作業日報 | 株式会社Reborn(リボーン)

小布施町-35坪規格プランDIYしっくいはじまる

IMG_7323さすがにもう台風来ないだろうと、足場のネットを復旧してきました。

小布施町T様邸。この写真を撮ったあと、再びグレー色のベールに包まれました。

はやいもので一か月が経つんですね・・・。

弊社Rebornは、直接的は被害はありませんでしたが、取引先や家族親類やOB宅に被害があり、ありとあらゆる業務の場面で影響が出ているのが実情です。

しかしここ1,2週間は、すでに予定されている工事をできるだけスムーズに進めるべく注力しています。

大きな壁はやはり人手不足。

建築・建設現場では昨年あたりからこのことが問題視されてきましたが、いよいよ職人さんが枯渇してきている実感があります。

 

IMG_7309 IMG_7307現場はすでに大工工事が終了し、内装工事へ。

パテ処理中の1階。

すでに2階は紙クロスをあらかた張り終え、DIYしっくい塗装がはじまらんとしています。

一枚、グレー色のところがありますが、ここはマグネットボード。

吉野石膏のFeボードです。気づけばここ数棟、連続してこのボードを発注している気がします(笑)

畳一枚の大きさで1万円を超える高額な建材ですが、マグネットボードのニーズは非常に高いものがあるんですね^^

鉄板がはいっているわけでもなく、大工さんでも加工が容易ですし、細かい造作も必要ないので、施工者側からするとありがたし。

ここから約1か月。建築主Tさんの奮闘に期待しましょう。

IMG_7282紙クロスを張った状態の2階。

「これで仕上げ」としても良いほどですが、ずっと暮らす自宅です。

しっくいによりあらたな機能がプラスされるので、愛する妻子のため、Tさん、とことん頑張ってください!

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IMG_7319 IMG_73182019.11.12 Reborn塩原

 

 

 

長野市高田・庭付き駐車場付きテラスハウス賃貸

IMG_7365長野市高田のテラスハウス完成見学会の初日が終了。

明日も10:00~17:00開催しています。

Rebornとしては初の試み、「賃貸経営者」を対象とした見学会です。

もちろん入居希望者の方も内覧可能なので、高田周辺に暮らしたい、引越したい方も大歓迎です。

「室内がとっても静か」

「なんか不思議。全室20℃であったかい♨」

「こんなアパートだったらほかのアパートに引っ越せなくなりますね」

などのご意見をいただきました!嬉しい限りです^^

 

IMG_7362元あった危険なブロック塀は、通学路ということもあって、市の助成金を戴きながら解体し、

ウェスタンレッドシーダー&長野県すぎACQ加圧注入材にて一新されました。

一気にラブリーな外観に変身。通りすがりの車・通行人からの視線を感じます(笑)

オーナーさんからは「何か塗装したほうがいいのでは?」と聞かれましたが、あっさり「このままでよいのです!」と返事をしました。レッドシーダーは数年でシルバーグレイ色に経年変色し、なかなか腐るに至りません。信じてください!

 

IMG_7355視線をかわすためにH1.5mとけっこう高いウッドフェンスとなりました。

これだけ高いと台風時など強風に対する転倒対策が必要となります。

今回は超がつくほど長いホールダウン金物をダブルで用いて、基礎コンクリートとアンカーボルトを介して連結しています。

こりゃなかなか倒れませんぜおとっつあん(笑)

ボルト、ナットもステンレス製でダブルナット。

ホールダウン金物は木造軸組み工法の通し柱なんかで使うものを流用し、当然ながらメッキ処理されておりなかなか力強い。

台風よ、かかってきなさい!

 

IMG_7387「ちょっとゆったり、一人暮らしでもよさそう」

という意見もありましたが、確かに!^^

また一方、

「市街地へのアクセスがよいので、事務所としてでもいいかも」

う~ん、確かにあり得る!

応接用にテーブルを設置しましたが、B棟は少しLDに余裕があるのでソファー置けますね。

 

IMG_7367陽当たり良好。B棟は家庭菜園もできるちょっとしたお庭付き。しかも巨大なクローゼット付き。

でも個室は寝室×1のみです。

対してA棟は寝室と子供室を想定した4畳半の2部屋があります。

A棟は駐車場からのアクセスがよく、外部物置も駐車スペースから至近ですが、お庭はありません。

見学会終了と共に入居者募集をするんですが、

果たしてどんな方が住まわれるのかとっても楽しみです。できれば光熱費の実測に協力してもらえるとありがたいのですが・・・(笑)

冷暖房は2.8Kの壁掛けエアコン×1台です。

実測値と計算値にそれほど開きがないことが確認できれば、これからの賃貸は、「電気代込みの家賃設定」なんていうものあり得ますね(^_-)-☆

2019.11.9 Reborn塩原

 

11/12追記

見学会は終了いたしました。A棟は入居者が決まりました。B棟は入居希望者募集中です^^

おおきな欅の下で♪

IMG_7243快晴でしたが風が強かった( ノД`)

松本市での新築は今年3棟目。

長野市より朝早起きの大工さん達(7名)、遠方ありがとうございました。

長野市在住のKさんは直接見ることが叶いませんでしたが、無事の上棟、ホントおめでとうございます!

リボーンにとっては久しぶりの4寸角ひのき柱。さすがに頑丈な感じがしますね^^

もともとご実家の畑だった敷地を農地転用し宅地化。道路よりだいぶ低かったのでL型擁壁&盛土の大造成を実行しました。

水路をまたぐ申請をしたり、土地を複数分筆したりと大変なコース取りでしたが、ようやくここまで来れてほっとしています。

 

IMG_7251隣地ですが、おおきなケヤキの樹が2本あり、紅くなりつつあります。

南面には大きな窓が並びますから、この樹を見ながら、あるいは畑を眺めながら生活できるという贅沢な立地です。

陽当たりのたいへん良い敷地条件を利用して、2階の屋根上にはラテント太陽集熱器を設置予定で、給湯エネルギーのほとんどと、さらにお湯エネルギーが余れば、冬季は温水暖房(パネルヒーター)に利用します。どのくらい暖房に回せるか。それがとても重要なのですが、私の試算では暖房エネルギーの30%程度は行くのではないかと考えております。

 

IMG_7271あっという間に工事は進み、午後3時頃にはご覧のように屋根が形成されました。

先週末D.I.Y.塗装していただいた破風材もご覧のように取り付いています^^

明日より屋根工事が始まりますが、ちょっとここで告知を。

Rebornでは定番の屋根材=ディプロマットですが、関東地方を中心に被害が出た台風15号の影響で、かなり品薄になっているようです。

強風や竜巻で屋根がかなり被害が出たということは報道されていましたが、リフォームで重ね葺きに対応するディプロマットがけっこう使われているとのこと。

今後建てる方々に影響しなければよいのですが、代替え材を検討しておかなくてはならないかもしれません。

IMG_7145場面変わって塩尻市では6帖の小屋を増築し、ついに完成の日を迎えました。

Rebornの創業時からレギュラーメンバーのひとりである内装業・平岩さんの自宅の増築です。

これまで彼は自宅を事務所兼倉庫としていましたが、1年程前から限界点を迎えていました(笑)

家の中至る所にクロスやクッションフロアの在庫材料、道具やカタログ、サンプルが・・・( ;∀;)

ようやくなんとか6帖の物置兼作業場をつくることができました。

 

IMG_7147ついでにといってはなんですが実験を試みました。

あらたなる外壁材の採用です。

いつものレッドシーダーざらざら仕上げではありますが、目地タイプがNEW!

「スマートライン」と呼ぶらしいのですが、5mm程の細いラインが入ります。

うむ。なかなかカッコヨイではないか。

 

2019.11.7 Reborn塩原

 

松本市Q1.0住宅、土台敷き

IMG_7137本日は長野県のまんなか、松本市へ。

いや~、今日はぴか一の天気でしたね。まさに小春日和。

日中は20℃をちょっと下回る感じで、動いているとちょうどいい。おかげで昼飯が旨いウマい(*´з`)。

天気予報では、「-」(氷点下)がちらほら。いよいよ冬かな。

上手に昼間の日射取得をして、夜間窓からの放熱を妨げると、キューワン住宅ではこの時期まだ暖房いらず。

それにしても雨が降らない・・・。ちょっと怖いくらいですが、今週はここ松本で建て方が予定されています(塩原の生まれ故郷は松本です)

今日は土台据付を。1年ぶりの4寸角ひのき土台。

 

IMG_E7120土台の継手(つぎて)はオスメスがあって、こちらは当然オス。

こちらひっくり返っていますが、確かにオスです(笑)

目が詰まった(年輪が混みあった)非常にいい材木です。

腰かけ鎌継ぎ(こしかけかまつぎ)

土台は基礎とアンカーボルトを通じて固定されるのですが、古来はコンクリートの基礎はなかったはず。

土台は石垣の上に置かれるような恰好でセットされていました。ですから土台同士が接続されるところは容易にズレないよう、抜けないように工夫されてきました。

その伝統的な継手がこの”腰かけ鎌”。オスメスがパズルのようにぴったり合わさり一体化します。

 

IMG_E7123こんな形状になっているところもありました。

大工さんはじめ建築関係者たちは見慣れていますが、一般の人は見ることはそうはないでしょう。

最終的に家の中に見えてくるものは皆無ですが、どの家にも必ずはず。

昔は大工さんがノコギリとノミを使ってこれらを加工していたもんですが、いまやほとんどが機械で自動制御され加工します。

だからこのようにカーブを描く形状になっているんですね。

機械加工がダメだといっているんじゃありません。むしろ精度はやはり機械の方が上。

近年ではだんだんこうした木のパズルではなく、ボルトや金物で固定する方法も増えてきました。

材木の端部は、ほかのどの国よりも日本の軸組工法は美しく強いと感じています。

 

IMG_7130連休中、破風(はふ)となる材木もあらかじめ建築主のKさんに塗装してもらいました。

現場に運び、天日干し。はふ君も気持ちよさそうです^^

長野県産すぎ材、キシラデコール・ウォールナット2回塗り。

この家も長野県の材木をふんだんに用いてつくってゆくことになります。

あまたある工務店、ハウスメーカーよりRebornを選んでいただいてありがとうございます!

5年前の創業時には、これほどまでに新築工事を請け負うことになろうとは思ってもみませんでした。

きっとQ1.0(キューワン)住宅は世の中にだいぶ認知され、広まりつつあるのではないでしょうか。

 

IMG_7183端材は薪ストーブ・薪風呂ユーザーへおすそわけしています。
Rebornに引き取りに来ていただければ、どなたでも無料でお分けしています。
木ってすごいですよね。燃やすと熱が出て暖をとったりお湯にしたしもできるんですね。

無駄が全くでない素材って世の中にないのではないでしょうか。

2019.11.5 Reborn塩原

 

賃貸アパートをRe-Born!

【高画質】リホ゛ーン様3ol長野市鶴賀の完成見学会の初日が終了。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

ところでラグビーのワールドカップ決勝戦が終了しました。

今日の決勝戦を含め数試合をTV観戦しましたが、「ゲームプラン通りに」という言葉を、解説者や選手の口からたびたび耳にしました。

スポーツ全般そうなんでしょうが、過去のデータをもとにゲーム展開を読み、さまざまな作戦・手法を検討し、ゲームプランをあらかじめ立て、チームとして意思統一して臨むんですってね^^

個人の能力が抜群に高い者たちの中にあっても、です。

どうやらその場の成り行きや状況に応じて、では絶対によい試合ができないようです。

ゲームプランはいわば設計か。

新築、リフォームも当然ながらゲームプランを立てるわけで、あらゆるシミュレーションを行い、最善策を取捨選択。いい設計なくしてよい家はできません。

「規律」という言葉も試合中、解説者の方が度々口にしていました。

設計も規律だらけです。

 

それにしてもラグビー観戦は疲れます。

スクラムを組む場面ではこっちもグっとリキみますし、タックルを受ける場面は反射的に腹筋を収縮させている自分がいます(笑)

 

ところで2週連続で見学会を開催します。

先日のブログでも紹介しましたが、来週末の11/9,10は長野市高田北条の平屋アパート、2棟の長屋です。

Rebornが手掛ける賃貸住宅、ちょっと面白そうじゃありませんか?

アパート経営をすでに行っている方、これからやってみようと考えている方、あるいはここを借りて住んでみたい方にぜひご来場いただきたいと思います。

 

 

DSC_0120-1 DSC_0103-1 DSC_0073-1 DSC_0060-1 DSC_01662 DSC_0044-1 DSC_0040-12019.11.2 Reborn塩原

 

今年最後か。完成見学会が目前。

外観2どうでもいい話から始めますが、わたくし、NHKのブラタモリを好んで観ています。

タモリさんはどうしてあんなに色々なことを知っているんでしょうか?

加えてするどい観察・洞察により、地元ガイドさんらの質問に対してもことごとく正解。

最近めっきりTVに映らなくなった元SMAP草彅君の語りも、番組の雰囲気とまことにあっていてよい。

少し控えめにタモリさんに同行している林田アナウンサーも、時折でてしまう”天然”でさえもスパイスになっている。

今年は大河ドラマを視聴しませんでしたが、気づけば塩原、NHK番組ばかりを録画してみています。

IMG_6958-1さて、気を取り直して。

今週末は長野市鶴賀で完成見学会を開催します。

今回は駐車場の関係で、ご予約の方を優先してご案内いたします。

なかなか「じゃんじゃん来ちゃってください!」っていう状況の現場ってありませんね・・・。

当日予約なしでご来場の方も、徒歩や自転車、あるいはお近くのコインパーキングなどに駐車していただければ、もちろんご内覧いただけます。

まさか施主がやったとは思えない内装の仕上がりになっておりますので、ぜひたくさんの方に観てご批評いただきたいと思っています。

お施主さんは当日現地にいないと思いますが、もしかしたら紛れ込んでいるかも(笑)

現地には車が最大でも4台しか停められません。午前11:00~12:00、午後2:00~4:00あたりは、経験的に集中してしまうことが多いので、少しゆったりとご覧になりたい方は、朝いちばんか、お昼前後がねらい目です。

 

IMG_6961-1外装素材はRebornの定番でまとまっていますが、バルコニー(いわゆるベランダ)がありません。

総2階建てに近い形状は、耐震等級3を容易にクリア。合理的な工法や施工性の良さでコストダウンしています。

その分一般的な住宅に比べて、耐候性に優れた素材を用い、軒の出を大きくとることにより、メンテナンスコストにもかなり配慮しています。

特筆すべきはやはり断熱性能か。

床と外壁に付加断熱を施し、室内と屋外の温度差が大きい季節は、その違いがはっきり分かります。

長野市はようやく暖房シーズンに入ったばかりで、日中は暖房をまだ点けていない家庭が多いと思います。

この家では1階と2階に各1台ずつの壁掛けエアコンで暖房しています。

名だたるハウスメーカーは、Z空調とかダクト式セントラルエアコンが主流のようですが、Ua値0.3前後になってくると、それほどリキまなくても開放的な間取りだったり、寝る前までドアや引き戸を開けておけば、小さな容量の壁掛けルームエアコンでも全館冷暖房が可能となります。

温水パネルヒーターによる輻射熱暖房の快適性には劣るものの、断熱性能を高めたことでかなりいい線いってると思います。

問題は風切り音か。それと乾燥かな。温風による対流式暖房のサガではあります。

IMG_6977-1サッシはシャノン樹脂サッシ。

ガラスはアルゴンガス入りのLOW-Eペアガラス。

南面の最大の窓のみトリプルガラスとしています。

定説では、南面の直射日光が入るガラスは日射取得が期待できるため「ここはペアガラスに必ずしましょう」というのがありますが、

共働きで日中窓はカーテンあるいはレースで覆っている、南面のデッキテラスに洗濯物を干したいので屋根をかけたい、などの要望があり、

夜間ガラスから熱が逃げる→窓のそばが寒い、ということを避けるために、トリプルガラスとしガラス表面温度をたとえ0.5℃でも上げたい、とする考え方もアリだと思っています。

もちろん最近では全面的にトリプルガラス入りの樹脂サッシを採用するケースもあります。

ここ長野市はいわゆる4地域と呼ばれる、まあ寒冷地の中でもせいぜい-5℃くらいまでだよね、という地域では実はトリプルガラス、あまりコスパが良くありません。

ここよりももう少し寒い地域=3地域で、最低気温が-10℃前後になる地域ではトリプルガラスの採用をおすすめしています。

 

IMG_6964-1玄関ドアはガラスがないのがRebornでは標準で、その代わりオリジナリティー溢れる材木を貼って、あるいは塗装を施しています。

ゆえに玄関入ってもかなり暖かい。玄関ドアは選定を誤るとけっこう熱が逃げているんであります。

今後はヘリンボーンや斜め張りなどと、建築主の志向がエスカレートしてゆくのではないかと予想しています。

ああ、そういえば、軒裏にパインという羽目板を貼っています。

ぐっと木の家っぽい雰囲気が増しますね。

別荘地などではキツツキが穴をあけまくるので、木の軒裏は採用がなかなかできません。

しっくいの外壁に軒裏パイン、やっぱり憧れではありますよねー^^

 

IMG_6979-1室内LDKは対面式キッチンとせず、壁付のキッチンにアイランドカウンターを。

グリーンが入るとグッとくる感じです。

見学会当日は少し雑貨で飾り付けをしてみます。

18帖のLDKでフローリングは1階がオーク(なら)、2階は長野県産赤松です。

構造材である梁をあらわしにして、天井面もしっくいを。

北欧テイストといえばそうとも言えますが、やはりカフェスタイルか。

 

IMG_69841タイルや石を散りばめるのが昨今のインテリアのトレンドだと思いますが、

最近築40年~50年の住宅のリフォームやインスペクションを行うと、けっこうタイルや石が使われています。個人住宅はその人の個性をアピールできるのもいいですね^^

好きなものに囲まれて暮らす、というのは人生の悦びでもあるのでしょう。

断熱や耐震なんてものは目には見えませんので(本当はそのあたりがアピールポイントのRebornなのですが)、見学会当日は目に見えるものが解説の中心となります。

ところで、漆喰(しっくい)って実にいいですよね。

これほんとうに素人の方が仕上げたんですか?きっとそんな風に感じるハズです。

今回も施主DIYで、約5週間かかりましたが見事完走。そのすべてをご主人のMKさんの手で。

会場でお待ちしています!

(キーワードは「ブラタモリ」)

2019.10.31 Reborn塩原

 

インスペクションあるある

IMG_6883私のいっこした、昭和49年築・長野市の住宅インスペクションを実施しました。

建替え新築か? リノベーションか?

リノベならいったい¥いくらくらいかかるのか?

その判断材料とするための既存建物現況調査です。

屋根上、床下、小屋裏などをくまなく調査し、弱点、長所、問題点をあぶりだし、暮らしぶり、物品の量なども考慮しつつ、未来に向けた次の一手をアドバイスしてゆきたいと思います。

 

IMG_6751相変わらずの雨男ぶりで、あいにくの雨。

それでも足元をたしかめながら屋根の上へ。

50年近くにもなる陶器瓦ですが、寿命はまだまだな感じです。

しかし耐震上は不利とされる重い屋根。

大地震の際は建て物の振幅幅を大きくする要因ともなりますし、

瓦の落下は避難を妨げます。

”重い屋根”は、耐震上有効な壁が多く必要とされるのですが、開口部が多いため(詳細は構造計算をしてみないと分かりませんが)必要壁量は満たしていない印象。

IMG_6875屋根裏へ。

重い瓦を支える小屋組み材に傷み損傷はなく、とても丁寧に造作されています。

この家も建て替えだったようですが、棟木を支える柱=棟束(むなづか)の一部が塗装されているような材で、

おそらく旧家の床柱かなにかだったのでしょう、再利用されている様子です。

しかしながら断熱材は皆無。

厚さ数ミリの天井板で2階の部屋とこの屋根裏空間は仕切られています。

当然夏の2階はものすごく暑いわけでして、昭和49年といえばオイルショックの1年後なので、ちょうど断熱材も普及がすすんできたころだったはずですが。

 

DSCF7857床下へ。

一度水廻りを中心に大規模リフォームを実施したそうですが、間取りの変更に伴い配管位置の変更によるものでしょうか、基礎がけっこう破壊されていました。

「インスペクションあるある」なのですが、けっこう基礎は壊されています。

”過去、白ありが出て駆除した”、なんて場合も破壊あるある。

人が入れなければ壊すしかない、というのもうなずける話ではありますが、

建物の主要な構造体である基礎を破壊するよりは、床に点検口を設けるなどした方がはるかに安全な建物を維持できるのですが、

住みながらのリフォーム・修繕・シロアリ駆除だとなかなかそうもいかないのかも。

 

20191029222911-0001依頼主の方が探し出してきてくれた、この家を建てた時の写真をお借りしました。

この家を評価するうえでも大変参考になります。

 

大勢の人がその様子を眺めています。

昔は、大工さんだけでなく建築主の親戚やご近所の人も手伝って建て方が行われていました。

足場もないなかで通し柱を4本立てて梁をかけている場面。

 

20191029222928-0001かなり家の形ができてきました^^

現場に20人ほどはいるのでしょうか。

棟梁の大声が飛び、「せーのでもって」と掛け声が聞こえてきそうです。

時折アブナイ場面もあったりして、ある種のお祭り的な雰囲気だったか。

※「せーのでもって」は長野県の方言?

やっていることは現代の建て方とまったく同じですが、足場なし・人力のみでどうやって組み立てるのか、もかなり重要な設計ポイントだったかと想像します。

 

20191029223008-000120191029222950-0001重~い材木をロープで引き揚げる場面も記録されていました。

小屋梁(こやばり)と呼ばれる松の丸太材です。

じわじわと地上から2階へ。2階からさらにその上に引き揚げられ、屋根裏に据え付けられました。

じわじわと高いところに登ってゆく材木を眺めながら、人々の気持ちは高ぶっていったことでしょう。

千年以上もの歴史がある日本の木造軸組み工法。

つくり方が変わったといえばそうかもしれませんが、まったく変わっていないとも言えそうです。

 

20191029223031-0001誇らしげに木槌を振るう男たち。

それを眺める女衆、子供達。

家をつくるということはなんとドラマチックな出来事だったか。

簡単には壊せない、そう感じてしまうのもいたしかたありません。

そうはいっても冬ちょー寒い、耐震不安も同居する複雑な心境。

家というものは単なる工業製品ではありませんので。

2019.10.29

Reborn 塩原

Rebornの規格住宅がかなり進化している。

IMG_6648完成見学会を11/2~3に控えている、長野市鶴賀の現場が工事終了!

建築主DIYしっくい内装を開始して約1か月半。

ついに床の養生を撤収する運びとなりました。

関係業者のみなさん、そして建築主のMさん、おつかれさまでした(*´з`)

残るは床の塗装とハウスクリーニングを残すのみとなりました。

電気が入り、水道が使えるようになり、今日はエアコンの試運転を行いました。

すっかり住める状態です^^

 

IMG_6642夕方からは早速Mさんが床の塗装を開始しました。

リボス・アルドボス(自然オイル・クリア)ふき取り仕上げです。

コテ刷毛でわぁっと塗り、ウエスでふき取ってゆきます。

3時間で2階と階段を塗り切りました。早いです!

この作業、ご覧のようにかがむ姿勢になるので大変ですが、

工事としてはこれでフィニッシュとなるので、気分よく行うことができているはずです。

さながら陸上マラソンで、最後、独走状態で競技場のトラックを回っている感じでしょうか。

 

IMG_6669この家はRebornの35坪規格プランをアレンジしてできています。

アレンジ部分はおおまかに下記の如く。

・バルコニー(ベランダ)をやめて、1階のデッキテラスに屋根をかけた

・対面式キッチンをやめて、壁付けキッチン&作業台カウンター(この写真にはまだありませんが)

・ネダレス合板あらわし天井をランクアップして、天井にも全面的にしっくい塗装を施す

・オプションで内装にタイルを多用(トイレ、洗面、キッチン)

いつもより少しカフェっぽい雰囲気となっています。

 

IMG_6727いくつか冒険もしています。

塩原の長年の腹案で挑戦させていただいた、「光る梁」

化粧梁の一部に間接照明を設けています。これが意外にも明るい。

もう10年以上も前に発想。頭の中でイメージは出来ていましたが、ナカソネ大工のサポートにより今回実現しました。

ありがとうけーやん(‘ω’)ノ

 

IMG_6665玄関収納(下駄箱)に初めてローズマホガニー材を用いました。

玄関ドアとお揃いにしています。

圧迫感を避けLOWタイプとしています。

シンプルな造りではありますが、重厚な感じ。一生ものではないでしょうか。

玄関タイルも大判で馬踏み目地としています。

外のポーチも同じタイルなのですが、かなりタイル屋さんを悩ませたと思います。

ありがとうたかむらさん&くすのきさん(‘ω’)ノ

 

IMG_6722キッチンも通例のキッチンパネルをやめて、タイルを張っています。

グレーに白目地は昨今のトレンド? ここ最近リクエストがよく聞かれます。

実は消費税の駆け込み需要で、最近キッチンやユニットバスなど施工付の住宅設備機器が非常に混んでいます。

予定よりも半月余り施工が遅くなりました。

通常はキッチンをまず据え付けて、そのあとタイルを貼るのですが、完成引き渡しスケジュール的に間に合いそうになく、

タイルを先行して張ってしまいそのあとキッチンを据え付ける、という大技を繰り出したのですが、

バッチり、うまく納まりました!ありがとうタカムラJr.、そしてTOTOさん(‘ω’)ノ

 

IMG_6720 IMG_6652水廻りの床について、皆さん非常に迷うわけですが、

このお宅では大判のPタイルを貼っています。

巾木を塗りつぶしのホワイトに塗りなおす、という緊急塗装を奥様に実施していただき、なんとかギリギリセーフ。

しっくい壁にもうっすらグレー色が入っています。

トイレ便器はPanasonic、手洗い器はLIXIL、タオル掛けやペーパーホルダーは施主支給品です。

 

IMG_6651照明も施主支給品ですが、ちょっとここでコメントを。

最近インターネットで非常にかわいくて安い照明器具が売っていまして、

施主にて購入、電気屋さんにて取り付けるということが頻繁に行われていますが、

電気屋さんからの意見で、外国製のもので、「おいこの端子で大丈夫か」と感じてしまう照明器具もあるようで、ショートの可能性がそれなりに心配されるものが一部あるようです。

日本製のものはやはりそのあたりとても信頼性があるわけですが、

電気に関する器具は最悪は火事やボヤといったことも考えられなくないので、ちょっと心配しています。

う~んこれはちょっとなー、というものは率直に申し出るようにしてゆきたいと考えています。

IMG_6678いよいよ見学会まであと一週間。

おかげ様で両日ともに予約でほぼ埋まっています。

予約なしでお車でお越しの場合は、駐車スペースが限られているため、

あらかじめお電話いただけると良いと思います。(当日連絡先:090-1121-3993)

 

規格プランで設計費を抑え、おしゃれアイテムで自分流にアレンジ。

でも耐震性能や断熱性能は非常に高いレベルを達成したい。

そんな風に家づくりを考えている方にとっては、非常に参考になる住宅だと思います。

2019.10.26 Reborn塩原(設計と営業、現場管理を担当しました。)

[見学会] 11/9,10~Q1.0賃貸@長野市高田北条

IMG_63312週連続で完成見学会を開催します。

11/2,3は4人家族のための新築住宅(予約受付中)

11/9,10は、3人家族を想定した2棟続きの賃貸住宅(平屋建て=長屋=テラスハウス)

工事は残すところ木製フェンスやサンルームのみとなり、もう少しで内覧ができるようになります。

「テラスハウス♪」ってなんだかテンション上がります(TV番組の影響でしょうか)。

和名は「長屋(ながや)」です。

共用の廊下や階段を有している一般的なアパートとは建築基準法も扱いが異なります。

複数の部屋で1棟をなす2階建てのようなアパートは共同住宅と呼ばれていますが、長屋は一戸建ての住宅の扱い。

 

テラスハウスA&B外観パース一般的なアパートは、ある意味”仮住まい”用で作られている場合がほとんどだと思います。

サッシはアルミ枠で良くてもアルミ樹脂。ガラスはペアガラスが採用されているというだけでウリになっているようです。

大家さんとしてはわずかでも初期投資を抑え、入居が絶えなければ勝ちですが、もはやそう言ってられない程賃貸住宅は余っています。

私も18歳で千葉県のアパートに引っ越し、大学生として5年、長野市に就職し、結婚して数年長屋住まい。

のべ16年間、夏暑くて冬寒い「チンタイ」暮らしでした。

ごたぶんにもれず「いつかは夢のマイホームを」と思っていましたので、ある意味「耐えて」いたのですが、

キューワン住宅(自宅)で育ったわが子らが、あのような極寒アパートで暮らしてゆけるものなのか不安を感じます。

 

IMG_E6445千葉にいたころは、冬は冬でそれなりに寒かったんですが、夏はもう耐えられませんでした。

エアコンは調子が悪くカビ臭もしましたがつけっぱなしにしていました。それでも暑いぃ!

お隣りさんや階下からは話し声が聞こえますし、友達が来た時などは、階下のおじさまにどえらく怒られもしました。

2階の西部屋に入居したのはサバイバル。思えばあの時からMっ気が根付いたのかもしれません(笑)

長野に移り住んで最初のアパートの冬は、地獄とまでは言いませんが、ある意味修行僧でした。

コンビニ弁当×3食のダメダメ食生活でしたので血がどろどろしていたのでしょう、トイレにいって胸がキュンとしてめまいがすることもしばしば。

おそらく-5℃前後のトイレではなかったか。

命が・・・、そう感じたことも一度や二度ではありません。

 

従前の間取りそろそろ宣伝します。

このテラスハウスは東側をA、西側をBとしており、

従来は左右反転(ミラーリング)した間取りでした。

6・6・4.5の3部屋があり、廊下を挟んで水廻り。

断熱性能はUa=3.51、耐震評点は0.28でした。

家賃を下げる、ペットを可にする、などで対応してきた大家さんは困り果てていました。

Exif_JPEG_PICTUREリフォーム前はこんな感じ。

これではやはり・・・。汗

しかし立地条件は良好。駐車スペースも工夫すれば1棟あたり2台とれそうです。

まず最初にインスペクションを実施しましたが、柱や梁、土台などの躯体はしっかりしていました。

聞けば先代の大家さん、つまり現オーナーさんのお父様が大工で、自らこの長屋を建てて貸していたそうです。

どうりで。

基礎にはクラックがあり、屋根のセメント瓦は製品寿命を迎えていました。

 

Exif_JPEG_PICTURE「手のかからないようにしてもらいたい」という大家さんの意向は強く、

アパート経営とは、入居者が絶えることなく、修繕費を抑えることができなければ、まるでボランティアだそうです。

加えて固定資産税や借入金の金利なども負担しているのですから大変です。

永く暮らしてもらえる、定住型の賃貸があってもいいのではないか、

アパートは冬とても寒い、結露がひどい、押入がかびる、夏は暑い、眠れない、光熱費が高い、

そんな常識を破るチンタイを経営されてはどうかと提案しました。

 

もちろん初期投資はかかりますが、長期間暮らしてもらえる(なかなか退去できない)、住む人も快適で光熱費がかからない、投資を回収し終わった後も、後継者に資産価値が高いものを引き渡せる。

今後はこうしたチンタイが主流になってゆくことを予想しています。

 

テラスハウスA&Bあらたな間取りは子供の成長に合わせて可変できるようにしました。

子供がひとりの30歳代前半の家族が暮らすことを想定しています。

もちろん単身者もOK。ゆったり、しかもお隣りさんの影響を受けることなく、落ち着いて暮らせます。

小学低学年くらいまでは個室をもたせることなく、広々LDで寝室もゆったり。

いわゆる1LDKの、B棟。

高学年(あるいは中学入学)と共に4畳半を与え、2DKのA棟。

双方どちらにも変更が容易なようにつくってあります。

樹脂サッシ、LOW-Eガス入りペアガラスや高断熱高気密の施工でUa=0.36W、

冷暖房で1棟あたり年間約¥30,000の出費だとQPEXで導きました(全室20℃設定)。

加えて無垢パイン材のフローリングで、多少の床キズもOKに。

IMG_E6445玄関ドアもスウェーデンのレクサンドーレン。

U=1.0の優れた断熱性能で、かつてこんなチンタイ、あったでしょうか?

広い玄関ポーチ屋根は駐輪場としても活躍しそう。

外壁は金属サイディングで、本来であれば10~15年毎にコーキングの打ち換え、塗装が必要な部材ではありますが、

平屋建てで軒の出が大きいので、それほど傷まないと判断。

付加断熱材は定番の高性能グラスウール16Kを105㎜。

もちろん外壁通気工法としており、劣化対策もできています。

総合的に長期優良住宅の基準を満たしており、国から1棟あたり補助金を100万円いただける見込み(申請中)。

 

テラスハウスA&B内観パース室内はほぼこのパースのように仕上がっています。

一戸建ての住宅でも通用する程度の住設機器、

玄関収納やキッチンカップボード、TV台などの造作家具をしつらえ、

家具をあまり持っていない方は特に初期投資を抑えられます。

省エネエアコン(三菱・霧ケ峰AXV・2.8KW)付属で、冷暖房をこの1台でまかないます。

24時間換気は3種として、いつも新築で使っている日本住環境製ルフロ400を2棟まとめて1台で対応していますから、

仮に入居者がなくても通気・換気は常に行われており、オーナーさんは無入居時でもいちいち風通しをしに行く手間がいりません。

IMG_6434 IMG_6452 IMG_E6459もし私がアパート探していたら、間違いなく候補No.1にするでしょうね。いやほんとに。

問題は家賃が8.5万することくらいですが、光熱費が月あたり¥2,500で快適ならば、

家賃は7万円相当ではないだろうかと思います。

この立地で駐車場2台付きですから、ちょっとヤバくないでしょうか(笑)

大家のKさん、安すぎないでしょうか?(笑)

断熱性能を勉強していて、まぁ、ウチらは賃貸でもいいか、という人にはバランスの取れたスペックに感じていただけると思いますし、十分メリットのある家賃設定だと思います。

 

Rebornとしては、これからはこのような賃貸住宅のリフォームを多く手掛けて行ければいいなと思っています。

大家さんも入居者もこれぞウィンウィン。省エネを目指す社会全体としても◎。まさに「三方良し」であります!

 

QPEX参考にQPEX計算結果を。

見学会を開催する11/9~10といえばすでに暖房シーズンで、その断熱効果が実感できるかと思います。

入居希望の方アパート経営を考えている方すでにアパート経営をされていて空き部屋続出で悩んでいる方などにぜひ見て感じていただきたいと思います。

11月上旬に配布されるフリーペーパー・ほっとパル、11/8発刊の信濃毎日新聞の不動産情報ダブロイドでも告知されます。

今回もご予約の方優先とさせていただきます。

(このブログ記事が一番最初の告知となります)

予約は平日であればお電話にて承ります(026-274-5485 内海まで)

メール(info@reborn-nagano.co.jp)、このホームページの上部バーナー「お問い合わせ」ボタンからでもお申込みいただけます。

お名前、連絡先、ご希望の日時をお知らせ下さい。

 

2019.10.24 Reborn塩原

木の香り、スゲー。

DSC_0002-1松本市、とんがり屋根のシーダーハウスが完成いたしました!

もはや経年30年の風格ですが新築です。

寂しいですが、これにてお引渡しです。

台風に堤防決壊、浸水にラグビーに資格試験などと、あまりにもめまぐるしい1週間でした。早く散髪していです、はい。

この度、被害に遭われた方々に、あらためてお見舞い申し上げます。

 

地震雷火事親父に加えて水害。

建築という仕事は、自然災害とは切っても切れない関係にあるのだと改めて感じました。

 

IMG_6565-1やや日差しに力がでてきた春、まずは既存建物の解体から始まり、

梅雨のさなかに人力による建て方。例年通りといえばそうですが、灼熱の夏。大工さんをはじめたくさんの職人さんらがこの家に携わりました。

9月、季節は秋を迎え施主によるDIY内装しっくいが始まりました。

思えばそのころが最もいい季節だったと思います。

10月に入り気温がぐんぐんさがってゆき、そして台風。

幸いにもこの家は被害を受けずに済みました。

 

DSC_9931-1重厚な外観に比べ、室内はしっくいの白を基調に明るいイメージで仕上がっています。

5寸勾配の屋根ナリに2階の天井は仕上がっています。

2階ホール。

手すり越しに1階のLDKとつながっています。

この家の大きさは5間×3間の15坪となっており、2階はその半分、7.5坪の床。

合計22.5坪の延床面積です。コンパクトでよいですね^^

二人で暮らすにはちょうどいい、老後はこんな家に暮らしたいな、

造り手もそう感じる家に仕上がったと思います。

 

IMG_6583-1設計のスタートは平屋でした。

敷地条件やコスト面で、この大きさや形が決定されてゆくことになりました。

川沿いに立地し、風通しがよく、2階からは眺望も期待できます。

北面の窓からは常念岳や北アルプス、城山公園がよくみえます。

注目してほしいのはこの壁の厚さ。窓廻りをシンプルにしっくいで塗りまわし、

もはやこれは出窓と呼んでいいのではないでしょうか。

基本設計を練っているとき、この窓の高さをどの位置にするかで、屋根勾配や柱の長さを決めた記憶がよみがえります。

 

DSC_9954-1コンパクトな家は、とかく水廻りが狭くなりがちですが、

この家の設計では、機能性を重視しているため、1坪大のユニットバス、

1坪広の洗面脱衣室にこだわりました。

木枠のミラーは前の家で使われていたかなり古いもの。

親類に薬関係のお仕事をされていた方がいたそうで、

薬の販促用だったのでしょうか「ブルトーゼ」っていうロゴがあります。

これがまことに良い!

この家の歴史をすべて写してきた、そしてこれからも見守り続ける、心強いアイテムとなって新居にて甦りました。

 

どうでしょうか、木の外壁の家もけっこう良くないですか?

近所の方や散歩で通りすがりの方々、あるいは小学生たちからは、

「うわ~、なんだ? 木の臭いがするぅ~。スゲー」

という声も聴かれます。

今回もいい家ができたぞ。

 

2019.10.22 Reborn塩原(試験は撃沈した模様です)