断熱・耐震リフォーム 埼玉県川越市 安井様 | 株式会社Reborn(リボーン)

断熱・耐震リフォーム 埼玉県川越市 安井様

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埼玉県川越市 安井様

家族構成:ご主人様、奥様、犬1匹
家の仕様:木造軸組工法
リフォーム内容:
1階バリアフリー改修、断熱改修、水回り回収、耐震改修、1、2階サッシ取替
断熱:
平天井部 ニューダンブロー300mm吹き込み
下屋天井勾配部 高性能グラスウール140mm
壁 付加断熱 高性能グラスウール105mm
床 高性能グラスウール 50+90mm
サッシ:シャノン樹脂サッシ LOW-Eペア アルゴンガス入り
換気:セントラルダクト方式
補助金:省エネ住宅ポイント(45万ポイント)



※見出しをクリックするとインタビューの内容をご覧いただけます。

奥様「見た目だけ良くしても生活の質を上げないと意味がないと思います。」記者「まだまとめないでください。(笑)」


奥様住んでみて感じる事なんだけど、外気に影響されないからなのか、部屋が一旦暖まってしまうと夜に外気がひんやりしてもなかなか冷めない気がします。特に2階の部屋は結構暑くなって夕方に窓を開けてもなかなか温度が下がらない。朝方の冷気でも壁の中まで温度がなかなか下がらないです。その辺がどうなのかと思っています。

ご主人断熱は時間差で外の温度が伝わってくるから暑くなりにくいけど、冷めにくいということだよね。

_DSC4685リボーン断熱とはそういうものですね。冬は逆に温まったのが外に逃げないのでずっと暖かいですよ。夏の昼間は窓を開けないように。熱を入れないようにしてください。

奥様ある程度出入りするのはしょうがないですよね。
でも、エアコンは常にエコ操作で30℃くらいの設定で十分涼しいです。今も29℃設定で快適ですね。(当日の川越は梅雨明け直後の真夏日(35℃)でした。)

ご主人何度か地震もあったけど、確かにゆれが少なくなった感じはするよ。
前に比べるとそんなにゆれを感じない。

記者躯体にも手を入れてるんですか?

ご主人リビングを広くするに当たりいくつか柱を抜いたりしたので、梁を入れたりしたね。

奥様リボーンさんとしては断熱と耐震の改修を目標としてたみたいですが、私の希望としては当初は一般的なリフォームでした。でもやっぱり断熱と耐震は確かにやってよかったと思います。
それをやらないとリフォームの意味もないと思うし、見た目だけ良くしても生活の質を上げないと意味がないと思います。

記者奥さんすみません。
徐々にお話伺いますんで、まだまとめないでください。(一同爆笑)

記者感想
奥さんのトークパワーに圧倒されてしまい、5回目の取材にして超短縮版になってしまうところでした。
最後に何とかペースを取り戻すことができていよいよインタビュー開始です。
とはいえすでにまとめの言葉いただいておりますが...
高断熱の住宅はその性質上外気温の影響を受けにくいのが特徴です。引き渡し後二カ月が経過し初めての夏を迎えたこのタイミングで今までとちがう室温の変化に戸惑っている様子でしたが、早く高断熱住宅特有の室温コントロールに慣れていただきたいと思います。



川越の自宅から200㎞離れた長野のRebornにリフォームを依頼した理由


記者今回のリフォームでは、一階をバリアフリー、水周りの設備交換、断熱改修、耐震改修を行い、一階、二階ともに窓はすべて断熱サッシに交換。あと、外壁は断熱工事をされたということですが、なぜ200km離れた業者のRebornにリフォームを依頼されることになったんですか?地元や他の業者は検討しなかったんですか?
また、塩原設計士とはいつからの付き合いですか?

Exif_JPEG_PICTURE奥様13年前に長野県の信濃町に別荘を建てました。そこの現場監督をしたのが塩原さんで、それ以来の付き合いです。
私たちがここ(自宅)を建てた30~40年前は、家づくりに施主の意見が入る余地はあまりなくて、大工さんが考えた図面どおりに家が建っていく感じだったのが、別荘を建てたときは自分たちの意見や要望をかなり入れてもらえたので、とても満足しました。そんな経緯があったので今回も塩原さんにお願いしました。
他の業者は検討しませんでしたね。

記者別荘を建てた時とは会社も立場も違いますけど。

奥様塩原さんから送られてきたニュースレターで以前の会社がなくなったこと、個人事務所を立ち上げ現在のRebornに落ち着いた経緯が説明されていました。
今の状態とこれまでの仕事を継続してやっていく意思表示がしっかりされていたので安心してお任せできました。
本人が今までのお客さんへの連絡を怠らなかったのが、今の仕事にも繋がっているということだと思いますよ。

記者塩原設計士と出会ったのが十数年前ということですが、当時の印象は?

_DSC4805奥様良い青年でしたよ。
仕事に生きがいをもって楽しんでる、仕事一筋の生活を送ってる感じでしたね。
なんていうのかな、仕事に迷いなし、仕事にまい進、仕事が楽しい感じが周りの仲間も含めて伝わってきました。
それでいて誠意のある対応だったので人に信用される人だと思います。
打ち合わせしていても、こちらの話はちゃんと聞いてくれて的確に対応してくれました。

記者他のお客様も「良いことは良い、悪いことは悪い」とはっきり言ってくれると言いますね。

奥様別荘のベランダを広げたいという話になっても「ここまでは無理」「これが限界」とダメなものははっきりダメといってくれるので良かったです。
でも植木を切りたくないと言ったらその部分だけよけてくれたり柔軟な対応もしてもらえました。
そんなことで、冬は別荘の雪下ろしを楽しんでますよ。(笑)

CA3I0028ご主人雪下ろしといえば、別荘の屋根から雪庇が落ちてベランダが壊れてしまったので新しく雪割をつけてもらってね。

奥様最初に雪割が可能な屋根の形と判断していたのがうまく働かなくてベランダ破損してしまったのを、自分のミスとして認めて新たな雪割を設置する費用を折半でどうですかと言ってくれました。全面的にお客様の言う通りでなくて、ミスを認めつつより良い解決方法を費用も含めて提案してくれるのがありがたかったです。

ご主人はっきり提案することは提案してくれるからね。
他の家の雪割は載せただけのものが多いけど、うちのは屋根を切って室内の暖かい空気を抜いて溶かす形のものを提案してくれた。あの雪割つけてからちゃんと雪が落ちるね。
他にも電熱線を仕込んだりするものもあったんだけど、費用面のことも考えて提案してくれたよ。

記者感想
13年前の塩原設計士の姿を見ることができました。当然若くそして痩せていますね。
それにしても200㎞の距離を問題にしないほどの信頼を得るというのはどういうことなんでしょうか?
インターネットの仕事ではありません。設計士が打ち合わせをし現場監督や職人が毎日のようにやってくる実際に人間が動くリフォームの現場です。
今更ながらニュースレターの存在の大きさ、印刷物の力、そして信頼される仕事というものについて考えさせられました。



老後を安心して快適に暮らすために。最初は興味が無かった断熱・耐震リフォームを決断!


記者今回のリフォームの経緯は?なぜリフォームを?

_DSC4699奥様リフォームのきっかけは、老後を自立して生きられるように。あと10年を考えたときに快適な環境がほしいというのがありました。
最初は雨風しのげて住めればいいくらいの気持ちでリフォームする気は無かったんですよ。でも、詐欺で大金をなくすような事件なんかを見て、今手元にあるまとまったお金を老後の事も考えてどうやって使おうか?一番良い使い方は何かを考えました。
その結果、歳をとって気力体力がなくなってきた時に、冬は寒く夏は暑くてうるさい住みづらい家を少しでも居心地の良い環境にしたい、リフォームしてもいいかなと思うようになり塩原さんに相談しました。
最初は断熱や耐震は頭になかったんですけど「とにかく老後の10年を快適に過ごしたい」と塩原さんに相談をしたときに「冬寒くて、夏暑いのを解消するための断熱」や「耐震」の話があって、それに生活する中での要望を伝えて何とかこの形にもっていきました。
金額的にはヒーヒー言いましたけどね。

記者では、予算として考えていた金額よりはオーバーしてしまったと?

奥様最初に伝えた予算を元に塩原さんが作ってきたプランが気に入らなくて私の要望をすべて伝えて打ち合わせをしていったら「それでは厳しいです…」となって最終的には当初の金額を百万円以上を超えましたね。あと、仮住まいの費用も家賃が2か月分、それに敷金礼金手数料、保険料なんかをあわせて40万円くらいかかりました。

ご主人隣の空き家に住めたから良かったね。離れてたら大変だったよ。

記者感想
老後を自立して生きる。頼もしい言葉です。
歳をとって弱ってきたときのために今のうちに快適な生活環境を整備する。とても有効なお金の使い方だと思いますが、そのためには小さな家が新築できるくらいのお金がかかってしまうことも現実として受け止めなければいけません。古い家に住む高齢者のだれもが実行できるものではないでしょう。
猛暑日には我慢強いお年寄りが熱中症で死亡してしまうニュースなども多く聞かれます。断熱リフォームがもう少し身近なものになれば、そういった不幸な出来事が減らせるかもしれませんね。



職人が現場に寝泊まり。3食付の状況が二ヶ月間。職人曰く「こんな最高の環境ない、何ヶ月でもいたい」


記者工事期間中、職人さんたちがこの家に寝泊まりしていたと聞きましたが。

ご主人面白いよね。職人さんが二階に泊まってね。

奥様職人さんたちは風呂も水道もないトイレしかない家だったから大変だったね。お風呂は近くのスーパー銭湯に通ってもらって、3部屋あるから一人一部屋ずつ泊まってもらってね。

ご主人サッシは全部交換だったから窓なしで過ごしたりして「おい、俺の部屋早く窓つけてくれ」なんて言ってね。(笑)

奥様工事の期間中は天候が見方してくれて寝られないような事にはならなかったみたいです。

記者結局どのくらいの期間職人さんたちは泊まってたんですか?

DSC_0127奥様大工さんが一ヶ月くらい、後はいろんな職人さんが入れ替わりで泊まってたので全部で二ヶ月くらいですね。
入れ替わりの時はやっぱりシーツは交換しなくちゃいけないから、そのたびに全部洗って用意したりして。簡易旅館のおかみさんみたいでしたよ。(笑)

リボーン職人さんたちもお施主さんの家に泊まるなんてあまり経験ないと思いますよ。

奥様でも、大工さん職人さんたちも家から離れて自分の職場に寝泊りするのはきつかったでしょうね。
夜中に起きてもトイレしかないし、暑くても水浴びもできないし、冷蔵庫につめたいものもないし大変だったでしょうね。
仕事中は朝昼晩食事や飲み物を用意しましたけど、生活面では大変だったと思います。
よく頑張ってくれましたね。

リボーン現場監督のクボタさんは「こんな最高の環境ない、何ヶ月でもいたい」と言ってましたよ。(一同爆笑)

DSC_0491ご主人違法駐車させるわけにいかないから駐車場も5台分借りたね。

奥様私たちは人間が古いから、いまの人達みたいにすべてお任せ、問題があったらそちらで解決してくださいって感じにはいかないから、食事はどうするとなれば「出します」、車置くところは「借りておきます」というのを普通の感覚でやりましたけどリフォームをお願いするのも大変だな、しんどいなと思いました。でも、やってみたら自分でもこの歳にして何とかやりきったと思いましたよ。

ご主人近所の人でもリフォームした人は「二度とやりたくない」と言ってるね。

記者感想
今回もリフォームにおける施主の苦労話をうかがえました。
ただし、今回はパワフルなお施主さんが食事や寝泊まりの事を能動的に当たり前の事として捉えられていたのがよく分かったのであまり申し訳ない雰囲気にはなりませんでした。
それよりも、そういったお施主さんの対応がその後の家づくりにおいてよい方向に作用したことがとても興味深い展開でした。
詳しくは続きをご覧ください。



無理を言っても「母ちゃんの言う事だからしょうがねぇか」という感じで…


記者あけてみて初めて分かった事など、想定外のトラブルや、追加工事などはありましたか?

ご主人水周りなんかは腐ってたりしたけど、ある程度予想通り、計算どおりって感じだね。
何十年も住んでたら水周りはしょうがないよね。

_DSC4717奥様逆に現場で提案してくれることがありました。
「ここはこういうのも可能だけどどうする?」なんて聞かれることがあって、そうすると私は「そうしてくれるとイイな」なんて感覚で答えられましたね。

ご主人あそこの棚(家電棚)なんかもそうじゃないの?
現場でこうしてああしてなんてやってたじゃない。

奥様あそこは最初から家電棚ということで図面にあったんだけど、裏との兼ね合いで深さはどうするか?というやり取りがありました。
家電棚という使い方ですけど、年代物の電子レンジを置くためにかなり深くしないといけなくて…

ご主人何十年前に買ったやつだ?(一同笑)

_DSC4709奥様これが置けるようにするために結構な深さが必要。でも深くすると裏が狭くなって通りづらいから、少しでも広くしてとお願いしました。
そういうのも大工さんが「ここをこうすることもできるよ」なんて提案してくれるから「じゃあそうしてください」ってお願いすると、言った手前しょうがないみたいな感じで困りながらも渋々やってくれました。
そういうやり取りをしながら、より快適にしたいというこちらの要望を聞いてもらえましたよ。
よそでも「こういう風にしたらどうですか」と言うと「いいですけど図面と違いますよ」と言われると言ってました。
変更すればお客さんは喜んでくれるんですけど、予算もあることなので難しい部分もあるんでしょうね。

記者ガッチリ予算内で進めていくと後々後悔する事も多いですね。

奥様そうなんですよね。
どうしてもかかってしまうお金はしょうがないですけど、そのあたりの兼ね合いですね。
リフォームなんだから住みよくしなくちゃしょうがない、ただあまりお金がかかってしまっても困りますから予算の範囲内でやらないと、というのもありますね。
こっちは専門家じゃないから職人さんが提案してくれるのがどうやってできるか分からないけど、図面を見て分かる部分、例えば私たちが車椅子の生活になったときのことも考えて間口を70cmから90cmの幅に変更してもらったりしました。

記者図面の段階だとなかなか気がつかないですよ、普通。
それに気がつくのはすごいですね。

奥様私の主張としては老後をどう過ごすか?老後の生活、車椅子でちゃんと移動できる間口が重要と考えて工事中に現場で色々言わせてもらいました。
遠くに引っ越してて出来上がってからだとどうにもならないけど、工事中に現場に立ち会ったりご飯出したりして色々見ながらだと言いやすいから「ここはどういうふうになるの?」と聞くようにしました。そうすると「こうだよ」「ああだよ」なんて答えがきて、その時には言わないんですけど、夜にじっくり考えてから次の日に「ここはやっぱりこういうふうにして」なんてお願いすると「言い出したら聞かない」とか「一晩寝ると考えがコロっと変わるからな」なんて言われたりしました。
現場では大工さんと私で譲り合わない攻防が色々ありましたけど、可能な限りこちらの要望を聞いてもらえましたよ。(笑)
何となく良い雰囲気な時を見計らって言うようにしましたね。

ご主人お互い機嫌の良いときを狙ってな。それはやっぱり人間だよね。
食べるもんいっぱい食べてもらって、わがまま聞いてもらってな。

_DSC4732奥様キッチンの対面にしても、高さが一定じゃなくなるから最初は途中までしか開いてなかったんですけど、現場で私が主張して高さが変わってもいいから端まで広げてもらいました。開放感がだいぶ違いますからね。
ドアのことやカウンターのことなど細かいところは最後の仕上げの段階で主張して変えてもらったおかげで思い通りの家になりました。
ご飯食べさせる側の強みで有無を言わせず主張しましたから、最後になって手間隙かけさせてしまったので本人たちもくたびれて返事もしないでいましたけど。(笑)

リボーンでも、仲良しになりましたよね?

奥様お互いに言いたい事を言いあえる仲になりました。
「一晩ねると考え変わっちゃうからな、母ちゃんは!」なんてよく言われたんだけど「そうだねアハハ」なんて返したりして、そういった細かい部分のやりとりが遠慮せずに言える良い関係が築けたと思います。やっぱりご飯作ってくれる人っていうのは…

記者母ちゃんですね。(笑)

奥様だからそういう関係だからこそ、こちらが多少無理を言っても「母ちゃんの言う事だからしょうがねぇか」という感じだったんじゃないかと…
お互いに深く入りすぎたかもしれないですけど…(笑)

記者それがあからさまに態度に出るってのがすごい関係性ですね。(笑)
そうすると妥協したなと思うポイントはないですか?

奥様そうですね。
私の希望は全部叶えてくれたと思います。
現場監督のクボタさんにも「私にとっては100%だよ」と言いました。

記者そんな事あまりないですよ。

奥様塩原さんも言ってましたけど、同じ釜の飯を食った仲間だからね。
そういう部分では二ヶ月の間に人間関係ができあがりましたね。
こっちも要望はしっかり伝えられて、職人さんたちもしょうがねぇなと思いながらも答えてくれて。
お好きなようにどうぞという感じじゃなくて「ああじゃない」「こうじゃない」と希望を伝えてそれに応えてくれたので棚の位置や間口の広さ、家としての使い勝手の部分では自分の要望は全てかないました。希望通りの家になりました。
水回りの設備なんかで言うと、お金をかければもっと良いものになったんでしょうけど…妥協したといえばそういう部分ですね。
あえて不満があるとしたらお金をかければもう少し良い設備になったと思いますけど、私にはこれで十分と自分で納得させました。

記者感想
職人さんと奥さんの関係性がよくわかるエピソードでした。
とはいえ奥さんの言葉は今現在の生活環境の改善に加えて老後の生活まで具体的に考えての要望ですから、それは遠慮なんてしていられない本気の叫びです。でもそこでギスギスした雰囲気にならないのは「同じ釜の飯を食う仲間」「ある意味家族」の関係性があったからということが職人さんの言葉からよくわかりますね。
そんな経緯もあったからこそ奥さんから「100%の出来」という最高の評価をしてもらえたんだと思います。



同じ築39年リフォーム済みの家でも、仮住まいの家と完成した我が家では大違い


奥様仮住まいの家が同じ築39年でリフォーム済みの家だったので間取りが今風だったり設備も全部新しいものだったんですけど、基本的な部分はそのままだったから建て付けがすごく悪くてギシギシいってました。そういう点で言うと、この家は土台からしっかりやり直してもらったので比較すると違いが良く分かりましたよ。

ご主人比較するのにちょうどよかったね。あっちはギギギって戸は閉まらないし。

奥様さっきも話しましたけど、地震が起きてもゆれが少ないのがはっきり分かるし、騒音も少ないし、とても住みやすくなりましたよ。

ご主人しっかりしてるなと思うね。
塩原さんの耐震シミュレーションが効いてるんだね。でっかいのきたらよく分かると思うな。

奥様断熱耐震をやらないんだったら私がやる意味はないですよ。
それなら他の業者さん選んでくださいって。塩原さんが言ってました。

記者そこまで言っちゃいましたか。(笑)

_DSC4744奥様基礎までしっかりやってくれてるので、結果的にはとても満足してます。
あと、最初の図面だと存在していた柱も但し書きとして「現場で見て変更が必要なら変更しましょう。」なんてあったのを変更してもらったり、現場監督のクボタさんも「この柱は無いほうがいいよね」なんていって可能性を探ってくれたおかげで開放感のある間取りになりました。
ユニットバスにしても、本来は柱がある都合上ずらさなければいけなかった部分を、住みやすさを考慮して柱をちょっと移動してくれたおかげで収まりがよくなり、他の部屋との関係が良い感じになりました。

記者図面では強度計算してると思いますが、柱をずらすことで再度計算しなおしたりするんですか?

奥様梁と柱の関係や図面の段階では分からない柱の状況も現場でみてOKと判断してくれたおかげで住みやすくなりました。
融通がこの家を住みやすくしてくれました。

ご主人基本設計はしているけど、現場であけて見なければ分からない部分があるんで、現場現場で判断してるんだよね。

記者感想
「断熱耐震をやらないんだったら私がやる意味ないので他でやってください。」...名言が出ましたね。
志を高く持つこと、理想に向かってひたむきに進むことは素晴らしいことです。誰もが最初はそんな気持ちで仕事に向かっていたはずです。でも日々の仕事に追われ、思い通りにならないことや納得いかない仕事を続けるうちにそんな感情は徐々に無くなり惰性や損得勘定で仕事に向き合うことになりがちだと思います。
なるべくニュートラルな視点でこの記事を書くように意識していますが、この言葉には参りました。
リフォームの本質を知り尽くしているからこそ言える言葉です。



どんな家に住みたいかということをしっかりイメージする事が重要


記者リフォームの優先順位としては、1=間取り、2=断熱、3=耐震、4=設備という感じですか?
世の中には設備だけを入れ替える、または新築のように見た目のキレイさをメインにするリフォームがあふれてますが、そういったリフォームを依頼すると安井さんのお宅のように100%満足することは少ないと思います。
リボーンのような本質をついたリフォームを行う会社に依頼することで、満足度の高いリフォームを実現できるお施主さんに増えてほしいわけなんですが、人にリフォームを勧めるとしたら何を重要視して何を妥協して良いのかを教えてください。

奥様見た目じゃなくて、基本を見直すというか、そういう視点で考えたほうが良いと思います。
家が暖かい、地震につよいとかいう家としての基本をしっかりさせてから、将来的なことも考えた住みやすさを考える事が大切ですね。

ご主人仮住まいの家がそうだね。
見た目はキレイだけど中に入るとギーギー言ってドアは閉まらないし、風が吹くとビュービュー音が聞こえるし…お金かけたのが無駄に感じてしまう。
うちは音は遮断されるし、暑くても午前中はエアコンかけないで済むし、地震が来てもゆれが少ないし、家としてしっかりしたと思うね。

_DSC4755奥様人それぞれの住み方、思いというのがあると思います。
私は東から入る朝日が入るようにしたいと思いました。
以前の家は東面が水周りでふさがっていて、あまり日が入ってこなかったので、新しい家ではどうしても居間に朝日を入れたくて吐き出しの窓にして欲しいと希望を伝えました。
夏場は日が高いからあまり入ってこないですけど、冬になるとリビングまでしっかり日が届いてかなり暖かいんじゃないかと思います。
最初の案だと朝日をさえぎる位置にキッチンが配置されてましたけど、それだとリビングまで朝日が届かないのでキッチンの位置を移動しました。そうしたら以前の玄関がつかえなくなったので必然的に玄関の場所も移動しました。

塩原さんの主張は断熱と耐震でしたけど、私の主張は「朝日の入る家」だったのでこの間取りができました。
そこに住む人の思い、どんな家に住みたいかということをしっかりイメージする事が重要と思います。

記者感想
自分が住みたい家をしっかりイメージする。それはとても大切なことです。
見た目や設備だけを新しくしても家自体の基本がしっかりしていなければリフォームする意味がない。
家としての基本をしっかり見直しつつお施主さんの希望を叶える。
そんな本質をついたリフォームが広がるといいなと思います。



外で雨降ってるのが分からない


記者ご主人は?何かご要望はありませんでしたか?

ご主人ん?
俺は特になかったね。

記者では、奥さんのやりたいように「ああ、いいよ」という感じですか?

奥様お好きにどうぞ。全面的にお任せって感じだね。
だって最初から、近所の人にも「俺は何も不自由してない」「何も困ってない」ってずっと言ってましたね。
「夏暑いのも、冬寒いのも全然困ってない」って。(笑)

記者希望のない状態から家が完成して「これはいいな」と思うポイントは何ですか?

_DSC4757ご主人やっぱり静かだね。
本当に窓閉めるとパタッと音がしなくなる。これは感じたね。
あとは工事中でエアコンが入ってない状態でも、外が暑くても中に入るとひんやりしたのを感じたね。
こんなに変わるんだって、それはすぐに感じたね。

記者冬の寒さよりも夏の暑さのほうが?

ご主人俺は暑さより寒さには強いからね。
寒くないと寝られないから、冬でも自分の部屋は暖房入れたことないよ。
風呂は絶対暖まらないし。(笑)
寒くないと寝られないから冬でもパンツ一枚だし、暑くて足出してるくらい。電気毛布使うと暑くて寝られないね。
あと、家の外観的に重量感がでたね。
家って言うのはドシっとしたもののイメージが強いから重量感を感じるね。

奥様建てる前は何も不自由してなかったというけれど、建ててみたらまぁ満足している感じでしょうね。

_DSC4682ご主人少なくとも良くなってると日々の生活で感じてるよ。
本当に二階で寝てても音は全然しなくて、そよ風を入れようと思うとうるさくて仕方ない。
あとは断熱材で温度差がこれだけあるかと驚いている。
外から入ってくるとヒヤッとするくらい。

奥様40年近く前に立てた昔の家は、やっぱり寒かったと思う。今はサッシだけになってしまったけど二重サッシで断熱と防音が実現している。
耐震と断熱を対策したことで防音もかなえられた。

ご主人寝室の枕元がベランダなんで、今までは雨音がバタバタ聞こえてきたのが今は全然聞こえない。
「あ、雨降ってたんだ」と後で気がつくぐらい。
外を走るオートバイの音や裏の駐車場のエンジン音なんかも全然気にならなくなったから本当に静かになったと思う。

記者感想
ご主人は昭和のお父さんという感じで、どっしり構えて奥さんの希望をしっかり尊重していられるようでした。
夏の暑さも冬の寒さも何も困っていなかったということでしたが、インタビュアーの私自身が住居に対する要求が非常に少ない「住めば都体質」なので共感できる部分が大きいのですが、リフォームしたいという妻の願いを「お前の好きなようにすればいいよ」と言える器の大きさに憧れます。



俺はもう2年生きたからあと3年はリフォームした家で生きられる(笑)


ご主人あんまり静かになったから歳とって耳悪くなったのかと思った。
薬の副作用でにおいと味が全然分からないしね。

記者そうなんですか

ご主人肺がんと胃がんの手術したから抗がん剤飲んでてね。
病的にやせてるだろ?(笑)

記者とてもそんな風に見えないです。(笑)

ご主人1年で3回手術したんだから。

_DSC4791奥様現役の頃なんかは無敵の根性で、人が具合悪いと聞いても「なんで具合悪くなるんだろうな」と不思議がってたけど、自分が病気して初めて「人間て病気になるんだ」と分かったんじゃないですか(笑)
ここ数年で肺がん胃がん胆石と色々見つかって、1ヶ月くらい前まで抗がん剤飲んでたけど、最近になってやっと並になってきましたね。

記者元々の頑丈さがあったから乗り越えられたんでしょうね。
体力がなければ医者も手術しないですよね。1年に3回って尋常じゃない体力だったんですね。

ご主人元々肺活量が6000近くあったんだけど手術で肺を半分とって、次に胃の手術だったんだけど、違う病院だったから黙って肺活量の検査したら「標準より多いですよ」なんて言われて「俺、半分肺無いんだよね」って言ったらびっくりされてね。(笑)
手術したあと5mも歩けなくてもうだめだろうと思ったけど、今じゃ毎日腕立て200回、腹筋200回やって鍛えなおしてるんだよ。

記者無理してやってる訳じゃないですよね。

_DSC4726ご主人医者がやってもイイっていってるからね。
苦しくなったらちょっと休憩してるよ。

奥様体力あるのも確かだけど、幸運は幸運なんですよね。
余談だけど、リフォームやるタイミングでご近所で3人の知り合いが亡くなってしまって。
病気が見つかって1ヶ月くらいでバタバタ亡くなってしまってるからお父さんは本当に幸運だと思います。

ご主人死因のトップが胃がんで二番が肺がんでしょ。
俺は一二番もってんだから。
肺がんの場合は術後5年生きられるのが40%だっていうんだよ。
俺はもう2年生きたからあと3年はリフォームした家で生きられるってこと。(笑)

記者本当にそんな大病したように見えないです。笑

奥様でも、私はあと10年はがんばってねって言ってる。

ご主人年金減らされちまうからな。(笑)

奥様私はリフォームですっからかんだから、お父さんにあと10年は頑張ってもらわないと。(笑)

記者快適になったので、長生きしていただいてじっくり堪能してもらわないと。(笑)

ご主人でもやっぱり肺を取って気管も取っちゃってるから呼吸はつらいね。
医者が「安井さん筋肉切っちゃってごめんね」なんて言うけど「大丈夫、また付けるから」って言って、今はトレーニングルームで毎日筋トレしてるよ。(笑)

記者感想
ご主人の病気の話と、大病されたとは思えない元気さにびっくりしました。
本当に快適になった家で3年といわず10年でも20年でも元気で暮らしていただきたいです。
病気とリフォーム、それぞれがご主人が人生を振り返るきっかけを作ったんでしょうか?
詳しくは次をご覧ください。



リフォームがきっかけで再確認したお父さんの人生


記者夫婦の関係はリフォーム前後でどう変わりましたか?

奥様いいかも知れないですね。
お父さんは、退職してから今まで家の中ですることが少なかったけど、仕事がたくさんできてイキイキしていました。
リフォームを機に引越しや片付けで共同作業がたくさん出てきたし、家の中のものを後始末しなきゃいけない、終活じゃないけど身の回りを身軽にするために古いものをどんどん捨てていく作業をしました。本人が自分の周りのものを片付けて、そういう点では人生をもう一回再発見したというか、そんな感じで活動できたのでイキイキできていたと思います。

ご主人いっぱい捨てたよ。(笑)
会社の書類があんなにあったんだなぁと思って。

奥様現役時代に使っていた書類や作業着を処分していく中で、自分の人生を再確認できたんじゃないかと思います。
男の人は外で仕事をして、その残骸というのは家族を支えてきた証として宝物だったわけだけど、今考えると「もう自分の時代じゃない」「これは俺には必要無くなったものなんだ」とゴミとして自分で処理できたということで人生が新しく見えてくるでしょ。そういう感覚を本人は持っていたと思います。
今まで背負っていた自分の人生の半分くらいを軽くしてみた。それはあると思う。

記者グッときますね。

ご主人捨てられなかったからな。
何かのきっかけが必要で、それがリフォームだったんだろうな。
物置にしまったものを引っ張り出すなんて何にもなけりゃやらないだろうけど、リフォームだから否応なしに昔のものを引っ張り出して、せっかくだから処分しちゃおうと。
会社の丸秘書類なんてのもたくさんあったんだけど、もういいだろと思ってね。
あと車の部品もバイクの部品も捨てられなかった。でも今回かなり捨てたな。

記者すっきりしました?

ご主人まだだな。(笑)

yasui_img奥様今の人は家庭も職場もお互いに自分の世界と考えて二人で家庭を作っていくという感じだと思うけど、お父さんくらいの歳だと仕事だけが自分の生きがいという人が多いと思う。俺が経済的な支えを作って、あとはお前(妻)が全部やることっていう役割分担でずっとやって来たから、昔の男にとっては仕事をこなすというのが人生のすべて。100%だったからね。

ご主人大きな企業だったけど、時間なんて関係なく早朝から夜中まで働いたね。

奥様終戦後の貧しさから、働くようになって経済があがってきてバブルを経験して、そしてまた落ちて...日本の戦後70年の歴史はお父さんの人生そのものなわけです。それをこのリフォームで再確認したんじゃないですか。
そういうのを含めて今回のリフォームが私たちの人生の最後のステップになりましたね。

記者そうですか…いやいや最後と言わずに!(一同笑)

奥様もうこれで後は穏やかに過ごしていきますよ。
お父さんは最初「俺は何も困ってない」「リフォームする必要ない」という感じで「お前がやりたいなら好きにしなさいよ」って言ってたけど

記者カッコいいですね!!

奥様私は「それじゃ好きにやらせてもらいますよ」って感じで進めたんだけど、実際に完成して住んでみたら雑音が少なくなった、涼しくなったとリフォームしただけの良さは実感したみたいですね。

記者冬の断熱性能を実感するのも楽しみですね。

ご主人冬は今までのストーブを使ってみてどれくらい違うか確かめないとね。

記者あったかくなりすぎたらご主人困るんじゃないですか?

ご主人そうしたら自分の部屋に避難するよ(笑)自分の部屋じゃ暖房なんて一切いれないからね。
前まで真夏は寝る前から朝までエアコンつけて寝てたけど、今はつけて3時間くらいしたら消して後はずっと朝まで扇風機でいるよ。
それで十分。それぐらいの違いがあるね。
そういう風にリフォームのよさを実感するとね、イイなと思うよ。

記者感想
リフォームで再確認する自分の人生。
リフォームをきっかけにこれまでの人生を振り返り、そして不要になった過去の宝物を処分する。
流行の言葉でいえば終活ということになりますが、ごみになってしまった数十年の仕事の証を捨てているご主人の背中と、それを見つめるでもなく何かを感じている奥さんの姿を想像すると、そんな言葉では軽すぎると胸が熱くなります。



歳をとってからのリフォームの是非


記者70代(ご主人70歳、奥様68歳)を迎えようとするタイミングでリフォームを決断された訳ですが、同年代の人にすすめられるものですか?

奥様個人差がすごくあると思う。
本人の人生観によって違うけど、やるならば早いほうがいいと思います。この歳ではきつかったけど、この歳だからこそリフォームの大切さや快適に住む意味ということが分かってよかったです。
今の人は快適な住まいを望んで最初からそれを実現しているけど、私たちは我慢して生活するのが当たり前だった。
昔、お金はあるのに不自由な生活を続けていた母に、もう少し自分が快適に過ごせるようにしたらいいんじゃないかと言っていたけど、実際に自分がその年代で、まとまったお金がある状態になった時、自分が快適に過ごすために使うのがいいんじゃないかと思うようになりました。

歳をとったからこそ快適に過ごせる環境づくりをしたほうがいいと思います。
快適な条件は人それぞれ違うけど、私は寒さ暑さを我慢することなく過ごせて朝日が入ってくる家に住みたかった。
可能であるならば誰でも快適な生活をするのがいいんじゃないかと思います。

記者息子さんは何と言ってますか?

奥様息子たちは私がリフォームの話をしたら「自分のために使うのがいいんじゃない?」と言ってくれました。
「じゃあ残さなくていいの?」と聞いたら「そんな金残すぐらいなら自分たちのために使うべき」と言って賛成してくれましたよ。

ご主人オレオレ詐欺にとられるよりましだな。

奥様一人はアメリカで生活していて、スカイプで話をしてるんですけど「早く見たい、帰りたい」と言ってくれています。
「お母さんが幸せそうな顔してるのがいいね」と息子たちが言ってくれてます。

記者感想
核家族化が進む現在の日本では、夫婦二人もしくは単身の高齢者は今後増え続けます。
高齢者が住む住居の多くは建築後数十年が経っているもので当然断熱性能をはじめとする住環境や耐震性は現在の住宅のレベルを大きく下回っていることは想像に易しく、高齢者が快適でなく危険な家に住み続けることになります。
ならば可能なうちにリフォームして自立した老後に備えるという考えはとても理に適っていると今回改めて感じました。



インタビューなんていらない!って言ったんだけど。


記者では、不満点というのもあまりない感じですか?

奥様一つだけ事務処理的な部分でリボーンさんに注文があります。
支払いは手付け、中間、最終という形で振込をしたんだけど、以前はその都度領収書をくれたり入金確認の連絡があったりしたけど、今回はそういう報告も無かったのが気になりました。
大きなお金なのでそういった丁寧さは必要だと思います。

ご主人こういう大きな金額が動くというのは信用だからね。いろんな意味で。
今回も塩原さんを信用してわざわざ長野からきてもらったわけだからね。

奥様入金が遅れてなかったからこそ、そちらからも連絡が無かったと思うけど、やっぱり確実に入金がありましたよという事を相手に連絡するというのはしたほうがいいですよ。

リボーン分かりました。伝えておきます。

記者他には何か不満点はありますか?

奥様今回アンケート?インタビュー?に行きたいんだけどって言われたんだけど「いらない!」って言ったんだけどね。(笑)

記者まぁまぁそう言わずに。(一同笑)

記者感想
奥さんからのRebornへの注文は当然のものです。
ビシッと注意されたので今後は改善してくれるだろうと思います。
今回引き渡し後二カ月でこの内容になりましたが、夏と冬を越した1年後だったらどれくらいのボリュームになっていたんだろうと思いました。
安井さんご夫妻、長時間にわたるインタビューへのご協力ありがとうございました。



リフォームのビフォーアフター


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