新築事例 | 株式会社Reborn(リボーン)

LET’S DO IT YOURSELF♪@長野市鬼無里

キター!(^^)!

ついに夏の高校野球の始まりです^^

みなさんドキドキしてまっか?

ワクワクしてまっかっ!?

果たして長野県代表はどこだろうか??

今年もまた仕事そっちのけの夏がやってきたぞ~~

 

ところで鬼無里のキューワン住宅新築工事が順調に進んでいます。

DSCF6942外壁1階は、ウェスタンレッドシーダー、べベルサイディング、無塗装仕上げ。

積雪量が半端ないここ鬼無里では、外壁の選定がポイント。

リボーンの標準は一応西洋しっくい左官仕上げなのですが、別に決まっているわけでもなく、MAR様にふつうに提案しましたよ。

縦張りか、横張りか、迷うところではありますが、ヨコはちょっと北欧風に振れますね。

出隅のコーナー部分はけっこう大工さん大変なんですが、うまく仕上がっています。

固定用の釘はステンレスのスクリュー軸、釘頭が丸いもので、1本1本金づちで~フゥ^^

 

DSCF69402階はしっくい左官仕上げ。下地の「らすした」と呼ばれる板を張っています。

ウェスタンレッドシーダー(カナダ杉とか米杉とも呼ぶ)はこの赤茶と白茶のまだらな感じがいいですね。

なんていうか、色っぽい。色は付けないけどイロっぺぇ(笑)

経年変化によりグレーそして最後は黒っぽく変色してゆきます。

 

DSCF6945窓の廻りは5mmくらいの隙間をあけて貼ります。

雨水や虫なんかも入りやすいので、コーキングを打ちます。

コーキング職人は誰だったでしょうか?

ぐふふふふっ。

 

DSCF6946板の表面がざらざらしています。

見えなくなる裏はつるつるです。

張り間違えしないように気を付けましょう。

独特の風合いがあります。

塗装をする場合は塗料の引っ掛かりがよく(この表現、わかるかなぁ)、色もちがよいです。

無塗装でも塗装をしても、耐久性にはあまり変わらないと、実は感じています。

雪国では、1階の外壁にずっと雪がもたれかかっている箇所もあり得ます。特に北側。

 

DSCF6947コーナー部分はこんなふう。

乾燥する過程で必ず離れてゆこうとします。

だからといってL字型のコーナー役物なんかつけてはいけません。

互い違いに勝ち負けをとる場合もありますが、施工性は一気に悪くなります。(大工手間が増えるということ)

頑張りすぎず、素直に、こんなでいいのではないでしょうか?

 

DSCF7251家の中でも仕上げ工事が始まりました。

天窓がある、斜めの天井はパイン。

だ、大工さん・・・・、ウデ真っ赤でっせ・・・( ;∀;)

 

 

DSCF72442階は石こうボードを貼ってます。

いや、フローリングを貼っています。

すでに断熱工事が終わっているため、室内は外よりもだいぶ涼しい。

 

DSCF6958そしてついに始まりました!

MARさん(施主)による塗装工事^^

まずは塗料(プラネット)をまぜまぜ。

よぉ~く、かき混ぜてくださいよぉ~。

メットがナイスです(笑)

 

 

 

DSCF6961安全帯をつけて最頂部の破風を奥様が担当。

凡人ではありません(笑)

高いところというのは、地上で見るより、実際はものすごい怖い世界なのです。

 

 

DSCF6959さぁさぁ、熱い夏がやってきましたよ~。

外部に続き、室内の木部塗装、そして内壁の塗装(今回はプラネット・フェザーフィールローラー&刷毛塗り仕上げを予定)

が300㎡待ってますよぉ~~ww

 

2016.7.9 MAR様邸新築工事

Reborn塩原

 

 

グラスウール断熱の正しい施工

長野県も梅雨らしい天気が続いていますが、九州地方の豪雨は本当に心配ですね。

心よりお見舞い申し上げます。

早速ですが今回は「正しいグラスウール断熱」についてみてゆこうと思います。

ちょうど今現在、長野市鬼無里にてキューワン住宅を作っています。

完成は9月になりますが、上棟から約1か月ほど経った今、まさに断熱工事の隆盛期なのであります!

IMG_4774大トロではありません。

このサーモン色の物体が高性能グラスウールです。

一般の方は、黄色でもっと綿状のものをイメージすると思いますが、高性能グラスウールは体育のマットのような形態を保っており、コシがあるというんでしょうか、木綿豆腐のような感じです笑

これを壁の中、つまり柱と柱の間に詰めてゆきます。

綿をイメージしている方は、綿あめを詰め込むようなイメージを持ってしまうかもしれませんが、この大トロ(高性能グラスウール)を包丁(カッター)でさばき、パズルのように升目にはめてゆく作業になります。

 

IMG_4804どうでしょうか、このおいしそうな大トロ笑

幅が規格品でいくつか種類があり、幅は切らずに、長さのみ切ってゆけばピッチりはまりますので、意外と簡単なのですよ(‘ω’)ノ

上の方はまだはまっていませんが、脚立に乗らずに、ばばばっとどんどんまずは並べちゃうんですね。

 

IMG_4801これが筋交いや余計な木材があると一気に作業効率が鈍化します。

ななめの筋交い、コンセントのBOX・電線、器具取り付け用の木下地・・・。

これだけいろいろあればまさに日が暮れます泣

悪い例としてご覧ください。

 

IMG_4805コシがあるので、ぐにゃっとしません。立ちます。グラスウールは文字通り細いガラスの繊維でできているのですが、その細い繊維の中に動きにくい空気がからめとられて存在し、その動かない空気が断熱効果を発揮するのです。

ガラス自体は断熱材ではないんですね。

「動かない空気」

それをどう実現するか、が断熱の性能を決定づけるのです。

 

時間がある方は動画もご覧ください。



ナイスなBGMがちょうどラジオから流れていましたよ~♪

DSCF6672断熱材を升目にフィットさせたら、防湿シートを貼ります。

気密(隙間風を起こさせない)と防湿(壁の中に湿気を入れない)という二大目的からです。

シートの継ぎ目や、天井とのとりあい部、窓回りなどは気密テープでつなぎ合わせます。

ところでグラスウールの最大のメリットをご存じでしょうか?

そう、「コストパフォーマンス」でしたね。

材料は最も安価で、作業性がよければ(つまりスピードが速くなれば)工事費も安くできます。

DSCF6674コンセントやスイッチがくるところはこんな風に気密・防湿処理をします。

 

IMG_4800断熱材を入れる前はこんな風になっていました。

気密コンセントBOXと呼ばれるプラスチックで成形された箱状のものを使います。

日本住環境、JBECK社などから発売されています。

最近はPanasoncでも発売しているらしい。

 

IMG_4798窓の周りも気密の弱点になりやすいので、サッシをつける前にこのように大工さんに防湿シートを貼ってもらいます。

これを先張りシートと呼んでいます。昔は「なんでおらがこんなことしなきゃいけねぇだ?」ってよく大工さんに噛みつかれましたが、その意味や効果を伝えればちゃんとやってくれるはず。

施工の様子を動画でご覧ください↓



シートの止めつけはタッカーと呼ばれるホチキス的なもので行います。

ぱぱぱぱぱぱん!

これがRebornの標準施工であります。

 

DSCF6699建築主のMARさんからご指摘があった「サッシの大きさが違うのじゃないか」事件。

左は浴室のドレーキップ(YKKではツーウェイ窓という)、右は脱衣室のたてすべり出し窓。

双方窓の規格寸法は同じですが、ガラスの大きさは異なります。

ドレーキップはガラスがめたんこ小さくなりますのでご承知おきください。

窓辺に飾ってあるものも気になりますね笑

 

DSCF6700俗にいう、発泡ウレタンのボンベです。

小さな隙間や細いところなど、断熱材が詰めにくいような場所に用います。

発泡するウレタン。

ウレタン樹脂の中にアワ粒ができ、固まる。

さっきの「動かない空気」を形にしているんですね。

イメージはカマキリの卵。

気密は確保されないので注意が必要。あまり過信できない断熱材ではあります。

 

DSCF6653天井裏ものぞいてみましょう。

「コヤウラ」と呼ばれる、2階の天井と屋根の間の空間です。

ここも防湿シートを貼り、この上に断熱材をのせます。

この時期でも昼頃には40℃以上の気温になっており、サウナのようです。

今回はグラスウールブローイング、という工法で。

設計時は高性能グラスウール16K 厚さ20cmの予定でしたが、

ブローイング550㎜に変更。建築主のMARさんには、この場を借りてご報告申し上げます。

ブローイングの様子動画↓



ついでに、圧送駆動部の動画を。(どんな音がしているのか?)



音がやだなぁ~、ブローイングは泣

DSCF6665使用したのは、パラマウント硝子工業のダンブローちゃん。

こいつを専用の機械に放り込み、ホースに圧送。

屋根裏に送るのです。

こういうのは段取りが大変ですね。

また、専門業者オンリーの施工方法です。

でも工期短縮には確実につながりますね。

 

DSCF6667DSCF6690 DSCF6664 DSCF6669DSCF6675

屋根は高性能グラスウールのブローイング300㎜。野地裏通気に、日本住環境のルーフスペーサーを用いました。

この30cmも必ず効果があがります。

こんな時期ですが、これで現場は格段に過ごしやすく作業効率も上がります(ねっ!宮本さん!)

断熱が夏の現場を救う。

これ本当です^^

2016.6.20

株式会社Reborn しおはら

施工・信越ビーアイビー
木工事(断熱工事協力)宮本建築

 

 

 

 

付加断熱工事~長野市鬼無里MAR様邸

長野市鬼無里のMAR様邸が断熱工事に突入しました。

上棟から約2週間。

垂木野地(たるきのじ)~屋根の下地工事→躯体耐震補強金物取り付け→外壁壁下地→外壁耐力面材取り付け→1階床組→1階床断熱工事→1階粗床→サッシ・玄関ドア取付け→換気配管・電気配線→そして目下外壁付加断熱中です^^

DSCF5517設計図通り金物がついているか?

柱は図面通りの位置にあるか、垂直に立っているか?窓が入るか?

躯体の精度はどうか?

床下のそうじは行き届いているか?

チェックすべき要点は無限に近いほどあります。

 

DSCF5543Rebornでは外壁に耐力面材を全面に貼ることを標準にしています。いまや特別なことではなくなった世の中ですが、「これを貼ると家が一気に固くなる」という実感がありましたから、かれこれもう20年以上も前から何かしらかの面材を貼ってまいりました。

 

ノダ・ラスカットM/ハイベストウッド、大建工業・ダイライトなど各メーカーさまざまな商品や名称があるので、HMや工務店ごと仕入れ値や考え方によってまちまちです。重要なのは透湿抵抗が低いこと。つまり湿気を通しやすい素材であることです。

コンパネと呼ばれる合板は、湿気を非常に通しにくいので、もしこうして耐力面材で使用するならば、所定のピッチに従って穴をあけます。

最近私は大建工業のアセダス耐震ボードなる硬質インシュレーションボードを貼る設計としています。

このボードの特徴は、まず施工性がよい=軽い、加工が楽、へんな切り粉ではなくおがくずなので近隣にあんまり神経質にならなくてよい、廃棄処分は木くず扱い、他と比較してちょっと安い、厚みが12㎜木質系なのでちょっと断熱性能がある、釘打ちピッチが他のものより細かめなので巨大地震に対して安心感がある、一人で運べる、パキッっとわれない、などいくつかの利点があります。

実際には大建工業さんのカタログに掲載されておらず、今はやりの(?)裏メニューなのです笑

 

DSCF55452人の大工さんが足場の上下で「もうちょい上!」、「あっ!行き過ぎ!」、「いまいまいまぁ~」とか言いながら釘打ちしています。

1枚が幅90cm、高さ3mほどもあるボードですから、風が強い日は無理ですね汗

釘打ちは当然ながらテッポウとよぶエア式のくぎ打ち機です。

鬼無里の山郷に、パンパンパンと銃声が鳴り響きます。

この面材を貼ると建物が劇的に揺れなくなります。

実は骨組みの状態では、けっこうグラグラ揺れてるんですね。

屋根屋さんなんかが、屋根上でどんどんと金づちで屋根をたたくとけっこう振動がし、強い風が吹くと、微妙ですが揺れています。

 

DSCF5738Rebornのつくりはちょっと変わっています。

けっこう早い段階で床根太を組みます。しかもツーバイシックスと呼ばれる材を45cm間隔で並べます。

これはツーバイフォー工法に似ていて、先行して床組みをつくり室内の作業性をよくしようという考えからです。

また、床に高性能グラスウール16K 厚さ140㎜とう非常にコストパフォーマンスに優れた断熱材を使用したいという考えもあります。

一般的に木造在来工法は、外壁を先行して進め、1階の床組はけっこう後回しにすることが多いのですが、脚立で上ったり下りたりの作業が増えたり、土台をまたぎながらの作業になるので大変といえばたいへん。これが正解、ということではありませんので、各工務店・HMごとで工程の順番は自由です。

 

DSCF6280MAR様邸の設計命題は、屋根上積雪2mの状態で構造計算をし、耐震等級3をクリアすること。

「耐震等級」という言葉が、普通の新聞紙面にもよくでてくるようになりました。

3は壁のバランス配置と水平構面の強さがキーになってきます。

水平構面(すいへいこうめん)というのは、簡単に言うと床や天井それに屋根など水平の面が、どれほど変形しにくいか。

建物が揺れてひし形になるのを防ぐとともに、揺れを壁に伝えて、変な言葉ですが、「安定して揺れる」ようにする役割があります。耐震の基本は壁に拠るところが非常に大きいのは確かですが、壁が正しく踏ん張るには天井や床も大事なんですね。

ですから大きな吹き抜けがあると水平構面はテキメンに悪くなります。この写真のように細かく梁が入り、そのうえに厚みのある構造用合板を貼ると水平構面耐力はグッと上がります。

 

DSCF6364水平構面である2階の床に貼る構造用合板(厚さ24㎜)もJAS規格で製品認証されているもので、止めつける釘の種類や釘打ちピッチが定められています。

釘がめり込んでいないか、所定のくぎピッチで取り付けられているか確認するのも非常に大事なチェックポイントになります。

75㎜というけっこう長い釘を、15cmピッチでパンパンと打ってあります。

合板の床が24㎜あるので、この上を誰が歩いても大丈夫。

このへんまでくると 、工事中とはいえ、建物の耐震強度は70%程度でていますから、もう震度6強の揺れがきても壊れないだろうと思います。

 

DSCF6363外壁にはサッシが取り付き、付加断熱用のKMブラケットなる点々状のものが取り付けられました。

サッシはシャノンのシャノンウィンドーⅡ。

アルゴンガス入りLOW-Eペアガラス・樹脂スペーサー。

シャノンは樹脂スペーサーが標準ですが、YKKはオプションです。サッシ発注時はご注意ください。

アルミスペーサーでも悪くはないのですが、ガラスの角は結露しやすく、すこしでも断熱性をあげたいところ。室内側のガラス表面温度は1℃前後変わるはずです。

 

DSCF6426このKMブラケットに高性能グラスウール16K 厚さ10cmの断熱材をひっかけるようにして詰め込んでゆきます。グラスウールの幅は60cm。その規格寸法にあわせてあらかじめKMブラケットを取り付けておいたのです。

木で下地をつくる工法(木下地付加断熱工法】もあり、過去に双方を価格・時間・作業性などあらゆる観点から比較検証しました。

費用的にはやはりKMブラケット工法のほうが工事費は高くなりますが、施工時間は大幅に短縮できます。

さらにヒートブリッジ(熱橋)と呼ばれる、熱が伝わりやすい木の部分が窓回り以外にまったくないため、断熱効果が5%程度向上します。

 

IMG_4755KMブラケットはサッシ枠の支えとしても利用できます。

サッシは大きさにもよりますが、重いものだと100kgをゆうに超えます。

長年にわたりサッシが垂れてこないよう、安定して動作するよう、付加断熱をしてサッシを外側に取り付ける場合は、各社模索中だと思われますが、こんな方法もいいのではないかと思います。

こんな風に窓をつけると、「日射が入りやすい」、室内側が「出窓みたいになる」というメリットもでてきます。

 

DSCF6368建物の出隅、コーナー部分はこのような木の下地をつくっています。

決まった大きさなので、思ったより簡単につくれる。

1軒で30~40個ほどつくることになりますが、建物の角を補強する役割も意図せずに担っており、耐震上も評価できるのではないかとひそかに思っています。

 

 

DSCF6421付加断熱をしたら、すかさずタイベック防水シートを貼ってゆきます。

KMブラケットの先端は白色をしていましたが、そのシールをはがすとなんと粘着ブチルテープになっており、タイベックがくっつきます。指でしゅっとこするとタイベックがピンと張れます。さらにその先端は木ねじが効くような強さがあり、次工程の通気胴縁を止めつける下地になるのです。

非常によく考えられた商品だと思います。今後は200㎜用などもっと厚く付加断熱できるようになってゆくことでしょう。



付加断熱工事の動画(ちょぴっと)YouTube

2016.6.13 Reborn 建築士・塩原

 

長野市鬼無里にて上棟^^

♪まっかだな~

♫まっかだな~

♪自分の二の腕まっかだなぁ~

♫うなじのあたりもまっかだな~♫

 

3年ぶりに建て方工事に参戦した塩原です。

DSCF5420普段設計士としてあまり現場でヘルメットをかぶり、カケヤを振りかぶることはしませんが、

現場監督者として、暑い、そして熱い、「タテカタ」に参加して参りました。

「雨男」の汚名は今日で払しょくされたようで、15:00ごろから雨だろうとの天気予報も覆し、

前身ぽっかぽか(ひりひり)です^^

 

 

DSCF5337昨日土台を据えて、1階の柱を立てておきました。

今日はクレーンを据えて、1階の梁から。

「いの一番」

ってよく言いますね。それって建築用語とも重なるってご存知でしたか?

い通りの1番、っていう柱があるんですよね。

土台を据えた後、一番初めに立てる(建てる)柱がいの一番。大昔からの風習です^^

 

DSCF5343どうです?こんなに臨場感のあるブログ書いてる人、あんまりいませんよね(笑)まさに現場レポーター^^

クレーンの操作者(クレーンオペレーター、という職種から、「オペさん」と一般的に呼びます)に手信号で合図を出して、所定の位置に梁を誘導。

いままさにこの梁が納まった瞬間です!

もう何百年、何千年も、この作業はここ日本の家づくりの基本です。

クレーンがない時代は、大勢の人々で、それこそご近所の人や、女ショウまで現場に駆り出されて、わしょいわっしょいでしたね^^

 

DSCF5339大工という職業は、いい仕事だと思います。

もうこの場面を目の当たりにすると、設計士のことなんて頭から消えてしまうお客さんも多いのではないかと想像します。

それにしても、向こう側のお隣の家のスズメバチの巣はでけぇな。

2つもあるけど、いずれも空き家。

ここ鬼無里はかなり過疎化が進んでいて、以前は鬼無里村でしたが、長野市に合併されて、さらに過疎化がスピードアップしてしまったそう(>_<)

場面は通し柱に取り付く1階の外周の梁(これを専門用語で胴差【どうさし】と言います)を合体させようとしているところ。

 

DSCF5353アップで激写しましたが、様子が分かってもらえるでしょうか?

機械加工の通し柱と、手加工の胴差(この白い木=ひのき)の加工精度が微妙にずれており、

先ほどの写真はそれをノミでつっついてお互いが入りやすくしていたんですね、実は。

 

 

DSCF53571階の梁がすべて納まるべきところに収まりました。

Rebornでは標準仕様で耐震等級3を出していますので、2階の床面に、「ネダレス合板」を張っています。

これは地震の際、建物が変形しにくくなる目的が大きいのですが(つまり耐震上有効、ってこと)さらに大工さんたちの足場がよくなり、作業性がぐんとよくもなってしまうメリットも。

建て方の時は、木造建築の中でも最も怪我のリスクが高い。その原因の一つに足場環境がわるく、脚立から転倒・落下。また、2階(3階)から道具や資材の落下により下階の人に直撃、などが多いんです。

 

DSCF5360お昼前にはここまで組みあがりました。

だいぶ家の形になってきました^^

気温も湿度もぐんぐん上昇。

クレーンの首(ブーム、と呼びます)もぐんぐん上昇↖

途中、補強用の金物が不足するという不測の事態がありましたが、なんとかこれをクリアし午前中でここまで漕ぎつけました。

 

DSCF53642階の天井にも、ネダレス合板を貼ります。

当然ではありますが高いところほど恐ろしい。

この面に平らな床ができることは、転落のリスクを大きく減らすことができます。

 

いくら立派で豪華な家でも、いくらデザインがかっこよくても、それをつくる職人らにとって、怪我のリスクが高い工法というのはいただけません。

ネダレス合板を貼らない場合は、ハンモックのような落下防止ネットをはりめぐらすなどの措置が必要です。

私も過去に、何人も落下した人を知っています。亡くなった方はいませんが、あと1m横だったら、そこにはボルトが出ており、、、

なんてしゃれにならないこともよく聞きます。

 

DSCF53652階の天井であるネダレス合板の上には、さらに防湿シートを張ります。

これは単純に防湿・気密層としての役割もありますが、この後もしかしたら降り出すかもしれない雨に備えた措置ともいえます。特に雪がこの段階で降ると、ものすごい滑りやすくなるので注意が必要です。

防湿シートは厚さ0.2mmの、比較的厚手のものに。

この後ここに屋根を構成する下地材が、クレーンで吊上げ、乗っかります。

 

DSCF5391屋根下地です。

俗に垂木野地(たるきのじ)といいます。住宅メーカよっては、屋根をパネル化して、もう屋根材もくっついた状態で何枚かのパネルを組み合わせてボルト締め、あっという間に屋根が出来あがっちう様子をみたことがありませんか?☆

でも普通はこうして地味に、1本1本、1枚1枚、図面通りにその場で、加工をしたり釘やねじで止めたり。

「それとって!」、とか、「そっち上げて!」とか声を掛け合いながら2、3人がペアになりながら工事します。

一人で黙々と夜更けに作業する”設計”とは全く異なる作業環境ですね!

 

DSCF5400夕方行われた上棟式の、直前の一コマ。

ご夫婦で感慨深そうに^^

そのまなざしはすでに冬における雪の心配に向いていたのかも!?

MARさん、ようやく上棟です!

長い1年半だったと思いますが、

これから先はヒジョウに楽しみですね^^

お盆期間中、ぜひご家族みなさんで塗り塗りしましょう☆

 

MARファミリーのみなさん(お子さん)、このブログをたまに観て状況を把握し、お盆には必ず戻ってきてください!

おじさんたちはそれを目標にしばらく頑張りますので!

 

 

 

 

 

 

総堀りベタ基礎

なんなの?この暑さ?

長野市鬼無里で新築住宅が始まろうとしています。

森に囲われたこの地でさえも、午前中30℃近くまでぐんぐん気温は上昇^^

足場を先に組んで、いよいよ明日から土台を敷き始めます。

そういえば、最近では珍しくない(建て方に)先行足場ですが、私がこの業界に入ったころは足場なしで躯体を組み上げ、屋根をやる段になって初めて足場屋さんが建物をぐるっと囲うように足場を組んでいました。

これを後行足場、と言うんでしょうか?よくやってましたね、昔の人は・・・。

 

IMG_4702この建物の建築主Mさんは、1年半前に発生した神城断層地震(俗にいう白馬地震)でここからほど近い鬼無里のご自宅が全壊(>_<)

今回敷地をあらたに購入して、一念発起の新築です。

幸いご家族みなさんに怪我はなかったものの、その瞬間まであった日常生活が、いっぺんにひっくり返るその恐ろしさは、

「その時はその時サ」意識レベルでしかない我々無被害者からは、なかなかどうして想像ができません。

「地震保険に入っていたおかげで、また建てられるだけ、ラッキーだった」

とMさん。昨夏開催、Rebornの新築住宅見学会で出会うべくして出会ってしまったのでした^^

 

IMG_4707この写真をぱっと見て「基礎だ」とわかった方は現場監督の素質があります。

すぐにRebornの門戸を叩いてください!(笑)

高低差のある敷地に計画されたM様邸は、基礎工事にずいぶん費用をかけました。

基礎は文字通り建物の礎(いしずえ)。

耐震上、超重要な部位であることは疑いようもありません。

ふつう住宅を建てる際は、外観デザインやインテリア、省エネ性能や坪単価などがまず最初の営業トークとなりますが、

Mさんの場合は「耐震性と断熱性能をいかにコストバランスよく両立させるか」、という玄人的な議題が持ちかけれれました。

 

DSC_0026こういう土地にどう基礎をつくるか?

今回私が出した答えは、総掘りベタ基礎です。

この写真中の左側の高い土地を、すべての周囲で仕上がり地盤面としたい。

つまりガッツり盛り土。

だけど基礎をつくるのは1mほど下がった低い土地。

通常こんな場合は布基礎としますが、ここは豪雪地、鬼無里。

しかもトテモ寒く、基礎を地中に深く入れる必要性があります(凍結深度~とうけつしんど~といいます)。

 

DSCF4556さて、「総堀りベタ基礎」をどう伝えればいいものか?

べた基礎と布基礎のいいところ取り、のような基礎です、はい。

注意点はただ一つ。家の周りの地面よりも、床下の地面(べた基礎のベタのコンクリート)の方が低いので、止水措置をちゃんとやらないと床下に水がたまっちゃうんです><

 

 

 

DSCF5106これでわかるでしょうか?まるで地下室のような部屋がいくつかできてます。

おもわず床下を何かしらに利用してしまいたくなる衝動に駆られます。

Mさんからもすかさず、暖房用・給湯用のボイラーの床下設置の可能性について検討せよ、と通達が発せられました。

結論的には床下にボイラーを設置することは今回見送りました。排気筒の出口が雪で埋もれないか、とか、今回はあくまで床断熱なので(基礎断熱ではないので)床下はいわば屋外同等環境。家の中(つまり断熱された空間)に置くことの方が熱利用のメリットが出るのではないか? などということで床下積極利用案は採用しませんでした。ま、理由はその他もろもろあるんだけれど・・・。

 

 

IMG_4712今日は坂田木材さんより躯体木材の搬入をしてもらいました。

今回の新築住宅M様邸の、最重要にしてなかなか達成困難なテーマは、

「屋根上に積雪が2m乗った状態で、耐震等級3をクリアするべし」

そしてもちろんキューワン住宅^^

積雪2mでの耐震等級3は初めての試みでしたが、Rebornの標準仕様は耐震等級3なので、そこに積雪荷重を2m見込むとどうなるのか、個人的にも非常に興味がありました。

構造計算の結果、筋交いたすき掛けを数か所追加し、水平構面の強化=ネダレス合板を4周釘打ち仕様~にすることでクリアできました。

外皮断熱性能はReborn標準仕様の高性能グラスウール16K付加断熱100mmでなかなかのグレードに。【Ua値=0.309W/㎡K (Q値=1.09)】

 

温水パネルヒーター全館暖房20℃設定で、灯油600リットル(ここはずいぶん寒いところなんだな~と思わせる数値ですね^^同じ建物を長野市内で建てると430リットルと計算値)第1種換気やヒートポンプ(電気)での暖房熱源も検討されましたが、コスパがやはり灯油がいいとの判断をしました。ちなみにヒーポンでCOP2.5で計算すると、燃費数値で14.6kwh/㎡を得ました。これはなかなかの温熱的高性能住宅といえそうです。

長期優良住宅(耐震等級3)でグリーン化事業補助対象事業(100万円の助成あり)

9月完成を目指します。

屋根にガラス!?@長野市K様邸

早いもので4月も折り返しましたが、結局お花見はできなさそうです・・・

 

こんばんは、おおくぼです。

 

昨日足場撤去のK様邸。

IMG_3691朝から鳶職人さんが賑やかに作業されていました。半分ぐらい片付いているところですが、だんだんとお家の全貌が明らかに☆足場がなくなるといよいよだぞ~とどこからともなく声が聞こえてきます(笑)

 

 

 

 

そして今日はこのお家のポイントの一つ「ガラスの屋根」。

南側の下屋ですが、屋根の2/3がガラスです。ここから暖かい太陽の光が家の中へ入り込み、さらに家を暖かくしてくれます。省エネですしね!

IMG_3695施工中を上から。

 

 

 

 

 

ガラスは、厚さ8mmの強化ガラスです。昔は車の窓にも使われていましたが、その強度から事故の際に頭蓋骨を粉々にしていまい、現在は合わせガラスへと変更されているほど。

この強化ガラスの特徴は、なんと言ってもその強度。通常のガラスの3~5倍程度の強度があり、大人一人二人乗ってもまず安心です。そしてもう一つの特徴は、万が一・億が一割れても安全。インターネットで「強化ガラス 割れた」と調べてもらえば一発ですが、粉々なります。巨大な破片で落ちることはないので、落ちてきても大きな怪我を負う事はありません。

 

ご近所のみなさんも不思議そうな目で施工の様子を見られていました。確かになかなか珍しい光景だったのかと思います。

IMG_3705外部工事も残りわずか。

怒涛の終盤戦!

完成楽しみだ!!!

 

 

 

 

おおくぼ

プラネット左官工事終了@長野市K様邸

サクラが散るころには、花粉も和らぐなんてホントかいな!?まだまだ苦しんでます・・・

あ、花粉ガードスプレーしてないからか!(笑)

 

 

こんばんは、おおくぼです。

 

IMG_3652外壁左官工事が完了したK様邸です。左官材はプラネットのクイックアンドイージー。K様ご希望の色に近づけるようReobrnと左官屋さんとで数種類の調合を行い、K様から満足いただける仕上がりとなりました。何色と言えばいいのでしょうか?オフホワイトが近いのか、すこし茶色掛かった優しい色。

 

 

IMG_36641枚目は晴天だったため白が強めですが、こちらは曇り空の様子。白よりか茶色が強めになっています。そのときそのときで様子が変わるのも、塗り壁の特徴ではないでしょうか。窓手すりもつきましたね。塩原さんおすすめレッドシーダーです。

 

 

 

 

IMG_3679そして久々の自撮り!足場の上でお昼寝中ってわけではないです。

 

 

 

 

IMG_3682足場絡みのお仕事の中で、窓拭きをしていました。職人さんの安全を守る足場ですが、全ての箇所を作業し易い環境にするということはなかなか難しい。こうやって寝そべったり、お腹を引っ込めたりして職人さんたちは仕事をしているんですね。

 

 

 

 

さて、明日は足場撤去です!

鉄格子に囲まれていたK様邸の全貌が明らかになります!楽しみです☆

おおくぼ

長野市K様邸新築工事~畳採寸~

もう5月病なのか、花粉で鼻をすすりすぎて頭がぼ~っとするのかよく分からないんです。

 

こんばんは、おおくぼです。

 

K様邸新築工事ですが、畳屋さんが採寸に来ました!

 

IMG_3562畳屋さんの道具です。雰囲気でてますね~。自然とどんな道具が入っているのか気になってしまいます。

 

 

 

 

IMG_3564まず、緑の袋に入っていたのは定規です。折りたたみ式になっていて、長さ調整が可能です。

 

 

 

 

 

IMG_3565そして箱に入っていたのが直角を出すための道具です。

 

 

 

 

 

IMG_3566足が4本あり、定規で墨出ししたところに狙って直角を出していきます。直角(垂直)を出すと言えばレーザーという道具を使いますが、また新しい職人道具の発見でございました!

 

 

 

 

IMG_35674.5帖の和室。

暖かいお家での畳はお昼寝するには間違いなしでしょう!!

 

 

 

 

 

おおくぼ

長野市K様邸新築工事~内装左官①~

季節はずれの雪が降ったり、ここ最近では一番風が強かったりと忙しい天候が続いていますね。

 

こんばんは、おおくぼです。

 

さて、新築工事中のK様邸です。

 

大工さんが現場からいなくなり寂しくなって束の間、今度は左官屋さんと毎日顔を合わせています。

 

そんな左官屋さんは、荻原プラスターさんです。仲良しご兄弟でいろいろとご指導いただく優しいおじ様二人組みです。

 

今回の左官材は珪藻土です。

プラネットじゃないの?なんて方もいるかと思いますが、DIYじゃないの?という方もいるかと思いますが、今回は職人さんに工事してもらいます。

 

養生を一通り終えて、いざ!と言うわけにはいきません。

 

IMG_3520まずは下塗りです。「エコクーイン」という珪藻土を使いますが、下塗りが必要になります。この下塗りで仕上がりの良し悪しがでますので、職人さんの腕が大事になってきます。

 

 

 

 

IMG_3556が、私としゃべりながらもさ~さ~とコテが進みます。まあ当たり前と言えば当たり前なのですが、私は入社してDIY左官の物件を担当してきたのでまた職人技に惚れ惚れしてしまいました。

 

 

 

 

 

IMG_3560見事に平です!そして床が綺麗。畳屋さんがクロスと間違えてしまうほどです。(笑)私もDIYをお手伝いしていることもあり、この凄さはやっぱりプロなんだな~と改めて実感です。

 

 

 

 

珪藻土については、また仕上がった段階にでもお勉強がてら書きたいと思います。

 

IMG_3557そういえば、トイレも設置されました。全面ヒノキに囲まれた贅沢なトイレですね~☆

 

 

 

 

おおくぼ

長野市K様邸新築工事~大工工事追い込み!!~

雨の日は花粉があまり飛ばないなんて嘘です!

 

こんばんは、おおくぼです。

 

 

さて、新築工事が進んでいますK様邸ですが

 

大工さんの工事も造作家具などの仕上げ段階に入っており、ラストスパートです!!

 

IMG_34842階ファミリークローゼットですが、K様ご希望の布団が置ける中段棚。杉の間柱材にカンナをあてて、すのこ風に仕上げてくれました。お布団も余裕で置ける幅がありますが、その上のハンガーポールにも服が掛けられるように高さを調整していただいてます。

 

 

 

 

 

IMG_3500キッチンコンロの上には、ちょっとした棚ができています。調味料や、お客様に見られたくないような物も置いとけます。奥様にはとっておきの空間ですね。

 

 

 

 

IMG_3496こちらは私と同じ歳の大工さんですがこの道10年目。最近はいじられながらも試されています。一言一言にビクビクしてますが。。。

 

 

 

 

他にもダイニングカウンターや玄関収納などの造作家具が盛りだくさんです。私も一つ作ってしまいましたしね。現場がもう少し綺麗になったらお見せしますね。

 

 

IMG_3482外では左官屋さんが、モルタルで下塗りをしていました。いつ見てもコテさばきにうっとりです。

 

 

 

 

さあ工事も終盤に差し掛かっております。

最後まで気を抜かずに頑張りましょう!

オオクボ