内部塗装・デッキ・階段・ビール | 株式会社Reborn(リボーン)

内部塗装・デッキ・階段・ビール

こちらも佳境を迎えました、松本市Mさま邸。前回、床を貼る(春!)作業をご覧いただきました。気温の上昇と共に、これで現場は一気に熱を帯び、〇〇さんまでお出ましとなりました。



室内塗装をしているのは、なんと建築主のMさん!いや~サマになってます!塗料はプラネットジャパンのウッドコート、色はダークブラウン。塗った後、ただちにウエスでふき取るという仕上げです。室内の梁はことごとく見える作りです。

 

 



大黒柱(杉無節)150㎜角です。ダークブラウンは最近特に人気のある色です。黒っぽいので、室内が暗いイメージにならないか?せっかくの木目が見えなくなるんじゃない?というご意見もいただくことはありますが、木目はむしろキレイに映え、ホワイトの壁・特に塗り壁との相性は抜群です。わたくし個人的にも大変オキニイリでございます。

 

 

 

 



上の写真は未塗装ですが、どうですか?柱が重くなった感じがしません?写真がちょっと暗くて申し訳ないのですが、ダーク系に塗装された柱や梁は重み感が増します。そしてなんとも頼りがいがあります。私たち日本人のDNAにこのイメージが刷り込まれている気さえします。DNAといえばベイスターズ、ちょっと今年もヤバそうですね・・・。ハマファンの方、ごめん!

 

 

 



ほぅら、どうですこの木目、いいっしょ!

ツヤのない感じもとてもいいですね。昔はウレタンというテカテカした塗装が室内では常識となっていましたが、このように自然オイルでふき取り仕上げが今後もトレンドになると思います。

 

 

 

 



窓枠の材にも、大工さんが取り付ける前に塗装すると、塗装屋さんは助かりますね。マスキングテープなどが不用になりますし、時間的に大幅短縮できます。

 

 

 



Mさま邸ではいろいろな種類の塗料を、適材適所に塗り分けています。

外部にはノンロット外部用(アンティークブラウン)と、シッケンズセトールHLS(ウォールナット)。内部用はプラネットウッドコート(ダークブラウン)、小川幸太郎・百合子社の蜜蝋ワックス。

 

 



大洋ファンの北村大工は階段に手を付けだしました。石膏ボード内壁も着々と進んでいます。

大工さんチームのなかで、誰が階段をつくるか、ということはけっこう大事で、嫌がる大工さんもいるし、喜んでやる人もいるし・・・。とにかく精密で根気のいる作業です。よく階段がきしむとか、鳴るとかいいますけど、きちんとしっかり作れば、大幅にその頻度は少なくなります。

 

 

 



ちょっとかっこよかったので、モノクロで撮ってみました。

黙々と1週間近くかけて、組んでいきます。最近ではプレカット階段といって、設計者が現場で採寸して、踏面(ふみづら・・・足の裏で踏む板)寸法を決め、蹴上(けあげ・・・1段1段の高さ)を決め、プレカット工場に発注し、あらかじめ加工された階段が現場に搬入され、それを大工さんが組む、という手順を踏むことが多いです。それをただ組み立てただけでは床鳴りがします。現場で工夫をしながら補強を入れ、踏み板がどう「しなる」か、どこに摩擦が生じるか、それらに対応する釘1本、ビス1本の打ち方、方向、長さ、などなど経験がそのままノウハウになっています。その大工さんの階段の作り方をみれば、どんな大工さんなのか察することができるほどです。

 



表からはよく見る、こんな感じ。

ゴム集成材の無塗装です。当然ですが、いずれ自然オイルを塗ります。

前述の踏面寸法と、蹴上寸法。これらは非常に大事な寸法で、のぼりやすい・降りやすい階段になるかどうかはこの寸法で決まります。

一般住宅では、踏面寸法は最低200㎜。できれば230㎜あるといいのですが。蹴上寸法もできれば200㎜以下にしたいところ。180㎜~190㎜がいいようです。

 



階段の裏はこんな風になっています。蹴込み板(けこみいた)~つま先で蹴っ飛ばすところ~は通常5㎜程度のうすい板ですが、+合板12㎜を取り付けています。これにより、鳴りは激減します。みなさんのご自宅もこうなってますか?一度見てみてください。

 

 



さらに廻り部の裏です。床から見上げています。このように骨組みの上に構造用合板12㎜を貼り、その上に集成材の板をのせているのです。

ここにちょっとしたポイントがあります。

 

 

 



廻り部の集成材はかなり大判になります。この板を下からビスで引っ張っています。

集成材とはいえ、無垢の木材ですから、温度や湿度により、実はけっこう伸び縮みしています。ちなみに合板はあまり伸び縮みしません。この動きの異なる木材を合体させるのに、ボンドはNGです。さらにビスで寄せ合うのも、集成材が割れる原因になります。合板にΦ5㎜程度のビス径よりかなり大きい穴をあけ、ワッシャー付きのビスで引き合うようにビス止めします。こうすることで、お互いの動きに無理がなくなります。これは夫婦間の相互関係にもつながる大事なことですネ。多少の「あそび」がないとどちらかが割れてしまうのです。

 



外では、多少たどたどしい手つきでデッキをつくっている中年の方が・・・。

土台にホゾを掘っているようです。

 

 

 

 



も、もしや店長!?

 

 

 

 

 

 

 



どうやらデッキを作っているようです!

そういえばよく大工さんたちなど職人さんらは、帽子と耳のとこに鉛筆をさしていますねぇ。そしてその姿はよほど少年・少女におもしろく映るらしく、「なんでえんぴつそこにさしてるのぉ~」と聞かれます。

 

 



今回デッキの材料はすべて木曽のひのきです。あの有名な(?)匂いがプンプンしています。

 

 

 

 



塗装屋さんに手伝ってもらって、床をステンレスのビス止めしています。足場がまだあって、完成はできませんが、工期短縮のためには有効な作戦です。

 

 

 

 



階段もほぼ出来たようです。

 

 

 

 

 



現場にも緊張から安堵感が流れ、ちょっと一息つくために、大工さんたちとまったりしました。

さぁ、明日から一気にいきますよ!!

すーんごく幸せです。

 

 


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