作業日報 | 株式会社Reborn(リボーン)

丸太梁の腐れ防止対策

IMG_1460東京オリンピック・パラリンピックの観戦チケットの申し込みに成功しました。

けっこう高いですね・・・汗

全部当たったら100万ちかくになってしまいます( ゚Д゚)

「当たって! でも当たらないで!!」

という複雑な心境で結果を待つことにします。

特に待ち時間はありませんでした。

期限は5/28。来週の火曜日です。

 

ところで安曇野。

素晴らしい景色です。いつか常念岳に登ってみたい(^^♪

IMG_0041それはさておき、ポスト&ビーム工法(ログハウスの一種で、柱と梁に丸太を用いる)の緊急オペです。

実際にはOBの方の住宅ではないのですが、すでにこの家を建てたメーカーはこの世からなくなっており、

お困りだとのことで最初に訪問したのは三年以上も前のこと。

高校の先輩だったこともあり、以降ちょくちょくメンテナンスをさせていただいておりました。

今回は、「はしごで届く範囲を塗装していたら、表面からは分からないんだけど、なんだか気になるところがある」

とうことで1階の梁の腐れが疑われていました。

4680-1柱が梁の上に乗っかっているところがやっぱり腐っているようです。

梁は大丈夫でしょうか?

緑色の水切りが梁の上に載っていますが、出幅が少なく、丸太梁の側面に、水切りから落ちた雨水が落ちているハズ。

このような水切りの設置方法は、”ありがち”ではありますが、水切りの役割を果たしているとはいえません。

オーナーであるMさんより、「将来的に安心できるよう、シオハラさんおすすめの”出幅の大きい水切り”をつけてください」というリクエストがありました。

この画像は、水切りを通して設置するために柱の下部を切り欠いた場面です。

「ん?」

とこの瞬間で感じなければなりません。

 

DSC_0215-1実はこの梁、ずいぶんと腐れが進んでいました。

患部(腐っているところ)を削り取るのがまず最初に取るべき措置です。

表面から10cm近くまで腐っていました。

腐っている木部には「腐朽菌(ふきゅうきん)」と呼ばれる細菌が生息しているので、

まずはその腐朽菌とサヨナラすることが肝要です。

 

DSC_0218-1結果的にこの梁の断面が、かなり小さくなってしまうので、鉄プレートで念のため補強を提案。

壁の中央(通り芯)まで腐っていたらどうしようかと考えていました。

この辺りまでだったらまず問題ないでしょうが、

「こんなにえぐって大丈夫か?」という心理が働くのは当然。

柱がのっているところは、ホゾ穴に雨水が浸入していたのでしょう、より深くまで腐っておりました。

 

DSC_0221-1この上から化粧材として丸太の皮の部分を加工してペタッ。

これでぱっと見わかりません。

水切りの出幅も丸太の出よりも大きくすることにより、

ある意味”丸太梁の上の屋根”の状態をつくります。

 

4679手順は簡単。

①腐っているところを切除

②腐朽菌がまだ存在している可能性もあるので、ホウ酸塩ロッドにて予防注射

③梁の上に水勾配のついた木製下地をつける(ビス固定)

④出幅に合わせ、板金屋さんにて水切り板金を加工してもらう

32851⑤水切りを設置

⑥水切り板金の壁との接点をコーキング

 

以上が丸太梁保護のための水切り設置要領です。

ポスト&ビーム工法の家に暮らしている方、出幅の小さい水切りが付いているようであれば、ぜひ見習って梁の上の屋根を設置してください。

2019.5.23 Reborn塩原

 

[掘る・鋤取る・空ける ]が、なぜ?

IMG_1742-112年前に新築工事の現場管理を担当させていただいた、長野市のK様邸ログハウス。

子供部屋間仕切り工事を、今日明日でやっています!^^

あの頃はまだ本当に小さかったのに・・・、今年ダブル受検なのだそうです・・・汗

3姉妹は仲良く階段を上がった広いホールで、突っ張り式のパーテーションやロールスクリーンでブースを緩く形成。

パソコンコーナーもあったりして、家族全員共有で使うスペースでもあったわけです。

 

Exif_JPEG_PICTURE設計段階でこの日のために、照明やスイッチも分けられていました。

そう、計画された個室モードへ間取りの転換です。

親としてはさみしいことではありますが、子供たちはいずれこの家を出てゆくでしょう。

その時は再び夫婦二人だけの暮らしとなるわけで、また撤去が約束された間仕切り工事であります。

早く、安く、うまく、牛丼屋の手法にならって物事を進めて参ります。

床にチョーク墨ツボで壁来るラインを引き、間柱を立ててゆきます。

広かったホールは2名の大工で3時間後、オリのように3部屋に区切られました。

内装がすべてパイン板なので、少しでも明るくなればと思い、化粧石膏ボードを内壁仕上げとしました。

ドアは製作で、この時点で採寸に来てもらい、明日吊りこまれます。

 

IMG_1757部屋には美術の時間に書いてくれたのでしょう、

我が家が油絵で描かれていました。

題材に自分の家を描いてくれたわけで、作り手としてそのことはものすごくうれしいもんですねー^^

泣けてきます。

青空に映える切妻屋根のポスト&ビーム。

「この絵を娘に描かせた塩原さんは勝ちだね!」と父親であるご主人、

あなたの娘さんはぜひ将来建築士になりますよ(笑)

 

IMG_2082ところで松本市で新築工事が始まりました(^^♪

まずはもちろん基礎工事。

なんだかじっと土を掘っている様子を見ていたら、なんだか分かりませんが気持ちが落ち着き、

「この快感は何なんだ?」と思うようになりました。

みなさんにもおすそ分けです(笑)

ん?わたくし、変になったか?



2019.5.21 Reborn塩原

家づくりゼミ

スライド1東京オリンピックのチケット予約、

みなさんもう申し込みました?

なんだかオソロシイ程の長時間待ちだとかで尻込みしているシヲハラです(*_*;

令和が始まって3週間がたち、世の中少し落ち着いた雰囲気なのですが、

チケット申し込みは来週がピークになるか?

深夜にひっそりとアプローチしてみようと企んでいます。

 

スライド2さて今日のブログは、家づくり(新築)を検討している人のためにご用意した動画を1本公開します。

Rebornではすべてのお客さんとの打合せをわたくし塩原が行っております。

少しでも効率的に打合せを行うべく、予習用の動画を今のところ8回分までの収録を終えています。

今後もDIYしっくい塗装・左官の作業方法や、点検・メンテナンスの方法などを紹介した動画の収録を予定していますが、

1~8回目までは主として設計に関わる内容となっています。

基本的には弊社と設計契約または建築申込をいただいた方限定公開としておりますが、

先週の見学会にお越しになった方々から、

「どうやって工務店との家づくりを進めてゆけばよいのかよくわからない」、

「土地を探しているが、どのようにみなさん判断しているのか」

という声を連続でいただいたので、公開させていただきます。

今後家づくりをする方はぜひご覧ください。



★この動画は5/28、オリンピックチケットのWEB抽選申し込みの最終日までの限定公開とさせていただきます。

2019.5.18 Reborn塩原

 

現代版ムロ

Exif_JPEG_PICTURE新築住宅~松本市のM邸では断熱工事が始まりました。

外壁付加断熱(高性能グラスウール16K・100㎜厚)が終了しております。

サッシや玄関ドアも設置が完了し、戸締りができ安心です。

工事現場では時として大工さんたちの道具や材木・建材が盗まれたり、

あるいは最近では放火などという物騒なことが起こります。

ですから戸締りができるまではある意味無防備な状態なわけで、

監視カメラを取り付けるようなメーカーも出始める始末。

 

Exif_JPEG_PICTURERebornでも社用車にはドライブレコーダーを設置していますが、

これからは現場にもそのような録画機能を備えないといけない時代なのか?

建築主のみなさんには、設計打合せの段階で民間の防犯施設、

セコムさんとか綜合警備さんなど、有料の防犯サービスを受けるかどうかヒアリングしています。

長野県内で新築する場合、ご採用は少ない方ですが、それでも10年前に比べるとけっこう増えてきていると思います。

ところで室内では外壁の柱間、充填断熱工事が始まっています。

 

IMG_1948一言でグラスウールといっても実はいろいろな種類のものが存在しています。

Rebornの家ではほとんどの場合、高性能グラスウールと呼ばれるものが使われています。

あえて言葉を付け加えるとすれば、「ハダカの」高性能グラスウール。

防湿の役割をもつビニールの袋に入っている製品もありますが(それを袋入りグラスウールと呼んでいます)、

正式にはカット加工した袋は気密テープでいちいち修復しなくてはいけないので、かえって手間がかかります。

正式には、と言いました。

世の中ではかなり多くの場合、袋(ビニール)をカットしてもそのまま修復されずに壁はふさがれている様子は散見されるためです。

寒冷地における室内側の防湿は高断熱住宅の基本でありますし、メーカーがカタログなどに記載している施工要領にもちゃんと書いてあります。袋入りグラスウールのカット個所の修復はかなり面倒くさいし、だれもやりたがらない。

ですからハダカのグラスウールをカット加工してはめ込み、後で防湿シートを全面に張ることによって気密性のいい(隙間風が起きない)壁になるのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓の周りには「先張りシート」と呼んでいる防湿シートを、窓をはめ込む前に張っておきます。

この先張りシートを柱間にハダカのグラスウールを入れ、防湿シートを全面に貼り、気密テープで連続させます。

窓の周りは隙間風が発生しやすいのですが、こうしてシートを張っておくと万全になります。

高性能グラスウールと普通のグラスウールの違いは繊維の細さにあります。

繊維が細いほうが断熱性能が高く、またどのくらいの密度で製造されているのかにもよって、性能は微妙ではありますが分類されています。

 

Exif_JPEG_PICTURE密度は1㎥あたりの重さで表示され、私は密度16kg/㎥のものの採用がほとんどです。高性能ではない普通のグラスウール(=昔よく見かけた黄色い色のグラスウール)は10kg/㎡です。16kg先には24kgや32kgなどと連なりますが、金額も二次曲線で上がります。

性能に比例して金額が上がればそれはそれで理解できるのですが、厄介なことに密度が大きいものをチョイスしてもそれほど断熱性能が上がらなかったりする場合しばしばです。

今もなお、最もコスパがいいのは、高性能グラスウールの密度16kg/㎥だと感じています。

「なぜグラスウールを採用するのか?」

先週の完成見学会でも質問いただきました。

ズバリ、安いのと安全だからです。アンアンなのです(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE安全は、「燃えない」、「長期にわたって劣化しない」という無機材であるガラスの特性からきています。

あと付け加えるとするならば、「誰にでもどこでも手に入りやすく、誰でも工事ができるから」。

専門業者で責任施工もいいのですが、建築現場は新築現場だけではありません。

浴室だけのリフォームや、床の部分的な張替えなど、小規模な工事もたくさんあります。

むしろそうした工事のほうが全体としてみれば多いのではないでしょうか。

そんなちょっとした工事であっても、断熱は当然やるべきでしょう。

すぐに入手でき、(大工さんが担うことになると思うのですが)誰でも施工ができるのは大切なことです。

ところでこの床に穴が開いた状態なのですが、断熱材を用いての、ちょっと新しい試みを紹介します。

 

IMG_1922これがその工事中の様子なのですが、

床下のいわば外の空気を利用した現代版”ムロ”の製作風景です。

高性能グラスウールで囲われた箱をつくり、正面にはペアガラス入りの樹脂サッシを取り付ける予定です。

当然このムロの外側には防湿シートで覆うことになりますが、この中はいわば床下。

日頃床下に潜ることの多い私は肌で感じているのですが、床下気温は年間を通じて非常に温度変化が少ないのです。

真夏でも15℃程度ではないでしょうか。家の中央付近ならなおさらです。

真冬でも床下は零下にならず5℃前後だと思います。

つまり年間を通じて5~15℃と、外気温にあまり連動せず安定しています。

床下エアコンや温水暖房の配管がある場合は当然そうなりません。

このブログのヘビー読者の方はもうお分かりですね。

床下収納庫の凸型とでもいうんでしょうか、天然冷蔵庫とでも呼べばよいのでしょうか、

あ~でもやっぱり「ムロ」がいいな。

ムロはすぐ近所に鎮座することになるメイスンリヒーターの給気を行うためでもあるのです。

一石二鳥、いや一ムロ二丁(冷蔵庫、給気口)。

 

これから季節は梅雨を迎え、夏になります。

大工さんたち職人さんたちが、このムロに昼の弁当を入れておくことになるでしょう。

 

2019.5.16 Reborn塩原

 

 

ヤッホーが嬉しい

S__29253660先週末に行われた千曲市での完成見学会、ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

両日共に晴天に恵まれ、太陽集熱器はフル稼働。500㍑の貯湯タンクは二日間で38℃上昇しました。(19℃→57℃)

お引越しまであと数日あるため、これ以上熱を蓄えるのは危険なので、昨日再びシートで覆いました。

見学に来られた方だけでなく、近所の方や犬の散歩をしている方々から、「あれは一体なに?」の声を掛けられられることしばしば。

知ってしまえば非常にシンプルなしくみなのですが、説明がなかなか難しいのです。

参考に機器説明書の動画リンクをくっつけておきますので、興味のある方は腰を据えて勉強してください。

https://www.youtube.com/watch?v=a0Pnk2p30ww

 

S__29253656ちなみに設置架台はこんなふうになっています。

「重そうだけど大丈夫?」って審査機関でよく聞かれるんですが、

不凍液が入った状態で1パネルあたり約40kg程度です。

ベランダの手すりに付けていますが、もちろん屋根の上にも載せられます。

ただ、家族旅行なんかで数日留守にすると貯湯タンク内の温水は80℃以上になってしまい、

循環ポンプは自動停止するものの、集熱器内の不凍液が沸騰し、破損する可能性が高まります。

そんな時はこの集熱器を、ブルーシートでもなんでもいいのですが、シートで覆い、集熱を止めないといけないんです。

その作業は屋根上では困難ですから、このようにベランダの手すりなどに取り付けるしかないのです。

 

de-ta屋根上に設置する場合は、たとえば隣に実家があって、

留守の間代わりにお風呂を使ってもらうとか、

蛇口からお湯を垂れ流して放熱してもらうとか・・・汗

 

ラテントの技術情報~日本語版をPDFファイルで持っています。

数年前にこの機械の製造元であるドイツIVT社に行きました。

通訳の人もいていろいろと情報を得てきたのですが、日本に戻って日本語版のPDFファイルをメールで送ってもらいました。

欲しい方はおすそ分けできますので、塩原あてメールください。

 

S__29253672貯湯タンクのデカさはみなさん驚嘆していましたね。

「想像以上に大きいナー」と。

次には「家の外に置いてもいいのか?」と聞かれます。

せっかく貯めた熱エネルギーですから、断熱された空間に必ず置いてください。

LATENTOの貯湯タンクは屋内にしか設置できません。ウレタン断熱材で覆われた樹脂製の容器です。

屋外に置き、紫外線にあたる状況だとすぐに劣化します。

荷重も600kg近いので、床の強度をしっかり持たせましょう。

 

S__29253683

外気温は最高で27℃くらいになったでしょうか。

暖冷房なしで家の中は21~23℃で適温でした。

それにしても忙しかった!

両日とも1時間おきに途切れることなく接客対応させていただきましたが、みなさん勉強熱心な方ばかりで、

最近はアレですかね、スマートフォンでずいぶん情報を得ることができますから、かなり深いところまで調べることができるんですね。

 

IMG_1900

確かに断熱や耐震も大事なんだけれど、

みなさんルンルンな気持ちでこの家をご覧いただいたんじゃないかと感じました。

やっぱ無垢の木やヌリカベはイイよねー、って微笑んでくれますし、

わぁ~かわいい~、なんて声が聞こえてくると、自分に対して言ってくれているようで照れますね(笑)

吹抜けがある家なので、子供たちから手すりごしに”ヤッホー”、って呼ばれる場面も多かったですね^^

 

♪ルンルンな家なのに高スペック。

Rebornの令和はこんな感じがトレンドになりそうな予感。

 

2019.5.14 Reborn塩原

 

インスペクションの先にあるもの

DSCF7499GW期間中2棟のインスペクションを行いました^^

こんないでたちで床下に潜ります。

自撮りパチリ

築50年程の木造住宅。平屋ですが空き家です。

性能向上リフォームに耐えうるか、リフォームをする価値があるかどうかの確認で、

空き家を引き継いだ方からのご依頼です。

 

Exif_JPEG_PICTURE亡くなる前日までツルヤに買い物にでていたという証拠のレシートがあったそうです。

理想ですね、ピンピンコロリ。

室内は断捨離ができておりませんでしたが、屋根はカバー工法でリフォームされ、

シングルガラスのサッシも内窓が随所に設けられ、丁寧な暮らしぶりが見て取れます。

 

DSCF7485 DSCF7501しかし断熱材は天井、床下、外壁共に皆無でして、あともう20年早くインスペクションしていたら断熱リフォームをおすすめしたでしょう。

いやまて、そのころはまだ断熱リフォームなどという言葉もなかったか。

住人の身内に建築士がいたそうで設計者も同性。

大工さんも丁寧に腕をふるっていたとうかがい知ることができます。

 

DSCF7538基礎クラック多数、外壁クラック多数、断熱するにはかなり工事金額がかかりそうだとの判断で、

建替えあるいはこのまま不動産市場に出すべきかと、という判定を出させていただきました。

人間はいつしか死ぬが、建物や土地は残る

ということについて改めて考えさせられるインスペクションになりました。

遺族は丁寧に遺品を整理しながら、果たしてこの建物をどうすべきか、あるいはどう活用できるかを考えています。

我々建築士や司法書士、あるいは弁護士など、各分野の専門家がいろんな角度からアドバイスをしないとなかなか答えがでない問題だとも思います。

 

「インスペクションの先にあるもの」

そこまで踏み込めるような知識や経験を蓄えてゆきたいと思います。

2019.5.11 Reborn塩原

 

 

 

見学会直前情報!

DSC_9108今週末完成見学会を開催いたします千曲市M様邸がとうとう完成いたしました^^

早速布団を干しています!

ではなく、太陽熱集熱器を遮熱シートで覆っているのです。

引っ越しはまだ数週間後なので、集熱してしまうと使う人がいないので、

貯湯タンク内の温度がどんどん上昇。果ては沸騰!?

機械の故障を恐れての布団干しです。

 

DSC_9114玄関ポーチは無垢の木、いわゆるデッキです。

レザックACQという防腐材が加圧注入された長野県のすぎ材です。

ここは一般的にタイルが張られることが多いのですが、ログハウスなんかはウッドデッキですよね。

多少の泥汚れも許容できそうな雰囲気^^

夏の輻射熱軽減も期待できます。

MさんはDIYでクリアの塗装をしたようですが、ACQ加圧注入材を使用すれば塗装は無用です。

そういえばいよいよシロアリが羽化するシーズンです。耳をすませば、新聞広告をめくれば、シロアリ駆除業者さんの声が聞こえてきます。

ゴールデンウィーク前後で雨が降った翌日、無風に近い晴れた日に羽化するとされています。

それが羽アリです。

一年に一度です。今日はぐずついた天気でもしかしたら明日?、なんて思っていましたが、長野市内は降りませんでしたので、持ち越しです。

 

DSC_9157玄関に入るとMさんワールドさく裂!!

30坪規格PLANによる間取りですが、収納の引き戸にダークブラウンの塗装を。

パネルヒーターはブラックをチョイス。

オプションで採り入れた玄関収納の扉にはウェスタンレッドシーダーをちゃかちゃか張り。

Mさんいわく、「若干ナマイキな雰囲気」をこの家では目指したとのことで、Rebornのいつもの仕様からかなりハネています。

 

DSC_9165玄関入った正面には収納かと思いきや、ここに太陽熱を蓄えています。

そろそろお馴染みになってきたかな?LATENTO(ラテント)君です。

相変わらずでっかいです。

冒頭の布団のような場所と直接つながっているタンクです。

熱を移動させるために不凍液を媒介役に立て、自動制御のポンプで循環させています。

日中太陽が出れば、この中のタンクの温度がじわりじわりと上昇します。

このタンクの中に水道管を通すと入口では10℃ほどの水道水が、熱移動し40℃のお湯となって出てきます。

エコキュートや電気温水器のような、使用するお湯をためておくポット式の貯湯タンクと異なり、

水道水自体は滞留しているわけではないので、きわめて衛生的なお湯なのです。

 

DSC_9205玄関ホールからリビングへ。

今日は市役所による完了検査がありましたが、「いやはや木がいっぱいだねぇ~」と。

キッチンの天井にはレッドシーダーを。キッチンコンロがIHだからこそできる技。

ダイニングテーブルのペンダントライトも真鍮製でナマイキスタイル。

見学会用で高く上げておきますが、ご来場の方々にはぜひ照明器具に着目していただきたいと思います。

 

DSC_9233キッチンパントリー付近からリビング方向を見る。

計画当初、30坪では狭いのではないのか?

35坪、あるいは33坪くらいにするかどうかで迷っていらっしゃいました。

インテリアに高級材であるレッドシーダーやマホガニーを使いたい、

アクセントタイルもやりたい、照明もある程度こだわりたい。

そうなってくると多少狭くても、自分たちのこだわりを反映した家にしたい、だから30坪でいく!

それがMさんの答えだったのです。

IMG_1833洗面化粧台の鏡上の照明器具は、扉付き収納ミラーをチョイスしたため、首長が不足。

真鍮製の首をググッと曲げる方策も検討されましたが、ここも木で(笑)

思い起こせば20年程前にも、真鍮製の照明器具が流行しました。

いまでもあるんでしょうか、ゴーリキアイランド、という会社だったかな?

その後はシルバーの時代がやって来たのですが、令和になってまた戻って来たか、

そんなふうにおじさんは感じました。

 

DSC_9256洗面台にもモザイクタイルを。

最近インスタでファンが多いと聞くコラベル(名古屋モザイク)です。

数色を混ぜてランダムに貼るのがトレンドだそうで、発注が難解でした。

名古屋モザイクさんで30cm角程度でシートに張ってくれるサービスがあり助かりました。

A色が10%、B色が15%、C色が40%・・・などと配合割合を指定すると、

ランダム混ぜ具合のパターンをいくつか示してくれるのです。

このパターンで、ってオーダーすると、そのまま現場にいくつかのシートに分けて送ってくれるという、涙が出るほどありがたいサービスです。

これは流行るわけだわ、おじさんはそう感じないわけはありません。

 

DSC_9279トイレの手洗い器が気に入ってます。

LIXILの狭小手洗い器シリーズは安価でかわいいとだいぶ前から採用してきましたが、

変な形のカウンターと組み合わせるとあら不思議。

ナマイキスタイルに変身してしまうのです。

この辺りも会場でぜひご覧いただきたいところです。

 

IMG_1827キッチンにはこれまた名古屋モザイクのマシアというグレーの光沢ありややボコボコタイルを。

加えてブラックアイアンを使った飾り棚。

よ~く見て下さい

コンセントもナマイキ調です^^

ブラックに見えますが、実際はもっと薄くてグレーです。

 

IMG_18612階もちょっと覗いておきます。

天井はネダレス合板にプラネットOPホワイト・つや消しを。

化粧梁はダークブラウン、ドアには水性塗料でアクセントを。

なかなか勇気の要る色使いですが、すばらしいと思います。

Rebornの規格プランもついにここまできたか、という心境です。

 

DSC_9330真鍮製のマリンランプもこういう状況では効いてきますね。

イタリアの国旗(逆順ですが)?

このあたりはRebornの女王アリ・佐々木のツボなのでは?(笑)

内壁はもちろん西洋しっくいローラー塗装DIYひたすら。

約1か月半ほどかかりましたが、見事な仕上がりです。

 

DSC_9227

5/11()、12()の2日間。

すでに二日間ともご予約で満員御礼ですが(ん?あと2枠だけ空きがあるな)

解説なしの見るだけならば受付中です(‘ω’)ノ

電話:026-274-5485

メール:info@reborn-nagano.co.jp

 

2019.5.9 Reborn塩原

 

リンゴ箱

IMG_1502令和一発目のブログです!

しばらく間が空きましたので、ブログネタがだいぶ溜まっています。

慌てずゆっくり小出ししてまいりたいと思いますのでご期待ください^^

今回は松本市蟻ケ崎のM邸を。

先月中旬に建て方を行いました。

生産性向上でも成長プロセスは省かない

という表題でリボーンの家づくりの姿勢を紹介したわけですが、

つまるところどんな仕事でもそうでしょうが、自己研鑽と社会奉仕、

これに尽きるのではないでしょうか。令和だけに。マジメスタイルでスタートです!

 

IMG_1421床の断熱材は相変わらずグラスウールです。

建て方が終わると最初に1階の床をつくる、これがウチのやり方です。

あえてそう述べたのは理由があります。

一般的な在来工法では、壁をつくった後で床をつくるのです。

壁で囲ってから床をつくる方が雨風をしのげますし、土台の上に間柱を直接載せられるので、1工程省けるからです。

床を先につくると、ご覧のようにブルーシートで囲わないと雨がコワいですし、段取りが悪いと床下の配管や断熱工事をする間、大工さんが手もちぶたさになり得ます。

メリットはなんといっても作業床ができることで、材料のカットや次々に搬入される材木置き場として活躍することです。つまり安全でもあるわけです。

そして同時に床下から壁の中に気流が走らないようにする=気流止め、を自然と行えるというメリットがついてきます。

 

IMG_1430大工さんが帰宅の途に就いた後、一人黙々と作業を続ける男がいました。

薪ストーブメンテナンスの小野沢さんであります。(伊那市より)

この家には主暖房としてメイスンリヒーターが搭載されます。

その基礎となる部分を早速つくってます。この数日前には煙突も屋根上に出してくれています。

どこかの現場からの帰り道だったようで、夕方遅くに立ち寄り、ヘッドライトで作業をする佇まいはちょっとプロフェッショナルの雰囲気が漂います。

Exif_JPEG_PICTUREあれから約1週間。現場は順調に進行し、サッシが搬入されました。

ちょっと凝っていまして、大開口サッシの上にステンドガラスを入れようということになっています。ステンドガラスはお施主さんの旧来からの知り合いで、ステンドガラス作家さんによるオーダーメイド。その方の紹介はいずれこのブログでもするとして、

まずはサッシを取り付ける。大人3人かかりです(笑)

こういうのを生産性向上の名のもとに、サッシ一体の壁パネルをプレハブ化して工場で製作。現場でクレーンで吊って組み立てるだけにしよう、というのが最近のトレンドになっているとかいないとか。

でもこうして大人がウンウン言いながら「はいこっちハイッター」、「あと2ミリこっちに押して!」とかって言いながら作業するの、キライじゃないな、わたくしは。

Exif_JPEG_PICTURE建築主によるDIY塗装がもう始まりました。

やれるところはジャンジャン進めましょう、そうしましょう、

ということで、化粧(最終的に見えてくる)の梁を塗装中。

ここで突然ですが重大発表があります!

リボーンではこれまで自然塗料にドイツのプラネットジャパンのウッドコートという商品を基本的に推奨してきました。

しかし創業6年目の今年度から、同じくドイツの「リボス」というメーカーの塗料に乗り換えることにします。

理由はいくつかあるのですが、一番のワケは香りですかね。プラネットの塗料はけっこう強い臭いがします。

決して嫌な臭いではありませんが、気持ちの悪くなる人もいたりして。

 

Exif_JPEG_PICTUREリボスはかれこれ15年程前に前職の工務店で数か月使用していたんですが、

当時色のラインナップが少なく、また仕入れルートも遠回りで高かったためプラネットに乗り換えたという経緯がありました。

その前は確かオスモでした。自然塗料といえばまだオスモしかなかったか。

ログハウスを建てる会社にいましたから、自然塗料の導入は早かったですね。20年前はオスモしかなかったような気がします。

奥様には搬入されたばかりの玄関ドアを塗ってもらっています。

無塗装の状態の木から、クリア(アルドボスという名前)を塗るとこんなにも色が変わります。

木目が浮かび上がり、重厚な感じになりますね。

木の玄関ドアは数年毎の塗装が必要で手がかかりますが、経年美とでもいいましょうか、

暮らす人と共に歩む感じが好きです。

 

Exif_JPEG_PICTURE外では工事中に発生する木くずを、メイスンリヒーターの焚き付けに使用すべく、

仮設の薪小屋を組んでいます。仮設といっても以前Rebornで製造販売していたグリーンラック、しかもACQ注入使用、ロング軒、という贅沢な仕様です。

捨てれば産廃、使えば燃料。

それが木の素晴らしいところです。

料理もそうですよね。出汁をとったり、肥料にしたり、捨てるところがないほど使い切れるのが自然素材の良さだと思うのです。

S__37543947廃材になりかけていた材木を使ってリンゴ箱的な木くず入れをつくり、

こんな風にラックとして現場に残してゆきます。リンゴ箱48ケ入ります。

リンゴバコ、って言っても最近の人は見たことも聞いたこともないかもしれません。

昔人々はこの箱に乗ってスピーチをしたり、歌を唄ったものでした。

私が幼少のころにはまだ家にいくつかありましたね。野球のバットとかボールを入れる道具箱になってました。

最終的にはこのリンゴ箱さえも分解すれば燃料になる、ぐふふですね。

2019.5.7 Reborn塩原

木製駐輪場

IMG_1460安曇野市常念岳。

雪が降ってます・・・。

どうりで寒いわけだ。

タイヤはもう履き替えた。

ジャンバーはあっちの車に。

モモヒキはもう履いてない。

車の暖房をON。

眠くなります。

S__37421081昨年新築させていただいたお宅に駐輪場をつくりました。

自転車三台とタイヤ、野菜などを格納。

以前キット販売していた木ちゃり庫を応用。

2.7m×1.8mサイズです。

あらかじめReborn作業場で加工しておき、今回はレザックACQ(透明)を加圧注入。

現場に搬入して昨日組み立てました。

材カット加工→加圧注入→組み立て→仮組み→バラシ→現場搬入→現場組み立て、まで正味1か月程かかっています。

S__37437448簡易的ではありますがラックを造作。

これでようやく自転車が濡れずに済みますね^^

子供が高校生までは自転車置き場がどうしても必要となります。

でもいずれは子供達は巣立ち、駐輪場は必要でなくなる可能性も高い。

その時はその時ですが、木で出来ていれば後でカスタマイズできます^^

2.7m×1.8m=畳3枚分は相当な収納量があります。

子供部屋は3畳で設計に盛り込む場合もあります。

 

IMG_1434寒い一日でしたが、家のなかはパネルヒーターによりぽかぽか。

むしろ暑いくらい。

去年までは寒い寒い貸家で暮らしていたので、この冬はだいぶ生活が楽だったとおっしゃっていました。

春になりましたので外構を整備してゆきます。

 

2019.4.27 Reborn塩原

S__37437449

太陽集熱タンクがカジュアルテイストにマッチ

IMG_1408ゴールデンウィーク明けの5/11,12で完成見学会を開催する千曲市の新築現場にLATENTO貯湯タンクがやってきました^^

はるばるドイツからの出張です。長府製作所やノーリツ、サンジュニアなど国産製のものもあるのになぜ?

ってよく聞かれるんですが、給湯と暖房の2系統で熱交換ができ、500㍑貯湯タンクは日本製には存在しません。

加えてこのタンクの保温性が素晴らしく、日本製のそれは基本的に屋外にタンクを設置することを想定しており、

IVT社のLATENTOは必ず屋内に設置することが想定されています。

狭い日本。

こんなにでっかいタンクを家の中に置くなんてアリエナ~イ、日本人エンジニアさんはそんなところじゃないでしょうか。

補助用のボイラーと合わせると畳1枚分のスペースが必要となります。

IMG_1382足場が撤去されて、ベランダの壁手すりに集熱器が据わりました。

すでに不凍液は充填されてますが、×印のシートを剥がすとどんどん温度が上昇してしまいますので、

お引越し前までこの状態でいこうかと思っています。

貯湯タンク内の温度はモニターで監視できますが、

理想は60℃。80℃以上になると機械類に負荷がかかりますので不凍液が循環しないシステムです。

集熱温度は天気次第で、太陽が出る晴れの日は午前中からぐんぐん温度が上がってゆきます。

対して曇りのはそれほど上がりません。

貯湯タンクは太陽エネルギーのバッテリーだとも言えますので、2~3日曇天・雨天が続くことを考えれば、タンク内は70℃くらいあると安心です。

 

IMG_1389パネルヒーターも設置されています。

青は久しぶりに見ました。

PS社のパネルヒーターはやはりかっこいいですね。

これはYUCCA(ユッカ)と呼ばれる形状で、ちょっと金額は張りますが、こんな風に片持ちで自立するので、どうしてもパネルヒーターを設置しにくい空間で活躍します。

ユニットバスのアクセントパネル=青とコーディネートされています。

冬はTATENTOで集熱された温水がこのパネルヒーターに到達し、

つまり太陽の熱が直接放熱されることになるんです。

 

IMG_1396室内LDKはまだ全貌をお見せできませんが、なかなか凝っています。

この家はRebornの30坪規格プランをベースに、建築主さんのセンスでかなりアレンジしています。

規格プランでは間取り、柱の位置など構造に係る部分は固定させていただいていますが、内装に関してはかなり自由度があります。もちろん金額も変わってきますが、私自身は残念なことでもなんでもなくて、むしろ皆さんにアレンジしてもらって、愉しんでもらって嬉しいと感じています。

各建築主さんにこの企画プランを成長させてもらっている、という心持ちです。

 

IMG_1385照明器具もけっこう凝ってます。

そのほとんどはMさんがインターネットなどを通じて購入。

施主支給というヤツです。

工務店による家づくりではすでに当たり前になりつつある施主支給は、

納期が間に合わない、製品保証ができない、売り上げ金額が下がる、

などの理由でハウスメーカーはあまり積極的ではないと聞きます。

造り手側としては確かにそうしたリスクがあると思います。

いろいろ考えればきりがない。

お施主さんと建築業者が「いっしょに家をつくるのだ」という点で対等でないとできないことなのかもしれません。

 

IMG_1401この家には、LDに吹抜けがあります。

30坪の規格プランに1坪の吹抜けオプションを採用。

そのことがどんなに大きな決断なのか、家づくりを経験してみないと分からないかもしれません。

化粧梁はダークブラウン塗装。

合板天井には塗りつぶしホワイトを塗装しています。

吹抜には巨大なFIX窓が。このお宅は全窓が樹脂サッシ+トリプルガラスになっています。

 

IMG_1404GW期間中にすべての工事を終える算段になっています。

見学会はすでに予約でいっぱいになっていますが、時間変更の方もいて、あと2コマ空きがあります。

予約状況を確認する

カフェ風、カジュアル系がお好きな方にぜひご覧いただきたいと思います。

 

2019.4.25 Reborn塩原