新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

防音と高断熱高気密と黄色

長野市安茂里の工事現場に行ってきました。施工:坂田木材(株)

Exif_JPEG_PICTURE現場はまさに大詰め!

大工棟梁は目隠し格子スリットを。

室内ではクロス屋さんが黙々とクロスを張っています。

天気がよさそうに見える写真ですが、

寒波の影響で、風が冷たく、体感的には2~3℃といったところ。

T様、この度は誠におめでとうございます^^

 

 

Exif_JPEG_PICTURE今週末の土日に完成見学会が開催されます。

果たして間に合うでしょうか^^

会場内にある洗濯機パンに目を奪われました。

ウワサでは聞いていましたが、かさ上げ型・排水接続部分に下からアプローチできます。

基本設計中は、洗濯機パン問題がけっこう話題になるのですが、最近はパンを付けない、という方が多い一方、

洗濯機の故障や排水ホースの断裂など万が一に備えておきたい、床を濡らしたくない、

という判断をする方もいます。

 

Exif_JPEG_PICTUREこの家は、目の前約100m先に新幹線と在来線と国道19号が走っています。

防音という意味でも高断熱高気密住宅とすべきです。

現場監督さん曰く、「新幹線の音が最も静か」なのだそうです。

車両の性能が上げっているためか、遮音壁があるためか、

とにかく家の中はとても静かです。

北欧のテイストが漂う部屋には真四角形のよこすべり出し窓。

 

Exif_JPEG_PICTUREタオル掛け式パネルヒーターは黄色。なかなか思い切ったチョイスだって思うかも、ですが、

わたくし個人的には、木が経年変化でオレンジ色に近くなってゆきますので、

木の家に黄色はけっこうアリだと思っています。

もう少しだけフレーの入った、カラシ色のような色がラインナップしてくれるといいのだが。

それに、なんだかビタミンC的で、元気がでそうな雰囲気があります(笑)

間取りの制約上、1階にある洗面脱衣室には窓が取れませんでした。

天窓とランマ状FIX採光室内窓で、暗さを解消しようとしています。

窓がない部屋の工夫、ということで、このあたりぜひ見学会でご覧いただきたいと思います。

 

Exif_JPEG_PICTURE玄関と客間が共有の2世帯住宅。

1階と2階で世帯を分けています。

玄関と階段を中央にゾーニングすることが、床面積のコンパクト化につながっています。

2世帯住宅を検討している方はもちろんですが、

平屋を検討している方は、この間取りがとても参考になるはずです。

詳しくは坂田木材株式会社のホームページをご覧ください。

2017.12.14 Reborn塩原

 

窓やドアなど開口部の温度ムラ

スライド3今週ついに、Rebornオリジナル木製高断熱ドア=eZ-door(イージー・ドア)がWEBショップで発売となりました。

今のところ全く注文がありませんが、気長に待っています(^ム^)

断熱性能を示すU値=0.9となっており、メチャメチャすごいのです。

そして魅力的なのがその値段。ある意味業界内の価格デストロイヤーになるくらいの気構えでおります。

薪ストーブユーザーにとっては画期的な、木製薪小屋キット=グリーンラックを皮切りに、木製物置キット=木っとハレルヤ、木製駐輪場キット=木ちゃり庫に続く、2年ぶりの新商品です。

これから新築住宅を建てるご予定のある方、玄関ドアをリフォームしようとしている方は、ぜひ一度WEBショップをのぞいていただき、設計者あるいは現場監督さんと採用をご検討ください!

(お施主さまへの販売ではなく、工務店や設計事務所のみの販売となります。配送のことがありまして・・・泣モゴモゴ)

 

このところ長野市は連日朝は氷点下。

昨日は信濃町に行きましたが、あれよあれよと雪が積もり、

2時間ほどお客さんとお話しをしていたら、その間に15cm程積もりました。

「ああ、ついにまた冬になってしまったのだな」

そう実感がわいた塩原です。

 

IMG_6661さて、今回は玄関ドアと窓についての温度ムラについて。

画像はアルミ樹脂複合型のいわゆる断熱型玄関ドアです。

新築住宅の90%以上がこのタイプの玄関ドアだと思われます。

アルミ板に、木目調の化粧シートを両面に貼っており、YKK、LIXIL、三協立山など大手サッシメーカーから、

色やデザインが、いったい何種類あるのか正確には分かりませんが、少なくとも200種類以上は発売していると思います。

公称のU値=2.33

リボーンのeZドアと比べると、2.5倍以上に熱が逃げやすいということになります(2.33÷0.9≒2.58)

多少なりとも、「室内側の表面で結露をしている」という連絡を受け、早速朝8:30、朝方の冷えがまだ残る時間にお邪魔して参りました。

 

FLIROne0009最近では数万円でスマートフォン装着のサーモグラフィーが手に入ります。

東に面した玄関ドアなので、朝日が当たり始めたところです。

この下側の黒いところ、ここが冷たい!10℃を下回っています。

「わ~、いつも結露しているところだ~」とお住まいの方による背後の声。

ちなみに気温計は20℃を示しています。

気温20℃、相対湿度50%の空気の露点温度は9.3℃。

スポット1は9.3℃なので、ぎりぎりといったとこか。

高断熱、と言われる建物であっても、実はこのくらい温度ムラがあるのです。

 

 

IMG_6643もう一つ。

窓下にパネルヒーターが配置されている樹脂サッシ窓のサーモ画像です。

スポット2はガラス表面ですが、22℃あります。

スポット1窓枠は19℃。最も冷たいところで18℃の状態です。

パネルヒーターには35℃の温水が流れていて34.8℃になっています。

この画像だけ見ると結露は起こらないだろう、

うむ、さすがは樹脂サッシだ、という風に評価できますが・・・。

 

IMG_6651問題なのは、引き違い窓の重なり部分。

スポット1は9.9℃になっています泣。

引いた写真だとよくわからないのに、

こうして部分的に計測してみると、サッシの部分部分でずいぶんと温度ムラがあることが分かってきました。

特に気になったのがスポット2の12.4℃。

スポット3(ガラスのフレーム)と比較すると2℃も低温に。

素手で触ってみるとその違いは歴然。

いったいなぜなのか?

 

IMG_6660元の画像がこちら。

この白いレール部分、

なんと、樹脂サッシとうたいながらもであるようです。

引き違いなので2本あります。

う~ん、ちょっとこれにはびっくりしました。

なぜこの部分に熱を伝えやすいアルミが使われているのか、

これまでほとんどの人が気づいていないのかもしれません。

メーカーに対して率直に聞いてみる必要があると考えています。

耐摩耗性なのか?

操作のスムース性を保つためなのか?

 

Exif_JPEG_PICTUREそうと分かった塩原は、いてもたってもいられずに、こんなものを試してみたくなりました。

パネルヒーターの熱を、間接的にこのアルミレールに伝えようとするものです。

(ホームセンターなどで、「両側クリップ」なる商品名で販売していますす。数百円)

果たしてこれでどうなるのか?

 

IMG_6649多少改善され表面温度が+1~2℃あがりました。

これで結露が、「ポタポタ」から「うっすら」に変われば、

「小さな対策、大きな効果」、といっていいのではないかと個人的には思っています。

気温ではあまり温度ムラを感じませんが、このように、

実は窓や玄関ドアなどの開口部には、大変にムラがある、ということを知っておいてください。

そしてこの窓辺の1~2℃が結露するかしないか、大きく影響してくるのだ、ということも。

2017.12.9 Reborn塩原

 

 

初・窓のアルミ水切り

Exif_JPEG_PICTURE甲府市M様邸は外部がだいぶ出来てきました^^

長野市を朝出発する際、外気温は-2℃でした。

車で1時間40分程しか離れていませんが、これほどまでに違うものかとびっくり!

上着を脱ぎ棄てて、外部のチェックを行いました。

(今回もお施主さんによるDIY塗装が行われています)

しかしながら夏は恐ろしい甲府盆地。

ぶ厚い断熱は欠かせません。

 

Exif_JPEG_PICTUREKMブラケットによる付加断熱100㎜グラスウールもタイベック防水シートにくるまれ、100年の眠りにつきました。

眠るのか活きるのか。

無機材であるグラスウール断熱材は、劣化することなく、寡黙にその効果を発揮し続けてくれることでしょう^^

KMブラケットは樹脂製です。こちらも熱を伝えづらく、長期にわたり劣化することなく、その役割を果たしてくれることでしょう。

もしも、万が一、火災に巻き込まれたとしても、グラスウールやロックウールの無機材断熱材は燃えにくい、

反対に、ウレタンやスチレンボードなど、石油由来の断熱材は火災発生時の危険性が指摘されています。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓サッシはいずれ交換の時期が訪れます。

30年後か。

50年後か。

いずれにせよ躯体や基礎なんかに比べれば耐用年数は少ないはず。

ここ10年で、最も普及がすすんだ住宅建材といえば、

私は窓の樹脂サッシなのではないかと思います。

ここ山梨県ではたまに見かける程度ではありますが、長野県ではけっこう広がりつつあるように思います。

 

Exif_JPEG_PICTUREリボーンでは樹脂サッシを100%採用しています。

シャノンというメーカーのものです。

加えてその取り付け方法も独特です。

外壁よりも10cmほど窓ガラスが引っ込んだ納まりとしています。(窓を外壁からちょっと出す、半外付けも対応しています。その場合、窓が、出窓のようになるってよ)

また、窓の交換をも想定しています。

さらに、このお宅から、アルミ製の窓台を使用しはじめました。

大工さんからは、「施工性バツグンだ」と太鼓判をもらいました。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREリボーンのオリジナルドア(eZドア#02)も取りつきましたよ~♪

こちらも引っ込み納めになっています☆

レッドシーダーの無節であります。

インスタ映えしそうですが、やってません( ;∀;)

受注を開始しました。

全国の工務店、設計事務所にお勤めのみなさんからのご注文をお待ちしています!

Reborn WEBショップはこちら

 

Exif_JPEG_PICTURE天井裏にも断熱材が入り始めました。

水平構面であるネダレス合板をサンドイッチする形で、

合板上には高性能グラスウール16K 200㎜厚マット品を敷き込み、

合板下には、高性能グラスウールのブローイング30K品を180㎜吹込みます。

防湿層は合板の上でとり、換気ダクトや照明器具のための電気配線による気密処理を簡易にできるようにしています。

加えて防火上必要となるファイヤーストップ材を不用としています。

省令準耐火構造とする場合の木造軸組み工法の手法として、練りに練った手法です。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内の仕上げは通常天井から仕上げますが、

今回は外周の内壁石こうボードからはじめました。

このことにより、構造的にも大変に強くなっています。

また、この時期太陽高度が下がってきており、

室内に日射が深く入り込んでいます。

これから冬至まで、その深さはどこまでいくのでしょうか。

 

Exif_JPEG_PICTUREサンルームと称している南側の6畳間には、燦燦と日射が入り込んでいます。

長野県も比較的日射は豊富なのですが、ここ甲府盆地は日本でも有数の日射量が見込めます。

太陽光発電パネルと共に、太陽熱ソーラーシステムも搭載しています。

この部屋では、室内の洗濯物干場として、家事室として、子供の勉強部屋として、

など多目的に使える”洋室”としています。

そのかわり、といっては何ですが、

よくある和室の客間はこの家にはありません。

1階のLDK以外のもう一部屋を洋間とするのは、今後のトレンドになるような気がしています。

 

2017.12.7 Reborn塩原

 

秋空いろいろ

しびれるような寒気がいよいよ来ました泣

昨日の長野市内は朝-2℃に( ;∀;)

いつ雪が降り積もってもおかしくありません。

みなさんもうタイヤ履き替えましたか?

「まだ早いわ」

とおっしゃるおとーさん方。

もう山は降ってますからね!

Exif_JPEG_PICTURE日曜日は蓼科高原へ。

標高1500m付近です。

紅葉は1か月ほど前がピークでした^^

あっという間に広葉樹が落葉しました。

冬眠を準備していたであろう野生動物にとっては、あまりにも短期間で過酷な準備期間だったことでしょう。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE路肩には雪が5cmほど。厚い雲は恐ろしいほどのスピードで頭上を駆け巡っていました。

陽の当たらない北面の舗装道路はブラックアイスバーンに。

おそろしやおそろしや。

雲がはやいことはやいこと。

来年、雪解けとともにここ蓼科高原で1棟やらせていただきます!

 

Exif_JPEG_PICTUREうって変わって、

こちらは昨日、長野市内T邸の上空にスコーンと延びた秋空。

あと1か月ほどで完成引き渡しでしょうか。

大好きな秋も9回の裏ツーアウト。

来週はいよいよ師走に突入です泣

軽トラックのタイヤを履き替えて、カレンダーを配って、年賀状を書いて、図面も書いて、恐ろしいほどのスケジュールが待ち受けています。

 

Exif_JPEG_PICTURET邸はちょっと蔵のような趣があるのです。

屋根は久しぶりに瓦です。

最近、坂田木材さんのお客さんは、圧倒的に「和モダン調を」というリクエストが多くなっています。

もう少し軒の出を深くできるといいですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階外壁や玄関先に無垢板を張るケースも多くなってきました。

材木屋さんだしね。

軒裏も杉、ひのき、松などの無垢板を張ることも多くなりました^^

うれしい傾向です。

残るは軒の出を大きくして、破風板も無垢板にしたいところではありますね・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE

この日は特に空がきれいだった。

 

やっぱり秋空には切り妻屋根が似合うなあ。

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREさらに、日向ぼっこができそうな縁側もいいなあ。

こういう日を小春日和(こはるびより)といいますなあ。

なんともうつくしい日本語のひびきだなあ。

ああ、いよいよ、ついに、いってしまうのだなあ、秋よ。

 

2017.11.21 Reborn センチメンタルシオハラ

 

LATENTO太陽熱利用

今後、数珠つながりでつづいてゆきます、LATENTO搭載の家。

Exif_JPEG_PICTUREドイツIVT社を訪れたのは今年1月20日。

外ブラインドでほとんどの窓が覆われたこのハイスペ社屋です。

IVT社はもともと配管部材のメーカーだそうで、現在も全国、いや全世界から配管部材のオーダーを受け付けているそうです。

配管というと、水道管や下水などのグレー色の塩ビ管が頭に思い浮かびますが、省エネ建材でも配管は当然使われています。

長期にわたって劣化しない、絶対に漏水事故を起こさない、そんな配管部材を製造販売しているのだそうです。

それらの配管材を成長させて、太陽集熱器を開発。不凍液を循環させて貯湯槽に熱を蓄え、暖房や給湯に熱交換して利用とするシステムの説明を受けてきました。

日本ではまださほど実例がないそうですが、太陽光発電パネル業界がこんなふうになってきていますから、太陽熱利用はこれからもっと盛んになってゆくことでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE俗にいうところの「ソーラーシステム」です。

太陽熱を集めるコレクターは真空管式で、丸い筒状のガラス管。その中に不凍液(防凍材が混ざった水)を循環させ、熱を移動させます。

動力として、当然ポンプが必要ですが、わずかな電力で作動します。制御が必要ですが、温度感知センサーとポンプを連動させようとするもので、ごくごくシンプル。

問題は貯湯槽ということになりますが、画像左端のタンクです。約80cm角で、高さは1.5mほど。この中に500㍑の不凍液を蓄えます。タンクは当然室内置き。スペースが必要となります。

太陽が出ている日は、この中に太陽の熱エネルギーが、暖かい・または熱い水という物体として保管されている、という状態になります。

水は熱を帯びると体積が膨張する性質があります。白いバケツのようなものが膨張タンクと呼ばれていて、中にゴム風船が入っており、水の温度変化による体積の膨張収縮に追随する役割を持っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE貯湯タンクの中にはステンレスのフレキシブル管がとぐろを巻いて挿入されています。

単純明快な熱交換です。お酒の熱燗と同じです。

水道水や暖房用の配管が、この貯湯タンクの中でぐるぐる旅を続けると熱の移動が行われ、入口で水であったものが出口ではお湯になる、そういう理屈でございます。

太陽熱は日本でも昭和40年代でしょうか。農協が中心になってアサヒソーラーなど、左官に利用されてきました。

しかし今や、屋根の上にあの大きな機械が乗っているだけで、使用している家の方が少ないくらいなのではないでしょうか。

凍結して配管が故障したり、お湯が錆びで赤くなってきたり、配管部材の劣化や故障が原因で利用中止に追い込まれ、そのまま今でも屋根の上に残っている家がたくさんありますね。

そもそも浴槽にしか貯められないということでは、現代のシャワー中心の浴室にはマッチしないのかもしれません。

 

DSCF2959坂田木材さん施工の、千曲市H様邸にLATENTOが搭載されたと聞き、現場に行って参りました。

まだシートが張ってあり稼働はしていませんが、いかにもドイツ人らしい赤い×印です(笑)。

CPC-12という品番ですが、2基搭載。1基あたりW1.4m×H1.65mほどあります。

なので、この写真だと(ああ)、下から見上げても(ああ)

と、読者のみなさんは感じるだけだと思うのですが、屋根の上に行くとけっこうそのデカさを実感できます。

 

DSCF2984H様邸では、LATENTOは給湯のみに利用。

暖房は薪ストーブ1台です。

みよ、このベストミックスの姿を!

「これこそが現代の理想形暖房・給湯システム」なのではあるまいか!^^

 

DSCF2956屋根上に乗せる場合は架台が必要です。

残念ながら屋根材に穴を開け、ブチルゴムの防水材で止水する手法となります。

集熱器の取り付け角度は60~70°が理想です。壁面に90°でつけることもあるといいます。

既存の家にも付けることができそうです。

2017.11.14 Reborn塩原

サッシ折り紙工法

Exif_JPEG_PICTURE甲府市リボーン新築現場、サッシが取りつきました^^

シャノンウィンドーⅡS、ペアガラスです。

今回も外壁に付加断熱を行い、窓は半外ではなく、引っ込み納めです。

陽当たりのいい立地条件なので、甲府盆地の豊富な日射を活かし、

太陽光発電パネルと真空管式太陽集熱器を搭載します。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓廻りの防水について、いまだ試行錯誤を繰り返しています。

今回は折り紙工法でやってみます。

ポイントは窓廻りの木下地を取り付ける前の先張りタイベックシート。

この白いテープ状のものがそれです。

 

Exif_JPEG_PICTURE

室内側には、当然ながら先張りの防湿シートをぐるっと貼っておきます。

サッシが取りつくところは、防湿・気密のキモですから、よぉ~く考えて計画をしましょう。

室内側は防湿シート、

室外側は透湿シート(タイベック)です。

ここは間違えないようにしてください。

 

IMG_6482あらかじめサッシの釘止めフィン(ツバ)部分には、EPDMパッキンを貼り付けておきます。

EPDMはスポンジ状で、厚みは5mmほど。

ふわふわしているのですが、密着性・耐熱系・耐薬品性に良好で、コスパは抜群です。

かつ耐久性に優れているため、住宅の気密防水部材としてだけでなく、様々な分野で活躍しています。

 

 

531653610.657282折り紙工法、というのはオリジン名称ですが、

要は窓を引っ込めて取り付ける場合の、タイベック防水シートをどうやって窓に巻き込むか、

の一つのやり方です。

これまでは、ブチルゴム付きの、のび~るタイベックを用いたり、気密テープをべたべた張ってなんとかしてきました。

手間のかかり方や資材の費用、恒常的な防水性能が継続できるか、など検討すべき項目が多種多様。

 

Exif_JPEG_PICTURE

太陽熱が燦燦と室内に入ってきています。

よこすべり出し窓のW1370×H1370 ×2窓。

最終的には外ブラインドで覆うことになっています。

眺望や採光、通風と機能的な壁の一部である窓は、住宅の中で最も雨漏りリスクの高い場所であり、隙間風が起こりやすく、

最も気を遣う場所なのであります。

いずれこの工法の施工の様子はブログで報告いたします。

断熱工事を前に、電気屋さん、設備屋さんなどが先行して逃げ配線しています。

 

Exif_JPEG_PICTURE

折り紙は日本のお家芸!?

機会があれば折り紙名人に、もっといい方法を伝授していただきたいと考えております。

 

2017.11.11 Reborn塩原

 

 

 

 

Q1リンゴ

Exif_JPEG_PICTURE 晩秋の千曲市八幡の現場へ。

サンふじリンゴがたわわに実っています。

これからがリンゴ産地の最盛期。

果たして今年のお味はいかがなものでしょうか。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE今日は秋らしい空。 施工は坂田木材さんです。

リンゴ畑の真っ只中にあって、眺望を活かすべく主に東に開いています。

西には旧宅が。

半分壊して、

そこにアトトリさんが新築するというパターンです。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁220㎜(高性能グラスウール軸間120㎜+付加100㎜)

のキューワン住宅で、暖房は薪ストーブ1台のみ。

給湯はドイツIVT社の真空管式集熱器CPC-12を2基

屋根上に設置し、 熱交換式の貯湯タンクは500㍑モノです

(LATENTO)。

午後3時すぎに来たのですが、西側に山を背負っており、すでに日の入り。   いい時にきたぞ、と思ってシャッターを切っていると・・・

 

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE土蔵の前でお茶をしているおじさん2名が。

兄弟かと思ってしまいました(笑)

大工棟梁、ナカソネさんと、

マキメンこと薪ストーブメンテナンスの小野沢さん!

こういう風景が良く似合うお二人ですな。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE断熱工事が終わったとのことで、見に来ました。

約1か月振りに来ましたが、その時はサッシを付けている段階。

男一人、二つの手で、ここまでもってくるとは、

大工という職種の聖域を見るようでした。

電気配線も終わり、しばらくは家の外を仕上げてゆく段取りです。

外壁は1階が杉板、2階は西洋しっくい左官仕上げ。

 

Exif_JPEG_PICTURE マキメンが来たということは豆まきか!?

一升桝のようなものが現場にいくつか置いてありました。

何だか分かりますか?

Exif_JPEG_PICTURE 「はいはい、あれだね」 と分かった一般の方はヤバイです^^

なので、できるだけダウンライトはやめてくださいね(笑)

鬼出てきますから。(笑)

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREユニットバス箇所。

先行して束石も設置されていました。

受け入れ態勢がそろそろよろしいようです。

押出法ポリスチレンボード3種Bによる基礎断熱。

内側。外周100㎜、土間床50㎜ 気密の弱点になりやすい箇所です。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE2階天井はグラスウールのブローイング(吹込み)予定です。

天井下地が格子状に組まれ、断熱層内に換気ダクトを配管しています。

ここが断熱されれば、日に日に寒さを増している現場作業人にとって温熱環境としては楽になります。

現場用の小さな暖房があれば翌朝10℃を下回ることはありません。

工事現場ですら、です。

 

大工さんは冬はぬくぬくと、床や内壁を仕上げることができます。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE窓越しから見る眺望は、この家の宝です。

(東方向、千曲市街・篠ノ井方面を見る)

すでにこの家は日の入りを迎えた、ということが良く分かります。

断熱がよい、窓の性能がいいと、真冬でもカーテンを全開にして、眺望を楽しむことができます。

アルミサッシやシングルガラスの窓だとそうはいきません。

プチプチシートを張っている家をたまに見かけますが、あれは日本の寒い家の象徴です。

 

Exif_JPEG_PICTURE北もまたよいのです。

これから紅葉真っ盛りになると思いますが、長野道の陸橋が間近。

付加断熱は防音上も有利です。

設計当初、トリプルガラスも検討されました。

やはりコストアップに対する冷暖房コスト削減を比較した場合、 まだまだトリプルガラスには飛びつけません。

しかも暖房は薪ストーブ。

燃料である薪も自家調達100%の環境下です

 

 

Exif_JPEG_PICTURE山の稜線が見える横長のこの窓が、私のお気に入りです。

高窓で、夜間の通風にも、とFIXと横スベリ窓の組み合わせ。

性能重視に家づくりになってきているのは、省エネや耐震がこれだけ叫ばれているのですから、必然的に行うべきだと思います。

ですが、 高めれば高めるほどいい家なのか?

そうでは決してない、とも思うのです。

この家は、断熱性能はキューワン住宅レベル(Ua値=0.3、Q値=1.0)にとどめ、

暖房は100%薪ストーブ、冷房も2.8Kの壁掛けエアコン1台と最小限です。

加えて、太陽光は発電パネルではなく、太陽集熱器。

しかも貯湯タンクを室内に置いています。

このことの意味を、建築主であるHさんはよ~く分かっておいでです。

お互いに、この辺りが最適解だと考えています。

まあ、薪ストーブやるやらないはけっこう個人差がありますから全ての方に強制はできません。

だけど、自然エネルギーの利用は、何かしら実行していただきたい。

目に見える形で、世の中の人々にそのことが示せますから。 これだけ太陽光パネルが世に氾濫したことにより、 「うちもなんかやらなきゃ」 という意識改革に大いに役立ったのだと私は考えています。

だから買取金額が下がっても悲観しないでください、と励ましています。

逆に付加断熱なんてものはパっと見、全然分かりません。

暮らしている人でさえも、最初は

「な、なんだ、この暖かさの違いは!」と感じるはずですが、

1年もすれば当たり前になっちゃう。

 

Exif_JPEG_PICTURE リンゴ畑の中に佇むキューワン住宅の完成は、来年の4月か?

その時にはすでに、真っ白い花が新たに咲きほこっていることだろう。

 

 

2017.11.2 Reborn塩原

(そういえばQというのは、リンゴに似ているなぁ)

スウェーデンドア×Reborn

玄関ドアはオリジナリティーのあるもので、且つ断熱性能や防犯性能に優れたものが望まれます。

ドイツのガデリウス社、スウェーデンドアはその代表格として、かれこれ20年以上も前から日本で採用されてきました。

20年も経つとそろそろ「あ、このカタログのヤツ、〇〇さんちのドアじゃない?」といった感じになって参ります。

塗装の色や、ネームプレートなどでオリジナリティーはそれなりに出せるものの、

そろそろ新しいデザインで、お値段控えめな高断熱のドアが発売されないか、手ぐすねを引いて待つこと3年。

新住協の代表理事である鎌田先生からのアドバイスを受けて、ガデリウスさんが思い切ったドアを発売しました!

20171026194440-0001このパンフレットの一番右のもの、

「ヌードタイプ」

と呼ばれておりまする( ◠‿◠ )

屋外側、室内側ともに表面に板が張られていません。

「アナタのセンスで、どうぞご自由に貼ってください」

という代物です( ;∀;)

もちろんドア自体の断熱性能は確保されての事。

これまでは建具屋さんに作ってもらうしかなかったのですが、

見積書をみて尻込みすること数知れず・・・泣。

 

20171026194447-0001少なくともU値=0.9という断熱性能は、QPEXでの試算値とはいえ、ものすごくよろしい。

実測すれば0.7程度にはなるのではあるまいか。

世の中のスタンダードであるアルミ樹脂複合型のLIXILとかYKK、三協立山アルミなどから発売されているもののU値は、寒冷地用で2.33。

性能差は歴然としています。

玄関はタイル張りでとにかく寒いのがこれまで常識でした。

玄関は廊下につながり、各部屋に入るにはドアや引き戸が必須でした。

暖房されない廊下や玄関は当然ながら外気温に近づいてゆきます。

冷たいドアの室内側や玄関土間タイルの表面温度は零下になっていることも決して稀ではなく、

結露が表面に発生。朝靴を履こうとしても、靴底がタイルに凍みついて動かない、

ドア表面の結露水が凍ってドアが開かない、なんていうのも日常茶飯事でした。

 

玄関ドアの断熱気密がしっかりしていると、

① 玄関ホールや廊下が冷えることがなく、ドアや引き戸が熱的に不用になるため、いちいち開け閉めしなくても各部屋に移動ができる

② 熱ロスがないので、当然冷暖房費が削減

③ タイル面が良く乾く。靴も当然ながらよく乾く。笠や帽子、コートなんかもよく乾く。下駄箱の中で靴がカビたりしない

④ 家に帰ってきて、「あ~、しあわせ♡」とほっこりした気持ちになれる

⑤ 気密性がいいので隙間風が入らない虫が入れない

⑥ 玄関ホールや廊下に、パソコンコーナーやら家事コーナーを設けることもでき、家の中全体が無駄なく使える

⑦ ↑上記により、床面積が圧縮でき、建築工事費のコストダウンが可能

他にもいろんなメリットがたくさんあります^^

 

最大のデメリットはやはり価格が高いということ。

あるいはドアが重たくて子供が開けにくい(家全体の気密性が高くなると、ドアを外に引く際、差圧で開けづらい)、カードキーやキーレスリモコンなどのメカオプションが皆無

また工事する側の都合ではありますが、納期が数か月かかることもあったり、重くて搬入が大変だったりもします。

また、天然木を使うため塗装がマストで、数年毎のメンテネンスが必要

基本的に住宅のメンテナンスを行う習慣があまりない日本人には、「面倒くさい」が頭をよぎります。

 

しかし玄関ドアはその家の個性が現れる部品でもあり、まさに家の顔。

こだわってしかるべきです。

 

コウシャクが長くなりました。先週試作品の撮影会を行い、画像を入手しましたので公表いたします。

貼るべき面は表裏の2面、内側と外側を変えていただいてももちろんOKです。

画像は大き目でアップします。その質感を感じていただけると幸いです。

 

スライド2

今回第1弾として、ラインナップしたのは9種類。

#01はウエスタンレッドシーダーの凸凹貼りです。

縦張りも試しにやってみたのですが、どうもしっくりきません。

埃が溜まる、というデメリットはありますが、カッコ良さは抜群です。

ご覧の画像は無塗装品で、エッジも立っています。

自然オイルでクリア塗装をおすすめします。

エッジはサンドペーパーで軽く面を取って出荷予定しています。

 

スライド3

#02もウエスタンレッドシーダーのクリア(無節)縦張り。

幅は約90㎜でV字型の目地があります。

ヌードドアは、枠まで入れて、W988㎜、H2180㎜とけっこう大きく、

ドアパネルの幅は約90cmです。

板目と柾目が混ざり、色にもバラつきが生じます。

レバーハンドルは1種類しかなく、国産の堀商店製で、ツーロックワンキーです。

工事中の、”工事用キー”も標準でついてきます。鍵はディンプルキーで防犯性も高い。

 

スライド4

#03もレッドシーダーです。

表面がざらざらしていて、ワイルドな仕上がりです。

あえて乱張りに。試作では釘止めしていませんが、真鍮釘で脳天止めします。

板が反って、ある程度暴れた感じがグッドだと思っています。

また、アンティークな感じを出すために、下地にアイボリーを塗装し、仕上げにダークブラウンや濃いグレーをラフに重ねて塗ったりすると面白いと思います。

材自体が安く仕入れられるので、価格的にもメリットが出そうです。

 

 

スライド5

#04はレッドマホガニー 縦張りです。

1ピースが1.8mしかないので、横張りか?と考えていましたが、案外縦張りの方がしっくりきました。

マホガニーは高級家具材として中世の時代からヨーロッパではメジャーな木材です。

赤身とやや白っぽいものが混ざり、独特な色合いです。高級感たっぷりで、私個人的にはイチ押しです。

こちらも当然無塗装で、着色によってずいぶん印象が変わると思います。

基本的にはクリアー塗装で、品のある洋風の家に採用していただきたい。

とても重く、ずっしりとした重厚感が特徴です。

 

スライド6

と、ここまではすべて外国産材でした。ここからが信州産の木材です。

#05は節アリの杉。長野県でも最も入手しやすい木で、赤身の部分を主に使用しています。

縦張りで、魅力は香りとお求めやすい価格。

今回のラインナップの中では最も安く提供できると思います。

当然ながら無塗装。お好みで、クリアで塗るもよし、白く塗りつぶすもよし、木目や節を活かしてのミディアムブラウン、ダークブランがよいのではないでしょうか。

 

スライド7#06も杉です。

こちらは基本的に無節で、赤身と白みの部分が混ざります。

両脇に縦に框(かまち)を配し、横張りで、ドアのデザインとしてはスタンダードな貼り方です。

和風な外観の家や、和モダンスタイルの家に好まれそうです。

ヤニ・油成分がほとんどなく、着色性はすこぶる良い。

ウッドロングエコなんかを塗って、オーガニックな感じで楽しむのもアリですな。

 

 

スライド8

#07はサワラです。

木目の出方はひのきそっくりですが、香りは全く異なります。

ひのきもそうですが、油成分が多く含まれているため、反射光でも分かりますが、一部がてかてかします。

手につくとべったり、という程ではありませんが、多少手に残ります。

木肌は黄色がかっており、基本的には無塗装でお楽しみいただくのがよいと思います。

なので、ドアの内側、家の中側に貼っていただくとよいかと。

材種としては希少で、在庫が切れることも予測されます。

 

スライド9#08もサワラです。縦框+横張りで、やや洋風のテイストに。

こちらも油成分が表出します。

やはり室内側におすすめ。無塗装です。

 

スライド10最後、#09も杉です。

無節の白い部分、板目でうねった木目が特徴です。

年配の方好みか。

着色性はすこぶる良く、油成分は皆無です。

塗装をしない場合、季節によってはカビが発生するかもしれません。

杉の木目が大好き、という方にとってはたまらない一品ではないでしょうか。

 

 

他にも米ツガや、パイン(北欧松)、長野県産の赤松やカラマツ、ひのきなんかも当然いってみたと考えておりますが、

あまり種類を増やしてもいけませんし、少しずつラインナップは増やしてゆけばいいかな、と考えております。

 

1か月後の11月末には、リボーンWEBショップにて発売を予定しており、現在画像の処理や価格設定、ネーミング考案などを行っております。

「なんかいい玄関ドアないかや~」とお考えの設計士さん、現場監督さん、

これから家づくりをしようと思案中の建築主さん、

そんな方が身の回りにいらっしゃたら、ぜひヒソヒソっと教えてあげてください。

板材加工&貼り仕上げは、地元松代のN大工さんが製作しております^^

 

2017.10.28 Reborn塩原

キューワン住宅の建て方@甲府市

山梨は甲府市で新築住宅の建て方を行っております^^

地鎮祭のブログはこちら

建築主のMさんのご両親は二人ともに長野県出身。

加えて新住協会員が山梨県に居ない(!?)ため、昨年末にお声がけをいただきました。

設計打ち合わせ期間は、長野市まで見学会に来ていただいたり、私しおはらが山梨のご自宅に伺って打ち合わせを重ねてまいりました。

あらためてインターネットが発達した現代のすごさを実感しております。

 

DSCF2823-2台風一過で青空がのぞいています。

長野から旧来の大工さんが5人来てくれています。

けっこう車通りの多い道路は一段上がっており、

こうして見下ろすことができる立地条件です。

朝から1階の柱を立て始め、お昼には、1階の梁が掛かり、2階の床面合板が張られました。

甲府市のこの現場までは、Reborn事務所から約2時間。空いている時間帯であれば1時間45分ほどで現着します。

県外なので遠く感じる人も多いのですが、飯田市へ行くのとほとんど変わりません。

 

IMG_6438-2格子状に組んだ4寸角土台の上面には、

あらかじめ「ホゾ」と呼ばれる長方形の孔が開けられています。

その穴に柱をねじ込むといいますか、差し込んで立ててゆきます。

これが建て方の朝一番の様子です。

 

 

IMG_6447-2土台および柱はひのきを用いています。

現場にはあの香りがプンプンのぷん!

柱が立ったところで、次にクレーンを使って梁を渡してゆきます。

自在に動くUFOキャッチャーのような感じで、

20年以上もこの仕事をしていますが、

大工さんがとてもかっこよく映りすこぶるうらやましく、

現場管理人としてはとても気持ちが昂る場面です。

 

DSCF2844-22階の床下地では、厚さ2.4cmの合板を用いています。

15cm間隔で75㎜のけっこう長い釘を使います。

”水平構面(すいへいこうめん)”と言いますが、

この合板を張ると床面が強化され、地震の際、建物がまとまって揺れようとするため、全体として揺れ幅を少なくする働きが期待されます。

木造の架構は局所的に破壊が起こることが多く、巨大地震発生時、まず構造的に弱いところが壊れ、そこをきっかけに全体が破損する、というのがこれまでの地震経験で分かっています。

水平構面という考え方は比較的新しく、おそらく阪神淡路地震以降、木造住宅にかなり広く、早く普及していったように思います。。

 

DSCF2859-22階の床に厚い合板を貼ると、もれなく足元が安全になります。

すぐに使うであろう2階用の材木を乗せて置いちゃったり、

いろんな作業をするうえでとてもありがたい地面となるわけです。

この合板を張らない場合は、仮の足場を作りながら作業を進めてゆくわけですが、

2階の梁を掛ける際に、脚立を立てたり上を向いて歩く場面が多いため、転落の可能性が多分にあるわけです。

雨が降れば多少は濡れてしまうリスクはありますが、工事の安全を考えると、リボーンではこの「ネダレス合板工法」を基本に設計しています。

 

DSCF2826-21階から見上げるとこんな感じに。

実は工事で起こる事故で非常に多いのが、

上からの資材や工具の落下によって下にいる人への直撃なのです。

真上に作業者がいる場合、常に気を付けなければなりません。

腰袋からぽろっとハンマーが落ちてこないとも限りません。

でもこうしてネダレス合板が張られていれば、だいぶ安心感があります。

 

DSCF2832-2秋の建て方は最高ですね。

空気は程よく乾燥しているため、材木もゆるやかに乾きやすく、

人も動きやすい。

クレーン屋さん曰く、

「ナガノの人は、甲府で夏に建て前は無理だわ」

その通りでございます(^ム^)

 

2017.10.26 Reborn塩原(完成予定=来年の3月下旬です)

 

10/28,29完成見学会@長野市三輪

Reborn設計、施工坂田木材さんの住宅完成見学会の告知です!

10月28日()、29日() 両日共10:00~16:30

予約制ではありません!

場所等の情報は坂田木材さんのHPをご覧ください。

先週受検した完了検査の際の写真を基に、ご覧いただくポイントを解説します。

Exif_JPEG_PICTURE間取りから参ります(^^)/

玄関を入るとすぐに洗面台(主に手を洗います)が。

実はこのお宅、2階に浴室と洗面化粧台があります。そうすることで1階がゆったりとした間取りにすることができるからアラ不思議。

LDKはやっぱり1階に。

トイレは1、2階にありますが、やはり必要なのは手を洗ったり口をすすいだり。

実用的かつ意匠的に見せてもOKな手洗い場所が必要です。

玄関に近いと、帰ってきてすぐに利用でき重宝します。

きっとそんな風に感じていただけると思います。

 

Exif_JPEG_PICTURE1階LDKに隣接して、パントリー(食品庫)という名の奥行の長い部屋があります。

細長い空間は両側に棚が設けられ、物が取り出しやすく、

食品のみならず、本や食器、文房具やストック品、

さらには資源ごみや掃除機など、なんでも仕舞っておくことができます。

突き当りはちょっとした作業台にするのもいいですね。

 

Exif_JPEG_PICTUREキッチンのシンク前には大きな窓が配されました。

出窓のようになっていますが、外壁に付加断熱を施すことによって、総壁厚は約30cmになっています。

パントリーがあるため、また、システムキッチン下部キャビネットの収納量が昨今飛躍的に大きくなってきており、

吊戸棚のない、すっきりとした空間になっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE流し台の前に立つと、大きな窓(横すべり出し窓)越しに南面の庭をながめることができます。

実はほとんどの場合北側に設けられることが多いキッチンの窓ですが、

南向きに設置するとこうなります、という様子を見ることができます。

 

Exif_JPEG_PICTUREリビングに目を転じます。

構造体である梁をちょっと見せて、天井はパイン板です。2段階段があり、その奥は1FL+40cmの小上がり畳敷きの小部屋が。

右に折れると2階への階段となっています。

おじさん2名が座っているのがリビングダイニング。

ヒノキの柱は、きっとお子さんの成長を刻むことになるのでしょう^^

玄関ホールからLDKまで、ドアや引き戸は1本もありません。

 

Exif_JPEG_PICTURE突き当りは造作家具であるTV台。

L型に配置され、デッキへ出るステップ兼用のベンチともなっています。

畳の下には引出型の収納が、デッキへのステップ下にもワゴンが造作されます。

神棚、飾り棚なども造りつけられています。

 

Exif_JPEG_PICTURE小上がり3畳の和室。

客間としても想定されていますが、主としてはリビングからの続き間で、ごろりとする場所になろうかと思います。

暖房は御多分にもれず、PSパネルヒーター。

灯油ボイラーが熱源です。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階に登りました。ホールです。たて格子が組み込まれた手すり、間仕切り壁、

小屋裏収納へと続く階段が斜めに登っています。

1970年代だったら確実にペナントを張る場所です(笑)

平成生まれの諸君はご存じない?

観光地のお土産として、思い出として、

さらにはプロ野球の優勝旗なんかに使われます。

だから「ぺナントレース」ってよぶんだぞう( ˘ω˘ )

 

Exif_JPEG_PICTURE2階に設けたハーフユニットバス(TOTO・1616)

天井、壁にはひのき無節が張られています。

ぜいたくやなぁ~^^

ヒノキは坂田木材のお家芸。

惜しみなくトロの部分が使われている模様です。

聞けば現場サイドは非常に大変だったそうですが、材木屋の名に懸けて、

今後も「ハーフユニットバス+ひのき」の浴室を普及・発展させていってほしいと思います。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE子供部屋は左右対象で、同じ素材で、同じ配色。

ライムグリーン色のクロスに、深緑色のパネルヒーターで北欧風でまとめています。

4畳半×2=9帖を1つの部屋とし、収納は廊下に出て間取りしています。

部屋の中に収納(物入)を設けることが一般的ですが、

「こういうのもありかも」、という意見をいただくこともあります。

四角い部屋に凸があるよりもいいかもしれません。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE

屋根の頂上付近に設けられた小屋裏収納。

天井高さはもちろん最高1.4m。

思い切った柄のクロスがチョイスされました^^

小さいながらも窓があり、長野市街地を臨むことができます。

こういうところは一般的に合板あらわしや石膏ボードあらわし、になってしまうことも多いのですが、かなりのレベルで仕上がっています。

床はなんとサワラなんだとか。これを見るだけでも貴重な機会です。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓が出窓状態です。

先ほども述べましたが、壁厚は30cmで、外壁には高性能グラスウールが合計220㎜充填。

耐力面材や左官塗りの厚さ、18㎜通気層などで構成されています。

言わずと知れたキューワン住宅。

リボーンの案件も含めて、今年三棟目のキューワン住宅の完成です。

その力強さ、頼りがいをぜひ感じていただきたいと思います。

 

 

無題

2017.10.24  Reborn塩原(本物件の設計者)

(今回も見学会会場には塩原居りません。)