リフォーム日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

Q1.0リノベ@軽井沢~冬こそ軽井沢へ

DSC_7743夕方よりついに雪が降りだしました。初冬のナカカル。

ナカカルは、中軽井沢の通称です。

工事は12/22の完成を目指して終盤、8回の裏ツーアウトです(笑)

落ち葉に埋もれた現場敷地内はところどころ霜柱が立ち、本格的な冬を迎えようとしております。

どんよりと雲が立ち込めた日中、左官屋さんのシマダさんが活躍中。

 

DSC_7622御年70歳は超えています。玄関先のタイルをこれから貼らんとしているご様子。

「輸入タイルは、まーず困る」という厳しい趣旨の話を、歯があまりないため、やわらかな口調で(笑)。

シベリアンラーチ外壁がここだけ最後まで残ってしまう形になってしまいますが、ここはシマダさんのナワバリ状態となっています^^

玄関ドアはRebornオリジナルeZドア。ローズマホガニーです。

 

DSC_7647ここ数週間の室内は、シマダさんの独壇場と化していました。

リビングのアクセント壁は、浅間山の火山溶岩をイメージした黒いざらざらタイル。白抜き箇所は壁掛けテレビが取り付く予定で、

シマダさん情報によると、タイルの寸法誤差が日本製タイルよりもかなりあるらしく、

製品寸法タテ150㎜の倍数で割り付けたのですが、高さ2.4mで5~6㎜にまで誤差が拡張。

困ったんだぞう、を連呼していました。

DSC_7664だが、日本製にはないよな~、この質感。

このお宅では、黒やグレーなど全体的にモノトーン調ですべてコーディネートされ、

無垢の木の家具で木質感を際立たせようというデザイン意図があります。

巾木や枠、手摺などもすべて、うっすら木目が見える程度で、塗りつぶしに近いグレーで統一されています。

 

DSC_7640リビングに鎮座する”メイスンリヒーター”(つくりかけ)

日本にはまだほとんど知られていない、蓄熱式の薪ストーブで、

薪が燃えることによって生み出される熱の90%以上が室内に放熱するという画期的なストーブです。

すでに薪ストーブ愛好家の間では話題になっており、

伊那市のマキメンこと薪ストーブメンテナンス・小野沢さんの手によって着実に耐火煉瓦の積み上げをおこなっております。

いまは文字通りレンガ色ですが、最終的な仕上げは、他の壁同様、しっくいグレーで仕上がり、存在感がうすれてゆきます(笑)。

 

DSC_7656背面はこんな感じ。想像通りですね(笑)

私が設計設計(施工)する家でメイスンリヒーターはこれで2棟目。

いずれも軽井沢での施工となりました。

来年もしかすると松本市でも採用が検討されており、もうこうなったら標準採用してもいいんじゃないかと思っているシオハラです!

小野沢さんは、巨大地震に備えるべくレンガ積み内の補強用鉄筋のことや、床との接点の構造にも配慮してくれており、安全性を優先したその仕事ぶりには頭がさがります。

この日はいなかったので頭下げられませんでしたが(笑)

 

DSC_7633階段から2階にかけては塗装屋さんのナワバリになっていました。

Rebornでは定番のプラネット・フェザーフィール(しっくい)ローラー塗装です。

真っ白なドイツしっくいにグレーの色粉を5%配合し、ローラーで2回塗り仕上げです。さすがプロ。なかなか落としませんね。

グイグイ塗り進んでゆきます。

下地は厚手の紙クロス=KOBAU(こばう)、これまたドイツ製です。

フェザーフィールはバインダー(接着剤)にカゼインというヤギの乳を使用しています。まったくもって自然素材にこだわった徹底品。

こちらにも頭が下がります。

 

DSC_7632南面にあたらに設けられたデッキテラス。

屋根ひさしに強化ガラス8㎜を搭載。

私の設計ではたびたび登場するガラス屋根を持つデッキテラスですが、

屋根屋さん、大工さんたちにもだいぶ浸透してきたらしく、

昔は「ここはどうする?、あれはそうやって納めんだ?」といった質問がよく来ていましたがまったく質問が来なくなりました。さびしい限りです(笑)

 

DSC_7733お客様のご厚意で、しばらく先ではありますが、

来年の2月、9()・10()の厳寒期に、完成見学会を開催させていただくことになりました。

リフォームで我が家(別荘も)をキューワン住宅にしたい、

メイスンリヒーターの暖房ってどんな感じなの?

という方にとってはまたとない機会となるでしょうし、

「冬こそ軽井沢へ」

というご期待に添えるような建物になっております!乞うご期待!!

2018.12.11 Reborn塩原

床下インスペクション

DSC_6648ようやく社用車もタイヤ交換を行いました^^

あまりにもナマアタタカイじゃあ~りませんかっ!

おじさんはモモヒキを最近着用し出したのですが、これじゃやばいことになってしまうですよ、もう!(笑)

 

12月に入って、OB宅の〇年点検やインスペクションが活況です。

インスペクション(=既存住宅状況調査)は主として建物の劣化状況を見るわけですが、

どうしても気になる「結露」。

結露もひどくなると窓枠を濡らし、床が腐食することもあるわけで…。

あながち無関係ではないのですが、これからは劣化診断・耐震診断に加えて省エネ診断の時代に入ってきていると感じています。

 

DSCF6891これまで数々のインスペクションを行ってきましたが、どうも長野市あたりだと床に断熱材が入っていない事が多いのです。

平成に入ってもなお、床が無断熱。これはいったいどういうわけなのでしょうか?

当時の図面が残っていれば、設計上そうしているのか、はたまた手抜きか判別できるのですが、建築主が図面を持っていないこともしばしばで、

住宅の建築はまるで平安時代から何も変わっていないのではないのか、と床下で唸っちゃいます。

たしかに床下は外気温が氷点下であっても、地熱の影響で氷点下にはまずなりません。(長野市街地の場合)

室内の熱が通り抜けて床下を暖める、という見方もできますが、床下は通常地窓(じまど)と呼ばれる換気口から外気が流入していて、換気促進が奨励されます。

 

DSCF6914床下で懐中電灯を消すと真っ暗になります、当然ですが。

でも床下の換気状態がいい家だと、少なからず外の明かりが床下に差し込み、微量ながら空気の移動を感じることができます。

真っ暗になってしまう家ではたいてい地窓をふさいでいるんです。

「冬は閉じるようにしてます」

「大工さんがそうしたほうがいいって」

そんな声を聞くこともあります。

う~~~む。そう静かに唸りながら床下に潜るインスペクション人間。

 

DSC_6659こんな感じね。

ビミョーに閉じない人や、ビニールや発泡スチロールで密閉に近いふうに閉じちゃう人もいます。

故意的でないにしろ、タイヤやごみ箱が置いてあったり、草や蔦がふさいでいたり、

デッキテラスの床組みが重なっていたり、地窓の網が犬の毛で目づまりしていたり…。

 

Exif_JPEG_PICTUREそういう人々のためにオソロシイの見せときます!

湿気っぽい地面であったこともありますが、地窓をふさいでしまって、

こんな風に朽ちちゃってることもあるんですよ!!

「廊下を歩いていて床がふかふかする」

っていう場合なんかこういう状態が疑われます。

木材は乾いていないと、カビ発生→腐朽菌普及→きのこ狩り→落とし穴

になりますから、気を付けてください。

 

DSCF6931今日潜った家もやっぱり地窓ふさがれていました。

床は基本的に無断熱。

でも地面に防湿シート+ゼオライトなる調湿材が敷き詰められていました。

木材は割と乾いてます。懐中電灯を消すと真っ暗。

住人の方曰く「効果があったかどうかは分からないけれど、床はあんまり寒くないわよ」とのこと。

今日は12月にしてはとんでもなく暖かい日だったんですが、床下は15℃くらいでしょうか、

タイベックスーツに身を包んでいたとはいえ、多少の汗をかきました。

 

DSCF6941砕石状の調質材をかき分けるとビニールシートが現れます。

ビニールの地面側には水滴が。かなりの水分をこれで押さえていることがわかります。

ビニールは完璧に地面を覆っているわけではないのですが、床下木部にはカビの発生はほとんどなく、

ゼオライトの影響か、カビ臭さもありません。

床下に全面このシート&調質材を敷く工事はかなり高価だったそうですが、一定の効果があると言わざるをえません。

まあ、そうはいっても床に断熱材はあった方がいいと思いますが、

既存住宅で、どうしても床を剥がしたくない、断熱工事をするスペースがないという場合は、ありえなくもない工法だと唸りました。

特にこの家のように平屋的なつくりで、床下範囲が広大の場合、中央付近はどうしても換気不良になりますし、外気の影響が少ないと思われ、

この床下に、温水暖房なんかの熱を発生させるものがあればさらに床下の温度はあがるでしょう。

Amazonで調べたら20kgの袋が¥3,000以上もしてた。一体何袋使用したのか。

この狭い空間でビニールを敷き込み、ゼオライト袋を引きずって目的地まで運び、カッターナイフで袋上部を切りザバーっとばら撒き、

平滑に敷き均す…。あ~、想像しただけでも汗がでます。竹原ピストル聞きながらこれ書いているせいもあるんでしょうが(笑)

 

2018.12.4 Reborn塩原

中津川市15年点検

DSC_593815年点検で岐阜県中津川市のOB=Fさんの家を訪問。

私は当時30歳でした(*´з`)

これぞホンモノの「ヴィンテージ」。

私自身目指している「美しい経年変化」を見事遂げつつあり、素晴らしい風格が備わっています。

分かるかな~、この価値観。15年前どんぐりコロリだった新芽は5mにまで成長し、この家の象徴木となっていました。

 

DSCF67642階ベランダより見る。

ログハウスらしく広い敷地に、オーナーFさんはコツコツと彩を与えてきました。

サラリーマンでありながら本物の日曜大工Fさんのお父さんは大工さんだったそうです。

その血を、あるいは家庭環境を引き継ぐ格好で、15年前セミセルフビルドという手法でこの家をつくりました。

基礎、足場、建て方、屋根、天井仕上げ、外壁仕上げ、水道関係や電気関係までを私共専門業者が行い、

内部の大工工事や珪藻土左官内壁仕上げをDIYで行うというやり方。デッキもたしかDIYだった気がします。

この時、少なからず手伝った友人大工(本職)が恵那市の遠山建築さんでした。

 

DSC_5976遠山さんとはこのF邸工事の数年後に、新住協という工務店団体の場で出会うことになるのですが、

Fさんの青年期の失敗談やその他モロモロで話が盛り上がり、仕事を通じてその後もお付き合いが継続し、

今年は飯田市でキューワン住宅新築現場を担当してもらいました。

話は戻って、Fさん自身の手でつくったというピザ窯&小屋について。

ピザ窯は塩原も当然あこがれ&意欲があるわけですが、小屋まで作る方はそういないのでは?

「いい旦那さんといっしょになりましたね」

って奥さんにボソッと話しかけたらにんまり笑っていました。笑顔がとっても素敵なかわゆい奥さんです^^(トシウエデスガ笑)

 

DSC_5986ピザ窯をつくるときの道具の一つが建物の北側に転がっていました。

何だかわかります?

私はてっきり丸太の半割りで、ベンチか何かをつくるつもりの材木かと思いました。

「こーゆう所にシロアリが寄ってくるのですよ」と伝えようと思ったのですが・・・汗笑

正解はピザ窯のアール状耐火レンガを積むための型紙です。

 

DSC_5987ひっくり返すとこんな風になってます(‘ω’)ノ

これはこれで何かに使えそうですね。

レンガを積んだ後で抜けなくなったら燃やしちゃうつもりだったそうですが、きれいに抜け出せたのですね。

「レンガはアールになりたがっている」

そう言い残したのは偉大な建築家ルイス・カーンの言葉だったか?

なるほど。こうやってやるのね(^_-)-☆

 

DSC_5999窯のサイドテーブルにも関心しました。

きっとお父さんが使っていたものでしょう。で~っかい丸ノコの刃です。

錆びついているのがまた良い。ちょっとしたものではありますが、これをテープルとしてさりげなく東屋に置いておくのもセンスを感じます。

「おいチミ。こういう生活をしたくってログハウスをつくる会社に入社したはずではなかったか?」

そんな天からの声が聞こえたような聞こえないような(笑)

 

DSCF6775露天下のデッキテラスはかなり傷んでいました。

しかしこれはこれでなかなかいい感じではあります(笑)

足を踏みぬいて怪我でもしたらかないませんので、なる早でつくりかえましょう。ACQ&DIYで。

15年前にはACQの加圧注入材はまだなかったはず。表面に塗布してあるものは出まわっておりましたが、加圧注入はなかったはずです。

デッキの耐久性向上、という意味で防腐材やオイルステインの塗装はあまり意味がないと感じています。

露天下のデッキ塗装は、”色付け”、という程度で考えましょう。腐るのは割れ目や小口、ビス穴です。

解体後も薪として使えるよう、塗装はしないほうがいいですもんね。

私が手掛ける住宅にはデッキテラスが95%以上つきものです。世の中的にはオプションらしいのですが、

日本人のDNAには縁側生活というものが刷り込まれていて、南側の陽当たりのいい場所にはやはりこうした空間がマストなのではないでしょうか。

DSC_5990 DSC_5989外流しや窓の面格子も当然Fさんのお手製。

奥さんや子供たちが「○○つくって!」ってお父ちゃんに言うと、

何でもつくっちゃうんだろうなあ~、きっと。

数日間じっくり策を練り、手順をシミュレーションし、いつも間にか、夜勤明けの休日にパパっとつくっちゃう。

そして「どうだ!つくったったぞ」とは言わず、それを見た妻子の表情をチラ見しながらほくそ笑む。

わかるかな~そういう男心。

この外壁もいいよね。ウエスタンレッドシーダーざらざら仕上げ。

「私はそろそろ塗装して欲しいって言ってるんだけど・・・」

と遠慮がちに言ってくれた奥さんにきっぱり。

「え~っ?これがいいんじゃないっすか~!?」ってタメ口叩く塩原。

そんときFさんは、そやろ、って感じで笑ってました。

DSC_5946この何とも言えずカっチょヨい板の外壁。

しかも15年前からシャノン樹脂サッシホワイト。

飽きの来ない外壁材のひとつだと思います。

先日も、来年新築する方に、市街地ながら外壁全面をこの板で張ってみたいとプレゼンしました。

メンテナンスのこと、色合いのこと、いろいろ心配されていましたが、15年経ってもこれですからご安心ください^^

防火上の制約もありますが、これからはスキあらばどんどん板の外壁を推奨してゆきたいと企んでいます(笑)

 

DSCF6761 DSCF6759リビングの上は大きな吹抜がありますが、FF式のファンヒーター1台で全然寒くないそうです。

これまでほとんど不具合もないそうですが、間取りや使っている材料、工法などなにもかもが今とあまり変わっていないのではないか。

つまり塩原はまったく進化していないのではないか?

そう反省しつつも自信も湧く感じもあるわけで…。

もし「あれから何か変わったの?」って問われたならば、

「外壁の断熱を厚くしました」という程度で、

確かに体重は20キロ近く増えましたが、何か?

 

2018.11.20 Reborn塩原

 

RebornのQ1.0リノベ

DSC_5624軽井沢のリノベーション現場の2階窓からのショット。

秋の紅葉真っ盛りといった感じです^^

国道18号はいつになく混んでいます。

先日福井県に行きましたが、やはり寒暖差のある長野県の紅葉の美しさは目を見張るものがありますね。

朝晩は濃密な霧が立ち込め視界は50mほどに。

急がず休まずいきましょう(*´з`)

 

DSC_5632外壁付加断熱工事が終わり、タイベック防水シート、そして胴縁下地が完了しました。

千曲市から応援大工Kさんが活躍中。

最近、後追いで判明したことですが、なんとこのK大工さん、新人ナカソネの小さいころからの知り合いだそうで、

「へぇ~、世間はせまいのう」状態。

来週からさらに大工Mが投入され、合計4名の大工さんが活躍するという今年一番切羽詰まった現場となっています(笑)

 

DSC_5565ナカソネと不慮の(?)つながりをもつK大工。

秋らしい、かつ大工らしいいでたちで外壁を張り始めました。

Rebornでは初採用の、「ファサードラタン調・シベリアンラーチ」材であります。

厚みが27㎜もあり、堀の深い目透かし実(さね)で、スノコ張り調の仕上がりです。

「いや~、マイった!」とおっしゃるK大工。

「まあまあ、そう言わず、やるっきゃないではないか」

と声を掛けていますが、幅7.5cmの板はなかなか進みません。

DSC_5573これどこで手に入るのかって?

新潟の上野住建さんという輸入建材屋さんで買いました。

今年になって初めて入荷したそうで、まだ施工事例は少ないのでは?

もしほしい方(工務店さん)がいるようなら、上野住建の佐藤さんをたずねてくださいな。

レッドシーダーに比べると、硬い・重い・反りがある、となかなかの曲者素材ですが、

仕上がりの表情は無類のものがあります。

 

DSC_5638ちなみにこちらは現場場内に設置した、ファサードラタンの物置です。

F-LAT BOX(フラットボックス)という名称で、Rebornからオリジナル木製物置として世に出そうと企んでいます。

試作から1年が経ちました。そろそろきちんとした形で価格設定をし、販売を開始したいと考えてはいますが、どうにもこうにも・・・汗

でもこんな森の中にはいい感じの佇まいではあるまいか。

こちらは長野県産のすぎに防腐処理としてレザックACQを加圧注入してあります。

もうちょっと待っていてくださいね^^

 

DSC_5600家の中では断熱工事に電気配線、間仕切り下地や天井下地、2階の壁・天井解体と、様々な工事が同時進行中。

これをさばいてゆくのは大変なことではありますが、チームRebornでは当たり前のこと。職人の面々もゴールが見えてきている様子です。

ここ1、2週間が山場かな、と思っております。

 

DSC_5612工事中に急遽、大きな設計変更がありました。

計画中は暖房として薪ストーブがありましたが、なんと「メイスンリヒーター」になったのです。

かつてここ軽井沢の別のお宅でメイスンリヒーターを導入しました。

(その施工事例はこちら)

「人生で様々な買い物をしたが、これが今までで一番いい買い物だった」と言わしめた蓄熱型の薪ストーブ。

床断熱工事が終わり、粗床合板を張る寸前での方針転換でした。

ヒジョーにたのしみです(‘ω’)ノ

DSC_5625屋根に煙突を貫通させ、これまで2階の床があったところも解体して大きな吹き抜けが誕生しました。

これまで吹抜がなかったところに、突如現れた縦に長い空間。

今日は久しぶりにオーナーのWさんに来てもらい、その空間の様子を見てもらいました。

吹抜に面した大きなFIX窓(このブログで1枚目の紅葉木を眺めているショット)がリビングを明るく照らし、

雪がしんしんと降り積もる深夜、炎の揺らめきを横目に、程よく温められた輻射熱体であるメイスンリヒーターの脇で、

大音量で、クラシック音楽を、目をつむりながら静かにゆっくり聴く。

それをかなえるのが、Rebornのキューワンリノベでありまする。

DSC_5629降り積もる落葉を踏みしめ、少しニヤリとして現場を離れました。

「もしかしたらすごいことをしているのかもしれない」

工事完了まで残りあと40日。今年もあと50日。

早くもせわしくなってきているシオハラ。

年内にあと2棟の上棟と、2棟の引き渡しを控えています。

2018.11.10 Reborn塩原

 

リノベ見学会@長野市稲里、お待ちしております^^

20181102000425-0001北アルプスが冠雪しましたね。

北風が冷たい信州。

今年もやっぱり冬がやって参りました。

今週末は長野市で6月から工事していた大規模リフォーム(リノベーション)の完成見学会です!。

予約制とはしていませんが、「個別に打合せ説明を必要とされる方は予約してください」

とアナウンスしておりました。現在(11/1 23:00時点)の予約状況は以下の通りです。

11/3()10:00~12:00、13:00~14:00はご予約あり。

夜7:00までやっていますので、お仕事がある方も、仕事帰りにぜひいかがでしょうか。

11/4()10:00~14:00はご予約あり。 17:00まで開催しています。

今後、実家で暮らそうと考えている方にとっては、とても参考になる機会だと思います。

 

DSC_5173今週前半ではありますが、現場の様子をレポートします。

足場が解体され、建築主によるDIYしっくい塗装も完走。

足場が外れて、なんとも形容しがたい外観が登場しました。

最近、「米軍ハウス」なるジャンルがあることをお客さんから聞きました。

それになんとなく近いのか?と個人的には思っていますが、ちと違うか?

外壁は樹脂サイディング、屋根は既存のまま和瓦です。

 

DSC_5292広々デッキ造作中(すでに終わりました)。

広いです!

この実家に暮らすにあたって、ご主人の切なる希望は「デッキでBBQをやること」。

ACQ加圧注入材で長持ちします。

かつて庭には植木がたくさんあり、庭石もたくさんありましたが、思い切ってすべてを処分。

家は70%リセットですが、庭は100%リセットしました。

 

DSC_5319眼前のアパートとは視線がぶつかりますので、高めの木製フェンス、ファサードラタンが。

この材もACQ加圧注入材で長もち仕様です。無塗装でいけます。

あ、こっちの建物のほうがむしろ米軍ハウスチックですかね?

そもそもReborn塩原の設計する家は洋風とはいえ、深い軒の出を持つ切妻屋根が多いので、

そもそも米軍ハウステイストが入り込んでいるのかも。

 

DSC_5282完成間近のじぶんちを見つめる長兄。

この1年で大きく成長しました。もうすぐここに引っ越しです。

この家でどんな子に成長してゆくのでしょうか。

おじさんは陰ながら応援してゆきたいと思っています。

玄関ドアはRebornオリジナルのeZドア#01。

ガデリウス社のスウェーデンドアが基材で、断熱性能は抜群です。

 

DSC_5297外壁はオール樹脂サイディング。

観たことがない、触ったことがない、という方はぜひその質感を現地でご確認ください。

サンプルだけ見ると全くもって”ちゃちい”のですが、張りあがった状態をみるとそうでもありません。

むしろシンプルで米軍・・・。もうやめます(笑)

軽い、燃えない、最塗装の必要ない、多少の遮熱断熱効果あり、部分的な張替えも可能。

難点は高いこと。でも長い目で見ればメンテナンスが必要とならないので、むしろ安いのかも。

 

DSC_5197室内は完全に新築モードです(‘ω’)ノ

壁天井は真っ白しっくい塗装。床は西南桜無垢フローリング自然オイル塗装。

サッシはシャノン樹脂ペアガラスLOW-Eで、昨今のゼロエネ仕様と呼ばれている新築住宅仕様よりもだいぶ断熱・省エネ性能が上がっています。

もちろん耐震性もチェック済みで、リフォームでは耐震等級という概念がないのですが、もしあったとすれば等級3(最高等級)です。

それなりに壁を増やしました。見学会当日は、改修前を撮影した大きなパネルを用意しておきますので、ビフォーアフターをご確認いただけます。

暖房は灯油式ボイラーを熱源とするPSパネルヒーター、冷房はエアコン、換気は第三種ダクト方式(日本住環境・ルフロ400)と、新築時のスペックとほぼ同等です。

 

DSC_5216Rebornの新築スペックとなにが異なるのかと問われれば、

「外壁が正確には外張り断熱で、床に付加断熱をしていません」、という程度か。

このぶんだと、週末もすこし肌寒い日となりそうなので、内外温度差は15℃くらいでしょうか。

断熱性能の良さや暖房の質を感じていただけるのではないかと思っています。

工事終了後は、長期優良住宅化リフォーム推進事業・高度省エネ型で250万円の請求書を国交省に申し込みます。

250万補助とは魅惑的な数字ですね。¥2,500,000って書いた方が迫力が増しますね。

これだけの金額がでるんですが、全国的になかなかエントリーが少ないようで、先日公募期間延長のお知らせメールが来ていました。

来年度もきっと継続するんだろうとは思いますが、ご存知ない工務店・リフォーム工事店もかなり多いと聞きますので、この見学会で少しでも多くの方に知っていただけるよう努めて参りたいと思います。

※北信エリアに無料配布されるフリーペーパー・ほっとパルに折り込み入れました。ここ2、3日の間に配布されると聞いています。

2018.11.01 Reborn塩原

 

森の中で。

20181019221312-0002♪カウントテンだけは自分のあきらめが数えるものだ♪

初めて竹原君のライブに行って来ました^^

「シオハラサンにプライベートはあるのですか?」って、よく聞かれるんですが、タマにはあるんです!

 

昨年の紅白で初めて耳にしました。

いや~、すごいエネルギーの塊ですね、すごすぎる!

いちど彼の生ライブを聞きながらお酒飲んでみたいものです!!

 

DSC_3719さて、森の中でフルリノベーションを行っております。@軽井沢

この写真は1週間前のものですが、この一週間でずいぶん紅葉が進んだものと思います。

このところ長野市は毎日夕方になると雷が鳴っています。

「一雨ごとに寒くなるねぇ~」

ってガソリンスタンドのおっちゃんも言ってた。

寒くなると熱い音楽聞きたくなりますね♪

 

Exif_JPEG_PICTUREこちら工事前写真。

築26年。

別荘として使われてきた、亡き父が設計したという木造軸組み工法2階建て。

数年後には定住する予定で、劣化診断つまりインペクションからこのプロジェクトは始まりました。

今年二月。厳冬期に初めてこの家に入りました。

しびれるような寒さ。とにかく床の冷たさはコメカミまでジンジンします(‘;’)

窓はシングルガラスでしたが、そもそも建築時に冬の利用は想定されて作られていないのだとのこと。

実際、軽井沢の別荘では、そうした造りの場合が多いのだとか。

中古住宅を購入する場合は、この辺り気をつけなくてはなりません。

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁は窯業系サイディングでした。

それほど傷んではおりませんでしたが、当然コーキングは切れており、表面塗装もそろそろ塗装の必要があります。

割れ欠けも部分的にみられるのですが程度は軽。

このサイディングを剥がすべきか剥がさないべきかで、調査の時点では迷っていました。

その後の耐震診断により耐震性の低さが決定的となり、外壁に直接構造用合板を張るやり方が飛躍的に構造強度を高めるという結論を得、

またサッシも当然交換すべきで、存在している筋交いにも金物がついていないということが判明し、外壁は剥がすべきだとの方向性がはっきりしました。

 

DSC_3730これが最新の様子。

壁を剥がし、柱に直接構造用合板を釘打ち止め。

その外側に高性能グラスウールを105㎜付加断熱してゆきます。

ある意味、正攻法のやり方です。

基礎、地盤はとてもしっかりで、築26年と若いということもあり、向こう70年耐久のリフォームを目指します。

 

DSC_3743完成は年内。

この時期一日一日季節が移りかわってゆきます。

毎日が勝負だともいえます。

竹原君のライブを観て、毎日の、いや一秒の大切さを思い知らされました。

ひと一人のもつパワーを見せつけられた感があります。

2018.10.20 Reborn塩原

 

 

太陽集熱と薪ストーブ

IMG_8738千曲市で開催の完成見学会初日を終えました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました^^

太陽集熱装置の注目度が高いことがうかがい知れました。

この写真は来週10/6()・7()坂田木材にて完成見学会開催予定の、

長野市大豆島S様邸。設計は私が担当させていただきましたが、この家でも太陽集熱器LATENTOが採用されています。

集熱パネルは二基。給湯のみで利用します。暖房は薪ストーブのみ。理想の組み合わせです!

 

IMG_8756南側には大開口サッシと深い軒。

ヒバ材無垢デッキがぷんぷん香ってます(‘Д’)

来週早々に完了検査を控えていますので、現場確認に行って参りました。

私がいうのもなんですが、かなり見ごたえのある、先進的な家だと思います。

ぜひ家づくりをこれから検討する方に見て感じていただきたいと思います。

 

IMG_8764リビングは大きな吹き抜けとなっています。

1階の南側には深い軒がありますので、吹き抜けによって採光を補っているのです。

窓の操作、点検用にと、キャットウォークが設けられました。

これはK部長のファインプレーでしたね。

ちなみに設備の維持管理を目的としたキャットウォークは延べ床面積不算入です。(地域によっては含まれるかもしれませんので事前に確認申請窓口で要確認)

洋とも和ともつかない内観なののですが、「木にあふれている」いつもの坂田木材スタイルであります。

IMG_8792吹き抜けエアコン、シーリングファン、

ウィンドキャッチ連窓まど、木製縦さん手すり、室内木窓、そしてキャットウォーク。

およそ吹き抜けがあればやってみたいぞアイテムがずらり勢ぞろい。

特筆すべきは「おおきな吹き抜けがあっても火打ち梁なしで耐震等級3」、なんだけどなぁ~。だれもそのことには触れてきてくれません、きっと(笑)

 

IMG_8816耐震等級って目で見えないからなかなか評価されません。

等級3は、建築基準法で定める耐震構造の1.5倍もの性能があります。

1.25倍が等級2ですから、等級3がけっこうハードル高いというのは実務者ならば誰もが感じるところでしょう。

 

私が設計する木造住宅は、Rebornの設立以来、全棟を耐震等級3にしています。その場合、一番のハードルになるのが階段や吹き抜けなどの家の中の穴。

フタのない家はぐにゃぐにゃしますよね。専門用語で水平構面(すいへいこうめん)と言います。

これをどうとるかがカギなのです。

 

IMG_8829見学会を訪問する方には、そのあたりを見ていただきたいと思うのですが、なかなかこれが見えません。

明日も開催する千曲市のReborn完成見学会会場では、水平構面がそのまま室内にあらわしになっています。

午後からは防風になるかもしれません。台風さなかの見学会もたまにはよいではないかと思ってはいますが、危ないようではいけません。

決して無理をせず、ダメそうな場合は無理をせずご連絡くださいませ。

 

2018.9.29 Reborn塩原 090-1121-3993

 

シロアリ被害リフォームに2か月かかった

IMG_E5115-17月上旬から行っていた松本市K様邸の特殊リフォーム工事が終了いたしました。

一般的に、外装リフォームといえば長くとも1か月、早ければ2週間もあれば終了。

「いったいなんのリフォームを?」

と、近所の人も見に来るような、特別なリフォーム工事となりました。

今年の夏は酷暑と呼ぶにふさわしく、この急こう配の屋根の上はまさに地獄の戦地と化し、

大工さん、解体屋さん、屋根屋さん、板金屋さん、塗装屋さんを苦しめたのです。

ご覧の写真は足場が撤去され、ついに工事が完成した昨日の夕刻。

きれいになった外装を見て、撮影者のナカソネは涙を流したことでしょう(笑)

 

IMG_8068リフォーム前の屋根はこんな感じでした。

屋根が変わるとグッとその家の印象が変わりますね。

大事ですね、やねって。

薄型スレート屋根、俗にコロニアルとかカラーベストとかって呼びますが、

30年間休むこともなく、この家を雨から守ってきたのはまぎれもない事実で、

いまはその座をディプロマット君に譲って眠りについたのです。

お疲れ様でした、コロニアル君( ^)o(^ )

 

IMG_5111特になんてことないボイラーと、しましま柄の外壁(腰壁)ですが、

その向こう側ですごいことになってしまっていた、と憶えていてくれてるブログ読者も多いはず。

そう、シロアリ様。

女王とはよく言ったもので、その生命力の強さ、たくましさ、繁殖力、ひたむきな労働力には感服いたしました。

この方々すべてを女王が産み落としているのかと思えば、気持ち悪いなんて言ってられません。

「罪を恨んで蟻を恨まず」

来年は再びお目にかからないことを祈るばかりです。

 

IMG_0283「やるだけのことはやった」

おかげ様で、そういうリフォーム工事となったのです。(この写真は解体したときに撮影。こんな感じがあちこちに・・・)

これほどオソロシイことになっているとは・・・。今、地震が来たらどうしよう・・・震

シートベルトを装着していない車のようなものではなかろうか。

着任してすぐのナカソネにとっては貴重な体験となったのではあるまいか。

今後は経過を観察してゆくことになるのですが、私の実家から近いこともあり、生涯忘れられない仕事になりました。

 

IMG_5110南面は被害が2階にまで及んでおり、全面が樹脂サイディングに。

雨漏りしていたベランダは完全撤去となり、かわりに日除け用の庇(ひさし)が設けられました。

夏はここにすだれなど日除け用の何かしらかをぶら下げてください。

カーテンレールをつけて、通気性のある寒冷紗のようなネットをぶら下げるものよいです。

かなりがっちり出来ていますので、1mくらい雪が積もっても平気です。

また、樹脂サイディングはコーキングを必要としませんし、色褪せもほとんどなく、劣化しにくいですから、向こう30年は優にいけるでしょう。

「30年後は何歳ですか?」

ってお父さんに聞いたら、空を指さして笑ってた。

これからは基礎の横っ面を指さし点検してくださいね(^^)/

 

IMG_5079-1 IMG_5064最後に、この工事に携わった関係者のみなさん、

お疲れ様でした!

みなさんの労力、気力に感謝します!!

 

工事の最終日となった昨日、最終の片付けで出向いたナカソネから、うろたえ気味の写真が届きました。

仮設用の木杭にあの方々がまだ・・・・恐

 

2018.9.20 Reborn塩原

長期優良住宅化リフォーム・省エネ型は。

IMG_8674スマフォで天気を調べることが多くなりました。

こんなに毎日降るのは久しぶりではないかと思います。

地鎮祭、基礎コンクリート、建て方・上棟、屋根、左官仕上げ、足場撤去、デッキ、引き渡し、

建築工事には天気まわりがとても重要で工程に相当な影響を与えます。

もちろん農家さんは毎日が大事なんだろうと思います。

この長雨、日照不足で大好きな果物の味に影響がないといいのですが。

もじもじいじってたらこんなのがありました。

全国統一防災模試。

なんだなんだとやってみたら、意外とこれが面白い。

最初は簡単な設問ですが、だんだん難しくなり、大変ためになりました。(私は45点でした)

 

DSC_2178ところで長野市内で行っている長期優良住宅化リフォームの現場がボチボチになってきました。

このあと外壁は樹脂サイディングで身をくるまれます。

36年前に建てられた瓦屋根の和風木造住宅を息子夫婦が受け継ぎ、

劣化しているところは向こう数十年を見据えて対策し、

耐震性を相当なレベルにまで高め、

断熱材、樹脂サッシ、水廻り全更新、間取り変更など、いわゆるリボーンを。

 

DSC_2216玄関の位置を西から南に移動しました。

ドアには木製オリジナル(イージードア)で、ポーチ屋根をあらたにしつらえました。

洋とも和とも言えない不思議な外観が間もなく誕生します。

ところで長期優良住宅化リフォームについては、国土交通省から最大300万円の補助が受けられる場合があります。

交付申請に必要な書類は膨大で、記録写真はけっこう大変なものではありますが、劣化対策・耐震性確保・省エネ性・維持管理、

この4本立ての基準項目をすべてクリアすると250万。

さらに3世代住宅(いわゆる2世帯住宅)にする場合はプラス50で合計300万円のチャンスがあります。

インスペクション費用や、瑕疵担保責任保険費用の一部も補助され、

「こんなすごい額をいただいてもよいのでしょうか」レベルだと実は感じています。

 

DSC_2286内装もだいぶ仕上がってきたということで、本日はこれから本格的に始まろうとしている建築主によるDIY内装のレクチャーを。

通常はこの石膏ボードの状態で、内装屋さん(クロス屋さん)がパテを処理をして、ビニールクロスを張って仕上がりとなります。

リボーンでは、無地の真っ白の下地用クロスまでを張り、あとはご自身でしっくいあるいはケイソウ土を塗装or左官で仕上げることを推奨しています。

工期的に考えればビニールクロス一発で仕上げてしまう方が1か月も工期が短縮できるんですが、今後数十年暮らす空間、できれば自然素材で贅沢にいっちゃってもらいたい(‘ω’)ノ

 

DSC_2267道具の貸し出しと使い方、水との配合量、手順などを説明。

あとは「やるっきゃない!」と背中を押しまくります^^

実際にはマスキングや床養生など、準備作業が7割程度を占めるのですが、そういう職人の世界のこともこの機会に知っていただきたい。

この家に家族で暮らすこと、親がどんな心境でいるのか、子供たちはここでどんな風に育つのか、

黙々と、孤独に、自分と向き合って欲しいのだとも思うのです。

その達成感たるや、生涯忘れることはないでしょう。

断熱性能DIY期間は1か月半。この期間の中でのべ約150時間ほどの時間が必要です。

体調に気を付けて、なんとか乗り切ってください!

たまには冷やかしにいきますので!!(笑)

 

2018.9.15 Reborn塩原

 

ディプロマットカバー工法

いやはや!

またしても震度7( ゚Д゚)!今度は北海道!

OBのKさん、ダイジョウブでしょうか?

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

それにしても今年は自然災害が目立ちます。

人間(人類)は自然の前では無力。謙虚に生きなくてはなりません。

あたりまえの日々がどれだけ尊いことなのか、

自分がそういう経験をしないと分からないのかもしれませんが、「備え」について日本に暮らす人はもっと真剣に考えなきゃいけないのかもしれません。

 

IMG_8642さて、台風から始まった今週もあっという間にすぎてゆきます。

こちら甚大なシロアリ被害があった松本市のK様邸。

工事スタートから2か月が過ぎました。

暑すぎる夏の間をシロアリ対策工事に追われ、外壁解体→シロアリ駆除→耐震補強・断熱補強→外壁の復旧を行っています。

築後30年間、育児に追われ、外部のメンテナンスをほとんどしてこれなかったために、工事はそして屋根の葺き替え、外壁の再塗装へとなだれ込んでいます。

屋根は既存薄型スレート(コロニアル)をそのままに、ディプロマットカバー工法で施工中。

 

IMG_8651粘着ゴムがついているルーフィングを既存の屋根の上に重ね、その上からいつものディプロを葺いてゆきます。

9寸勾配という、かなり施工者にとってはキツイ角度で、屋根屋さんは私が現場に着いたなりに、「しおさん!ヒザがやばいっす!」とアピール(笑)

人間は平地で生活するために進化してきたので、足首およびアキレス腱の可動範囲には限りがあります。仕方ありません。

「やるっきゃない!」としか声のかけようがありません。

そろそろ夏の疲労が出てきたようです。

背後からシャッターを切りましたが、いつものようにこちらを振り返りません!

 

DSC_0051IMG_8646外壁は樹脂サイディングで復旧しました。

窯業系サイディング、無垢板、ガルバリウム鋼板など、さまざまな種類を検討しましたが、

万が一シロアリが再発生した場合でも剥がしやすく、かつ剥がした後でもその材が使え、また今後メンテナンス費用が掛からないもの、ということが決め手になりました。自信がないわけではありませんが、シロアリの恐ろしさを知っていればこそなのです。

塗装やコーキングをする必要がないので、工期短縮にもつながります。

この後、外壁の再塗装を最後に、この30年目の一大メンテナンスが終了します。

MCブロック施工後3

基礎の外面の断熱材から、家の周り全体的にシロアリが侵入していました。

今後の予防策として、基礎断熱材の土台に近い10cmほどを切り取り、

断熱材上端にタケロックMCブロックという防蟻材を練り込んだモルタルで蓋をするようにしました。

工事を担当した松本市のテオリアランバーテックさんによると、この工法は基礎外張り断熱工法でシロアリ被害に遭った場合に多く用いられるそうで、今後蟻道の有無を家主でも目視確認できてよいのですが、部分的に”断熱欠損”してしまうのは痛いところです(*_*)

 

DSC_0040ちなみに、基礎断熱材をはぎ取って通せんぼしようとしても、すぐにまた蟻道ができてゆきます。

シロアリの活動が盛んな時期でもあったんですが、普通シロアリは直射日光にさらされるのを極端に嫌うはずです。

しかし毎日の習慣からなのか、夜に活動しているのか(?)、翌日には蟻道をつくって「いつもの通り道」を復旧してしまうのです。

「長さ10cm程度のトンネルは1日で復旧しちゃうぜ」という意気込みをそこに感じ、おじさんはそれはすごいねと感心します。

たくましさ、あきらめない気持ち、体力、生命力。

バイタリティーあふれる人間でありたいものです。イミシン

2018.9.6 Reborn塩原