豪雪地の屋根の谷部は、必ず壊れる。 | 株式会社Reborn(リボーン)

豪雪地の屋根の谷部は、必ず壊れる。

長野市も連日33℃以上の最高気温が続いています。しかし30分ほど車を走らせ、標高の高い所へ逃げ込めば天然クーラーのさわやか信州ゾーンへ。ここ信濃町も、この時期は最高です。ここで仕事をしていることに、秘かな優越感が・・・。

そんな中、雪害によって屋根やデッキが破損した別荘の修繕工事、順調に進んでいます。



雪の重さで破壊された状況は以前ブログでお伝えをしましたが、今回は補修・補強の様子です。

谷木は当然交換できませんので添え木を太い長い釘でばしばし止めて、補強をしています。

 

 

 

 

 



冬、長い間雪が乗っかていると、屋根が垂れてしまっています。ジャッキアップをしてまっすぐに矯正してから補強を行います。

 

 

 

 

 

 



補修・補強をしたのちに、屋根材と軒裏を復旧し、2度と同じようにならないよう、方杖(ほうづえ)を入れてツッパリます。

 

 

 

 

 



板金(ガルバリウム鋼板)の復旧をしています。

 

 

 

 

 

 

 



この別荘にはこのような谷が4か所あり、その全箇所が破損していました。方杖を4か所設置。

 

 

 

 



手すりが全壊した玄関ポーチも修繕されました。このように、少しでもL型に手すりを配した方が強度が増します。階段の幅は狭くなってしまいますが。

階段脇にも手すりも設置して連続させ、さらに補強している、というわけです。

 

 



場所は変わって、ポスト&ビームの別荘です。ここでも雪害がありました。

デッキ階段の踏み板脱落、屋根の頂上部の棟換気部破損、そしてやはり谷部の破損です。

 

 

 



基礎も比較的高いのですが、今年の雪で、1階がすべて埋まりました。

これはボイラーを雪から守る雪囲いです。あそこまで雪で埋もれる、ということです。

 

 

 

 

 



出窓もこのようにガードしなくてはなりません。

 

 

 

 

 

 

 



ピークドーマーと呼ばれる小棟の頂上部です。雪がここに雪だるま状に残ってしまい、落雪時に悪さをしました。

 

 

 

 

 



正確には雪だるまではなく、氷だるまです。屋根に残った雪はガチガチに固まってしまい、これが落ちるときにいろいろなものを道連れにします。

住宅など常時熱を発し、小屋裏から棟換気を通じて熱が逃げていくサイクルがあればあまり氷だるまはできません。

 

 



谷も重傷ではありませんが破損していました。軒裏を剥がし、補強をして、やはり方杖を新設します。

 

 

 

 



この方杖でだいぶ安心感が出ますね。豪雪地では必須アイテムと心得ましょう。

 

 

 

 

 

 



デッキ階段も生まれ変わりました。



 

 

 

「失敗は成功の元」と心得て、オーナー様の承諾を得て情報公開しています。想定以上の豪雪だったとはいえ、同じような被害が起きないよう、今後の設計方針に反映してゆきたいと思います。


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