施工事例 | 株式会社Reborn(リボーン)

初タイベックスマート

DSC_3124長野市松代町、C様邸新築工事が順調に進んでいます^^

今年は地域型住宅グリーン化事業の実績報告書の提出期限がかなりヤバい。

補助金を得るために、なんと来年の2月上旬までに工事を完成させねばならぬのです。

室内は電気配線が終わり、断熱工事中。1か月後の11月上旬には大工工事を終了させるスピード感が必要です。

これはもはや「疾走」レベル。

ただでさえ手間のかかるQ1.0住宅ですが、Rebornの合理化工法でなんとか乗り切りたいと思います。

 

DSC_3126今回は室内側の防湿シートに、デュポン株式会社のタイベックスマートを採用しています。

旧名称は「ザバーン」。約1年前に「タイベックスマート」という名称で発売されました。

断熱材セルローズファイバーの調湿作用を活かす目的であったり、酷暑地での夏型結露の抑制にと、関西以南地域では人気が出てきているというシロモノ。

問題はその金額でしたが、今回”お試しで”ということで特別価格でメーカーさんにご提供いただきました。

従来のポリエチレンシートと比較して実測をしてみたいと思っています。

長野県も夏はかなり暑くなってきていますので。

 

無題もはやタイベックは透湿防水シートの代名詞となっていますが、実は透湿防水シートはいろんなメーカーから発売されています。

タイベックはアメリカのデュポン社が発売するシートの商品名。日本の木造住宅に初めて採り入れたのは、新住協の理事長である鎌田先生なのだそうです。

水は通さないけれども湿気は通すという魔法のシート=タイベック。

タイベックスマートはなんと、「普通の状態では湿気は通さないが、温度が高く湿度が高いという状況においてだけ湿気を通す」という機能があります。

無題-2(旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社のHPより抜粋)

つまり冬は湿度を壁の中にいれず、夏は湿度を通すという作用があります。

夏、室内をガンガンエアコンで冷やしていて23℃、外気温が40℃などとなり、壁の中の空気が32℃-湿度60%なんていう状況になると、室内側の防湿シートで結露が起こるんです。

エアコンを効かせた車の中で、夕立ちザブ雨の後、高温多湿でちょっとムッとした夕暮れなんかだと、フロントガラスが曇ってワイパーしたことありませんか?

あれが夏型結露というものです。

IMG_8889いつもはピンク色で、いかにも暖かそうな印象ですが、白いシートはクールな印象。

施工感は、やや厚手で貼りにくい印象があるが、ピ~ンと張れるので仕上がりとしては別段問題なし。

ロールの長さが1.5mという中途半端が長さで、重ね代が大きくなるものの実際にはロスが出ます。

実測面積の1.2倍程度の㎡数量で発注しました。

また、継ぎ目に張るテープは一般的な気密テープで、専用テープのラインナップは今のところないそうです。今回は一般的なアクリルのエースクロスで。

この後の工程は石膏ボードを直貼りしますが、下地である間柱が見えないので、大工さんには不評となることは間違いないものの、実際にビス打ちをする際には間柱は当然見えませんので、正確には「間柱の位置を念のため確認するのに目を使うか、指先を使うか」の違いだとは思います。

DSC_3138家の外側ではKMブラケットによる外壁付加断熱の準備が進んでいます。

松代らしく、なんとなく武家屋敷っぽく見えたのは気のせいでしょうか。

点状に外壁に取り付けられたこのKMブラケットに、高性能グラスウールを横長手方向に下段から引掛けるようにして充填してゆきます。

これで内外あわせて205㎜の断熱厚さとなります。U値=0.184。

熱がにげるの「イヤヨ」と憶えてください(笑)

ちなみに105㎜の充填断熱(内側のみ断熱)だとU値=0.382

光熱費の違いは、なんと灯油で年間約150㍑の差がでます。

 

2018.10.2 Reborn塩原

 

 

千曲市Q1.0住宅完成

DSC_2880今年も残すところあと99日となりましたー( ゚Д゚)

それにしてもこのところ天気がはっきりしない。

季節はいよいよ秋本番といったところではありますが、これで2週連続で小学校の運動会が順延になったようです。

このところ週末になると天気が崩れます。来週はどうなのか?

9/29()、30()千曲市中で完成見学会を開催いたします。

 

DSC_2871今週、工事がほぼ終了いたしました。

この週末を使って、建築主Mさんの手により床の塗装と清掃をおこなっていただき、網戸の取付、太陽集熱LATENTOの試運転を以って遂に完成となります。

完成見学会は今回も予約制にて行いますが、おかげ様ですべての時間帯がご予約で埋まりました。

ありがとうございます^^

 

DSC_2829すでに家具などが持ち込まれ、早くも生活感が出てきております。

いわゆるサンエルディーケー(3LDK)の30坪の家ですが、外皮断熱性能を高めることによって、「100㎡ワンルーム・多ブース」、と呼んでいいのではないかと感じています。

色合いは全体的にアンティーク調で、クリアとミディアムブラウンで統一されております。

ダイニングテーブルはMさんが遠く富山県まで出向いて行って仕入れた2m×80cmのケヤキ一枚板(*´з`)ナカソネ&シオハラでヒーヒー言いながらセッティングしました!

DSC_2830アンティーク調な家だけに、照明に「LEDフィラメント」のランプが多用されています。

照明器具はすべて施主調達品。(加えて木の台座も施主自主施工)

もともと木の家には白熱灯が似合うのですが、ご存知のように白熱灯は消費電力が大きいため製造が中止されています。

時代はもはやLEDランプ100%に近くなってきているわけですが、このランプがあれば”ええじゃないか”と感じました。

 

DSC_2865対面式キッチンではありません。いわゆる壁付けキッチン。

今回はじめて、タイルの施工をD.I.Y.でやっていただきました。施工担当は奥さんです。

シンプルな空間になればなるほど、こういったタイルやストーンの壁がアクセントとなりパンチが効いてきます。

 

DSC_2838キッチンタイルのご要望は、たしか建て方直後だったかと記憶しています。

タイル壁面から突き出させたラックは、工務店側で施工しましたが、けっこう苦労していました。新入社員ナカソネにて施工。

 

20180923182124-0001施工要領は私が書き、ボルト受けの壁内仕込みは関谷大工にて。そのあとはすべてナカソネショウイチ君が。

大工のDNAを持つ彼にとって、渾身のデビュー作となったのです。

その出来栄えやいかに。いったいどれほどの重さに耐える棚なのでしょうか。見学会来場者のみなさんにはその出来栄えの評価をしていただきたいと思っています。

 

DSC_2826本工事のMVP第一候補である奥さんが階段を塗装している真っ最中。

「もうちょっとで終わりですね」と声を掛けると、

「ほんとうにあっという間でした。まだやり足りない気がします」

というすごいコメントが!

42.195kmを完走したマラソンランナーのコメントとして置き換えると、

「季節を感じ、風を感じながら、楽しく走ることができました。1時間後にもうひとレース走りたいと思います」

という感じに訳せるかと思います(笑)

 

DSC_2875この家が建つこの土地を見に来たのがちょうど一年前の9月。

その直前にMさんは買おうとした土地が突然買えなくなるという絶望的な状況だったとはだれも知る由がないでしょう。

(土地の売買契約の直前になって不動産屋さんが建築条件をつけてきた)

不動産業界・建築業界への不信感、時間が経過してゆくことへの焦り、探せば探すほど妥協という言葉がちらつく土地探しの中でこの土地に出会いました。

何事もあきらめない、そう確信を持ってMさんは言えるのではないでしょうか。

 

DSC_2851エラソーな口を叩きますが、

この一年間、家づくりを通してMさんご家族は、本当に大きく成長したと思います。

まだゆりかごの中の子供が、階段をのぼることができるようになり、

自分で調べて自分でものを買って、自分の手で加工して取り付ける。

なんとか時間を産み出して、期限に間に合わせる。

夫婦協業、時に罵り、時には褒め、あらゆることを二人で相談して決めたことでしょう。

私がそう感じているように、Mさんにもまた、リボーンのことを親友だと感じてもらえたなら、とても嬉しいことだなぁ。

工事はこれでいったん区切りが付きますが、今後とも末永くおつきあいいただければ幸いです。

と、ここに引っ越して来て、家族が川の字に布団についたとき、ボソッとつぶやいてほしいものだと思います。

ボソッと、がミソなんですが(笑)

2018.9.22 Reborn塩原

 

 

極上の性能は自らでつかむ。

20180913220203-0001今月末に開催いたします完成見学会@千曲市のご予約が始まっております。

「極上の性能は自らでつかむ。」

その言葉の意味についてですが、

「D.I.Y.で断熱工事をした」という風に勘違いされると困るので補足しておきます。

そうはいっても”極上の性能”を手に入れるには、それなりのお金が必要だともいえますから、あながち間違ってるとも言えないのないのですが・・・。

 

「極上の性能」

とはいったいどんなものでしょうか?なにをもって極上とするのか?

例えばUa=0.3前後のいわゆるキューワン住宅。

例えば耐震等級3か、ものさしはありませんが耐震等級4相当なのか。

 

南東外観あるいは太陽集熱装置による燃費・省エネ性能のことを指すのか?

はたまた外壁しっくい左官仕上げ+レッドシーダー無垢板サイディング+クロスレスの室内しっくい仕上げのことなのか。

別の言葉で最近「ハイスペック」という表現をよく聞きますが、

(あれっ?もうツカわない?)

どの世界でも基準というものがありまして、

耐震等級でいえば”1”は建築基準法を満たすレベルで、震度7クラスの地震で命だけは守られる程度の性能。

断熱等級でいえばここ千曲市は外皮Ua=0.56以下にしてほしいな、という基準値があります。

 

南面4ちなみにこのUa(ゆーえーち)は2020年から義務化されるので、「してほしいな」という推奨レベルではなくなることが決定しています。

だから巷にはまだUa=1.0以上なんてのが実はゴロゴロ建っていて、一条工務店をはじめ大手ハウスメーカーはさすがにそういう低断熱の建物は建てていないとおもうけれど、無知無頓着な残念工務店はまだまだいらっしゃる、という残念な時代なのです。

ですから建築主になろうとする人は、自ら建物の基本的な性能(断熱・耐震)については自身でしっかり勉強をして、予算を把握しながらスペックをきめてゆくべきなのではないでしょうか?

 

表紙用外観強引な住宅ローンは生活を圧迫します。

断熱性能だけよくても耐震性が劣る、あるいはメンテナンスコストがドえらくかかる、なんていうのも考えもの。

住宅というものは、カッコよさの追求から基本性能向上への探求をしてゆく時代になっんだと思います。

そうはいってもカッコよさも大事なのですが・・・。

この家の建築主Mさんは、最初にお目にかかった時にはこのあたりのことをしっかり心にいだいていたように思いました。

私のブログですでに毒されていたのかもしれません(笑)

 

DSCF6426このところよくご質問をいただくのですが、

「付加断熱をしても元がとれないのではないのか?」

ということについて今回は述べてみます。

ご覧の写真は、高性能グラスウールによる外壁の付加断熱100㎜。

壁の中にも105㎜が入っていますので、外壁は合計205㎜の断熱材ということになります。

延べ床面積30坪程度の家でしたら、外壁付加断熱工事にかかる追加費用は一般的に言って75万~90万円。

RebornではKMブラケットという断熱フックを用いており、熱橋を限りなく小さくした付加断熱としています。

もちろん追加費用も限りなく小さくしています^^

これを木でやっても悪いわけではありません。KMブラケットには厚さ60㎜用と100㎜用のものしかなく、140㎜とか200㎜付加したい、というようなときには、現状では木下地にならざるを得ません。

IMG_1501木の下地の場合のほうが実は安くできる、ということが分かっています。

30坪の家ならば10~15万円ほどの差がでます。

じゃあそっち方がよいのか、ということかと言うとそうでもありません。

KMブラケットは強化プラスチックでできています。

プラスチックは木に比べて熱を通しにくい素材です。

KMブラケットは外壁面に点状にフックをつけるもので、

列状に配置する木下地は断熱材以外のものがフックに比べて各段に増えてしまうのです。

これを「熱橋(ねっきょう)がね・・・」という言い方で、あらゆる断熱の場面で熱橋はできるだけ減らそうと我々は工夫しています。

ちなみにQPEX計算書によると、両者のエネルギー消費量の差は年間で灯油換算=11㍑。

たかが11㍑ですが、60年暮らすとなると660㍑で、日本には全部で5300万世帯がありますので、「社会全体の眼」でとらえるととんでもないエネルギー量なのだとも言えなくはないのです。

東面4木を除けばエネルギー資源極小国である日本で生活していることを自覚し、

あるいは今後エネルギー価格の高騰が懸念されているので、10リットルの差はけっこうあるのではないかと思っています。

これが3㍑とか、そうさなぁ、5㍑の差だったら考えちゃうな、私も。

もう一つ補足しておくと、最近は大工さんがものすごく不足していて、現場であれもこれも大工さんにやってもらう時代ではない、という考えも持っています。

木の下地であれば大工さんが行うのが通常ですが、KMブラケットであればそれほど技量を要しません。インパクトドライバーとスケールがあればだれでも施工が可能です。

リボーンではKMブラケットの施工を、現在は断熱専門業者である信越ビー・アイ・ビーさんに委託していますが、将来的にはアルバイトを含め「その時やれる人に」とも考えています。DIYでもいけるかもしれません!

 

外壁U値0.382GW105㎜ここからは物理的な分析をします。

これは新住協が発行しているQPEX(キューペックス)というエクセルベースのソフトで、外壁の入力欄です。

「エクセル」というのがミソです。たいていの人は持ってますからね、エクセル。

外壁断熱材の素材や厚みを入力することで、簡単にその部位の1㎡あたりの断熱力を計算してくれます。

断熱力は最近Ua 値という便利なものさしがありますが、付加断熱なし、壁内105㎜充填断熱の場合、外壁U=0.382です。

断熱は天井やら床やらあるいはサッシとか玄関ドアなんかも検討しますね。

それら部位ごとのU値をまず算出し、それが家全体に何㎡ずつあるのかを計算してゆきます。

そーすると家全体での平均のU値がみえてくるのです。U値の平均、つまりアベレイジなのでUa値、というわけです。

 

外壁U値0.382GW105㎜エネルギー外壁断熱材だけで検討してみます。

外壁U=0.382の時、家全体のUa=0.41となりました。

この時の年間灯油消費はちょうど400㍑となります。(この家の場合)

それでもこの地域の推奨基準(Ua=0.56)すれすれの断熱スペックだと620㍑になるため、400㍑なら外壁に付加断熱をしなくともすでに省エネ性が高いともいえます。

樹脂サッシペアLOW-E、床245㎜、天井300㎜、外壁105㎜ならUa=0.40~0.45になるのが常です。これを準キューワンレベルと私たちは呼んでいます。

 
外壁U値0.184GW205㎜つぎに付加断熱100㎜をKMブラケット下地で行った場合、U=0.184。ぐっと値が小さくなりました。

家全体のUa値はいったいどうなったのでしょうか?

 

外壁U値0.184GW205㎜エネルギー答えは3秒でわかります。QPEXを使えば(笑)

 

Ua=0.33

灯油消費量は▲110㍑の年間290㍑になりました。

110㍑/年だと灯油はいま¥100/㍑ですから¥11,000/年。

仮で60年暮らすとなると¥66万ですね・・・。

そうすると付加断熱の工事代金75万は60年かかってもペイできないということになります泣

IMG_1210しかし泣いてはいけません。

今後灯油がリッター何円になるのか誰もわかりませんし、この家は100年以上も暮らし継がれてゆくのかもしれません。

さらに、110㍑×53,000,000世帯を算出すると計算機の桁数が足りません。

目先のことだけではなく、少なくとも50年先、あるいは日本、世界、地球のことに想いを寄せれば、ちょっと気が軽くなったりしませんか?

残念ながら(?)弊社リボーンで新築する場合は、強制的に外壁は付加断熱仕様になります。

「極上の性能は自らでつかむ。」

というのは、こういう燃費に係ることがあらかじめ予測できる、検討できる、

さらに言えば、月々の光熱費が事前に検討できる、ということにほかなりません。

木部の塗装を自分でやったり、内壁をぜんぶしっくいで塗装あるいは左官で仕上げる、そのことで数十万工事中に稼げるのであれば、

その分を断熱性能アップ(燃費向上)や耐震性アップに使ってもらいましょう、そうしましょう!(‘ω’)ノ

長くなりましたが、この家はそーゆう家なのです。

 

2018.9.13 Reborn塩原

※徐々に予約で埋まってきています。土曜日29日の午後がまだ空いています^^

9/29・30完成見学会@千曲市 開催決定。

千曲市で新築木造・キューワン住宅、完成見学会のお知らせ

お施主様のご厚意に甘えて、完成見学会を9/29()、9/30()の二日間、

開催をさせていただく運びとなりました。

場所は千曲市中(なか)です。

こちらの見学会は、完全予約制とさせていただきます。

 

 「 極上の性能は自らでつかむ。 」

 

木部内外のすべての塗装と、室内の西洋しっくい塗装は建築主であるM様ご夫婦のみによるD.I.Y.にて行いました。

「その出来栄えやいかに?」

DIY作業を取り入れて自宅を建てたい方にぜひ見てほしい!!

DSC_1938-1

暖房:PS製温水パネルヒーター+太陽集熱器熱交換&補助用灯油ボイラー

冷房:壁掛けルームエアコン

換気:ダクト式第三種全館常時換気

給湯:LATENTO太陽熱集熱システム&補助用灯油ボイラー

断熱仕様:高性能グラスウール↓

天井:300㎜、屋根:250㎜、外壁:205㎜、床:245㎜。

耐震等級3

Ua値=0.33

 

完全予約制ですので、ご興味のある方は事前のご予約をお願いいたします。

詳細は下記をご覧ください。

2018092930完成見学会チラシ.pdf

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開催日   9月29日()・30日(

開催時間  ①10:00 ※各回2組

      ②12:00 ※各回2組

      ③14:00 ※各回2組

      ④16:00  ※各回2組

※30日(日)は①~③

場所    千曲市中(なか)

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■ご予約はこちらまで

☎026-274-5485  FAX026-274-5486

メールinfo@reborn-nagano.co.jp

もしくはお問合せフォームから

予約状況もありますから、できれば電話がありがたいです。

この家づくりに関する塩原のブログも、併せてご覧いただけると理解が深まります。

千曲市Q1.0住宅完成間近!

DSC_1814秋雨前線の影響でしょうか><

本日は来週から始まる断熱・耐震・水廻りリフォーム@軽井沢の現場で、男4人で雨中の荷物運びだしをしました。

W様、本日はご契約まことにありがとうございました^^

これから年末までの4か月間、くるりとリボーンしてみせます!

総リフォームということで、家の中の荷物を仮設用のF-LAT BOXに納めました。

「へぇ~、こんなに入るもんなんだ」と我ながらに思うわけです。

2坪(4畳)って物置としてかなり使えます(*´з`)

 

突然ですが、今月末に完成見学会を行います!

DSC_1862-19/29()、30()@千曲市です。

昨日ついに足場が解体されました!

謎の×××が目印です(笑)

建て方をしたのは5月下旬ですから、けっこう早いね!

コームテンは仕事がノロいのです(笑)

6,7月の猛暑の2か月間は大工さんを中心に工事をがんがん進めました。

8月は完全にMさん(お施主さん)に現場を預け、DIYによる塗装やしっくい塗装に集中してもらいました。

 

DSC_1880-1「その出来栄えやいかに?」

というのがこの見学会の見どころの一つとなっておりまして、

果たして素晴らしい出来栄えとなっております。

ついでと言っては何ですが、キッチンのタイルもMさん(奥さん)の手によるもの。

玄関のタイルを張っていた本職のタイル屋さんから「キッチン用のタイル目地材は難しいよ!」って言われながらも、

その後どうしたんでしょうか?

しっかりきれいに(この画像を見る限りでは)仕上がっていますな。

 

DSC_1938-1Rebornの定番となっている素材で、間取りの自由度を制限させていただいて設計費を抑え、

燃費のいいキューワン住宅の普及に努めています。

今回も外壁やベランダの手すりに天然木をアクセントで張りました。

無塗装あるいは自然オイルのクリアで素朴系でみせています。

いずれこの木の部分はグレーに変色してゆき、いい味わいになるのではないでしょうか。

 

DSC_1868-1玄関ドアはガデリウス・スウェーデンドアをベースに、Rebornのオリジナル玄関ドア=eZ-door#03。

ウエスタンレッドシーダー・ラフソーン乱張りです。

土間床タイルと外壁のとりあいに着目してください。

タイル巾木とかって言いますが、10cmほどタイルが立ち上がっているというやさしい設計ですね(笑)

さてどんな照明器具がつくのでしょうか?

施主支給品のため私もまだ知りません(*’ω’*)

普通玄関ドアの戸先側の上のほうにブラケットライトをつけるんですが、この位置だと変ですか?

夜、ライトにたむろしている虫が入りにくいので、リボーンでは最近このパターンが多いです。

ドアは90°開けば十分だと考えます。

 

DSC_1867-1玄関ドアを開けて室内に入るといきなりテポドン(と呼んでいる人がいるので)が迎えてくれます。

ご存知、ラテント太陽集熱貯湯タンク。500㍑の容量があります。

太陽の熱をここに閉じ込め、給湯と暖房用の温水に熱移動させて省エネを図るという方針です。

補助用のボイラーを当然つなぎますが、年間を通して給湯と暖房の消費エネルギーの30%減を目指して、導入をおすすめしております。

タンクは室内置き。設計時その設置場所のコマどりに苦心します。

へんなところにすると搬入ができなくなるので要注意。通路幅は80cm以上が必要です。

 

DSC_1876-1ここ1~2週間は水道屋さん、電気屋さん、暖房屋さん、換気屋さん、ガス屋さん、建具屋さんなど、さまざまな職人さんが器具を接続させに訪れています。

陰影がおだやかなしっくい塗装の内壁。しっとりとした雰囲気がすでに漂っていますね^^

そして梁あらわしの天井。

床は1階がオーク(なら)自然オイルふき取り塗装仕上げ。

こういうのを何風っていうんでしょうか?

チルチン風? 北欧? 和モダン?

 

DSC_1873-1う~ん、どれもイマイチしっくりきません。

「コームテン風」なんてどうかや?

 

完成見学会の詳細情報は近日アップします。DIY作業を取り入れて自宅を建てたい方にぜひ見てほしい!

2018.9.8 Reborn塩原

フェザーフィールゴロゴロ

IMG_8411ゲコゲコ。

ようやく暑さもおさまってきたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

カエル君もこうして軒下がよいらしく、「やっぱ日よけだな」と思うわけです。

そうこうしているうちに信州はこのところグッと冷えてきております。

体調管理、気をつけたいところです。

 

IMG_8478さて、

千曲市の新築住宅では建築主による内装仕上げ工事が最盛期に。

今日はお子さんを保育園に預けることができたそうで、夫婦そろって黙々としっくいのローラー塗装をしていました^^

しっくい材はドイツ製の「フェザーフィール」という商品。

小麦粉のようなパウダー状のしっくいに、規定量の水を入れて攪拌し、紙クロスの上に刷毛とローラーで塗ってゆくだけという手軽さで、Rebornでは完全に定番化しています。

お昼前にはおいとましたのですが、きっと夫婦二人だけで仲良くお弁当食べたんじゃないでしょうか^^

たまにはそういう時間が必要かも、ですね(^^)/

DSC_1051天井と化粧梁はミディアムブラウン色とし、壁は真っ白。

サッシはもちろんホワイトです。

こうなる前は「う~ん、天井ちょっと重たいか」

と内心思っていましたが、いざ仕上がってくると、なかなかこれはこれでよいではないか。

最後、床の塗装が残っていますが、どんな色にするのでしょうか。楽しみです。

 

DSC_1001ところ変わって飯田市の新築現場でも。

お盆休みを利用してフェザーフィールしっくいローラー塗装が行われています^^

こちらの家のほうが床面積が大きく、かつ天井もしっくいなので大変ですよー。

それにしても飯田というところは暑いところです。

ここ数か月のあいだ、週に一度の割合で通っていますが、長野市よりも3℃高く、松本市よりも1.5℃高いという傾向があります。

環境的に比較的風がいつもあるところで、窓を開けていればなんとかなりはしましたが、今年のような暑さが毎年続くようであれば、本気で現場にエアコンを設置しないといけなくなりそうです。

IMG_8396お盆休みに入る直前、下地用紙クロス工事が始まりました。

石膏ボードの目地やビス打ち箇所に、粘土状のパテを埋めて平滑にしてゆくお馴染みの作業ですが、

Rebornではこの作業は専門業者(内装屋さんとかクロス屋さんと呼ばれている)に依頼しています。

DIYということで、この作業から建築主に任せるというやり方もアリそうではありますが、

実は奥の深い、ヒジョーに難しい作業だと思っています。

このパテの作業は、時に大工さんのフォローをし、時に大工さんを駆り出すことが必要になるほどのチェックマンとして機能しているフシがあります。

「ここどうやって納めんですかっ!」

「ここの大工さんは90点だけど、この前の○○は45点だぞな」

などと、その家の評価をすることも(笑)

DSC_1017彼らにとっての大敵は造作家具です。

これがあると、とたんに作業効率が落ちるのです。

そりゃあそうでしょう。

かといって、”クロス貼った後、誰がつけるの?問題”などもあり、先に設置しておいた方がいいところもあるのです。

 

DSC_1031天井も白いとこうなります^^

スカっとした空間ですね。塗るの大変そうですが。

あ、いや、これまだ塗る前なんです。

パテ埋め&下地用紙クロスを張るところまでは専門職が担当します。

建築主のみなさんには、この状態からスタートしていただきます。

「もうこれでいいんじゃね?」

という声もしばしば。

「ダメです!真っ白なキャンバスに真っ白な表情をつけてください!」

と激を飛ばしております。

 

DSC_1024それにしても夏の甲子園、熱戦が続いていますね。

お盆休みにラジオ中継を聞きながら、家族でゴロゴロしっくいを塗ってゆく・・・。

なんという贅沢な時間なんでしょう(笑)

 

2018.8.18 Reborn塩原

定型PLAN+αでQ1.0住宅をお求めやすく

IMG_0558千曲市・M様邸、左官工事が始まりました^^

30坪定型PLANで設計監理費をかなり圧縮。

とてもリーズナブルに、キューワン住宅をお求めやすい価格設定にしております(‘ω’)ノ

耐震性能や断熱性能に特化し、工法的にも無駄がなく、

私が言うのもなんですが、「とってもお買い得!」な住宅となっています。

構造や断熱に直接関係ないドアのデザインや外部、内部の仕上げ材(フローリングや内装)はある程度自由にご選定をいただけます。

そして塗装は原則D.I.Y.で好きな塗料で、好きなカラーに。

M様邸は玄関先にレッドシーダーの外壁を張り、加えて玄関ドアもレッドシーダーのラフソーン(粗い仕上げ)を張って外観のアクセントとしています。

 

IMG_0542外部と内部は、ある程度色をあわせましょう。

ミディアムブラウン調で空間を引き締めています。

内壁はしっくいのローラー塗装で、いよいよ明日施工指導を行い、お盆休みは集中的に現場で過ごしていただきます(笑)

当面はマスカーによる床・巾木養生やマスキングテープ貼り、といった地味な作業となります。

しっくいの仕上げ=ローラー塗りはあっという間に終わりますが、この地道な下準備が非常に大切だということは本ブログでも度々述べています。

IMG_05281階はパテ処理が行われ、このあとドイツ製のKOBAU(コバウ)という紙のクロスをいつものように張ってゆきます。

Rebornでは、石膏ボードに対するパテ処理とKOBAU紙クロスまでを私の手配によるクロス職人にて行い、そのあとのマスキング&養生、そして仕上げのしっくい塗装または左官をお施主さんにて作業してもらっています。

道具や脚立は貸出し、手順や作業方法を教えたあとは、”あとはどうぞご自由に”

という感じで、原則ほったらかし(笑)

作業中はいろんな現場関係者から冷やかしを受けたり、ちょっかいを出されたりしながら少しずつ仕上げていってもらいます。

 

IMG_0553実のところクロス職人は、かつてのOB施主の息子さんにクロス職人さんがいて、当時は内装会社に勤めていたんですが、わけあってその後独立。

リボーンの設立以来、新築物件はすべてこの平岩さん(エムズ内装)に来てもらっています。

自宅は塩尻ですが、長野市はもちろん、甲府も鬼無里もここ千曲市も原則どこへでも行ってもらってます。

千曲市の後は飯田市へ行ってもらわねばなりません!

個人事業主である彼は、この時期いろんな現場をかけもっているようで、ちょくちょく抜けてしまいますが、ここはもう任せたのだから、細い目をして現場監督は待つのみです。

一般的にはパテ処理ののち、柄指定をしたビニールクロスを貼って仕上げとなるので、いうなれば、

「あとはお施主さん次第で工期がきまります」ということになります。

さぼらないか、へばらないか、なげやりになっていないか、

さらに目を細めて見守るしかありません(笑)

 

IMG_05362階のホールからベランダの手すり壁の内側がみえます。

そう、こんなところにもレッドシーダー(^^)/

手すり壁の内側って、室内側からけっこう目立って見えますからね。

家の外ではありますが、ガラス越しに見えるので、いずれ生活してみると、ここが意外とアクセント木質壁になるはずです。

2階は構造材である梁をあらわしに、さらに水平構面である厚物合板(ネダレス合板)をそのまま天井材としてあらわして使用しています。

Mさんには塗装をしていただく手間が増えますが、大工さんはこれで天井を張る作業が減るので大助かり。

このあたりもコストダウンにつながっているわけです。

 

IMG_0544普通はベランダの床はFRP防水などで床を仕上げますが、

ここはあえてウッドデッキにしています。

FRPは樹脂で、10~15年毎に塗り替えを必要とします。

スノコ状に木で床を仕上げると、雨が吹きこんだ場合は階下に落ちることには当然なりますが、

深い軒の出と組み合わせることによって、将来的にメンテナンスがかからないようにという思いでそうしています。

このMさま邸ではこのベランダの手すりの外側に、太陽集熱パネル=LATENTOを3基、専用架台を用いて壁付けすることになっています。

 

IMG_0559集熱器を壁付けしてしまうと、その裏側は再塗装などのメンテナンスができないと言っていいでしょうから、

ACQ加圧注入材であるファサードラタンによってベランダ手摺の外部は仕上げてあります。

 

外壁はRebornの標準的外装材である西洋しっくい(プラネット社・クイック&イージー)左官仕上げです。

現在防水シート&ラス網を左官屋さん(本職)が進めている最中です。

このあと軽量モルタルにて下塗り、中塗りを左官コテで塗り付け、乾燥後、仕上げ材を塗るのですが、

我ながら非常に手間のかかることばっかりやっているなあ、と感心します。(笑)

 

1392話は変わりますが、松本市で行っている、しろあり対策工事の様子を。シロアリ被害の最たる原因であったバルコニーを撤去しました。片方でベランダをつくり、もう片方では撤去するという逆同時進行。なんだか切ない感じではありますが、シート防水+モルタル床仕上げのベランダは、築後30年の間、じわりじわりと木を腐らせ、シロアリの巣窟となり、最終的に撤去せざるを得ない状況になってしまったわけです。

 

1322ベランダの付け根である外壁部分の画です。

しろありは水分があると生息域を拡大してゆきます。

おそらくはベランダから漏水した雨水がその生息域を2階にまで達しせしめ、

木造の最重要構造体である柱や梁、筋交いまでをも食べてしまうのです。

部分的とはいえ、大きな地震が来た場合、こういった構造躯体の弱点部分から変形が始まり、最悪は倒壊してしまうという3Dシミュレーションは、新築時の構造設計や耐震診断の際にさんざん見ています。

 

1330土台の交換も木造軸組み工法であれば、割と簡単に行うことができます。

簡単といっては大工さんに失礼ですね。

実際には大変な作業だと思います^^

いまこの写真、壁が完全に空中に浮いちゃってるの、分かりますか?

一番手前の柱は通し柱です。壁には窓がついています。

ジャッキアップしていなくてもこの状態ができてしまう・・・。

スゴ技ですね( ゚Д゚)

でもちょっと思い返してみると、この部分は全部しろあり君に食べられていたんです。

ですから、構造的にはこれまでずっとこの状態にあった、ということになります。

 

1333土台を横から差し込んで柱を継ぎ足し、これで着地!

今後はせっかくですから床下からの気流止めを確実に行い、断熱材を充填し、

ダイライトという構造面材をここにべたっと張ると、建物全体として足元が固められた、いい状態になります。

この写真、クリックしてぜひ拡大してご覧いただきたいと思います。

基礎断熱材の上の方10cmくらいをカットしてありますが、たくさんの蟻道(ぎどう)、シロアリの侵入口を見ることができます。

このお宅の場合、東西南北、建物の全方位にこうした基礎断熱材を通じた蟻道が無数と言っていいくらいに確認できました。

基礎断熱工法がどんどん普及している世の中ですが、一番喜んでいるのはシロアリ駆除業者さんなのではないだろうか。

 

2018.7.28 Reborn塩原

 

「お盆休みは現場です。」

DSC_0065長野県千曲市。

ロケーションのいい場所で、新築工事を担当させてもらっています。

なんと敷地面積130坪( ゚Д゚)!

人気の千曲市において、奇跡的にめぐりあえた土地です!

駐車スペースと建物、それにウッドデッキをつくり、残りの土地はかなり本格的な家庭菜園に。

その面積40坪強(‘ω’)ノ すごい土地です!

 

Exif_JPEG_PICTUREこの家の建築主のMさんとの出会いは昨年のお盆のころでした。

ずっと私のブログをご覧いただいていたそうですが、しばらく土地探しをしており、

「本格的に購入を検討している土地をいちど見てほしい」

最初のコンタクトはそのようなものでした。

結局その土地は、突然「建築条件付き」の土地だということになり、購入は見送りとなったのですが、

この業界のそうした汚いやり方にMさんは落胆。一時は土地探しもあきらめかけたそうです。

そんな時、突然現れたこの土地。(昨年9月、最初に私が見に行った時のものです)

 

Exif_JPEG_PICTURE良心的な不動産屋さんですのであえて看板も出しちゃいますが、

ここ何年もこんな感じで草ぼうぼう。すっかり荒地になってしまっていました。

普通の人であれば、「パス」する人のほうが多いのではないでしょうか?

広さ=申し分なし。

陽当たり=申し分なし。

接道=問題なし。

水道、下水、電気のライフライン=調べないと不明。

 

DSC_0060まさに土地との出会いは、男女の巡りあいと同じこと(笑)。

行動、タイミング、勢い、そして運。

良心的な不動産屋さんの手続きや造成工事も手伝って、

Mさんにとっては「もうこれ以上のものは絶対にない!」、という敷地となりました。

「買う」

という決断をしてからは、こわいくらいにトントン拍子でした。

 

DSC_0006工事は終盤にさしかかりました。

ちょうど今日は関谷棟梁、1階のフローリングを貼っていました。

さっきまでMさんは現場で玄関ドアや室内ドアの塗装(D.I.Y.)をされていたそうですが、ちょうどタッチの差で会えずじまい。

残念!

 

DSC_0033最近ナラ(オーク)フローリングの値段が上がってきています。

木材全般が値上げ傾向ですが、ナラフローリングは特にです。

また、生コンや左官材、塗料など、ありとあらゆる建材資材が1年前に比べて5%~10%上がった感があります。

建築業界全体の人手不足がかなり深刻化しており、今後は職人さんの囲い込みが加速し、腕のいい職人や気が利く職人は引く手あまたで、人件費も上がってゆくことでしょう。

わたくし共も必死にこらえてはいますが、利益を削るのにも限界があり、残念ながらお盆明けからは大幅に単価を見直しせざるを得ない状況になっています。

う~ん、、、どしよ、、、汗

 

DSC_00172階は大工工事が完全に終わりました。

クロス屋さん待ちの状況になっています。

クロスはクロスでも、Rebornの新築ではビニールクロスはこれまであまり張ったためしがありません。

替わりにちょっと厚手の紙のクロスをプロのクロス職人が張りまして、バトンタッチ。

その紙クロスにしっくいを左官塗りしたり、ローラー塗りしていくわけです、お施主さんが!

強制しているわけではありません。

ビニールクロスを張る材工の金額があれば、紙クロス+しっくいの材料代までは差額なしで提供できます。

問題はやはりお施主さんの時間の確保か。

家づくり期間中の週末はほとんど現場でのDIY作業になってしまいますし、家族旅行もままなりません。

明後日は海の日で、今日も暑かったので、市民プールはごった返したことでしょう。

DSC_0055しかし、しかしです。

家づくりの半年間ほどは、どっぷり大工らプロの職人に混じって、

汗を流し、服を汚して、現場にまみれてもいいのではないでしょうか?

Mさんのお盆休みは、ひたすらしっくい塗装になりそうです。

外部の塗装(これもDIY)はだいたい終わったか。

軒天井のホワイト塗装がちょっと大変だったか。

かなりムラがまだありますよ!Mさん!

2018.7.14 Reborn塩原

 

追伸~土地探しをお手伝いしていますMさん、Kさん。ネバーギブアップです!

そしてHさん、Cさん、土地決定、おめでとうございます( ^)o(^ )

これまでの期間は、やっぱり、ここにたどり着くまでに必要な時間だったんでしょうね。これからが「いよいよ」ですが、いっしょに頑張っていきましょう!

 

施主による自主的な家づくりを。

DSC_0009時代は常に変化しているわけですが、

建築業界というのはここ20年くらいあまり変わっていません。

いや、そうでもないか・・・?

私が子供のころは、こんな風に現場に現場にアミアミはなかったような記憶があります。

通学路の途中で工事現場があり、大工さんと妙に仲良しになり、

木片をもらって香りをかいで帰路についたり、お菓子をもらったり。

ある日あれは工事が最終盤だったのか、大工さんが現場にいない。

DSC_0010

誇らしげにそびえたつ真新しい木造家屋。

いろんな職人さんたちがみんな笑って仕事していたように感じていた。

足場はもっと簡単なもので、工事がどんどん進んでゆく様子が、子供ごごろにうれしかった。

いったいいつからなんだろうか?

工事現場には必ず網がかけられ、中の様子がほとんどわからない。

子気味いい金づちの音も、電気ドリルやコンプレッサーの唸る音が主になった。

 

DSC_0016

そんなアミアミの向こうにいましたいました、塗装職人^^

これ、ひそかに申し上げるのですが、「おせしゅさん」です(^^)/

本日現場で第三者検査がありましたが、検査員の方も完全に気付かなかったね。

ヘルメットに安全帯。刷毛さばきはまったくもって塗装屋さんそのもの。

塗装屋さん、すみません!

仕事を奪ってしまっているのは、おせしゅさんです。

 

IMG_7499

思い起こせばゴールデンウィーク。

近づく建て方工事を目前にして、天井面としてのネダレス合板に、

塗装をしてもらいました。

塗料もご自身で調達した、「いろは」の栗皮茶。

塗料の選定も押し付けません。アドバイスはしますが。

ご自分の家ですから、自分で決めるのが当然、

そういうところからスタートしてほしいのです。

 

DSC_0006

これが現場でこうなってゆくのです。

たしかに・・・。

栗だわ(笑)

合板は厚み24㎜で、もともとは国産のカラマツ材です。

リボーンではこの水平構造材である厚物合板を天井仕上げ材としてそのまま見せることにより、

多少なりともコストダウンに成功しています。材料の発注・加工・配達を先行させたりなど、

現場管理上は少しだけ手間は増えますが、この合板に後から上を向いて塗装するのはとっても難儀です。

DSC_0008

ほれほれ。

まるで床の間みたいではないですか!

そして構造骨組み材である梁もそのまま見せちゃいましょう!

でもこちらは現場塗装で頑張ってもらいます、おせしゅさんに!^^

いろはの栗皮茶、なかなか発色がよくてグッドですね。

 

DSC_0002こちら千曲市の現場です。

建て方工事から約2週間が経ちました。

外部は破風(はふ)、桁(けた)、軒天(のきてん)、玄関ドア、

内部は梁(はり)、窓枠、床、家具、ドア、

あ~たくさんあるなぁ、塗装するところ。

最後は内壁や天井をしっくいで仕上げてもらいます。

 

IMG_7721

ちなみに、飯田市の新築現場でもついにお施主さんによる塗装が始まりましたよ~^^

そう、リボーンでは原則建築主のみなさんに、工事に参加していただきます。

もちろん義務ではありません。

ギブアップもアリです。ちょっとだけでもOKです。

 

「私たちプロが作ったものを譲りうける(買う)」

というのがもう何十年も家づくりの常識ではありました。

安全第一だから施主は現場になかなか入れない、入れない?

工期が最優先だから追加・変更困る?

 

リボーンの工事現場ではアミアミがスケスケになっていることがあります^^

ひとりでもいいから子供にのぞき込んでほしい。

 

2018.5.29 Reborn塩原

 

 

千曲市M様邸キューワン住宅

IMG_7614文字通りの五月晴れー^^

本日千曲市M様邸無事上棟いたしました!

午前中、白馬方面で割と大きな地震が発生し、現場も震度3だったか。

多少ビビりながら(ダイクサンソンナフウニハミエナカッタゾ)の組み上げ作業となりましたが、

建て方初参加の新入社員ナカソネのおかげか(笑)、

深い軒の出の、耐震等級4相当の頑丈な家が姿をあらわしました( ^)o(^ )

 

IMG_7617そういえば私もありましたね、初の建て方参加の時が。

かれこれ20数年前。

ゴールデンウィークのさなか、マシンカットログハウスの建て方でした。

メンバーは私を入れて実質3人。ログハウスは壁に積んだ丸太がそのまま壁になるわけですから、

1段1段積む際に電気配線をしなくてはいけません。

そのため、プラス電気屋さんが1名。

その電気屋さんとは今でも仕事をいっしょにやっていますが、もうおじいちゃんになってます、はい。

あの時はたくましかったな~柳澤さん。

実名を出してしまいましたが、たぶんこのブログを見ることはないでしょうから(笑)安心してください!

20年の時を超えて、柳澤電機さんにはこの千曲市の現場も担当していただきます(^^♪

 

IMG_76223寸勾配の切り妻屋根。

軒の出は全周3尺(約900㎜)。

この道路から見た面は東面なので、向かって左は南。

南の軒の出は4尺(約1200㎜)で設計しました。

バルコニーを覆いかぶさるような大きな軒の出です。

垂木(たるき)と呼ばれる屋根の下地になる骨組みは、

ツーバイシックス(2”×6”)という部材を用いています。

ログハウスでは定番ですが、木造在来工法ではほとんど用いません。

そう、枠組み壁工法(ツーバイ工法)の為の部材なんです。

最近ではホームセンターでも売ってますよね。

ツーバイシックスの断面は40㎜×140㎜です。

ツーバイザイはザンネンながら国産材ではありません。ヨーロッパや北米産です。

ツーバイ材を用いるとなにか良いことがあるのか?

DSC_0075そらぁーあるんですよ(^_^)/

まず長さの規格ラインナップが豊富です。

3m、3.6m、4.2m、4.8m、5.4m、6mと60cm刻みでごく普通に流通しています。

日本では普通3mと4mしかない。5mとか6mといったものは特殊なので、極端に単価が跳ね上がります。

加えて、やはりその価格が魅力的(*‘∀‘)

建築資材を生産管理するということで林業が集約化され、生産性も良い欧米に、

日本の林業や製材業界は完全に遅れをとっているともいえるかと思います。

材1本1本に一定の品質が保証されており、刻印までスタンプされています。

DSC_0064だがしかし!やっぱり私は日本人!

最終的には自分の家族が暮らす日本の為になるようにしてゆかなくてはなりません。

土台は長野県産のひのきを。

柱にはこの地域で伐採されたすぎを。

梁や桁には長野県の赤松にまじって、北米の米松も混ざってはいますが、

出来るだけ日本を木を使うようにしつつも工法の合理化や作業性、コストパフォーマンスも重視しています。

 

DSC_0068ご存知の方も多いと思いますが、

Rebornの社長は坂田木材の専務サンを兼任しています。

地元産の材木の調達は坂田木材で。

多少は安く仕入れられていると思うので(笑)、

その分断熱はぶ厚く、省エネ性能を高める一助になっています。

天井は高性能グラスウール300㎜、屋根は250㎜、外壁は205㎜、床は245㎜。

でも本当に神経を使っているのは実は耐震性。これが悪ければ元も子もありません。

実のところ、これほど欲張りな基本性能を持たせた家は相当コストもかかります。

坪単価80~90万が一般的だと思います。

これをいかに安く作るか。

そんな実験をこの家でも試みてゆきます。

表紙用外観暖房:PS製温水パネルヒーター+太陽集熱器熱交換&補助用灯油ボイラー

冷房:壁掛けルームエアコン

換気:ダクト式第三種全館常時換気

給湯:LATENTO太陽熱集熱システム&補助用灯油ボイラー

これだけ押し込んで、坪単価税別68万はなかなか優れモノではあるまいか。

2018.5.12 Reborn塩原