メンテナンス日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

台風シーズンは体によくない

DSC_0319このところ日本列島に度々台風がきています。

今年はいまのところRebornのお客様で被害報告はきていませんが、

昨年の台風でフェンスが転倒・破壊がありましたので、恥を承知でアップします。

ところは東海方面のOB宅、昨年8月のお盆明けのことでした。

早朝から電話があり、「フェンスが台風でブッ倒れた!」と。

前年冬に家を取り囲むように木製フェンスを弊社で設置していましたが、その一部がご覧のように泣。

 

DSC_0316幸いけが人や物損事故には至らなかったものの、

一歩間違えば人身事故につながるでしょうし、お隣りの方にも損害を与えかねなかったと思います。

施工前の現場調査の際にも、強風による転倒の危険性は感じていました。

このように板を隙間わずかで並べた場合、フェンスは当然帆のようになり、柱の根元には相当な力が加わります。

本来それに見合うだけのボルトの太さや、柱のピッチを設計しなくてはなりません。

 

DSC_0317また、ブロック塀の転倒防止もそうですが、控え壁と呼ばれるつっかえ棒が有効ではあるのですが、

普段はかなり邪魔モノとなり、なかなか住人の許可がもらえません。

定常時(風のない時)は自立だけしていればよいのですが、

あの台風の強風の中で踏ん張る想像力に欠け、オーナーさんを説得できなかったことが悔やまれます。

柱の根元のボルトがちぎれ、ブロック塀の上に木製フェンスを立てることの難しさを思い知らされました。

 

DSC_0234-1そして今年このフェンスの修理を行いましたが、

あらたにこのような控え=つっかえ棒を新設しました。

これを「やらず」と呼ぶそうですが、

やらずをやらずはダメだということです。

特にスリット間隔が狭い、高さが1mを超える、

そんな場合は要注意です。

 

DSC_0232-1フェンスばかりではありません。

建物も、工事中の足場も、

台風シーズンは大変ヒヤヒヤしています。

これほどインターネットで情報が出回っていても、こうした事故写真は企業のイメージにマイナスに働くのを恐れるためか、ほとんど公開されていません。

同様の事故は各地でたくさん発生していることでしょう。

少しでも参考になればと思い報告します。

ちなみに土中に杭を打っているわけですが、当然シロアリにやられることも想定されるので、マイトレックACQを加圧注入した、

普段Rebornではデッキに用いている防腐処理されたものを使用しています。

そしてブロックの上に設置することはせず、コンクリート擁壁の上に、住宅の柱浮き上がり防止で設置される「ホールダウン金物」によって柱の根元を固めています。

 

2019.9.10 Reborn塩原

 

蓼科山は。

IMG_4992昨日は、今年3回目のReborn登山部。

八ヶ岳連峰の一部なのでしょうか。

標高2531mの蓼科山へアタック!

イェーイ(‘ω’)ノ

心配された天候でしたが、またしても雨は降らず。

仕事を離れ思いっきり汗をかいてきました!

 

IMG_4985朝5:00、マサさん師匠をピックアップし、

大河原峠入口に朝6:30到着。

ガスってます・・・。

いやはや、もう寒いこと寒いこと泣

おそらく10℃前後だったんではないでしょうか。

しかしこの日の塩原は体調すこぶるよろしく、タイミングよく出発前に『バクダン』を落とすことができました。

道中はずっとしゃべりっぱなしでしたね。

 

IMG_5005この蓼科山は、一言でいうと、オン・ザ・ロックですね!

初心者向けのコースだとのことですが、私にとってはけっこうハードなものでした。

雨が降ると厳しいかもしれません。

ポケットからポロリと何かを落とすともう絶対に見つからない、

そんなイワイワしい登山道。

「オレ、今、山と一体になってんな」

と自分に酔いながら登ること約2時間。

(完全に保護色状態ですがナニか?)

 

IMG_5012無事山頂にたどり着くことができました(^^)/

思いっきりガスってますが、、、何か?

「まあ、こういうもんですよ」

山頂は岩だらけの大平原。

一瞬晴れた際に見えた山頂は東京ドームほどの広さではなかったか?

蓼科山は日本の百名山の一つ。

これでReborn登山部、早くも3つの名山の登頂に成功したという訳です(笑)

 

 

IMG_5033「今回初めて山小屋で食事をしよう!」ということに事前になっており、

山菜ラーメン、800円ナリ!

ありがたいねー、山小屋ってのは、ホント。

本当はハンバーグカレー食べたかったんだけど、

「今日は米炊いてないからないっす」・・・泣(*_*)泣

お昼ごろには無事下山。

登山は午前中に下山するのが、やっぱり吉ですね。

次回は11月上旬を予定。

密かに参加者募集中。

ド平日予定ですが、よろしければご一緒にどうぞ(^_-)-☆

 

2019.9.5 Reborn登山部副部長 塩ハァら♪

長野市・築後13年点検

DSCF7722-1完成から13年が経過した、長野市内のOB宅の定期点検へ―

ポスト&ビーム工法と呼ばれる、丸太材(米松)を柱や梁につかった在来工法の住宅です。

どうです? けっこうステキでしょ?

軒の出が深いため、13年経っても木部塗装が残っています(北面)

塗料はシッケンズ・セトールノバテック・ナチュラル色

フリフリの飾り梁やホウヅエがあしらわれ、遊びゴゴロが随所に。

 

DSCF7717屋根の点検でドキリ。

コロニアルと呼ばれる薄型スレート、コロニアルNEO。

ネットで検索すれば数々の悪評が掲示されています。

2003~2004年前後で切り替わったとされる「ノンアスベスト」

アスベスト(石綿)を使用した建材が健康被害を及ぼすとされ、社会問題に。

各製造メーカーは続々と新商品を投入。

しかしこれがまずかった。

製品開発に時間をかけることが出来なかったのか、耐久性試験もままならなかったのではないか?

10年ほどすると(もっと短い場合も当然ある)基材が劣化し、割れや剥がれ、欠けが頻発します。

後になっていくらでもヤンヤ述べることはできますが、製造メーカーにもそれなりの言い分があるのかもしれません。

 

DSCF7721築後10年以内であればメーカーにてある程度の補償がされるとの情報もあるようですが、残念な対応、保証額も芳しいものではないようです。

屋根は雨から家を守る”最重要”部材。

ここが基材から傷んでは元も子もない。

部分的に張り替えたうえで全面を再塗装という提案を考えなくもないが、

割れている個所があまりにも多い。

再塗装をしても表面ばかりで、基材の劣化はどうしようもない。

 

DSCF7728加えて天窓からの漏水。

こちらも輸入販売元であるVELUXによると10年以内は無償修繕してもらえるのだが、

それ以前のものは有償にて対応しているのが現状。

4か所ある天窓の全個所、水切り固定ビスの緩みによるものだと思われる漏水が確認されました。

この漏水の原因とその対策については以前ブログでも紹介しています

VELUX天窓の漏水に関して

今回は7寸勾配の屋根でしたので、室内側からなんとか処置を施しました。

 

DSCF7738屋根裏点検。

まるで床を貼ってあるがごとく、断熱材が敷きこまれています。

今更ながら、「きちんと丁寧な施工を行っているお手本のような建築会社だなあ」

という印象を持ちました。しかもかなり頑強な構造。

屋根材製品不良や天窓からのポタ漏れ(これも製品不良)は減点項目だとしても、

かなりハイレベルな住宅を造っていたものです。

(悲しいことに、5年後に倒産ということになるのですが・・・)

 

DSCF7727唯一惜しまれるのは、外壁腰板との見切り材か。

塗装が剥がれ、しっくい外壁の凍害が懸念されます。

アルミやガルバリウム鋼板で”水切り”を設置するのが吉ではありますが、

デザイン的にもウルサい上、端部が人体に触れると危ない、という理由で、

最小限のチリで木製(米杉)見切りとする設計仕様としていました。

ここは再塗装&コーキングで対応か。

屋根はカバー工法=ディプロマット重ね葺きか。

 

2019.8.22 Reborn塩原

中古住宅のインスペクションに補助

IMG_4103これはすごい!

中古住宅を買ってリフォーム予定の現場調査@長野市上ケ屋(飯綱)を訪問。

ふとデッキテラスに目をやると・・・。

なかなかご活躍のご様子。

静かに、休むことなく繰り返される班活。

そういえば最近知ったのですが、「部活」って近頃は言わないんですね!?

飯山高校野球部よ、健闘を祈る!!

こっちの工事工程は混乱しているが、こっちはこっちで検討に入る!

思う存分、仙台育英高校野球部にぶつかって来ておくれ!

 

中古住宅の売買をお考えの方へ中古住宅を購入するみなさんへ。

長野県は空き家対策の予算もあってか、

中古住宅の現況調査(インスペクション)の費用が実質タダになる制度があります。

ぜひご活用ください。

この家の方もご存知なく、後追いでのインスペクションとなりますが、

調査のご依頼をいただきました。

中古住宅の売買をお考えの方へ2

 

 
IMG_3567場面変わって先日行いました長野市OB宅、Mさんの家、15年点検。

いきなり玄関ドアが開けっ放しに!!( ;∀;)

そういえば、昔は北側のドアや窓を開け放っておいたもんでした。

この時期、日中窓を開けておくのは、近年の高断熱住宅では御法度。

まあよいではないか。

開けるもよし、閉めておくもよし。

しかし防犯上は・・・

Mさんの家の玄関先にはメダカ生息ビオトープ、低木、よしず、洋風面格子付き窓でキメてます。

和風のような洋風のような、ちょっと変わった外観デザインです(‘ω’)ノ

 

IMG_3526これまでおおきな修繕を行ってきていないM様宅ですが、

左官塗りの外壁をはじめ全般的に問題はありません。

しかし薄型スレート屋根(=コロニアルとかフルベスト、などと一般に呼ばれています)に問題が。

20年前、屋根材に含まれているアスベスト(石綿)が問題になりました。

私がこの業界に入った25年前のころ、各製造メーカーの屋根材はみなアスベストが含まれていました。

アスベストは耐候性が非常に高く、耐火性もあるので、昔の建材にはいろいろな場面で用いられていました。

その後、アスベストは発がん性物質と認定され、各メーカーはこぞってノンアスベスト製品として商品の更新を行いました。

ノンアスベストになった薄型スレート屋根の初期がこのお宅です。

写真を拡大すると分かる人にはわかるのですが、割れや欠けが目立ちます。

塗装ではなく、基材がわれているものですから、なかなか修繕のしようがありません。

全面葺き替えるか、この上に重ねて屋根を葺くか。

いろんな地域で訴訟を抱えている事象で、メーカーによる無償解決は難しいようです。

強風の際に破片がモノやヒトを傷つけ、最悪のコトが起こらないとも限りません。

 

DSCF7704床下点検口から床下に潜ると、スケボー(スケートボード)がありました。

Mさんの私に対するご配慮なのでしょう。

東京五輪でも正式種目になるようですが、

動力のない乗り物を、重力だけであれほどに操れるものなのでしょうか。

あの競技は、技の名称が、聞けば聞くほど覚えられず、、、

まあ、そんなこと言えば体操だって、フィギュアスケートだってそうなんですが、

技の名前がカッコイイから許される、認知される、っていうのも実際にはありますわな。

 

DSCF77075年前には絶対に侵入できず、問題視していた「人通口に排水管」の状態。

今回も通過を試みましたが叶わず…汗

もう少しのところなんですが・・・

水道屋さんのみなさん、こーゆーのはダメですからね!

幸いにも業務用懐中電灯の威力でもって、目視はできるのでまあ良しとしましたが、

いざって時は排水管を切るか、床を切るか、

そんなことになってしまう訳なのですよ。

 

IMG_3579この家には、屋上テラスがあります。露天下です。

ランバーテックの「ながもちデッキ材=長野県産すぎACQ加圧注入材」の初期採用でした。

なるほど、まったく腐っている個所がありません。

ちょっと夕涼みしたり、洗濯物干したり、なかなかうまく活用しているご様子。

水道・排水もここまで延長されているのもポイント高いですね。

ちなみに直下はガレージになっています。

さて、お盆休みまであと1週間。いろんな意味で”ゲキ熱ウィーク”になることでしょう^^

密かに、飯山高校が「勝つ」のではないかと思っています。だってみんな高校生ですから!

2019.8.3 Reborn塩原

@長野市川中島・15年点検

IMG_3464節目、ということで、前職工務店で新築したO様邸へ。

15年経ちました。

現在のRebornと外観が似ています。

いや、もう少しログハウス寄りか。

新築当時小学生だった子供達は親元を離れ、

建築主Oさん(ご主人)は単身赴任の状態で、30坪の家には主として奥さんが生活しています。

 

IMG_3468これまで大規模のメンテナンスは行ってきていません。

最大の修理といえば、デッキテラスの階段が腐って、

数年前あらたに更新したことぐらいか。

デッキテラスは深い軒の出の屋根に覆われ、変色こそすれ、腐っておりません。

しっくいの外壁、大丈夫そうです。

窓の周りは「トリム」などと呼んでいますが、スタイロフォーム断熱材+しっくい左官で縁取りをし、

カントリーチックなデザインとなっております。

屋根は洋風のS瓦。

8年ほど前だったでしょうか、太陽光パネルを載せようかどうか検討しましたが載せず。

ちなみに横3本の、安価な貫板利用の木製フェンスはウッドロングエコという塗料を塗りましたが、まだ生きていました。

 

IMG_3478玄関ドアも定期的にオイルを塗っていただいている様子で、

とてもいい状態を保っています。

玄関先はバラを中心にガーデニングされ、アンティークな雰囲気を醸し出す小型のウイスキー樽でおしゃれに演出。

とても素敵ですね。ぜひ参考にしてください。

ウィスキー樽はどこで入手できるんでしょうか?

今はインターネット通信販売で容易に入手できるようです。

やっぱり木の家にはグリーンが良く似合うなあ。

2019.7.25 Reborn塩原

 

 

 

植物も子供も、成長がうれしい。

Exif_JPEG_PICTURE夜型人間シオハラは、深夜に帰宅。

昨晩(今朝未明)は全仏オープンでケイ・ニシコリ君がフェデラーと対戦。

今回こそは勝利することができるか?

ものすごい相手を倒す時=ブレークスルー、する瞬間を見たくてついつい夜更かし。

例えば貴乃花が千代の富士を寄り切った時、

そんな歴史的瞬間がそう遠くない将来起こる予感がしました。

さて、松本市のOB宅5年点検へ。

 

Exif_JPEG_PICTURE「へえ~、こんなのできるんですか?」

という声が聞こえてきそうな、輸入住宅風の外観。

でもよく見ると、深い軒の出だったり、外壁の左官ヌリカベ、シャノン樹脂サッシなど、そう今と変わらない仕様で、

わたし自身はまったく変わったことをしたつもりはありません。

個人事業主としてやっていた「しおはら住宅デザイン設計」としての最後の建物でした。

5年経つと植栽がいいかんじですね^^

ACQ加圧注入材をつかったウッドフェンスにモッコウバラが繁茂。グリーンフェンスを形成しています。

 

Exif_JPEG_PICTURE前出の画像を見ると、「風見鶏」が瓦の屋根の頂上についています。

コブクロを私は聴きますが、あの風見鶏って曲いいですね。

♪オー、いつの日も、向かい風を探す、風見鶏のように、

まっすぐ時代と、立ち向かい、生きてゆきたい・・・

心に深く深く、突き立てたー、カザミーどりぃー♬

 

Exif_JPEG_PICTURE24時間換気扇の排気カバー周辺の外壁に模様が。

埃でしょうね。

あとで換気扇掃除してあげよっと。

日本住環境のルフロ400という換気扇に付属してくる外部フード=エアロビット。

下方に45%、左右に20%ずつ、上方向には15%くらいの排気割合か。

なかなか参考になる汚れではあります。

左官ヌリカベはやっぱいいですね♪

 

IMG_32142年前の3年点検の時に掃除したはずだから、おそらく2年ぶりの換気扇ファンの清掃だったはずです。

2年間でこのくらい。

ワンちゃんを室内で飼っている割には少ない方か。

水でさらっと洗うことができました。かかった時間は1分です^^

 

IMG_3217モーター=機械は消耗します。

人間は埃の中で生きています。

過去はリセットできませんが、

清掃は心もきれいになります。

あ、いえ、深い意味はありません(*_*;

何事も点検や検証が大事だということです。

 

Exif_JPEG_PICTURE家の中に入るとワンちゃんが出迎えてくれました^^

この家を作った時からこの家で暮らしています。

当時高校生だったお子さんは、この5年の間に高校を卒業し、

名古屋の専門学校へと進学し、再びここ松本に戻って就職したそうです。

DSCF7631あいにく会えませんでしたが、部屋に飾ってあったスナップ写真。

おじさんは目を細めて見入ってしまいました。

大人になったね、立派になったね。よく戻って来たね。

2019.7.11 Reborn塩原

布団がいっぱいある

IMG_2783へぇー知らなかった。

マクドナルド、ハッピーセットのおまけがスゴイわ。

マンガ大の絵本

これいいね。捨てられない。絵本の内容もすばらしい^^

これ目的でマック行く親の気持ち、わかります。(‘ω’)ノ

 

IMG_27425年ぶりに、中野市O様邸へ10年点検。

10年経つと植物もだいぶ成長し、あのころ3歳だったボクちゃんは中二で声変わりしたご様子。

年月と共に味わいが増す木の家、ヌリカベの家。

ディプロマットは茶色のカフェで、外壁左官はっけこう黄色入ってます。

グリーンが似合いますね。

木の部分は黒く変色していますが、腐っているわけではありません。

立木の樹皮もそうですが、グレーになり、茶色になり、黒っぽくなってゆきます。

木の表面はもともとそういう色が自然なのです。

DSC_0001引き渡し時の写真がコレ。

ピカピカしてます☆彡

10年すれば人間もそうですが、家も変わるもんです。

以来再塗装など大きなメンテナンスは施していませんが、

屋根がディプロマットで再塗装の必要性がいまのところないので、

あと10年程はこのままいきましょう、ということになりました。

 

DSCF7597当時3歳だった彼といっしょに床下に潜りました。

感無量です!

基本的に日本では、メンテンナスや点検は、建築した工務店の現場監督さんや専門スタッフ、

あるいはハウスメーカーはグループ会社のメンテナンス部門で行っています。

専門的視点で点検を行うのはもちろん必要ですが、ほとんどの点検項目は建築主で出来るものだと私は考えています。

ですからできるだけ一緒に点検してもらっています。

子供がゲームなんかしていたら、すかさず声を掛けて手伝ってもらいます^^

最初ははにかんでいるんですが、あれやって、これ持ってって、と畳みかけると、だんだん味方になってくれることしばしばです。

この日は換気扇ファンの掃除にはじまり、屋根裏点検、床下点検に帯同してもらいました。

屋根裏に入った瞬間、「わっ、布団がいっぱいある!」と。(笑)

2019.6.22 Reborn塩原

 

丸太梁の腐れ防止対策

IMG_1460東京オリンピック・パラリンピックの観戦チケットの申し込みに成功しました。

けっこう高いですね・・・汗

全部当たったら100万ちかくになってしまいます( ゚Д゚)

「当たって! でも当たらないで!!」

という複雑な心境で結果を待つことにします。

特に待ち時間はありませんでした。

期限は5/28。来週の火曜日です。

 

ところで安曇野。

素晴らしい景色です。いつか常念岳に登ってみたい(^^♪

IMG_0041それはさておき、ポスト&ビーム工法(ログハウスの一種で、柱と梁に丸太を用いる)の緊急オペです。

実際にはOBの方の住宅ではないのですが、すでにこの家を建てたメーカーはこの世からなくなっており、

お困りだとのことで最初に訪問したのは三年以上も前のこと。

高校の先輩だったこともあり、以降ちょくちょくメンテナンスをさせていただいておりました。

今回は、「はしごで届く範囲を塗装していたら、表面からは分からないんだけど、なんだか気になるところがある」

とうことで1階の梁の腐れが疑われていました。

4680-1柱が梁の上に乗っかっているところがやっぱり腐っているようです。

梁は大丈夫でしょうか?

緑色の水切りが梁の上に載っていますが、出幅が少なく、丸太梁の側面に、水切りから落ちた雨水が落ちているハズ。

このような水切りの設置方法は、”ありがち”ではありますが、水切りの役割を果たしているとはいえません。

オーナーであるMさんより、「将来的に安心できるよう、シオハラさんおすすめの”出幅の大きい水切り”をつけてください」というリクエストがありました。

この画像は、水切りを通して設置するために柱の下部を切り欠いた場面です。

「ん?」

とこの瞬間で感じなければなりません。

 

DSC_0215-1実はこの梁、ずいぶんと腐れが進んでいました。

患部(腐っているところ)を削り取るのがまず最初に取るべき措置です。

表面から10cm近くまで腐っていました。

腐っている木部には「腐朽菌(ふきゅうきん)」と呼ばれる細菌が生息しているので、

まずはその腐朽菌とサヨナラすることが肝要です。

 

DSC_0218-1結果的にこの梁の断面が、かなり小さくなってしまうので、鉄プレートで念のため補強を提案。

壁の中央(通り芯)まで腐っていたらどうしようかと考えていました。

この辺りまでだったらまず問題ないでしょうが、

「こんなにえぐって大丈夫か?」という心理が働くのは当然。

柱がのっているところは、ホゾ穴に雨水が浸入していたのでしょう、より深くまで腐っておりました。

 

DSC_0221-1この上から化粧材として丸太の皮の部分を加工してペタッ。

これでぱっと見わかりません。

水切りの出幅も丸太の出よりも大きくすることにより、

ある意味”丸太梁の上の屋根”の状態をつくります。

 

4679手順は簡単。

①腐っているところを切除

②腐朽菌がまだ存在している可能性もあるので、ホウ酸塩ロッドにて予防注射

③梁の上に水勾配のついた木製下地をつける(ビス固定)

④出幅に合わせ、板金屋さんにて水切り板金を加工してもらう

32851⑤水切りを設置

⑥水切り板金の壁との接点をコーキング

 

以上が丸太梁保護のための水切り設置要領です。

ポスト&ビーム工法の家に暮らしている方、出幅の小さい水切りが付いているようであれば、ぜひ見習って梁の上の屋根を設置してください。

2019.5.23 Reborn塩原

 

インスペクションの先にあるもの

DSCF7499GW期間中2棟のインスペクションを行いました^^

こんないでたちで床下に潜ります。

自撮りパチリ

築50年程の木造住宅。平屋ですが空き家です。

性能向上リフォームに耐えうるか、リフォームをする価値があるかどうかの確認で、

空き家を引き継いだ方からのご依頼です。

 

Exif_JPEG_PICTURE亡くなる前日までツルヤに買い物にでていたという証拠のレシートがあったそうです。

理想ですね、ピンピンコロリ。

室内は断捨離ができておりませんでしたが、屋根はカバー工法でリフォームされ、

シングルガラスのサッシも内窓が随所に設けられ、丁寧な暮らしぶりが見て取れます。

 

DSCF7485 DSCF7501しかし断熱材は天井、床下、外壁共に皆無でして、あともう20年早くインスペクションしていたら断熱リフォームをおすすめしたでしょう。

いやまて、そのころはまだ断熱リフォームなどという言葉もなかったか。

住人の身内に建築士がいたそうで設計者も同性。

大工さんも丁寧に腕をふるっていたとうかがい知ることができます。

 

DSCF7538基礎クラック多数、外壁クラック多数、断熱するにはかなり工事金額がかかりそうだとの判断で、

建替えあるいはこのまま不動産市場に出すべきかと、という判定を出させていただきました。

人間はいつしか死ぬが、建物や土地は残る

ということについて改めて考えさせられるインスペクションになりました。

遺族は丁寧に遺品を整理しながら、果たしてこの建物をどうすべきか、あるいはどう活用できるかを考えています。

我々建築士や司法書士、あるいは弁護士など、各分野の専門家がいろんな角度からアドバイスをしないとなかなか答えがでない問題だとも思います。

 

「インスペクションの先にあるもの」

そこまで踏み込めるような知識や経験を蓄えてゆきたいと思います。

2019.5.11 Reborn塩原

 

 

 

言い訳

IMG_1012ご心配いただきありがとうございます^^

一部の方よりメッセージ頂戴しました。

「今週の木曜日にブログがアップされなかった。生きているのか?(笑)」

はい、生きています!

実は木曜日、約10年ぶりにぎっくり腰になってしまいました。

過去に比べると程度は軽いので、ぴっくり腰としておきます。

その方がニュアンス的にもあっています。

来週建て方を迎える現場で、基礎の中に水が溜まっていました。

この水をポンプやちり取りなどを使って汲みだしていたのですが、こんな軽作業でも運動不足の身にはコタえます。

Exif_JPEG_PICTURE約一時間前には雪の中を歩き回っていました。

敷地の調査のためです(八ヶ岳山麓)(‘ω’)ノ

防寒用の長靴を準備していなかったのが敗因で、

長靴の中で、足の親指・小指がピクピク、ツっていたのです。

体も冷えていました。

”よぉ~し、いっちょやってくかぁ~”

と帰りがけにもうひと働きしようとしたのです。

 

IMG_0969

そういった出来事がございまして、その日はなんとか自走で会社まで戻ったものの、

床の上に寝そべったまま動けずにおりました。

寒暖の差が大きいこの時期、またスギ花粉→飲薬の影響で、終日ややの体調不良が続いています。

どうぞフキノトウに免じてお許しください。

来週はさぼらずに火・木・土曜日に更新したいと思います。

※実際は各曜日の深夜にブログをアップしているので、実質的に水・金・日(あるいは月曜日)にブログを読んでいる、

という鋭い指摘をされることがあります。

たしかにそうだよな。

もだえる床の上でそんなことを考えていました。

2019.4.13 Reborn塩原