施工事例 | 株式会社Reborn(リボーン)

WEB完成見学会~第②編

ひきつづき今回のブログは、甲府市で先週完成したキューワン住宅をみてゆきます。

「うわ~、いつの間に見学会やったの~?」という声をちらほら聴いたからにほかなりません。

今回は室内を中心に紹介したいと思います^^

DSC_0034最近流行りまくっている玄関のシューズクロークですが、

実は2つのルートを通れるようにするということは、床面積を消費します。

高速道路で見かけたことありませんか?

AルートとBルート。東名高速や名神高速にありますわな。

どっちから行っても行く先は変わりませんが、渋滞回避、車間距離の確保には役立っているようです。

このお宅はシューズクロークはありません。

3畳の玄関ホールに、靴を履き替える機能と収納との機能を凝縮しています。

玄関框(げんかんかまち)と呼ばれる段差の切り替え位置は重要です。

少しでも広く見せたいと、ありがちですがL字型で配置しました。

靴だけでなく、多用途の収納を想定しています。

「下駄箱」という呼び方は10年後は死語になるかもしれません。最近では「玄関収納」という呼び方に替わりつつあります。

 

Exif_JPEG_PICTURE玄関ドアはRebornオリジナルのeZ-DOOR(いーじーどあ)。

室内側にはマホガニーという堅い木を、自然オイルクリア―塗装で。

玄関ドアにガラスがないため、どこかに採光用の窓が必要です。

W1650 H350の横長の羽目殺し(FIX)窓を最高高さで取り付けました。

高い位置の窓は結構明るいですね^^画像編集していません。

フック付きの温水パネルヒーターはGHタイプと呼ぶPS社製のもの。

色はシンプルにホワイトですから、木の玄関ドアが映えますね。

フックには帽子やコート、マフラーなんかをかけてください。

パネルヒーターは暖房器具ですが、35~40℃程度の温水が入っているだけなので、燃えたり焦げたりしませんよ。

 

Exif_JPEG_PICTUREカウンター形式の方には手すり兼用となる、こんな丸みを帯びた棒をさりげなく一体化して取付しています。

体重がかかる、けっこうヘビーな部材なので、固定方法にいつも迷いが出るのですが、

今回はマホガニーをラインとしてみせるようにしてビス頭を隠しています。

建具はセンの木のフラッシュで、プラネット社のウッドコート、ライトオーク色だと思うのですが、もちろん施主DIY塗装です。

Rebornの造作家具は、基本パイン集成のフリー板を加工します。塗装をするとかなりぐっときますね^^

色、ってけっこう大事だと思います。樹種によっても、光の具合でもかなり変わってきます。

こだわる方は必ず試し塗りをして、プロに任せるにしても施主自ら立ち会って色を決めたいところ。

 

DSC_0041キッチンの食器棚、家電棚もRebornオリジナル造作品。

シンプルながら、奥行は深いので、見た目以上に収納力があります。

食器棚は奥行が50cmあると、手前と奥とで2列並びますね。

これを「奥の食器が結局使われないからムダだ」、と考える方と、

「お~、それはすごくイイぞ」という反応をする方がいますね。

今回は奥行深いバージョンで(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE引出しはソフトクロージング、扉もスライド丁番のソフトクローザータイプに。

ばったんばったんうるさくありません。ちょっと高いけど、価値のある費用のかけ方だと思います。

特にキッチンは1秒を争う過酷な環境にもなりえますから、この「ゆっくり閉まって静かにパタン」は、

ストレスなく作業をするにはぜひ採用したいところ。

扉の中はすべて可動式の棚板に。奥から冷蔵庫、ごみ箱、炊飯ジャー、トースター、コーヒーメーカー、そしてオーブンレンジが居並ぶことになるでしょう。

システムキッチンの色や扉の種類にかなりこだわりがある奥様方が多いですが、実際のところ、

対面式キッチンの場合、「そこ、ほとんど見えませんから」となります。

それよりこのカップボードって通称言うんでしょうか、こっちの方がはるかによく見えますよ!

常に見えるものは、できるだけ好きな材質、色目にしておきたいところ。

さりげなくグリーン(植物)があるキッチンっていいよね! 飾り棚はぎっしりではなく、ゆとりをもって「好きなもの」を飾りましょう^^

 

DSC_0054次に紹介するのは洗面化粧台。

これまた造作でつくりました。

は、本当はウソ。

50%はウッドワンというメーカーの既製品です。

洗面台天板=人工大理石、水栓金具、下キャビネットがウッドワン。

サイドキャビネットと鏡はオリジナル造作品です。

窓の位置に着目してください。玄関同様、天井付近の高い位置に、横になが~いFIX窓。

収納量が飛躍的に上がります!洗濯機の奥の窓は、手が届きにくいいのでけっこう開閉しません。

ならば採光だけに絞って高い位置にFIXを、という選択をしました。

プロっぽく申し上げると、「北側のハイサイドライトが、この空間を一日中包み込むように明るくしてくれる」

というところでしょうか(笑)

 

DSC_0052水はね部分にキッチンパネルの余り材(過去の家で余ったらもらっておく)を。

タオル掛けの位置、重要です。

そして大きなミラー。額縁は割と細めで、ウッドワンのキャビネットにあわせて、ナラの無垢材です。

カガミ上の照明器具がよく議題となります。

お化粧をするのであれば、これくらいの光の量はほしいところ。

顔の作業をする以上、本当は目の前に照明があれば一番いいのですが、鏡があるのでそういうわけにもいかず、

やっぱり両脇がいいのではないか、という結論に至りました。

ホコリもたまりにくいので、これが造作洗面台の場合の解決策の基準になりそうです。

天板とボールが一体成型されたものがいい、というご要望は最初にヒアリングしたときにすでにありました。

初心貫徹、首尾一貫。奥様にはとても気に入っていただけたようです。(あらためて、聞いていませんが汗)

IMG_7278こういう組み合わせ品のなにが難しいって、

「だれが組むのか?」ということなんですね、実は。

お施主さんDIYによる左官内壁仕上げに先行して、キッチンパネルを私が張り、

内壁が仕上がったところで大工さんがキャビネットを設置し、

造作のサイドキャビネットを合体。巾木その他細部を仕上げて水道屋さんにバトンタッチ。

天板の固定やら水栓金具の取り付けやら、端部のコーキング処理。

そして建具屋さんによるカガミ取付、電気屋さんによる照明器具付け。これでようやくできるのです。

 

DSC_0081トイレの手洗いカウンターもオリジナルでつくりました^^

TOTOのセレクトシリーズという、さながらアラカルト食堂のような、

必要なものだけチョイスするようなものがあるのです。

四角い陶器と首長の水栓金具、見えないですが排水金具はTOTO製。

カウンターはパイン集成材で大工造作、ライトオークプラネット塗装は施主。

床はなんの変哲もないクッションフロアですが、こうなってくるとあら不思議。

なんとなくゆったりできそうな、高級レストルームに様変わり。クッションフロアは内装屋(クロス)さん担当です。

木のタオル掛け、ペーパーホルダーはインターネット購入の施主支給品。

 

DSC_0037テレビ台はソファーやダイニングテーブルとコーディネートして、
Mさん自身が購入。リビングテレビ台背面のアクセント張りは、

玄関ドアで採用されたマホガニーが再び。

今度は横張りで、色のバラつきを意識してランダム配列。

テレビは壁掛け式で当然壁内に下地が入っています。

壁際にダウンライトを配しましたが、いらなかったか?

オーク(なら)のフローリングとマホガニーはまるで夫婦のようで、まことに相性がよいと感じています。

 

DSC_0046左官の壁は、夜が素敵です。

柔らかい黄色味を帯びた光で、少し暗めが落ち着きます。

ご覧ください、天井中央にありがちな丸く白い円盤がありません。

ソファーの脇には、スタンドライトが配される予定となっています。

先日待望の第一子が誕生しました。ですからスタンドライトはちょっと当面無理か!?

こうしてみてゆくと、

建築と家具は、住宅の場合、かなり密接に近づきつつあり、一体化しつつあります。

もうすでにけっこうハマっていますが、今後塩原は家具の方にも傾倒してゆくかと思われます(笑)

Rebornは床や家具など仕上げ材には外国の洋風な木材を、

構造や下地材には国産材を積極的に採り入れ、

あまりイモっぽくない内装を目指しています。

~この家て使われている木の種類~

■構造~ひのき、すぎ、赤松、米松、SPF(スプルース・パイン・ダグラスファーのいずれかの樹種が混ざった流通で合理化している=俗称ツーバイ材)、ラーチ(カラマツ)

■仕上げ材~ひのき、すぎ、栓(せん)、榀(しな)、米杉(ウェスタンレッドシーダー)、マホガニー、オーク(ナラ)、パイン、アッシュ(タモ)、イエローシーダー(米ヒバ)、ヘムロック(米ツガ)、スプルース、ゴム

 

第②編終了。次回はよりマニアックなものも紹介します。

2018.4.5 Reborn塩原

 

甲府市Q1.0住宅_WEB完成見学会~前編

Exif_JPEG_PICTUREリボーン県外新築第1号棟は山梨県甲府市!

昨年の9月からスタートし、約半年間の大事業でした。

内装はフローリングの塗装を含め、壁・天井を西洋漆喰左官仕上げで、

のべ500m㎡を超える面積がありましたが、そのほとんどを建築主Mさんが完工!

Mさんらしい、またRebornらしい、素晴らしい家に仕上がったと感じています。

職人はほとんどが長野から出張。

たくさんの方のご尽力により、

4/1ついに完成引き渡しの運びとなりました。

3/31にはご予約いただいた5組の方のために見学会を開催しました。

ご都合がつかなかった方に向けて、解説を交えながら、WEB上でちょっとその様子をご覧いただきたいと思います。

けっこうカット数が多く撮れました。また塩原のくどいほどの解説も加えてまいりますので、全3回に分けてアップしてゆきます。

 

DSC_0005外観は、シンプルな切り妻屋根。総2階ベースで、玄関を含むフラットルーフな下屋と、

太陽集熱器を搭載した、フラットルーフ下屋(6畳の多目的ルーム~サンルーム風)がくっついている、というけっこう実はシンプルな箱の組み合わせなんです。

軒の出寸法は、壁芯より900㎜としましたが、100㎜厚の付加断熱により、

結果的に外壁より750㎜ほど軒が出ています。

甲府市内ではほとんど樹脂サッシの採用がないようですが、

Rebornの標準仕様であるエクセルシャノンの樹脂サッシで、

ガラスはアルゴンガス入りのLOW-Eペアガラスとし、長野県で建てる場合と変わらないスペックとなっております。(Ua=0.27)

 

Exif_JPEG_PICTUREバルコニーの手すり越しに設置された真空管式太陽集熱器。

ドイツIVT社のLATENTO(ラテント)の集熱パネルCPC-12を3台設置しました。

一般的には、こうしたソーラーシステムは給湯の補助装置として設置される場合が多いようですが、

設置して翌日には、500リットル貯湯タンク内の温水温度は59℃にまでなっていました。

59℃のお湯(不凍液)が入ったタンクの中に、約10mほどにもなるステンレス管をらせん状に通しておき、

その管の中に水道水を通過させると・・・^^

通常お風呂で使うお湯は40~42℃ですから、10mの灼熱トンネルを通過してきた水道水は40℃以上になってしまうのです。

この時期ですでにこんな状態ですから、夏は80℃、いや100℃近くまで集熱するはずです。

「夏はそんなに集熱しても使い切れない」、そんな状態になるはずです。

ですからもったいないのですが、集熱器に遮熱シートをかけるなどして集熱量をセーブする必要があります。

 

それじゃあ、もっと集熱器の面積を小さくしたらどうかって?

いえいえそういうわけにはいきません。

冬がかんじん

 

冬は給湯に加え、温水暖房、つまりパネルヒーター用の熱源として活躍してもらわねばならんのです。

給湯だけならLATENTO集熱パネルが2枚、温水で全館暖房するならやっぱり3枚はほしいところ。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE

外壁はいつものごとく西洋しっくい(プラネット・クイック&イージー)左官仕上げです。

ランダムにコテ跡をつける仕上げ。

わずかにグレー色とブラウン色を調合してあります。

窓は外壁面より引っ込めて納め、三方は左官を巻き込み、

下台にはアルミ製の水切り(これまたドイツ製)を。

また、この写真ではわかりませんが、将来的にサッシを枠ごと交換ができるように作ってあります。

30年後、ライフスタイルが変わり、サッシもかなり進化しているかもしれません。

その際には、外部の足場が必要となりますが、外壁をはがすことなく、サッシを入れ替えられるようになっているのです。

 

DSC_00132階の大きな窓には外ブラインドを設置しました。

これもドイツ製で、納期は約3か月かかりました。

一部露天になるウッドデッキは、松本市ランバーテック謹製、

ACQ加圧注入品の杉材で、無塗装で30年ほどの耐久性がある見込みです。

テラスドアからのステップを1段設け、地面から30cmほどの高さに抑えたデッキは、

ベンチとして最適な高さです。

普通ここはリビングからの掃き出し窓にする方が圧倒的に多いのですが、

あえてこの窓を高さ1.37mの腰窓とし、ソファー掛けのリビングに、

落ち着きを与える結果となっています。

 

DSC_0080腰窓の下には定石通り温水パネルヒーターを配して、

コールドドラフトを防いでいます。

このカットは、玄関からリビングに入った時の様子(夜)

左官の内壁は、夜がなんともいい感じです。

やわらかい、というんでしょうか、

陰影が面白い、というんでしょうか。

この辺りはなかなか画像では表現しにくいです。

実際にはソファーの脇にスタンドライトを設けて手元灯とします。

 

世の中には珪藻土やしっくいなど多くの左官材料が存在しています。

なかには珪藻土配合率が20%に満たないような左官材料も、「珪藻土左官材」として販売されているそうで、

気を付けていないと、変なものを塗ることになりますのでご注意を。

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTUREこの窓は実際には幅2.6m、高さ1.37mもある大きな窓ですから、

日射の取得も期待できますが、夜は熱ロスが大きくなりやすい。

そこで夜間はスタイロフォーム断熱材が入った断熱引き戸を閉めて、

家の中の熱がガラスに奪われないような仕組みとしました。

パッシブな設計をすると、必ず問題になる大きなガラス面の夜間の冷輻射。

一般的には厚手のカーテンやハニカムサーモスクリーンが用いられる場面ではありますが、

すっきりとしたインテリアを目指した結果の「断熱戸」、でした。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階の子供室の南面窓には、外ブラインドを。

日射を遮るには、なんといっても家の外側で行うのが◎です。

羽の角度をかえることにより、室内の雰囲気はガラッとかわります。

ちょっとでもまだ晋作ですね。(たかすぎ)

~前編おわり(全3編の予定)

 

2018.4.3 Reborn塩原

 

 

中野市・断熱耐震改修、終盤へ

3月も残りあと2日。

いよいよ平成30年度の始まりです。

年度が替わるとまもなく発表されるのが通例です。

耐震補強工事をはじめ省エネ改修など、国や市町村の重要施策である住宅関連の補助金ばなし。

30年度も市町村単位で行われる耐震改修補助金。

経産省から発表されるであろう高性能建材導入支援事業、通称断熱リノベーション補助金。

国交省から発表されるであろう、長期優良住宅化リフォーム支援事業、あるいは地域型住宅グリーン化事業。

 

平成29年度は森友学園問題などで国会審議が遅延。発表がゴールデンウィーク明けだったように記憶しています。

今年も国会は紛糾している様子ですから、もしかするとまたおくれるかもなあ、

と考えているド花粉症の塩原です。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE今週は、千曲市&飯田市の新築現場基礎工事の配筋検査を無事終えました。

また、長野市内では坂田木材施工ですが、リボーンで設計を担当したS邸の上棟、

さらに甲府市のキューワン住宅新築現場の完成へ向けての仕上げ、

さらにさらに、中野市で進行中の住宅断熱耐震水廻り同時改修現場の仕上げ、

と、かなりのハードスケジュールをこなしてまいりました。

天気の良い日が続き、その分花粉症の症状は最悪でしたが、充実した年度末を過ごすことができました。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE中野市のリフォーム現場は、2間続きの和室を軸に改修を行いました。

この画像は改修前(ビフォー)です。

どの家にもありそうな昭和の間取りでした。

工事をはじめたのは極寒の2月半ば。

年明けより荷物の片づけを行っていただいたおかげで、

工事をスタートする日には、荷物がまったくないという状態でした。

まさにリフォーム施主のカガミです!

 

Exif_JPEG_PICTURE解体するのはあっという間です。

1日でこんなふうになってしまいました。

構造材がシロアリにやられていないか、

現代では常識化している金物を取り付けてゆきます。

 

Exif_JPEG_PICTUREあれから約1か月半。

ログハウスのような、床壁天井、総パイン貼りの室内に生まれ変わりました。

南側の窓連発だったところは、一部耐力壁に、2階の外壁直下には柱を建て、

見た目ではまったく分かりませんが、耐震強度は相当に高くなっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE以前からあった柱は、ヒバ材で囲い、ちょっとおしゃれ(?)な洋風の柱に仕立てました。

最近私の中でなかなかヒットしている仕上げ方です。

黒い2本のラインがアクセントになっていますが、ビス頭を隠す機能を備えています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE引っ越しシーズンである年度末は、ク○が付くほどに忙しいクロス屋さんですが、無理を言って塩尻からM’S内装の平岩さん&シンちゃんに来てもらいました^^

クロスってすごいですね。

あっという間に仕上がってゆきます。

そして空間がいっきに明るくなるから気分もアゲアゲに。

住みながらリフォームで、ユニットバスを入れ替え、すかさず入浴できるようにしてあげることができるのはクロス仕上げですね、やっぱり。

 

 

IMG_7148 Exif_JPEG_PICTURE玄関ドアよこの郵便受けもの一工夫を。

このように郵便受けが外壁についている場合、

①冬はここから冷たい外気が入って寒い

②郵便物がタイルの床に落ちてしまい、下駄箱もあるので、非常に狭いところに落ちてしまうことも、

という不便さ不快さがあります。

実際観察していると、郵便屋さんは口金をあけ、ぽいっと郵便物を投げ入れています。

新聞なんかはどうでしょう。

あえて中まで押し込まずに、口金にかませるよう、中途半端に差し込んでゆくことが多いはずです。

室内側にこんな扉付きのBOXを付けて差し上げました^^

ちょっと物も置けて便利そう。今年度最高のマイ・ベスト・アイテムかもしれません。

 

さて、明日は甲府市で完了検査です。明後日は完成見学会。泊まりになりますので、土曜日のブログはお休みします。

 

2018.3.29 Reborn塩原

 

 

中野市断熱改修~床

テニスボールから離れられません。

運転中も、製図中も、熟考中も背中でゴロゴロしています。

これはかなりいいぞ

そう感じています。みなさんもぜひ!

Exif_JPEG_PICTUREさて、中野市で実施している「部分断熱改修リフレ工事」。

2間続きの和室を1つのひろ~い、そして暖かいリビングへと”リ・ボーン”させようというもの。

柱があらわしになっている、いわゆる真壁造(しんかべぞう)の内壁は解体することなく床と壁を中心に断熱を行っています。

壁にはもともと袋入りのグラスウール50㎜厚が入っているので、気流止めを行って復活させようとしています。

 

Exif_JPEG_PICTURE床には高性能グラスウールを50㎜&90㎜の14cm入れました。

防湿シートを粗床合板を貼る前に貼っています。

柱まわりや壁際は気密テープやら発泡ウレタンやらで徹底的にやっちゃいます。

今回の工事はあくまで部分的となりますが、

「うわ~、こんなにあったかくなるんだ~( ^)o(^ )」

「それじゃ、こっちもやっちまおうぜ」

を密かに狙っています(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE壁の中に床下の冷たい空気が入らないようにすることが、

この場合とても重要です。

気流止めはありとあらゆる方法があります。

ケースバイケースです。

床を先につくって、そのうえに壁を立てる、=ツーバイフォー工法は気流止めを工程的に必然的に行うので、

こうした壁の下部のカビは発生しにくい。

木造在来工法は壁を先につくるので、気流止めが必然的に行われにくいのであります。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE「床と天井を主に断熱する」工事だといいました。

しかしこの部屋の場合、最も熱が逃げていたのが窓です。

窓ファースト

断熱改修のいのいちばんは窓を樹脂窓&LOW-Eペアガラスに。

予算が許せばトリプル(3重)ガラスに。

サッシを付け替える作業で、壁の一部をカット。

復旧は木枠で。耐力壁も新設しました。

 

IMG_7201壁には耐震で構造用合板をべたべた張りました。

これが気密性を高めるのに役立ちます。

コンセント廻りからも風が出てこないよう、新築時に用いる

「気密コンセントボックス」を使用。

合板は湿気をほとんど通しませんので、気密シートがわりにもなってしまいます。

一挙両得!合板気密工法!!

まさに才色兼備(*‘∀‘)

耐震と気密性

 

IMG_7202ダウンライトがくるところに、

スタイロフォーム断熱材の端切れでつくった箱をつくり備え付けました。

これではさっぱり分からないと思うのですが、

ダウンライトからもけっこう空気が抜けていることがあるんです!

発泡スチロール的な断熱材は、なんといっても石油ですから高いですよね~。

現場に備え付けのゴミ箱にそれとなく捨てられていると、すかさず漁ります。

まあ、20cm角以上のものだけですがね(笑)

 

IMG_7205工事が始まって約2週間。

マラソンでいうと20km地点といったところか。

この居間ゾーンがだいたいナカラになったら、

浴室・洗面脱衣・トイレの水廻り三点セットゾーンへと突入してゆきます。

飼い犬のMクンは、相変わらず2階で吠えています。

 

2018.2.24 Reborn塩原

 

中野市・部分断熱改修

男子フィギュアやりましたね!^^

怪我からの復帰戦でここまでやるとは!

すごい精神力の持ち主でタダモノではないですね。

おじさんも見習って勝負所でもっているものの半分以上が発揮できるよう、精神力を鍛えねば( ;∀;)

 

Exif_JPEG_PICTURE厳寒期もようやく通り過ぎたか、

というこの季節ではありますが、長野県中野市で断熱改修工事が始まりました。

2間続きの和室+座敷そして広縁という、およそ日本の木造住宅の基本となる居室の部分断熱改修工事です。

床、天井に断熱材をみっちりと。

アルミサッシを樹脂サッシに付け替え。

外壁の断熱材は既存の50㎜グラスウールが入っていますので、壁下の気流止めを行いその効力を100%発揮できるよう復活させます。

 

Exif_JPEG_PICTURE仏壇を置く床の間的なところ。

壁の下の方で内壁がカビています。

これこそが木造在来工法の床組の欠点、

=気流止めがない場合の典型的なワルです(*_*)

床下の冷たい空気が壁の中を上昇し、壁表面が冷えます。

そこに室内の暖かい湿った空気が触れ結露し、カビが発生する、

というメカニズムです。

 

IMG_7149アルミ製の玄関ドアも毎日欠かさず汗をかいています泣

天気が良ければ汗で済みますが、もっと寒い日は・・・(*_*)

この玄関ドアも今回Rebornのオリジナル木製玄関ドア=eZドアに交換します。

まだ世の中にはReborn-WEBでしか公表せず、宣伝広告をしていないのですが、

この玄関ドア、ぼちぼち”ジワリ”と人々に知れることになってゆくと思います。

 

横道に逸れますが、最近の施工事例をピックアップ。

IMG_7093

長野市川中島、

坂田木材さんにご採用。

ウエスタンレッドシーダーの無節、縦張り仕様です。

 

 

IMG_7092 1千曲市八幡、これまた坂田木材さんにて採用。

外壁と同材を張り、塗装色も揃えています。

建築主のHさんからうれしいコメントが届いているので紹介をさせていただきます。

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いろいろとありがたいことはあるのですが、なにかこの外壁と同じドアが、我が家の大きな象徴であるような気がしています。

このドアは当たり前のようで(見た目は周りと同じで自然なのに)、そういうことが実現できるのは当たり前ではなくて、そういうことができる(ドアの断熱にまでこだわり、材質を選べて外壁と同じにできる)心を配った家ができているのは塩原さんや棟梁の今までの気の遠くなるような積み重ねがあってこそなのだとひしひしと感じています。

このドアの杉板を自分で塗れたこと、そのドアをこれから幾度となくまたげる幸せをしっかりと噛みしめることが施主として、ありたい姿です。

本当にありがとうございます。

***********

うるる・・・泣けるコメント、ありがとうございます!

中野市の今回のリフォーム減摩へも来週には新しいドアが運び込まれます。

Iさん、お楽しみに♪

Exif_JPEG_PICTURE解体後の様子です。土台のみを残し、床は地面があらわれました。

天井もはがされ、2階の床の裏が。

でっかいサッシも外されました。

ここまでわずか1日解体作業。

造るのは何日もかかりますが、解体するのはあっという間。

なんとあっけないことか。

 

Exif_JPEG_PICTUREカビといえばお風呂!

こんな状況があなたのおうちにもありませんか?

ここのお掃除大変なんですよね~><

「折り戸だからなる」

ということではありませんので、誤解なきよう。

 

Exif_JPEG_PICTURE2重サッシにしても解決できなかった結露。

内窓を付ける場合は、必ずペアガラスでお願いしましょう。

内窓取付はお手軽に断熱強化できるのは間違いないですが、

窓を2回開けるのって、ほんと大変ですよね。

特にロックを外すのに、窓を行ったり来たりするあの作業。

こんなの一生やるの?

って感じてしまうのは私だけでしょうか。

2018.2.17 Reborn塩原

ローズマホガニー

久しぶりに甲府市の現場レポートを。

Exif_JPEG_PICTURE今週大工工事がいったん終了いたしました^^

残るは足場撤去後のデッキテラスや、内装終了後の手すりや家具の据え付けです。

2階では内装やさんが紙クロスを貼っています。

最初にパテ処理を。

ヤスリで平滑処理後、KOBAU(コバウ)と呼ばれる厚手のドイツ製・紙クロスを張っています。

以降、お施主さんによるDIY左官が約500㎡以上待ち受けています^^

2階のホールは木製手すりがずらりとならび、ゆとりがある間取りとなっています。

 

Exif_JPEG_PICTUREKOBAUが貼りあがると室内は一変!

真っ白な部屋に様変わりします。

これはこれですでに仕上がっている感があります。

水性塗料でじゃじゃじゃんと塗装しても良し、

しっくいをローラーで塗るもよし、

珪藻土やしっくいを左官で塗るもよし。

はたまた収納の中など、これでもうおしまい、もよし。

 

Exif_JPEG_PICTURE造作家具もあちこちに。

主にパインの集成材で箱をつくり、原則固定してしまいます。

家具はマス目がたくさんできるので、こうして据え付けてしまってから左官なり塗装をするとなると、

マスキングや塗り作業がえらく大変になります。

 

内装仕上げ後に家具をセットするよう、造作家具はいちど据え付けて固定の位置を確かめ、

再度そのネジを外してすこし移動し、

内装仕上がり後にこれらの家具を最終的に据え付け・固定するよう配慮しております。

 

Exif_JPEG_PICTURE主な居室であるLDには、アクセントになるテレビ背面壁が。

今回は「ローズマホガニー」

という木で仕上げました。横貼りでランダムに。

仕上げは自然オイルのクリアーをふき取り仕上げです。

 

Exif_JPEG_PICTUREレッドシーダーのような趣がありますが、

ローズマホガニーは広葉樹で非常に硬い木です。

古来より高級家具材として重用されてきました。

この貴重な材が、色とりどりに貼られている様は、

チョーかっこいい!!

ここにはいずれお施主さん厳選のTV台家具(既製品)が据え付けられます。

なんとも贅沢な壁ではないですか~♪

 

Exif_JPEG_PICTURE外部ポーチの柱も急展開。

このお宅は省令準耐火構造となっており、柱や梁など、木の構造材はすべていったん不燃材で覆わねばならない、というルールがあります。

この4寸角柱は白いケイ酸カルシウムボード12㎜で囲われたうえで、

化粧柱としてふたたび木で囲います。

この囲い方にも一工夫しました。

水に強いとされ風呂桶などにも用いられるヒバ材を採用。

問題はその固定方法となります。

 

IMG_7147あれこれ悩んだ挙句に辿り着いたのが、

「ラインをつける」という手法です。

この黒い筋のところはあらかじめ溝がほってありました。

その溝の中でビスを打ちます。

ビス打ち後、その溝にあらかじめ黒く塗装をしておいた細い木を埋めています。

色は自由ですが、あえてラインを強調してデザインとして見せる方針です。

そうやって釘穴を見せないようにしているのです。

これはさまざまな方法を検討し、初めて行ったやり方です。

K大工さんと恐る恐る、引いて観たり、どうだ、どんな感じか、

などと検討しながらやってみました。

案外ヨーロッパ的デザインになっていて、わたし自身ではとっても気に入っています。

建築主のMさんにも気に入ってもらえるといいのですが^^

 

Exif_JPEG_PICTUREぱっと見なんの変哲もないものが、

実は練りに練られ、細かい細工をし、

手間暇かけて作られている。

そう建築主の人が気づいてくれる、

そんな現場運営を目指しています。

仕事や技を理解されることこそが、作り手が最も嬉しいことだからです。

職人離れに歯止めをかけることにつながることだと思います。

 

2018.2.10 Reborn 塩原

 

天然冷蔵庫とログファイヤー

IMG_70491/23、飯山市のOB宅を久しぶりに訪問。

4年前に古民家の一部を断熱改修いたしました。

今年は雪が少なく、この日もこの時期には珍しく空は晴れ。

例年だと2階の窓くらいまでは積もってしまうのですが、積雪は50cm程か。

このくらいだと「ぜんぜんない」という表現になるのですね(笑)

飯山は豪雪地ではありますが、気温はそれほど下がりません。

こういう場所はうまい米ができるはずです( ^)o(^ )

 

IMG_7047内装の杉板はオレンジ色を帯び木の家の風格を増している感じ。

無垢板は、割れたり反ったりは多少ありますが、

時間が経った後、こうして見ると、

「やっぱりいいなあ」

と改めて思うわけです。

オーナーのYさんも断熱の力にはとても感動してくれており、

「結婚できたのも、この時の断熱リフォームがあればこそ^^」

とうれしいことを証言してくださいました。

 

IMG_7044カウンター越しにふと樹脂サッシを見ると、

電力なし、天然冷蔵庫が。

「ドレーキップ窓」と言いますが、内倒し・内開き、

という2パターンの開き方をする窓なのですが、

この内開きの機能を利用して、冬はまさに冷蔵庫の扉に。

キンキンに煮えたビールがずらりと並んでいるだけですが、

かなり贅沢な気分にさせられます。

 

IMG_7045外側の囲い具合によっては、

野菜や漬物なんかもいいかもしれませんね。

薄い断熱材を張り込んだボックスをつくって、

冬は窓の外に引掛けて取り付ければ、

どうでしょう、

電力いらずの冬用冷蔵庫の完成です^^

こうして暖かい家に暮らすと、

いろんなアイデアも湧いてくるというもの。

 

IMG_7041ログファイヤーなる丸太のろうそくもYさんのアイデアで着火しやすくなっていました。

昔から樵(きこり)さんは山で使っていたそうですが、

丸太にザクザクっとチェーンソーで溝を入れて、

このくぼみに炭もしくは着火剤を置いておくだけで2時間も灯し続けるというから驚きです。

 

shop_logfire_photo02NPO法人フォレスト工房もくりのHPより画像を借用。

BBQの際、あるいは焚火会などで活躍しそうです^^

この画像をみると、けっこう勢いよく燃えている様子。

神社やお寺の松明(たいまつ)のような使い方もできそうですね。

ログファイヤーは通販でも販売しているそうです。

 

 

IMG_7043焼け残りの姿もけっこう神々しいのがあります。

灯油やガソリンも燃えやすい物体ですが、木が燃える様、っていうのは、ある意味幻想的で美しい。

その燃え尽きたこの姿も、また芸術品の様相ではあるまいか。

 

電気的生活がこの国にやってきてまだ150年。あまりにも当たり前に使っているわけですが、それより前はこれしかなかったんだから、、、すげーな。

 

2018.1.25 Reborn塩原

 

初・窓のアルミ水切り

Exif_JPEG_PICTURE甲府市M様邸は外部がだいぶ出来てきました^^

長野市を朝出発する際、外気温は-2℃でした。

車で1時間40分程しか離れていませんが、これほどまでに違うものかとびっくり!

上着を脱ぎ棄てて、外部のチェックを行いました。

(今回もお施主さんによるDIY塗装が行われています)

しかしながら夏は恐ろしい甲府盆地。

ぶ厚い断熱は欠かせません。

 

Exif_JPEG_PICTUREKMブラケットによる付加断熱100㎜グラスウールもタイベック防水シートにくるまれ、100年の眠りにつきました。

眠るのか活きるのか。

無機材であるグラスウール断熱材は、劣化することなく、寡黙にその効果を発揮し続けてくれることでしょう^^

KMブラケットは樹脂製です。こちらも熱を伝えづらく、長期にわたり劣化することなく、その役割を果たしてくれることでしょう。

もしも、万が一、火災に巻き込まれたとしても、グラスウールやロックウールの無機材断熱材は燃えにくい、

反対に、ウレタンやスチレンボードなど、石油由来の断熱材は火災発生時の危険性が指摘されています。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓サッシはいずれ交換の時期が訪れます。

30年後か。

50年後か。

いずれにせよ躯体や基礎なんかに比べれば耐用年数は少ないはず。

ここ10年で、最も普及がすすんだ住宅建材といえば、

私は窓の樹脂サッシなのではないかと思います。

ここ山梨県ではたまに見かける程度ではありますが、長野県ではけっこう広がりつつあるように思います。

 

Exif_JPEG_PICTUREリボーンでは樹脂サッシを100%採用しています。

シャノンというメーカーのものです。

加えてその取り付け方法も独特です。

外壁よりも10cmほど窓ガラスが引っ込んだ納まりとしています。(窓を外壁からちょっと出す、半外付けも対応しています。その場合、窓が、出窓のようになるってよ)

また、窓の交換をも想定しています。

さらに、このお宅から、アルミ製の窓台を使用しはじめました。

大工さんからは、「施工性バツグンだ」と太鼓判をもらいました。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREリボーンのオリジナルドア(eZドア#02)も取りつきましたよ~♪

こちらも引っ込み納めになっています☆

レッドシーダーの無節であります。

インスタ映えしそうですが、やってません( ;∀;)

受注を開始しました。

全国の工務店、設計事務所にお勤めのみなさんからのご注文をお待ちしています!

Reborn WEBショップはこちら

 

Exif_JPEG_PICTURE天井裏にも断熱材が入り始めました。

水平構面であるネダレス合板をサンドイッチする形で、

合板上には高性能グラスウール16K 200㎜厚マット品を敷き込み、

合板下には、高性能グラスウールのブローイング30K品を180㎜吹込みます。

防湿層は合板の上でとり、換気ダクトや照明器具のための電気配線による気密処理を簡易にできるようにしています。

加えて防火上必要となるファイヤーストップ材を不用としています。

省令準耐火構造とする場合の木造軸組み工法の手法として、練りに練った手法です。

 

Exif_JPEG_PICTURE室内の仕上げは通常天井から仕上げますが、

今回は外周の内壁石こうボードからはじめました。

このことにより、構造的にも大変に強くなっています。

また、この時期太陽高度が下がってきており、

室内に日射が深く入り込んでいます。

これから冬至まで、その深さはどこまでいくのでしょうか。

 

Exif_JPEG_PICTUREサンルームと称している南側の6畳間には、燦燦と日射が入り込んでいます。

長野県も比較的日射は豊富なのですが、ここ甲府盆地は日本でも有数の日射量が見込めます。

太陽光発電パネルと共に、太陽熱ソーラーシステムも搭載しています。

この部屋では、室内の洗濯物干場として、家事室として、子供の勉強部屋として、

など多目的に使える”洋室”としています。

そのかわり、といっては何ですが、

よくある和室の客間はこの家にはありません。

1階のLDK以外のもう一部屋を洋間とするのは、今後のトレンドになるような気がしています。

 

2017.12.7 Reborn塩原

 

甲府市・床の付加断熱

連日15℃近く気温が上がったり下がったりしています。

みなさん、体調管理にお気を付けください。

ついに秋も終盤を迎え、なんともセンチメンタルな気分。

月の明かりにウるっとと来ます、、、。

 

475先月上棟をいたしました甲府市Mさま邸。

屋根(ディプロマット)が仕上がり、骨組だった形が、だんだん面になって参りました^^

「外観はおとなしめで。ふつうに」

と、初回のヒアリングでそうおっしゃった奥様。

単純な切り妻屋根ですが、軒の出は深くとりました。

 

Exif_JPEG_PICTURE小屋組みと呼ばれる屋根裏の空間。

最近は平らな屋根で軒がない、四角いBOX型の家をデザイン住宅と呼ぶらしいのですが、私はあまりやりません。

片流れの屋根も積極的には採用しません。

この家の場合、小屋裏には断熱材が敷き詰められます。

小屋裏収納としても活用しません。

小屋裏には束(つか)と呼ばれる、高さの異なる柱が規則正しく立っています。

 

Exif_JPEG_PICTURE先週末は、上棟式が行われました。ピンク色のじゅうたんの上で(笑)

私の都合で恐縮であったわけですが、床の断熱材を敷いた直後でした。

そのため仮の足場をつくって、行動範囲が限定される中行われたのです。

実はこの状態での上棟式は生まれて初めて^^

脚の悪い方やちいさなお子さんが参加される場合には危険です。

決して真似しないでください!

 

Exif_JPEG_PICTURE今回も基礎断熱工法とはせずに、床断熱工法としたのですが、

今回初めて、床に付加断熱を採用しています。

「床 付加断熱」というのは聞き慣れません。

通常は床に高性能グラスウール16Kを140㎜、根太(ねだ)間に充填して終わるのですが、

熱橋対策として、大引き間に高性能グラスウール16K 55㎜を付け足したのです。

断熱職人を標ぼうする私としては、「初めてやるときは自分自身でやってみて検証する」

ということで、午後2:00スタート。約20坪ある面積を5時間ほどで作業させていただきました。

 

Exif_JPEG_PICTURE最初に床下に雑板で断熱材の落下防止板を45cm間隔ぐらいで造ります。

そのうえに断熱材を敷並べてゆくだけです。

断熱材の材料費は3万円いきませんでした。

作業手間としても1人工はかからない程度です。

これによって暖房エネルギーはどのくらい減るのか?

QPEXで計算すると年間で灯油換算▲22㍑(泣)

1リットル¥100としても▲¥2200/年なのであります・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE床の付加断熱工事費¥40,000とすると、約18年でペイする計算となります。

これが良いのか、虚しいのか、

悲しいのか、嬉しいのか。。。

結果は住んでみての体感やサーモグラフィーによる温度分布の検証を待ちましょう。

いずれにせよ、塩原の腰はパンパンになって、1週間たった今ようやく調子を取り戻しました。

ジムへ行ってスクワットするより、朝方ジョギングするよりは、世の中のお役に立ったのかな。

 

Exif_JPEG_PICTUREこの家では初めて省令準耐火に挑戦します。

梁や柱の構造材はすべて石膏ボードで覆われ、なにしろ燃えにくい設計となっています。

原則、断熱材にグラスウールやロックウールを用いた家が対象となります。

コストアップは多少ありますが、火災保険が激減。

なんと約半額になってしまうのです。

それだけ燃えやすい木造の建物はリスクがあるということか。

 

天井や壁に板を張る場合は、一度石膏ボードを張った上に重ねて貼ればOK。

大工さんには大変な思いをさせてしまいますが、作業量データをとって検証し、今後のお客様に提案して参りたいと考えております。

 

2017.11.4 Reborn塩原(uruファン)

1年点検@長野市鬼無里

Exif_JPEG_PICTURE週末蓼科高原に行きました。

もちろんお仕事です(笑)

今年はつつじの赤が痛いくらいに眩しい。

台風を待つ標高1600mの地へ車を走らせました。

標高1000mを超えると、某P社の主力家電である太陽光発電パネルが使えないって知ってました?

第2候補のT社に問い合わせましたが、特に問題ないとのこと。

ただ、パワコンは-20℃に耐えられないとのことで、室内置きにするとのことでした。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREExif_JPEG_PICTURE3週間前にもここを通りましたが、紅葉進行度はまだ2回表といったところでした。

たったの3週間で落葉樹・カラマツはそのピークをあっという間に通り過ぎ、

台風21号の直撃もあってか、

すでに初冬の佇まいに。(上:10/4 下:10/29)

「人間の一生もきっとこの紅葉のようなものなのだろうな」、

と、やや感傷的な気持ちで葉が舞い降りる山道を登ってゆきました。

 

 

 

DSCF8735

さて、

長野市鬼無里のMさま邸に、1年点検へ行って参りました^^

ぬいぐるみのように愛くるしいその姿(^ム^)

あ、

これは1年前の完成見学会の時の写真です。

=ぬいぐるみです!

そして1年点検の先週。

ついに本物のキャットウオークをみることができました!

 

DSCF2759DSCF2757 DSCF2756実は私、人生このかた、猫と暮らしたことがありません。

18歳まで過ごした実家では、

インコ(「きいちゃん」だったかや)、

シマリス(兄のケージの開け方に問題があり自然界へ)、

犬1(雑種・「ロボ」・行方不明に)

犬2(チワワ・「ロン」・看取った)、

パンダウサギ(「パンコ」・厳寒期において冷凍)、

カブトムシ・クワガタ(大量に存在したためか共喰い)、

と、人並みにペットと共に暮らしてきました^^

大学進学後、就職後、結婚後は、とんと飼っていないですねえ。

娘たち「犬、飼いたい!」

妻「やだやだ」

娘たち「犬、飼いたい!!」

妻「誰が散歩するの?」

娘たち「うちらがこうたいこうたいでやっるから!」(ちらっと私の方を視る)

妻「無理無理」

娘たち「おとーやーん!何とか言って!」

私「無理、、、、かな」

実は本心では私も犬かいたんですよう。

 

Exif_JPEG_PICTUREああ、前置きが長くなってしまいました。

鬼無里ですキナサ。

外観は1年前とほとんど印象が変わらないですね。

1階外壁はウエスタンレッドシーダー・ベベルサイディング・無塗装。

2階は西洋しっくい左官。うっすら緑色。

Exif_JPEG_PICTURE豪雪地にもかかわらず、屋根雪を落雪させないディプロマットを採用。

昨年の冬は一度も屋根から雪がどどっと落ちなかったそうです。

よしよし^^

外壁も板張りで正解だったのではないでしょうか?

 

「雪が落ちない」

最初は半信半疑だったんじゃないでしょうか。

 

Exif_JPEG_PICTURE雪が落ちないとこのように軒先側にオイルタンクやエアコンの室外機だって持ってこれちゃう。

軒先側はふつうは雪が大量に落ちるので、こうした機器は押しつぶれてしまうので、置くことができなかったんです。

加えて雨樋も問題なく取り付けられます。

エアコンは原則冬季は使わないのですが、雪囲いカバーを。

ACQ加圧注入材でこしらえました。

外観上もグッドですよね。

積雪外観真冬はこんなイメージですからね、鬼無里は・・・。

こんなに降り積もった状態で、耐震等級3を出してます!

 

 

DSCF2788-2床下に潜入。

半地下のようになっています。

匍匐前進することなく、中腰で立って歩けます。

よく乾燥しており、通風性も問題なし。

基礎断熱すれば、なんだかおもしろいことができそうな予感^^

たとえば、将棋対局室。

たとえば瞑想部屋。

たとえば猫の家。あるいはCAT-RUN!

床下温度は17℃もありました。

歴史的には、北海道発、このような空間がもったいない、ということで基礎断熱が始まりました。

その基礎断熱は今や西国へと普及が進んでいます。

しかしシロアリ被害もそれなりに発生。

喜んでいる人の顔が目に浮かびます(笑)

 

DSCF2795-2小屋裏断熱材。

500㎜程吹き込んであります。

床下とはうって変わって、7℃しかありません。ほぼ外気温同等です。

雨漏りなし、コウモリや蜂などの生息なし。

構造材の大きなねじれ割れなどによる損傷なし!

 

DSCF2779-2万が一床下点検中に猫が入ったら大変!

ということで、あらかじめ、それとも最初から?

防ネコネットが張られていました。

その脇には温度計・・・。

漬物樽がいくつか置かれていました。

そうだ、野菜・果物ストッカーですな!

Mさん、流石です!

 

DSCF2775-2Mさんのお仕事はキノコ栽培→出荷。訪問時にはいつもエノキをごっそりいただきます。

Mさん、いつもありがとうございます。

この間寄ったセブンイレブンで、新発売のエノキおにぎりを発見。

あれは誠に美味ですね^^

そう、温度と湿度の管理には普段から敏感なのです。

室内でモニターできる床下温湿度計。

17℃-74%

初年度はコンクリートはまだ乾ききっていませんので、やや湿度は高めか。

おかげさまで、

湿度が高いと、気温が低くても過ごしやすいのだな、と感ずることができました。これはけっこう貴重な体験でした。

 

onndotori-2一年間記録してきた外気温と室温グラフ。

(H26.11.23~H27.10.22の11か月間、「おんどとり」にて)

黄色外気温(北側)

最高34℃ 最低-15.7℃ 平均10.4℃

1/1~3/31の間の平均気温-0.8℃ ( ゚Д゚)

1月:-2.3℃

2月:-2.0℃

3月:1.7℃

赤色室内温度(北側窓辺)

最高28.8℃ 最低15.8℃ 平均22.4℃

 

DSCF2769-3

 

長野市の長野気象台のデータと比較してみるとしよう。(気象庁HPより抜粋)

1~3月の平均気温は1.1℃。その差は約2℃もあるんですね~

なるほど鬼無里は長野市よりかなり寒いところですね。

 

DSCF2769-4仙台です。暖かいですね^^

 

 

おまけです。南極昭和基地。

「あら?そんなに寒くないの?」

って思ったら大間違い。

とんでもないところですね。

次の世代には月面基地の気象データなんかが分かるようになるのでしょうか( ◠‿◠ )

 

 

DSCF2769-5

 

Mさんから光熱費についてのデータをいただきました。

初年度にしては素晴らしい結果となりました。

ほぼ計算値通りなのではないかと思います^^

暖房:灯油ボイラー(室内置き)による温水パネルラジエーター(PS)

給湯:灯油ボイラー(室内置き)コロナ・エコフィール

冷房:三菱電機ルームエアコン霧ヶ峰 MSZ-AXV281

調理:Pananic IHクッキングヒーター

家電:冷蔵庫1台・冷凍庫1台・食器洗い乾燥機

 

siyouryou2017.10.31 Reborn塩原