直後に数回使っただけで、以降20年間無用の長物。

律儀に御幣(上棟のお札)も。

銀色の管はエアコンの送風用で、グラスウール断熱材で出来たダクトです。

それにしても、あまりにも無駄な空間。

屋根裏ですから当然部屋としては使っていないのですが、

屋根断熱としており、この空間も暖房をしているのが現状。

 

IMG_9189おそろしいほどの無駄づかい空間。

1階の居室よりもはるかに高い気温で、気温25℃くらいか。

睡魔が襲う、魔の空間です(笑)

構造的にも床構面がないので耐震上ダイジョウブではないはずです。

聞けば新築した会社はこの家の完成直後に廃業(倒産?)してしまたそうで、

残された図面をみても構造計算書は残されておらず。

なんとも残念な気持ちでインスペクションを終えました。

 

IMG_9200清潔感のあるジャグジー付きのタイル張り浴室も、

実はこの直下にシロアリ被害が確認されています。

オーナーさんからも羽アリの発生があるとお聞きしました。

 

全体的に何とかしないと手遅れになりそうな築20年の洋館。

果たしてどのようにRe-Bornできるのか?

2人住まいで延床面積85坪、エアコンによる全館暖房。

エネルギー消費量はいったいどれほどなのか・・・(汗)

 

2020.1.9 Reborn塩原

千曲市大字中・Q1.0住宅も中盤

IMG_8625今度の日曜日は冬至です。

一年で最も夜が長い日ですね^^

長野市の日の出は朝7:00(おおよそ)。日の入りは16:30(おおよそ)

一日の約6割が夜です。

現場では細かい作業が多々ありますが、この日は夕方5時ごろ現場を訪れましたら、ナカソネ大工は2階でフローリングを貼っていました。

西南桜節あり品。

IMG_8628100円ショップで買ったひざアテを見せつけられました。

はい、正直私もほしいです。

 

この2時間前、私は別の家の床下を潜っていました。

お腹が地面で冷やされ、膝を束石に強打し、ちょっとこれはなにか対策しなきゃな、と思ってた矢先でした。

 

 

IMG_86151階ではナカソネ大工ファーザーがナラフローリングを。

フローリングを貼り終えると、「いよいよこの家も完成の日が近いナー」と感じます。

無垢のフローリングは巾が狭く、一般的に9cm。少しずつテトリスしてゆく感じ。

貼っている大工さんは腰痛との闘いです。

 

 

IMG_8647-1ところで断熱バナシを少々。

ここは玄関のタイルが張られる土間床ですが、オレンジ色の〇部分。

分かりますかね?

基礎断熱といいますが、スタイロフォームと呼ばれる水色の断熱ボード。

そして細い黄色い部分(発泡ウレタン)。

ここ実は非常に大事です。

 

IMG_8619もう一つ、コンセント廻りと洗濯機水栓金具廻り。

断熱気密工事業者の信越ビーアイビーさん、

また何やらマニアックなテープを持ってきましたね。

Rissanとかいてあります。早速検索。

 

RissanスイスのSIGAというメーカーのものらしい。

ふにゃふにゃしていて薄い。その割に破けない。

ちょっと調べてみよう。

SIGAのホームページに潜入したら2時間出てこれなかった。

日本はだいぶ遅れちゃってるね。マラソンだと50位くらいか。

3時間かかっちゃってんじゃない!?

2019.12.19 Reborn塩原

水害による床の復旧は、基礎断熱もありうる

IMG_8104-2威風堂々、長野市松代町のK様邸15年点検へ。

5年前に10年点検も実施しました。

久しぶりに旧友に会ったような気持ちでくまなく調査を行います。

オーナーのKさんご夫婦も、とてもこの家を気に入っていただいている様子で、

ちょっとした不具合は自分でメンテナンスをしてくれています。私は、普段目にしない・できないところを中心にみてゆきます。

 

IMG_8109-1IMG_8111-1あまり報道されていませんが松代町は台風19号で堤防が決壊、あるいは越水して床上浸水したお宅がたくさんあります。

このお宅のすぐ脇を流れる河もすぐ先で千曲川に合流するのですが、当日千曲川への放流が出来なくなり水門を閉じたそうです。

ほどなく辺りは水面に。

このポスト&ビームの家は床上浸水を免れましたが、別棟の母屋や土蔵が床上浸水しました。

聴けば基礎の天端(てんば)から15cm下くらいまで水がついたそうです。

床下に水や泥が入り込んでいないか確認もしてほしいとの要望をいただきました。

ここが決壊した現場。つい30m程先でした。

DSCF7911床下へ潜りくまなく調査しましたが問題なし。

キソパッキング工法でしたので、俗称「地窓」と呼ばれる床下換気口がなかったのが幸いでした。

床上・床上浸水した方々は、おそらく床を剥がして、今もなお乾燥させているかと思います。

扇風機などで送風して乾燥を促している様子をしばしば見かけますが、そろそろ気温が氷点下になりますので、

水道の配管が凍らないように気を付けてください。凍結防止帯を巻くとか、水を抜くことです。

水分を乾かすためには本来、温度が必要です。この時期は空気は乾いていますが、気温は低いため、それほど乾燥は進みません。

除湿器を床下に仕込み運転させ続ける手法が考えられますが、機械そのものも高く、市場でほとんど見かけません。

私の自宅は基礎断熱工法で新築しましたが、工事中ずっと除湿器を運転し続けていました。

コンクリートがまだ保持している水分が床合板の裏側でカビるリスクが非常に高いためです。基礎断熱工法の弱点のひとつは、初年度で起きやすい床下でのカビです。

 

IMG_8131床下地面が土の場合は防湿シート+砂を敷き、床下への通気が確保できていれば、床を復旧してよし。

べた基礎など床下がコンクリートで覆われていれば、完全に乾かすことはまずできませんので、床下の自然換気が確保されていれば床を復旧してよしです。

問題は床を復旧する際に断熱材をどうするか?

もちろんケースバイケースではありますが、床下空間はとても長時間作業をするほど広くありませんので、

べた基礎の場合は、この際床断熱工法から基礎断熱工法にしてしまうということも考えられます。

床下も室内の空間と一体化させるそのやり方は、機械的に換気を必ず行いましょう。

また、基礎立上りに張り付けた断熱材と外壁の断熱材とをどう連続させるかが最重要ポイントとなります。

 

IMG_8134「グラスウールは水害に弱い」

という声をしばしば耳にします。確かにガラス繊維で出来ているグラスウールは一度水に塗れると当然に水を吸いあげ、断熱性能は劇的に低下。触るとチクチクするので大変嫌がられます。

しかし濡れたまま放置すれば、いつまでも乾かない床となり、フローリングがブカブカしてきたり、カビや腐朽の原因となることでしょう。

しかしどこでも手に入る・安価などの利点もあり、復旧に費用をかけられない場合や早く床を元に戻したい場合は、やはり第一候補といってよいと思います。

発泡ウレタンなど吹付けの断熱は、専門業者しかできませんし、工事費用もやはり高い。いつまでも待たされる可能性大です。

ある程度の費用を出せるということであれば、ポリスチレンボードや発泡スチロールのようなボード状の断熱材もアリだと考えます。

今のこの状況を考えると、”誰でもできる工法=オーナーが自ら断熱工事をすることができる”ものがよいのかもしれません。

建築業界、とにかく人手が不足しています。

2019.12.5 Reborn塩原