新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

青い雲

IMG_3266お気づきでしょうか?

最近、シオハラの身の回りグッズが青一辺倒になってるの。

専用車(軽トラ)しかり、スケジュール手帳しかり、スマフォカバーしかり。

足場のシートは意図していません(笑)

梅雨のさなかの青い空、いいですね(*^^*)

 

IMG_3271大工さんと10時の一服語らい中、

「おっ!」という出来事が起こりました!

青い雲です!!

1分ももたなかったのですが、iPhoneのカメラはすごいですね。

ブルー・クラウド、きれいに写ってます。

新聞社に持ち込もうと思ったのですが、ご利益が薄れそうでヤメました笑

そういえば昔、「ピンククラウド」というトリオバンドがありました。

チャーです。

分かりますか?あのギターのね。

今でもけっこう好きです。

知らない人は、このYouTubeみてね。好きになるから。小西さんを(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=RIiNRBFNbXY

 

え? はいっ? ムカンケー?

IMG_3268はいはい。戻ります。戻ればいいんでしょ?

外壁は左官塗り壁よ。

これも好きだね、わたしゃ。

付加断熱の上に通気胴縁流してガライタね。

ファサードラタン調で、これでもイケるね。

それにしても最近蚊が大量にでてきたね。

ガラが文脈に出てきたから「蛾」だと思わせておいて「蚊」にしたよ。

変化球だよ、ヘンカキュウ。

高校野球も最近は変化球が多いな。

あれは良くないとおじさんは思うな。

・・・

へいへい、戻りますよ。そういうブログだからね、ここは。

 

IMG_3286おそとの仕事と並行して家の中も仕上がってきました♪

床に石膏ボード12.5㎜厚を全面に。

この上からフローリングを張ってゆきます。

ちっちゃい吹抜があって、材料を入れるのにけっこう便利。

全室暖房におきましては、空調の効きもよくなります。

 

IMG_3288このお宅の2階のフローリングはこれ。

樹種分かりますか?

長野県安曇野産の赤松です。

巾広で節がないので大人気。

大工さんにも大人気。

赤松は、樹種としては柔らかいほうなので、1階よりはむしろ2階の方が向いていると思います。

 

IMG_3291天井にも化粧梁の間に石膏ボードを張ってます。

Rebornの規格住宅では、ここはネダレス合板あらわし=塗装をする、が標準ですが、

化粧梁+しっくい天井のオプションをチョイス。

石膏ボードは万が一の火事にも頼れる存在。

屋根にたたきつける雨音もかなり軽減されるのではないかとも思っています。

 

IMG_3295月末にはユニットバスが搬入組立されます。こんなところもブルー(笑)

実はボード状の断熱材(ポリスチレンボード)は、主要3社の独占市場ですが、各社ホワイト、スカイブルー、ミントグリーンとなっており、ぱっと見てどのメーカーのものか見分けがつくようになっています。

ところで、先ほどのピンククラウド

それが意味するのは、もしかして高性能グラスウールのことではなかったか。

んなわけねーぞな。

2019.7.13 Reborn塩原(断熱職人○アール)

 

 

タイベックタイヘン

Exif_JPEG_PICTURE梅雨が続いています。

ここ長野市では、今年は涼しく降雨量もさほではありません。

ありがたいような怖いような。

35坪規格プランですが、2階ベランダを中止して、1階のデッキテラスに屋根をかけるというアレンジが初めてなされました。

すでに”規格型”と呼べないほどにバリエーションが増えています。

でも要望があるとついつい手を伸ばしたくなるんですよね(*_*;

Exif_JPEG_PICTURE外壁の付加断熱が終わりタイベック防水透湿シートが張られたところです。

タイベックは商品名ですが、あまりに有名なため業界内で、

「透湿防水シート=タイベック」となっています。

あ、いやそうでもないか・・・?

とにかく、湿気を通し水は通さないという不思議なシートなのです。

ここに替わりにビニールシートを張るとどうなるか?

 

IMG_3140IMG_3141タイベックは家の中でも使用しています。

先張りシートなどと呼んでいますが、

この画像の左側のものは断熱工事に先行して張っておき、

屋根の通気口を確保するためのもの。

右側のものは、付加断熱を行う建物で、先に屋根をつくる都合上先に貼っておくシートです。

一般の方にはチンプンカンプンかと思いますが、業界1~3年目の若き技術者にはぜひこの画像をクリック拡大してじっくり見て盗んでください。

 

Exif_JPEG_PICTUREタイベックシートの上には胴縁(どうぶち)と呼んでいる、細い角材を重ねて貼ります。

これがいわゆる通気胴縁(つうきどうぶち)と呼ばれるもので、外壁材の裏側にあたる部分です。

室内あるいは壁の中で発し行きどころのない湿気が、この通気層の中にたどり着き、やがては大気中に放出される、

そんな仕組みを確保する大切な部材です。壁内結露は普段目にできないので恐ろしいわけですが、この通気層を設けることで、リスクは激減します。

 

最近は通気層を設けず、ボード状の断熱材自体に直接左官材料なんかを塗る工法がヨーロッパから入り、日本にも出回りつつありますが、

チキンなシオハラはどうもまだソラ恐ろしくて手出しができません。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓を引っ込めて納める際、非常に厄介なのがこの窓まわりのタイベックの処理。

タイベックは防水最終ラインですから、この窓廻りの納まりは超重要納まりポイントです。

当然窓サッシのメーカーや種類によって変わるはずですが、日本の製品は、基本的に窓が外壁よりも出る納まりを想定して設計製造されているのでなかなか大変です。手間をかけずにかっこよく、かつ絶対に雨漏りさせない納まりとしなくてはなりません。

 

この時期は急な集中豪雨があります。壁に吹きつけるほどの暴風になることも。

万全を期すのであれば、外壁を張る前に噴霧器などを用いて、防水実地試験を行うのがよろしい。

あらたな納まり方法としたときには、私はやってます^^エヘン

2019.7.9 Reborn塩原

 

 

KMブラケットはポリカ

IMG_3032長野市の新築住宅、工事現場M様邸。

本日は瑕疵担保責任保険の、構造&防水検査が実施されました。

大雨の後、異常な湿度です汗

建て方から3週間が経過した現場では、いよいよ断熱工事が始まりました。

 

IMG_3025樹脂サッシが取り付き、KMブラケットなる、断熱材を引掛ける下地を取り付けている様子。

電気配線、換気ダクトの穴貫通が終えていることが条件となります。

現場には、「○○工事が終わっていないと△△工事に入れない」

という風にいろいろな工事が関連しています。

それぞれには担当職人がいるわけですが、

少なくとも1週間ほど前には前もって工事日程を伝えておきます。

もちろん全体工程表も用意されているので、図面が完成した段階で配布しておきます。

各種の工事を最短で結び、最短の工程を組むことを「クリティカルパス」と呼びます。

完全に専門用語ですね。

IMG_3008KMブラケットは一つ一つをビスで固定します。

1ケにつきビスが4本。かなりガッチリ固定されます。

素材はポリカーボネートで、強度が高く劣化しにくいので、建築の世界では屋根などにも使用されています。

「タキロン波板」にも使われていますね。

あれは常時直射日光が当たるので、せいぜい10年くらいの耐久性がありません。

KMブラケットは壁の中で、ひっそりとたくましく、外壁を支えつづけてゆくことになります。

IMG_3013高橋さんが、なにやらブインブインしていました。

分かりますか?

最近、職人さんたちの間で話題沸騰、扇風機付のジャケット着用でございます^^

ジャンパー風で防寒着的ないでたちなのですが、この時期これで果たして涼しいのか?

袖がないベストタイプのものもありますが、、、

値段を尋ねたら、それほどでもなく、かつバッテリーもかなり長時間もつようです。

「キリューがいいかんじ」



100m走の日本記録でもまた出たのか?

 

IMG_3007IMG_3006このように、現場にはさまざまな資材や道具があるわけですが、

なぜか室内玄関付近には、立派な、まっくろタケノコが置いてありました。

まったく違和感がありません(笑)

 

検査は無事合格。

また一つハードルを越えました。

 

 

2019.7.4 Reborn塩原

 

やっぱり無垢がすき

IMG_2913設計:Reborn

施工:坂田木材

@長野市完了検査の立会いに行って参りました。

板張りの平屋としっくい左官塗りの2階建て。

L字型に高さの異なる両棟は、しっかり構造的につながっています。

「平面不整形」

専門的な言い回しでそう呼ばれるのですが、これがけっこう大変なのです。

 

外観6昨年の10月着工でしたから、かれこれ工事期間は8か月程になります。

設計はさらにさかのぼること9か月。

つまり1年半以上の一大事業なのであります!

Sさん、誠におめでとうございます。検査は無事合格いたしました!

 

IMG_2919 - コピーこの家では、外壁の左官材料として、

カルクファサード」というスイスのしっくいを採用しています。

担当した左官職人、荻原ブラザーズのマリオさん(念のため言っておきますが、実名ではありません)によると、これまで採用してきた商品と比べると、

①色が既調合なので楽。

②追っかけ2度塗りとなるが作業性はよい(最初1㎜程塗って、乾かないうちに2~3㎜さらに重ねて塗る)

③下地調整材として塗布する「ミネラル下地」なるシーラーがいいね

とのことでした。

 

IMG_2940家の中は養生シートが片付けられ、もう住める状態になりつつあります。

天井は赤身のすぎ、床はナラ、ドアはニュージーパインです(ウッドワン社)。

今あらためて思うのですが、木は一本一枚とて同じものはありません。

色も違えば模様も違う。

「天然」とか「無添加」という言葉がもてはやされるほど、人間社会は大量に同じものを生産する工業製品であふれかえっているということもいえるでしょう。

若い人は、「やっぱり無垢がいい」という感覚の持ち主が多いような気がしています。

そうは言っても、無垢材はやはり高価ですから、肌に直接触れやすいフローリングは無垢、壁はクロス、などと折り合いをつけています。

7月に完成見学会が開催されます。予約が必要だとのこと。

詳しくは坂田木材HPをご確認ください。(6/27現在まだ告知記事は出ていません)

2019.6.27 Reborn塩原

IMG_2952 - コピーIMG_2947IMG_2966 - コピーIMG_2914IMG_2956 - コピー

 

IMG_2957IMG_2922-1

ジン力タテカタ

IMG_2836梅雨の中休み、本日は晴天の下、松本市F様邸の建て方でした。

普段8:00起床をルーチンとするシヲハラにとって、

朝8:00現場スタートの早起きはけっこう大変なのですが、

入念なシミュレーションと準備をここ数日重ねて参りましたので、

意外とすんなりすっきりの目覚めでありました^^

といいますのも、

過去それほどの経験がない、「クレーンを使わない人力のみでの建て方」なのであります。

 

IMG_2798将棋の歩をじわじわと進めるような、

あるいは急こう配の山をゆっくりじっくり登るがごとく、

1週間前から日替わりで準備が進められてきました。

1、土台材の現場搬入

2、土台据付け

3、1階に仮の作業用足場を作成

4、その上に1階の柱や1階の梁材を搬入

5、建物外周に足場を設営

6、足場の外部に2階の柱や梁材を搬入

7、大工多数にて、人力のみで組み上げる(この日は大工さん8名)

IMG_2813この作業手順の問題点は「安全確保」に尽きるのですが、

1階の床、2階の床共に、隙間なく作業用足場をつくり、脚立が安全に立てられるかどうかがポイントとなります。

そして、極端デカい・重い材料を用いないように設計上配慮します。

このことは合理的な間取りと、無理のない仮構構造がポイントとなります。

この家の場合は、105㎜×270㎜が断面で、長さ4mのひのき材が最大のモノ。

これくらいなら大人2人で担いで脚立を上がることができます。

天気が良いのも条件の一つですね。

高所作業は、天候あるいは風によってかなり作業性が異なります。

 

IMG_2858建て方作業はすこぶる順調に進み、

お昼前には上棟しました^^

5寸勾配、片流れ屋根です。

引き続き屋根の下地=垂木野地(たるき・のじ)の作業へと流れてゆきます。

2階の床には、通称「ネダレス合板」と呼ばれる、

24㎜という厚手のベニアが張られており、作業性が良くなっています。

 

IMG_28385寸勾配(ごすんこうばい)の屋根、

人間が立って歩ける限界だと思っています。

5寸勾配というのは、「水平方向に1mいったら50cm上がる」という角度です。

度数でいうと26°くらい。角度が30°以上は2の足でなかなか歩けません。手を着きながらの作業となりますので、屋根屋さんはつらい作業となります。

 

IMG_2895シヲハラは打合せがありましたので、お昼ご飯をいただいていったん現場を離れ、夕方再び来た時にはご覧の如く、

すでに1階の床下地ができつつありました。

プランニングや設計は非常に時間がかかりますが、

建て方は、あら?って程あっというまに!

あっけないもんです(笑)

順調にいけば完成引き渡しは10/20に。

季節は夏から秋、そして初冬へ。今回もDIY塗装があります。

F様、本日はおめでとうございます。

そして海外から心配しながら見守る娘さんへ

~おかげ様でここまで進みました(^^)/ 待ってますよぉ~♪

2019.6.25 Reborn塩原

 

 

 

 

総掘りべた&軒ゼロWRC

IMG_2695来週上棟を予定している松本市F様邸現場にて、

基礎の中の水を汲みだしてきました!

実用的なダイエットです(笑)

ランニングマシーンで汗水垂らすのもよいのですが、

せっかくですから、何かしら役に立つことをして汗したほうが有益なのではないかと・・・。一挙両得的な思考を持つしおはらです。

5~10cm程は溜まっていたでしょうか。この時期コンクリートは急激に乾燥させたくありませんので、水が張られている方が将来的にいい感じで強度が出ます♪

 

soubouriところでこの基礎はけっこう壁面が高いですね。

でもこれが「べた基礎」の原型なのです。

べた基礎は建物の荷重を全面で受け止めようとするもの。

地面に直接ベタっとコンクリートの平板を置き、その上に建物を載せ、その荷重を分散させようとしているわけです。

このコンクリートの平板を”底盤”(ていばん。ベースとも呼ばれる)といいます。

 

betaしかしながら一般的には左図のようなべた基礎が主流です。

いったいどっちが正解?

構造計算上はどちらもべた基礎として扱われます。

前述の単純形のものは、よく見ると地盤面(G.L.=ジーエル=グラインドラインの略)よりも中(床下)のほうが低いですね。

気を付けないと、床下内に水が溜まってしまいますので一般化していません。

私は、もともとの土地が低く、地盤面をもっと上げたい場合や、

表面の土が腐葉土などで、いったん取り除くべき場合などに、

この”総掘りべた基礎”(そうぼりべたきそ)の採用を検討します。

 

DSCF7562総掘りべた基礎の場合、必然的に壁のH寸法が大きくなり、床下点検のための人通口でくり抜かれたとしても、

その下に一部壁が残り、べた基礎の底盤が変形しにくくなります。

この敷地には以前建物が建っていましたが、道路から40~100cm程低い地盤でした。

ですから大雨の際には床下に雨水が回り込んでくることが多く、今度建てるならばぜひ地盤面(G.L.)を上げたいと考えていました。

 

外観4この基礎の上にはシャキーンとした家が建ちます。

軒の出が無い、片流れの屋根。

外壁はウエスタンレッドシーダー(WRC)縦張り仕上げで、当然ながらグラスウール100㎜付加断熱です。

 

外観2「木の壁はすぐ腐る。」

そんな都市伝説を打ち破るべく、

軒ゼロ板壁で証明してみたいと思います。

 

先ほど新潟・山形で震度6強の地震がありました。

心配です。

建て方をやっている最中に震度6強なんかが来たら、どしよ( ゚Д゚)

2019.6.18 Reborn塩原

「せぇ~の」は生き残れるか

IMG_2545昨日は長野市内で新築工事の建て方でした。

梅雨空の下、なんとか天気もちました^^

夜行性人間の私ですが、現場監督も兼任していますので大工さんらに混じり、

場内の整理整頓、荷受け、タイミングをみて材木資材をクレーンで上げてもらったりと、朝から現場に。

わたしは基本的には根っからの現場人間ですが、

自分で描いた図面が、自分で1本1本拾った材木や金物で、

続々とリアルな家として組み立てられてゆくのですから、ソクゾクモノです。

 

外観1モノづくりにおいてこれ以上の悦びはないのではないでしょうか。

昨今ではパソコンでかなりの3Dパースを描くことができますが、

これはあくまで結果であり、構造体、断熱材、下地材など見えなくなるところが圧倒的に多い。

設計図には書いてませんが、組立手順も大切なことですし、誰がそれをやるのか、も非常に大切なのです。

 

IMG_2492あさ8:00作業スタート。前々日までに土台は基礎に緊結しておきます。

その後足場屋さんにて、完成建物を想定して足場を組んでおきます。

これを先行足場(せんこうあしば)と言いますが、

私がこの業界に入ったばかりのころは、木造の住宅では”先行足場”はまだなく、

足場のない状況で、脚立を使って建て方を行っておりました。

今から思えば非常にアブナイことをしていたわけです。

 

15分後には1階の柱が立ち、早くも外周の梁がかけ渡され始めました。

躯体(くたい)と呼ばれる構造体は、基本的に木ばっかりです。

 

IMG_25148:40には1階の梁がすべてかかりました。

ここが2階の床になる部分です。

木の接合部分に大工さんが金物を取り付けている時間です。

この家は、長野県独自の補助金制度である、「環境配慮型住宅助成金」を活用しています。

構造躯体、下地材、仕上げ材に積極的に長野県産材を用いています。

ひのき、すぎ、あかまつ、からまつが用いられております。

 

IMG_2531時折雨が降りまして、カッパを着用したり脱いだりと、

梅雨ならではの建て方でしたが、午後2時頃には無事に上棟(じょうとう)しました。

引き続き屋根の下地である垂木(たるき)に取り掛かっています。

現代は、大手ハウスメーカーを中心に、現場での作業をなるべく減らすべく、工場でパネルを生産。

断熱材もあらかじめパネルに組み込む、サッシはあらかじめ取付けておく、電気配線も工場で、

現場では組立てるのみで大工さんは不要→組み立て工なる職種も誕生しています。

職人不足、3Kによる若者の建築現場離れ、働き方改革なんかがあったりして、

現場での作業を減らそうとする動きが我々工務店の波打ち際まできている感はあります。

でもそれは「あまりに面白くない」と、私は心の中で思っています。

 

IMG_2507従来からの木造現場では、「せぇ~のっ」とお互いに息を合わせたり、

「アレとってぇー」、「ココ持ってて」など、実に原始的な作業の連続で、

重いだ軽いだ、届くだ届かないだ、暑いだ寒いだと、なかなかムフフなのです。

一人の作業では無理なことも、たくさんの人間が集まるとこんなに早く、楽しくできる。

そんな当たり前(?)のことを感じることができるのです。

 

IMG_2595夕方建築主Mさんにもお越しいただき上棟式。

これもまた同じ時代に生きているという出会いの機会であり、

現代ではすっかり減ってしまった「祈る」機会でもあるのです。

月並みですが、Mさん、上棟おめでとうございます。

この2、3年はこれまでの人生の中で最も苦労をし、悩み、あがいた時間だったのではないでしょうか。

ようやくこの場面が来ましたね^^すでにDIY作業が始まっていますが、毎日進んでゆく現場の様子を目に焼き付けていってほしいと思います。

2019.6.13 Reborn塩原

100棟目

IMG_2387入梅(にゅうばい)。

なんとなくネガティブな言葉の響きです。

梅雨(つゆ)入り。

これもまた残念な感じ・・・。ため息が漏れます。

現場作業のみなさん、食中毒に気を付けましょう!

松本市で進行中の新築現場がナカラになってきました^^

(ナカラ=長野県の方言。「だいたい」、「おおむね」になった、という意)

 

外観D設計図通りに進んでおります(笑)

大工さんたちは全員室内に。

床・天井を貼り終え、内壁やドア引き戸を施工中。

上棟から約2か月が経過。野球でいうところの8回の表か。

建築主MさんによるDIY塗装も追いついています。

 

IMG_23702階の外壁はファサードラタン調のシベリアンラーチサイディング。

もちろん無垢板です。張る前に地上でMさんに塗装をしてもらいました。

キシラデコール、パリサンダ色とブルーグレイ色の調合です(1:1)

これは貼るのホント大変だったと思います。

塗装するのも大変だったことでしょう。

しかし見ごたえ十分。ウットリするのは私だけでしょうか。

 

IMG_2380無垢の板壁ですから、当然ながら1本1本斜めにカット&ビス固定しつつ、じわじわと張ってゆきます。

梅雨時期は天気と相談しながらになります。

ところでこの家のオーナーになるMさんも登山が好きだそうで、

先日近所の里山に登っているさなか、熊に出くわしたそうです。

幸い子熊連れではなく、お互い見つめあいながら、じわじわと距離をとっていったそうです。

いるんですね、やっぱり( ;∀;)

 

Exif_JPEG_PICTUREそんな話をしていたら、偶然か、必然か、

真っ黒スタイルの彼が現場に現れました。

薪ストーブメンテナンスの小野沢さん。

完全に熊風です(笑)

 

7月からいよいよメイスンリヒーターの耐火煉瓦積みを開始するそうです。

 

Exif_JPEG_PICTURE階段もかかりました。

「鉄砲階段」とも呼びますが、

ストレート状の階段です。

鉄砲とか熊とか、なにやら山々しい言葉遣いが塩原の中で流行しており、なんだかメンドーな奴になっていますがお許しください。

階段はこの家のど真ん中に配置されており、暗くなりがちな室内中央付近に2階からの光を届ける役割も担っております。

比較的緩い角度になっており、登山を愛するMさんの日頃のトレーニング場所ともなりえます。

 

 

IMG_2353 Exif_JPEG_PICTURE今月は2棟の新築住宅の建て方が予定されています。

いずれも梅雨時期で予定が組みにくく、日替わりでスケジュールを変更しながら進めてゆくことになることでしょう。

 

先日の5/31がRebornの決算でした。5期が終了し6期目に突入しました。

今月末上棟させていただく家が、Rebornにとっては記念すべき100棟目。

(新築だけではなく、リフォームや設計のみ案件を含む)

本当あっという間の5年間でした。これまでご用命いただいた方々、取引業者のみなさん、本当にありがとうございます。

 

2019.6.8 Reborn塩原(明日46歳になります)

しおらしい家

IMG_2361今年もいよいよ夏モード。

その前に梅雨ですか・・・。

仕方ありません。毎年のことです。

ついこの間まで冬だったように思います。

あっという間に時が経ってゆきます。

これまた仕方ありません。毎年のことです。

高速道路、SAのフードコートで、これ食べてる外人さんがいました。

「コレ、マジウマイネ」

って言ってました。日本語で。

来年の東京オリンピックに向けて、なんだか賑やかになって参りました(‘ω’)ノ

Exif_JPEG_PICTURE本日は千曲市で完了検査に立ち会って参りました。

施工は坂田木材さんです。

最近よく「最近シオハラさん、坂田木材の設計してないの?」って聞かれますが、

はい、最近あんまりやってません。

食いしん坊の私でも、胃袋に限界があります。

こちらのお宅は今週末見学会が開催されるそうです。

詳しくは坂田木材株式会社のHPをご確認ください。

 

Exif_JPEG_PICTUREお昼近くの時間帯でした。ひさしによる日射を遮る効果、絶大です。

出幅60cm、YKK既製品でも、窓上スグにつければ、この時期、H2mのサッシガラス面の全部を影で覆っています。

スダレやシェードを引掛ければ、さらに遮蔽効果が増します。

高断熱住宅の夏は、「とにかく直射日光を家の中に入れない」ということに注力してください。

デッキ床からの照り返しも抑えるべきなので、ひさしだけでは限界があるのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE同じ時刻、北側はどうなってるのか?

このお宅は、北に眺望があり、大きな窓を設けています。

水路があります。隣家がありません。

そして、こっち側の窓にはひさしはありません。

夕方、太陽があの遠くにある家の後ろあたりに回り込んでくるはずなので、

直射日光がこの窓から入る時間帯があるはずです。

しかしこの横からの日射はなかなか遮ることが難しいんです。

理想は窓の外側でブラインドかシェードですが、

時間が短く、入射角度も直ではないので、しのげる程度か。

 

Exif_JPEG_PICTURE北側の眺望を2階から。あの山影から電車がやって来ます。

この家で最もいい眺めだと思って、けっこう大きな窓を配置しました。

風が非常につよい場所だそうで、工事中、何度も足場シートを括り付ける紐が切れたそうです。

先日断熱材メーカーのOさんに、「セルローズファイバーとグラスウールの防音効果について」尋ねました。

私は密度がそれぞれで異なるのでセルのほうが防音効果が高いもんだとばっかり思っていましたが、実は50歩100歩なんだそうです。

音を防ぐ要素は、基本的には”重いもの”が重大で、セル・グラ共に吸音する効果はあるものの、両者にほとんど差はないそうです。

それよりも外壁材だとか耐力面材、石膏ボードなど、面として壁に貼られている材料が大切だそうです。

 

Exif_JPEG_PICTUREがらんどうの室内は反響音でけっこうキンキンしています。

この空間のなかに、さまざまな生活用具がこれから入ってきますが、

それらすべてが吸音材として機能し、室内は静寂な居心地のいい空間になります。

私はオーディオにはあまり興味がありませんが、過去にはけっこうこだわりの強い方も顧客にいました。

部屋の長辺と短辺の比率だとか、天井高さだとか、内装の素材など、ありとあらゆることが音に関係しているんだそうで、

最終的には電力の種類まで関わっているんだそう。

耳のいい方はすごいんですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE検査は無事合格しました。

内装は様々な種類の木であふれています。

随所にお施主さんであるKさんのこだわりや作戦が散りばめられた、材木店を営む工務店らしい良家だと思います。

関係業者のみなさん、大変お疲れ様でした。

Kさん、おめでとうございます^^

子供達がこの家のなかを裸足でぐるぐる走りまわる姿、叱られて泣く姿、みんなで食卓を囲む姿、薪ストーブの前でじっと炎を見つめる姿、

ピアノを弾く姿、テーブルで受験勉強をする姿、、、etc.。

きっとたくさんの家族の風景がここでみられると思います。

人生において、これほど喜ばしく、豊かなことはそう多くはありません。

2019.6.6 Reborn塩原

屋根断熱はタイヘンです

IMG_2097令和が始まった5月も明日で終わり。

季節は春から梅雨に向かっています。

それにしても今年は雨が少ない!

現場では外部作業がとてもはかどっています。

抜けるような青空に白壁が映える。

そんな住宅になってゆくことでしょう。

松本市M様邸。

 

Exif_JPEG_PICTUREユニットバスが入りました^^

お風呂・洗面・キッチン・トイレ、

数ある水廻りの中でユニットバスは建て方直後くらいに発注します。

現在各メーカーの標準納期は3週間~1か月ほど。

パナソニックは水廻り全般について秋ごろ一斉に値上げする傾向にあるらしく、お便りが届いています。

そういえばトヨタ自動車とパナソニックホームズが合弁会社をつくるという報道がありました。

今後車も電化が進むと、家電としての位置づけになるのかもしれません。

Rebornでは浴室に窓をつけない場合もままありますが、今回はあり。横長の横すべり出し窓です。

カベ厚が大きいので出窓風に仕上がりました。

 

IMG_2095ユニットバスの下は、設置前こんな風になっていました。

スタイロエースはもちろん断熱材。

ピンクの管はお湯、青の管は水。

ネズミ色の管は排水です。

細い銀色の管は、浴槽追い炊きのペアチューブ。

20年後までさようなら。

Exif_JPEG_PICTUREユニットバス設置後に、脱衣室より片腕カメラを突っ込んで撮影。

こんなに細い脚で支えられているんですよー。

裏側は点検できるようにしておきましょう。漏水が起こることもありますからね。

これがいわゆる基礎断熱というヤツで、

浴槽のお湯が冷めにくい、洗い場の床が冷たくない、

そういう状況をつくるためには必要なしくみなのです。

 

DSCF1606寒いユニットバスはどうなっているのか?

こんな感じになっています。

基礎断熱材がありません。

替わりに洗い場の床の裏側に発砲スチロールがついています。

おそらく厚さは1~2cm程。

基礎の外側で断熱材を張る方法もありますが、このお宅はありません。

この2つの写真のお宅で、冬場どれくらいこの床下空間の温度が異なるか?

 

Exif_JPEG_PICTURE断熱がらみでもう一つ紹介します。

屋根断熱について。

平天井に対して斜め天井。最近はその変化のある空間が面白いということで人気があります。

しかしながら断熱施工は非常に大変になり工事費も高くなります。

スタートはこんな感じ。垂木(たるき)と呼ばれる屋根のナリを形成する45cm間隔で並んだ骨の上に野地(のじ)合板が張られています。

屋根の最頂部は野地合板で閉じないようにします。3cm程黒く見えています。

棟換気(ムネカンキ)と呼ばれるしくみです。

 

IMG_2090今回は、垂木の間にルーフスペーサーと呼ばれる空気の通り道を確保する部材を使っています。

不織布で作られており、形状は卵パックのような。

でも実はこのルーフスペーサー、非常に高価なものです。

屋根の裏側で通気を取る仕組みを確保するための部材は、各断熱材メーカーから、さまざまな商材が用意されています。

マグ社・通気くん

日本アクア・アクエアー

段ボール系の物が多いようですが、屋根の裏側は外気が通る道があります。

湿気に弱い素材は、基本NGだと私は考えています。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE日本住環境社・ルーフスペーサー

時にはタイベックシートを張り通気層を確保することもあります。

この場合求められる機能は、

1、湿気を速やかに通過させること

2、断熱材でつぶれず、永く通気を確保できること

3.上向きでの作業になるので軽くて加工が容易であること

4.寒暖の差が非常に大きなところに設置されるので、熱で変形・劣化しないこと

 

Exif_JPEG_PICTURE建った後ではもう絶対にみえないところですから、それなりに信頼のある商品を使うべきでしょう。

通気層を確保し、必要断熱厚を確保すべく野縁(のぶち)と呼ばれる下地を組み、

今回は吹込みグラスウールとするので、網ネットを張ります。

これでようやく断熱材を吹き込む準備が整いました。

屋根には最低でも20cm。できれば30cm程の断熱厚が必要です。

鉄板である屋根材は、夏は靴の裏のゴムが溶けてしまう程の温度に。

当然そこからふく射熱が発せられるわけで、屋根の裏面でも70℃近くになることもしばしばです。

そこに空気層がしっかりあって、その下に断熱材があれば、輻射熱はかなり抑えることができます。

「小屋裏空間がない分、輻射熱が直に来やすい」

間違いありません。

屋根の上に設置される太陽光発電パネルは、屋根断熱構造の家にとっては非常に有効な遮熱板になっています。

 

2019.5.30 Reborn塩原