新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

戦友の家。

DSC_0069 IMG_1917-110年前の時を想う―

八ヶ岳のふもと、原村OB宅、10年点検。

いやぁ、コレコレ。

風格っすね、木のいえの。

5年点検はオクボっちが担当したので、実に完成から10年ぶりにKさんと面会。

コロナがなければ抱きつきたいくらい懐かしかった。

この建物を完成させるのに、実はとてつもなく灌漑深い思い出があるのです。

 

IMG_1946もうすぐ10年経つので、そろそろアノ頃の話を出していってもいいのかなと思うのですが、

結果的に、私の勤めていた工務店(長野ログハウス建築設計→倒産の直前で「木造建築長野」という商号にかわっています)が倒産する3か月前に完成、引き渡しをしています。

私は現場カントクとして、資材の調達や業者の手配、工程の管理、建築主さんとの打合せなどを担当していたのですが、

経営状態が悪く(本当に?)、経営者らは毎月の資金繰りも大変そうで(本当に?こんなに仕事してるのに?)、

仕入れ先や取引業者に、請求書の額面通り支払いができず、私が思うように材料が買えないのです。(最初に責められるのは、現場監督なのです)

現場で大工さんに胸倉をつかまれ、工事中のこの壁に突き倒されたのを、いまでも昨日のように覚えています。

その様子をじっと見ているほかの職人さんたちの冷たい視線をいたいほど浴びながら・・・。

 

IMG_1945いくらイイモノをつくっていても、

いくら過去の実績があろうとも、

いくら受注残棟数があろうとも、

約束したサイトで支払いが出来なければ、取引は続きません。

会社の後輩の何人かはすでに辞め、人生で最も長い時間を共に過ごした上司も、この物件の工事中に辞してしまいました。

社長は体調をこわしたということで会社にほとんど出てくることがなく、まさに四面楚歌。

新規仕入れ先を開拓し、ポケットマネーで前払いしたり・・・。

今となっては「なんであんなことしたんだろ?」と思わざるを得ない行動をしながら、牛歩で現場を進めていたのです。

 

IMG_1989当然ですが、予定工期を狂わされた建築主のKさん。

おそらく3か月以上は引き渡しが遅れたのではなかったか。

 

わたし自身、幾度会社を辞めようと思ったことか。

帰りの車中で、いくど涙を流したか。

ここ原村だけでなく、いくつかの場所で、いくつかの現場が同じような状態にありました。

うぬぼれかもしれませんが、私が辞めたらすべての家が完成しない—

その想いだけが、私をふみとどまらせていたと思います。

だからこの家ができた時は、ほんと嬉しかったなぁ。

 

IMG_1954そして今こうして10年が経ち、10つ歳を重ねたお互いは、まさに戦友の再会。

抱きつきたくもなるのです(*´ω`)

 

2010年12月1日、完成引き渡し。

年末に給料が初めて滞り、それでもあきらめきれず、社長を信じ、

1月、2月も同じように信じ続けて完成を目指した日々-。

ついにその日がやってきた。

2011年2月28日、社員5人、全員に対して解雇通知。

絶望と無力感だけが残った3月がはじまりました。

全てを失った感覚はありましたが、ホッとしたのもあり、

まさに泥のように眠り続けていました。

 

IMG_1976とはいえ工事中だった建物のことも気にはなる。

でもどうしようもない。

せめてもの救いは「完成保証制度」。

全棟加入していたから、工事の続きの引き受け手がいればなんとかなるだろうとタカをくくっていた3月。

無職で貯金通帳には2万円。

クレジットカードのキャッシングの返済期限は過ぎキツイ督促。

住宅ローンは3か月滞納しており、まだ残債は2000万超。

失業保険、雇用保険の入金日は早くても3か月後だとハローワークの担当者。

 

DSCF9590絶体絶命、というのはまだ意欲・意志がある人に対していえることで、

魂が抜けた私は、そんな風に自分のことを客観的にみることもなく、

さて、どうやったら妻や子供たちに償いができるだろうか、

ということばかりを一日中考えていました。

鳴りやまぬ携帯電話はとっくに電源を落とし、着信履歴を深夜に確認。

多い時で500件以上の履歴。携帯電話会社から、解約手続きにくるようにとのメッセージ。

もはやこの世にいる場所はない—

せめてこの家を競売ではなく任意売却で処分し現金化するところまではやっておかなければ。

かけていた生命保険の内容はどうなのか?

 

24時間のうち22時間寝て、2時間はぼんやりそんなことばかり考えていた日々。

 

(この続きを望む声があれば、つづきはまたいずれ。)

2020.11.24 Reborn塩原

安曇野市穂高・Q1.0住宅の上棟

1106_201106_63夕焼け、きれいだったなぁ~☆

昨日無事上棟いたしました。[安曇野市穂高・T様邸]

 

10月はひたすら基礎工事を行っておりました。

ブログ:安曇野市・(仮称)七三分けQ1住宅

ファーストコンタクトは昨年5月。

インターネットでRebornのことを見つけ出してくれたそうです(*´ω`)

ありがたい時代です!

購入を検討している土地のご相談から打合せはスタート。

陽当たりがよく、地盤の状態がよいであろうこの土地を選びおすすめしました。

1stRebornで新築をご検討いただく場合、ファーストプラン&見積は無料で行っております。

T様邸のこの土地に対する提案プランはこちら!

東側の眺望を活かした挑戦的な外観。この時点で七三分けになってます!

今、見返してみてもなかなかのPLANだと思いますが、やや斬新すぎたらしく(笑)、よりシンプルな形へと変貌してゆくことになります。

 

azuminoファーストプランで、設計の方向性、目指している耐震性能、標準的な断熱仕様などをご確認いただき、合意ができるようであれば「設計契約」を締結していただきます。

このとき他社との比較等の理由で、セカンドプランを依頼されることも少なくありませんが、以降は有料で作成させていただいてります。

設計契約以降は意見交換を交えながら、T様邸の場合はプランNo.⑥まで進み、詳細な設計製図を行う実施設計へ。

実質的にはNo.③でこの屋根の形が決まり、あとは少しずつ修正を行ってゆく形でした。

 

1106_201106_56設計製図作業は約1月ほどの時間をいただき、建築請負契約へ。

Rebornは”設計事務所を兼ねた工務店”、という位置づけになりますので、他社工務店へ工事を依頼することも可能ではありますが、ここ数年は実質的にそのようなことはなく、そのまま工事を担当する工務店としてご契約させていただきます。

大工さんはじめすべての職人さんは外注になります。

工務店によっては社員大工で工事をしている会社ももちろんありますが、弊社の場合は30ほどになる様々な工事を、個別に物件ごと契約する形をとっております。

 

 

1106_201106_91そうはいっても、同じ職人さんに発注することになってゆき、次第にチーム化してゆきます。

職人さんは様々なハウスメーカーや工務店をかけもちしている場合が多く、スケジュール的に難しい場合も起きてきます。

いまだに〇〇屋、と呼んでいる業界が他にあるでしょうか。

かなり独特な業種であることは間違いありません。コロナ禍でもこの業態はとぼ変わっていないと思います。

テレワークはできない業種ですから、すべては現場で行われることになります。

全体的な傾向でいえば、木造住宅もプレハブ化(工場であらかじめ加工、組立て)が進んでゆくでしょうが、

人が現場でウンウン言いながら、多少の苦労を伴いながらモノをつくるというのは、ある種人生のヨロコビでもあると思うのですが・・・。

 

1106_201106_69省力化、効率化だけを追い求めるのがモノづくりではないはずです。

生産性を高めつつも、現場作業も残してゆきたい、

だれがやっても同じものができる、も大事なことだけど、

△〇さんがやったらこうなった、も捨てがたいな、と思うのです。

上棟後、Tさんに「立体的になってどうですか?」と尋ねました。

 

「一日でこんなに進んでびっくり!」

「図面通りの形ですね」

 

IMG_1113この家は久しぶりにゼロエネです。

Ua値=0.25、Q値=0.74

年間の暖房負荷は3,556kwh。

ヒートポンプ式の温水暖房(パネルヒーター)で、

COP2.5で燃費(年間暖房用消費電力)=1,422kwhです。

重心の低いプロポーションでシンプルな屋根形状。

大工さんたちも建て方しやすかったのではないでしょうか。

Tさん、上棟おめでとうございます(^^)!

家づくり、職人さんたちに混じって愉しんでくださいねー^^

2020.11.7 Reborn塩原

飯綱町・見学会が間近!



今週末開催の飯綱町赤塩・Oさま邸が無事工事終了いたしましたー(‘ω’)ノ

パネルヒーターによる全館暖房運転中です。

まだ余裕があるようですので、ご予約の上ぜひ体験しにきてくださいね~♪

2020.10.27 Reborn塩原

飯綱町・リンゴとQ1.0住宅完成へー

IMG_E9901カミキリました。

エミさんいつもありがとう。

お受験前にスッキリサッパリしました。

そう、塩原は宅建試験を控えています。

今年こそは・・・(‘ω’)ノ

台風進路が気になりますが、きになるのはリンゴも同じこと。

今月末に見学会を開催する予定の飯綱町のO邸へ—。

 

IMG_9882外壁はすぎ板ACQ加圧注入材。

またかよー、という声が聞こえてきました。

はい、またです。

スクエアな外観はRebornでは希少。

果たして片持ちのひさしは豪雪に耐えるでしょうか。

南面は大きな窓が日射を歓迎していますが、夜間や日射なしの時どうするのか。

道路からの上下水道取り出し工事も無事終了し、残るは器具付け、そして完成へ向けて一直線。

 

IMG_9850室内ではしっくいDIY塗装が佳境を迎えています。

残り3割といったところでしょうか。とても見事な仕上がり具合です。

見学会開催を控え、「ほんとに大丈夫か?」、確認しにやって参りました。

ダイジョウブそうです^^

ということで、10/31()、11/1()の二日間、この家をご覧いただける見学会を開催させていただく運びとなりました。

近日中にホームページで正式に告知いたしますが、今回も予約制にて。

予約受付開始は10/17()より。

2020.10.8 Reborn塩原

 

 



 

 

 

安曇野市・Q1.0住宅地鎮祭

IMG_9480-1シルバーウィーク、かなり賑わいました(^^♪

私もあちこち移動していたのですが、道路はだいぶ混んでましたね。

暑くもなく寒くもないこの時期、冬から行動自粛を強いられていただけに、ここで一気に動き出した、そんな印象を持ちました。

 

安曇野の空はウロコ雲で覆われ、稲刈りが始まっています。

果物も今年は上出来の感じで、直売所は大賑わい。

ぜひ秋の信州へお出かけください^^

 

DSCF8897昨日、安曇野市穂高で地鎮祭を行いました。

建築主のTさんは千葉県からの移住です。

山がある風景が魅力でこの地を終の棲家に選びました。

土地も割とすっと購入でき、プランニングに多くの時間を割くことができました。

きっと、いい家になると思います(笑)

 

完成予想図完成予想図

平屋に見える2階建ての大屋根スタイルです。

日射が豊富な安曇野エリア。

Q1.0住宅とはとても相性がいいと言えます。

完成は来年4月末。来週から基礎工事を行います。

 

QPEXTさん、地鎮祭おめでとうございます。

異郷の地で建築するということで、不安と期待が入り混じった心持ちでこの時を迎えたかと思いますが、心配はご無用です。

いよいよ工事が始まりますが、ご承知のようにRebornの家づくりは建築主参加型。

たくさんの職人さんたちと関わることになりますが、どうぞ友達感覚で気軽に声をかけてみてください。

長野県の方言も、そうしてマスターしていってくださいね。

終盤、内装しっくいの左官工事が待っています。今から筋トレしておいてくださいね(‘ω’)ノ

関わるみなさんが全員けが無く、どうか無事に完成しますように。

月並みですが、地鎮祭はそうした気持ちを一層強くさせます。

神主さんは深志神社さんにて―。

ひとまずは台風が来ないことを祈ります。

2020.9.24 Reborn塩原

 

長野市三輪Q1.0住宅完成・お引渡し

安曇野市Q1新築住宅、上棟おめでとう。

DCP PHOTO9月になってもなかなか涼しくならない信州。

先週金曜日に安曇野市で、キューワン住宅が上棟しました。

(撮影者:笠井)

開始早々は快晴でしたが、台風の影響でムシムシ。

午前中わたし塩原は軽井沢にいたのですが、ちょっと避暑地の9月とは思えず、

さすが雨ヲトコ・カサイ(笑)

DCP PHOTO午後2時ごろ。

あっという間に天気の様子が変わってしまいました。

そういえば、最近衝撃的な報告があります。

こうしてクレーン作業で建て方を行う我々建築業界にとっては衝撃的!

電気の電線を黄色いカバーで覆って、工事中の感電を未然に防ぐのですが(「防護カバー」といいます)、過去中部電力さんは無償でこの作業をしてくれていました。

まあ、無償といってもみなさんの電気料金から徴収しているお金で運営をしているはずではありますが。

 

DCP PHOTOそれが、あろうことか、10月より有償になるとのことです。

しかもかなりの高額!

中部電力のHPへリンク(建築業関係者必見!)

これは・・・、恐るべき金額・・・汗

普通の一戸建ての住宅の建築工事で、クレーン作業に支障となる電線がある場合、10万円弱くらいがかかるものと予想されます。

最終的には建築主の負担となってしまうでしょうから、これはなかなかお施主さんに理解されないかもしれません。
DCP PHOTOともあれ安全第一ですから、やらないわけにもいきません。

今後工務店やHMから提示される見積書の中に、安全費として計上されてゆくことでしょう。

Rebornの家は、設計上、ご覧のように2階の床が建て方作業中に勝手にできてしまいます。

厚さ24㎜の合板を機械をつかってネジ止めしている風景ですが、構造的に強度を上げるのにも一役どころか二役程役に立っています。

この床でかなり転落事故が起きにくくなり、バールはハンマーのような危険な工具の落下防止にもなります。

0904_200907_26Kさん、上棟まことにおめでとうございます。

年内完成に向け、来年の正月はこの家で暮らしていただけるよう、みんなで力を出し合いましょう。

入社9か月目の笠井君、現場カントク、本格デビュー作です!

 

2020.9.8 Reborn塩原

 

しっくい天王山

IMG_8718東御市Q1.0(キュウワン)住宅に立ち寄りました。

現在現場は建築主Hさんの内装しっくい仕上げ中です。

建物の規模にもよりますが、DIYしっくい塗装期間は、1か月~1か月半が目安です。

この間、毎週休みの日にはどっぷり現場に浸かっていただきます(‘ω’)

この日は平日、現場は当然ながら無人でした。

 

DSCF8839インスペクション道具を活かして、鳥瞰ショット。

ドローンではありません。釣り竿状のカメラ用伸縮棒での撮影しました。

これまではセルフタイマー機能を使いとにかくたくさん撮影する、というアナログおじさん戦法でしたが、デジカメにWifi通信機能があることを知り、スマートフォンにアプリを入れて遠隔でシャッターを切れます。

なんという便利な世の中なのでしょう(笑)

しかし時と場所を間違えると警察を呼ばれる可能性が無くはないか・・・汗

 

IMG_8758外気温は夕立ち雨の影響で27、8℃だったかと思いますが、

窓締め切りの室内は、推定35℃くらいあるか。

断熱力が高いと、いったん温まってしまった室内は保温性がよく、、、これはなかなか冷ませませんぞ。

来週がいよいよ天王山か? Hさん、ガンバ!

仕上がり状況を拝見しましたが、かなりいい線いってますよ!!

気候が少し涼しくなるとよいですね^^

完成見学会の予定表がなかなか埋まりません。

いよいよコロナの影響が建築業界にも襲いつつあるのか?

 

2020.9.5 Reborn塩原

IMG_8740 IMG_8756 IMG_8758 IMG_8760 IMG_8761IMG_8753 IMG_8748 IMG_8730 IMG_8729 IMG_8714 IMG_8703 DSCF8835

 

 

 

 

 

 

長野市三輪キューワン住宅完成!



引き続き外構工事を行います。9/10頃までご内覧いただけます。

ご希望の方は希望日時を添えて、メールでメッセージください。

2020.8.11 Reborn塩原

長野市Q1.0キューワン住宅完成間近

0722_200723_5梅雨明け間近!

ようやく長野市にも青い空が戻って参りました(*´з`)

白いしっくいが映えますね^^

—長野市三輪10丁目・Q1.0(キューワン)新築住宅の足場が撤去されました。

35坪規格PLAN。お盆前には一通りの工事を終えますが、引き続き外構工事に突入します。

 

0722_200723_13まずはデッキテラス。

束石(つかいし)と呼ばれる基礎が始まりました。

担当は毎度おなじみ、マルワ信濃土建さんです。

ちっちゃなぶるとーざー、かわゆいですね♡

ここに広大な木製デッキができるのです。

 

0722_200723_1飯山高校野球部員の父である関さんは、この週末やはり球場へ?

当然昨年の夏は甲子園へ。

2連覇がかかる今年も、3年生ショートで活躍していると聞きます。

そういえば、長野大会開催のための寄付金は、目標金額までもう少し。

社長よ!

もう一息だぞ!

DCP PHOTO室内ではカラフルドアが吊り込まれました。

ウワサには聞いていましたが、び、ビビッドです!

さあお盆休みまであと2週間。短い夏の始まりです。

2020.7.30 Reborn塩原