作業日報 | 株式会社Reborn(リボーン)

静岡県・15年点検

IMG_9572静岡県、前職の工務店で建てたOB宅へ15年点検へ。

ポスト&ビーム工法2階建て。カントリー調のかわゆいおうちです^^

この15年の間に子供達は社会人、大学生となりこの家を巣立ってゆきました。

現在は50歳代のオーナーが夫婦二人で生活しています。

メンテナンスや点検をタイムスケジュールごときちんと計画的に行って来ており、

建物は非常によい状態を保っています。

 

IMG_9615 IMG_9616東面に出窓(シャノン製)が2窓あり、通る人の眼を引きつけています。

ここ数年出窓の採用は皆無ですが、外観デザインのインパクトはやはりありますね・・・。

シャノン製なので当然プラスチックで出来ているわけですが、

少し気になる出窓受けの部分。表面の塗装?、コーティングでしょうか。

緑青(銅のさび)のように見えますが、粉状に劣化が見て取れます。

このまま放置して大丈夫なものなのでしょうか。

教えて!シャノンさん!!

 

IMG_9613南面に切妻を向けるのがログハウスの流儀。

2m以上の軒の出で、屋根を支える丸太の柱がこの家の特徴といってよいでしょう。

深い軒の出に守られたデッキテラス&デッキバルコニーは15年経ったいまでも劣化はありませんでした。

××の手すりの下に着目してください。

2本の丸太柱を支える丸太の梁が写っていますが、その梁の上にひさしのようなものがついていて、丸太梁に直接雨が当たらないようになっていますね。

露出している丸太材が劣化しないためには、かなり有効なやり口です。

 

IMG_9593IMG_9610一昨年だったでしょうか、デッキテラスに外付けブラインド(バレーマというドイツ製)をつけました。

隣家からの視線を遮りつつ通風は確保。

風雨に強く、壊れにくいだろうとの判断で、高額でしたが思い切った采配。

1階の洗濯物干し場としてこれは画期的な手法だと思います。

夏場の遮熱効果もかなり期待できると思います。

外付けブラインドは、価格が下がればこれからもっと可能性が広がると思います。

こういった類のものは普及が進めばすすむほど金額は安くなるのが道理ですから、

このブログを読んでいただいているみなさんには、

「ここはすだれよしずでいいじゃん」などと言わずに、外ブラの普及拡大に貢献してほしいと思います。

 

IMG_961215年経過のスウェドア。

これこれ。この味わい。

木の家パワーさく裂しています(笑)

この15年の間におそらく5回は塗ってもらっていると思います。

私ら第三者には想像するしかないわけですが、

まだ小学生だった子供が、父ちゃんの塗装してる背中を眺め、

「ちょっとやってみー」と、手伝ったりなんかして。

中学生になってからは、再塗装一式を任されたりして。

「行って来ます」、「ただいま」、がこのドアを開けるたびに聞かれたのでしょうね。

いつかこの家に戻って来いよ、

おせっかいなおじさんはそんな心持ちで目を細めて点検しているのです(笑)

2020.1.21 Reborn塩原

大事な部品:どっちがよいの?

IMG_9534これ何だか分かりますか?

窓サッシに使われている部品です。

(新年も相変わらずマニアックなネタで申し訳ありません)

複層ガラスの「スペーサー」と呼ばれる部材です。

左はアルミ製スペーサー。

右は樹脂製スペーサー。

 

IMG_9536ペアガラスのガラスを覗き込んで見てみるとありますあります。

こちらアルミスペーサー。YKKAPさんの内窓:プラマードUという窓です。

必ず点状に穴があいています。

スペーサーはガラスとガラスを合体させる役割を持っています。

スペーサーの幅で空気層の厚さが決定されます。

世の中はアルミ製スペーサーがまだ圧倒的に多いと思います。

 

IMG_9535スペーサーの中にはエゴマが入っています(笑)

あらため、乾燥材が入っています。

なんかよく分かりませんがあんパンを食べたくなりました(笑)

この断面サンプルはLIXILのエルスターXのものです。

樹脂製スペーサーですね。

トリプルガラスですね。

各社の窓の性能をカタログなどで研究してゆくと、このスペーサーが樹脂製なのか、巾は何mmなのか、実に各社バラバラで面白い。

 

80なぜ今更こんな話をするのか?

最近立て続けにこのスペーサーのトラブルがあったからです。

こちらペアガラスの内側が曇っています。スペーサーの封が切れて、あるいは乾燥剤がどこかに飛んでしまったのか、ペアガラス内の空気層内で結露している様子。

もうこうなるとペアガラス自体を交換せざるをえません・・・。

オーナーさんは「もうシングルガラスにしてちょうだい!」と憤慨しています。

 

IMG_9405こちら築20年ですが、お風呂の窓。

ワカリマスカ?

水槽状態です(泣)幸い生物の存在は確認できませんでしたが。

下の方にボタンがあり、中に小さなリングがいっぱいあって、水中輪投げのような古典的なゲームが昔ありました。

あいつを思い出し、無性にやりたくなってしまいました!(ワカモノニハワカルマイ)

スペーサー、非常に大事だということが分かっていただけましたね。

ちなみに、樹脂製とアルミ製スペーサーの燃費の違いを、最近設計の新築物件で計算してみました。

1棟、全窓で、年間、灯油換算で、なんと14㍑の灯油消費量の差がありました(樹脂製の方が優)

ガラスの表面温度も1℃足らずですが、ちょっとだけ樹脂製の方が温かくなります。

窓のサッシを選ぶ際には、樹脂製スペーサーが断然おすすめです。

が、

アルミ製スペーサーが標準の場合は、金額UPもそれなりに覚悟です。

が、

地球のために。

2020.1.16 Reborn塩原

滋賀県10年点検

IMG_9407-110年点検で滋賀県栗東市へ(^^)/

ティンバーフレーム調のポスト&ビーム。

南に切妻を向け、深い軒の出でバルコニーとデッキテラスを覆っています。

威風堂々、オーナーのHさんに愛されている感がものすごく漂っています(#^.^#)

10年というのは住宅にとって大きな節目となります。

瑕疵担保責任保険の期限となりますし、白あり保証もここでいったん打ち切り。保証を延長するには更新検査が必要となります。

 

IMG_9411-1「デッキって必要なのか?」

という質問をプランニングの初期段階で耳にすることがあります。

あるいは、「デッキは外構工事で」、とか「デッキは10年ほどで腐るのでダメダメ~」など。

このようなログハウス的な家には必ずあるものですが、確かに街並みをよぉく眺めるとデッキがある家は少ないですね・・・汗

屋根の下になっていれば、ウッドデッキもそうは腐りません。

 

IMG_9424-1こちらのお宅は南側に公園がある好立地。

やはり木の家にはグリーンがよく似合います。

しかもダントツの高断熱。

樹脂サッシLOW-Eペアガラス、外壁に付加断熱を施していないとはいえ、高性能グラスウールでQ値は1.6程度。当時Ua値という性能評価はありませんでしたが、おそらく0.45前後などではないかと思います。

Ua=0.45は、現在でもそのまま北海道で建てても通用する断熱性能レベルでして、

社会的にもこれぞ価値ある一棟だと思いませんか?

 

DSC_0051いやはや、10年で家も街並みも変わりましたねー、

と感じる竣工時の写真が残っていました。

廻りに何もない!

色が若い!

同じ家とはまったく思えません!!

一言でいってしまえば、

「アジ」

ということになるんでしょうが、木の家の最大の魅力は色の変化であり、家を取り巻く環境にあると改めて感じます。

 

IMG_9445-1室内はといえば、天井、内壁共にオールパイン板張り。

照明もちょっと暗めに、山小屋テイストを醸し出しています。

どうしても明るくなってしまう照明計画ですが、今後家を建てる方はぜひ暗く、低く建ててください!

家はそこに暮らす人そのものを映し出します。

見習うこと多し10年点検。

 

IMG_9438 IMG_9416建物の外周、デッキの下、排水管の中、床下、屋根裏、24時間換気扇。

点検作業は淡々と続き2時間程で家全体を掌握することができました。

最後テーブルについてこの10年間に起きたよもやま話を。

実はこれがこの仕事をやっていて、至福の時間。

とどめに最も驚かされるのは子供達の成長ぶり。

あの時幼稚園生だった彼らは中学生に。

ああ、オソロシヤオソロシヤ。

10年後は58歳か・・・。

そのときはすでに自動運転なのか?

2020.1.14 Reborn塩原

 

千曲市キューワン住宅、大工工事が終盤へ。

IMG_9347行って参りました、竹原君のコンサート@松本市。

いやはやスゴイね、彼は。

たった一人、ギター一本、全国津々浦々、今月だけでも12か所へ——。

年末から体調を崩していましたが、グダグダ言ってなんかいられない!

そう思わせてくれるパワーをいただいてまいりました(*’ω’*)

 

IMG_9299Rebornでは現在5棟の新築工事が進行中です。

その一つ千曲市S様邸。

大工工事が終盤を迎えています。

断熱工事が終わった室内は気温13~15℃くらいでしょうか。

小さな電熱ヒーターが各階に一台、ナカソネ大工持ち込みで設置されており、

軽作業をする場所としてはすこぶる快適です。

工事用の電灯や電気工具からも多少なりとも熱が出ています。

作業中の職人さんらの人体からも当然熱がでています。

Q1.0住宅だとほんの少しの発熱体でもかなり暖房として貢献していることが実感できます。

 

IMG_9329現場はご覧のようにベールに包まれているわけですが、

家の中では3月上旬の完成に向けて着々と工事が進められています。

それにしても今シーズンの冬はとても気温が高い。

別の現場では、昨日・本日と、採暖養生なしで外壁のしっくい左官工事を行うことができました。

そうそう、

2/1(土)、2(日)で長野市中越で完成見学会を開催する運びとなりました。

詳しくは後日発表いたしますが、もちろんキューワン住宅です。

nakagoe延床面積30坪の総2階。

トリプルガラス入り樹脂サッシの採用で、30坪と小ぶりながらUa値=0.28は立派。

ちなみに延べ床面積が大きいほど、Ua値は数字上良くでます。

これは全体の断熱面積に対する窓の面積割合が小さくなることが要因です。

暖房は1階と2階にそれぞれ壁掛けエアコンが1台ずつとしており、

「厳冬期、Q1.0住宅ではエアコンでどの程度の快適性が得られるのか」

という検証を行うことができる貴重な機会です。

昨今、高断熱高気密住宅に関する情報があふれていますので、「暖房はなにがよいのか?」という点にまで建築主は調べています。

数字上の検証は当然できますが、最後に残るのはナマ体験。これに勝る検証は他にありません。

しかも厳冬期の2月上旬。

ドカ雪が降ってしまえば事前の準備もすべてパーになりますから、開催する工務店側からすると相当にビビりますが、

キューワン住宅の真価は厳寒期の1~2月にあるわけですから、このチャンスを活かさない手はありません。

ぜひご興味のある方はスケジューリングしておいてください。

 

IMG_9335話は戻って千曲市の現場。

軒の出が深く、軒天井にパインを貼っています。

ごたぶんに漏れず今回も塗装は建築主にて行ってもらっています。

ヘルメット・安全帯を貸し出して、寒風の中、刷毛(はけ)で2回塗り。

Sさんがチョイスした塗料はキシラデコール・やすらぎ=クリアー。

次回足場を設営しての再塗装は25~30年後を想定しています。

しっかり、塗り残しがないよう、頑張ってください!

ちなみに軒裏は直射日光が当たりませんので、このように木で仕上げてもらっても腐ってしまうことはありません。

外壁はこの後、本職の左官屋さんが乗り込んできて、西洋しっくい左官仕上げとなります。

天気がどうなるか?

この時期は最終的に天気次第で工事工程が決まってしまいます。

竹原君、明日は富山です。

 

2020.1.11 Reborn塩原

 

暖かければよいという訳ではない。

IMG_9268暖冬。

基礎工事が終了したばかりの長野市内の現場に完成検査に行ってまりました。

スケート場ではなくプールに。

数日前にまとまった雨が降りましたのでそれなりに覚悟していったのですが・・・(ラッキー)

この時期の基礎コンクリートは気温が低いためなかなか乾かず強度が出ないため、建て方まで2週間以上の養生期間を置いています。

飯山も雪が全然ないそうですね(´;ω;`)(上野設備さん談)

 

DSCF8052一方、上田市へインスペクション。

Rebornをインターネットで調べてくれた方からのご依頼です。

サッシは木製で整って配列。見るからに高級そうな住宅。あこがれのレンガ調タイルが外壁全面を覆っています。

ん?

あれ?

ブカブカ?

タイルが妙に波打っているなと感じ、触ってみあると・・・。

こ、この外壁、ひょっとして全部浮いてるの?!

 

DSCF8053レンガ調タイルの目地はモルタルが詰められています。

しかし伸縮目地(しんしゅくめじ)と呼ばれるコーキングのようなゴム状の筋がない!

軒の出も少ないので、雨に濡れる範囲も広いはずで、20年の時を経て、

壁全体のいたるところが下地から離れてしまっているのです。

画像では到底伝えられないのですが、はしごや脚立で打診検査を行う間も身の危険を感じつつ。

流石に打診検査でバラバラッと落ちることはないでしょうが、ちょっとした地震で剥がれ落ちる雰囲気もあります。

 

IMG_9192同邸の小屋裏。

中央にある筒状の箱は、暖炉の煙突を囲っています。

暖炉は引き渡し直後に数回使っただけで、以降20年間無用の長物。

律儀に御幣(上棟のお札)も。

銀色の管はエアコンの送風用で、グラスウール断熱材で出来たダクトです。

それにしても、あまりにも無駄な空間。

屋根裏ですから当然部屋としては使っていないのですが、

屋根断熱としており、この空間も暖房をしているのが現状。

 

IMG_9189おそろしいほどの無駄づかい空間。

1階の居室よりもはるかに高い気温で、気温25℃くらいか。

睡魔が襲う、魔の空間です(笑)

構造的にも床構面がないので耐震上ダイジョウブではないはずです。

聞けば新築した会社はこの家の完成直後に廃業(倒産?)してしまたそうで、

残された図面をみても構造計算書は残されておらず。

なんとも残念な気持ちでインスペクションを終えました。

 

IMG_9200清潔感のあるジャグジー付きのタイル張り浴室も、

実はこの直下にシロアリ被害が確認されています。

オーナーさんからも羽アリの発生があるとお聞きしました。

 

全体的に何とかしないと手遅れになりそうな築20年の洋館。

果たしてどのようにRe-Bornできるのか?

2人住まいで延床面積85坪、エアコンによる全館暖房。

エネルギー消費量はいったいどれほどなのか・・・(汗)

 

2020.1.9 Reborn塩原

年始のごあいさつ

IMG_8755-1令和2年、あけましておめでとうございます。

本年もRebornをお引き立てくださいますようお願い申し上げます。

本日より通常営業で、社員が一同に会しミーティングを行いました。

今日から工事部として笠井君が新たに社員として加わりました。

彼のことはまたいずれこのブログで紹介してゆきたいと思っていますが、

これまで工事に関係する業務はただ一人私が携わって参りましたが、心強い相棒を得て、とても嬉しく思っています。

 

IMG_8786-1忙しく動いていた12月を無事乗り越えることができホッとしたのか、

年末に体調を崩し、完璧なる寝正月となってしまいました。

布団に包まれながら、今後のこと、未来のこと、そして自身これから挑戦してみたいことなどに思いを巡らせました。

やりたいことは山のようにあるので、きちんと年間スケジュールに落とし込んで、実行してゆきたいと考えています。

写真は年末に10年点検で訪問した池田町のT様邸。

お引渡しした当時はまったく育っていなかった植栽が、10年でなんと大きく育ったことか。

人間も植物同様、年輪を重ね、高く枝葉を延ばし、成長してゆきたいものです。

今年もどうかよろしくお願いいたします!

2020.1.7 Reborn塩原

小布施町・キューワン住宅竣工!

安曇野市穂高・10年点検

IMG_8999-2今年もあと5日間。

なかなか雪が積もりませんネー。一体どうしちゃたんでしょうか?

朝刊新聞で、県内でツバメが目撃されたとの記事がありました。

ひょっとすると来年はヤクルトスワローズが優勝するのでしょうか?

さて、安曇野市穂高にやってまいりました。

きりっとした空気の気持ちのいい朝です^^

Sさま邸10年点検。約5年ぶりの訪問です(5年点検以来)

それにしても太陽高度が低い!フェンスが落とすこの影の長さ!

ちなみにSさんの奥さんは大の阪神ファン(^^♪ 関西からの移住でした。

 

IMG_896110年前といえば、Rebornは存在していませんでした。

この家が完成した数か月後に私の前職、長野ログハウス建築設計は倒産してしまいました。

10年経った今、あらためてこうして自分が設計、現場管理した家が変わらず存在し、眺め、点検をしているということを不思議に感じます。

当時すでに関連業者への工事費未払いが続発し、会社の代表者は入院(?)しており出社せず、連絡もつかず・・・。

人や資材を動かすのにポケットマネーを放出し、クレジットカードでお金を引き出し、親からもお金を借りたりしてできたという、

まるで地獄の中で建てたともいえる一棟なのです。(コンナコトカイテヨイノカ?)

 

IMG_8998-2庭先にあの時はこの世に存在していなかった子供がつくったのでしょう、粘土新幹線が朝日を浴びていました。

これこそが「ひかり」。

これぞ「かがやき」なのではないでしょうか(笑)

笑っている場合ではありません。

”まじめに、手を抜かず、契約通りのいい家を建てる”

そのことの重要性を、あらためてこの家を点検しながら感じずにいられないのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE10年前の写真が残っていました。

ずいぶん若々しい色ですね^^

自分の勤めている会社が倒産した経験をもつ人は少ないのかもしれません。

普通の人ならそうなる前に転職しますから。

諦めずに最後の最後まで信じる、ということは本当に難しく苦しいものです。

でもあの時自分ができることをすべてやってよかったと今では思います。

 

 

IMG_9002話がとてつもなく重くなってしまいました。

こうして文章にすることができるようになったのは最近のことです。

 

冬の日差しが窓から燦燦と降り注いでいるのが良く分かる写真。

デザイン性の高い木組み。当時こんな余裕はなかったはずですが、図面(立面図)にも記載があったように記憶していますし、

建物というのは人の眼に触れるものですから、きっちり作り込んでよかったなと思います。

製作したのは私じゃありませんが(笑)

IMG_90122時間ほどかけて家じゅうを点検して回るのですが、唯一キッチンの取っ手の破損がありました。

オーナーのSさんは丁寧に暮らしています。

キッチンの床はフローリング(なら・オイル仕上げ)ですが、とってもきれいでしたよ。

最近は「清掃性ファースト」の動きがありますが、やっぱりキッチンの床はフローリングがおすすめです。

キッチンメーカーはタカラスタンダード。

「10年前に据付施工してもらった、安曇野市穂高S邸分で、引き出し用の取っ手×1コ」

を先ほど発注してみましたが、果たしてあるでしょうか?(回答はおそらく年始か)

他社ならどんどんモデルチェンジしているので「もはやありません」が見え見えですが、タカラさん、どうでしょうか(期待)

 

IMG_9015-1最近よく設計中のお客さんとの会話で、洗濯機パンのことが。

こうしてなかなかキレイには保てないとされるパン。

いっそいらない、

いややっぱり漏水がコワイので必要なのではないか、

せんたくパンの意味ってなんですか?

パンなしでキャスター付きの架台はどうなのか?

など様々な角度から検証するわけですが、現実的にはお掃除がほぼできず、

洗濯機をどかすと下着やら靴下やらがボワボワのホコリに紛れて出てくることも多し。

排水口のお掃除なんてクソクラエ状態になっていますね、みなさんも?

 

IMG_9013パン問題を解決せずに次に進みます。

10年経過のなら(オーク)フローリング。

よく無垢材のフローリングはメンテナンスが大変だから、こっちの複合フローリングの方がいいですよ、なんて営業さんにいわれてませんか?

そのトーク、怪しむべきです。

フローリングはやっぱり無垢の木がいいと思うよ。単に予算が跳ね上がっちゃうとか、大工さんから文句いわれるとか、そんな動機の場合が実際は多いわけですから。

見て下さいこの質感。この光沢。この味わい。

どんな家具だって合うだろうし、傷や凹みも当然ありますが全然苦になりません。

パインとか杉だっていいです。無垢ならば。

針葉樹は柔らかいですが、足の裏の感じ方もソフトで床が暖かく感じられ、凸凹になってもむしろその方が落ち着きます。

あぁ。

このフローリングを仕入れする時、一瞬心が揺れましたが、変なやつにしなくてホント良かったな、

そんなことを思い出しながらこの後、床下に潜りました。

2019.12.26 Reborn塩原

 

御代田町Y様邸竣工

IMG_8657遂に完成!

御代田町Y様邸。施工:坂田木材さんです。

土蔵と庭木を残し、旧家を解体。2年がかりの壮大な建て替え新築、大事業です。

先代が大事に手入れをしてきた松の木と違和感のない外観を、というリクエストがありましたね。

外壁にグラスウール付加断熱を施したQ1.0住宅仕様です。

 

IMG_8677 IMG_8685YKKAPのAPW330、真空トリプルガラスが採用され、

出窓風の窓からの眺望が美しい。

この数時間後、積雪となりましたが、北に浅間山をのぞむ立地。

この時点で(12/22)冠雪はありませんでした。

室内はパネルヒーターによる輻射熱の暖房。

とてもマイルドで暖房感がありません。

 

IMG_8673材木屋さんらしく、木がふんだんに。床、天井、手すり、階段にさまざまな樹種の無垢材が使用されています。

ぱっと見ただけでも、ひのき、さわら、すぎ、けやき、なら、べいすぎ、たもなどが使われていました。

 

IMG_8658Yさん、竣工おめでとうございます^^

以前の家は相当な寒さで、暖房コストがもう勘定できないほどだったかと思いますが、

今度の家は現在我々が持ち合わせている技術がぎゅっと詰め込まれています。

耐震性、断熱性、耐久性、意匠性、施工・仕上がり、どれもかなりのハイレベルだと自負しております。

ご家族みなさんが、健やかで安全、冬でも朝起きが苦にならない生活が送れるかと思います。

いつかお子さんにも引き継げるよう、大切にしていってください。

 

IMG_8902ところで小布施町のRebornのQ1.0新築住宅が本日竣工いたしました。

明日より3日間にわたり、ご予約の方限定で見学会を開催させていただきます。

本日夕方18:00頃よりパネルヒーターによる暖房が開始されました。

安定した暖かさになるまでには1週間ほどかかりますが、明らかに外気温とは異なるヌクヌクの環境を一人掃除しながら体感して参りました。あさってには完了検査、28(土)には無事お引渡しとなろうかと思います。

関係業者の皆さんには年末で何かとせわしない中、こうしてきっちり仕上げていただき、感謝の念にたえません。

また工事途中に台風19号の影響で労務、資材共にたいへんなことになりましたが、

こうして無事完成を迎えられたこと、とてもとっても嬉しく思います^^

2019.12.24 Reborn塩原

 

断熱レイヤー工法

IMG_8569-Rebornはまだ創業6年目です。

長野市内でもすこしずつ「あ、なんかみたことある」

という反応が聞かれるようになりました。嬉しい限りです^^

創業間もなくのころ、耐震・断熱リフォーム工事を請負いました長野市稲里町のH様邸へ、5年点検で訪問いたしました。

DSC_0003 (2)リフォーム前はこんな感じの家でした。

色以外、あまり変わっていませんね・・・。

土壁+モルタル下地リシン吹付の外壁に105㎜のグラスウールを付加断熱。

耐力壁を増やして耐震補強を行いつつ、アルミサッシは樹脂サッシに交換。

 

DSCF7991床はすべて一度剥ぎ取り、地面に防湿シートを敷き、グラスウールで床断熱を施しました。

地面の防湿シートはさほど入念に敷きこまれていませんが、それでも床下はカラッカラでした。

リフォーム時には白あり被害も確認されていました。再発を見逃したら責任問題です。

 

IMG_8608もちろん小屋裏へも。

ご覧のような雲海状態ですのでできるだけ高い脚立を使って火の見やぐら的に見渡すのみです。

「住宅格差」という言葉を最近用いていますが、Hさんもも本当に暖かい生活を送っています。

 

IMG_8576「断熱すれば暖かい家に暮らせるぞ!」という情報は、ここ数年おおいに広まりました。

踏み切る人、

躊躇する人、

諦める人。

判断は当然人それぞれですが、間違いなく言えるのは、踏み切った人はパラダイスを手に入れ、ヌクヌクと生活しています。

そりゃあ、お金のこともあるでしょう。本当に暖かくなるのか不安もあるでしょう。

せっかくだから新築する、という所まで勇気あるジャンプ(ダイビング?)する方も。

いずれにせよ、断熱&暖房改修をして後悔している人はいないと感じています。

 

IMG_8585なかなか普及しない理由は、費用対効果があまり感じられない、ということが最も多いそうですが、

いつまでもすり減ったタイヤで、燃費の悪いエンジンで、エアコンもない、故障箇所多数で危険な車に乗り続ける理由があるでしょうか。

我々工事を担う側にも問題があるかもしれません。

リフォームは「あけてみないと分からない」ということで、見積りを少し高く設定して提出する傾向があるように思います。

私自身もそうした時期がありました。

各項目に安全率を見込んで、ストレートもカーブもフォークボールも待つ構え。

これは結果的に三振に終わるパターンです。

気持ちは分かりますが、入念な事前調査と想像力により、狙い球を絞ってバッターボックスに入らないと、プロとはいえません。

お客さん側も勇気を振り絞るのですから、こちらも知恵を絞って勇気をださないと。

 

IMG_8575コーキングレスで、30年もの間メンテナンスレスだとの武器で勝負している樹脂サイディング。

ブルーのそれは5年で若干の変色が見られます。

それでも白く粉を吹くほどでもなく、新品と比較しなければ変色は感じられません。

変色の程度はベージュとかアイボリーの方がどうやらなさそうです。

変形その他不具合は発見できず、樹脂サイディングを仕上げとする断熱レイヤー(重ね着)工法はうまくいっていると言えます。

 

2019.12.21 Reborn塩原