飯田市 MZ様邸 | 株式会社Reborn(リボーン)

グラスウールは雨音をしのぐ

IMG_8040いよいよ明日開幕します!

第100回という節目の、夏の高校野球、甲子園大会を目指す長野県予選が(‘ω’)ノ

本当は今日開幕だったんですが、折からの大雨で順延に。

わが母校は来週水曜日に開幕を迎えます。

今年こそ甲子園に連れて行ってもらいたい!!

ところで飯田市の新築現場M様邸。

大雨続きですが、断熱工事が終了いたしました~^^

 

IMG_8014がっつり入ってますねグラスウール!

いわゆるキューワン住宅仕様で、天井は400㎜~500㎜吹込まれています。

ご存じの方も多いと思いますが、グラスウールはとても吸音性能が優れています。

これだけの厚みがあるとその効果はすごい!

屋根に叩きつけるほどの雨音がするはずですが、相当吸音しています。

オーディオ好きの方の家はグラスウールかロックウール断熱材がほとんどといっていいくらい採用されると聞きます。

 

IMG_8002グラスウールは省令準耐火構造にも対応できます。

燃えにくい素材だからこそです。

天井はグラスウール+石膏ボードで、火災に相当強くなります。

なんといっても天井が先に発火しますからね、きっと。

先ほどの白っぽいグラスウールは密度にして18kg/m3で、

この画像のピンク色のグラスウールは35kg/m3です。

密度が増えるほど断熱性能は高まりますが、工事費も高くなります。

これを使い分けるのが断熱職人流です。

 

IMG_8007外壁は高性能グラスウール16kg/m3を220mm厚。

今回は窓を半外付けで出窓チックに納めました。

頼りがいのある、ぶ暑い壁ですね。

 

DSC_0007

同時期にスタートした千曲市M様邸にもちょっと寄りました。

フローリングを張る段階に至りました。

この時期無垢のフローリングはかなり膨らんでいるようです。

面白いですね、木って。

2階はパインを、1階はオーク(なら)を採用。

1枚1枚木目のアンバイを見ながら張ってゆくのです。

 

DSC_0002室内工事はじゃんじゃん進みますが、外部ベランダ工事が雨でなかなかすすみません(泣)

来週からいよいよ本格的な夏の到来か?

水道屋さんのUさん、ウナギごちそうさまでした!

雨による被害がこれ以上出ませんように。

 

2018.7.7 Reborn塩原

 

雲上の生活のために。

IMG_7569まるで梅雨のようだと思っていたら冬になってしまいました。

今夜は冷え込むようです。

明日朝は最低気温が5~6℃なんだとか!?

でも予想最高気温は20℃とは!

この寒暖差によって、ウチの新人ナカソネはどうも風邪をこじらせたらしい・・・。

そうはいっても現場を連れまわす日々が続いています。

今日は明日から建て前が行われる千曲市Mさま邸へ。

トビさんが足場を組んでるまっ最中ですが、明日の土台施工にあたり、

この長雨で基礎の中に水が大量に溜まっているので人力排水に。

 

IMG_7582ポンプである程度は排水できたのですが、残りの1~2cmはなかなか吸い出してくれません。

最後は人力で、ちりとりなんかを使ってかき出します。

青年と呼ぶにふさわしい、足を閉じた格好で両手にちりとりを持つ姿は、

なんとも言えずこみ上げてくるものがあります(笑)

 

IMG_7577両手にチリトリ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0107ところ変わって昨日は飯田市Mさま邸へ、ナカソネと共に現場確認に行って参りました。

ナカソネの正体、

実は大工の家系に生まれ、

父親も、おじさんも、祖父も、祖父の兄弟も大工なのです。

 

なぜ彼が大工を継承しなかったのかは、わかりませんが、

「設計をやりたい」ということで入社しました。

しかし私の想いとしては、「まずは現場を知ることが、いい設計士になる条件だ」

と感じていますので、設計補助もさせるが、できるだけ現場に連れ出しています。

結局ぼくらが設計した住宅というのは、現場でそのまま出てくるわけですから、

現場で何かを感じることがなければ全く成長できないと思うのです。

DSC_0113建て前から10日間。

連休明けは連日雨続きで、なかなか外部作業ができないものの、

躯体構造体に取りつける金物や筋交いが終了し、

床の断熱工事が終わったところです。

朝行くと、断熱材がへこんでいるところが数か所。

どうも野良猫が潜り込んできたらしい。

 

DSC_0114パラマウント硝子工業製の高性能グラスウールはピンク色。

生肉に見えた?

布団っぽかった?

安定できなくてもがいたね?

床は245mmです^^

(根太間140㎜+大引き間105㎜)

 

DSC_0078ホールダウン金物っていいます。

太いボルトを基礎に埋め込んでおき、柱に金物をねじ止めして、

基礎と柱を連結しています。

この柱は大きな地震が起こった際、けっこう大きな引き抜き力が加わるということを表しています。

 

DSC_0096おじさんたちは図面を見ながら、図面で指示された通りの金物がついているかどうかを確認しています。

併せて筋交いが図面通りにあるかどうか。

この後床断熱材をふさぐように、合板を敷並べてゆきます。

猫がもがきへこんだ断熱材を入れなおしながら・・・。

暖かいうえに光熱費がさほどかからないキューワン住宅を、

「雲上のような生活だ。」と表現してくれた人がいましたが、

まずは床に雲状の断熱を。

 

DSC_0034歳を重ねるほどに、設計上、だんだん屋根勾配が緩くなってきました。

軒の出も深くなってきました。

何なんでしょうか?

建築士は、けっこうそういう傾向があるのかもしれません。

昔は最低5寸。できれば8寸。

とんがってったんだけどな。

いずれナカソネは、どんな屋根を設計するだろうか。

 

2018.5.10 Reborn塩原

 

15年掃除をしなかった

DSC_0062飯田市で住宅の新築工事を行っています。

昨日無事に上棟、本日は屋根の下地工事を。

黄金週間にふさわしい晴天に恵まれました。

MZさん、誠におめでとうございます。

これまで紆余曲折ございましたが、

これまであくまで図面や会話でしかなかったマイホーム構想が、

こうしてジツブツとして存在することとなりました^^

DSC_0066長野県産材のあかまつやすぎ、ひのきをふんだんに用いた構造体は、

この家を100年にわたって支え続けてゆきます。

1本1本の木は、だれかが伐採し、運ばれ、製材をし、加工し、この地で組み上げられます。

家全体で、いったい何本の木が使われるのでしょうか?

仕上げ材まで含めると、おそらく200本は優に超えるかと推測します。

1本1本個性の異なる木々が互いに組みあって一つの形となり、

そこに暮らす人間がいる。

DSC_0011なんと奇跡的な出来事なのでしょう!

耐震性には非常に気を使った設計になっておりますので、安心してお暮しください(マダハヤイカ?)

断熱性も当然ながら力を入れており、外皮平均熱貫流率Uaは0.30です。

年間の暖房用エネルギー消費量は、灯油換算で273㍑となっており、

Rebornで定番となりつつあるLATENTO太陽集熱器により、さらに灯油消費量は抑えることができるはず。

日射の豊富な飯田市ですから。ぜひ太陽の恵みもご享受ください^^

 

 

DSCF6049飯田市のMZ邸の進行状況は、今後もこのブログで紹介して参ります。

 

今日は上棟式を行い、その足でけっこう近所の15年前に新築したOB宅へ点検訪問。

現況の確認をごいっしょにみてまわり、今後のメンテナンス計画について意見交換をし、

久しぶりの再会に話ははずみ、雑談3割をはさみながら、

今後の修繕費用の掛かり方、優先順位などについてお話させていただきました^^

そんな話の中で発覚したのですが、

完成引き渡しから15年、

これまで一度も24時間換気扇(第三種)のファン清掃をしたことがないのだとか・・・泣

ついに日の目をみた、ファンがこれ!

DSCF6046 DSCF6047本体はJBECK社のダッチマン11という商品。

お食事中でしたら失礼しました。

これが貴重な「15年放置の3種換気扇のスガタ」です。

埃が羽根の間にけっこう溜まっています。

オーナーのNさんは多少笑ってますが、笑い事ではありませんぞ!

まあ、そうはいっても3種換気は汚れた空気が入ってくるわけではありませんので、楽観視できることはできるのでいいのですが・・・。

 

DSCF6052歯ブラシを使って水洗いするだけですが、

出てくるわ出てくるわ。

10分ほどで掃除は完了。

「1年に一度はやらねば」というご認識は持っていたそうですが、

日々の生活に追われるとやっぱりなかなかできないもんです。

かくいう私も自宅の換気扇の清掃をやったのは7年前だとさきほど気づきました(笑)

 

DSCF6055ついでに浴室の吸気口の様子も。

中央の円錐形の軸を外すと、ここにも埃がけっこう溜まっています。

本体ファンもさることながら、ここもお掃除のチェックポイントです。

室内のほこりを含んだ空気がここに吸い込まれるわけですから、

ここも年イチで掃除をしてくださいね。

残念ながらダクトの中はなかなか清掃ができません。ある程度埃が溜まっていることが想像できます。

北海道では、換気ダクト内を清掃する専門業者がいると聞いたことがあります。

 

IMG_7446新築するとき、なかなか先のことは考えられないのが世の常ですが、

こうして新旧2棟をハシゴすると、10年という月日はあっという間に流れ、

少なくとも15年くらいは手のかからない素材選定を行い、

確実に住宅ローンの返済を行いつつも、

修繕費の積み立てをきちんと行う事が重要だと感じます。

私はよく「月1万円の積み立てを」、とお伝えするようにしていますが、

年間で12万、10年で120万、15年で180万、30年で360万となり、

この間にボイラーは2回、食器洗い乾燥機や冷蔵庫などの家電製品も必ず壊れるでしょうから、

月に1万5000円が妥当かも、と心の中では思っています(チャントイエヨ~)

この5000円は、断熱性能をあげ、光熱費を下げることで結果的に産み出されているのだろうとは思いますが、

日々の生活をしていると、なかなか分かりにくいのかもしれないよなぁ~。

 

ちゃんと積み立てができる人は、それなりの素材で、10年毎に中規模メンテナンスを。

ちゃんと積み立てができない人は、初期投資はちょっと高くても耐久性に優れた素材選定を。

2018.4.28 Reborn塩原