新築の1/?の費用で断熱リフォームが目安 | 株式会社Reborn(リボーン)

新築の1/?の費用で断熱リフォームが目安

 


お盆明けからスタートした、小川村の断熱改修リフォーム。作業進捗に合わせたHPの更新を心がけていましたが、前回から1カ月も間が空いてしまいました。いつもご覧いただいている方、申し訳ありませんでした。従ってこの写真も約1カ月程前のもの・・・。外壁の塗装(キシラデコールのウォールナット色2回塗り)が終了しました。

 

 



このお宅は、これまでの40年間、たびたび増改築を繰り返してきました。大規模なものでカウントすると、今回で5回目。ここに暮らす施主に聞いたわけではありませんが、先人の残した仕事のすべてを見ることができるような、床壁天井ともすべてを直した工事だったので、読み取れました。

 



今回の「ばっちり断熱リフォーム」は、家全体に手を入れました。現行の次世代省エネ基準を上回る断熱仕様で、床・壁・天井にみっちり隙間なく断熱材で包み込みました。窓も、全箇所をアルゴンガス入りLOW-Eペアガラス+樹脂サッシに交換。また、これまで使用していた太陽熱集熱給湯システム(サンジュニア製熱交換タンク)はそのまま活かし、エコジョーズ給湯器と連結しました。

 

 



暖房には、灯油を熱源とした温水パネルヒーター全館暖房とし、さらに薪ストーブを設置。地元産の間伐材を薪として使用します。換気も第3種セントラル式で、パイプファンは中止とします。

断熱性UP・UP!+自然エネルギーの積極利用、というリフォームは、これからの見本になるであろうと思います。

 

 



また、大工+建具屋、という造作家具も随所に配され、インテリア性、効率のよい収納性も、ぐんとアップします。

これだけのボリュームのリフォームですが、金銭的にはどうなのでしょうか?

建物の寿命、という時間軸も関わるので、一概にはいえませんが、しおはら住宅デザイン設計の方針としては、同規模・同内容の工事をもし新築で建てたらいくらになるか?という観点で判断します。

 

 



・改修後の建物寿命が30年以上見込めること。

・基礎や躯体などの構造主要部が、震度6強程度の地震に耐えうるものであり、建物が倒壊しないこと。

・そして、解体し、同規模の新築をした場合に想定される建築工事費の1/2以下の費用で出来ること。

 



この3点を判断の軸としています。

そして、生活してゆく上で最も大事な、ランニングコスト。

これまで、「着込んでガマン!」、の部屋ごとファンヒーター局所暖房だった生活空間から、全室20℃前後の春のようなのびのび室内空間をつくるのですから、相当断熱性能を上げないと、これまで以上の灯油消費量になってしまいます。

確かにガマンをしなくて快適なのだが、お財布にやさしくない、これでは困ります。

 

これ、実は、次世代省エネ基準クリア程度の断熱性能では、ありがちな話です。かといって特にリフォームの場合、なかなか断熱材を厚くできない・・・。イニシャルコストもそこまでかけられない・・・。

私は、そんな時、薪ストーブが活躍できる!と考えています。特に間伐材を安く入手し、良く乾いた薪を使っていただくことがポイントです。主暖房で薪ストーブを使うのはもちろんOKなのですが、トイレやキッチンなど、薪ストーブから遠い箇所はどうしても寒く感じます。また、常時薪ストーブを使用できる家庭も少ないでしょう。

全館温水パネルヒーター+薪ストーブ(薪を安価に入手)で、積極的に薪ストーブを使用する、これが現段階での一つの、断熱リフォームにおいて目指すべきスタイルだと思っています。



先日、薪ストーブが設置され、試し焚きが行われました。

寒くない空間で、炎を見ると、みな、笑顔になります。わくわくします。

 

 

 


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