新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

暖房シーズン目前

台風が近づいているようです。

気温もなかなか上がりません。

例年、外気温が10℃を下回ると暖房シーズンに入ります。

経験的にいつも10月20日ごろ。

そろそろです( ˘ω˘ )

私が関わるお宅では、温水パネルヒーターによる暖房の方が多いのですが、

そろそろ試運転をしてみてください。

室内置きのボイラーであればコンセントが差さっているかまず確認。

灯油ボイラーの場合は、ボイラー脇にある送油コックを開き、灯油が十分にオイルタンクに残っているか確認してください。

ガソリンも少しずつ値上がりしていますので、灯油もそのうち値上がるはず。早めに満タンにしちゃいましょう。

確認できたらリモコンのスイッチをON。

連続運転で半日ほど、温水温度35~40℃で運転しっぱなしにしてみてください。

サーモバルブの目盛りはダイヤルⅢ~Ⅳ

室内が均一の温度になるまでには1週間近くかかりますから、

本格的な暖房シーズンである11月10日ころまでは、しばらくはタイマー運転がよいでしょう。

タイマーONは朝方4:00頃が良いようです。

トラブルが発生したらご連絡をいただきたいと思います。

 

さて、現場の様子を2、3件。

Exif_JPEG_PICTURE長野市安茂里のT様邸は、中間地点を折り返しました。

外部は大工工事が終了し、外装を待つばかりです。

(10月上旬の写真・施工:坂田木材株式会社)

ジャンボサイズ=2世帯住宅で、

パターン的に多い、階で世帯を分けています。

2世帯住宅って、ずんぐりむっくりな外観になりがちです。

今回はそうならないように気を付けて設計しました。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内は断熱工事が終了し、天井、床も仕上がり、あとは壁に石膏ボードを張る番です。

断熱材は定番の高性能グラスウール16K 120㎜

サッシもこれまた定番のYKKAP APW330樹脂サッシ アルゴンガス入りLOW-Eペア。

和モダンテイストのリクエストが最初にありましたので、引き違い窓多用でしたが、途中、

「引き違い窓は断熱性能が悪いと聞いた。隙間風もおきやすいんだって!」

という鶴の一声があり、たてすべり出し+FIXの組み合わせ連窓が主体になりました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE目の前には国道19号線および高架橋に電車が通っていますので、

この選択は賢明だと思います。

最近なぜだろう・・・、

新幹線とか国道とか、割と音注意の現場が多いような・・・汗

ちなみに特注にはなりますが、異厚ペアガラス(いあつ)と言いますが、

ペアガラスの各ガラスの厚みを変えるとさらに防音性が上がるということが分かっています。

4㎜ガラス+空気層12㎜+6㎜ガラスとか。

 

Exif_JPEG_PICTURE一般の方はまず見ることがないであろう、ユニットバスの組み立て風景。

2世帯住宅ということもあり、このお宅もユニットバスが1、2階に各1部屋あります。

まずは床パネルを設置して浴槽をセット。

そのあと4方向に壁を立ててゆき、最後に天井を壁パネル上部に載せます。

基本的にはこれだけなんですが、窓があり、換気扇があり、入口ドア(引き戸)があり、照明も当然あるわけで、

それなりに組み立て方を熟知した人がやれば半日で組み立て完了することも。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE2階の天井と間仕切り壁の接点も大事です。

「気流止め」

といいますが、壁の中がそのまま天井裏に抜けている場合が少なくありません。

このように木と防湿シートでその抜けをシャットアウト。

もし抜けていると、せっかく暖房した熱が、そのまま屋根裏に抜けていってしまうのです。

現場のなかでは目立ちませんが、こうしたところが住環境上とても大切です。

 

 

 

もう一軒いってみましょう。

Exif_JPEG_PICTURE長野市三輪のT様邸。(施工:坂田木材)

外壁の西洋しっくい左官仕上げが終了し、足場が撤去されました。

長野市に暮らす人はよおくわかっていると思いますが、三輪は住宅密集地といっていいでしょう。

市街地に近く、スーパーなどお店が豊富。バスや電車もたくさん出ていますので、人気が高い場所です。

昭和40年代でしょうか、わりと世代交代が進んできて、築30~40年の家が多いエリアです。

ここ数年、ぽつらぽつら土地が売りにでてくるようになりました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE「三輪で土地がでるかも!」

と聞いて現地に向かったのは、ドイツ帰国後まもなくの今年1月末。

これからこのエリア、いや日本中いたるところで世代交代が進み土地が出てくるのかもしれません。

あれから9か月。

新たな世帯が、あらたな生活がここではじまろうとしています。

Tさん、もう少しの辛抱です!

 

Exif_JPEG_PICTUREコンパクトながらとても内容の濃い一棟となっています。

いつもの如くLDK一体の広がり間取りですが、

3畳の畳コーナーが隣接しています。

最近はいわゆるリビングソファーではなく、

地べた座りのリビングが増えてきました。

さらにそれが進化して、30~40cmも上がった小上がり式畳コーナー、一段上がるデッキテラス、

そんな暮らし方が一部の方(?)で好まれるように。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTUREまた、南面に大きな窓をできるだけ数多く配する、

という希望が御多分もれずにあるわけですが、

最近は、

「近隣からの視線」



「レースカーテン締め切りになっちゃうんじゃあんまり意味ね~」

という声も聞かれます。

 

Exif_JPEG_PICTURE

こちら南面ですが、割と開口率は抑え目に。

100㎜高性能グラスウールを付加断熱していますので、

冬の日射取得よりも、「熱を逃がさない」を優先に。

なかなかかわゆい外観で、私はけっこうお気に入りです^^

 

Exif_JPEG_PICTURE室内はクロスや珪藻土の内壁が仕上がって、

電気屋さん、水道屋さん、暖房屋さんなどで混み合っていました。

 

Exif_JPEG_PICTUREスイッチとかコンセントのところって、

クロスやさんが張ってから器具を付けるわけですが、

どこにあるか分かるように、

通常クロス屋さんが張りあがったら穴を開けてゆきます。

「おや?」

と思ったら(笑)

なかなかしゃれっ気のあるクロス屋さんではないですか!

 

Exif_JPEG_PICTURE小屋裏収納(ロフト)

あくまで収納です(笑)

 

最後に玄関タイルを張る、タイルやさんの芸当をおまけに。

チョーはえー。かっけーなぁ~><

2017.10.19 Reborn塩原(タイルのDIYはちょっとむりかな)

 



 

 

10/21-22完成見学会のお知らせ

か月の工事期間を費やした、坂田木材株式会社施工による弊社設計担当の住宅が間もなく完成します^^

場所は長野市豊野町。(地域区分3)

今週末、ついに完成。見学会開催のお知らせです。

10/21()・22()各10:00~17:00

 

QPEX

DSCF7047初めて敷地を見に行ったのは昨年の6月。

初夏の蒸し暑い昼下がりでした。川に近いからでしょうか。さわやかな風が吹いていました。

南向きにご覧の眺望が開けており、東側には千曲川が流れ、北側には北陸新幹線が通っています。

建築主であるHさんは、これまで多くの工務店やハウスメーカーの営業や建築士から話を聞き、また見学会参加経験も豊富。

「なかなか手ごわいぞ」

というのが初対面で私が感じた正直な感想でした。

太陽光パネル10KWを乗せることもすでに予約済みで、ゼロエネルギー住宅の建設がマスト状態からのプランニングでした。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE約半年かけてプランニングを行いました。

季節は秋から冬となり、近くを通りかかった際には現地にできるだけ寄るようにしました。

長野市豊野町といえば、長野市内で最も北に位置し、数百メートル先は中野市です。

眺望は見事というより無いのですが、冬の北風は厳しく、気温も長野市街地より1~2℃下がります。

断熱性能はUa=0.5以下がマストだと感じました。

 

南東外観ファーストプランは南側に妻壁を持つ大屋根スタイルでした。

1階に寝室や洗濯物干しスペース、広いLDKをご希望でしたので、総二階にはなり得ません。

2階には子供部屋だけとなる、ほぼ平屋プランはすでに初回から決まっていました。

 

南東外観プラン②号もそのスタイルを踏襲していますが、少しプロポーションが変わりました。太陽光パネルは東面に向いていますが、実際には敷地方位がかなり振れています。

1階の屋根付きデッキはそのままです。

 

 

南東外観③号プランで大きく屋根向きが変わりました。

これまでは太陽光パネルを主として2階の屋根に乗せようと考えていましたが、

方針転換し1階の屋根にできるだけ乗せるようにしています。

今後もプランはすこしずつ変化してゆくのですが、最終プランの原型はこのあたりでつくられた感じです。

 

南東外観⑧号プランです。

外観はほぼこのままで決まりました。

その後外部素材を検討してゆき、1階外壁は板張りになりました。

 

全段が長くなりましたが、見学会直前の様子をみてみましょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階外壁には、ほぼ節ナシの長野県産材 杉 が縦張りされています。

塗装はキシラデコールを建築主のHさんが現場で塗っていましたね^^

あれはそう、5月ゴールデンウィークだったでしょうか。

一枚一枚釘で丁寧に貼られています。

昨今は窯業系サイディングでこうした柄のものが出回っておりますが、

無垢の木はやっぱりいいですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE玄関ポーチはタイルではなく洗い出し仕上げです。

木やしっくい、といった素材にとてもよくマッチする仕上げ方法で、

最近は某F社がやはり玄関やポーチなどによく使っているそうです。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階LDKは登り梁でななめ天井になっていて、無節の杉板が張られています。

ちょっと贅沢な空間です。

あの窓はあえてFIX(はめ殺し)となっています。

千曲川や新幹線が見えます。

道路や隣地からの視線がまったくない窓なので、あえて景色を切り取る窓に。

食事をしながら、景色も楽しめます( ˘ω˘ )

 

 

Exif_JPEG_PICTURE洗面化粧台が豪華でした。

PanasonicのLクラスというんでしょうか。

なかなかゴージャスです( ゚Д゚)

坂田木材さんは、洗面脱衣室の仕上げは、基本「ひのき」になります。

いい香りがしていましたね。

最近は各メーカー、洗面化粧台の進化がすすんできました。

清掃性や収納力など機能性の時代から、

「ここちいい空間に」を実現しようとしています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE

1階屋根には太陽光パネルも搭載されました。

この日は雨でしたので見えませんが、

菅平・峰の原をのぞみ、千曲川が流れ、

さりげなくペアガラスの樹脂スペーサーが見えています^^

 

Exif_JPEG_PICTURE私は見学会会場には居りませんが、

玄人好みの、なんともいい家に仕上がっていますので、

「平屋の家に住みたい!」

「木がこれでもかってくらい使われている家に住みたい!」

「眺望を活かした設計に関心がある」

「斜め天井のLDK&和室の空間に憧れがある」

方にご覧いただきたいと思います。

 

なお、今回の見学会は完全予約制です。

予約状況をご確認の上、坂田木材さんに連絡をあらかじめ連絡し予約してください☆

坂田木材ホームページはこちら

本日時点で、すでに予約している方がけっこういますよ~y

 

2017.10.17 Reborn塩原(期日前投票にいってきました)

 

富山ログハウスのその後・・・

今週は出張続きで出ずっぱりでした。

山梨県甲府市~新築着工!

石川県金沢市~OB宅10年点検!

富山県富山市~工事中ログハウス見参!

富山県立山町~ログハウス修繕相談

神奈川県横浜市~新住協全国総会、お勉強!

あっという間でした泣

なかなか連絡がつかなかった皆さん、すみません・・・。

Exif_JPEG_PICTURE

富山のログハウスは足場が撤去され、全ぼうが現れました。

写真では全く分かりませんが、

とにかくデカい!!

この面が北側で、裏になります。

しかしこの家の顔となる面。屋根のかけ方がカッコよいではありませんか!

屋根の垂木には2”×10”(H235㎜)が使われています。

 

Exif_JPEG_PICTUREいずれデッキテラスになり、

洗濯物干し場になるでしょう。
西側の軒は低く、

深く、

長い。

 

あそこに立っているおじさんは普通のおじさま。

このドデカさの目安にして観てください。

 

Exif_JPEG_PICTURE出窓もごっつイのがついてます。

この窓台の下の方杖(ホウヅエ)がポイント。

出窓はかなり重いので、こうした垂れ下がり対策は何かしら必要となります。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE南面の切り妻壁上部。

これぞログハウス、って感じです^^

外部ですが、天窓が2発ついています。

南北に妻壁を作ろうとすると、どうしても室内が暗くなります。

そこで日照対策として高い位置に天窓を設けています。

噂のVELLUX製(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE玄関ドアも特注製作品。

レッドシーダー縦張りです。

非常にシンプルですが無垢板使用なので、手が良く触るところの塗装がはがれ、キーを差すところには傷がつき、荷物をぶつけたところは凹みます。

それが味わいとなり、唯一無二の一品になるのです。

このお宅では、全窓が特注製作品です。

富山市にあるシー・ティー・エス社

A-madeというブランドで、建築士の中でも知っている人は知っています。

ピーラーと呼ばれる米松の造作材用材で、マグロでいうところのオオトロ材のみを使っているそうで、品質を第一にしているとのことですから納期は長め。外国品と同等です(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE室内に入ると桧の香りが強いこと。

この3か月でずいぶん色も焼けてきました。

木って、どのくらいまで焼けるのでしょうか?

先日松崎しげるさんがラジオでトークしていましたが、

日焼けしているので、さぞかし肌が荒れていて、シミそばかすが醜く、皮膚ガンの可能性が高まるのかと思いきや、

肌診断すると、とてつもなく美しいく若若しいらしい。

それを聞いてビート武さんがにやけ、「そりゃあんた、全身がシミなんだわ」と締めくくったそうな。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE光の当たり方が異なるので比較は難しいですが、これが建てた当初の色。

アメ色というんでしょうか。黄色味が強くなっています。

それに光沢が出てきている、っていうんでしょうか、木肌はたしかに美しくなっているようです。

ということはシゲル理論はここでも証明されているってこと?

木が持つ油成分の表出?

表面の酸化被膜?

すみません、戻ります。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階の小屋組み。

ちょうど断熱工事の最中でした。

袋入りのロックウール100㎜を2枚重ねしています。この地域では通常100㎜しか入れないそうで、資材を持ってきてくれた運送の人が、こんなの持ってきたの初めて、って言っていたそうです。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREカメラの露出を変えると外がよおく見えます。

なんか神々しくもある妻壁。

なぜ妻壁(つまかべ)というのか?

ちょっと調べてみました。

つま【端・妻】


①もののはし。特に、建物の端。建物の側面や棟の方向に直交する面。
②切妻や入母屋いりもや造りの屋根の側面の三角形の壁面のこと。
③いとぐち。てがかり。端緒。
うむむ、日本語はむずかしいなぁ~
Wifeの妻や、刺身の付け合わせも妻だし、なにがどう違うのかさっぱり分かりませんでした。
Exif_JPEG_PICTURE
ご主人が妻のために、と天井に粋な計らいが見られます。
これこそが本当の”妻壁”なのではないでしょうか?
天井ですが! (笑)
2017.9.23 Reborn塩原(わたしの妻は同い年です)

山梨県にQ1住宅、初上陸なのかな

Exif_JPEG_PICTURE先の週末、完成間際の全面リノベーションの現場見学会にご協力いただきました皆様、

ご来場いただきました方々、

誠にありがとうございました。

工事途中の見学会ということで、

現場の様子をリアルに感じ取っていただけたのではないでしょうか。

ご覧のように、実際にしっくいローラー塗装をやっていただいた方も。

 

Exif_JPEG_PICTURE工事もいよいよ最終段階となり、

がらりとその様子を変貌させます。

「え?これってリフォームなの?」

って、驚かれるお客さんが多かったように思います。

「見た目も性能も、普通の新築の家以上だね」

「一体いくらくらいかかったんですか?」

 

 

 

さて、季節は本格的な秋を迎えます。

来月には衆議院の解散、総選挙になるようで政界もざわついていますが、

建築業界も秋はけっこう忙しくなります。

Exif_JPEG_PICTUREExif_JPEG_PICTURE木島平村では、先日Tさま邸の上棟がありました。

11月にはきっと雪が降り始めるので、外部を中心に急ピッチで進めてゆくことになるでしょう。

(施工:坂田木材株式会社)

農業用倉庫利用の地下室としてコンクリート壁の高い基礎の上に平屋の木造を。

LDKは登り梁で斜め天井です。

豪雪地ですが、屋根勾配は緩く3寸勾配。しかもディプロマットで無落雪。

屋根への積雪2m状態で耐震等級3をクリアできるよう構造計算して設計を終えました。

元々とても大きな家が建っていて、全てを壊して新築するのがよいのか、全面的にリノベーションするのがいいのか、というところから検討をしました。

結果的には、半分壊して半分を残し、平屋を新築して、かつ合体させる、という非常に難易度の高い設計となったわけです。

そして、解体せずに残した建物も、耐震改修&断熱改修を施します。

 

同規模の建物に立て替える場合、解体費+新築費用+仮住まい費が当然ながらかかります¥

「どうせこんな家、もうもたいないでしょ」

しばしば家主の方の口から聞かれる言葉です。

しかし傷んでいるのは部分的なところばかりで、修繕にはさほど手がかからない、ということもしばしばです。

要は、”もう嫌気がさしている”心理状態になっているのでしょう。

医療と同じように、住宅の場合も、治療あるいは予防ができるようになって来ています。

いいお医者さんに出会えると、選択肢が広がり、効果的な治療ができるということです。

 

そしてまた、リボーンの新築現場が始まりまりました^^

今度は山梨県甲府市です。

Exif_JPEG_PICTURE弊社も加入している新住協(しんじゅうきょう)という、高断熱住宅・キューワン住宅を研究している全国会があるのですが、

山梨県にはキューワン住宅をつくっている工務店の登録がないそうです。

最初のお問合せは昨年の年末だったと記憶しています。

初めてお目にかかった時は、ファミレスでしたが、たくさんのご質問をいただきました。

Mさんはとても勉強熱心で、すべての質問は玄人同等。私がこの業界に入って3年後くらいの知識をお持ちでした。

Ua値とQ値の違いから始まり、いろいろな断熱材の特性やメリデメ話、換気手法、暖房手法、使用建材など、ありとあらゆる会話や意見交換を通して設計を担当させていただきました。おそろしいことにこれらのマニアックともいえる話を、夫婦で普通に会話していました。そう、奥様も大変な”ツウ”。水廻り機器やデザインのみで、耐震だとか断熱とかは我関せず、というお客様が多いのがふつうなんですが、Mさんは夫婦そろってツウです(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE今日からしおはらは、建築士から現場管理人にへーんしぃ~~ん( `ー´)ノ

 

設計と施工は本来それぞれ別業務なのですが、これがいいのかどうかは賛否両論あることも承知しています。

ですが一気通貫、引き続きMさんと打ち合わせを継続しつつ現場監督をいたします。

私自身、大学卒業後この業界で働き始めて23年目なのですが、7:3で現場監督歴の方が実は長いんです。

入社してすぐに、現場に放り込まれ、大工補助をしていました。

最初は材料を親方の指示する場所に運んだり、現場あちこち掃除したり、お茶くみしたり。

そのうち幅木を長さに切ったり、床を張ったり、テープを張ったり。

陽が落ちるとペコペコの腹を抱えて事務所に戻り、電気設備図とかを書いてみなさいって言われてお腹が返事したことは、よぉく憶えています。

 

そしてその1年後に社で設計をやっていたお姉さんが退社し、にわかにドラフターの前に縛られました。

全て図面は鉛筆で手書きでした。

その後、設計専門の後輩が入社し、再び現場管理者に。

そして彼も退社。ふたたびドラフターの前に(笑)

そんなこんなで、昼間は大工のようなカントクのような、夜はセッケーシ、という日々がなんだかんだ10年間くらい続いたでしょうか。

 

とにかく本来は現場小僧なのです。

断熱材もさんざん詰めました。材料も何千本手で現場に入れたか分かりません。

現場が自らの采配やアイデアになって形になってゆくのが好きです。

 

本日は丁張りを行い、基礎工事に先行して、甲府市教育委員会による埋蔵文化財の立ち合いが行われました。

この辺りは秋田氏という豪族?大名?のナワバリだったそうで、

着工に先立ち、土器などが出土しないか、実際に地面を掘って確認しなければならない地域なのでした。

幸いにも(?)出土する気配はなく、このまま進めてよろしい、ということになったので事なきを得ました。

来年の3月いっぱいまで工事予定。

山梨県にキューワン住宅初上陸なのか!?

 

Mさんご夫婦と共に、長年連れ添う職人たちと共に、バツグンのキューワン住宅をつくってゆきたいと思います^^

 

2017.9.19 Reborn塩原(せんしゅううどんで腹パンパン)

甲斐の山々に見守られて地鎮祭

戦国の大大名、武田信玄の地、甲斐・甲府市にやって参りました^^

信州松代・真田の地からいざ出陣!

9/10は、待望の地鎮祭でした。

DSCF1690もうずいぶん前ですが、初めてこの地を下見をした際の写真。

なんと、現場から富士山が見えます!!

いよいよ具体的な設計に入る段階となって、現地調査をしたわけですが、

塩原のテンションはどんどん高まってゆきました。

陽当たり、眺望ともに良好な地で、日射量も多い。

こりゃパッシブハウスでしょ♪

(ドイツ・パッシブハウス【以下P.H.】の定義は、暖房用消費エネルギー=床面積1㎡あたり15kw以下、など。)

ということでプランニングをスタート。もちろんキューワン住宅です。

 

道路上からファーストプランから太陽熱利用をプレゼン。

どちらかというとどこにでもあるような切り妻屋根でおとなし目の外観。

しかし、南面に大きな窓を配置しました。

北・東・西面は最低限の窓とし、外皮断熱性能はUa=0.27 Q値=1.08

C値=0.2cm/㎡をクリアすれば、確実にP.H.になるであろうスペックとしました。

この段階では第3種換気&ヒートポンプ温水暖房の採用で、暖房負荷=7.6kw/㎡。

うわ~、すごいすごい^^

すでにP.H.レベルではないか!

Q値1.08×延床面積128.36㎡=総熱損失139W

しかし、日射取得がなんと213Wもあるぞ!

・・・・

その後も断熱性能や自然エネ利用についての検討は続いてゆきました。

電気=ヒートポンプによる暖房がよいのか悪いのか?

日射取得と熱損失のバランスをQPEXで確認。

第1種熱交換型換気扇にまつわるエトセトラ。

QPEX最終的にこのようなQPEX計算結果になりました。

マニアックな人はじっくりご覧ください。

あまり普段は意識しない数値であろう日射取得熱がQPEXでは算出されます。

この数字が恐ろしいことを巻き起こします。

スポーツでいうところのダークホース的存在です。

窓を大きくすると熱損失は原則大きくなり、Q値やUa値は悪くなりますが、消費エネルギーは減る

という不可解なことが起きる場合があります。

それこそが日射のしわざです。ぼくらが直感的に知る、縁側のひなたぼっこ状態を数値化しているともいえます。

その後電気式ヒートポンプ温水暖房はパス。太陽熱集熱器+補助灯油ボイラーでの暖房方式としました。

換気はメンテナンスがそうそうできないだろう、ということで第三種換気を採用。

結果、15.5kw/㎡(暖房)というところで落ち着きました。

 

 

外観2初期のプランニングでは玄関の位置が問題になりました。

 

LDKを1階南にずらっと並べたかったし、玄関までのポーチを長くとっています。

1st.PLANは北東の鬼門の方角に玄関を配置しました。

家相的には良くないことも伝え、Yさんに判断を仰ぎました。

鬼門、裏鬼門はたいていの方は気にします。

外観2結果玄関は南東に。

③回目のプランとして提出したこの外観プランが基本的骨格として誕生しました。

太陽熱集熱器は、通常給湯用として計画されるのですが、冬の温水暖房用として積極的に使用する方針に。

冬の太陽高度は30~40°になるため、集熱装置も直立に近い角度まで起こしています。

バルコニーの手すり壁と関連させ、外観上違和感がないよう配慮した外観デザインとしました。

 

内観1検討用の内観パース。

天井に板を張るのか?

色合いは?

室内から見える窓の大きさ感を確かめてもらうのに役立ちます。

 

外観2なんか、あんまり変わっていないように見えるかもですが、

最終的にはこれ。

リボーンでは初めてとなる省令準耐火構造に挑みます。

そのため軒裏に板を張れません。

代わりに火災保険がめっぽう安くなるという特典があります。この話はいずれこのブログで。

 

Exif_JPEG_PICTURE快晴に恵まれたこの日、出席者全員で頭を垂れました。

土地を清め、鎮め、供物を捧げ、Yさまの家が無事完成することを神に祈り、

工事の安全祈願を願いました。

完成は来年の4月上旬。

今現在私が断熱職人として持っている全ての引出しを開けて、全霊を以て取り組みたいと思います。

 

2017.9.12 Reborn塩原

 

 

おかわり断熱( ^)o(^ )

Exif_JPEG_PICTURE長野市篠ノ井のY様邸(施工:坂田木材)キューワン住宅が終盤を迎えております。

私自身、キューワン住宅の実績はこれで10棟目になります。

建物で一番広い面積になる外壁に高性能グラスウールを10cm以上付け加え熱損失を抑えます。

これを「付加断熱(ふかだんねつ)」と言いますが、一般の方にはよくわからないと思いますので

おかわり断熱」と呼ぼうと思います。

食べられませんが(笑)

通常の壁の中にも当然高性能グラスウールを入れます。この建物の場合12cm。

その結果、壁の厚みは30cm程になります。

窓の取り付け位置を外壁いっぱい側までもってゆくと、すべての窓が出窓に^^

 

Exif_JPEG_PICTURE室内仕上げは通常とまったく変わりません。

窓廻りだけが特殊になります。

たいていの大工さんたちは過去にやったことがないので、はじめとても戸惑っています。

 

しかし、

一棟やればだいたいわかる。

二棟やればしっかりわかる。

三棟やれば当たり前。

そんな風に言って理解してもらっています。この大工チームはこれで2棟目。しっかりわかりましたね(笑)

 

そのままおかわり断熱をするとどのくらい暖房ランニングコストが下がるのか。

この家の場合でみてゆきます。

延べ床面積は約35坪。そこに床面積には入らない小屋裏収納が約4坪。

吹き抜けが1坪あるので、40坪の家だと思ってみてください。

おかわりをしない場合は、年間で約900㍑の灯油消費量です。

今は灯油が安い。

1㍑あたり75円として、¥68,000/年

全館暖房で20℃設定。これでも相当に安いと感じるのですが、今後灯油や電気などのエネルギー単価は上がってゆくことが予想されます。

特に電気は、原発の廃炉費用や処理費用が電気代にONになると、とんでもないことになりかねません。

 

 

キューワン住宅にするとそして、追加断熱(おかわり)をした場合は約450㍑と、

なんと、半分にまでなってしまうという結果が。

その差¥35,500/年

35年暮らすと、125万円お得です。

おかわり断熱は先行投資とも言えますので、「お得です」という表現は適切でないと思います。

住宅ローンを組むのが前提だと、金利分は引いてしかるべき。

そうなると、先行投資額としては100万円前後だといえそうです。

提案する側(設計者)、作る側(工務店・HM)は、100万円以内でおかわり断熱を実行しないといけません。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE繰り返しになりますが、今後電気や灯油、ガスのエネルギーは値上がり必至だと思っています。

 

お米の値段が高騰することもあり得ます。(マグ・イゾベールさんは上げましたね

そうなると、今おかわり断熱をすることには、とても大きなメリットがあると思うのですが、、、。

角度を変えて考えると、今現在のエネルギー単価で、35年分のエネルギーを先払いしている、ともいえると思うのです。

そのお金は、工事店から断熱施工業者、大工さんへと落ちてゆきます。

原油産出国や電力会社ではなく、縁あって知り合った人(職人)へ。

M大工さんは、道具を大事にしているようです。

 

 

2017.9.5 Reborn塩原(ごはんのおかわりは最近もうできません泣)

 

軒の出は太陽60°で検討すべし

子供たちも学校に行き始めました。

少年少女が激しい西日と闘いつつも家路へ向かうその姿は、1か月前よりずいぶんたくましくなったではないか、と感じさせる眼をしています。

 

Exif_JPEG_PICTUREナイスロケーションに建つ平屋チックな木の家。

道路から5mほどでしょうか、2段高い位置に低い感じで建っています。

南面には大きな窓が連なっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE

今日は完了検査が2棟あり、その合間を縫って、

「8月下旬におけるひさしの日射遮蔽効果」を確認して参りました。

太陽熱を室内に採り込もうという発想のパッシブハウスでは、冬は太陽高度が30°、夏は78°で考えがちになります。

30℃は冬至、78°は夏至のお昼頃の地平線からの太陽高度です。

しかし夏至は6月22日。梅雨の時期です。気温は30℃近くまで行く日もありますが、何と言っても一番暑いのは8月上旬。

そしてお盆明け8月下旬は残暑が厳しく、今日も32℃くらいまで上がったのではないでしょうか?

そして本日のお昼頃は太陽高度62°(長野市)。ちなみに8/6は65°。

何が言いたいのかというと、夏至の78°基準ではなく、9/10頃の60°基準でひさしや軒の出は検討すべきだということです。

この写真は午後1時の軒の出がつくる影の状態。ちゃんと軒の出が役割を果たしています^^

 

Exif_JPEG_PICTURE西側、子供部屋の窓。この時間はひさしによって窓全部が影になっていますね。

この後陽が傾くにつれて直射日光が入ってくるので、そこはやっぱりすだれなどが必要になってきます。

 

Exif_JPEG_PICTUREところで先ほどの窓からはこんな眺望が。

千曲川越しに、北信濃の山々をのぞみます。

窓は光を採り込んだり、風を入れて換気する、という機能がありますが、

「外を見る」という重要な役割があります。

街並みを見渡すと、この時期カーテンで陽射しをシャットアウトしている南側の窓がなんと多いことか。

この窓は、人の眼を気にする必要もない好条件が備わっています。

逆に冬の晴れた日は、この窓から燦燦と日光が入ってきます。

1月20日のお昼の太陽高度は33°。カーテンを開けて美しい冬の山並みを臨めるのも、高性能なガラスのおかげだと言えるでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTUREリビングダイニングは勾配なりの、非常にのびやかな、どこか北欧の香りのする杉板張り天井に。

登り梁は構造材です。

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURE8月もあと残り1週間。

ここしばらくは天候不順で、この家のまわりのリンゴの生育にも影響しているそうですが、

実り多い秋にするには、この1週間の踏ん張りが大事なんだと、40歳を過ぎたあたりから自己認識しています。

 

太陽高度を調べたサイト

 

2017.8.24 Reborn塩原(本日の虫刺され箇所数、推定20)

千曲市木の家見学会(8/26-27)

 

Exif_JPEG_PICTUREなんだか気候が変なお盆休みでしたね。

休日前に比べ、あまりにも涼しく、適度な湿度。

「30年前はこれが普通だったよね~」などと、わたくし塩原は、松本市と長野市の実家へ行き、

体を休め、高校野球を中心に四方山話をし、どっぷり家族と過ごすことができました。

 

Exif_JPEG_PICTURE休みに入る直前、千曲市で建築中、もうすぐ完成の家を覗いてきました。

(施工:坂田木材(株))

内外、仕上がりの確認を。

大きな吹き抜けをリビングに持つ、木の香りがとても濃密なS様邸。

白い3枚羽のシーリングファンは、Sさんらしさが出ています。

1階は珪藻土左官塗り仕上げ、2階はクロス仕上げなので、吹き抜けの中間で見切っていますね。

吹抜けの照明器具はいつも悩ましいところ。壁付けのホワイトブラケットでした。

 

Exif_JPEG_PICTURE吹抜けに面する、2階のホール。

”手すりこ”がずらり。ぴしっと、カシッとできていました^^

手すりは冬場、最高の物干し掛けになり得ます。

布団だって、シーツだって干せます。

音は筒抜けですが、これぞまさに一体館、って感じです。

 

Exif_JPEG_PICTUREさすが材木屋さんがつくる家だけあって、いたるところに無垢板が。

洗面脱衣室はひのき尽くし。

住み慣れると感じなくなってくる木の香りですが、

ヒノキはけっこう香り続けます。

杉やパインはあまり香りを出し続けません。

新築できたての時は結構香るのですが、香り成分がもともと少ないのか、住み慣れて感じなくなるのか。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこちらのお宅では、洗濯干し専用ルームがあります。

ここもやっぱりHI-NO-KI

ぜいたくだわあ~

パネルヒーターによる全館暖房。

Ua値=0.41

年間暖房用灯油消費量は780㍑と試算されています。

1㎡あたり6.2㍑。

次世代省エネ基準仕様だと約9㍑/㎡ですから、かなり優秀な省エネ性能を具備しています。

 

Exif_JPEG_PICTUREトイレは腰壁仕様になっていました。

写真ではすご~く細長いように見えますが、畳1枚分です^^

トイレの床や内壁はどんな素材にするか、

皆さん結構迷って決めてますね。

尿の飛沫、ファールボールは、この狭い空間では非常に掃除がしにくくなります。

かといって「汚れが目立たなきゃそれでOKなのか?」

という疑問もわいてきます。

清掃性という点ではビニール素材のものの方がいいように感じるわけですが、ま、ま、それだけじゃない。

トイレにはリラックスしたり、考え事をしたり、唯一「まるっきりひとり」になれる場所でもあるのです。

某メーカーは「レストルーム」と位置付け、高級便器も最近は売れ筋なのだとか。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE外観はやや和風か。

ディプロマット屋根

西洋しっくい(プラネット・クイック&イージー)左官仕上げ

軒裏はパイン羽目板

で彩られています。完全に洋素材で固められているはずなのですが・・・。

敷地が広いので外構も楽しみ。

8/26()、27()で完成見学会です。

詳細はこちら、坂田木材HPへ

 

2017.8.17 Reborn塩原(ハラマワリ860)

酷暑!見学会初日

最高気温36℃!?

長野市はもはや避暑地とは言えない雰囲気に包まれてきました( ;∀;)

 

ここ1週間準備をしてまいりました長野市高田の完成見学会の初日は、びんづる祭りも開催。

おかげさまでたくさんの方にご来場いただきました。

誠にありがとうございました。

 

Exif_JPEG_PICTURE昨日、クリーニング屋さんとナワバリ争いをしながらデコりました。

全て100円ショップでデコ品を購入。

少し生活感を出しながら、室内空間のイメージを持っていただくよう配慮しました。

一年中で最も暑い時期である8月の上旬に開催をしました。

階段吹き抜けに設置した2.8KWの壁掛けルームエアコンは25℃設定で冷房運転。

1階はマックス28℃くらいまで上昇しましたが、扇風機との併用で体感温度を下げることでなんとかしのげるのではないかという提案を具現化しています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE今日は長野市でも台風の影響か、湿度が大変高く、

21:00を回った現在でも外は蒸し暑さが残っています。

面白いのは男女の快適温度の違い。

総じて男性よりも女性の方が快適温度が高いのではないかと感じました。

 

明日もご予約が入っています。予想最高気温は34℃。

ご来場お待ちしております。

 

2017.8.5 Reborn塩原(本日推定発汗量2000ml)

 

DIYで叶えたしっくいの家

まったくもって梅雨。

じめじめジトジト、、、長野市も熱帯雨林的気候になっております。

熱帯雨林には行ったことないですが・・・。

来週末に完成見学会を控えた長野市高田のS様邸。

いよいよ大詰めとなり、仕上がってきました^^

Exif_JPEG_PICTURELDKは一体化。

天井には杉の無垢板を張っています。

構造体の梁をちょい見せ。

同系色ではありますが、少し色を変えて天井面のアクセントとしています。

TV台は造作で、アクセント壁として横スリット、間接照明を備えてあります。

 

Exif_JPEG_PICTUREキッチンシンクは人工大理石天板&シンクも人大ピンク。

ピンク色をこよなく愛す奥様たってのご希望でした。

最初は「えぇ~?(泣)」を連発していたご主人も、

ピンクは木の家に合う、ということを悟ったのでしょうか、

この家にはいたるところにピンクが散りばめられています^^

ピンク、って呼ぶからちょっと抵抗が生まれるのかもしれません。

これからはサクラ色と呼びましょう(笑)

 

Exif_JPEG_PICTUREリビングに隣接して6畳の洋間があります。

これを計画に盛り込むと、やっぱり延床面積は35坪程にはどうしてもなっちゃうんでしたね^~^

4枚引き戸を上吊り方式で間仕切りがわりに。

引戸は大判の3層パネル(スプルース)から切り出した造作品。

あくまで木の質感や重量感にこだわりました。

 

Exif_JPEG_PICTURE塗料はオール自然塗料(プラネットカラー)。

シーダー色を中心に、ミディアムブラウン、マホガニー、クリアなどを混ぜながら微調整しています。

塗装工事はすべてDIYで建築主施工です。

もちろん内装しっくい仕上げもDIY。

よく頑張りました!

照明器具も半分以上が施主支給品。いまや定番化してきた施主自身でのインターネット購入ですが、

ちょっと検索しただけで、「え~、これこんなに安いのかぁ~」と思うのは私だけではないでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE廊下ゼロの開放的間取りです。

「開放的間取り」は、聞こえはいいのですが、

さてトイレはもろにリビングやダイニングに面していていいのか?

玄関からお客さんが室内に入った時にどこを通るかなど難点も多くなります。

この辺り、どこまで許容できるか、何を優先するのかしないのか、

床面積にも大きくかかわることになりますので、当然工事費に影響大です。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階ホール。

床に畳が敷かれます。

セカンドリビングとしての活用。

最近その利用頻度が問題視されているベランダを最大限活用しようという狙いもあります。

あそこにもピンク色の、あ!、さくら色のパネヒがありますね^^

 

Exif_JPEG_PICTURE2階のホールは書斎コーナー的にデスクも備えられ、エアコン、パネルヒーターも備わっています。

エアコンはこの1台で全館冷房を。吹き抜けがないので、階段を通じて1階に冷気を注ぐ、そんなイメージです。

2階のホールの利活用は最近注目されていますが、

単に洗濯物を干すだけでなく、こうして人が溜まるような使い方もグッドだと思います。

梁はホワイト塗装。

照明器具のカサはグリーン、パネヒはレッドと、北欧感が出ています。

 

Exif_JPEG_PICTURE寝室のパネヒはグリーン。

Exif_JPEG_PICTURE洗面脱衣室のタオル掛け式パネヒはサクラ色^^

色が内装を華やかにするということはよくある事ですが、

このくらい思い切って好きな色を使うのは、自分の家だという自覚がある証拠です。

家は工務店やハウスメーカーが作りそれを買う、っていうのが一般的ですが、

リボーンの方針だと「やりたい人はやってみよう」ということになります。

その表現として”D.I.Y”という風になっていますが、そうした意欲でお施主さんに家づくりに取り組んでもらえると、

家づくりはもっと楽しくなる、納得がデキる、本当の意味で愛着がわく。

結果的にそのことが建物を自身でも維持管理し、永く暮らし続けることができる家になるんだと信じています。

 

Exif_JPEG_PICTURE「スクラップ&ビルドの時代からの脱却」とかって言われても、なかなかそうはいかない現実も目にしています。

「住宅ストック時代の突入」なんていう理想論的なのぼり旗も掲げられています。

 

リフォーム工事を通じて、日本の家づくりは、作り手(メーカー)主導になっているとつくづく感じています。

そこからの脱却は、「住み手がいかにこの家を愛しているか、誇りに思っているか」という点に尽きるのではないか、という想いがあります。

今回もまた、おじさんのボヤキが出てしまいました。

 

今回の見学会会場は駐車スペースが4台ほどしかとれません。

苦肉の策ではありますが、ご予約を入れていただいた方には優先的にご案内できるようにしたいと思います。

現在の予約状況の確認や案内図はこちらをご覧ください➡8/5,8/6完成見学会のお誘い

2017.7.29 Reborn塩原(毒度3.5)