作業日報 | 株式会社Reborn(リボーン)

このタイミングで必ず検査を。

IMG_3375上棟から2週間ほど経ちました。

長野市三輪・キューワン住宅F様邸新築現場です。

や梁(梁)が組み上げられた上棟から2週間が経過。

1階の床合板が張られ、筋交いが取り付き、耐力面材(たいりょくめんざい)と呼ばれるボードが外壁に張りめぐらされました。

すかさずチェックに向かいます。

 

IMG_3384現場を管理監督する者にとって、このタイミングでの検査(あくまで自主検査です)を絶対に逃してはなりません。

柱頭・柱脚金物が設計図面通り、所定の金物が取り付いているか。その固定用のビスやボルトが正確に取り付いているか。

筋交いは図面通りの位置にあるか。固定金物はちゃんとついているか。

面材ボードは規定通りの釘で、止め付けピッチはルール通りについているか、釘頭がめり込んでいないか。

窓の開口位置は正確か。取付高さ、開口寸法にも注意。

本来は現場監督と設計監理者、2名がお互いに確認しあいながら、4つの眼で疑いながら行いたいものです。

 

IMG_E3389第三者の眼が入るのがベスト。

「できているだろう」

ではなく、「できてないだろう」

という気持ちで見れるかどうかも重要。

この時点での確認を怠ると、ずいぶん後になって、「あら?ここに筋交いないじゃん」

ということになりかねません。

慣れた人で1時間~2時間。慣れない人は半日かけて検査してもいいくらいです。

 

IMG_3405前日に樹脂サッシが現場に搬入され、いままさにサッシが取り付けられようとしていました。

Rebornでは外壁に付加断熱:高性能グラスウール105㎜を標準としているため、サッシ廻りは特別な納まりとなります。

そう、窓が外壁よりも引っ込んで取り付けられます。

 

IMG_3397せっかく現場に行くのですから、玄関ドアもついでにもってゆきました。

オリジナル玄関ドア:eZ-door(いいじぃどあー)

ウエスタンレッドシーダーの無節をたて張り。

これ一番人気です^^

塗装は好きな色で施主Fさん自らで、

とお願いしてあります。

果たして何色に塗装されるのか?

 

IMG_3395リビングの天井には90cm角のちっちゃな吹抜けがあります。

このたて穴によってエアコン(冷房)のまわりがよくなります。

Ua=0.3以下の”かなり断熱がんばったな”の家は、

吹抜けがあると、冷房の効きがたいへんよくなります。

冷房必要容量も家全体で2.5~2.8KWですんでしまう程度になります。

しかし、悩ましいのはその冷気の循環の仕組みです。

強制的にファンを用いる方法が一般的ですが、吹抜&階段(吹抜)という2か所の竪穴があるとずいぶん空気のまわりが良くなります。

 

IMG_3401この家の冷房負荷はQPEX計算書によると最大2.1KW。

(Ua=0.30、ηAC=1.0)

ちょとオーバースペックではありますが、2.8KWの壁掛けルームエアコンで全館冷房を目指します。

吹抜けがない場合は、1階と2階に2.2KWのエアコンを各1台ずつでもかなり温度ムラのない室内空間にできることが分かっています。

最終的には直射日光を家の中に入らない仕組みが大切になります。

η(イータ)という見慣れない記号が先ほどでてきました。

私も勉強不足でいけませんが、この値が夏の過ごしやすさを示す値の一つになっています。

ちょっと深く勉強いたしまして、またいずれ解説します。

 

2020.4.9 Reborn塩原

 

無題

 

 

 

花瓶に10円玉

IMG_3315長野市三輪・N様邸新築現場。

山小屋づくりのキューワン住宅です。

工事中はこのようにシートで覆われていますので分かりませんが、外壁はすべて板張りです。

足場が外れたらならば、一風変わった外観に皆さん驚くことでしょう。

このあたりは準防火(じゅんぼうか)と呼ばれる防火地域で、外壁に限定的に板を貼った家はありますが、全面はちょっと見当たりません。

 

IMG_3316-1玄関ポーチ。

なにやら怪しい色の板です。

そう、本ブログ読者の方にとってはすでにおなじみの、ACQ加圧注入処理を施してあります。

緑色は銅(Cu)成分が含有されているからで、殺菌効果が非常に高いのです。

10円玉が銅でできていますね。

最初はあのピカピカの色ですが、緑青(ろくしょう)と呼ばれる緑色の錆びが生じ、そのあとは茶色に。

銅が水に溶けた液体を見たことがあるでしょうか。

IMG_3074まるでカリフォルニアの快晴の空のようなブルーです。行ったことありませんが(笑)

ちなみにこの板は杉(すぎ)です。

杉は数ある樹種の中で、最も加圧注入処理が木材内部まで含侵します。

ホームセンターなどでデッキ材用にこのような色がついたものが売っていますが、

ほとんどは松材で、表面だけに塗布したもので、中にまで沁み込んでいません。

ゆえに、カットした切断面やネジ止めした際の穴から木材が腐朽してゆきます。

メンテナンスはどのくらいの頻度が必要かって?

基本的に塗装や再注入のようなメンテナンスはしません。板素材そのものの”張替え”となります。

外壁木材は表面が風雨で風化してゆきます。あるいはステンレスの釘が抜けてきたりもします。

30年ほどはへっちゃらですが、部分的に割れたりねじれたりして文字通り脱落者もでてくるかもしれません(*^。^*)

 

IMG_3369家の中ではついに階段がかかりました^^

これまでNさんと数度現場にて打合せをして参りましたが、これでようやく2階も行きやすくなりました。

緩い勾配で上り下りしやすい、良い階段です。

手すりも山小屋風で計画されており、仕上がりが楽しみです。

新型コロナウィルスの影響が収まれば、6/下旬に完成見学会を開催させてもらおうと企んでおりますが、

ウッドワンのキッチンがそれまでに間に合うか?

調理台はガスコンロで、ミーレの食器洗い乾燥機だから、納期遅れが懸念されるのはレンジフードくらいか。

IMG_32742階は斜め天井を持つ変則的な空間。

高性能グラスウールのマット品による屋根断熱です。

天井高さは低いところで約1m40cm。

高いところで2m30cm程と、低めに設定されています。

 

昨年からRebornでは外壁に無垢板を張る家が急増しています。

いったい何が起きたのでしょうか?

 

IMG_3081そういえば今日ラジオを聴いていたら、

花瓶の中に10円玉を1枚入れておくと、花が元気に長持ちするそうです。

これもおそらく銅の殺菌効果によるものだと思われます。

今のこのご時世、銅がなにかの役に立つのかもしれません。

家の中は今回もしっくいです。

しっくいも殺菌・抗菌作用が期待できます。

 

2020.4.7 Reborn塩原

 

リノベ後一年点検@軽井沢

IMG_3234-4来週からはいよいよ小中学校の新学期が始まります。

大都市と地方はほんとうに状況が違うのでしょうか?

このまま学校に行かせてよいものかどうか迷っている親としての自分がいます。

我々社会人も、このまま業務を続けていてよいものかどうか?

 

浅間山のふもと、軽井沢OB宅1年点検へ―

IMG_3096-1いわゆるフルリノベ。

外壁塗装の色合いが落ち着き、春を待つ落ち着いた雰囲気に包まれています。

先日のブログでガラス屋根について書きましたが、こちらも強化ガラスのデッキ屋根を持っています。

いい感じに家の中に日差しが入っていました。

 

IMG_3099-2半年ぶりに会ったオーナーさんからは、

過去悩まされ続けた室内のカビがまったくなくなった、

24時間換気によって、久しぶりに帰ってきても室内空気が澱んでいない、

という声を聞くことができ嬉しく思いました^^

空気がおいしい、というのは本当に大事なことです。

2年前に初めてこの家を訪れ、インスペクションを行い、長期優良住宅化リフォームを行いました。まったくもって月日が経つのは早いものです。

 

IMG_3158-3家の中からの景観が秀逸です。

わたしは工事中の時から、この窓が一番のお気に入りです。

吹抜けに面した2階の窓。

私のなかで軽井沢のイメージはコレです。

(壁の厚さにも着目してほしい)

 

IMG_3199-5小屋裏の断熱材の様子。

吹込みグラスウールが35cm程敷き詰められています。

雨漏りの有無をチェック。

過去の経験では、インスペクションの際に蜂などの虫、鳥、コウモリがいたりすることがあります。

カメムシやテントウムシが越冬のため大量発生していることもあります。

ごくまれに、Hなビデオがあることも(笑)

 

IMG_3224-69メイスンリヒーターのオーブンは、最高でも150℃くらいにしかならず、ピザなどをカリっと焼くには不向きだそうです。

その替わり余熱を使うようなコトコト系の料理や、じっくり中まで火を通してやわらかくするような肉料理にはもってこいだそう。

人生を愉しむこと、自由でいることの大切さを今回のウイルス問題で、誰もがあらためて感じたのではないでしょうか。

 

2020.4.4 Reborn塩原

 

 

one earth

いずれ歴史の本には「コロナショック」と称されるのでしょうか。

たしかにこれまで小説や映画でウィルスの脅威についての表現はありましたが、英雄たちによって食い止められ、ハッピーエンドで終わっていたような記憶があります。

だからなのか?

 

きっとすぐに誰かが特効薬をつくるはず

海外のニュースを見ているような感じで実感がない

たぶんすぐ収束するだろう

 

みなそう考えていたのではないでしょうか。

かくいう私もその一人。

成り行きを傍観し、何もしない、できない。

 

肉眼では見えない、臭いもしない、すぐに発症しないウィルス。

打ち勝つ、克服する、乗り越える・・・

そんなことが我々人類にできるんでしょうか?

 

増え続ける感染者数、死者数。

見えない恐怖。

誰もいない公園。

閑散とした市中。

いつも通りの生活を続ける自分。

 

責任や補償を国に求め、なんとかしろと迫る人々。

自分だけは、と買い占めをする、買いためる人々。

またとないチャンスと悪徳商売をする人、デマを流す人。

 

もはや私たちにできることは、感染しない・させない、という対策しかないのか?

 

それぞれに置かれたポジションで、

真剣に、

考えて、

思いやって、

行動するしかない。

 

地球はひとつ。

 

2020.4.2 Reborn塩原

 

地鎮祭@東御市

IMG_2965影響が全くない、とは言えませんが、弊社の各現場は通常通り動いています。

今のところ現場への影響は、ユニットバスが工程通りに納品されない1棟のみです。

材木・建材や断熱材などは通常通り入手可能で、職人さんたちも通常通りに現場で働いています。

住宅設備機器についても一部のメーカーでは受注が再開され、納期回答を待っているような状況です。

幸いにも4、5月で完成引き渡しを迎える予定の案件がないのですが、50日以上前に発注したもののまだ納期回答が出てこないので、さすがに心配になってきました。

そんな状況下ではありますが、地鎮祭を。

先週末に20cm程の積雪があった東御市です。

 

外観2135坪規格プランは外壁の標準がしっくい左官ですが、オール板張りに挑戦です!

すぎにACQを加圧注入し、塗装はしません(たぶん)。

最近にわかに外壁に無垢板を貼ることが増えてきました。いい傾向だと感じています。

木は腐る、後がタイヘン、メンテナンスにお金がかかる

そんな思い込みがあるようですが、それは人々の完全な思い込み。

 

 

PTDC0003さあ、明日から新年度です!

何か新しいことを始めよう!!

よく食べ、よく寝て、免疫力アップ!!!

 

2020.3.31 Reborn塩原

 

ガラス屋根

IMG_2741-1長野市内、桜が咲き始めました(‘ω’)ノ

今夜は雪予報ですが、さすがに花見(宴会)という雰囲気はなく、

だれもが多少の不安・不満を抱えつつ、下方30°を見ながらゆっくり歩いている感じ。

しかし、たまには上を向いて花や空を眺めましょう。テレビやスマフォを眺めてばかりいてはいけません。

私たちはやっぱり自然界に生きているだけなのであります。

 

住宅業界にもいい情報が入ってくるようになりました。

納期はそれなりにかかるものの、これまで受付停止WPしていた設備機器について、受注を開始したメーカーも出始め、工期についても一定の目途が立つようになってきました。

ただ予断は許さない状況。一日にして状況は一変する可能性があることは、常に頭の片隅に置いておかねばなりません。

 

IMG_2725長野市上松、キューワン住宅の新築現場では、ユニットバスを待っています。

まずは納期確定が出てほしいものです。

Panasonicホームページより(3/26)

現場では断熱工事が終了し、フローリングを貼り始める段階に来ています。

本来であればこのタイミングのちょっと前にユニットバスを据え付けます。

ユニットバスが設置されないと、隣接する部屋(脱衣室など)も仕上がりません。

大工工事や水道設備、電気設備、内装工事、換気工事など、たくさんの工種に影響してきます。

 

IMG_2766しかし歩を休めるわけにはいきません。

弊社をはじめ、ほとんどの工務店やハウスメーカーは、財務的に可能な範囲ではありますが、資材を仕入れ、外注である職人さんも通常通り作業に当たってもらっているはずです。

建設業界にはとてつもなくたくさんの人々が関わっています。

ここ(現場)を止めるとどうなるか?

職人さんの多くは個人経営者で、いわゆるフリーランスなので、現場がストップし行くあてのない人の収入はゼロになります。

ここ数年は大幅な人手不足でしたので、「あぶれる」人はそうそういませんでしたが、

今後現場が止まり始めると、やることが無くなる人も出てくることが予想されます。

こうなると、年間完工棟数が多い会社ほどつらい状況になってゆくだろうと思います。

 

外観32ところでこの家には、ガラスの屋根が計画されています。

南面にデッキが欲しい

→そこで洗濯物を干したい

→雨に濡れたくないので屋根がほしい

→でもリビングが暗くなる

→屋根に透明素材をつかってはどうか?

そういった経路をたどった結果です。

私も若い頃は、費用を抑えようと樹脂:ポリカーボネートなどを考えました。

しかしどう頑張っても10~15年で樹脂は劣化し葺き替えが待っています。

ならばガラスしかありません。安全性を考えれば強化ガラス。

 

プレゼンテーション1IMG_3867-1工事中は足場もあるのでコンパネを仮にセットしておきます。

これまでに10棟以上の強化ガラス屋根をやってきましたので、納まりも定番化しています。

最初は15年程前、私の自邸でやりました。現在も全くくすんできていません。

夏もこうなっていると簾(すだれ)や日除けシートなどで日射遮蔽をしやすいのでグッド。

冬はガラスを介しますが、室内への日射取得も増えてグッド。

木製デッキもまったく腐ったり傷んでいません。これぞ一石三鳥。

わが辛口女房も唸らせました!?(笑)

 

2020.3.28 Reborn塩原

 

地鎮祭&上棟

IMG_2838-2快晴に恵まれました^^

今週末は東京をはじめ首都圏では外出自粛だそうですね。

進学に伴う引越しができない、あらたな職場に出社できない、

諸々大変そうです。憂慮はしますが、長野県をはじめ地方ではさほど危機感もなく、

「五輪ナビゲーターのはずだった嵐は、いったいどうなるのだ?」と余計なお世話を焼いてしまいます。

IMG_2847-1元気良し。

社長、、、勢いよく突いています(笑)

子A「この砂の山は何?」

塩原「現場を模しているのです」

子A「モシテル、って?」

塩原「・・・あぁ・・・、現場を小さなかたちであらわしてるのです・・・」

神主様のお言葉をお借りすると、まず砂に刺さっている竹(草)は、葦(あし)を模しており、

工事に先立ち、この地に繁茂している植物を鎌(かま)で刈り取るの儀。

次に鋤(すき)にて根を刈り取る。ご覧の写真がそれを模している様子。

えいっ、えいっ、えいっ、と3回叫びます(大きな声で)

 

 

IMG_2843-3さらに鍬(くわ)によってこの地を敷きならす儀=鍬入れ。

今回は連名での建築工事になりますので、夫婦仲良く、えいっ、えいっ、えいっ。

結婚式以来だったのではないでしょうか(笑)

仲睦まじきこと、美しきかな^^

Rebornの新築現場は、夫婦の愛が深まることで有名です(笑)

一度かなり冷え込むらしいのですが(笑笑)

Oさん、ご家族の皆様、本日は誠におめでとうございます。

ここ豪雪地・飯綱町(旧三水村)は北信五岳が一望できる、類まれな地域です。

加えてリンゴの名産地。水害リスクもなく、地盤も強固です。

歴史的にも災害が少なく、古い遺跡も点在しています。

末永く仲良く、そして子供達を立派に育ててください!

 

0326_200326_0034そしてもう一つおめでたが。

今日はハッピー尽くしです^^

長野市三輪で建て方があり、暑かったのではないでしょうか、無事上棟いたしました。

この家は現場の段取りの大部分を笠井君に任せています。

そつなくこなすその姿に目を細めました。

今年1月から入社してもらいましたが、それ以前に度々Rebornにはアルバイトで来てもらっていました。

当時はフリーのユニット組立て職人。

説明しずらい、なかなかに謎の職種です(笑)

平たく言うと、ユニットバスやシステムキッチンを組み立てる職人さん。

現場では現場カントクさん、大工さんや水道屋さんとのコミュニケーション能力が試されます。

実は彼との出会いは10年以上も前まで遡ります。

 

0326_200326_0033その時は、職人としてではなく、ユニットバスを設置する前に、メーカーから派遣される事前現場調査員でしたね。

たしかトステムの名刺でした。トステムはその後数社が合併しLIXILとなっています。

現調員とは、我々工務店が問屋さんを通じてユニットバスなどを発注後、

あらかじめ現場に搬入する日程や搬入経路、入口ドアや窓の納まりを前もって確認し、作業日当日に混乱が起こらないよう職人に指示する係です。

初顔合わせの数年後には現調員からふたたび職人に戻ったそうですが、納まりがヒジョーにキビシイ(難しい)現場や、特定の工務店から特命を受けて、主としてLIXILのユニットバスやキッチンを組み立ててきました。

そして現在、全社このコロナウィルスによるユニットバス・システムキッチンの受注停止。

もしあのまま続けていたならば・・・。

ほんとうにうまく危険を回避したものです(感心)

0326_200326_0025建築業界にも経済危機がすぐそこまで迫っている実感があります。

今日は快晴に恵まれましたが、明日は雨の予報です。

いい時もあれば悪い時もある

それが世の常だとは思いますが、その時の情勢に合わせて臨機応変に、適材適所に。

とにかく情報に耳を傾け、私も危険を避けて通れるようにしてゆこうと思います。

 

0326_200326_0011-3Fさん、上棟おめでとうございます^^

週末は上棟式です。明日は関東首都圏でも大雪が!?

メディアよ、明るい話題を届けておくれ!

2020.3.26 Reborn塩原

 

当面みどり色の外壁

IMG_2822長野市三輪・N様邸―

断熱工事が終了したのでチェックいたしました。

お昼休みでしたが話題はやはりコロナウィルスや世の中の動向について。

現場は当然テレワークなどできるはずもなく、今後とてつもない経済危機が訪れようとしているハズですが、「対岸の火」状態です。

淡々と目の前の工事(仕事)をこなす。もはやそれしかありません。

断熱工事が終わった現場は、「これで住める」という安心感が備わります。

 

IMG_2790外壁には高性能グラスウールが235㎜、屋根には250㎜、平天井には300㎜が備わりました。

外は15℃前後の気温でしたが、室内は10℃に満たないのか、ひんやりしています。

この家のコンセプトは山小屋。2階の天井高さが抑えられ、一部斜めの天井になっています。

低いところで1.4m程。

案外いい高さです^^

次の工程はフローリング張り。

ひと段落ついた。そんな雰囲気です。

 

IMG_2797南面には大きな窓が。

大きな吹抜けを配しています。

吹抜けの窓は通常FIX(はめ殺し)の窓にしますが、今設計では引き違いのテラス窓を設けました。

手すり越しに開閉はできますが、「ロックどうする?」問題がありました。

全体のサッシはシャノンで固めていますが、ここだけ実はYKKAP社のサッシを採用しています。

YKKの引き違い窓のロックは戸先にあるのです!

(一般的なサッシは召し合わせのところにくるんと回すクレセントがあり、そいつがロックになるのですが)

 

IMG_2789準防火地域です。

あろうことか、ドレーキップとFIXの連窓が防火サッシでどのメーカーにもございません。

仕方ないので、ドレーキップ単窓とFIX窓を横並びで取り付けました。

そもそもドレーキップ窓の防火サッシはシャノン以外のメーカーではほとんどありません(YKKでは”ツーアクション窓”と呼ばれています)。

YKKさんは近く防火サッシのトリプルガラス樹脂サッシを発売するそうです。

まずはペアガラスでよいので、ドレーキップ(ツーアクション)のラインナップを増やすべきではなかったか。

今後日本でもドレーキップ窓の需要は伸びると考えています。

 

IMG_2832外壁はオール杉板です。

ACQ(防腐処理剤)を加圧注入加工しています。

ACQはこのような緑色のものと透明タイプがあります。

今回はあえて緑色に。やがて茶褐色に変色します。

準防火地域にあえて無垢板を外壁に貼る。

挑戦的で刺激的です(‘ω’)ノ

足場撤去の日が待ち遠しいです。

 

IMG_2829写真写り悪いですが、すでに一部張り終えていました。

「ヨロイ張り」とか「下見板」と呼ばれる張り方です。

「ウ~ン、いいぞいいぞ!」

と個人的には感じました。

これからも無垢板の外壁をどんどん採り入れてゆこうと思います。

 

長野市は今朝10cm程、雪が積もりました。

東京オリンピックも延期が決まった模様です。

2020.3.24 Reborn塩原

 

 

4t車進入可なら、一次試験合格。

0319_200320_0010来週、いよいよ長野市三輪で建て方工事があります^^

オールドルーキー・笠井君に資材の段取りや準備をかなり手伝ってもらっています。

柱や梁のプレカット(工場加工)図をいっしょにチェックしたり、屋根や壁、床組みの下地材を1本単位で図面から拾い出し発注してもらったりと、現場監督ならば誰もが通るトンネルの入り口に入ってもらいました。

入社して早3か月が経とうとしています。

 

0319_200320_0004過去建築業界に身を置いていたとはいえ、39歳にて建築士試験に挑み、毎週日曜日は総合資格というそのスジの学校に通っています。

宿題も当然出ていることでしょうから、平日仕事が終わってからも会社に居残って教科書を開いている姿もあります。

彼の性格はどちらかというと緻密な方で、住宅というものがどういう手順で出来てゆくのかということはすでに理解している様子。

各専門業者をいつのタイミングで現場に投入するのか、という工程管理はすでにマスターしているといってよいのではないでしょうか。来日してすぐに1軍入り。ひとまず7番レフトについてもらいましたが、近い将来1番センターで活躍をしてもらいたい!

 

Exif_JPEG_PICTURE思い起こせば昨年9月にこの土地を初めて訪れました。

昭和40年代に開発された住宅密集地です。

見学会にご来場いただいたFさんは、道路からの乗り入れ口が狭いこの土地を買うかどうかかなり迷っていました。

まだ解体前の建物が残っていましたが、敷地の広さは申し分ありません。

そしてこの乗り入れ口によってなのか、かなり破格の金額で世に出されていました。

 

不動産屋ビラ-1建物解体更地渡し、北側にコンクリートの擁壁を造成する、

という条件が不動産の概要書に記載されていました。

住宅建築といえど、当然建て方の際にはクレーン車が必要ですし、材木などの資材を搬入する際にもできるだけ大きな車両が入るのが効率を高めます。

4t車が入るか?

私たち現場代理人は、反射的にまずそこを見てしまいます(笑)

これまでにもたくさんの不動産屋さんや建築士の人がこの土地を見に来たことでしょう。

 

4t車は結果的にカツカツですが進入できました。

普通車であれば敷地内で向きを変えられるような配置計画にもしてあります。

地鎮祭で初めてここに来た笠井クン。

「いや~、これヨントン入るっすかね~」

と(笑)。

 

外観8あれからちょうど半年が経過しました。

今日はFさんにRebornの作業場に来ていただき、破風(はふ)のプレ塗装をしていただきました。

さて、いよいよ春本番ですが、どうやら停滞状況は長引きそうです。

 

2020.3.21 Reborn塩原

 

武家屋敷10年

Exif_JPEG_PICTURE10年前の新築当時、コンセプトは「武家屋敷」。

家主は剣道の達人です!

松本市・景観賞をいただきました。

たしか外部の木部塗料はシッケンズ・ノバテック・ウォールナット2回塗りでしたが、陽当たり良好で、風も強い土地なのですが、あまりにも色のトビがなくビックリしました。

 

IMG_2592やはり深い軒の出の影響なのでしょうか?

当時は「アンティーク調ログハウス」と呼んでいたんですが、

家の形によっては古民家調となり、ある種、足跡を残した感があります。

軒裏はすぎ板でしょうか。

クリア塗装ですがほとんど変色していません。

軒裏は直射日光が当たらないためか、劣化の進行は非常に遅い部位です。

 

IMG_2552-1北アルプスを望むことができるので、さっそく屋根にのぼりました。

松本地方の古民家あるある部材、「すずめ踊り」(の背面)です。

切妻屋根の両端に備え付けられ、威風堂々の趣を醸し出します。

台風の時など落下しては危ないので、固定の程度を確かめに。

 

IMG_2563細かい技が練り込まれています。

日本は大工もそうですが、板金の技術が他国に比べて秀逸です。

細かい造作が随所にちりばめられていて、すごいものだと屋根のピークで目を細めています(笑)

 

 

IMG_2583-1なんとこの武家屋敷、お庭に池があります!

聞けば昨年大きなサギが現れ、すべての鯉を食されたそうです(泣)

ことしは氷が2、3回しか張らなかったそうで、松本地方で盛んなスポーツの一つである「スケート」はいったい現在どうなっているのか?

昔の家にはよく池がありましたが最近建てる家では皆無ですね。

中古住宅のインスペクションなんかでたまに見かけますが、

「池付き!」という広告もこれからはよいのかもしれません(‘ω’)ノ

池にはサギが来るのですから!

 

IMG_2610家の中には竹が随所にあしらわれています。

「たて格子に竹をどうやって固定するか」

現場監督としてたいへんに悩んだ記憶が蘇ります。

今だから暴露できますが、この家の工事中、初めてぎっくり腰になり、長野から迎えに来てもらったことを急に思い出しました(*^。^*)

 

2020.3.19 Reborn塩原