新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

目地ナシ左官塗り壁の下地

Exif_JPEG_PICTURE3月11日の朝、松本地方は久しぶりに白い世界になりました。

今月末完成見学会を開催予定の松本市波田・K様邸も10cmほどのベタ雪が。

気温は高めで、あっという間に溶けてゆきます^^

建築主Kさんによる室内しっくい塗装がついに完了!

親方(奥さん)の活躍により、2週間ちょっとですべての部屋を塗り切りました!!

この記録、明らかに日本新記録だと思うのです^^

 

IMG_0250外では外壁左官が始まっています。

毎度おなじみ、長野市・荻原ブラザーズの登場であります。

すでに防水シート→ラス網→コーナー出隅役物取付が行われ、ようやく暖かくなってきましたので、

「そろそろいいかな」と満を持しての下地づくり。

カメラ片手に激写してまいりましたので、今回のブログは動画付きで。



 

IMG_0239Rebornでは外壁に付加断熱が標準仕様で、壁厚は280㎜になります。

窓はその中間に取り付けているので、外壁面より引っ込んだ形で窓が仕上がります。

窓の周りはご覧のようにコーナー定規と呼ばれる、ツブツブ穴空きプラスチック棒をあらかじめ付けておき、

その先端めがけてモルタル+しっくい厚を目標としています。

窓の周りも左官仕上げ、はけっこう手間のかかる作業なんです。

問題は窓の下となります。ここには石や大理石調の樹脂(メラミン)や、ガルバリウム鋼板などいろいろ考えられるわけですが、

今のところはアルミ製の専用部材を取り付けるのがリボーンのスタイル。

 

IMG_0226最終仕上げ外壁面からの出巾は約3cmほど。

雨水が壁を濡らさないよう、汚さないよう、少し大きく出っ張らしています。

かといってあまり出っ張っても見苦しいので、このあたりがちょうどいいのかなと。

こういう商品が日本で作られていないのが残念です。

窓の大きさにもよりますが、部材のみで1窓あたり¥5,000~6,000かかります。

それでも、後でどうにもならない箇所でありますので、奮発しています。

 

IMG_0251外壁左官は非常に手間がかかります。

この分譲地では、どうも外壁左官は初めてのようです。

窯業系サイディング、樹脂サイディングが多く、一条工務店さんはタイルですが、あらかじめユニットパネルに張られた状態で運ばれてきています。みなさんあっという間に追い抜いてゆきました。リボーンの現場はなかなか足場が外れません。足場屋さんも貸し損です(笑)

なんとも古典的ではありますが、左官塗りの手づくり感、質感や表情、いってみればアナログ感がたまらなく私は好きなのです。

工期優先、生産性優先の現代にあって、この外壁仕上げ方法は完全に逆行しているとしか思えません。

しかし日本では平安時代のまだその先から、外壁にはしっくいが塗られてきています。

モルタルもしっくいも元々は石の粉。文字だけとれば化石の壁です。

 



 

いや~、プロの仕事ってのは見ていて気持ちがいいね!^^

見学会会場でその仕上がりをご覧ください(^^)/

2019.3.12 Reborn塩原

 

地鎮祭@松本市

Exif_JPEG_PICTURE雪ではありません!

自称アメオトコの設計者兼現場カントクの塩原ですが、なんとか降りませんでした( ^)o(^ )

本日めでたく、松本市・キューワン住宅M様邸・新築工事の地鎮祭を執り行いました^^

Mさんとは昨年の夏に初めてお目にかかりました。

新住協の理事でもある会澤さんの名著、

この「家」にしてよかった。

という本を手に取っていただき、その中で事例掲載のあるRebornへお問い合わせいただいたのがきっかけだったそうです。

「いやぁ~、一時はどうなることかと思ってたんですよ」

と笑顔で話してくれたのですが、土地はわりとスッと決まったのですが、業者選定でだいぶ迷走したご様子です。

 

Exif_JPEG_PICTURE「ここまでくるのに本当に長かった」

そう言い添えた奥様は、「土いじりがしたいので」という家づくりの動機を持ってらっしゃいます。

今日の地鎮祭、お二人にとっては本当に待ちわびた瞬間だったのではないでしょうか。

私の方は、おおむねいつものペースで設計のルートをたどってきました。

ヒアリングからファーストプラン&見積提出までは1か月を要しましたが、

多少の改良はあったものの、ほぼそのままこの地に立つことになりそうです。

大きく変わったのは暖房方式。最初はパネルヒーターでしたが、途中メイスンリヒーターへと変わりました。

 

外観D2階ベランダより、遠くに美ヶ原をのぞむことができる、への字型の大屋根スタイル。

南面に大胆に窓を配置しました。低いプロポーションで自分自身かなりお気に入りです^^

1階はしっくい左官、2階はカラマツ無垢板サイディングです。

この大屋根の形状は耐震等級3を出すのに非常に苦労をしました。

断熱性能の方はUa=0.31(Q=1.19)、QPEX計算書の燃費計算では、省エネ基準の約1/3を達成しています(灯油換算312㍑/年)。

 

R0013780-1マキを燃料とした暖房であるメイスンリヒーターだと、どのような温熱環境で、どのくらいのマキの消費量になるのか?

非常に興味深い住宅になりそうで、

もしこの家の暖房が、その心地よさ・燃費のよさ共に好成績を残すようであれば、私自身、今後の家づくりの設計方針が大きく変わることになるのではないかと考えています。

M様、本日は誠におめでとうございます。

お酒は飲めないとのことですが、毎日ご多忙のご様子。今日くらいはゆったりと、気分的に酔いしれていただきたいと思います。これから先、DIY作業がたくさん待っておりますので(笑)

この「家」にしてよかった。

そう言ってもらえるよう、職人一同協力して、全力を尽くします。

2019.3.7 Reborn塩原

 

千曲市Q1.0住宅・木工事終了

IMG_0064スマートフォンを変えました。

これまではアイフォ~ン5でしたが、いっきに10へ。

いや~、カメラがずいぶん進化しましたね^^

ここ数年急速に老眼が進んでおり、あまりに小さな画面に失笑を買い、また電池が半日持たない状況でした。

いったいどこまで続くのでしょうか、アップル社とのいたちごっこ。

私はこう見えてもけっこうヘビーユーザーで、初代ipad、ipad-ミニ、iphon5を渡り歩いてきました。

まあ、そんなことはどうでもいいのですが。

 

IMG_004230坪定型プランが元となっているM様邸ですが、様々なカスタマイズ、マイナーチェンジを経ています。

2階ホールには2帖の吹抜け。

部屋(寝室)を介してのみしかバルコニーに出られない、という犠牲を払ってもなお、

リビング上部にタテアナを設けました。

採光が良くなるばかりではなく、空調による室温の均一化に一役買うことになります。

暖房は温水パネルヒーターですので、空調とは冷房エアコンのことね(‘ω’)ノ

 

IMG_0054いずれこの階段部分にエアコンを設置するのですが、空気の循環を考えると吹抜があると冷房の効きがずいぶん良くなります。

ご主人さんが無類の暑がりさんなんだそうで、

対照的に奥さんはエアコン嫌い。

その狭間に立たされるシオハラ。

どっちの気持ちも分かるだけに、吹抜を設けることによって実際の住まい方がどうなるか、

とても興味深いものがあります。

エアコン1台で全館冷房を行うなら、ぜひ吹抜をおすすめします。(2階にエアコン設置)

 

IMG_00402階の子供室天井を見上げる。

構造体あらわしの梁はダークブラウン色で塗装し、

天井ネダレス合板(あらわし)はOPホワイト・つや消し塗装。

OPとは塗りつぶしを意味する塗料販売元・プラネット社の記号ですが、

これ実際に塗ったことある人ならわかるんですが、けっこう難しい塗料です。

基本的には何度も塗り重ねるのがポイントになってくるんですが、

どうしても一度に厚く塗りたくなっちゃうんですよね。

Mさん、粘り強く「辛抱塗り」を実行してくれているようで、

私が現場に行く度にその奮闘ぶり、成長ぶりが見て取れます。

 

IMG_0050Rebornでは原則、無塗装状態でドアや引き戸を吊りこみます。

好きな色で、好きな塗り方でどうぞご自由に、

という形でDIY塗装を楽しんでもらっています。

このドアは果たして何色になるのでしょうか^^

樹種はベイツガになるのですが、この木、なかなか塗装も難しいんですよね、実は。

クリアならば簡単ですが、濃い色になればなるほど色ムラが出やすい。

そのムラを味わいとして評価できるくらいでないと、ダークブラウンはチョイスしにくいかもしれません。

思い切ってブルーはどうでしょうか?

 

IMG_9884そういえばこの家では、お風呂にクリナップが採用されています。

私自身この業界に20年以上身をおきつつも、

こういう色のチョイスができるユニットバスがあるとは知りませんでした。

こういう色は最上位モデルで存在しているものだと決めつけていました。

もちろんホンモノの木ではありませんが、

濃いブルーの壁とミディアムブラウンの木調カウンター。

なかなかやるな、クリナップ商品開発部(‘ω’)ノ

ちなみにRebornの社用車・軽トラックはブルーです。

 

2019.3.2 Reborn塩原

夫婦円満しっくい塗装

IMG_0032だんだん春めいてきました^^

それにしても雪国のわりに今年は雪が少なかったナー

過去形で書いてみたものの、まだ分かりませんね。

「カミユキ」

と呼んでますが、春先にドカッと雪が降ることが多いここ松本市。

新築工事のK様邸が終盤に差し掛かっています。

 

IMG_0037エムズ内装・平岩さんによるKOBAU紙クロス張りが8割終了。

いよいよ建築主によるD.Y.M.(Do it Myself)内装仕上げが始まりました!

大型分譲地内の現場ですが、周囲には次々とハウスメーカーさんによる新築建て方が相次ぎ、

工事進捗的には、次々に追い抜かされてゆきます。

その逆をゆくかのようなRebornのコツコツ手づくりマイホームづくり。

建築主による積極的な家づくり参加を奨励。

ゆえに、D.I.M.と呼んでいます。

 

IMG_0020仲良し夫婦のツーショット写真撮影に成功(笑)

まずは子供部屋で練習を、という感じでスタートしましたが、なかなか筋がよさそうで、これはかなりのハイスピードで仕上がってゆきそうです。

ご主人は某大手電機メーカーにお勤めですが、出張が多く普段なかなか家族との時間が持てないそうですが、こうした状況になれば必然的にいろんな話をすることでしょう。

”夫婦円満しっくい塗装”

今後はご主人=社長、奥様=親方と呼ぶことにしました(勝手にすみません)

 

 

IMG_0026この家の規模からして、毎週週末を使って1か月はかかるかと思います。

適度に苦労をしつつ、

かつ仕上がってゆく喜びを感じ、

夫婦で協力しながら、

安全に、

くよくよせずに、

味わいながらしっくい塗装を進めていっていただきたいと思います。

 

全部が仕上がるころには、きっと本格的な春を迎えていることでしょう。

 

2019.2.23 Reborn塩原

 

 

何と読む?「狭間」

Exif_JPEG_PICTURE於・軽井沢、二日間にわたるReborn見学会が終わってしまいました。

寒さが最も厳しいこの時期に、メイスンリヒーター1基の暖房で、どんな感じの室内環境になるのか、

不安を感じつつも、個人的に非常に興味がありました。

見学会開始前の室内は、薪がはぜる音以外は静寂に包まれ、窓越しにふわふわと雪が舞い落ちる光景。

これまでたくさんの家をつくってきましたが、この感じ、初めてです。

とても豊かな気持ちにさせてくれました。ご来場いただいたみなさん、遠方お越しくださりありがとうございました。

 

さて、最近紹介していなかった新築物件のレポートを久しぶりに。

Exif_JPEG_PICTURE松本市波田、Kさま邸は、大工工事がほぼ終了し、今週に入って内装クロス工事が始まっています。

この写真は先週のもの。LDKは構造体である梁をそのまま見せています。

プラネットカラー・ミディアムブラウン色。もちろん建築主KさんによるDIY塗装です。きれいに塗れてます。

大工工事は最終盤、巾木を取り付けている模様です。

南には大きな引き違い窓(特注で幅約3m)。幅があまりにもデカいので、真ん中に柱を立てています。

 

Exif_JPEG_PICTURE玄関ホールにちょっとしたカウンターを。

工事中は大工さんのビス箱置き場に(笑)

うっすらアーチで特別感を演出しています。

どんな絵を飾ってくれるでしょうか^^

玄関から入って真正面ですから、それなりにプレッシャーを感じてKさんにはセレクト&ディスプレーしてもらいたいところです(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE内装でもう一箇所を紹介します。

このネズミ色の石膏ボードはエフイーボードという建材で、

吉野石膏から発売しているマグネットが付く特別に高い石膏ボードです。

その名の由来はFe=鉄から来ているのでしょうか。

もうちょっと安かったらいいんだけど・・・汗

弊社仕入れで1枚¥10,000を超えています。

マグネットコレクターさんの部屋は天井も壁も全部これ貼っちゃう、てのものアリですな。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階はすっかり大工工事が終わっています。

次に入る、クロス屋さん待ちの状態。

おっと、バルコニーができたようです^^

 

Exif_JPEG_PICTURERebornではベランダによく木を使います。

世の中的にはFRP防水が多いんでしょうが、デッキバルコニーと言うんでしょうか、

床板の木はスノコ張りにしています。

手すり壁はウエスタンレッドシーダーざらざら板。

アクセントで射撃用窓をつけています(笑)

この窓のこと、なんていうかご存知でしょうか?

「狭間」、”さま”って呼びます。城壁や塀なんかにあるのですね。

松本は城下町ですから、アリですね(笑)

松本城にもたくさんの狭間があります。これぞさまざまですね(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE2階の天井裏ものぞいて、ちゃんと断熱材があるかどうか確認しました(‘ω’)ノ

ありました、グラスウール300㎜厚の海。

本能的にダイブしたい気分を抑えつつ(ウソダロアンタ?)、水面から手を差し入れて厚みをチェック。

もう誰もこの上に乗ることは許されません。

次に見るのは1年後の点検時か?、はたまた3年後か?

 

2019.2.12 Reborn塩原

白と黒

Exif_JPEG_PICTURE久しぶりに雪が降りました。

千曲市小船山。新築のキューワン住宅です。

連日朝晩は冷え込んでいますが、なかなか降らなかった今シーズン。

初めてのしっかりした積雪でした。

工事は外壁の付加断熱100㎜+充填断熱105㎜が終了いたしました。

 

Exif_JPEG_PICTURE玄関ドアはガデリウス社・スウェーデンドア+Rebornオリジナル仕上げ。

ウエスタンレッドシーダーデコパネルを張っています。

外観のアクセントとして有効でしょ!

インスタ映えというんでしょうか(^^♪

こういったドアが30万円以下で手に入るようになったのは作り手側もうれしいんですが、建築主にとっても非常にお得な時代になりました。

レッドシーダーは色のばらつきが魅力。

塗装は何色でぬりましょか?

クリアが一般的ですが、黒っぽくダークブラウンなんてのもアリかと思っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内は化粧梁が建築主によってD.I.Y.塗装中。

プラネットジャパン ウッドコート・ダークブランが採用されています。

実は私、ダークブラウンけっこう好きです。

天井部分は白いしっくいになる予定ですから、ものすごくしっかりした梁に見えます。

これもインスタ映えっていうんでしょうか?

LDKワンルームタイプの中央には1.8m×1.8mの吹抜けがあります。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE2階の様子。

天井部分はすでに白くなっています。

ネダレス合板あらわし天井。

プラネットジャパン OPホワイトつや消しを採用。

見える梁はやはりダークブラウンで塗装予定です。

週末を使って建築主であるMさんに頑張ってもらっています。

だんだん出来てゆく日曜日の現場にただ一人、黙々と塗装を塗ってゆく…

アリじゃあ~りませんかっ!

しっかり目に焼き付けておいてください。

 

Exif_JPEG_PICTUREこちらは玄関の、一風変わった天井、

ではなくて、屋根の裏側の通気を取る部材が見えている状態。

日本住環境社のルーフスペーサーというものです。

この後木で下地を組み、グラスウールを吹き込んで断熱します。

デザインとしてもけっこうおもしろいので、仕上げにこのルーフスペーサーをつかっちゃう天井、

なんてもの今後提案することがあるかもしれませんので、今後Rebornで建築するかもしれない方々はご注意ください(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE壁埋め込みコントローラーBOXです。

インターホン、給湯ボイラーのリモコン、暖房ボイラーのリモコンなどをまとめています。

分かりますかね?

Mさんのお宅ではその他にCDプレーヤーもここにくっつける予定。

ブルートゥースでスピーカーへ飛ばすんでしょうか?

昨今はスマフォなのでは?、とおじさんは思いながら打合せをしましたが、これでよいでしょうか?Mさん?

 

Exif_JPEG_PICTURERebornオリジナルドア=eZドアは室内側を変えることもフツーにできます。

外はデコパネル、内はレッドシーダーラフパネル。

そういえば、もうすぐ節分ですね。春ですね。

しかしテニスもサッカーも卓球もバドミントンも強いですね、日本は!

突然脱線しましたが、やはりオリンピック開催が決まると、スポーツは開催国がガゼン強くなりますね。

「なんで強くなるんだろうね?」

って社長(坂田君)に聞いたらば、

「やっぱカネでしょぉ~~」って。

それなりに選手強化に費用が充てられ、環境が整いやすい。

そういえば同じことを水道屋さんの上野さんも言ってたな、この間。

 

Exif_JPEG_PICTURE現代のスポーツはカネがかかるのもまた事実。

特にウインタースポーツは、日本が夏の間、昔は自転車やらランニングで体を継続して鍛えていたようにかつては見えていたが、

トップの選手たちは雪のある海外に遠征に行き、”雪上でのカン”を鈍らせないほうが、やっぱし記録も伸びるんだとか。

 

どうせやるなら世界一を目指せ、オリンピックで金メダルを取れ、っていうのは簡単ですが、

「才能もある、努力もする、だけどお金がないとトップにはなれない」

という現実。

国を背負って戦う選手をTV画面で見るにつけ、我々は税金を惜しんではならない、

ということも自覚するのが大人というものなのだろうか。

(笑)

2019.1.22 Reborn塩原

 

フカフカ・付加断熱

成人式を迎えた皆さん、おめでとうございます。

18歳を成人とする議論もあるようですが、15歳になる娘が、

「センター試験と丸かぶりになっちゃっうんだけど、どうすんの?」

との質問を投げかけてきました。いったいどうなるんでしょうか?

個人的にはどーかと思います、18歳成人は。

IMG_9664話変わって千曲市で進行中の新築現場の様子。

昨年12月下旬に上棟しました。工事は着々と進められ、

いまや外壁の付加断熱をする段となりました。

Rebornでは外壁を高性能グラスウール16K品を使って205㎜断熱します。

一発200㎜断熱をすることもできなくはないのですが、

Q1.0(キューワン)住宅工法の基本にならって、105㎜角の柱の中に105㎜マット品を。

耐力面材の外側に100㎜マット品を張り付けています。

 

Exif_JPEG_PICTUREお城のような外観(笑)

点々とした凸部はKMブラケットという商品のFRP樹脂でできた断熱材引掛け器具です。

サッシが取り付いた後、あるいは同時進行でこのブラケットをひたすらビスで取り付けてゆきます。

この作業を誰がやるか

という問題があります。普通で考えると大工さんになってしまうのですが、

昨今の大工職人の不足問題もあり、Rebornでは断熱専門業者さんにお願いしています。

KMブラケットの製造販売元である信越ビーアイビーさん、長野県ではつとに有名ですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE接近するとこんな感じに。

耐力面材についても着目してください。

大建工業のアセダス耐震ボードというレアな面材を採用しています。

高強度インシュレーションボード、という通称名で、木の繊維を押し固めたもの。

12㎜という厚みがあり、透湿性がとてもよい。

加えて軽い。さらに産廃処分が木くず扱い。

さらにさらに、若干の断熱性能アリ。

5年前のReborn創立以来、標準化して採用しています。

他にもノダ社のハイベストウッド、大建工業のダイライトMSなどが世の中では広がっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁の付加断熱に高性能グラスウールをなぜ使うんですか?、という質問をしばしばいただきます。

大きな理由は以下。

1、燃えない素材である(防火)

2、安価(経済性)

3、専門職でなくても工事ができる(汎用性)

4、フカフカしている

 

Exif_JPEG_PICTUREこのフカフカしている、って実はけっこう重要でして、

発泡スチロールのようなボード状の製品って、手っ取り早く、薄く外張り断熱できるんですが、㎡あたりの断熱材自体がとても高いものです。

また、木造は特にそうですが、建物って台風とか地震である程度の揺れが日常的に起こっています。

乾燥材とはいえ、木は年月とともに乾燥収縮やネジれが必ず発生します。

そういう特性が骨組みに自体にありますので、ふわっとしたものでくるんであげたほうが、変形に対してしなやかに対応するのです。このことを現場では「追従する」言っています。

KMブラケットの優位性は、ご覧のように熱橋がほぼゼロです。

Exif_JPEG_PICTUREKMブラケットを取り付けた後、この面のグラスウールを張る(引掛ける)作業は2名で30分ほどで終えていました。

すかさずタイベックという防水シートを張ってゆくわけです。

今回もパラマウント硝子工業さんの”太陽SUN”という商品名の高性能グラスウールを採用しています。

今週は長野県どうも天気がよくありません。松本方面では今日は強い南風が吹き荒れていました。

しかし気温は高め。春一番のような印象を持ちましたが、気のせいですよね、まだ(笑)

 

2019.1.15 Reborn塩原

 

 

千曲市M様邸上棟式

DSC_8163冬至、千曲市小船山で上棟を行いました。

造成工事が長引きまして、土地の決定から9か月ほどが経過しています。

地域型住宅グリーン化事業補助金の締め切り期限もありますので、これから少しだけ速足で進めてゆきたいと思っています。

 

外観3今回もLATENTO太陽集熱器搭載です。

ベランダの手すりに集熱器を。

陽当たり良好の広い敷地の土地、ウラヤマシイ限りです。

Ua値=0.30、Q値1.01

文字通りのキューワン住宅で、燃費は全館暖房-年間暖房灯油消費量315㍑(20℃設定)と試算されています(新住協QPEX計算書による)この灯油消費量を太陽集熱でどれだけ減らすことができるのか。

 

内観1家の中も無垢材としっくいでまとめました。

耐震等級ももちろん3(最高等級)ですが、充足率は平均1.55ですから、相当頑強なつくりです。

たとえるならばサイコロのように6面にフタがある構造で、軸組工法とはいえツーバイフォー工法にかなり近い構造となっています。

完成は来年ゴールデンウィーク前の4月下旬を予定しており、リボーンにとっては平成での完成は最後となりそうです。

 

DSC_8176冬至の17:00に上棟式を執り行いました。

真っ暗です( ゚Д゚)

今年も残りあと1週間になりました。

昔は現場の敷地内で朝いち、10時、お昼、三時には焚火をしたもんですが、現代はそうはいきません。

職人のみなさん、お施主さん、風邪ひかないように、なんとか乗り切りましょう(^^♪

2018.12.25 Reborn塩原

 

 

メイスンリヒーターとはいったい?

DSC_7776浅間山!軽井沢!!

今夜はかなり冷えそうです(*´з`)

来週土曜日12/22は冬至。

かぼちゃ食べなきゃいけません。

長野市の日の出は6:56、日の入りは16:35

一年でおひさまが出ている時間が短い日(=9時間44分)です。

ちなみに今年の夏至は6/21でした。

日の出日の入りは4:29~19:09でなんと14時間40分!

約5時間も違うということになるんですね~ハァ~

 

DSC_7772今日は来年新築をする方で、メイスンリヒーターを検討している方を伴い、

4年前にメイスンリヒーターを導入した軽井沢のTさんを訪れました。

(お客様の声~メイスンリヒーター追加リフォーム)

別荘ユースなので、今朝から焚き始めたメイスンリヒーター。

立ち上がりが遅いというけれど間に合うのか!?

間に合いました!!

暖かい!いや、暑い!汗

炉の中は相当高い温度に達している模様で、薪がきれいに燃えています^^

 

DSC_7769焚きはじめからふく射の放熱まで、3~4時間程かかるんです。

その間は「熱はどこにいっちゃったの?」という感じでまったく暖かくならない。

乾いた薪を燃やすと熱が産まれます。

その熱をひたすらに蓄える。それこそがメイスンリヒーターの機能なのです。

ヨーロッパでは薪ストーブはあまり普及していないと聞きます。

薪ストーブ本体の鉄(鋳物)だけでは蓄熱量としてはあまりにも少なすぎる。薪をくべるスパンが早すぎる。

せっかく薪が持っている熱エネルギーを、暖房へと効率よく伝えるためには「蓄熱」の作用が欠かせないのです。

だから日本の薪ストーブは一般的に、ストーブのまわりにレンガなど熱容量の大きいものを置いて、防火の機能を持たせつつ、

少しでも熱容量を増やそうとしているという現実があります。

比較にならないほどの圧倒的な蓄熱体。それがメイスンリヒーターの本質です。

 

DSC_7784場所を移して、同じく軽井沢のRebornリノベ現場へ。

いよいよあと完成まで1週間を切りました。足場が撤去され、その全貌が現れました。

この家でもメイスンリヒーターが導入されました。

計画当初は、ヨーロッパ製のファッショナブルな薪ストーブを、あれでもないこれでもないと検討してまいりましたが、行き着いた先にメイスンリヒーターがありました。

 

DSC_7805前述のものと比較するとやや小ぶりですが、総重量は2t以上にもなります。

今回は工期もないので、フィンランドよりメイスンリヒーターのキットを輸入し、現場でプラモデルのように組み立てるという方向になりました。

施工は今回も伊那市、薪ストーブメンテナンスの小野沢さんです。

前回に比べて10倍速(体感)で積み上げられてゆく耐火煉瓦。

ノウハウが詰め込まれた図柄付きの取説を見ながら、「すんごいよく練られてる」って小野沢さん感心していました。

現場でレンガを切ることがほとんどないので、夜中までできそうですね(笑)

仕上げはしっくい仕上げで周囲の壁と同化させます。

先ほども述べましたが、メイスンリヒーターは薪エネルギーの蓄熱体です。

いったん蓄えられた熱が30時間以上も放熱し続けるといいます。この時間差をつかって本当に寒い深夜から朝方にかけて放熱し続けるのです。

 

DSC_7815オーブン機能も備えており、ピザやクッキーなんかもいいかもしれません。

再来年新築計画中のくろねこMさん、導入いかがですか?

来年新築予定の安曇野市Iさん、いかがでしょうか?

メイスンリも太陽集熱LATENTOも結局は自然エネルギーの蓄熱、というのが本質的な機能です。

この辺りが目下のシオハラの最大の関心事であり、家づくりのテーマなのです。

どちらにしてもQ1.0住宅レベルの断熱性能を備えたうえで。

 

冬至は千曲市で新築の建て方&このお宅の完成引き渡しとなります。

千曲市の家ではLATENTOが導入されます。

 

2018.12.15 Reborn塩原

 

 

ちっちゃな吹抜

DSC_6432最近インスペクションやOB宅点検のブログ記事ばかりでした。

しばらくアップしていなかった長野市松代・C様邸新築工事。 年内完成を目指して着々と進行中であります。

2か月半の大工工事が無事終了し、外壁は左官職人による西洋しっくいのための軽量モルタル下地作業中。

室内は紙クロスを張り終え、建築主によるしっくいローラー仕上げの真っ最中です。

とはいえ平日はお仕事があるので週末がD.I.Y.作業のメインです^^

 

DSC_6440外壁のモルタル状態。

今年の冬は暖かく、雨も少ないので助かっています。

「助かっている」という表現をしましたが、 左官工事は、”なにがなんでも予定通り”進めようとする現代住宅建築工程管理の原則から大きく外れ、 天気によって「やるやらない」が左右され、まったく不安定極まりない工種の一つです。

こういう現代にはおよそそぐわない工法を現在でも続けているのは工務店だけでしょう。

世には窯業系や金属系のサイディング外壁が90%以上でしょう。

しかし50年前の家はそのほとんどがしっくいや木板の壁でできていました。

 

DSC_6438Rebornの新築では、標準的に窓が外壁より引っ込んでいます。

アルミ製水切を付けています。高いですが!(笑)

水切りにはあらかじめ養生(ようじょう)と呼ぶビニールがついています。

左官屋さんや塗装屋さんが落とすもので汚れないように保護しているシートです。

いずれ外壁が仕上がった後、このシートを剥がすのは誰か?

現場管理をする人は常にそういうことを考えています(笑)

 

 

DSC_6432この家、ちょっと工夫があります。

2階のホールに0.9m×0.9mという超小型の吹抜けがあります。

プランニング時、この吹抜を設けるか設けないかで夫婦間激論が繰り広げられたはずです(想像)。

このホールには全館冷房用の10畳用エアコンが設置されます。

「全館暖房をする家では吹抜があった方がよい」という実務者が多いわけですが、

音が伝わる、スペースがもったいないなどの理由で見送られることも多いのです。

 

DSC_64421階からの吹抜けの様子はこんな感じ。

長い材木を立てかけておくのに便利ですね(笑)

夏のエアコン冷気を落としたい考えです。

リビングには北村棟梁がこしらえた家具の類が並んでいます。

造作家具はふつう壁や天井に先に取り付けてから内装を行いますが、 少しでもクロス屋さんや塗装屋さん(施主Cさん)が楽になればとの思いやりでもあります。

 

DSC_6441対面式のキッチンも組み込まれ、あとはCさんの仕上げを待つばかりの現場。

平日は無人になりがちな現場状況ではありますが、

ナカソネによるちまちま雑工事が水面下で繰り広げられているということは意外と知られていません(笑)

「コテを持たしてもらえるまでには10年はかかる」

「やり方は教えない。親方から盗むもの」

「道具は大事にしろ」

「自然にはさからうな」

そういうザ・職人の世界がここにはまだ残っているわけで。

2018.12.6 Reborn塩原