STEP5 実施設計(施工図を描く) | 株式会社Reborn(リボーン)

STEP5 実施設計(施工図を描く)

お客様の声や希望を製図ルールに則って綴ったのが設計図です。
この設計図を作成する作業を実施設計と呼び、出来た図面を施工図と呼びます。

間取りや仕様などほとんどが基本設計で作成してありますので、細かい納まりや注意点に配慮しつつ、設計士がお客様の代行で書き、その意図を職人に伝える、あるいは記録に残す行為が実施設計の主たる業務です。

意図が正確に伝わるよう、ミスがないよう細心の注意を払って描いていきます。現代ではほとんどがパソコン~CAD(キャド)で描きますが、わたしの場合は 手書きで書くこともあります。記録保存性や、データの再生性の良さでは断然CADが良いのですが、図面の説得性、職人が見ようとするディスプレイ性はやは り手書きに勝るものはありません。

両者を状況に応じて使い分け、何枚書けば良いという訳ではなく、必要に応じて口頭や現場で直接検討するなど図面に頼りきらないことも大切です。

基本設計図をもとに、打合せシート第4回~第6回をお客様と打合せしながら進めていきます。

間取りが確定し、柱や壁の位置が決まると、木造建築2階建てであっても構造計算を実施します。「であっても」と書いた のは、本来木造2階建 ての住宅の場合は、構造計算が法的に必要ないためです。データの入力から検討まで含めて約10時間程度かかりますが、新潟中越地震や、東日本大震災を目の 当たりにし、より安全であることへの好奇心で行っております。長期優良住宅の耐震性の検討でも必要であることから、全棟構造計算実施をしております。

また、電気や水道関係、換気など設備工事に関する位置図も作成します。

施工図として、
1.仕上表~外部、内部(各部屋)の仕上げ材について、住宅設備機器リストなど
2.配置案内図面積表~現場の地図、敷地+建物配置図、面積計算用図
3.各階平面図 1/50
4.立面図4面  1/100
5.矩計図(かなばかりず)1/30~断面図1面以上
6.基礎伏図  1/50  ~建物の基礎の平面図、断面図
7.各伏図   1/100 ~木造の場合、土台伏図、1階梁伏図、2階梁伏図、屋根伏図
8.金物配置図 ~構造計算により補強金物の位置や種類についての指示図
9.電気設備 平面図 1/50~照明器具やコンセント、TVなどの位置を示す図
10.給排水設備 平面図 1/50~給水、給湯、排水などの位置を示す図
11.換気設備図 1/50~換気扇の位置、給気や排気の口の位置、ダクト経路を示す図
12.室内家具や主要部の展開図(家具図)1/20程度~必要数
13.その他必要に応じて

※この施工図が各業者・職人の手に渡ります。また確認申請など官庁への申請書類に用いられます。
※お客様には製本してお渡しいたします。

設計監理費の40%(累積70%)を請求申し上げます。
打合せも3回あり、最低1ヶ月間のお時間をいただいております。
土地の売買契約後、約3~4ヶ月が経過しています。

実施設計が終わり、お手元に施工図面が届くと、いよいよ工事着工へ向けて船が岸を離れます。