住宅リフォーム | 株式会社Reborn(リボーン)

土台を入れ替えるのは大変だ

今日から7月。今年も折り返し点となりました。梅雨明けも間近。なんとなく心が落ち着きません。今日は小5のわが娘も1泊2日で林間学校へ♪ 父親の雨男DNAは、娘に遺伝しないようです(笑)

以前ブログで紹介した「住宅の醜い姿

その後土台の入れ替えやらを含む修繕工事が始まりました。



室内に設置されていた薪ストーブをいったん外します。こんなにきれいなリビングなのに、醜い姿が床下に潜んでいようとは・・・。

 

 

 

 



土台は柱の荷重を受けているばかりではなく、床の荷重も支えています。

その大事な土台を入れ替えるというのは大変なことなのです。

 

 

 

 



こういう工事をするというのは、決して気持ちのいいものではありません。

大工の宮本さんも不機嫌です。

(自分がやった仕事ではありません)

 

 

 



外にゴミが置いてある土間コンクリートのテラスが見えますね。

ここに落ちた雨水が土台を濡らし、床下に流れ込み、こんな被害をもたらしたのです。

床下は必ず換気が必要ですが、このパイプで換気されるわけもなく、、、

 

 



土台は建物の荷重をじっと受け止め、アンカーボルトで基礎と一体化され、文字通り縁の下の力持ち。

古来からヒノキやヒバ、クリなど腐れや荷重に強い樹が使われてきました。

土台が腐るということは家が傾くと同義であるわけです。

 

 



今回のケースでは、土台の腐れと共に、この煙突まわりの雨水処理にも問題があり、外壁をも腐らせています。

もうこうなると、このあたりの仕上げ材も構造材もすべてやり直さないとだめなのです(>_<)

 

 

 

この案件は元々、

「冬に室内が寒くて仕方がない」と

床下の断熱改修工事のご依頼をいただいたのがきっかけで発覚しました。

室内に異常的に黒いありが出没する、というところにもヒントがありました。

 

 

何の配慮もなく、腐るのがいやだというので打った土間コンクリートのテラス。通気層のない外壁。雨水が煙突の壁にかからない納まり。

いろいろな人的ミスが重なって起きてしまったことだと思うのですが、定期的な点検の仕組みがあれば、それを発見できる目があれば、もっと初期段階で発見できたはずです。

 

住宅の醜い姿

昨年秋、断熱改修工事をしたリフォーム現場の床下で、「あわわ」なことがありました。

昨年の当時のブログをみる

当時、冬が迫り、他の現場との調整が出来ず、「来年に治しましょう」としていました。

そして本日その患部にメスを入れ、手術前の精密検査。

切開です。

このお宅、築後まだ十数年です。

(私が工事を担当した物件ではありません・・・念のため・・・)

 



ひさびさに途方に暮れました(泣)

なんでこんなふうになっちゃったのか、この写真で分る人いますか~?

 

あと一歩だけ前に進もう♪

飯山市のアバンティーYにも春が訪れました。

フォレストデザイナーであるYさん主催の、田舎暮らし研修にご招待いただき、

5/5に一泊させてもらいました♪

全国津々浦々から、いや、遠くはアメリカからこの地に。



対面式のキッチンが威力を発揮してました。

みなで協力して夕食の準備中。

 

 

 

 



空間をつくるということは、集いや出会いをつくっているのだなぁと、改めて実感。

 

 

 

 



 

夜更けの合唱(5/5) 

ファーストプレゼンテーション

完成記念ビデオ

 

古民家→アヴァンティー→集い

知人Yさんから築150年の古民家改修の依頼を受けました。ご相談いただいたのは昨年の4月。得意の断熱改修模様替えを軸として、バーカウンターのような怪しい空間をイメージ。

コンセプトは「アヴァンティー」で決まりました。

”アヴァンティー”の事を知る人は少なくありません。そうFMラジオの人気番組の一つ。

♪サントリーウェイティングバー・・・アヴァンティー♪(ポッドキャスト)

残念ながら昨年の3月末で番組が終了してしましました(T_T)

当然実在はしていないお店なので勝手にイメージしちゃうのだ。

17年前に社会人になった私は、土曜日の夕方5時になると、現場のラジオの近くで作業をしていたほどです。また、車でゆっくり聞こうと、その時間は移動時間に充てるようスケジュールを調整するなど、けっこうアヴァンティーファンでした。

Yさんの出身は広島県。

築150年という古民家を譲り受け、このひろ~い家に一人で住んでいます。

(お嫁さん募集中らしい)

 

 

 

このダイドコを中心にした改修計画です。

改修前のゴールデンウィーク前ですが、まだまだストーブが稼働中。

北側の無断熱地帯!?

床もべこべこです。

 

 

林業関係のお仕事をしているので、家の周りには不思議な物体が。

これも今回何かに利用したいとのこと。

賢明な読者の方はぴんときた?

 

 

 

 



恒例の天井裏チェッ~ク!

何とも言えない雰囲気です。

古民家の屋根裏って、独特ですよね。

 

 

 



 

ススで真っ黒ですが、DNAの記憶が呼びさまされるのか、懐かしいような怖いような、もぞもぞした感覚になります。

 

 

 

 



へたくそなスケッチですが、バーカウンター対面式のキッチンを妄想。

天井は吹抜けとして怪しい小屋組みを見せるようにします。

 

 

冬の間はほぼこの空間で過ごせるよう、テレビや収納をコンパクトにまとめましょうか。

 

 

 

 

壁面収納ずらり。

建具のデザインが重要ポイントです。

冷蔵庫や電子レンジは別室にしてます。

 

 



カウンターの背中側には飾り棚を。

ここにあらゆる酒が並ぶことに。

 

 

 

 



解体スタートです。

どこにでもあるような普通の台所。

解体スタートです。

 

 

 

 



 

天井を剥がすと怪しい空間がお目見えです。ほこりや煤ですごいことすごいこと・・。

古民家改修の第1のハードルはこの解体時の埃っぽさに耐えられるかどうか。

 

 

 



 

床も天井も内壁も解体し終わったところ。

 

 

 

 



 

天井はなんともすごい空間。

 

 

 

 

 



床下地面に防湿シートを敷き、床組。

断熱材は高性能グラスウール120㎜

 

 

 

 

 



 

天井は2重屋根になります。

たるき、と呼ばれる構造材を配置。

 

 

 

 



 

ピンク色は高性能グラウウール断熱材。

防湿シートを全面に貼ってあります。

 

 

 

 



 

予想以上に手間のかかる難工事になってしまいましたが、再び息を吹き返した空間の面白さに期待が高まります。

 

 

 

 



 

約3カ月かかって見事完成!

アヴァンティー山小屋バージョン!

よぉく見ると、カウンターの脚には斧が。

 

 

 

 



 

玄関ホールには先ほどの枝付の樹が、帽子とかジャンバーとか手袋とか、、、あらゆるものをひっかっけるオブジェに変身。

 

聞けば数年前にこの土地にいたイチイの樹だそう。

 

 

 

 



完成の数日後、ご近所の方や知り合いで盛大に完成お披露目会が。

 

人が集まる空間によみがえったことが何ともいえず嬉しいですね。

 

 

 



 

スターン?ジェイク?

 

 

 

 

 



 

週末になると誰かこうか必ずやってくるのだとか。

 

 

 

 

 



 

雰囲気が良くても寒い古民家調の居酒屋ってよくありませんか?寒くて酔えない、寒くて早く帰っちゃう(笑)

ここアヴァンティーYでは皆さんずいぶん長居していくそうです(*_*)

 

 



 

開店後(営業しているわけではありませんが)1カ月、すでに飾り棚にはあらゆる持込みの酒瓶が笑

 

 

 

ご協力いただいた業者のみなさんありがとうございました~。

工事期間2013.10~2014.1

ボレートロッド(ホウ酸塩)による腐れ予防

今年もあと2日。明日で年内、仕事を納めます。長野市は昨晩30cm程の積雪になりました。

先日無事に工事が終わった、埼玉県M様邸のリフレッシュ工事。いろいろご心配をおかけしましたが、向こう10年安心プランとしてご提案できたと思います。

 



長野から出張サービス♡の足場も無事に終わり、

 

 

 

 

 



早速、塗装屋さん(こちらも長野市からの出張で~す)による屋根の高圧洗浄が始まりました。大清サービスさんです!

 

 

 



屋根は俗にいう「コロニアル」ですが、今回初めての再塗装を迎えました。

パッと見は傷んでいませんが、塗装がところどころ剥げ、コケも発生中。

 

 

 



屋根を拡大してみてみましょう。

普段こんなに近くでは屋根材を見ることが出来ませんね。

意外に傷んでいるものです。

 

 

 



屋根のテッペンから。

このあたりは高層ビルなどがなく、見通しが良いですね。

私ども信州人からすると、向こうに山がない、というのは、いささか違和感があります。

 

 



晴れていればこのあたりにスカイツリーが見えるはず、と思って千里眼モードになってはみましたが、見えません。

将来を見通す努力は、今後も怠りません!

 

 

 



家のテッペンについている棟換気部材を包む板金にもサビが発生しています。やはり屋根は10年程度で必ず塗装したいものです。

 

 

 

 



軒先が一番傷みやすいようです。雨樋からの跳ね返り水の影響でしょうか。

 

 

 

 

 



足場が組まれ、まずやっておかなくてはならないのは、木部の腐れがないかどうかのチェックです。私は、目視&金槌で叩いて音や感触で確認をします。

同様にしっくい壁に浮きや剥がれがないかも、金槌の柄(ゴム状)を叩いて確認しました。

 

 



今回の調査で、ご覧の梁の黒く変色した部分がぽくぽくして腐ってしまっているようです。また、この梁は建物の北側で、濡れると乾きづらく、今後腐れが心配される箇所です。

 

 

 



破風(はふう)板は、ウェスタンレッドシーダー(米杉)で、塗装はほとんど剥がれていますが、木そのものは腐っていません。

 

 

 

 



表面はうずくり調に風化しています。これも木材の美しい形と言えると思います。最終的には交換ができるようになっています。

 

 

 

 



丸太の柱です。直径40cmは優に超えたものです。

割れが発生しています。以前、お客様にて、割目にコーキングをしていただいておりましたが、柱の割れは、季節に応じて開いたり縮んだりしていますので、なかなか埋めきれません。10年以上たっても、新しく割れが出ることもあります。

コーキングがかえって水の抜けを妨げる恐れもあるので、柱のタテ割れにはコーキングを打たない方がいいと思います。

 

 



数日の後、先ほどの梁の腐れ部の切除を行いました。

 

 

 

 

 



ノミがメスです。

 

 

 

 

 



腐った部分は、幸いこの程度でした。深さ約2cm程度です。

 

 

 

 

 



この患部を含む梁(1階北側の胴差(どうさし))は、北側で陽当たりも悪く、将来的には腐れが進行することが予想されるため、ボレートロッド(旧称インペルロッド)を打ち込みます。

梁の断面寸法から、Φ19mm長さ67mmのボートレッドを30cm間隔で埋め込みます。写真は埋め込み用の穴を開けたところ。

 



ボレートレッドは、水によって拡散する、ホウ酸塩を濃縮、棒状に成型したものです。ホウ酸塩は、腐朽菌の繁殖を防ぎ、木材の腐れ防止になります。太さや長さも、さまざまなタイプがあり、患部の状態や環境により、埋め込みピッチを含めて検討されます。

 

 



一回り大きいドリル径で穴明けをし、その中にボレートロッドを仕込みます。

成分の拡散は水分によって起こります。雨などで、この梁が塗れ、水を吸うと、ボレートロッドの成分(ホウ酸塩)が水分と共に拡散を開始します。

 

 



木材の含水率が25%を超えると、腐朽菌の活動が始まります。そのレベルになると、ゆっくり、同時に拡散し、腐朽を予防します。

挿入後はコーキングでキャップします。

10年後の再塗装の際に、再び覗いてみるとしましょう。場所によっては溶けだして、無くなっているところもあるかもしれません。

 



ポストアンドビームの1階の梁は、もっとも腐りやすい箇所です。取り替え交換も大変な工事に発展しますので、このように予防をしておきたいものです。

 

 

 

 



ボレートロッドはアメリカ製のもののようです。私は、ヒロウッデンカヌーショップで購入しました。

非常に高い代物ですが、腐った後での修復工事を想えば安いものです。ログハウスなどの構造材で、腐れがご心配な方は、ご相談下さい。

 

 



そして今回、床下に潜っての点検も行いました。普段は家の中しか見えないし、観察できません。築後の節目節目で、健康診断のように、屋根の上、建物外部の上の方、床下や屋根裏など見えないところをチェックしましょう。

 

 

 



作業終了後、職人さんらと共にいただいた、布ドリップのおいしいコーヒーをいただきました。

約10日間という短期決戦でしたが、安心感がぐんとアップした、いいリフレッシュ工事&健康診断になったかと思います。

 

 



喫茶店=風枝、の営業再開を心から待ち望んでいます。Mさん、足場、塗装、大工、電気、今回の工事に携わっていただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 



帰り際にいただいた、お手紙。

家宝にさせていただきます。

Mさんご家族の益々の発展をお祈りします!

2012.12.29

 

 

 

 

遺言リフォーム完了

約1カ月に及んだ、築後10年再塗装その他改修工事が終了しました。

ご主人の遺言となってしまった工事内容をすべて組み込み、向こう10年は安心です。



あいにくの雨で、足場を撤去する日が1日延びましたが、順調に工事を終了させることができました。工事に関係していただいた職人のみなさん、お疲れ様でした!

 

 

 



キッチンの勝手口には雨除けがなくご不便をおかけしていました。

 

 

 

 

 



後付のヒサシ(LIXILキャピアK型)を設置しました。

 

 

 

 

 



先日設置したグリーンラック&乾燥薪200束。

 

 

 

 

 



薪ストーブも運転中。

おっと、その段ボール、近すぎですよぉ~!気を付けてぇ~!

 

 

 

 

 



家の周りには、けっこう背の高い樹があり、これまで雨といを詰まらせてきましたが、今回、軒樋の内部にご覧のような木の葉除けを挿入しました。

 

 

 

 



木部の塗料はシッケンズセトールノバテック2回塗りです。吸い込みの激しい所は3回塗っています。

梁の上についている水切り板金が大きくかぶっており、丸太の状態は全く問題ありません。

 

 



多くのログハウス(ポストアンドビーム)の梁には、このように水切り板金がついているかと思います。

これでは水切りから落ちた水が、丸太の丸面を濡らします。

この違いは大きいです。

 

 



外壁のレッドシーダー板(腰壁)です。色の薄い所は、これまで手すりがあったところです。

日に焼けて、ずいぶん色が変わったことが良くわかります。

 

 

 

 

 



家の中では、お友達のSさんを巻き込み、寝室の内壁にダイヤトーマスを塗っています。クロスの上に直接、コテを使って塗ります。

この家に暮らすIさんいわく、クロスと左官の壁がこんなに違うとは、住んでみてようやく分かった、とのことです。

 

 



ヘルパーSさんのお子さんと、この家の長男にも、当然手伝ってもらいます。

午後から野球の練習ということで、マスキング施工をしてもらいました。

 

 

 



Sさんのコテサバキは、なかなか良く、ダイヤトーマス技術検定4級を進呈いたしました。

 

 

 

 



Sさんの靴下の色・・・。

まぁ、いいでしょう!

 

 

 

 

 



ダイヤトーマス左官はSさんとIさんに任せ、私は、各部の点検ということで、床下に潜りました。

今回も状態は非常に良いです。

 

 

 



屋根裏もチェック。

雨もりなどの不具合ありません。

欲を言えば、もうちょっと断熱材を厚く取りたいところ・・・。袋入りロックウール100mm敷き並べですが、セルローズファイバー吹込み+200mm程度やると違うんだけどなぁ~。年末の宝くじが当たったらやりましょう!!

 



ひのきの浴室は10年経ってもノーメンテナンスです。ナノコートというガラス質の塗膜をつくる高い塗料を新築時に塗ってあります。

 

 

 

 



先日完了報告と引き渡しをして参りました。天国にいるご主人の供養になったように感じています。

Iさん、Sさん、ありがとうございました。

 

 

 

最高の笑顔!



このところ異常ともいえる寒波が続いています。暑い日は。「異常気象」とか、「地球温暖化の影響か!?」などとコメント付きでニュースになりますが、とっても寒い日は、「〇〇ぶりに最低気温を更新し・・」とか、「観測史上最低の・・・」と表現されます。寒い方については、異常、という言葉は使わないようですね。なんでだろ?

 

 



あまりにも順調だった、今回の改修工事。「あれぇ~、大概予期せぬことがこの辺で起きるんだけどなぁ」と思っていたら、最後の工事である、薪ストーブの設置時に、それは起きました。薪ストーブの背面に設けた、床下からの外気導入のための給気口パイプ。あらかじめ長めにパイプを仕込んでおいたのですが、このパイプが床下地面にくっついちゃってる・・・。

 

 



薪ストーブ&レンガ炉台造作担当の小野沢さんから、「ぱ、パイプがぁ~!」という連絡が入りました。連絡を受けた当初、床下に潜って切ればいいや、なんて思っていましたが、床下は大変狭く、実際のところ潜れません。このスリムな塩原でさえ(笑)

さて、どうする??お客さんに黙っておこうか?なんてことは決して思いません!

 



パイプの奥、約40cmをカットしたい!そんな作戦に役立ったのが、これ!

電気ドリルまたはインパクトドライバーに取り付ける、延長用のアタッチメントです。

 

 

 

 

 



そしてこいつに設備屋さんがよく持っている、塩ビの排水管を、内側からカットするインサイドカッターなるものを購入。

この写真は、お互いにくっつけた状態です。

ちょっと高かったけど、あの狭~い床下を、よく教育した子供を使って潜らせるくらいなら安いもんです(笑)!

 

 

 



これをインパクトドライバーに装着。

インパクトの先端にはLEDランプがついていているので、サイコーです!

 

 

 

 



いや~、良かった~♪

本音は、うまく行くかどうかの賭けでしたが、一発でぐるり、塩ビ管を切り取ることが出来ました。

 

 

 



そんなこんなで、無事すべての工事が完了!

12/9に、取り扱い説明や無垢なら材フローリングのメンテナンス方法などをお伝えをして、お引渡しを終えました。

 

 

 



この日は、今年初めての積雪に。

外は相当冷えていましたが、家の中ではお子さんたち、裸足でした・・・。

 

 

 



玄関ホールです。造作の下駄箱に飾り部分を設けました。左は、PSの温水パネルヒーターです。コートかけにもなっています。

 

 

 

 

 

 



玄関は土間風になっていて、障子を挟んで、10帖の客間に続いています。和風のテイストでまとめています。L字型に式台を設置しています。式台の下部は、お掃除が大変なので、あえてタイルで蹴込みを作って、靴やサンダルなど物が置けないようにしました。

 

 

 

 

 



以前は畳敷きの居間でした。天井は旧来のまま。パインの板壁とし、薪ストーブを設置しました。シーリングファン付の照明器具は、施主支給品。絵を描くことが趣味のお母様の絵などが飾られています。

右の本棚の最下段には、薪の2次ストック用のワゴンがあります。

 

 



改修工事前の居間の様子です。

ふすまで区切られた10帖の和室でした。これはこれで立派なのですが、床・外壁共に無断熱材でしたので、冬は相当寒い部屋でした。

 

 

 



お母さんは、木曽は南木曽の特産品である「ねこ」を着ていました。とても具合がいいそうです。私も噂には聞いていましたが、身軽で、なかなかいいものだと思います。辰野町に住む、お母さんのお姉さんが、わざわざ南木曽に買いに行ってくれ、厳選してくれたそうです。

 

 

 

 



キッチンは対面式になりました。冷蔵庫の奥には、さらにパントリー(食品庫)があります。

対面壁を利用しての収納ももちろん造作しました。

こたつが無いと落ち着かないそうですが、パネルヒーターもあるので、ヒーターは最弱で良いそうです。

 

 

 

 



対面式のキッチンは、家電や食器類がすっきり収納できます。ゴミ箱スペースもしっかり計画されています。システムキッチンはタカラ製。奥さまには何度となくショールームに行っていただき、決定したものです。タカラのキッチンはちょっと高いけど、一生使える、結果的にコストパフォーマンスのいい商品だと思います。



 

 

 

 

 



しおはら住宅デザイン設計のグリーンラック顔負けの、施主DIY薪ラックです。建築廃材をうまく使用しており、なかなか良くできています。

 

 

 

 



床がオーバーハングしていて空間になっていた部分は、ランバーテック社の杉に防腐剤を注入したデッキ材を用いて、外気を遮断しています。外の空間が、床下として扱われます。



以前はこうなっていました。

 

 



放射温度計で、いろいろなところの温度を測ってみました。

外気温-3℃でしたが、床や天井・外壁は18℃前後で安定しています。サッシのガラスは14℃程度。高断熱の新築住宅と変わらない断熱性能を、家全体で確保できたようです。

 



唯一寒かったのが、猫ちゃん用の出入り口。

樹脂サッシの下部に、プラスチックでできた専用部材を取り付けました。気密性がなく、外気が入ってきてしまいます。まぁ、大事な猫ちゃん専用連絡通路ですから、仕方ありません。

これ、参創ハウテックで9000円ほどで購入しましたが、結構優れもので、ロックが出来るのはもちろん、外からのみモード、内からのみモード、内外両方からモードと、開閉パターンが設定できます!!

 

 



隙間には、いちおうモジャモジャ(モヘヤ)がついているのですが、これが抵抗になって、ちょい空き状態で止まってしまいます。この辺り、課題ですよ~参創さん!(っていってもアメリカ製みたい・・・)

 

 

 



帰りがけにカメラを向けると、最高の笑顔をいただきました。

「おじちゃん、またねぇ~」って。

彼が、この家を、数十年後継いでくれることでしょう。

 

 



先日、郵便でチョコが届きました。

最高のクリスマスプレゼントです。

家宝にさせていただきます!

 

 

 

家を大事にするということ

12年前に新築をしたポストアンドビーム工法のMさま邸。外部の全面的な再塗装などを昨年計画していましたが、いろいろな事情で、1年間の延期となっていました。

M様は、新築時にも家づくりに大変熱心で、いたるところでその想いを感じることができます。

薪ストーブの炉台にも相当なこだわりがあったことでしょう。お掃除がなかなかできなくてタイヘン!とおっしゃっていましたが・・・。

以前は布ドリップのおいしいコーヒーが飲める喫茶店をされていたようですが、今は一時的に休業してらっしゃいます。

近いうちに再開できるといいですね。

一ファンとして期待してますよ!!

 

 

 



昨年の秋に伺った際の写真です。ワンちゃんもいっしょにくつろげる喫茶店ということで、あちらこちらにドッグモチーフが散りばめられています。

 

 

 

 

 



鋳物製の看板はまだ取り外されていません!

風枝とは、なかなか粋な屋号ですね。

私も幾度か奥さまから珈琲をいただきましたが、それはそれはおいしゅうございます。

 

 

 

昨年にご提案した文章をそのまま。

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M 様の大切な家、築後11年のリフレッシュ工事の概要・考え方
~いままでありがとう。そしてこれからもよろしく~

しおはら住宅デザイン設計
代表 塩原 真貴

■長野ログハウス建築設計のつくるポストアンドビーム工法ver.2モデルである。特徴として、
・土台に丸太を使用している。
・外部にあらわしとなっている水切り板金が短い。(意匠上の問題、風になびいて音鳴りしまうということで、土台・梁の上端が最も広い場所の寸法で水切り幅を決定していた)・気密はあまりよくない。時間の経過と共にログの収縮が進む(3年間程度)。これにより、ログ柱際やログ梁の下端、上端に隙間が必ず発生する。収縮の程度、ねじれの程度は天然の丸太木だけに予測不能。
・上記の弱点(後に振り返ってみれば)があるものの、当時の他社ポスト&ビーム工法と比較すると、壁内通気工法、棟換気工法、多様な住宅ニーズにこたえる姿勢など、ハード、ソフト両面で長野ログP&Bのほうがかなり優れていたと自負あり。

■ver.2は、1階の梁が腐れる事象が散見される。特に関東や関西、九州など平均気温が高い地方。また、卓越風(その場所で頻度の高い風向き)や日当たり、近隣との接近状況など様々な要因が関係して梁の腐れが発生する。

■腐れはログ材の塗装で防止できるものではない。なぜなら割れからの雨水の浸入が原因である場合が多いからである。土台や梁{=建築用語では横架材(おうかざい)と言うが}の割れは水を受け入れ、抜けにくい構造となる。梁の腐れを防ぐ方法は、その梁が出来るだけ雨水にさらされないようにすることが第一である。

■土台のエンド部分でも腐れが発見されやすい。建物の角で、通し柱を受けるために土台が20CM~30CM伸びている箇所である。土台の一部や通し柱の下部が腐れ、土台の交換、柱の下部1M程を切断し入れ替えるなどの手術をしてきた。この部分は地震時など建物が水平方向に揺れる時、筋交いや壁により引張力・圧縮力がかかり構造を支える耐力壁になっている場合が多い。

■ポスト&ビーム工法ver.3ではこの点を改良し、土台は角材(150角)とし、外観にあらわさず、取替え可能な付け土台で意匠を整えた。梁はまだ真壁であるが、梁の上面を3寸勾配程度にけずり、その勾配面に120mm程度の板を下地にしてガルバリウム鋼板製の水切り板金を施している。これにより梁が雨水で濡れる場面は格段に減った。しかし、先に述べたような気密の程度は相変わらず時間と共に悪くなるという弱点を克服できていない。

★塗装工事に先立って
基本的に高圧洗浄は、丸太と壁とのすきまから水が室内にかなり入ることが予想されるのでやらない。

★外部木部塗装前の処理についての指針
・1次処理としては、やはり固く絞った濡れ雑巾でほこり・塵をふき取る。
・2次処理としてスポンジ状のやすり(かなり粗目)で表面を人の手でこする。これは塗装の乗りを良くすることや、腐れや腐る前の木肌の劣化(繊維質が網目のように浮き出て、水を吸い込みやすい状態)など大きくダメージを受けている場所を探しだす目的である。木肌を研磨して色、艶を取り戻す作業ではない。

★大きくダメージを受けている場所については、機械的に研磨したり削り取るなどして、腐朽菌を出来るだけ除去する。さらにインペルロッドを挿入し、腐れの予防をする。

★上記箇所については抜本的改善必要箇所とし、水切り板金を水平方向に延長したり、インペルロッド挿入後、定期的にインペルロッドの減り具合などを観察し、腐れの進行を管理観察するなどの対策をする。

★木部で黒くなっているヶ所の処理について。
お金をかけて木部、特にログ部を研磨し新築時のようによみがえらせたい(あるいは剥離材で塗膜を取り、漂白材などで木部を洗う)という気持ちは十分理解できるが、そのことがベターで、美しいことだとは思っていません。木の表面も10年も経てば黒くなります。特に塗装が剥がれ落ちたヶ所はそうなっているはずです。この上から塗装をすると、塗料がよく吸い込みます。必然的に奥まで塗料がしみこんでいきます。見た目にはより黒くなりますが、家全体が黒くなっていくことから、みっともない感じではないと思います。むしろ木の家が持つ生命力、重厚感、味がでてむしろ好ましいともいえます。この価値観は木造の家独特で、ならば塗装なんかしなくていいじゃん、という輩もいるほどです。

★塗装の意味とは?
塗装は、木部の劣化・腐れに通じる雨水が木肌に触れたとき、その水をはじくという役割と同時に、美観・意匠的に建物を引き立てるという役割があります。家全体の色を整える(コントロール)必要がなく、雨水があたらないのであれば塗装は必要ないともいえます。

★塗料の選定について
今回の再塗装についてはシッケンズ社のセトールノバテックをお勧めします。シッケンズの塗料については賛否両論あることはもちろん承知しております。しかし、前回がシッケンズセトールHLSであること、また未来に向けてコストパフォーマンスの良さ、塗膜の厚さから、シッケンズ社セトールノバテックがベターな選択ではないでしょうか。デッキ床についてはノバテックに耐摩耗性の機能を持たせたセトールデッキが良いです。

ちなみにノンロットは優れた浸透性が特徴の塗料で塗膜がうすく、つや消しの表情が特徴の塗料です。それゆえ、塗膜形成型の塗料の上からの塗装はNGです。いったん塗膜をすべて除去してからなら理解できますが。

★塗装のタイミングについて
物の本やカタログには、2~3年に一度再塗装を勧めています。黒ずみを避けることや、太陽光による塗料の分解スピードからそう割り出され、確かにそりゃそうだよ、と思います。ただこの期間スパンで、足場を設置し塗装を繰り返すことが出来る人はそうはおりません。そんなことから、塗膜が長持ちする塗料の使用を前提に、あるいは水がほとんどかからないことを条件に、6~8年に一度(先ほどのスパンとは3倍ちがう)の再塗装をお勧めしております。

★塗装工事の費用について
塗料の種類と塗装回数で工事費は算定されますが、再塗装の場合、木肌の状態は場所によってまちまちです。ノバテックの場合、最低2回塗りで、その他状況をみて、塗膜劣化の著しいところは3~6回くらいで考えています。別紙見積書で人工算定しており、原則その範囲で工事を済ませるようにしますし、減れば減額も致します。しかし、足場を掛けて、その木肌に直接触れて見なくては劣化状況は分かりませんので、そのあたりお含みくださいますようお願いいたします。

★外部他の塗装について
・屋根は基材露出しつつあるので、今回必ず行ってください。
・ホワイトモルタルの白壁は、クラックが多数ありますが、剥離落下や漏水につながるようなものはないようなので、美観上の問題だと思います。今回のタイミングではマストではありませんが、ログ柱との隙間はコーキングはマストです。水密性、気密性が向上します。”すす汚れ”の問題があるので、高価ではありますが自浄作用のある塗装を行うのがおすすめです。
・水切り板金や雨樋の塗装は、今回見送りでよいのではないでしょうか。

●玄関ポーチデッキの階段については、長野県松本市のランバーテック社の防腐防蟻薬剤マイトレックACQ加圧注入材(基材は信州産の杉)で作り直すのがよいと思います。無塗装で30年ほど耐久性あり。(実績あり)はじめ深い緑色をしているが3~6ヶ月で茶褐色に変化します。

●築後11年ということでもあり、床下、屋根裏を含め、家全体の点検をお勧めします。(実施:塩原)建具の建てつけ調整など簡単な作業・調整も同時にします。長野ログハウス時代に作成したチェックリストにより行いますが、問題、不具合箇所の早期発見、早期対処につながるので、ぜひご利用ください。

とりとめもなく羅列してしまいましたが、参考にして頂けると幸いです。

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そして先週から、工事がついに始まりました。



関東地区の工事ということで、業者の選定にいろいろと難がありましたが、幸い長野市でお世話になっているみなさんにご理解ご協力をいただき、3時間ほどかかるところを来てもらっています。

道路から敷地への入口が宅地延長で狭く、足場を掛けるのも近くで荷物を積み替える「小運搬」が必要です。

 



長野市のお隣、須坂市から4t車で。

この資材を2t車に積み替えて現場に搬入します。

1台では積み切れないので、いったん戻り、明日再度来ることになっています。

 

 



幸いにもすぐ近所の武道館の駐車場を借りることができました。

こちらの2t車に積み替えて。

足場資材をどんどん搬入していきます。

 

 



1時間ほどで小運搬が終了。

いや~力持ちってかっこいいですね!

この後、3名のとび職人がどんどん組みあげてゆきます。

 

 

 

 



近くに置いてあった、足場計画図をのぞき見。

 

ちゃんと図面を描いて、効率よく組むことの準備が出来ているわけです。だからこんな遠方でもちゃんと仕事になる。

 



本日の様子。

塗装工事が効率よく行える足場が立派に完成していました。

さっ!いってみようかぁ~!!

 

 

 

薪200束、「お待ちどうさま」

先ほどから長野市は雪が降ってきました。いよいよ師走も半ばですが、みなさん走ってますか?年末までにいろんなことをやり終えて、すっきりとした気持ちで新年を迎えたい、そう思うのが日本人?しおはら住宅デザイン設計でも、「年内にやっちゃって!」というご要望の工事を急ピッチでこなしてはいるのですが・・・。



愛知県岡崎市のI様改修工事は、デッキの張替え工事、玄関ポーチに屋根を掛ける工事、駐輪場に屋根を掛ける工事が終了し、外部には足場が掛けられました。築11年目の大規模改修です。

 

 

 



家のこと全般を、ご主人が担当していました。昨年の秋に、「築後10年になるので、屋根や外部の木部を塗装したい。」、「子供も成長してきていているので、2階のホールに個室を作ってあげたい。」、「玄関ポーチに屋根を付けたい。」、「駐輪スペースに屋根を付けたい。」、「薪ストーブの薪を保管する薪小屋を作ってもらいたい。」、「床下や屋根裏を含む全体を点検してほしい。」、そんなご相談をいただいていました。

そしてIさんは、今年の1月、交通事故で急逝されました。

遺言リフォーム・・・。亡きご主人の意思そのままに、今回の工事は進められています。

 



「足場を掛けたら、ついでに煙突の中を見てほしい」、そんなこともおっしゃっていました。

奥さまも、薪ストーブ愛用家ですが、「主人があんなふうに言っていたから、煙突の中を点検してもらってからでないと、薪ストーブを怖くて焚けない」ということで、寒い日々を耐えてきてもらいました。

 



煙突トップから覗くと、タールの付着はそれほどでもありません。正式に、「もう焚いても大丈夫ですよ~」と奥様に伝えました。

しかし乾いたマキがありません・・・。

そう、薪となる原木の調達から薪割りは、これまですべてご主人が担当してきたのです。

 



屋根(コロニアル)や板金も、10年経てば、ご覧のように塗料が退色し、白っぽくなっています。今のところ基材までは風化・サビ発生していませんが、やはり10年毎の塗装は必須ですね。

雨樋の内部も、枯葉や泥で詰まっていたので、きれいに洗浄しました。

 

 



乾いたマキが無ければ生活が出来ないので、薪ストーブの取引先であるDLDさんに薪を調達しに行きました。Iさんは、DLDのオーナーズクラブに加入していたので、そのまま奥様が引き継ぎ、広葉樹ミックス乾燥薪を¥360で購入できます。(ただし運搬費は別途です。)DLD長野営業所に200束を引取りに行ってきました。

 



「え~っ!手積みかよぉ~」と思いつつ、ちょっと引き気味な塩原。2tロングのトラックを借りてきましたが、いったいどのくらいの時間がかかるのか・・・。

いっしょに来てもらうはずのM大工さんも風邪でダウン・・・。うむむ・・・。

 

 



DLDさんのラックは30束分なので、200束ということは・・・、これが7ラック。よーい、スタート!

 

 

 

 



2tロングの荷台は巾約2m、長さ4.2mありますが、積んでゆくと約70cmの高さになりました。念のため持ってきたこぼれ止めの廃建具が、役に立ちました。この薪の上にグリーンラックを4台分積んでいかなくてはならないので、丁寧に平たく積みました。手積み込みに、トラック横付けで、約1時間かかりました。いい汗かいた~♪

 



夕方薪を積み終え、夜にグリーンラックを積み込み、早朝出発して高速道路に乗りました。とあるPAにて、「う~む、何屋のトラック?」と思ったら、私のトラックでした(笑)。

 

 

 



この出張のタイミングに合わせて、名古屋市のまんぼう保育園さんに、特注のグリーンラックを納品します。おみこしの屋根のそうなものがソレです。

 

 

 

 



約束の時間をちょっと過ぎてしまいましたが、無事到着。

薪ストーブのある保育園は大変珍しいと思ったのですが、全国には数件あるらしい。園長さんが、インターネットでグリーンラックを見付けて下さり、ご自分で組み立てをするそうです。組立前に園児の皆さんで塗装をするんですって。素敵ですね!

 



玄関入り口に入ると、じわ~んとしたいい感じの暖かさです。長野県の某鉄工所で製作してもらったオーブン付の薪ストーブです。

園長さんは、ご自宅でも薪ストーブを使っていて、保育園に設置する前に、何年も自宅で検証してから導入したのだそうです。ナイスですね!まんぼう保育園!!

 



目的地 I様現場に到着すると、塗装屋さん(松尾塗装)が、屋根のウレタン吹付塗装1回目を施工中でした。

 

 

 

 



外部木部の塗装は、おおむね終了。

シッケンズノバテックを2回塗りました。

塗装に先立ち、先週、足場が組みあがったらすぐの段階で、木部の腐れや、その他不具合がないか念入りチェックを行いました。このお宅は軒の出が深いこと、梁上水切り板金が深く丸太を覆っているので、腐れ部は全くなく良かったです。

 

 

 



玄関ポーチ屋根も立派にできました。

今までなかったのが悔やまれるほど具合がいい、とは奥様談。雨の日でも安心して出かけられます。

また、高低差1mの木製階段に潜む、腐れ問題・滑って転倒の問題も解消します。

濡れないとはいえ、ランバーテック社のマイトレックACQ防腐注入材=長野県産杉を使用。私がこの世にいる間は、交換しないことになるでしょう。

 

 



2階のホールにも、子供部屋が造作されました。壁の上部はあえて空けました。いろいろと理由はあるのですが、子供がさらに成長し、この家を出たあと、この間仕切り壁は撤去されるつもり、のつくりです。

新しいパインの板は白っぽいのですが、数年で天井のようにオレンジ色に焼けて変色します。

 

 

 

 



「この空間、けっこう落ち着くワ。」とおっしゃっていました。子供のために、という名目でしたが、奥様が使っている!?

読書や絵画などに没頭するのにはいい広さですねぇ。

 

 

 

 



それでもって、グリーンラックを2台設置してと・・・。

いよいよ本日のメインイベント、「薪をグリーンラックに納める!」

時間はすでに16:00。昨日夕方の積み込みで、すでにバテ気味なのですが。同行してもらうはずのM大工さん、今日もお休み・・・。

 



トラックは横づけできないので、持ち歩く時間が昨日よりは多くかかることでしょう・・・。

よーい、すったーとぉ!!

 

という一日でした。

 

 

 



薪投入前の写真は撮ったのですが、薪投入後の写真は撮れませんでした。

え?なんでかって?

もう真っ暗だったんだよぉ。

体も果てた感じだったし。

大きな地震もあったし。

重ーい睡魔に襲われながら、レンタカーの返却時間に間に合わせるために、必殺技を駆使しながら、長野まで無事帰還しました。早速今日から、薪ストーブを使ってるんだろうなぁ。天国のI さんも一安心していることでしょう。

 

新築の1/?の費用で断熱リフォームが目安

 


お盆明けからスタートした、小川村の断熱改修リフォーム。作業進捗に合わせたHPの更新を心がけていましたが、前回から1カ月も間が空いてしまいました。いつもご覧いただいている方、申し訳ありませんでした。従ってこの写真も約1カ月程前のもの・・・。外壁の塗装(キシラデコールのウォールナット色2回塗り)が終了しました。

 

 



このお宅は、これまでの40年間、たびたび増改築を繰り返してきました。大規模なものでカウントすると、今回で5回目。ここに暮らす施主に聞いたわけではありませんが、先人の残した仕事のすべてを見ることができるような、床壁天井ともすべてを直した工事だったので、読み取れました。

 



今回の「ばっちり断熱リフォーム」は、家全体に手を入れました。現行の次世代省エネ基準を上回る断熱仕様で、床・壁・天井にみっちり隙間なく断熱材で包み込みました。窓も、全箇所をアルゴンガス入りLOW-Eペアガラス+樹脂サッシに交換。また、これまで使用していた太陽熱集熱給湯システム(サンジュニア製熱交換タンク)はそのまま活かし、エコジョーズ給湯器と連結しました。

 

 



暖房には、灯油を熱源とした温水パネルヒーター全館暖房とし、さらに薪ストーブを設置。地元産の間伐材を薪として使用します。換気も第3種セントラル式で、パイプファンは中止とします。

断熱性UP・UP!+自然エネルギーの積極利用、というリフォームは、これからの見本になるであろうと思います。

 

 



また、大工+建具屋、という造作家具も随所に配され、インテリア性、効率のよい収納性も、ぐんとアップします。

これだけのボリュームのリフォームですが、金銭的にはどうなのでしょうか?

建物の寿命、という時間軸も関わるので、一概にはいえませんが、しおはら住宅デザイン設計の方針としては、同規模・同内容の工事をもし新築で建てたらいくらになるか?という観点で判断します。

 

 



・改修後の建物寿命が30年以上見込めること。

・基礎や躯体などの構造主要部が、震度6強程度の地震に耐えうるものであり、建物が倒壊しないこと。

・そして、解体し、同規模の新築をした場合に想定される建築工事費の1/2以下の費用で出来ること。

 



この3点を判断の軸としています。

そして、生活してゆく上で最も大事な、ランニングコスト。

これまで、「着込んでガマン!」、の部屋ごとファンヒーター局所暖房だった生活空間から、全室20℃前後の春のようなのびのび室内空間をつくるのですから、相当断熱性能を上げないと、これまで以上の灯油消費量になってしまいます。

確かにガマンをしなくて快適なのだが、お財布にやさしくない、これでは困ります。

 

これ、実は、次世代省エネ基準クリア程度の断熱性能では、ありがちな話です。かといって特にリフォームの場合、なかなか断熱材を厚くできない・・・。イニシャルコストもそこまでかけられない・・・。

私は、そんな時、薪ストーブが活躍できる!と考えています。特に間伐材を安く入手し、良く乾いた薪を使っていただくことがポイントです。主暖房で薪ストーブを使うのはもちろんOKなのですが、トイレやキッチンなど、薪ストーブから遠い箇所はどうしても寒く感じます。また、常時薪ストーブを使用できる家庭も少ないでしょう。

全館温水パネルヒーター+薪ストーブ(薪を安価に入手)で、積極的に薪ストーブを使用する、これが現段階での一つの、断熱リフォームにおいて目指すべきスタイルだと思っています。



先日、薪ストーブが設置され、試し焚きが行われました。

寒くない空間で、炎を見ると、みな、笑顔になります。わくわくします。