熱中症を救うのは断熱材かもしれない | 株式会社Reborn(リボーン)

熱中症を救うのは断熱材かもしれない

異常気象と呼ぶにはあまりに長い灼熱の夏。涼しい信州といえど、これほど気温が高ければ、子供たちも外で遊べません。

夏休みも後半を迎えていますが、向かう先は映画館やカラオケボックス、デパートで買い物や屋内のテーマパークなどで、我が家の娘たちも日々を過ごしています。

「僕たちがつくろうとしている世の中はこんなんじゃない!」そんなことを心の中で叫んでみても、耐えられないものは耐えられない。エアコンを効かせた事務所でひとり、深夜にこのブログを書いています。

だいぶ工事が進んだ長野市Iさま邸新築工事。連日の猛暑日にもかかわらず、各職人さんらは本当に粘り強く手を動かしてくれています。



洋風の瓦屋根工事。本当に屋根の上は暑いです。

朝早い時間帯でどれだけ作業効率を上げられるかが勝負です。

屋根職人さんには逃げる日陰も皆無です。

 

 

 

数日後には無事屋根が葺きあがりました。

6寸勾配の単純な切妻です。

白いシートでくるまれたそれは、薪ストーブ用の煙突です。今回は難燃処理された板(米杉でウィルウォールという商品)を貼ります。

瓦の温度は約60℃。この蓄熱された温度は、陽が落ちた夜間も熱を放出し続けます。

屋根や天井できちんと断熱されていなければ、地獄の熱帯夜を毎晩迎えることになります。

 

 



早々に屋根断熱工事を。

室内での作業は、これでずいぶん楽になります。

それと、室内の大型扇風機。¥5000程度でホームセンターなどで売ってますが、もうこれは現場の必需品かもしれません。

 

 



これが本日8/18の様子。外壁が黒いのですが、これはノダ社のラスカットMという商品です。

外壁の最終仕上げはこれからですが、左官屋さんによる塗り壁になります。

ラスカットは左官の下地用ボードであり、耐力壁という地震時に踏ん張る力がある壁になっています。

 

今日は日曜日でしたが、お施主さんの奥様に塗装をお手伝いいただきました。

今回も積極的にお施主さんに工事に関わってもらっています。

単純にコストを抑える意味もありますが、いえづくりを担う職人さんらが、どういう状況で普段作業を行っているか、体感してもらえる貴重な機会だと思っています。

 

 


お家の中も、石膏ボードが貼られ、だいぶイメージが出来上がってきました。

大きな吹き抜けを持つリビングです。

玄関とを区切るドアがありません。

このお宅は、全部で4本のドア(または引き戸)しかありません。

 

断熱性能のいい家で、薪ストーブを主暖房にコンパクトに住まう。

「広い面積で部屋数がたくさんの間取りが素晴らしい」の時代は終焉を迎えなくてはなりません。



ぼくたち大人は、現状をどうこうすることはできませんが、20年後、30年後、

どういう世の中であってほしいか、理念のようなものを共有すべきなのではないでしょうか。

原発再稼働の件でも世論が真っ二つに割れてしまっている現状も、共有できていない証拠ですね。

 


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