新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

「お盆休みは現場です。」

DSC_0065長野県千曲市。

ロケーションのいい場所で、新築工事を担当させてもらっています。

なんと敷地面積130坪( ゚Д゚)!

人気の千曲市において、奇跡的にめぐりあえた土地です!

駐車スペースと建物、それにウッドデッキをつくり、残りの土地はかなり本格的な家庭菜園に。

その面積40坪強(‘ω’)ノ すごい土地です!

 

Exif_JPEG_PICTUREこの家の建築主のMさんとの出会いは昨年のお盆のころでした。

ずっと私のブログをご覧いただいていたそうですが、しばらく土地探しをしており、

「本格的に購入を検討している土地をいちど見てほしい」

最初のコンタクトはそのようなものでした。

結局その土地は、突然「建築条件付き」の土地だということになり、購入は見送りとなったのですが、

この業界のそうした汚いやり方にMさんは落胆。一時は土地探しもあきらめかけたそうです。

そんな時、突然現れたこの土地。(昨年9月、最初に私が見に行った時のものです)

 

Exif_JPEG_PICTURE良心的な不動産屋さんですのであえて看板も出しちゃいますが、

ここ何年もこんな感じで草ぼうぼう。すっかり荒地になってしまっていました。

普通の人であれば、「パス」する人のほうが多いのではないでしょうか?

広さ=申し分なし。

陽当たり=申し分なし。

接道=問題なし。

水道、下水、電気のライフライン=調べないと不明。

 

DSC_0060まさに土地との出会いは、男女の巡りあいと同じこと(笑)。

行動、タイミング、勢い、そして運。

良心的な不動産屋さんの手続きや造成工事も手伝って、

Mさんにとっては「もうこれ以上のものは絶対にない!」、という敷地となりました。

「買う」

という決断をしてからは、こわいくらいにトントン拍子でした。

 

DSC_0006工事は終盤にさしかかりました。

ちょうど今日は関谷棟梁、1階のフローリングを貼っていました。

さっきまでMさんは現場で玄関ドアや室内ドアの塗装(D.I.Y.)をされていたそうですが、ちょうどタッチの差で会えずじまい。

残念!

 

DSC_0033最近ナラ(オーク)フローリングの値段が上がってきています。

木材全般が値上げ傾向ですが、ナラフローリングは特にです。

また、生コンや左官材、塗料など、ありとあらゆる建材資材が1年前に比べて5%~10%上がった感があります。

建築業界全体の人手不足がかなり深刻化しており、今後は職人さんの囲い込みが加速し、腕のいい職人や気が利く職人は引く手あまたで、人件費も上がってゆくことでしょう。

わたくし共も必死にこらえてはいますが、利益を削るのにも限界があり、残念ながらお盆明けからは大幅に単価を見直しせざるを得ない状況になっています。

う~ん、、、どしよ、、、汗

 

DSC_00172階は大工工事が完全に終わりました。

クロス屋さん待ちの状況になっています。

クロスはクロスでも、Rebornの新築ではビニールクロスはこれまであまり張ったためしがありません。

替わりにちょっと厚手の紙のクロスをプロのクロス職人が張りまして、バトンタッチ。

その紙クロスにしっくいを左官塗りしたり、ローラー塗りしていくわけです、お施主さんが!

強制しているわけではありません。

ビニールクロスを張る材工の金額があれば、紙クロス+しっくいの材料代までは差額なしで提供できます。

問題はやはりお施主さんの時間の確保か。

家づくり期間中の週末はほとんど現場でのDIY作業になってしまいますし、家族旅行もままなりません。

明後日は海の日で、今日も暑かったので、市民プールはごった返したことでしょう。

DSC_0055しかし、しかしです。

家づくりの半年間ほどは、どっぷり大工らプロの職人に混じって、

汗を流し、服を汚して、現場にまみれてもいいのではないでしょうか?

Mさんのお盆休みは、ひたすらしっくい塗装になりそうです。

外部の塗装(これもDIY)はだいたい終わったか。

軒天井のホワイト塗装がちょっと大変だったか。

かなりムラがまだありますよ!Mさん!

2018.7.14 Reborn塩原

 

追伸~土地探しをお手伝いしていますMさん、Kさん。ネバーギブアップです!

そしてHさん、Cさん、土地決定、おめでとうございます( ^)o(^ )

これまでの期間は、やっぱり、ここにたどり着くまでに必要な時間だったんでしょうね。これからが「いよいよ」ですが、いっしょに頑張っていきましょう!

 

グラスウールは雨音をしのぐ

IMG_8040いよいよ明日開幕します!

第100回という節目の、夏の高校野球、甲子園大会を目指す長野県予選が(‘ω’)ノ

本当は今日開幕だったんですが、折からの大雨で順延に。

わが母校は来週水曜日に開幕を迎えます。

今年こそ甲子園に連れて行ってもらいたい!!

ところで飯田市の新築現場M様邸。

大雨続きですが、断熱工事が終了いたしました~^^

 

IMG_8014がっつり入ってますねグラスウール!

いわゆるキューワン住宅仕様で、天井は400㎜~500㎜吹込まれています。

ご存じの方も多いと思いますが、グラスウールはとても吸音性能が優れています。

これだけの厚みがあるとその効果はすごい!

屋根に叩きつけるほどの雨音がするはずですが、相当吸音しています。

オーディオ好きの方の家はグラスウールかロックウール断熱材がほとんどといっていいくらい採用されると聞きます。

 

IMG_8002グラスウールは省令準耐火構造にも対応できます。

燃えにくい素材だからこそです。

天井はグラスウール+石膏ボードで、火災に相当強くなります。

なんといっても天井が先に発火しますからね、きっと。

先ほどの白っぽいグラスウールは密度にして18kg/m3で、

この画像のピンク色のグラスウールは35kg/m3です。

密度が増えるほど断熱性能は高まりますが、工事費も高くなります。

これを使い分けるのが断熱職人流です。

 

IMG_8007外壁は高性能グラスウール16kg/m3を220mm厚。

今回は窓を半外付けで出窓チックに納めました。

頼りがいのある、ぶ暑い壁ですね。

 

DSC_0007

同時期にスタートした千曲市M様邸にもちょっと寄りました。

フローリングを張る段階に至りました。

この時期無垢のフローリングはかなり膨らんでいるようです。

面白いですね、木って。

2階はパインを、1階はオーク(なら)を採用。

1枚1枚木目のアンバイを見ながら張ってゆくのです。

 

DSC_0002室内工事はじゃんじゃん進みますが、外部ベランダ工事が雨でなかなかすすみません(泣)

来週からいよいよ本格的な夏の到来か?

水道屋さんのUさん、ウナギごちそうさまでした!

雨による被害がこれ以上出ませんように。

 

2018.7.7 Reborn塩原

 

長持ちする木の家

DSC_0029あと10日後には完成します、松本市蟻ケ崎のY様邸

最終仕上げ工事に突入しています。

玄関ポーチの床には「あらいだし」と呼ばれる工法で、粒の小さいきれいな砂利を敷き詰めている真っ最中。

コンクリートに赤白黒茶色などいろんな種類の、大きさが近い豆砂利(まめじゃり)を混ぜあわせ、

文字通り洗って仕上げてゆきます。圧力が調整できるホースで、強く、時にはなでるように弱く、

豆砂利が入ったコンクリートの床を洗ってゆくのです。水をかけながら3~4回この作業を繰り返すのです。

 

DSC_0026玄関の内側は前日に仕上がっていました。

コンクリートは乾いてくると水が浮いてきます。この浮いてきた水を丹念にスポンジなどで吸ってあげるのがポイントなんだと、左官やさん(荻原プラスター)が教えてくれました。

吸い取ってあげないと白い成分が残り、豆砂利がきれいに発色しないそうです。

「昔はオガコまいたもんだあ~」(オガコ=おが屑~木を切る時に出る木粉)

おが屑はキノコの培養床にされたり、動物のフンを混ぜてたい肥にしたりと、いまだにけっこう実用性が残っています。

最近、密かに、洗い出し土間床が流行っているのかもしれません。10棟のうち1棟~2棟で採用があります。

 

DSC_00192階の寝室はすぎジョウコの勾配天井。

しっくいローラー塗装仕上げの内壁は、光をやわらかく反射しています。

右手、大きな壁には間接照明が設置されます。

よ~く見るとすでに棒状の器具がついています。

来週わたくし自身で、ここに木製のカバーをつけるつもりでいます。

さて、どんなものをつくろうか、考えている最中です。

 

DSC_00152階洗面台はウッドワンの「木の洗面台」シリーズ。

ドアもウッドワンでまとめてコーデされています。

「木の洗面台」はちょっと値は張りますが、

「好きなものに囲まれて生活したい」

という現代のニーズにマッチしていると思います。

人造大理石のボール一体型の天板、オーク(なら)製扉&鏡フレーム。

こういうのはこれまで組み合わせで現場造作でしか成立していなかったのですが、

こうしてようやく大量生産化してくれるようになったのです。

DSC_00162階オール斜め天井を部分的にロフトとして活用。

ロフトはしごはアルミ製ホワイトを初めて採用してみました。

これまでは、とにかく木で、という方針をとってきましたが、

普段は壁に引掛けぶら下げておき、使うときには引掛けなおすので、ロフト用はしごは案外持ち上げる機会が多く、

「これはけっこう重労働で負担になる」、という声がOB筋から挙がってきておりました。

転落防止になるかどうか、一抹の不安はあるものの、手すりにはを用いました。

 

DSC_00131階の洗面台はパナソニックのCラインフロートタイプと造作キャビネットの組み合わせとしました。

タオルや下着、着替えなど、脱衣室ではけっこう大きめのカウンターがほしい、というOB筋の声がよくあります。

それは、スペース的になかなか普通は実現できないのですが、このお宅では3畳の洗面脱衣室を確保。

洗濯機+洗面化粧台+サイドキャビネット+パネルヒーター+外へ出る勝手口ドア+浴室に入る入口、廊下から入ってくる引き戸&ファミリークローゼットへとつながる裏動線引き戸、という、なんとも複雑な動線をうまく処理する部屋となっています。

ここがこの家の設計ポイントだった、そう言いってよいと思います。

 

DSC_0023フラット対面式のキッチンは、

これまたウッドワン製。家電のっかりカウンター、上部吊戸棚もウッドワン製です。

突き当りの壁は、当初見せる収納として飾り棚になる予定でしたが、

工事中急遽かべをブチ抜きました。

これはY奥さんの発案でしたが、きわめて効果的でナイスな設計変更だったと思います。

 

DSC_0009ミーレの食器洗い乾燥機をちらり)^o^

シンクの下はごみ箱スペースとして空いています。

このニーズもけっこうOB筋では高く、鍋や寸胴などの収納場所を他に考える必要はあると思いますが、

料理作業をするうえで、このくぼみは極めて有用性がある!、という方がけっこういると思います。

この手の希望をかなえようとすると、最高グレードのシステムキッチンか、現場組み合わせ製作または特注キッチンにせざるを得なかったのですが、ウッドワンで叶えられるとは!やるじゃんウッドワン!

昔は住建(ジューケン)という会社名で正直ぱっとしなかったんですが、このスイージーキッチンでエッジが効いてきましたね。

DSC_0005ダイニングテーブルの上は2畳大の吹き抜けになっています。

テーブルの上にはペンダントライトが配されるのが世の常なので、

「ここが吹き抜けでいいんでしょうか?」

って設計段階で打合せしたとき、

「う~ん・・・・、じゃあロウソクで!」

って答えたYさん。

思考回路や好みがかなり私と一致していると思います(*´з`)

2018.6.21 Reborn塩原

6/30,7/1完成見学会@松本市 開催決定。

完成見学会を開催します!

DSC_0026今月末の6/30()、7/1()の二日間、場所は松本市蟻ケ崎です。

詳細はまたいずれアップしますが、 スタッフが少数なため、また駐車スペースにも限りがあるため、

今回も予約制とさせていただきます。

時間は各10:00~17:00です。

 
ご連絡いただければ日時を確保いたしますので、
[お問い合わせ]よりご一報くださいませ。
案内図や、ご案内チラシをお送りいたしますので、
お名前、住所、お電話番号またはメールアドレスをお知らせください。
原則予約は早い者勝ちです。
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見どころはいろいろとあるのですが、
外観ですと、この家のサッシは色がこげ茶です^^
ホワイトが圧倒的に実は多く、Rebornだと非常に稀なのです。
外壁よりも引っ込んだ窓、アクセント板、既製品ひさしをかわいらしくする裏板、ドイツアルミ製窓台、 このあたりがポイントとなっており、
2階の外壁は西洋しっくい左官仕上げ、
1階はレッドシダーざらざら箱目地、キシラデコール・カスタニ塗装となっています。足場が近日撤去されるので、近日中にブログでその全貌はご紹介できるはずです。
  IMG_7851
屋根上には太陽集熱器LATENTO(ラテント)を搭載。
南向きの屋根面には太陽光発電パネルが乗っているので、
いつもとは反対面の屋根に、鉄製架台で乗っています。
屋根材はいつものディプロマット・オニキス色。
ざらざら効果で、雨音軽減・落雪なし、 軽くて長持ち、でもちょっと高い。
でも長い目でみればお得では?
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後ろにまわると、鉄製の架台は割とガッチりしてます。
真空管の中に不凍液が入っているんですが、
波状の反射ミラー板がついています。
その仕組みにより、あらゆる太陽方位からの集熱効果をアップさせているのです。
温水暖房を是とする方は暖房と給湯に。
暖房を必要としない春~秋にかけては、給湯エネルギーのほとんどをコいつで賄えます^^

  DSC_00112階はオール斜め天井で、のびやかな空間となっています。
天井材はすべて杉板のジョウコ。
ジョウコは上小節(じょうこぶし)の業界用語で、「ほぼ無節」、という意味です。
紙クロス=KOBAU(こばう)を張り終えたところです。
ここからしっくいをローラー塗装(2回塗り)してゆきます。
あそこにはロフトがありますね♬
住設機器にはリボーンになって初のウッドワンが多用されています。
ミーレの食器洗付キッチン、木の洗面台、建具ほぼウッドワンです。

 
DSC_00321階はLDKワンルーム形式で吹き抜けがあります。
こちらも2階と同じスギジョウコの羽目板張りとなっており、上品な仕上がりになっています。
延べ床面積は39坪弱。 外壁付加断熱でUa=0.34W/㎡・K
暖房負荷年間暖房用の熱負荷は5440kWhで、
この電気をヒートポンプ効率2.5として、
5440÷2.5=2176kWhが、QPEXによる暖房負荷となります。
開口部(窓)が多いわりに、1㎡あたり16.5kw/㎡は、けっこういい線いってる感じがしています。
電気代は2176に単価¥28を掛けると、暖房コストになります(約6万円)
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2018.6.5 Reborn塩原

■予約状況

(6/30 8:00現在)
(×・・・予約不可  △・・・1組予約可能  〇・・・2組予約可能)
◆6/30(
10:00~11:00 ✖
11:00~12:00 ✖
12:00~13:00 △
13:00~14:00 △
14:00~15:00 △
15:00~16:00 △
16:00~17:00 〇
◆7/1(
10:00~11:00 △
11:00~12:00 ✖
12:00~13:00 ✖
13:00~14:00 △
14:00~15:00 △
15:00~16:00 △
16:00~17:00 ✖

PVの裏側の話

IMG_7423松本市で新築工事中のYさま邸の屋根に、

太陽光発電パネルが載りました。

「こうしてみるのはずいぶんひさしぶりだな~」

というのが正直なところ。

私はあまり好んで太陽光発電パネル(以下PVと省略)を設計に加えません。

理由はいろいろあるのですが、いちばん大きな理由は

「アマモリこわい」、です( ゚Д゚)

 

IMG_7413今回はパナソニックのHITを提案。

5.92kW搭載でゼロエネです。

国交省の省エネ住宅支援~地域型住宅グリーン化事業・高度省エネ型(ゼロエネ)にエントリーいたしました。

この写真では見えませんが、LATENTO太陽集熱パネルも3枚載せます。

暖房はいつもの如くPS社のパネルラジエーターですが、ヒートポンプ式で熱源は電気です。

給湯もヒートポンプ=エコキュート(電気)。

「へぇ~、シオさんもオール電化やるんだ~」

という声も現場からポロリ。

「たまにはやるんです!」

エコキュートは日立のRDシリーズ

知る人ぞ知る、なんと給湯は水道水を熱交換し、浴槽のお湯のみポット式で沸き上げたお湯をつかうという、

「衛生面できるだけがんばりましたよ機種」なのです。

もちろん貯湯タンクは室内置き。

IMG_7427ところで、PVの最大のリスクはやはり漏水。

ディプロマットの屋根に対して、パナソニックさんはなんと!

「ディプロマット屋根はメーカー保証が出ません」

前々から知ってはいたものの、じゃあ保証を出してくれるシャープにしますか?

ということも考えましたが、たかが10年保証。

施工側で工夫をして、屋根に穴を開けない方法をとろうという方針とし、

保証は自社で行うようにと決心しました。

「保証は自社で」、ってかっこつけましたが、

つまるところ、「もし漏水したら自腹で直す覚悟がある」、ということなのであります、ゴホン!

 

IMG_7417屋根に穴をあけない、というのはなかなかタイヘンです。

こんな感じで、屋根材をくわえるようにする金具で架台を固定。

屋根勾配をやや緩くすることくらいしかあとは設計上工夫のしようがありません。

この金具が一生緩まないのか、そうした疑問は残りつつも、

まあ、全部が緩んでPVががぁ~っと落下することはないでしょうが、

10年毎くらいに屋根にのぼって、ナットのゆるみなんかを点検した方がいいかもしれませんね、ドリルでネジ打ち込んじゃうよりは。

 

IMG_7648そしてついに、先日LATENTOパネルも載りました。

夢の競演です(笑)

屋根上の架台も特注製作してもらい、

北側の屋根側に配備されているんですよ~y

屋根上に日本の、いや世界のハイテク機器が搭載されていることになります^^

 

IMG_7646外壁もいよいよしっくい左官仕上げ直前。

ドイツグッドマン社のアルミ製水切り、

軒裏に無垢板を張った既製安価ひさし(LIXILキャピア)を自社でアレンジしてそれっぽくしました。

ガラス繊維でできたクラック防止用ネットを表層に出す仕上げ、

などなど、リボーンらしいこだわりが、実は随所に発揮されているのです^^

 

DSC_0123 DSC_01252階室内は節のない杉板の、オール斜め天井で仕上がっています。

高いところはロフト活用。

屋根には当然みっちり断熱材(グラスウール)が詰め込んであります。

この日、外は30℃を超えるとても暑い日でしたが、家の中はひんやり、

寒いくらいでした。(体感温度は15~16℃くらい)

工期はのこり40日間。

いよいよ仕上げに入ります。

2018.5.22 Reborn塩原

 

雲上の生活のために。

IMG_7569まるで梅雨のようだと思っていたら冬になってしまいました。

今夜は冷え込むようです。

明日朝は最低気温が5~6℃なんだとか!?

でも予想最高気温は20℃とは!

この寒暖差によって、ウチの新人ナカソネはどうも風邪をこじらせたらしい・・・。

そうはいっても現場を連れまわす日々が続いています。

今日は明日から建て前が行われる千曲市Mさま邸へ。

トビさんが足場を組んでるまっ最中ですが、明日の土台施工にあたり、

この長雨で基礎の中に水が大量に溜まっているので人力排水に。

 

IMG_7582ポンプである程度は排水できたのですが、残りの1~2cmはなかなか吸い出してくれません。

最後は人力で、ちりとりなんかを使ってかき出します。

青年と呼ぶにふさわしい、足を閉じた格好で両手にちりとりを持つ姿は、

なんとも言えずこみ上げてくるものがあります(笑)

 

IMG_7577両手にチリトリ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0107ところ変わって昨日は飯田市Mさま邸へ、ナカソネと共に現場確認に行って参りました。

ナカソネの正体、

実は大工の家系に生まれ、

父親も、おじさんも、祖父も、祖父の兄弟も大工なのです。

 

なぜ彼が大工を継承しなかったのかは、わかりませんが、

「設計をやりたい」ということで入社しました。

しかし私の想いとしては、「まずは現場を知ることが、いい設計士になる条件だ」

と感じていますので、設計補助もさせるが、できるだけ現場に連れ出しています。

結局ぼくらが設計した住宅というのは、現場でそのまま出てくるわけですから、

現場で何かを感じることがなければ全く成長できないと思うのです。

DSC_0113建て前から10日間。

連休明けは連日雨続きで、なかなか外部作業ができないものの、

躯体構造体に取りつける金物や筋交いが終了し、

床の断熱工事が終わったところです。

朝行くと、断熱材がへこんでいるところが数か所。

どうも野良猫が潜り込んできたらしい。

 

DSC_0114パラマウント硝子工業製の高性能グラスウールはピンク色。

生肉に見えた?

布団っぽかった?

安定できなくてもがいたね?

床は245mmです^^

(根太間140㎜+大引き間105㎜)

 

DSC_0078ホールダウン金物っていいます。

太いボルトを基礎に埋め込んでおき、柱に金物をねじ止めして、

基礎と柱を連結しています。

この柱は大きな地震が起こった際、けっこう大きな引き抜き力が加わるということを表しています。

 

DSC_0096おじさんたちは図面を見ながら、図面で指示された通りの金物がついているかどうかを確認しています。

併せて筋交いが図面通りにあるかどうか。

この後床断熱材をふさぐように、合板を敷並べてゆきます。

猫がもがきへこんだ断熱材を入れなおしながら・・・。

暖かいうえに光熱費がさほどかからないキューワン住宅を、

「雲上のような生活だ。」と表現してくれた人がいましたが、

まずは床に雲状の断熱を。

 

DSC_0034歳を重ねるほどに、設計上、だんだん屋根勾配が緩くなってきました。

軒の出も深くなってきました。

何なんでしょうか?

建築士は、けっこうそういう傾向があるのかもしれません。

昔は最低5寸。できれば8寸。

とんがってったんだけどな。

いずれナカソネは、どんな屋根を設計するだろうか。

 

2018.5.10 Reborn塩原

 

”付加断熱アリ”の場合の下屋のつくり方

DSC_0060断熱改修された新事務所に移動して数日が経ちます。

新入社員のゾネクンも、魔の1か月を乗り超えました(笑)^^

住み心地がまったく違います!

防音がすごい!

景色がいい!

明るい!

夜寒くならない!

ダンンツの魔のチカラを、肌身で感じております^^

DSC_0020先週上棟いたしました飯田市の新築住宅のMさま邸。

順調に工事が進んでおり、屋根面の防水シート(ルーフィング)まで工事がおわりました。

GW後半の雨にもしっかり対応できました。遠山棟梁はじめ、お手伝いの大工のみなさん、ありがとうございました。

遠山さんは県境を超えて、恵那から毎日通っています。

そう、今放送中の朝ドラ「半分、青い。」の舞台であるあの岐阜県恵那市です。

おしとやかな信州人からすると、やや乱暴に聞こえるナマリ&イントネーションがありますね(笑)

 

DSC_0070岐阜では構造にほとんど松は使われないようで、

「いやぁ~、何年かぶりに松の梁をみた」

と言ってました。なんでも杉もほとんどないらしく、メインはヒノキ。

岐阜県のひのきは東農桧(とーのーひのき)と呼ばれています。

「とーのー」という響きがいいですね。

なんだかちょっと偉そうでもあり、ゴロがいい。

長野のひのきはもちろん「きそひのき」でブランドが通ってますが、言葉の響きでは負けてますね。

ひめひのき、ひのき王、しんしゅうひのき、、、、長野県森林組合のみなさん、なんか考えないといけんずら!

 

さて今号のブログは、外壁に付加断熱がある場合の下屋のつくりかた。

DSC_0053在来工法でつきものの、1階の屋根=下屋(げや)は、最近は少なくなったように感じています。

そりゃ~総二階は断熱ラインは楽ですし、大工さんも楽です。

しかし2階の床面積に比べて1階の方が大きくなる傾向がありますので、

そんな場合は1階天井のすぐうえに屋根をかける部分がでてきます。

北側に下屋をもってくるパターン、東か西に持ってくるパターン、南側にもってくパターン。

間取りや陽の当たり方、外観のプロポーションなど決定する要因はいろいろあるわけですが、

階段の位置と構造体のかけ方がとても大きく関わっているのです。

DSC_0070昭和の家は、2階に和室6帖が2間だけなんてものざらにありましたから、東西南北が下屋でぐるっと囲われている、なんて家も多かった。

それはそれで外壁のメンテナンスや屋根の再塗装、あるいはアルミのベランダを屋根上に設置出来たりと、けっこう定番かつ合理的な家のつくり方なのでありました。

しかし2階の外壁の直下の1階に壁がほとんどない、という弊害もあり、現代の間取りではあまり見かけなくなってきています。

やはり現代はコスパが重要視されているのです。

 

DSC_0027話は戻って付加断熱と下屋の納め方。

素人の方にとってはおそらく以降はちんぷんかんぷんなはずなので、もうこの辺りで他のサイトに行ってください(笑)

 

まず耐力面材を先に柱・梁に張ってしまいます。

耐震構造をまず大事にします。この壁に屋根が延びて当たってくるのですが、

先に屋根をかけてしまうと、この耐力面材が張れなくなります。

そのため、間柱と呼ばれる壁の下地もこの段階で施工済みです。

面材をとめる釘は一般的にはN50(えぬごじゅう)と呼ばれている、鉄製の丸くぎで長さが50㎜のものです。

釘を打つピッチが最重要。普通はこのボードにスタンプされています。

次に大事なのが、エアーガンで釘打ちをする場合のめり込みに注意!

少しエアー圧は弱めにして、釘の頭がボードにめり込まないようにしてください。

ちょっと浮き加減で、最後は金槌で叩くくらいがちょうどいいです。エアーガンを連打しているとエア圧が落ちてきますので、一定間隔のリズムで打つのがコツです。

DSC_0036この作業と並行して、付加断熱材用の下地を切っておきます。

この家では付加断熱材に、高性能グラスウール100㎜を外張りしますので(Rebornの標準)、100㎜の間柱を準備しておきます。

この100㎜下地は90㎜のコーススレッドと呼ばれる廉価なビスを用いて固定するので、シイタケビットと呼ばれる下穴キリで穴をあけておきます。

DSC_0037-2これは新住協では定番の施工方法で、

あ、すみませんすみません、、、

今回木工事を担当してくれている遠山建築さんは新住協の会員さんです。

支部は異なりますが、

けっこう昔から交流があり、このあたりの納まりは普段から慣れているようです。

遠山さんもキューワン住宅をつくっているのかな?

 

IMG_7456 1この下地を455㎜間隔で耐力面材の上にコーススレッドビス90㎜で固定し、

タイベックシートを先に張ります。

この間にはいずれグラスウール断熱材が入ることになります。

ですからタイベックは後で断熱屋さんがめくれるよう、びらびらさせておきます。

 

IMG_7453このタイベックの上から、垂木を受ける「垂木受け」をとめつけ、

垂木を455㎜間隔で並べ、固定し、下屋の屋根の形となりました。

恵那の大工さんらは、垂木掛けのことを「ガケ」と呼んでいました。

これは長野県ではあまり使わない呼び方です^^

「ゲケどこだ?」

「ガケ持ってて!」

などと、なんだか現場が少し男らしい雰囲気に包まれたのは気のせい?

 

 

下屋施工要領

あらかじめ遠山さんに贈っておいたメモを紹介します。

新入社員のみなさんよ、

参考にしてくれ!

 

2018.5.1 Reborn塩原

 

15年掃除をしなかった

DSC_0062飯田市で住宅の新築工事を行っています。

昨日無事に上棟、本日は屋根の下地工事を。

黄金週間にふさわしい晴天に恵まれました。

MZさん、誠におめでとうございます。

これまで紆余曲折ございましたが、

これまであくまで図面や会話でしかなかったマイホーム構想が、

こうしてジツブツとして存在することとなりました^^

DSC_0066長野県産材のあかまつやすぎ、ひのきをふんだんに用いた構造体は、

この家を100年にわたって支え続けてゆきます。

1本1本の木は、だれかが伐採し、運ばれ、製材をし、加工し、この地で組み上げられます。

家全体で、いったい何本の木が使われるのでしょうか?

仕上げ材まで含めると、おそらく200本は優に超えるかと推測します。

1本1本個性の異なる木々が互いに組みあって一つの形となり、

そこに暮らす人間がいる。

DSC_0011なんと奇跡的な出来事なのでしょう!

耐震性には非常に気を使った設計になっておりますので、安心してお暮しください(マダハヤイカ?)

断熱性も当然ながら力を入れており、外皮平均熱貫流率Uaは0.30です。

年間の暖房用エネルギー消費量は、灯油換算で273㍑となっており、

Rebornで定番となりつつあるLATENTO太陽集熱器により、さらに灯油消費量は抑えることができるはず。

日射の豊富な飯田市ですから。ぜひ太陽の恵みもご享受ください^^

 

 

DSCF6049飯田市のMZ邸の進行状況は、今後もこのブログで紹介して参ります。

 

今日は上棟式を行い、その足でけっこう近所の15年前に新築したOB宅へ点検訪問。

現況の確認をごいっしょにみてまわり、今後のメンテナンス計画について意見交換をし、

久しぶりの再会に話ははずみ、雑談3割をはさみながら、

今後の修繕費用の掛かり方、優先順位などについてお話させていただきました^^

そんな話の中で発覚したのですが、

完成引き渡しから15年、

これまで一度も24時間換気扇(第三種)のファン清掃をしたことがないのだとか・・・泣

ついに日の目をみた、ファンがこれ!

DSCF6046 DSCF6047本体はJBECK社のダッチマン11という商品。

お食事中でしたら失礼しました。

これが貴重な「15年放置の3種換気扇のスガタ」です。

埃が羽根の間にけっこう溜まっています。

オーナーのNさんは多少笑ってますが、笑い事ではありませんぞ!

まあ、そうはいっても3種換気は汚れた空気が入ってくるわけではありませんので、楽観視できることはできるのでいいのですが・・・。

 

DSCF6052歯ブラシを使って水洗いするだけですが、

出てくるわ出てくるわ。

10分ほどで掃除は完了。

「1年に一度はやらねば」というご認識は持っていたそうですが、

日々の生活に追われるとやっぱりなかなかできないもんです。

かくいう私も自宅の換気扇の清掃をやったのは7年前だとさきほど気づきました(笑)

 

DSCF6055ついでに浴室の吸気口の様子も。

中央の円錐形の軸を外すと、ここにも埃がけっこう溜まっています。

本体ファンもさることながら、ここもお掃除のチェックポイントです。

室内のほこりを含んだ空気がここに吸い込まれるわけですから、

ここも年イチで掃除をしてくださいね。

残念ながらダクトの中はなかなか清掃ができません。ある程度埃が溜まっていることが想像できます。

北海道では、換気ダクト内を清掃する専門業者がいると聞いたことがあります。

 

IMG_7446新築するとき、なかなか先のことは考えられないのが世の常ですが、

こうして新旧2棟をハシゴすると、10年という月日はあっという間に流れ、

少なくとも15年くらいは手のかからない素材選定を行い、

確実に住宅ローンの返済を行いつつも、

修繕費の積み立てをきちんと行う事が重要だと感じます。

私はよく「月1万円の積み立てを」、とお伝えするようにしていますが、

年間で12万、10年で120万、15年で180万、30年で360万となり、

この間にボイラーは2回、食器洗い乾燥機や冷蔵庫などの家電製品も必ず壊れるでしょうから、

月に1万5000円が妥当かも、と心の中では思っています(チャントイエヨ~)

この5000円は、断熱性能をあげ、光熱費を下げることで結果的に産み出されているのだろうとは思いますが、

日々の生活をしていると、なかなか分かりにくいのかもしれないよなぁ~。

 

ちゃんと積み立てができる人は、それなりの素材で、10年毎に中規模メンテナンスを。

ちゃんと積み立てができない人は、初期投資はちょっと高くても耐久性に優れた素材選定を。

2018.4.28 Reborn塩原

 

 

シンプルな家は窓配列が命!

DSC_0002長野市川中島にて、設計:Reborn、施工:坂田木材による住宅が完成です^^

コストパフォーマンスを追求した結果ひねり出された、

総二階・片流れ屋根の住宅です。

いまどきの住宅といえばそれまでですが、

1階南側に深いひさしを配備するあたりは、さすが!(と言ってほしい(笑))

窓から直射日光が差し込むのを防ぐ役割を見事に果たしているではないですか!

 

DSC_0048玄関ポーチは東側に配備。

こういう敷地条件の場合、とかく南東の角に玄関を配すことが多い世の中なわけですが、

南東は最もいい環境である場合が多く、客間的な個室を南東に。南西にはリビングをゾーニングしました。

ポーチの上はFRP防水をしたうえでバルコニーとしています。

外壁は総じて窯業系サイディングですが、先ほどの南面のひさしとポーチの天井は、パイン無垢羽目板で木質感を出しています。

 

DSC_0025リビングの上は大きな吹き抜けとなっており、耐震等級3を出すのにやや苦労しました。

対面式キッチン-ダイニング-リビングが一直線になっている間取りです。

南北に長い敷地の場合は、やっぱり南側に吹抜けがほしくなっちゃいますね^^

ずいぶん明るく、建物の奥のほうが暗くなってしまいがちなのを防いでくれます。

 

DSC_0028吹抜けの上部に設けられた窓は通常羽目殺し(FIX)窓となることが多いのですが、

寝室や子供部屋に隣接していれば、窓に手が届くように室内窓を取り付け、

窓の開閉操作ができるようにするとよいでしょう。

YKKさんの引違い窓は、窓の戸先にロック機能があるので、戸締りもできてグッド!

 

DSC_0026さらに欲張ると、光の量を調整する機能が欲しくなる。

タテ型ブラインドが設置されました。

 

DSC_0031

さらにシーリングファンも完備。

シーリングファンには照明器具アリにもできますが、できるだけ採用を控えたほうがいいと感じています。過去いくつの電球をひやひやしながら取り換えたことでしょう。

シーリングファンも家電量販店やホームセンターで売っている「あまりに安い」シーリングファンは避けて下さい。

壊れると取替費用がばかになりません(*_*;

 

DSC_0054建築主の要望を最大限採り入れつつ予算に合うようにと、あらゆる角度から検討され、

耐震等級や断熱性能は妥協せず、会心の一棟になったのではないかと密かに感じています。

来週いよいよ完了検査。

工事期間の間に家族も増えたOさん、ご出産&ご新築おめでとうございます^^

これまで寒いアパート暮らしによく耐えてこられました。

季節は春真っ最中ですが、いまから冬が待ち遠しいのでは?(笑)

 

DSC_0040

 

おまけ)珍しいグレーのパネルヒーター。

トイレのコーディネートによく似合っていました。

 

2018.4.21 Reborn塩原

 

WEB完成見学会~最終回

今回のブログで最後です^^

山梨県甲府市のQ1.0(キューワン)新築住宅のWEB見学会。

解説するのはおなじみ、設計者兼現場監督を務めたしおはらです(笑)

DSC_0076このお宅の間取り上の最大の特徴といえば、「階段の幅が広い」こと!

壁の内寸で1.03mもあるのです。

一般的には芯々91cm=内寸75cmでコマ取りされることが普通です。

1mの幅があれば、大人がすれ違う事、これ容易なのであります。

基本プランを練っている間、建築主のMさんから、

「亡くなったばあさんの遺言で、『階段は広くとれ』というのが実はあるんです」

という風に切り出されました。冗談のような、ホントの話のようです。

これは設計をする人にとっては大問題!

階段の位置や大きさでその家の間取りが決定づけられることも少なくありません。

 

DSC_0065家相的にはかなりNG率が高いとされる「家のど真ん中階段」、しかも直線型(大工さんは「てっぽう階段」とも)。

階段はある意味吹抜けですが、ある意味家具とも読み解けます。

・冷気が2階から落ちてくる

・1階の声や音が文字通り筒抜け

・ストレート型の階段は、落ちたら危険

そんな理由からでしょうか?

家相学では、直線型のど真ん中階段は”大凶”らしいのです( ノД`)

 

DSC_0062私の松本市の実家はてっぽう階段でした。築40年、しかもかなり家の中央に近い位置。

家相的に凶の家で育ったわたくし・・・。しかも13段上がり切り・・・。

あ、補足します、年配の方は13段の階段を忌み嫌う傾向にあります。(処刑台の段数がそうなんだとか)

2階が寝室&子供部屋でしたが、2階にトイレはありませんでした。

そうですね~、記憶にあるだけで5回ほどは転げ落ちました。幸い怪我はしたことありませんでしたが、今から思い起こせばゾッとする風景です。

今でこそ設置が義務化されている手すりもなく、段板に滑り止めもなく、ラワン材にはテカテカのウレタン塗装。

あれで絶対転ぶな落ちるなという方が無理があります。

工事中は、この階段が広いため、資材の搬入出がけっこう楽でした。階段のところどころには、釘ビスやラジオなど、

現場のちょっとしたものも、ここにひな壇のように飾られていました^^

 

Exif_JPEG_PICTURE

こんな感じにね^^

 

 

 

 

DSC_0060はいはい、

最終回はもうちょっと深いところまで見てゆきますよ!

 

前回でも紹介した洗面化粧台。

その脇には造作のキャビネットがありました。

その奥行の深さにちゅうもぉ~く!!

コンセントも奥の方にありますよ^^

ドライヤー、髭剃り機、化粧品ボトル類、歯ブラシに整髪のたぐい、

コップにコンタクト、薬に綿棒。

かなりの収納量が見込めます。

Exif_JPEG_PICTURE矛先かわって、壁埋め込みのモニターニッチ(と、初命名)。

インターホンにボイラーのリモコン、スイッチをまとめました。

少しでも通路幅を確保したいという想いで造りましたが、

ちょっとかわいくて、実はわたくし、けっこう気に入ってます^^

でもちょっと断っておきますが、壁を凹にするのって、けっこう手間がかかるんですよ。

お施主さんはけっこう気軽に「ニッチ」をご要求されますが、現場ではけっこう大変。

空間の中ではけっこう目立つので、位置や大きさ、仕上げ方や色など、センスが問われます。

考え抜いたニッチ収納が、10年点検で伺った際、ホコリまみれになっているのをみると切ないですね。

 

Exif_JPEG_PICTUREはい、次はクローゼット内のハンガーパイプ。

手作り感あるよね!

標準はΦ32㎜のステンレス製パイプに、ステンレス製ブラケットでやってましたが、

今後リクエストがあれば、このタイプでも承ります。

タモ集成の丸棒手摺・無塗装品を使いますので、赤やグリーンなど、アクセント塗装もありかな、と。

 

DSC_00742階トイレ内の手すり的カウンター。

トイレットペーパーを下側から押し込むと食らいついて、視界的に見えずにロールを仕舞っておく機能も実はあるんです。

トイレットペーパーは規格がきっとあるんでしょうね。多少の変形はありますが直径10cm。

これは憶えておくといいでしょう。

座りながら手が届く位置に、替えのトイレットペーパーがあると良いかと思います。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE1階室内物干し場にある白い物干しかけ。

これも実は売ってません。

在りそうでないんですね。こういうの。

「ないものはつくる」

それが楽しいことだと感じています。

物干し掛けを取り付けるころにはもう現場に大工さんはいませんから、大抵は私のような現場監督さんが物干しかけ取付を行っている、そんな工務店も多いのではないでしょうか。Rebornの場合はほぼ100%そんな感じ。

 

Exif_JPEG_PICTUREパステルグリーンの壁に壁面棚( ^)o(^ )

壁掛けTVが予定されており、DVDプレーヤーを置くためのもの。

もう一つ、

お気づきでしょうか?

これまで見てきた内観で、

スイッチの取り付け位置が通常よりも低い位置にある。

世の標準はFL+1.2mですが、このお宅は+0.9mで統一しています。

子供にも手が届くというユニバーサルデザインとも言えますが、ドアや引き戸のハンドル位置は通常+0.9mであるため、

高さをそろえてすっきり見せる効果があるようです。

これも今後お施主さんのリクエストがあれば、採用してゆきたいと考えています。

 

そろそろ紙面が尽きました。

設計士として、また現場カントクとして長野と行ったり来たりしてきましたが、先日つにお引渡しとなりました。各職人の面々には、各々のもち場でいかんなくその腕前を発揮してもらいましたが、MVPは建築主であるMさんに贈りたいと思います。

1か月半もの間、内装左官に明け暮れ、作業が進めば進むほどその腕前をメキメキとあげ、かつスピードアップ。

DIY左官作業中に第一子の誕生という大きな出来事もありました。

一見するとDIYなんかしそうにない風貌のようにも見え、(失礼!)

「ほんとうにあのお施主さんやるのか?、大丈夫なのか?」と職人も面々からも意見が出ていたほどですが、

一家の主として、父親として、本当によくやり切った!

その意志の強さ、のみ込みの速さ、体力、コテさばきに感服します。

Mさん、おめでとうございます!

たいしたんです!!

 

こういう時、ニコニコ動画では、

ネ申 ネ申 ネ申wwwwwwwwwwwwwww

っていうふうになるんだそうですね。

 

2018.4.7 Reborn塩原