その他事例 | 株式会社Reborn(リボーン)

木のタイル!

前回紹介いたしました、「照明を大工がつくる」は、結構インパクトがあったようで、ご意見・ご感想をいただきました。そして今回も大工さんがタイル屋さんに変身!の紹介です。

「リビングの一部にアクセントをつけたい」、というご希望はこれまでにも多くいただきました。

そこで、Iさま邸ではスペシャルな、かつN大工さんにとっては”ひょぇ~”的な、

「木のタイル!」

異種格闘技のはじまりです!



樹種、厚みともに3種類ずつを調達。

えんじゅ、さくら、けやきです。

 

 

 



1.8mの製材された無垢の木を、自動がんなでぴかぴかに。任意の幅で切ります。

 

 

 

 

 



N大工、黙々とカット&面取り作業中です。

 

 

 

 

 

 



このアールがあるカウンターの腰壁に貼ろう、ということであります・・・。

ベルトサンダーという電動のやすりをひっくり返して、カットされた木のタイルの面をとっています。まだまだ道のりは遠そうです。

 



左官屋さんのOさんが興味ありげに近づいてきました。

「お~何やってんの?」(高い声で)

「積み木?」

「・・・・・たいるっ!!」

 



こんな風に、まずパーツ作りです。

 

 

 

 



ひたすらです。

 

 

 

 

 

 



おっ、1列目開始ですねぇ。

 

 

 

 



すでに日が暮れています・・・。

 

 

 

 



3日間かかって、ついに張り切りましたぁ!!

 

はっきり言って、アリ。

 

 

 

 

 



 

照明を大工がつくる

照明器具の選定もボチボチ締切です。しおはら住宅デザイン設計では、照明器具の決定は、可能な限り工事ができるだけ進んでからにしています。もちろん設計段階である程度想定された器具はあるのですが、ボリューム感や質感は空間ができてこないと、お客さんはイメージが持てないですものね。

Iさま邸では、吹き抜けにぶら下げる照明器具が、ついに決定できませんでした。Panasonic、ダイコー、コイズミ、オーデリック、東芝、それからインターネット・・・、カタログをたくさ~んご覧いただき、WEBでも相当探しました。ショールームへも見学に行っていただきました。「どうしてもしっくりくるものがない!」ということで、ついに必殺「それならつくるしかない!」をまたしても決行。今回は現場で少々余った材料を最大限利用して、大工さんに構想を伝え、手作りしてもらいました。

こちらが私が書いたスケッチ



 

作り手は大工であり、家具職人である北村さん。(家・具という屋号の家具屋さんなのです)

骨格となるリングをシナランバーコア合板から切り出しています。



 

円の直径を計算し、下書きの上、ジグソーという工具でくりぬきます。

 

 

 

 

リング修正



 

脚にランダムサンダーという電動のやすりを挟み、円形を整えます。バリもこの時点で落とします。

ひっ、ヒジョーに器用ですね(汗)。猿!?

 

 



 

 

 

 

 

吹き抜けの天井から、全ネジ3本でリングを吊ります



 

リングはナットで挟んでいます。この時点でホワイトに塗装します。

 

 

 

 

 

格子となる細い棒を塗装後、カット



 

 

 

 

 

 

格子を細い釘で止めつけます



 

 

 

 

 

 

 

 

電球の交換がほとんどできないので、もちLEDランプですね。



 

 

 

 

電気配線・排水配管みえなくなる!

着々と工事が進んでいます。大工工事の進行に合わせて、電気業者(でんきや)、給排水設備業者(すいどうや)、換気業者(かんきや)、ユニットバス(ゆにっとやさん)などが現場で配線や配管をしていきます。現場では「逃げ配線(配管)」と言っています。通常は現場監督がこれら業者への電話連絡、調整を図るのですが、この現場は分離発注方式なので、このあたりの采配は大工さんや建築主と相談しながら、わたくし塩原が行っています。この指示・調整がうまくいかないと現場がスムーズに進みません。また、各業者さんもそれぞれ別の現場仕事を並行して抱えているので、早めの指示作業の内容の細かな指示他工事との関連性などをはっきりと迷いなく伝えなくてはなりません

 



ユニットバスも結構早めに設置となるのだ。

ユニットバス設置前の様子



 

 

 

 

 

 

現場の中がこんな様子のタイミングでユニットバス設置のタイミングを迎える。



 

 

 

 

 

 

いつの間にか吹き抜けの手すりもつきました。

下地(したじ)が命!

屋根の下地工事がおわり、壁の下地工事が進んでいます。形のあるもの無いものを問わず、すべてに言えることですが、見えないもの・表面にないものが、ほんとうは一番大切です。住宅の場合、下地(したじ)が最も大事な工程で、難しいところです。大工さんは淡々と作業をこなしていますが、最終工程をイメージしながら、精度よく作業に当たらなくてはなりません。また、作業がスムーズに行えるよう、整理整頓はもちろん、どこでどうやって切るか、足場はどうするか、何時ごろやるのがいいか、どのくらいの時間がかかるかなど、頭もフル回転。電気屋さん、水道屋さん、塗装屋さん、いろんな仲間の作業のことも関係します。段取りハチブですね。



今回、サッシは室内が木製のものがいいというご希望で、あれこれ迷った挙句、アメリカのアンダーセン社のものを採用。新潟の上野住宅建材さんが納品してくれました。大きなサッシは現場で枠を組み立ててくれました。感謝です。



アンダーセンはこれまでもたびたび採用してきましたが、外部が樹脂で覆われており、塗装メンテナンス不要、というのが良い点だと思います。金額も樹脂サッシに比べれば割高にはなりますが、全体予算のなかでやりくり可能である範囲だと考えています。

建て方工事

いよいよ骨組みです。今回は米松4寸(120㎜)幅でプレカット工場加工です。構造体がそのままあらわしになる部分も多く、取扱いには注意が必要です。基礎の状態では「あれ?こんなに小っちゃかったっけ?」でしたが、くみ上げると「でかい!やばい!」と感じるのではないでしょうか。

基礎工事できた!



布基礎+防湿コンクリートの設計仕様です。傾斜地利用のため、べた基礎ではなく、高さに応じた基礎をつくりやすい布基礎としました。
高い方は約1.4mほどあり、床下としてはもったいない空間です。精度の高い、きれいな基礎ができました。

基礎工事が始まりました


長野県松本市I様邸 根切り⇒捨てコンクリート
一部湧水がありました。(想定内)排水処理が必要です。
「根切り底(ねぎり そこ」という言葉を覚えておきましょう。最終的にここが人工物である建物と地球との接点になります。
今回は地盤調査の結果から、地盤の補強工事は必要となりませんでした。
根切り底に採石を敷きこみ、よーく転圧します。具体的には機械で地面(地球)をたたくのです。採石の上に基礎をつくるのですが、そのままだと鉄筋や型枠がうまく設置できないので、捨てコンクリートを打って作業性を確保します。