メンテナンス日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

築27年木造住宅インスペクション

Exif_JPEG_PICTURE長野市内でインスペクションをしてまいりました^^

今日は全国的に暖かい一日で、外気温は10℃近かったはずですが、それでもシングルガラスは結露しています泣

クロスで気密化された家では、換気扇を回さなければ室内で発生した水蒸気は結露するしかしょうがありません。

結露し、したたり落ちた水滴はやがて凍り、木の窓台(枠)を濡らし、カビを発生させることも少なくありません。

 

Exif_JPEG_PICTUREいくつかの窓枠でシミやカビが出てしまっています泣

こうならないようにと、ガラスを一生懸命拭くのですが、

毎日数時間おきにそんなことができるはずもありません。

根本的な解決方法としてサッシ自体を交換することをおすすめするわけですが、

「2重窓にしたらだめなの?」ってよく聞かれます。

この木の枠の内々に追加でサッシを付けるわけですが、断熱・気密性の悪いものではかえって結露を助長することもあります。

気を付けてください。

 

Exif_JPEG_PICTURE住宅密集地でお隣りとの離隔距離があまりありません。

こうなると窓カーテンはなかなか開けることはできず、

ガラスが太陽光にさらされることもないので、ガラス表面温度も日中なかなかあがりません。

気づかないうちに結露だけはどんどん進んでいます。

屋根の軒も10cm程で、外壁は窯業系サイディングでしたが、第一塗膜である塗装が劣化していました。

手で触ると白くなります。

 

Exif_JPEG_PICTUREまた、サイディング同士の継ぎ目にはコーキングと呼ばれるゴム状のもので隙間を埋めてあります。

これは10年もすればご覧のように切り離れ、隙間が生じます。

ここに雨水が入り込み、塗装されていない裏面を濡らし、サイディング基材そのものが傷んでゆきます。

これだけお隣との外壁距離が近いと、雨も当たりにくいのですが、

今後の事を思えば、コーキングを打ち直し、サイディングの表面を再塗装した方が良かろうと思います。

 

DSCF5072床下へ潜入。

地面むき出しで、お隣りと近いためか、通気口は必要数あるものの、

通風はあまりよくない感じ。床下に入るとカビの香りに包まれます。

断熱材はグラスウール50㎜袋入りが根太間に入っていますが、

垂れさがっていたり、みっちり入っていないためあまり効いてはいません。

地面と床束(ゆかつか)と呼ぶ木の柱も近いため、シロアリ被害のリスクも相当高い雰囲気です。

 

DSCF5061床下で困ったことが起きました。

なぜなのかは全く分からないのですが、巨大な石が進行方向をふさいでいるのです。

まさか床下で相撲稽古をするとは夢にも思わず・・・( ノД`)シクシク…

明後日ごろ、体の変なところがパンパンになるはずです(笑)

 

DSCN0115ウンウン言いながらどうにか巨石を端に寄せ、さらに進むと今度は給排水管の束が・・・泣

さすがにこれは動かせません。進入禁止バリケード状態です。

 

DSCN0114あまりよろしくないのですが、

配管が基礎を貫通するところも構造的にどうなのか。

あらかじめ配管経路を基礎工事開始前に分かっていれば、こうした配管はしなくてもよいはず。

とにかく後でメンテナンスができない床下空間では意味がありません。

 

 

DSCF5053やっぱり気になるこのたるみ。

グラスウールに限らず、断熱材の落下防止策は万全にしていただきたい。

そうしなければ、断熱材が空中にハンモック状態であったも全く意味がないですから!

 

 

DSCN0135-1小屋裏(2階天井裏)へ~><

ここでも断熱材であるグラスウールが雑然と。

間仕切り上の気流止めも当然ありません。このころにはまだ「気流止めが必要」って認識されていませんでしたから当然といえば当然です。

全国の住宅のすべての家が気流止めを行ったとしたら、とてつもなく省エネになると感じます。

暖房してもここから暖かい空気が出てきてしまうことを、もっと世の中に知っていただきたい。

それはさながら、天井にバスケットボール並の穴が開いているのと変わらないほどであろうと感じます。

 

 

DSCF5066-1一階の床下でもそれに似たような現象が起きています。

この隙間から、床下の冷たい空気が壁の中に吸い込まれてゆくのです。

ここをふさぐとどうなるか。

暖房の効きが良くなる。

いつまでたってもファンヒーターが設定温度まで到達しない、なんてことが無くなるはずです。

こうした木造住宅の根本的な問題点は、最近になってようやく知られることとなってきました。

幸いなことに、私は20年前にそのことを知ったのですが、

”気流止め”をまだ知らずに建てられている新築の家もまだまだたくさんあります。

 

 

「知らないことがまだまだたくさんある」

そうやって勉強してゆく姿勢は、モノづくりに携わり職業としている人間にとって必ず必要なんだとあらためて感じました。

私自身まだまだ知らないことがあるはずです。新しいこと、未知なることの解決のヒントは現場にあるはずです。

床下での巨石にめげず、カビ臭に怖気づくことなく、これからも床下に潜ってゆきたいと思います。

 

2018.1.18 Reborn塩原

 

 

火事こわい

先週、火事になってしまった家に行きました。

当然ながら消火後です。

私は前職で、長年工務店に勤めていたことを知る人は少ないと思います。

実はその工務店は7年程前に倒産してしまい(経営者ではありませんでした)、

300棟弱のお客様の大多数から、現在も点検やメンテナンス、増改築のご相談をいただいております。

そんな中の1棟が先々週、全焼してしまいました。

私が入社する直前にお引渡しされたそのお宅(築22年)には、過去に何度かおじゃましたことがあり、

たまたま点けたお昼のニュースで、「ログハウスが火事に」というアナウンサーの声が耳にとまり、じっと画面を見ていたのですが、

まさかまさか・・・。

このことは、このブログで紹介すべきか1週間ほど悩んでいたのですが、

私を含め、みなさんにも同様のことが起こりうることなので、

静かに、

薪ストーブユーザーである自分自身への戒めの意味も込めて紹介したいと思います。

 

Exif_JPEG_PICTUREすでに雪景色となっていましたが数日前には火災現場でした。

現地に到着すると、外観はさほど焼けていない。

骨組みはしっかり残っているし、ログ壁の防火性には驚きましたが、

窓ガラスは吹っ飛んでいるし、煙突や天窓なども脱落。

屋根に穴が開いている様子でした。

 

Exif_JPEG_PICTURE次に家の中に入ると、あの鼻をつくにおい。

そして真っ黒な世界。

木の表面は真っ黒に炭化こそしていますが、表面の1~2cmほどか。

ただ屋根の下地の合板は完全に消失し、屋根板金の裏側が見えています。

このまま雪がもっと降れば、きっと屋根材ごと雪崩のように崩れてしまうかもしれません。

 

出火原因は、リビング先の外のデッキに出しておいた薪ストーブの灰、だとのこと。

完全に火種が消えておらず、デッキの床に燃え移り、たまたま置いてあったガソリンの携行缶に・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE誤解を招いてしまってはいけませんので、もう一度言っておきます。

薪ストーブの灰をビニール袋に入れてデッキの床に出して置いておいた・・・、

それが原因だそうです。

 

きっとこれまでも同じことをしていたんだと思いますが、たまたま火種が残っていた。

 

灰は必ずフタのある金属など燃えない容器に移してください

 

そしてこの写真を、あなたの目に焼き付けておいてください。

 

 

オーナー様ご家族の皆さんは全員無事だったのでなによりですが、

思い出のつまった我が家を失った今の心境を思うと、なかなか言葉がでてきません。

 

近隣への延焼もなく、また地域の方の助けもあって、現在は仮住まい生活を続けていらっしゃいます。

火災保険も加入していたとのことですので、物理的な復興はそれほど難しくないはずですが、

このように寒い時期ですから、どうぞお大事にしてください。

 

大事な書類は引出しタンスに仕舞っていたそうで、

プラスチック製のケースに入れてあったものは跡形もなくなくなってしまったそうですが、

木の引出しにあったものは、おおよそ書類として残ったそうです。

木は表面は当然黒く燃焼しますが厚みがそれなりにあると燃えにくい、ということになります。

 

このブログをみて、「あ、」と思った方は、木の引出に、あるいは耐火性のある金庫に、趙大事な書類なんかは仕舞った方がよさそうです。

 

折しも現在甲府市で、省令準耐火構造の木造在来工法の家を新築工事中。

記憶に新しいロンドンの高層マンションの火災の原因は、外壁通気層から入り込んだ火が、石油由来の断熱材に燃え移ったことが原因だと聞いています。

木造の家が圧倒的に多い日本でも、火災を考慮した建物がもっと研究されるべきだと思います。

工事期間中の建物であっても、弊社ではその建物に火災保険をかけています。

それも大事なことの一つではありますが、

命というものは一つしかありません。

 

燃えにくい、とか

逃げる時間がある、

燃えたとき有毒ガスが出ない、

そういうことも知識としては知っていても、

ぐるり今自分がいる廻り見回すと、なんとも危険といえば危険だと思ってしまうのです。

地震もこわいが火事もこわい。

 

2017.12.16 Reborn塩原

 

デッキの張り替え、ミニマムVer.

Exif_JPEG_PICTURE富士山のふもと、山中湖村にやって参りました(^^)/

デッキテラスからは富士山と山中湖がのぞめます。

最高のロケーション!

今日はデッキの床を一部修繕します。

過日10年点検を行いました。

その時の記事は「シルバーグレイ

デッキにも全面的にレッドシーダーを用いています。

 

Exif_JPEG_PICTUREレッドシーダーは経年の変色に独特の味わいがあります。

しかしいくら耐候性に強い木材とはいえ、露天下にさらされるデッキ床の腐朽は否めません。

最悪は足を踏みぬいて骨折してしまう、なんてことも考えられなくもない。

しかし全面更新するにはまだ早い。

今回は築後10年という節目ではありますが、必要最小限の補修で、

オーナー様と、そういう申し合わせになっていたのです。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREウッドデッキのどこが腐りやすいか?

答えは簡単明瞭。

まず第一に、木口(こぐち)と呼ばれる切断面。木と木の継ぎ目というんでしょうか。

木口は雨水を吸い込み、いつもジクジクしている状態です。

加えて釘あるいはネジが打たれていますから、さらにジクジクが加わります。

第二に釘打ち箇所。第三に表面の割れ、という順番になろうかと思います。

塗装をすれば大丈夫、という人もいますが、私は完全否定。木口やビス孔の中にまで塗装ができないからです。

 

Exif_JPEG_PICTUREミニマム修繕、ということで、私塩原が出動。

使う電動工具は、左から、マルチツール、インパクトドライバー、丸ノコ、です。

どれもコードレス。つまりバッテリー駆動です。

こういった類の工具はバッテリーが命で、機械そのものよりもバッテリーの代金の方が高い、なんてこともしばしば。

工具メーカーも大手は日立とマキタですが、バッテリーは同メーカーであればどんな工具にも使いまわしができるようになっています。

大工さんは、当然どの工具も持っているでしょうから、やはりヒタチ派とマキタ派に分かれます。

塩原はなぜか日立派です。

 

Exif_JPEG_PICTUREExif_JPEG_PICTUREまずは丸ノコを使ってデッキをザクっと切ります。

刃の径は小さいものの方が、こうしたデッキ修理の際は便利です。

手すりの際などを切らなければならないときもあるので、

キワギリ丸ノコ、と呼ばれる、ガイドが外れるものがあるとさらにグッド。

切ろうとする箇所に打ってあるビスをあらかじめ、インパクトドライバーで抜いておきます。

サシガネで直角の線を鉛筆で書いておき、ネギを切るように上から刃を入れます。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE丸ノコは刃がまるいので、当然両サイドは切り切れていないので、

マルチツールを使って、切り落とします。

その切断面がこれ。

ビスの孔から腐れがやや進んでいるのが分かります。

切断面は新品そのもの。

あのレッドシーダー独特の香りが鼻を突きます。

 

Exif_JPEG_PICTUREそして木口(こぐち)はというと、かなりの範囲が腐っています。

よ~く見ると、上表面は腐っていません。

これは木材が乾くためだと思います。

この最後の砦が腐ると、この床板は支えを失い、足を踏みぬき、

さらにやばいことに、残った板に足が挟まれることになります。

また、今回はいませんでしたが、この湿った木の腐った部分には黒アリが巣をつくっていることも少なくありません。

急いで卵を運び出す姿や、もう完全にテンパっている大群を何度見たことでしょう。

 

Exif_JPEG_PICTURE表面からはそれほど腐っていないように見えていても、

実はこんなにすごいんです!

全ての木口がこうなっているとも言えません。

程度の差はあります。

木も人間と同じで、水に強い部分もあれば弱い部分もある。

デッキ用の木口防水カバーのようなものが発明されれば、

劇的に木製デッキの耐久性は上がるのではないかと思います。誰か発明して!!

 

Exif_JPEG_PICTURE完全に他人頼みのスタンスになっておりますが、

作業中どんなものがいいだろうかと考えていました。

木はねじれや割れなど寸法安定性が全く期待できないので、アルミや樹脂製のキャップがまず考えられましたが、あまりうまくはいかないでしょう。

では接着剤のような、液状から固形に固まるネバネバ状のものを木口に塗布する、などが考えられます。

木造建築の歴史は1000年を超えますが、ニカワや漆がこれまでにもきっと試されてきたことでしょう。

画像はデッキ材の裏面です。

まだ色も変わっていませんし、素材はまったく劣化していません。とにかく木口ちゃんをどうにかしてあげれば!という想いです。

 

Exif_JPEG_PICTURE継ぎ手をまったくつくらない、というのも設計上考えられる手法です。

この家の場合は8mほどの長さがありますので、このような張り方向だと当然継ぎ手ができ、

木口と木口が突合せになる箇所がたくさんあります。

これをデッキ床材の貼り方向を90°変えてみる。

デッキ材の長さは3mとか4mの材長がありますから、たいていのデッキテラスは奥行が4mもありません。

大きくて3mほどか。

床組構造材の割り振りさえちゃんと設計できれば、その方が長持ちするデッキが作れるかもしれないなあ。

 

Exif_JPEG_PICTUREいつも通り、長野県産杉のACQ加圧注入材(今回は無色透明バージョン)で復旧。

いずれそう遠くない時期に全面更新になってしまうわけですが、この新しい材はその時にも何かしら再利用できるはずです。

デッキの床を踏みぬいて怪我をさせてしまった事例はこれまで何度も報告されています。

10年経ったら不信の目でデッキを見つめなおしてください。

だからといって樹脂製・アルミ製のデッキはどうなんだろうか・・・。

屋根があるパターンの場合は、まず腐ったりしていません。

 

2017.11.30 Reborn塩原

 

岐阜県K様邸10年点検

Exif_JPEG_PICTURE田園にぽつりと建っている岐阜県のポスト&ビーム、K様邸。

築後10年点検に訪れました。

別件でちょくちょく訪問していますが、真剣に点検作業するのは5年ぶりです。

あ。私はいつも真剣です(笑)

全力点検といえば聞こえが良いでしょうか。

 

DSCF8218Kさんは、私にとっては兄貴のようなお人。

私の中では、

「東海帝王(トーカイテイオー)」って呼んでます、心の中で(笑)

何の?、って、薪王(まきおー)ですがな。

すでに5年分くらいの薪を確保されています( ;∀;)

うっ、うらやましすぎる・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE岐阜県にもけっこう薪ストーブがあるようです。

近所にも煙突が何本か立っていました。

この家、家のど真ん中、しかも屋根の頂点に近い位置に煙突が突き出ていますよね。

これが誠によろしい。

2階建てなので、煙突長さは8mほどでしょうか。

煙突の長さは長ければ長いほど燃えやすいって知ってますか?

昨今はほとんど見かけませんが、昔おじさんが小さい頃は、

町のなかに銭湯の煙突が立っていたものだよ。

 

Exif_JPEG_PICTURE周囲への煙害を配慮すると、やっぱり煙突は長く、高いトップ位置が理想です。

10年前ですが、すでにディプロマットで屋根を葺いています。

やや黒ずんでいますが、これは煙突のススが付着しているため。

ざらざら感は新築そのものです。また、色あせもほとんど感じません。

 

Exif_JPEG_PICTUREちょっと高所恐怖症の方にとっては危険な写真かもしれません。

こういう▲の形をした屋根のことを「ドーマー」と呼びます。

ログハウスの世界では、最もポピュラーな「ピークドーマー」。

切妻(きりつま)屋根はやはりカッこいいですね^^

東西南北、この家は田んぼに囲まれています。

 

Exif_JPEG_PICTURE破風(はふ)と呼ばれる屋根の厚みの部分。

一見すると腐っているのでは?という感じの色ですが、ピンピンしています。

やはり破風はなかなか腐りませんね。

ただし塗装はあっという間に剥げます。

風雨にさらされ、太陽光線に一日中さらされていますからね。

この家では、米杉(レッドシーダー)の粗仕上材を2重張りしてありました。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREこの迫力がログハウス!

丸太は確か木曽ひのきを使ったような記憶があります。

新築当時はクリア塗装でした。

切り妻屋根の△の方を南北に向けています。

このあたりもログハウスの王道か。

軒の出が深いので、この迫力を出すことができます。

 

Exif_JPEG_PICTURE

ウッドデッキの手すりもゴン太丸太で迫力ありますね。

新築当時から、「いずれ腐るだろう」と踏んでいて、交換ができるような仕組みになっています。

深い軒の出でさほど傷んではいませんでしたが、変色は避けられません。

一度サンダー掛けをしているのでしょうか。

10年経ってこの色はあり得ません。

 

Exif_JPEG_PICTURE風向きによって、あるいは割れの向きによっては、こんな風に腐りつつある箇所もありました。

まあ、構造躯体ではありませんし、いけるところまでいこう、という感じです。

ログハウスでは、このように横方向で使う材の上面の割れが大敵となります。

この上向きの割れ目に雨水が入るとなかなか乾きません。

やがてその水は木を腐らせることになります。

コーキングなどである程度防げるのかもしれませんんが、木の割れ全てをふさぐことは不可能です。

 

Exif_JPEG_PICTURE1年前に、カーポートが増設されました。

まるで車の整備工場のような・・・(笑)

いやいや、屋外でBBQやるにはもってこいだ!

 

DSCF3009床下にももちろん潜りました^^

 

 

 

 

 

DSCF3024屋根裏にも!

 

 

 

 

 

DSCF300724時間換気扇も掃除しました。(JBECK社のダッチマン11、という換気扇です=第3種ダクト方式)

新築後、実は今回が初めて!

10年分のホコリです。

10年でたったこれだけ?って思っちゃいました。換気はやっぱり第三種が安全だよな~( `ー´)ノ

 

DSCF2860

写真を整理していたら、

なんと築後1年点検の時の写真を発見しました。

若いな~、って思ってしまいました。

木の家は経年と共に落ち着いてくるから不思議です。

そして家の風格を決めるのが外構!

みなさんも家ばっかりじゃなくて、これから家を建てる人は、ちゃんと外構にも予算を回してくださいね(^ム^)

 

締めにうちの社長がたまに言う決めゼリフを。

「工業製品は、同じものを大量にすぐに作ることができるけど、木はつくることができない、生まれてくるものだ」

 

2017.11.28 Reborn塩原(いつかログハウスに住みたい)

 

築後13年目に初めての・・・

IMG_6518群馬県は高崎市へ。

築後13年のT様邸点検作業。

倉庫かなにかの屋根の裏?

いえいえ、エアコンのフィルターです|д゚)

 

IMG_6519実のところは、リビング上の吹抜けの際頂部にあるシーリングファンが故障したとのことで、その交換作業に出向いたのでした。

ついでに、ということで10年点検のような感覚で、いろいろな部位をTさんと見回っておりました。

そんな折、運転中のエアコンがやけにうるさい。

「これってフィルターの掃除してますか?」

って聞くと

「え?なにナニ?」

シーリングファン交換のための、恐怖に満ちた足場の設営と同時進行で、エアコンフィルターの清掃をす。

 

IMG_6520実は訳がございまして、築後1年目の点検は実施したものの、

以来点検作業はすっぽりと抜けてしまっていたのです。

住み手は目に見えるところには気が付きますが、見えない部分はほとんど気づけないのだ、

ということを改めて感じることとなりました。

小屋裏はグラスウールのブローイングです。

DSCF2993床下に潜ると、ユニットバス下の点検口用スタイロフォームのフタが外れていました泣

これまでの期間気づけないとはなんとも情けない・・・。

いや~、シーリングファンが壊れて本当に良かった。

 

 

DSCF3001気密テープでばっちりフタをしました!

これで多少なりとも浴室の床面温度が上がることでしょう。

 

 

IMG_6528薄板スレート瓦もいい感じに変色しています。

再塗装も検討されるべきですが、いずれはカバー工法で重ね葺きが合理的なのかもしれません。

今後も恥をさらすようですが、点検時の不具合についてもブログで報告してゆきたいと思います。

2017.11.18 Reborn塩原

 

 

 

0.03mm の泡

IMG_6504東京ビッグサイトで開催中のジャパンホームショーに行って参りました。

しかも2日間!

快晴!

世の中の時勢や流行トレンドを知るためにも、できるだけ毎年行くように心がけてはおりますが、

なかなかここ数年行けておりませんでした。

メーカーさんと直接技術的、金銭的な話ができる貴重な場として、

いつもは数あるブースを見て回り、名刺交換をし、カタログを持ち帰る、というのが定番だったのですが、今年は会場内で開催されているセミナーを積極的に聴講。

その道のトップランナーたちの話が盛りだくさん。こんなに安いセミナーは他にありません。

 

IMG_6511メーカーさんの展示ブースで、断熱・暖房・給湯・換気なんかの目新しいものはあまりなかったのですが、

個人的にヒットしたのはこれ!

そう、お風呂の泡です^^

Panasonicに、「美泡湯」という商材があるのをご存知でしょうか。

オフローラというシリーズのオプションにあるのですが、

「これはすばらしい!」という声を度々耳にします。

実際に採用率も、2棟に1棟、約5割の方に採用していただいている現実があります。

 

 

IMG_6509「ん!?」

っと思って話を聞いてみると、美泡湯は、体感温度が上がるという効果はあるのですが、

この商品は美泡湯よりももっと細かい水泡で、0.03㎜という泡(ナノバブルというのだそうです)が肌の毛穴の汚れをかきだして、我々の体にこびりついた古い角質や汚れを取ってくれるのだそう。

「よくあるバッタ品かも!」

という想いで試しに会場内でお風呂に入ってみました!

冗談。

腕のみで試してみました。

 

IMG_65075分ほどの入浴でしたが、確かにつるつる、すべすべに。自分でもびっくりです(”Д”)

確かに効果はすごいものがあります。

これはやばいかも( ゚Д゚)

しかもPanasonicのユニットバスに限らず、すべてのメーカーのユニットバスに取り付け可能なんだとか。

必要なのは100V電源のみ。後付けももちろんOK。

最近美容にたいそう関心のある我が家の女性陣にサプライズをおこしてやろう、というお父さん心に火がつきました(笑)

サイエンス社・マイクロバブル

 

IMG_6513会場では、建築知識ビルダーズ主催の、日本エコハウス大賞の大賞選考会が行われ、私も1票を入れてきました。

その場で授賞式も行われ、大賞は森みわさんの手に。

森さんは、パッシブハウスジャパンの代表でもありますが、今年新住協にも加入したと聞いています。

また、残念ながら今年も大賞を逃してしまったオーガニックスタジオ新潟の相模さん、北海道の藤城建設さんも新住協の会員さん。

大賞候補の4つのうち3つが新住協会員さんであることに驚きつつも、プレゼンを見て納得。みなさん、Ua=0.25~0.3の断熱性能です。

西方先生は審査員、鎌田先生も講評を述べてらっしゃいました。

高断熱高気密の住宅は単に”エコハウス”という領域を超え、室内の温熱環境が良くなると、こんなにも自由で豊かな生活ができるのだ、という提案が待たれていると感じました。

来年のエントリーを心に決める一日となりました。

2017.11.16 Reborn塩原

外の水道は大丈夫か?

本日Reborn通信第13号を発送いたしました^^

今号は趣を変えて、透明のビニール封筒にしました。

読んでいただくと非常に興味深いお知らせが掲載されています。

届いた方は、振るってご応募ください。

(弊社OB・OG、グリーンラックなど通販にてご利用いただいた方のみに発送しています)

さて、長野県ホクシンゴガクの一つである斑尾に行ってきました。

タングラム斑尾という別荘地です。

過日の台風で倒木。建物への被害があったということで、火災保険を使った保険業者提出用の見積書を作成するため現地へ。

DSCF2874痛々しい白樺の幹。

こんなふうに折れるものなのですね・・・汗

木の幹はある意味柱。

完全にせん断破壊の様相です。

かなりの強風で上部が振り動かされたのでしょう。

痛かったでしょうね・・・。

 

 

DSCF2873幸か不幸か、

伐採しやすいように寝ています。

倒れる際に枝が建物に触れたようで、

テレビアンテナが被害にあいました。

 

晩秋のタングラム斑尾は冬を迎えようとしています。

 

 

DSCF2880調査に行って重大がことを発見!!

外の水道が水抜きされていませんでした。

寒冷地では不凍水栓(ふろうすいせん)と言いますが、

水抜きが簡単にできるような水道になっています。

このままだと凍って水が出ないだけでなく、

最悪はパンクして漏水。途方もない量の水を放出してしまいます。

 

DSCF2881まずはこの水抜き栓を閉めてください。通常は水抜き→、と文字がハンドル部分に書いてあります。

「水抜き」の方向に回し切ってください。

 

 

DSCF2882そのあとが肝心!

普段使う蛇口を開けてください。いわゆる反時計回りに回します。通常は水が出ますが、先ほどの水抜きハンドルを回し切った後であれば水はでません。

替わりに空気が入って管の中に逆流し、水はこの四角い柱の中を落ちてゆきます。

この最後蛇口を開ける操作をし忘れてパンクしてしまった例を数々観てきました。

長野市内でもそろそろ朝氷点下になる日がやってきます。

みなさんも明日から、外の水道は水抜きをしてください。

 

Exif_JPEG_PICTUREここ1週間で紅葉がずいぶんすすんだようです。

カラマツは落葉松と書きます。

落葉する針葉樹として珍しい訳ですが、道路は滑りやすくなり、雨の日は大変危険です。

 

Exif_JPEG_PICTURE野生の南天でしょうか。ナンテンは

難が転ず、

とかけて、住宅でも厄除けの意味で玄関先によく植えられます。

秋になると赤くなる植物は、外観のアクセントにもなり、

季節を感じることができるおしゃれアイテムだとも思うのです。

みなさん、玄関先に植物を植えましょう^^

2017.11.7 Reborn塩原

 

シルバーグレイ

山中湖畔のH様宅へ10年点検に行って参りました^^

DSCF2666デッキからは最高のロケーションです!

まだ紅葉は始まっていませんでしたが、いい天気の日にきました( ˘ω˘ )

10年ぶりに伺ったのですが、おじさんの記憶力というものは頼りないもので、

完全にルートを見失いました。Hさんにお出迎えをお願いして何とか辿り着いたのです。

特にこういう別荘地は、目印がどれも似たかよったりで、しかも住所というものが検索上ほとんど機能しません。

言い訳ですね・・・。

 

DSCF2653空中デッキ。

コンクリート梁を建物本体基礎から持ち出して、梁上に防腐処理された木製デッキをつくりました。

10年前ですから、リボーン定番のACQ加圧注入材ではありません。

そのため、数か所の板は、お疲れ様状態になっていましたね。

 

DSCF2665外壁にはこれまた定番のウエスタンレッドシーダーの箱目地荒仕上材。(チャンネルシーダー、と呼ぶ)

見事にシルバーグレイに経年変化していました。

この表情を美とするか、醜とするか。

一階の窓上に設けた、ひさしも何気にグッジョブです。

パッシブデザインのため、デッキに面した南側にはたくさんの窓が付いています。シャノン樹脂サッシAr-LOW-Eペアガラス。

10年経った今でもこの仕様に変わりはありません。

 

DSCF2655シルバーグレイの表情が見事なので、もうワンカット。

竣工時にはプラネット・ウッドコート塗装をしてありましたが、その成分はほとんどが喪失。

10年経つとこうなります。

直射日光を浴び続ける木板は、反りや膨張収縮を繰り返しますので、脳天から留めているステンレスの釘は全体に浮いてきます。

スクリュー型の軸となっている釘を使ってはいましたが、数年前にステンレス釘を増し打ちしていました。

DSCF2651北側の接道方面。

こちらは直射日光が少ないので、まだ塗装が残っています。

どっちがいいとか悪いとかではないのですが、私はやっぱりシルバーだなぁ。

白いサッシとの相性も悪くありません。

 

DSCF2645屋根裏の様子。

高性能グラスウール16K 200㎜マット。

断熱はマット状のものを敷並べる方式と、粒状のものを吹き込む方式がありますが、マット状のものはコストパフォーマンスに優れています。

施工上可能ならば、このようにマットを敷並べるとよいでしょう。

垂木には2”×10”が用いられており、母屋(もや)と呼ばれる桁材を減らして施工性をよくしています。

 

DSCF2661傾斜地に建っているので、床下は地下室の様相です。

床断熱材も高性能グラスウール16k 140㎜マット品です。

ああ、なんか10年経っても全くやってることが変わっていません。

 

 

 

DSCF2688話は変わって、

今週末坂田木材さん主催で行われる完成見学会会場へ。

10/7土曜日、10/8日曜日に開催されます。

同日リボーンでもリフォーム現場の完成見学会を開催します。

本日完了検査が行われたので直前情報を。

 

DSCF2686まず目を引くのが木製ルーバー。

一般にはアルミ型材のものが流通していて、ハウスメーカーさんたちは軒並みそれを用いてサッシ屋さんが取り付けているようですが、長野県の工務店たるべきもの、やっぱりこのあたりはこだわってますね~。

材料はヒバ。

この材もウエスタンレッドシーダーと同様、水に強く外部に使っても長持ちする材木です。

淡い茶色ですが、経年でやっぱりシルバークレイに変化してゆきます。

 

DSCF2691東面。(道路に面する側となります)

シンプルな切り妻屋根で、こちらにも目隠し用のルーバーを設置。

通行人からの視線を遮る意味もありますが、和モダンを表現するアイテムとして使用されています。

窓とダブって設置されていますので、夏場の遮光機能も期待され、防犯上もかなり有効ですね^^

DSCF2742

室内側はこんな風にルーバーが見えます。

FIX(はめ殺し)の窓。

落ち着いた雰囲気が出ていてすっきりもしていて、

グッジョブです^^

 

 

 

DSCF2698 DSCF2695LDの様子。

対面キッチン

構造梁ちょい見せ

梁-梁間、ホワイト(クロス)

TV背面アクセント板張り

RXパネルヒーター

ダイニングPCカウンター

皿出しカウンター無垢材

IHヒーターで垂れ壁なし

オーク(なら)無垢フローリング

室内物干しかけ

 

さあ、どんな家具が入るのでしょうか?

引越しまでもう少し。今年は暖かい冬をお過ごしください^^

 

DSCF27282階ホールからバルコニーへ。

マガジンラック&座式カウンター

Tさん、なんか企んでますね(笑)

3畳の書斎もあって、3LDKで32.87坪です。

4人家族にはちょうどいい間取りで、30歳代の若夫婦にぜひご覧いただきたい家です。

 

QPEX

南東外観北東外観2017.10.5 Reborn塩原(完了検査は合格しました)

 

 

 

VELUX天窓の漏水に関して

昨日は石川県金沢市のOB宅へ、10年点検に行って参りました^^

Exif_JPEG_PICTURE天候はくもり。

あらかじめメンテナンス項目が多いと踏んで、小松市からM大工を要請しました。

アンティーク調の洋館です( ^)o(^ )

この時代からすでに設計思想はあまり変わっていません。

シャノン樹脂サッシ、屋根ディプロマット、外部にも木をけっこう現わしていますね。

ウッドデッキやデッキポーチはいまでも定番。

ガーデンも落ち着いた趣です。

 

Exif_JPEG_PICTURE先日玄関ドアについてフューチャーした記事をかきました。

スウエドアの10年後の姿です。

東に面しており、過去に再塗装を2回ほど実施している感じです。

いい味でてます^^

外壁はしっくい左官、金コテ仕上げ。

一部カルチャードストーンをアクセント張りしています。

山宗の営業Kさん、お元気でしょうか?

もうずいぶんあっていませんが、どこかのホームショーでまたお目にかかりましょう^^

カルチャードストーンを和訳すると、擬石、ってところでしょうか。セラミックでできています。

 

IMG_6363ところで、天窓の件。

このお宅には、VELUX(ヴェルックス社:デンマーク)の天窓が4台ついています。

この天窓、とっても明るくていいのですが、しばしば漏水事故を起こします。

事故といえばそうなのですが、ビミョーににじみ出てくる程度なので、なかなか気づいていない人も多いはず。

現在は改良されましたが、このころのVELUXはまだケツが青かった、ということでしょうか。

かなりの高確率でにじみ漏水を起こしています。

※工務店やハウスメーカーを通じて修理を依頼すると、VELUXさんは、必ず無償で直してくれるのだが。

今回は、10年点検のついでに、私自身で漏水問題を解決すべく、屋根の上に登りました。

 

DSCF2588屋根はディプロマット、エバーグリーン色。

この画像だと色が薄く感じますが、実際はあまり退色もしくは劣化しているように見えませんでした。

さすがディプロ。

彼に対する信頼性はまた上がりました。

 

IMG_6360室内側ではこのように、両脇下部に水がしみた跡が。

じんわりにじんでいる感じです。

換気不良や内外の大きな温度差による結露、寝室での多湿による結露などでガラスの内側に水滴がつき、それが木の枠に垂れてゆくことで、こうしたシミになる場合も多いです。

結露か?

雨漏りか?

その判断は、けっこう見極めが難しい。

まあ、雨の日になる、という事であれば漏水ということになるのですが・・・。

 

DSCF2592屋根上からのショット。

現在は改良されていますが、このころの外部水切りは、脳天からビス固定されています。

過去の経験から、このビスが年月とともにゆるみ、少なからずパカパカしたこのビス孔から漏水、室内に染み出てくることが多いと知っています、

今回もかなりここがあやしい。

放水試験や、ブロワ(送風機)でエアーを奥って、室内で手差し確認もアリですが、

本日は時間的ゆとりもなく、即座にこのビス孔をコーキング処理しました。

 

DSCF2602①室内より天窓を開けてもらい、ここのビスにゆるみがないかチェックしてください。

GGLという回転開閉式の場合は、室内側から半身を乗り出して確認することも可能ですが、

作業性を考えると、やっぱり屋根上からの作業がベスト。

急こう配の屋根でしたら必ず命綱を取りましょう。

ディプロマットは砂粒がついているので、とても滑りにくく、この点でもポイント高いですね。

 

DSCF2608②プラスドライバーで増し締めします。

この時、インパクトドライバーのような工具は基本使いません。

落下させたらやばいですし、手ドライバーの方が閉まり具合の感触が分かるのでグッドです。

屋外にずっと暴露されていたネジですから、場合によっては折れてしまう、頭が飛んでしまう可能性も高いので、ここは絶対手ドライバーをお勧めします。

 

 

DSCF2610③汚れをさっとふき取って、シリコンコーキングを打ちました。

けっこう山盛りでも大丈夫。ビス頭がすっぽり隠れるように、う●ちのように盛ります。

すみません・・・。

他に表現ができない・・・汗

 

DSCF2611あんまり盛りすぎると、普通窓をこの後閉めるので、くっついちゃいますから、気を付けてください。

かといって控えめだと、防水効果が怪しくなる。

富士山型に指でなでるのもアリかと思います。

 

DSCF2593DSCF2604他のところにも脳天ビス打ち箇所があります。1つの天窓で、10か所くらいはあります(天窓の大きさにもよりますが)。

このすべてのビス頭にうんを盛ります。

 

 

 

DSCF2617余裕があれば天窓以外の場所にも目を配ります。

これは棟換気部材を包んでいるガルバリウム鋼板の継ぎ目。

ここもコーキングで一次防水されていましたが年月と共に破断。

コーキングを増し打ちしました。

本当はこのコーキングも除去して打ち直すのですが、まあ良しとしました。

 

DSCF2615いずれコーキングは劣化します。

10年後はまたここにいるかもしれません><

ここ数年でVELUXは天窓の外カバーを改良し、脳天ビス箇所を完全になくしたようです。

DSC_0248これにより天窓の防水に対する信頼性はかなり上がったのではないかと思います。

それでも漏水事故は、ほかの場所に比べればかなり高確率。

天窓をできるだけ採用しない、という仲間の設計者も多くいますが、

間取り上どうしても壁面に窓がとれない場所や、夏の排熱装置として、今後も頼らざるをえない場面は多いはず。

屋根形状や勾配、方位、納まり方法など、ここ数年でようやく天窓のことが分かってきたように思います。

天窓は難しい・・・、確かにそうはいえると思います。このあと室内に戻って奥さんと子育てについて語り合いました。子育ても難しい・・・。そんな話でしたが(笑)

 

2017.9.21 Reborn塩原(屋根上は強風が吹くことがあるので、十分気を付けましょう)

ブドウたな

Exif_JPEG_PICTURE愛知県で13年前に新築したログハウス(=ポスト&ビーム工法)の家に2年ぶり訪問してきました。

この2年間であっと驚くような宅地造成工事が敷地周辺で行われ、

これまでお茶畑に囲われていた静かな環境が一変。

土地が分譲販売され、瞬く間に新築住宅が建ちならんでいました。

その姿に愕然としつつ、

今回は境界沿いにウッドフェンスのご相談に伺いました。

 

 

IMG_0823デッキテラスの眼前は南向きで、このような茶畑が広がっていたのです。

この畑が、さまざまな事情があったのでしょう、

開発業者の手に渡り、コンクリートの擁壁で区画され、

道路が付けられアスファルト舗装。

交通の便も良く、程よく市街地からも離れているため人気沸騰は避けられません。

販売開始から2か月もしないうちに全区画が売れてしまったそうです。

 

 

image_9524image_95232年前に工事を実施したデッキの張り替えにあわせて設けられたブドウたな。

パーゴラとも呼びますが、風雨にさらされるため、当然ここはACQ加圧注入材で。

植物によって日除けも兼ね、収穫の悦びも味わえるとあって、緑のカーテンの理想形だと思います。

(2年前の写真)

 

Exif_JPEG_PICTUREExif_JPEG_PICTURE葉はパーゴラに絡み、ブドウがたわたに実り、

収穫の秋を迎えつつあります。

なんとも言えず、いい眺めではありませんか!

しかし残念ながら茶畑は消滅し道路になってしまいました泣

 

IMG_0846 IMG_0850

10年かけて整備してきたガーデンも、2m高の擁壁を造成するためにすべて撤去せざるを得なかったそうです。

”自分の土地は自分の意志でどうにでもなりますが、他人の土地はどうにもできないのだ”

という事実を、改めて認識するかたちとなってしまいました。

住宅の設計をするとき、周辺がどうなるかある程度予測を付けて考えるものですが、ここまで変わってしまうとは・・・|д゚)

複雑な想いで、目隠し用のウッドフェンスを計画しています。

 

2017.9.7 Reborn塩原