新築日記 | 株式会社Reborn(リボーン)

やっぱり無垢がすき

IMG_2913設計:Reborn

施工:坂田木材

@長野市完了検査の立会いに行って参りました。

板張りの平屋としっくい左官塗りの2階建て。

L字型に高さの異なる両棟は、しっかり構造的につながっています。

「平面不整形」

専門的な言い回しでそう呼ばれるのですが、これがけっこう大変なのです。

 

外観6昨年の10月着工でしたから、かれこれ工事期間は8か月程になります。

設計はさらにさかのぼること9か月。

つまり1年半以上の一大事業なのであります!

Sさん、誠におめでとうございます。検査は無事合格いたしました!

 

IMG_2919 - コピーこの家では、外壁の左官材料として、

カルクファサード」というスイスのしっくいを採用しています。

担当した左官職人、荻原ブラザーズのマリオさん(念のため言っておきますが、実名ではありません)によると、これまで採用してきた商品と比べると、

①色が既調合なので楽。

②追っかけ2度塗りとなるが作業性はよい(最初1㎜程塗って、乾かないうちに2~3㎜さらに重ねて塗る)

③下地調整材として塗布する「ミネラル下地」なるシーラーがいいね

とのことでした。

 

IMG_2940家の中は養生シートが片付けられ、もう住める状態になりつつあります。

天井は赤身のすぎ、床はナラ、ドアはニュージーパインです(ウッドワン社)。

今あらためて思うのですが、木は一本一枚とて同じものはありません。

色も違えば模様も違う。

「天然」とか「無添加」という言葉がもてはやされるほど、人間社会は大量に同じものを生産する工業製品であふれかえっているということもいえるでしょう。

若い人は、「やっぱり無垢がいい」という感覚の持ち主が多いような気がしています。

そうは言っても、無垢材はやはり高価ですから、肌に直接触れやすいフローリングは無垢、壁はクロス、などと折り合いをつけています。

7月に完成見学会が開催されます。予約が必要だとのこと。

詳しくは坂田木材HPをご確認ください。(6/27現在まだ告知記事は出ていません)

2019.6.27 Reborn塩原

IMG_2952 - コピーIMG_2947IMG_2966 - コピーIMG_2914IMG_2956 - コピー

 

IMG_2957IMG_2922-1

ジン力タテカタ

IMG_2836梅雨の中休み、本日は晴天の下、松本市F様邸の建て方でした。

普段8:00起床をルーチンとするシヲハラにとって、

朝8:00現場スタートの早起きはけっこう大変なのですが、

入念なシミュレーションと準備をここ数日重ねて参りましたので、

意外とすんなりすっきりの目覚めでありました^^

といいますのも、

過去それほどの経験がない、「クレーンを使わない人力のみでの建て方」なのであります。

 

IMG_2798将棋の歩をじわじわと進めるような、

あるいは急こう配の山をゆっくりじっくり登るがごとく、

1週間前から日替わりで準備が進められてきました。

1、土台材の現場搬入

2、土台据付け

3、1階に仮の作業用足場を作成

4、その上に1階の柱や1階の梁材を搬入

5、建物外周に足場を設営

6、足場の外部に2階の柱や梁材を搬入

7、大工多数にて、人力のみで組み上げる(この日は大工さん8名)

IMG_2813この作業手順の問題点は「安全確保」に尽きるのですが、

1階の床、2階の床共に、隙間なく作業用足場をつくり、脚立が安全に立てられるかどうかがポイントとなります。

そして、極端デカい・重い材料を用いないように設計上配慮します。

このことは合理的な間取りと、無理のない仮構構造がポイントとなります。

この家の場合は、105㎜×270㎜が断面で、長さ4mのひのき材が最大のモノ。

これくらいなら大人2人で担いで脚立を上がることができます。

天気が良いのも条件の一つですね。

高所作業は、天候あるいは風によってかなり作業性が異なります。

 

IMG_2858建て方作業はすこぶる順調に進み、

お昼前には上棟しました^^

5寸勾配、片流れ屋根です。

引き続き屋根の下地=垂木野地(たるき・のじ)の作業へと流れてゆきます。

2階の床には、通称「ネダレス合板」と呼ばれる、

24㎜という厚手のベニアが張られており、作業性が良くなっています。

 

IMG_28385寸勾配(ごすんこうばい)の屋根、

人間が立って歩ける限界だと思っています。

5寸勾配というのは、「水平方向に1mいったら50cm上がる」という角度です。

度数でいうと26°くらい。角度が30°以上は2の足でなかなか歩けません。手を着きながらの作業となりますので、屋根屋さんはつらい作業となります。

 

IMG_2895シヲハラは打合せがありましたので、お昼ご飯をいただいていったん現場を離れ、夕方再び来た時にはご覧の如く、

すでに1階の床下地ができつつありました。

プランニングや設計は非常に時間がかかりますが、

建て方は、あら?って程あっというまに!

あっけないもんです(笑)

順調にいけば完成引き渡しは10/20に。

季節は夏から秋、そして初冬へ。今回もDIY塗装があります。

F様、本日はおめでとうございます。

そして海外から心配しながら見守る娘さんへ

~おかげ様でここまで進みました(^^)/ 待ってますよぉ~♪

2019.6.25 Reborn塩原

 

 

 

 

総掘りべた&軒ゼロWRC

IMG_2695来週上棟を予定している松本市F様邸現場にて、

基礎の中の水を汲みだしてきました!

実用的なダイエットです(笑)

ランニングマシーンで汗水垂らすのもよいのですが、

せっかくですから、何かしら役に立つことをして汗したほうが有益なのではないかと・・・。一挙両得的な思考を持つしおはらです。

5~10cm程は溜まっていたでしょうか。この時期コンクリートは急激に乾燥させたくありませんので、水が張られている方が将来的にいい感じで強度が出ます♪

 

soubouriところでこの基礎はけっこう壁面が高いですね。

でもこれが「べた基礎」の原型なのです。

べた基礎は建物の荷重を全面で受け止めようとするもの。

地面に直接ベタっとコンクリートの平板を置き、その上に建物を載せ、その荷重を分散させようとしているわけです。

このコンクリートの平板を”底盤”(ていばん。ベースとも呼ばれる)といいます。

 

betaしかしながら一般的には左図のようなべた基礎が主流です。

いったいどっちが正解?

構造計算上はどちらもべた基礎として扱われます。

前述の単純形のものは、よく見ると地盤面(G.L.=ジーエル=グラインドラインの略)よりも中(床下)のほうが低いですね。

気を付けないと、床下内に水が溜まってしまいますので一般化していません。

私は、もともとの土地が低く、地盤面をもっと上げたい場合や、

表面の土が腐葉土などで、いったん取り除くべき場合などに、

この”総掘りべた基礎”(そうぼりべたきそ)の採用を検討します。

 

DSCF7562総掘りべた基礎の場合、必然的に壁のH寸法が大きくなり、床下点検のための人通口でくり抜かれたとしても、

その下に一部壁が残り、べた基礎の底盤が変形しにくくなります。

この敷地には以前建物が建っていましたが、道路から40~100cm程低い地盤でした。

ですから大雨の際には床下に雨水が回り込んでくることが多く、今度建てるならばぜひ地盤面(G.L.)を上げたいと考えていました。

 

外観4この基礎の上にはシャキーンとした家が建ちます。

軒の出が無い、片流れの屋根。

外壁はウエスタンレッドシーダー(WRC)縦張り仕上げで、当然ながらグラスウール100㎜付加断熱です。

 

外観2「木の壁はすぐ腐る。」

そんな都市伝説を打ち破るべく、

軒ゼロ板壁で証明してみたいと思います。

 

先ほど新潟・山形で震度6強の地震がありました。

心配です。

建て方をやっている最中に震度6強なんかが来たら、どしよ( ゚Д゚)

2019.6.18 Reborn塩原

「せぇ~の」は生き残れるか

IMG_2545昨日は長野市内で新築工事の建て方でした。

梅雨空の下、なんとか天気もちました^^

夜行性人間の私ですが、現場監督も兼任していますので大工さんらに混じり、

場内の整理整頓、荷受け、タイミングをみて材木資材をクレーンで上げてもらったりと、朝から現場に。

わたしは基本的には根っからの現場人間ですが、

自分で描いた図面が、自分で1本1本拾った材木や金物で、

続々とリアルな家として組み立てられてゆくのですから、ソクゾクモノです。

 

外観1モノづくりにおいてこれ以上の悦びはないのではないでしょうか。

昨今ではパソコンでかなりの3Dパースを描くことができますが、

これはあくまで結果であり、構造体、断熱材、下地材など見えなくなるところが圧倒的に多い。

設計図には書いてませんが、組立手順も大切なことですし、誰がそれをやるのか、も非常に大切なのです。

 

IMG_2492あさ8:00作業スタート。前々日までに土台は基礎に緊結しておきます。

その後足場屋さんにて、完成建物を想定して足場を組んでおきます。

これを先行足場(せんこうあしば)と言いますが、

私がこの業界に入ったばかりのころは、木造の住宅では”先行足場”はまだなく、

足場のない状況で、脚立を使って建て方を行っておりました。

今から思えば非常にアブナイことをしていたわけです。

 

15分後には1階の柱が立ち、早くも外周の梁がかけ渡され始めました。

躯体(くたい)と呼ばれる構造体は、基本的に木ばっかりです。

 

IMG_25148:40には1階の梁がすべてかかりました。

ここが2階の床になる部分です。

木の接合部分に大工さんが金物を取り付けている時間です。

この家は、長野県独自の補助金制度である、「環境配慮型住宅助成金」を活用しています。

構造躯体、下地材、仕上げ材に積極的に長野県産材を用いています。

ひのき、すぎ、あかまつ、からまつが用いられております。

 

IMG_2531時折雨が降りまして、カッパを着用したり脱いだりと、

梅雨ならではの建て方でしたが、午後2時頃には無事に上棟(じょうとう)しました。

引き続き屋根の下地である垂木(たるき)に取り掛かっています。

現代は、大手ハウスメーカーを中心に、現場での作業をなるべく減らすべく、工場でパネルを生産。

断熱材もあらかじめパネルに組み込む、サッシはあらかじめ取付けておく、電気配線も工場で、

現場では組立てるのみで大工さんは不要→組み立て工なる職種も誕生しています。

職人不足、3Kによる若者の建築現場離れ、働き方改革なんかがあったりして、

現場での作業を減らそうとする動きが我々工務店の波打ち際まできている感はあります。

でもそれは「あまりに面白くない」と、私は心の中で思っています。

 

IMG_2507従来からの木造現場では、「せぇ~のっ」とお互いに息を合わせたり、

「アレとってぇー」、「ココ持ってて」など、実に原始的な作業の連続で、

重いだ軽いだ、届くだ届かないだ、暑いだ寒いだと、なかなかムフフなのです。

一人の作業では無理なことも、たくさんの人間が集まるとこんなに早く、楽しくできる。

そんな当たり前(?)のことを感じることができるのです。

 

IMG_2595夕方建築主Mさんにもお越しいただき上棟式。

これもまた同じ時代に生きているという出会いの機会であり、

現代ではすっかり減ってしまった「祈る」機会でもあるのです。

月並みですが、Mさん、上棟おめでとうございます。

この2、3年はこれまでの人生の中で最も苦労をし、悩み、あがいた時間だったのではないでしょうか。

ようやくこの場面が来ましたね^^すでにDIY作業が始まっていますが、毎日進んでゆく現場の様子を目に焼き付けていってほしいと思います。

2019.6.13 Reborn塩原

100棟目

IMG_2387入梅(にゅうばい)。

なんとなくネガティブな言葉の響きです。

梅雨(つゆ)入り。

これもまた残念な感じ・・・。ため息が漏れます。

現場作業のみなさん、食中毒に気を付けましょう!

松本市で進行中の新築現場がナカラになってきました^^

(ナカラ=長野県の方言。「だいたい」、「おおむね」になった、という意)

 

外観D設計図通りに進んでおります(笑)

大工さんたちは全員室内に。

床・天井を貼り終え、内壁やドア引き戸を施工中。

上棟から約2か月が経過。野球でいうところの8回の表か。

建築主MさんによるDIY塗装も追いついています。

 

IMG_23702階の外壁はファサードラタン調のシベリアンラーチサイディング。

もちろん無垢板です。張る前に地上でMさんに塗装をしてもらいました。

キシラデコール、パリサンダ色とブルーグレイ色の調合です(1:1)

これは貼るのホント大変だったと思います。

塗装するのも大変だったことでしょう。

しかし見ごたえ十分。ウットリするのは私だけでしょうか。

 

IMG_2380無垢の板壁ですから、当然ながら1本1本斜めにカット&ビス固定しつつ、じわじわと張ってゆきます。

梅雨時期は天気と相談しながらになります。

ところでこの家のオーナーになるMさんも登山が好きだそうで、

先日近所の里山に登っているさなか、熊に出くわしたそうです。

幸い子熊連れではなく、お互い見つめあいながら、じわじわと距離をとっていったそうです。

いるんですね、やっぱり( ;∀;)

 

Exif_JPEG_PICTUREそんな話をしていたら、偶然か、必然か、

真っ黒スタイルの彼が現場に現れました。

薪ストーブメンテナンスの小野沢さん。

完全に熊風です(笑)

 

7月からいよいよメイスンリヒーターの耐火煉瓦積みを開始するそうです。

 

Exif_JPEG_PICTURE階段もかかりました。

「鉄砲階段」とも呼びますが、

ストレート状の階段です。

鉄砲とか熊とか、なにやら山々しい言葉遣いが塩原の中で流行しており、なんだかメンドーな奴になっていますがお許しください。

階段はこの家のど真ん中に配置されており、暗くなりがちな室内中央付近に2階からの光を届ける役割も担っております。

比較的緩い角度になっており、登山を愛するMさんの日頃のトレーニング場所ともなりえます。

 

 

IMG_2353 Exif_JPEG_PICTURE今月は2棟の新築住宅の建て方が予定されています。

いずれも梅雨時期で予定が組みにくく、日替わりでスケジュールを変更しながら進めてゆくことになることでしょう。

 

先日の5/31がRebornの決算でした。5期が終了し6期目に突入しました。

今月末上棟させていただく家が、Rebornにとっては記念すべき100棟目。

(新築だけではなく、リフォームや設計のみ案件を含む)

本当あっという間の5年間でした。これまでご用命いただいた方々、取引業者のみなさん、本当にありがとうございます。

 

2019.6.8 Reborn塩原(明日46歳になります)

しおらしい家

IMG_2361今年もいよいよ夏モード。

その前に梅雨ですか・・・。

仕方ありません。毎年のことです。

ついこの間まで冬だったように思います。

あっという間に時が経ってゆきます。

これまた仕方ありません。毎年のことです。

高速道路、SAのフードコートで、これ食べてる外人さんがいました。

「コレ、マジウマイネ」

って言ってました。日本語で。

来年の東京オリンピックに向けて、なんだか賑やかになって参りました(‘ω’)ノ

Exif_JPEG_PICTURE本日は千曲市で完了検査に立ち会って参りました。

施工は坂田木材さんです。

最近よく「最近シオハラさん、坂田木材の設計してないの?」って聞かれますが、

はい、最近あんまりやってません。

食いしん坊の私でも、胃袋に限界があります。

こちらのお宅は今週末見学会が開催されるそうです。

詳しくは坂田木材株式会社のHPをご確認ください。

 

Exif_JPEG_PICTUREお昼近くの時間帯でした。ひさしによる日射を遮る効果、絶大です。

出幅60cm、YKK既製品でも、窓上スグにつければ、この時期、H2mのサッシガラス面の全部を影で覆っています。

スダレやシェードを引掛ければ、さらに遮蔽効果が増します。

高断熱住宅の夏は、「とにかく直射日光を家の中に入れない」ということに注力してください。

デッキ床からの照り返しも抑えるべきなので、ひさしだけでは限界があるのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE同じ時刻、北側はどうなってるのか?

このお宅は、北に眺望があり、大きな窓を設けています。

水路があります。隣家がありません。

そして、こっち側の窓にはひさしはありません。

夕方、太陽があの遠くにある家の後ろあたりに回り込んでくるはずなので、

直射日光がこの窓から入る時間帯があるはずです。

しかしこの横からの日射はなかなか遮ることが難しいんです。

理想は窓の外側でブラインドかシェードですが、

時間が短く、入射角度も直ではないので、しのげる程度か。

 

Exif_JPEG_PICTURE北側の眺望を2階から。あの山影から電車がやって来ます。

この家で最もいい眺めだと思って、けっこう大きな窓を配置しました。

風が非常につよい場所だそうで、工事中、何度も足場シートを括り付ける紐が切れたそうです。

先日断熱材メーカーのOさんに、「セルローズファイバーとグラスウールの防音効果について」尋ねました。

私は密度がそれぞれで異なるのでセルのほうが防音効果が高いもんだとばっかり思っていましたが、実は50歩100歩なんだそうです。

音を防ぐ要素は、基本的には”重いもの”が重大で、セル・グラ共に吸音する効果はあるものの、両者にほとんど差はないそうです。

それよりも外壁材だとか耐力面材、石膏ボードなど、面として壁に貼られている材料が大切だそうです。

 

Exif_JPEG_PICTUREがらんどうの室内は反響音でけっこうキンキンしています。

この空間のなかに、さまざまな生活用具がこれから入ってきますが、

それらすべてが吸音材として機能し、室内は静寂な居心地のいい空間になります。

私はオーディオにはあまり興味がありませんが、過去にはけっこうこだわりの強い方も顧客にいました。

部屋の長辺と短辺の比率だとか、天井高さだとか、内装の素材など、ありとあらゆることが音に関係しているんだそうで、

最終的には電力の種類まで関わっているんだそう。

耳のいい方はすごいんですね。

 

Exif_JPEG_PICTURE検査は無事合格しました。

内装は様々な種類の木であふれています。

随所にお施主さんであるKさんのこだわりや作戦が散りばめられた、材木店を営む工務店らしい良家だと思います。

関係業者のみなさん、大変お疲れ様でした。

Kさん、おめでとうございます^^

子供達がこの家のなかを裸足でぐるぐる走りまわる姿、叱られて泣く姿、みんなで食卓を囲む姿、薪ストーブの前でじっと炎を見つめる姿、

ピアノを弾く姿、テーブルで受験勉強をする姿、、、etc.。

きっとたくさんの家族の風景がここでみられると思います。

人生において、これほど喜ばしく、豊かなことはそう多くはありません。

2019.6.6 Reborn塩原

屋根断熱はタイヘンです

IMG_2097令和が始まった5月も明日で終わり。

季節は春から梅雨に向かっています。

それにしても今年は雨が少ない!

現場では外部作業がとてもはかどっています。

抜けるような青空に白壁が映える。

そんな住宅になってゆくことでしょう。

松本市M様邸。

 

Exif_JPEG_PICTUREユニットバスが入りました^^

お風呂・洗面・キッチン・トイレ、

数ある水廻りの中でユニットバスは建て方直後くらいに発注します。

現在各メーカーの標準納期は3週間~1か月ほど。

パナソニックは水廻り全般について秋ごろ一斉に値上げする傾向にあるらしく、お便りが届いています。

そういえばトヨタ自動車とパナソニックホームズが合弁会社をつくるという報道がありました。

今後車も電化が進むと、家電としての位置づけになるのかもしれません。

Rebornでは浴室に窓をつけない場合もままありますが、今回はあり。横長の横すべり出し窓です。

カベ厚が大きいので出窓風に仕上がりました。

 

IMG_2095ユニットバスの下は、設置前こんな風になっていました。

スタイロエースはもちろん断熱材。

ピンクの管はお湯、青の管は水。

ネズミ色の管は排水です。

細い銀色の管は、浴槽追い炊きのペアチューブ。

20年後までさようなら。

Exif_JPEG_PICTUREユニットバス設置後に、脱衣室より片腕カメラを突っ込んで撮影。

こんなに細い脚で支えられているんですよー。

裏側は点検できるようにしておきましょう。漏水が起こることもありますからね。

これがいわゆる基礎断熱というヤツで、

浴槽のお湯が冷めにくい、洗い場の床が冷たくない、

そういう状況をつくるためには必要なしくみなのです。

 

DSCF1606寒いユニットバスはどうなっているのか?

こんな感じになっています。

基礎断熱材がありません。

替わりに洗い場の床の裏側に発砲スチロールがついています。

おそらく厚さは1~2cm程。

基礎の外側で断熱材を張る方法もありますが、このお宅はありません。

この2つの写真のお宅で、冬場どれくらいこの床下空間の温度が異なるか?

 

Exif_JPEG_PICTURE断熱がらみでもう一つ紹介します。

屋根断熱について。

平天井に対して斜め天井。最近はその変化のある空間が面白いということで人気があります。

しかしながら断熱施工は非常に大変になり工事費も高くなります。

スタートはこんな感じ。垂木(たるき)と呼ばれる屋根のナリを形成する45cm間隔で並んだ骨の上に野地(のじ)合板が張られています。

屋根の最頂部は野地合板で閉じないようにします。3cm程黒く見えています。

棟換気(ムネカンキ)と呼ばれるしくみです。

 

IMG_2090今回は、垂木の間にルーフスペーサーと呼ばれる空気の通り道を確保する部材を使っています。

不織布で作られており、形状は卵パックのような。

でも実はこのルーフスペーサー、非常に高価なものです。

屋根の裏側で通気を取る仕組みを確保するための部材は、各断熱材メーカーから、さまざまな商材が用意されています。

マグ社・通気くん

日本アクア・アクエアー

段ボール系の物が多いようですが、屋根の裏側は外気が通る道があります。

湿気に弱い素材は、基本NGだと私は考えています。

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE日本住環境社・ルーフスペーサー

時にはタイベックシートを張り通気層を確保することもあります。

この場合求められる機能は、

1、湿気を速やかに通過させること

2、断熱材でつぶれず、永く通気を確保できること

3.上向きでの作業になるので軽くて加工が容易であること

4.寒暖の差が非常に大きなところに設置されるので、熱で変形・劣化しないこと

 

Exif_JPEG_PICTURE建った後ではもう絶対にみえないところですから、それなりに信頼のある商品を使うべきでしょう。

通気層を確保し、必要断熱厚を確保すべく野縁(のぶち)と呼ばれる下地を組み、

今回は吹込みグラスウールとするので、網ネットを張ります。

これでようやく断熱材を吹き込む準備が整いました。

屋根には最低でも20cm。できれば30cm程の断熱厚が必要です。

鉄板である屋根材は、夏は靴の裏のゴムが溶けてしまう程の温度に。

当然そこからふく射熱が発せられるわけで、屋根の裏面でも70℃近くになることもしばしばです。

そこに空気層がしっかりあって、その下に断熱材があれば、輻射熱はかなり抑えることができます。

「小屋裏空間がない分、輻射熱が直に来やすい」

間違いありません。

屋根の上に設置される太陽光発電パネルは、屋根断熱構造の家にとっては非常に有効な遮熱板になっています。

 

2019.5.30 Reborn塩原

現代版ムロ

Exif_JPEG_PICTURE新築住宅~松本市のM邸では断熱工事が始まりました。

外壁付加断熱(高性能グラスウール16K・100㎜厚)が終了しております。

サッシや玄関ドアも設置が完了し、戸締りができ安心です。

工事現場では時として大工さんたちの道具や材木・建材が盗まれたり、

あるいは最近では放火などという物騒なことが起こります。

ですから戸締りができるまではある意味無防備な状態なわけで、

監視カメラを取り付けるようなメーカーも出始める始末。

 

Exif_JPEG_PICTURERebornでも社用車にはドライブレコーダーを設置していますが、

これからは現場にもそのような録画機能を備えないといけない時代なのか?

建築主のみなさんには、設計打合せの段階で民間の防犯施設、

セコムさんとか綜合警備さんなど、有料の防犯サービスを受けるかどうかヒアリングしています。

長野県内で新築する場合、ご採用は少ない方ですが、それでも10年前に比べるとけっこう増えてきていると思います。

ところで室内では外壁の柱間、充填断熱工事が始まっています。

 

IMG_1948一言でグラスウールといっても実はいろいろな種類のものが存在しています。

Rebornの家ではほとんどの場合、高性能グラスウールと呼ばれるものが使われています。

あえて言葉を付け加えるとすれば、「ハダカの」高性能グラスウール。

防湿の役割をもつビニールの袋に入っている製品もありますが(それを袋入りグラスウールと呼んでいます)、

正式にはカット加工した袋は気密テープでいちいち修復しなくてはいけないので、かえって手間がかかります。

正式には、と言いました。

世の中ではかなり多くの場合、袋(ビニール)をカットしてもそのまま修復されずに壁はふさがれている様子は散見されるためです。

寒冷地における室内側の防湿は高断熱住宅の基本でありますし、メーカーがカタログなどに記載している施工要領にもちゃんと書いてあります。袋入りグラスウールのカット個所の修復はかなり面倒くさいし、だれもやりたがらない。

ですからハダカのグラスウールをカット加工してはめ込み、後で防湿シートを全面に張ることによって気密性のいい(隙間風が起きない)壁になるのです。

 

Exif_JPEG_PICTURE窓の周りには「先張りシート」と呼んでいる防湿シートを、窓をはめ込む前に張っておきます。

この先張りシートを柱間にハダカのグラスウールを入れ、防湿シートを全面に貼り、気密テープで連続させます。

窓の周りは隙間風が発生しやすいのですが、こうしてシートを張っておくと万全になります。

高性能グラスウールと普通のグラスウールの違いは繊維の細さにあります。

繊維が細いほうが断熱性能が高く、またどのくらいの密度で製造されているのかにもよって、性能は微妙ではありますが分類されています。

 

Exif_JPEG_PICTURE密度は1㎥あたりの重さで表示され、私は密度16kg/㎥のものの採用がほとんどです。高性能ではない普通のグラスウール(=昔よく見かけた黄色い色のグラスウール)は10kg/㎡です。16kg先には24kgや32kgなどと連なりますが、金額も二次曲線で上がります。

性能に比例して金額が上がればそれはそれで理解できるのですが、厄介なことに密度が大きいものをチョイスしてもそれほど断熱性能が上がらなかったりする場合しばしばです。

今もなお、最もコスパがいいのは、高性能グラスウールの密度16kg/㎥だと感じています。

「なぜグラスウールを採用するのか?」

先週の完成見学会でも質問いただきました。

ズバリ、安いのと安全だからです。アンアンなのです(笑)

 

Exif_JPEG_PICTURE安全は、「燃えない」、「長期にわたって劣化しない」という無機材であるガラスの特性からきています。

あと付け加えるとするならば、「誰にでもどこでも手に入りやすく、誰でも工事ができるから」。

専門業者で責任施工もいいのですが、建築現場は新築現場だけではありません。

浴室だけのリフォームや、床の部分的な張替えなど、小規模な工事もたくさんあります。

むしろそうした工事のほうが全体としてみれば多いのではないでしょうか。

そんなちょっとした工事であっても、断熱は当然やるべきでしょう。

すぐに入手でき、(大工さんが担うことになると思うのですが)誰でも施工ができるのは大切なことです。

ところでこの床に穴が開いた状態なのですが、断熱材を用いての、ちょっと新しい試みを紹介します。

 

IMG_1922これがその工事中の様子なのですが、

床下のいわば外の空気を利用した現代版”ムロ”の製作風景です。

高性能グラスウールで囲われた箱をつくり、正面にはペアガラス入りの樹脂サッシを取り付ける予定です。

当然このムロの外側には防湿シートで覆うことになりますが、この中はいわば床下。

日頃床下に潜ることの多い私は肌で感じているのですが、床下気温は年間を通じて非常に温度変化が少ないのです。

真夏でも15℃程度ではないでしょうか。家の中央付近ならなおさらです。

真冬でも床下は零下にならず5℃前後だと思います。

つまり年間を通じて5~15℃と、外気温にあまり連動せず安定しています。

床下エアコンや温水暖房の配管がある場合は当然そうなりません。

このブログのヘビー読者の方はもうお分かりですね。

床下収納庫の凸型とでもいうんでしょうか、天然冷蔵庫とでも呼べばよいのでしょうか、

あ~でもやっぱり「ムロ」がいいな。

ムロはすぐ近所に鎮座することになるメイスンリヒーターの給気を行うためでもあるのです。

一石二鳥、いや一ムロ二丁(冷蔵庫、給気口)。

 

これから季節は梅雨を迎え、夏になります。

大工さんたち職人さんたちが、このムロに昼の弁当を入れておくことになるでしょう。

 

2019.5.16 Reborn塩原

 

 

見学会直前情報!

DSC_9108今週末完成見学会を開催いたします千曲市M様邸がとうとう完成いたしました^^

早速布団を干しています!

ではなく、太陽熱集熱器を遮熱シートで覆っているのです。

引っ越しはまだ数週間後なので、集熱してしまうと使う人がいないので、

貯湯タンク内の温度がどんどん上昇。果ては沸騰!?

機械の故障を恐れての布団干しです。

 

DSC_9114玄関ポーチは無垢の木、いわゆるデッキです。

レザックACQという防腐材が加圧注入された長野県のすぎ材です。

ここは一般的にタイルが張られることが多いのですが、ログハウスなんかはウッドデッキですよね。

多少の泥汚れも許容できそうな雰囲気^^

夏の輻射熱軽減も期待できます。

MさんはDIYでクリアの塗装をしたようですが、ACQ加圧注入材を使用すれば塗装は無用です。

そういえばいよいよシロアリが羽化するシーズンです。耳をすませば、新聞広告をめくれば、シロアリ駆除業者さんの声が聞こえてきます。

ゴールデンウィーク前後で雨が降った翌日、無風に近い晴れた日に羽化するとされています。

それが羽アリです。

一年に一度です。今日はぐずついた天気でもしかしたら明日?、なんて思っていましたが、長野市内は降りませんでしたので、持ち越しです。

 

DSC_9157玄関に入るとMさんワールドさく裂!!

30坪規格PLANによる間取りですが、収納の引き戸にダークブラウンの塗装を。

パネルヒーターはブラックをチョイス。

オプションで採り入れた玄関収納の扉にはウェスタンレッドシーダーをちゃかちゃか張り。

Mさんいわく、「若干ナマイキな雰囲気」をこの家では目指したとのことで、Rebornのいつもの仕様からかなりハネています。

 

DSC_9165玄関入った正面には収納かと思いきや、ここに太陽熱を蓄えています。

そろそろお馴染みになってきたかな?LATENTO(ラテント)君です。

相変わらずでっかいです。

冒頭の布団のような場所と直接つながっているタンクです。

熱を移動させるために不凍液を媒介役に立て、自動制御のポンプで循環させています。

日中太陽が出れば、この中のタンクの温度がじわりじわりと上昇します。

このタンクの中に水道管を通すと入口では10℃ほどの水道水が、熱移動し40℃のお湯となって出てきます。

エコキュートや電気温水器のような、使用するお湯をためておくポット式の貯湯タンクと異なり、

水道水自体は滞留しているわけではないので、きわめて衛生的なお湯なのです。

 

DSC_9205玄関ホールからリビングへ。

今日は市役所による完了検査がありましたが、「いやはや木がいっぱいだねぇ~」と。

キッチンの天井にはレッドシーダーを。キッチンコンロがIHだからこそできる技。

ダイニングテーブルのペンダントライトも真鍮製でナマイキスタイル。

見学会用で高く上げておきますが、ご来場の方々にはぜひ照明器具に着目していただきたいと思います。

 

DSC_9233キッチンパントリー付近からリビング方向を見る。

計画当初、30坪では狭いのではないのか?

35坪、あるいは33坪くらいにするかどうかで迷っていらっしゃいました。

インテリアに高級材であるレッドシーダーやマホガニーを使いたい、

アクセントタイルもやりたい、照明もある程度こだわりたい。

そうなってくると多少狭くても、自分たちのこだわりを反映した家にしたい、だから30坪でいく!

それがMさんの答えだったのです。

IMG_1833洗面化粧台の鏡上の照明器具は、扉付き収納ミラーをチョイスしたため、首長が不足。

真鍮製の首をググッと曲げる方策も検討されましたが、ここも木で(笑)

思い起こせば20年程前にも、真鍮製の照明器具が流行しました。

いまでもあるんでしょうか、ゴーリキアイランド、という会社だったかな?

その後はシルバーの時代がやって来たのですが、令和になってまた戻って来たか、

そんなふうにおじさんは感じました。

 

DSC_9256洗面台にもモザイクタイルを。

最近インスタでファンが多いと聞くコラベル(名古屋モザイク)です。

数色を混ぜてランダムに貼るのがトレンドだそうで、発注が難解でした。

名古屋モザイクさんで30cm角程度でシートに張ってくれるサービスがあり助かりました。

A色が10%、B色が15%、C色が40%・・・などと配合割合を指定すると、

ランダム混ぜ具合のパターンをいくつか示してくれるのです。

このパターンで、ってオーダーすると、そのまま現場にいくつかのシートに分けて送ってくれるという、涙が出るほどありがたいサービスです。

これは流行るわけだわ、おじさんはそう感じないわけはありません。

 

DSC_9279トイレの手洗い器が気に入ってます。

LIXILの狭小手洗い器シリーズは安価でかわいいとだいぶ前から採用してきましたが、

変な形のカウンターと組み合わせるとあら不思議。

ナマイキスタイルに変身してしまうのです。

この辺りも会場でぜひご覧いただきたいところです。

 

IMG_1827キッチンにはこれまた名古屋モザイクのマシアというグレーの光沢ありややボコボコタイルを。

加えてブラックアイアンを使った飾り棚。

よ~く見て下さい

コンセントもナマイキ調です^^

ブラックに見えますが、実際はもっと薄くてグレーです。

 

IMG_18612階もちょっと覗いておきます。

天井はネダレス合板にプラネットOPホワイト・つや消しを。

化粧梁はダークブラウン、ドアには水性塗料でアクセントを。

なかなか勇気の要る色使いですが、すばらしいと思います。

Rebornの規格プランもついにここまできたか、という心境です。

 

DSC_9330真鍮製のマリンランプもこういう状況では効いてきますね。

イタリアの国旗(逆順ですが)?

このあたりはRebornの女王アリ・佐々木のツボなのでは?(笑)

内壁はもちろん西洋しっくいローラー塗装DIYひたすら。

約1か月半ほどかかりましたが、見事な仕上がりです。

 

DSC_9227

5/11()、12()の2日間。

すでに二日間ともご予約で満員御礼ですが(ん?あと2枠だけ空きがあるな)

解説なしの見るだけならば受付中です(‘ω’)ノ

電話:026-274-5485

メール:info@reborn-nagano.co.jp

 

2019.5.9 Reborn塩原

 

リンゴ箱

IMG_1502令和一発目のブログです!

しばらく間が空きましたので、ブログネタがだいぶ溜まっています。

慌てずゆっくり小出ししてまいりたいと思いますのでご期待ください^^

今回は松本市蟻ケ崎のM邸を。

先月中旬に建て方を行いました。

生産性向上でも成長プロセスは省かない

という表題でリボーンの家づくりの姿勢を紹介したわけですが、

つまるところどんな仕事でもそうでしょうが、自己研鑽と社会奉仕、

これに尽きるのではないでしょうか。令和だけに。マジメスタイルでスタートです!

 

IMG_1421床の断熱材は相変わらずグラスウールです。

建て方が終わると最初に1階の床をつくる、これがウチのやり方です。

あえてそう述べたのは理由があります。

一般的な在来工法では、壁をつくった後で床をつくるのです。

壁で囲ってから床をつくる方が雨風をしのげますし、土台の上に間柱を直接載せられるので、1工程省けるからです。

床を先につくると、ご覧のようにブルーシートで囲わないと雨がコワいですし、段取りが悪いと床下の配管や断熱工事をする間、大工さんが手もちぶたさになり得ます。

メリットはなんといっても作業床ができることで、材料のカットや次々に搬入される材木置き場として活躍することです。つまり安全でもあるわけです。

そして同時に床下から壁の中に気流が走らないようにする=気流止め、を自然と行えるというメリットがついてきます。

 

IMG_1430大工さんが帰宅の途に就いた後、一人黙々と作業を続ける男がいました。

薪ストーブメンテナンスの小野沢さんであります。(伊那市より)

この家には主暖房としてメイスンリヒーターが搭載されます。

その基礎となる部分を早速つくってます。この数日前には煙突も屋根上に出してくれています。

どこかの現場からの帰り道だったようで、夕方遅くに立ち寄り、ヘッドライトで作業をする佇まいはちょっとプロフェッショナルの雰囲気が漂います。

Exif_JPEG_PICTUREあれから約1週間。現場は順調に進行し、サッシが搬入されました。

ちょっと凝っていまして、大開口サッシの上にステンドガラスを入れようということになっています。ステンドガラスはお施主さんの旧来からの知り合いで、ステンドガラス作家さんによるオーダーメイド。その方の紹介はいずれこのブログでもするとして、

まずはサッシを取り付ける。大人3人かかりです(笑)

こういうのを生産性向上の名のもとに、サッシ一体の壁パネルをプレハブ化して工場で製作。現場でクレーンで吊って組み立てるだけにしよう、というのが最近のトレンドになっているとかいないとか。

でもこうして大人がウンウン言いながら「はいこっちハイッター」、「あと2ミリこっちに押して!」とかって言いながら作業するの、キライじゃないな、わたくしは。

Exif_JPEG_PICTURE建築主によるDIY塗装がもう始まりました。

やれるところはジャンジャン進めましょう、そうしましょう、

ということで、化粧(最終的に見えてくる)の梁を塗装中。

ここで突然ですが重大発表があります!

リボーンではこれまで自然塗料にドイツのプラネットジャパンのウッドコートという商品を基本的に推奨してきました。

しかし創業6年目の今年度から、同じくドイツの「リボス」というメーカーの塗料に乗り換えることにします。

理由はいくつかあるのですが、一番のワケは香りですかね。プラネットの塗料はけっこう強い臭いがします。

決して嫌な臭いではありませんが、気持ちの悪くなる人もいたりして。

 

Exif_JPEG_PICTUREリボスはかれこれ15年程前に前職の工務店で数か月使用していたんですが、

当時色のラインナップが少なく、また仕入れルートも遠回りで高かったためプラネットに乗り換えたという経緯がありました。

その前は確かオスモでした。自然塗料といえばまだオスモしかなかったか。

ログハウスを建てる会社にいましたから、自然塗料の導入は早かったですね。20年前はオスモしかなかったような気がします。

奥様には搬入されたばかりの玄関ドアを塗ってもらっています。

無塗装の状態の木から、クリア(アルドボスという名前)を塗るとこんなにも色が変わります。

木目が浮かび上がり、重厚な感じになりますね。

木の玄関ドアは数年毎の塗装が必要で手がかかりますが、経年美とでもいいましょうか、

暮らす人と共に歩む感じが好きです。

 

Exif_JPEG_PICTURE外では工事中に発生する木くずを、メイスンリヒーターの焚き付けに使用すべく、

仮設の薪小屋を組んでいます。仮設といっても以前Rebornで製造販売していたグリーンラック、しかもACQ注入使用、ロング軒、という贅沢な仕様です。

捨てれば産廃、使えば燃料。

それが木の素晴らしいところです。

料理もそうですよね。出汁をとったり、肥料にしたり、捨てるところがないほど使い切れるのが自然素材の良さだと思うのです。

S__37543947廃材になりかけていた材木を使ってリンゴ箱的な木くず入れをつくり、

こんな風にラックとして現場に残してゆきます。リンゴ箱48ケ入ります。

リンゴバコ、って言っても最近の人は見たことも聞いたこともないかもしれません。

昔人々はこの箱に乗ってスピーチをしたり、歌を唄ったものでした。

私が幼少のころにはまだ家にいくつかありましたね。野球のバットとかボールを入れる道具箱になってました。

最終的にはこのリンゴ箱さえも分解すれば燃料になる、ぐふふですね。

2019.5.7 Reborn塩原