新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

セトる・セトれば・セトるとき @富山市ログハウス

Exif_JPEG_PICTURE富山市Rさま邸のログハウスがひと段落です^^

屋根の下地まで終了!

垂木が2”×12”(38㎜×285㎜)あるとでかい!!

太い丸太に、深い軒の出。

ものすごくうれしい!

と、お褒めいただきました。

Rさん、無事の上棟誠におめでとうございます(^^♪

 

Exif_JPEG_PICTUREログハウスはこの段階で1階の壁が仕上がっています。

天井高さは3mちょっと今はありますが、

丸太が乾燥し収縮すると、だんだん天井が低くなります。

2~3年かけて約15cmほども下がるんですよ。

この現象を、業界用語で「セトリング」といいます。

settleという英語は安定するとか、落ち着く、という意です。

最近、「ディスル」という言葉が若者の間で使われていますが、

オジサン的には「セトる」という言葉に期待したいと思います。

 

Exif_JPEG_PICTURE「こういうところがログハウスだなぁ」

と同行したわが社の社長談。

出来てしまえばなんてことないのですが、

これだって結構加工するのたいへんなんだよう~^^

専門用語でデザインカットとか、アーチカットと言いますが、

個人的にはこのくらいの、やや控えめなカットが好みです。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREアーチカットが随所にあります。

丸太の木口(こぐち)がログハウスの特徴です。

非常に原始的なつくりではありますが、建築基準法では、この丸太の重なりにダボでずれないようにせよとか、

丸太全段を串刺しにするようにボルトを仕込めとか(通しボルトといいます)、見えないところにいろいろ制約があるのです。

お?あのブルーの窓はなかなかいいなぁ。

余材でできていると思いますが、なんだかグーです^^

 

 

Exif_JPEG_PICTURE木製サッシが搬入されていました。

全ての窓が特注で、富山市のシー・ティー・エスさんの製作によるものです。

素材はピーラーと呼ばれる造作材のための米松で、

ただでさえ大トロ部位ですが、社内でさらに厳選して建具に回しているそうです。

堅牢・質実・そして品がある窓になると思います。

金額もかなりのものになりますが、手間暇がかかっているので誰も文句はいえないでしょう。

地元の製造業者にオーダーメードしてもらい、こだわりのログハウスにはピッタリだと思います。

 

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こちらは北側。

シンメトが荘厳さを醸し出しています。

 

 

 

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こっちが南側です。

どの方角からみてもかっこいい、

そんなログハウスになりました。

 

ログハウスといえばセルフビルドも当たり前。

ここから先、我々はどちらかというとアドバイザーとなり、いよいよDIYの領域が強くなります。

Rさん流のアレンジを加えながら、すごいの、つくっちゃってください(^_-)-☆

 

2017.6.20 Reborn塩原(パワーゲージ8.9)

 

豪雪地ガレージが完成!

戸隠(とがくし)という地名をご存知でしょうか?

長野県に住む方はだいたいご存知のはず。

そして今や、全国に名のとどろくパワースポット。(かな?)

そんなトガクシは3mほどの積雪を観測するほどの豪雪地。

しかも気温が低く、12月に降る雪は、そのまま4月まで残る、ということも珍しくありません。(根雪(ねゆき)といいます)

 

Exif_JPEG_PICTURE2台用の片流れ屋根。

とにかく頑丈につくりました。

屋根の軒先はあえて設けずに、ある意味「埋もれてもいいように」なっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE塩原には珍しく外壁はガルバリウムコーハン。

立平(たてひら)です。

軒天井や外壁の一部はウエスタンレッドシーダーざらざら仕上材。

こちらはもう珍しくありませんね^^

道路までは市で除雪をしてくれますから、最短距離で車を車庫入れできるのではないかと思います。

が、そう甘くはないのだろうと想像しています。

この道路から入口までの2mほどでさえ除雪は非常に大変なのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE電気の引き込みポールがありました。

屋根から落ちた雪で倒れないよう、木製の囲いと、ワイヤーが張り巡らされています。

かつ電気使用量の検針はできるように。

この屋根の折れ点くらいまではきっと雪で埋もれることでしょう。

問題は雪解け時。

気温がぐっと上がると雪は一気に重力で落ちてゆきます。

その時にあらゆるものを下方向に引き連れようと力が働きます。

 

Exif_JPEG_PICTUREそうした”見えない力”を想像してこの形を採用しました。

いいのか?悪いのか?

正直今年の冬が怖くもあり、たのしみでもあり・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE何度かはあの窓から出入りするのかもしれません。

積雪のピーク時に、恐る恐る見に来ようと思っています。

 

2017.6.17 Reborn塩原(ビビり度5.0)

 

長野市三輪キューワン住宅進行中

昨日44歳になりました。ありがとうございます。

あまり縁起のいい数字ではありませんが、獅子舞の如く、みなさんの厄を払い、幸せをもたらす志士になるべく頑張ります!

 

Exif_JPEG_PICTURE長野市三輪のTさんのキューワン住宅。

施工:坂田木材

外壁付加断熱100mm仕様です。

サッシ(YKKAP APW330)が取りつき、耐力面材であるダイライトが貼られ、

秋の完成に向けて、今が下地の最盛期。

私が思うに、

家づくりで最も重要な時期です。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓のまわりには先張りシート。

窓台は20cmくらいにもなりますので、窓辺はもはや出窓状態です。

引違い窓はできるだけ減らして、縦スベリや横スベリを中心に。

大きな幅の窓はFIX(はめ殺し)との連窓です。

同じ大きさの窓であれば、引違い窓に比べて気密性能がいいだけでなく、実は値段も下がります。

難点は網戸。どうしても室内側に取りつきますので開閉は面倒になります。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE最近ブーム(デモナイカ)の小屋裏収納があります。

ここで夜な夜なDVD鑑賞会が行われるとのこと。

おとーさんのためのぐふふくーかん、なのです!

屋根断熱は、屋根板直下に通気層を設けたうえで、

高性能グラスウールのブローイング250mm厚の予定です。

白いシートは透湿性のあるもので、通気層を確保するためのもの。

天井高さは最高1.4m以下になりますが、1.4mといえばけっこうなスペースになりますね。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE1階の床断熱工事が終わっています。

高性能グラスウール 140mm(50㎜厚のマット+90㎜厚のマットを重ねる)

マット敷き込みで、防湿シートも貼られています。

これで床下からの隙間をシャットアウト。

外にデッキテラスがいずれ設けられますが、

普通はデッキの方が1階の床よりも低く設定しますが、この家ではデッキ床(屋外)のほうが高くなるように設計しました。

この段差を活かしてベンチ、パネルヒーター、おもちゃ箱などがせめぎあいます。暖気用スリットをお忘れなく。

今から仕上がりが楽しみです。

 

Exif_JPEG_PICTURE 1階の床に防湿シートを張るべきか否かよく聞かれますが、貼るほうが当然気密がでます。

貼らない場合は、捨て貼り(とか、あらゆか、と言いますが)合板で兼ねることもできます。その場合、合板の継ぎ目には気密テープを。柱やすじかいの根元にも気密テープを。

この作業がイヤで基礎断熱に向かう技術者たちも大勢いますが、家の周りの排水処理がうまくいかないと床下で結露→カビの問題が残ったり、断熱効果を狙って基礎の外側に発泡スチロール的な断熱材を貼り付ける(または基礎と一体に打つ)とシロアリの被害にあいやすかったりする。

 

床断熱の場合は、どうしても柱廻りや配管貫通部の気密確保が難しい。

ムズカシイ、というよりもメンドクサイ、といった方があっているかも。

バリアフリー±0の畳の和室があったり、工事中、捨て貼り床の時点で段差が生じるようなら気を付けないといけません。。

このあたりは現場の状況や予算、気密処理の勘所を知っているか否かによって判断するべきかと。

 

2017.6.10 Reborn塩原(毒度4.4)

 

 

ひとつ空の下で生きている

気の早い話ですが、秋の完成を目指して現場が動いています。

Exif_JPEG_PICTURE長野市豊野町。施工坂田木材(株)

ちょうどグラスウール断熱終わったのことで現場確認へ。

ゆるい勾配屋根のナリに1階が空間構成されます。

南側はL・D・和室が続くヌケのいい内観。

2階は子供部屋とトイレのみ、というニアリー平屋。

総二階建てと比べ工事費はそれなりにかかりますが、その暮らしやすさを体験した人は2階建てに戻れなくなるほどです。

平屋の中毒性はけっこう強いと聞きます。

しかしながら国が目指しているのはコンパクトシティー。多層階で外皮面積を減らし、アパートやマンションのように寄り添って暮らそう、というのがインフラ整備もコストが楽だし、省エネにつながる。

はいはい、そうですねそうですね、と言いながら我々は一戸建ての木造住宅を設計しています。

 

ところでトランプ米大統領は、パリ協定からの離脱を決断しましたね。

「あのひとは、まったく・・・」

というぼやきも聞こえてはきますが、今私は「みんな空の下」という曲を聞いています。

同じ空の下にいる全員の目標でなければまるで意味がない、と私は思うのですが、みなさんはどう感じているでしょうか。

コンパクトシティーを標ぼうとする人にとって見れば、私もトランプ大統領もかわらない、という風になっちゃうんでしょうか。

 

Exif_JPEG_PICTUREグラスウール断熱は室内側に防湿シートを貼るのが基本的。

壁内結露を防ぐ第一歩は、「壁の中に湿気をできるだけ入れない」のが大原則です。

窓廻り、コンセント廻りはテープ処理を入念に。

繊維系断熱材は、「どこまでやるか」が非常に大きなポイントで、

たとえば防湿シートの変わりに”ザバーン”など、夏の逆転結露に備える、湿度で透湿抵抗が可変するシートなんてものも世には発売されていますが、金額は高く、

「それはやった方がいいだろうけれど、やらなくてもこの場所では問題にならないんじゃないか」というような曖昧さをもっています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE2階では大工さんが天井の杉羽目板を貼る下地を作っていました。

 

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE1階では天井下地が完成し、杉の羽目板を一枚一枚張っています。

1階の天井と2階の床の間は階間部(カイカンブ)と呼ばれ、天井を貼り終えると、みなさんの眼には触れない部分となるわけです。

カイカンブは常に隠しておく、というのがおもしろいですね^^(カッテニイッテロ)

階間部は「フトコロ」とか「天井裏」とも呼ばれますが、ここには電気の配線やパネルヒーターの温水パイプ、換気ダクトなどが張り巡らされているのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE構造である梁や、2階の床組みがそこにある。

「負けられない戦いが、そこに、ある。」サッカーワールドカップ予選のTV中継のキャッチコピーにそんな感じのものがありましたが、建築現場では、

「後でどうにもできないものが、そこに、ある。」

という感じです。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREダクトは24時間運転される換気装置につながっており、室内のあちこちに「空気が吸い込まれる口」として配置されることになります。

換気扇本体もまたユニットバスの天井裏、つまり階間部に設置されるのですが、ファンの羽根の掃除やモーターの交換などのメンテナンスが必要であるため、直下の天井には点検口の設置がマストです。

ユニットバスの直上に設置することが多いのは、ユニットバスの天井には決まって点検口があらかじめ備わっているからです。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE天井板をどっちの方向に向けて貼るのがいいのか、

継ぎ目はそろえたほうがいいのか、ランダムか、

一枚一枚木目や色が変わっている無垢板を貼るのは、時間がかかる作業だし、正解がない世界。

大工さん自身がそこにある材料や空間構成、光の当たり具合、など様々な条件から編み出した答えとして一枚一枚を配置して貼ってゆきます。

大工さんは、ほんとうは、無垢の木のいえに携わりたいと思っている人がほとんどです。しかし手間がかかり、その手間暇に見合うだけの賃金まではなかなかもらえない。無垢板は決して生産性よくありません。そうなると、新建材と呼ばれるプリントシート張りのものが多くはびこることになります。

 

Exif_JPEG_PICTURE現代の大工世界では、無垢の木を下地では使うが、仕上げで貼ったことがない、

なんていう若い大工も出始めてきていると聞きます。

利益が最も優先する会社であれば無垢板使用は真っ先にリストラにあうことでしょう。

無垢の木が嫌い、なんていう人間がいるんでしょうか?

印刷された木目の方が大好き、という人がいるんでしょうか?

「金額が全然違うから・・・仕方ない」

そこに一石を投じたい、と考えていたら、いいものを発見!ガデさん、やるじゃないか!!

2017.6.6 Reborn塩原 (毒度9.6)

20170604161630-0001 20170604161620-0001 20170604161612-0001

 

 

お嫁にいきます^^

ついに昨日行ってしまいました・・・( ノД`)シクシク…

冬から積み上げてきたそのすべてを。

Exif_JPEG_PICTURE大型車3台分もの丸太。

のべ1400m以上にもなります。

積み込むのも大人10名以上が寄ってたかってテトリス状態。

そして本日富山市の現場で、やっぱり一日がかりで荷下ろしです。

 

Exif_JPEG_PICTURE空飛ぶ丸太(笑)

トングのような丸太をつかむ道具は、「イーグル」と呼ばれていました^^

鷹ですな、タカ。

今最も乗っているあの楽天の(笑)

鷹が獲物をかっさらうその姿、爪のかたち、からなのでしょうか。

壮大なスケールで繰り広げられるUFOキャッチャーの模様です。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE見てたら、うずうずしてきました。

8年ぶりのハンドカットフルログの建て方です。

オートメーション化している現代のプレカット加工からは程遠い、

超非効率な丸太組み工法ではありますが、

かの北の国からでは五郎さんもはまったヤリカタなのであります。

色白の、文字通り無垢の(笑)、愛すべきログよ。

あちらに嫁いでも大事にしてもらいなさいよ。

そしてどんなことがあっても我慢しなさい。

父より。

(ア~、イツカホントウニワガムスメニモソウイウトキガクルノカ・・・)

 

2017.5.30 Reborn塩原(誕生日は6.9(ログ)です(^_^)/。ミサトさん、誕生日おめでとう(^_-)-☆)

 

豪雪地におけるガレージ@長野市戸隠

雪がようやく溶けました!

IMG_59021か月前はまだ1m近くありました。

4月の中旬。

あれから一か月が経過し、戸隠は水芭蕉が咲き誇っています^^

すがすがしい空気の中、我々おじさんたちは、

「雪に埋もれてもよいガレージ」

をせっせと作っております。

 

 

DSC_01425月半ばに上棟いたしました。

ガレージといえども、ちょっとした小さな家の様相です。

片流れ屋根で、軒の出をほとんどとっていません。

このあたり、積雪2mはゆうに超え、3mほどになります。

幸いにも道路は除雪されるので、とにかく最小限の雪かきで敷地内にパーキングさせ、カッパを着込み、かんじきを履いて50m先の家に辿り着かねばなりません。

 

IMG_5777「冬は戸隠」といわれるように(イワナイカ・・・)、一面が真っ白の銀世界(イマ、マッシロ、ッテユウタノニ、ギン、トハナニユウテンネン)は心がスカッとします(ソンナヨユウナイカ・・・)。

オーナーさんは名古屋の方で、昨年はせっかく冬に来ても車を停めるところがなく、来ているあいだずっと路上駐車するわけにもいかず、駐車するためのスペースをつくるために、一日中雪かきをする羽目になっていたそうです。

ちょっと雪かきをすれば車を停めることができる。

冬の戸隠で少しでも長く暮らしたい、

それがこのガレージの基本コンセプトです。

(写真は2月の様子~ヨクゾケイトラックデ、ココマデクルユウキガアッタモノダ)

 

DSC_0144山登りの8号目の山小屋という感じというんでしょうか。。

登頂アタックをするための準備を行うベースキャンプなのであります。

雪の重みで建物がつぶれることは当然避けなければいけませんし、

最も恐ろしいのは、雪どけ時です。

屋根の軒先にもたれかかった雪が凍り、それが解けると、地面方向にものすごい力で軒先を引っ張り、最悪屋根が折れてしまいます><

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁はしおはらにしては珍しくガルバリウム鋼板がメインで、一部に米杉ざらざら板を貼ります。

建て方後、1週間が経ちました。

豪雪地においては、短い春。

薫風香しく、一年で最もいい季節ですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE内壁はひのきの合板で、棚やフックがカスタマイズしやすいようにするとともに、

あの合板臭さを避けたかったため。

坂田木材から仕入れましたが、もうこれで在庫終了~、とのことでした。

屋根の垂木をあらわしにして、やはり合板で下地をとり、完全に箱状になっています。

 

Exif_JPEG_PICTUREいましたいました、おじさんが(笑)

空間の高いところに作ったロフトへのはしごを作っているところでした。

声が高めの、テヅカ大工さんです。

愛すべきキャラで、とにかく手がはやい!(^_^)/

私が思うに、一般の方々がイメージする大工さんに、最も近いのではないかと思います。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE窓は最小限に。

豪雪地は、冬季、窓に雪囲いという板を張り巡らしガラスが割れないようにします。

 

Exif_JPEG_PICTURE

平日にも拘わらず、戸隠はけっこう人がいました。

皆さん水芭蕉ハイキングとそばが目当てのようです。

意外と若いお嬢様ペアが多いように感じます。

女性が視界に入ると、俄然張り切るおじさんたち(笑)

どうかクマに襲われないようにしてください。

 

2017.5.25 Reborn塩原(毒度1.2)

 

 

なかなかすんなりいかない

上棟おめでとうございます。

なかなか上棟式に参加ができずに申し訳ありません><

冬の間に設計打ち合わせならびに製図を行ってきた住宅が、続々と登場してきています。

Exif_JPEG_PICTURE連日30℃を超え暑い毎日で、大工さんをはじめ職人さんたち、

おつかれさまです!

スノコ状の横スリットが外観のポイントとなるTさま邸。

無事の上棟、おめでとうございます。

完成は秋になるでしょうが、こつこつと、手作り感のある、上質な建物をお願いいたします。

スキップフロアの書斎もうまい具合に空間がとれましたね^^

 

 

Exif_JPEG_PICTURE市街化調整区域で、ここまでこぎつけるのは正直大変でしたが、

こうして無事かたちになって、私も感無量でございます。

代々受け継いでいってもらえるような建物になってくれればいいなぁ、と思います。

施工:坂田木材株式会社

 

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長野市篠ノ井Y様邸

上棟から1週間、ダイライト耐力面材が貼り終えていました。

金物の取りつけ状況や筋交いの有無を確認。

いいペースで進んできますね。

ロフト=小屋裏収納があるので、3層の床になります。

 

Exif_JPEG_PICTUREこちらもやっぱり完成は秋。

土地探しの段階で挫折がありましたが、粘り強く辛抱したから、神様が見ていてくれたんですね。

よい土地に恵まれ、こうして形になり、やがてはここで暮らすことがきっとできることでしょう。

おじさんはこころの中でガッツポーズです。

施工:やっぱり、坂田木材株式会社

 

季節は春から夏へ。

私たち設計は、秋から冬にかけて形になるであろう案件を、いま書いています。

2017.5.23 Reborn塩原(毒度2.0)

IMG_6075 Exif_JPEG_PICTURE IMG_6085 IMG_6082 Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE

 

 

 

 

長野市高田キューワン住宅、効率化工法

黄砂によるものでしょうか。

あちらこちらがジャリジャリしています。

この黄砂、中国大陸から偏西風に乗ってはるばるやってくるんだそうですが、

よくぞいちども海の上に落ちず日本にまでやってくるものだと、小さいころから驚嘆と不思議さが混じった思いでニュースを見ていました。

想像力が人一倍豊富なわたし(?)は、空想で中国大陸に渡り、

万里の長城を空から眺め、ブルースリーを見、図書館で三国志を読みふけるような、変な子供でした。

 

その後この業界に入り、

黄砂が玄関ドアのカギ穴に侵入してキーが回らなくなったり、

せっかくきれいに塗装した面につぶつぶが付着したりと、

とにかく黄砂には面くらっています。

花粉症がようやくおさまってきたこの時期に、再び目がカイカイ、鼻水ずるずるは許せません!

やはり砂漠化はよくありません。

 

さあ毒を吐いたあとで、現場レポートを。

Exif_JPEG_PICTURE上棟から約1か月が経過した長野市のSS様邸。

断熱工事が終わり、工事は早くも折り返し地点を過ぎました。

2階のネダレス合板&小屋梁あらわし工法。

壁には高性能グラスウール205㎜(充填&付加)

防湿シートを室内側に施工。

 

Exif_JPEG_PICTURE下屋屋根断熱のための通気層確保用ルーフスペーサー(日本住環境)。

通称たまごパック(笑)。

 

Exif_JPEG_PICTURE不織布でできています。

断熱材内に入ってしまった湿気が容易に通過できるよう、そして、屋根の裏側で通気スペースが、断熱材でつぶれずに確保できるように、ということで商品化されています。

他社製品では段ボールでできているものや、グラスウールがコの字状になっているものなど、役割は同じと言えど、各社開発段階でいろいろ考えられております。

過去私もいろんな商品を採用してきましたが、施工の簡便さ、コスパ、丈夫さで、ここ数年はルーフスペーサをひいきにしています。

 

Exif_JPEG_PICTURE必要な断熱材の厚さを確保するだけのスペースをとった後は、木で下地をつくり、

あみあみネットを貼り、グラスウールを吹き込む工法を取りました。

この家では高性能グラスウールのブローイング(吹込み)で200mm厚としました。

 

Exif_JPEG_PICTUREあみあみネットにところどころ穴を開けて、ホースをつっこみ、つぶつぶグラスウールをつめてゆくのです。

詰め終わったのちに、やっぱり防湿シートを室内側に張り巡らします。

 

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屋根裏でブローイングをしている様子。

こちらは厚さ300mmですが、暑さとの闘いでもあります。

一面がふかふかの物体に覆われます。

換気ダクトは必ず断熱層の内側になるようにします。

2階の天井はネダレス合板なので、人間が乗っても平気です。

作業性もよく、防湿シート張りも容易です。

リボーンでは建て前直後の雨養生として、ネダレス合板を貼ったらすぐに防湿シートを大工さんにて貼っちゃいます。

 

Exif_JPEG_PICTURE断熱材は、パラマウント硝子工業のサンブロードライ。

密度は18kg/立米。イメージは羊毛ふとんの綿(ん?)の感じです。

 

Exif_JPEG_PICTURE

室内は天井をはったり、

 

Exif_JPEG_PICTURE床をはったり、

 

Exif_JPEG_PICTURE壁をはったり、

どんどん進んでゆきます。

 

Exif_JPEG_PICTUREいちばん最初の写真の状態から約1週間後には、こんなふうになってしまいます。

 

 

2017.5.11 Reborn 塩原(毒度8.6)

キューワン住宅なのにばりばりの木の家

北朝鮮とアメリカの一触即発的ムードに、日本人としてどのあたりに心を落ち着ければよいのか。

はたまたフランス、韓国と大統領選挙が行われ、世界的にもなんとなく混沌としている感じではりますが、黄金週間明け、皆様いかがお過ごしでしょうか。

淡々と日常生活を送る安寧に感謝し、毎日を丁寧かつ情熱をもって生活してゆきましょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE黄金週間中も、長野市で建て方(上棟)がありました。

設計:リボーン  施工:坂田木材

敷地の2面が道路に接しています。長期優良住宅~耐震等級3仕様。

構造材は全て長野県産材で、ひのき、あかまつが用いられています。

暖房の燃費が非常に良い、「ぶあつい断熱」仕様で、暖房エネルギーが、通常の高断熱高気密住宅の半分以下になります。

建物の断熱性能を計るものさしにQ値(キューチ)というものがありますが、

燃費が半分になるスペックが、Q値=1.0前後になることから、キューワン住宅と呼んでいます。

 

Exif_JPEG_PICTUREなんだか木だらけ、といった感じの現場の様子。

今のところ木と鉄とコンクリートしかありません^^

長野県の無垢の木をふんだんに用いながら、断熱性能や耐震性能はトップクラスに。

私たちのポジショニングが次第に明確になってきました。

そしてその理念に共感してくれる方々がたくさんいてくれて、本当に励みになります。

 

Exif_JPEG_PICTURE

2階のせり出した部分は床面積算入ではありますが、

外部空間のベランダ。

プランニングで、浴室+脱衣室は2階に割り振られました。

洗濯物干し場としてのベランダと、洗濯機が設置されている脱衣室がつながっています。

暖房機器はPSパネルヒーター。灯油式温水ボイラーは室内置きです。

完成は10月の後半になる予定ですから、季節は春から夏、さらに秋と工事期間中に3シーズンを経験することになります。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE

Ua値=0.3 ηA=1.0

年間暖房用灯油消費量:595㍑(QPEXプログラムによる)

あなたの街にもじわり、キューワン住宅。

今月はぞくぞくとたたります。

 

2017.5.9 Reborn 塩原(毒度2.0)

 

窓、引っ込み思案②

先日ブログで紹介した「窓、引っ込み思案」に、大きな反響がありました。

「こんなに大変なことだったとは・・・」

とは建築主談。

「どうやってやるのか、大変参考になった。盗みます」

とは、同業他社。

 

やっぱり外壁よりも窓が引っ込んでいると”カッケー”ですね^^

DSCF1349

1月に行ったドイツでは、ほぼ100%の窓が引っ込んでいます。

こちらはフランフォーファー研究所。

日本でいうところの建築研究所にあたる影響力のある研究機関が、外壁や窓まわりの劣化状況を、かなり長いスパンの期間で暴露試験をしている様子。

ここでも窓は当然引っ込んでいました。

日本では、ほぼすべての家で、外壁よりもサッシの方が出ています。

壁材とサッシ枠の隙間は5~10㎜ほど離してコーキングを充填する、というのが一般的な方法。

コーキングは10年程で劣化しますから、将来的にはこれをやり直したり、補修する必要があります。

 

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雪がふる場所では、こんな風に窓台の上に雪が残りますから、劣化対策や防水対策が非常に大切です。

外壁が塗り壁の場合は、とてもすっきり、かつ重厚な印象を与えます。

ドイツでは引違いサッシや網戸はほとんどつけることがないと聞きますから、窓の大きさや取付位置が建物のデザイン上とても重要になってきます。

網戸がない窓は、とてもすっきり見えますね。

網戸をオプションにするハウスメーカーもあるそうですが、ヨーロッパ住宅を起点に発想する建物ならば当然かもしれません。

網戸の網もまた、建物の中では劣化が早い部品です。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREリボーン新築物件より~

外壁左官下地の「ラス下」と呼ばれる木材を貼り終えました。

ラス下は「ガラ板」とも呼ばれ、厚さは一般的に12㎜。

これを3cm程度、間をあけながら横方向に、通気胴縁(つうきどうぶち)に対してとめつけます。

昭和の時代には、ガラ板は胴縁(縦方向の角材)にとめることなく、柱に直接打っていました。

通気工法という概念がなかった時代です。

現在では90%以上のハウスメーカー・工務店が、外壁通気工法を採用していると思います。

白い防水シートと外壁材との間を15~30mm程度あけることを通気工法といいます。

万が一壁材の奥に雨水が入っても下の方へ抜ける仕組みです。

また、壁の中で結露を起こさせない役割も併せ持ちます。

DSCF6691

壁の一番下には、防虫網と呼ばれる、棒状の金網をつけておきます。

そうすることで、壁の中に虫が入るのを予防しています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE窓まわり、上、両サイドにスタイロフォームを貼りました。

窓台には、ACQ加圧注入材の杉。

当然雨や雪にさらされますから、

一般的には木の下地に対して、ガルバリウム鋼板あるいはカラーステンレス鋼板を加工して取りつけます。

しかし防腐処理技術が進んだ現在、できるだけ木をそのまま素材として使うことを念頭に設計していますので、

わたしは”木の窓台”、としています。

木の窓台には2寸勾配(10cmいったら2cm下がる)に傾斜をとり、水が流れ落ちるようにしています。

この水が流れ落ちる先が問題になります。

このままだと水の表面張力によって、裏側に回り込んでしましまいます。

 

Exif_JPEG_PICTURE木の先端にスリットを入れました。

ここにL字型のアルミバーを挿入します。

窓台は好みに応じて塗装します。

軒の出が短い家は、この方法はあまりおすすめしません。

リボーンの家は、軒の出が深いため、外壁に雨がかかりにくくなっています。

 

 

 

IMG_1387

仕上がりはこんなふうになります。

こうすることで外壁に水が回り込む前に水が下に落ち、

壁に雨シミができにくくなります。

外壁材はプラネット社のクイック&イージーという商品に砂を混ぜて左官仕上げ。

石灰が主成分なので強アルカリ性。カビや藻が発生しにくい素材です。

 

2017.4.29 Reborn塩原(毒度6.2)