Q1住宅見学会会場の様子 | 株式会社Reborn(リボーン)

Q1住宅見学会会場の様子

今週末に開催される長野市篠ノ井のキューワン住宅新築工事現場へ最終チェックに行って参りました。

Exif_JPEG_PICTUREこれまでにない、あっさりとしたシンプルな外観です。

屋根には太陽光パネルが7.35KW載っています。

予算のバランスをみながらではありますが、可能な限り断熱を厚くして、外皮熱貫流率Ua=0.28W/㎡K。

第3種換気で、Q値=1.25です^^

共働きで基本的に昼間は誰もいないので、あえて南面の日射取得は期待せずに、

太陽光パネルによってその恩恵を受けることとしました。

南面の開口部比率は12%です。

 

Exif_JPEG_PICTURE最近の家では18~20%になることが多く、1間幅・高さ2mの掃き出し窓は約3.4㎡ありますので、この窓が2か所3か所もあると、開口部比率は一気に大きくなります。

家の中は当然明るくなり、開放感も増すわけですから、設計上どうしてもこのくらいになってゆきます。

パッシブハウス、という言葉があります。

少し言葉だけが独り歩きしているのではないかと感じていますが、日射をできるだけ熱利用(暖房)に利用しようとする考え方で、私も決してそのことを否定するつもりはありません。

むしろ好ましいことだと歓迎し、太陽の熱を室内にとり込むことに一生懸命になったりもするのですが、

「私たち昼間いないんで、カーテン閉めちゃうんですけど・・・」って言われると、

「そりゃそうだよなぁ」なんて思っちゃうわけで。

 

Exif_JPEG_PICTURE新しい分譲地で、周りの家との意匠的なバランスは非常にいいと感じています。

ゼロエネとなると、とかく片流れ形状の屋根になってゆくわけですが、ここは北側斜線という、北側の隣地境界線付近の高さの制限がかかり、

また、2階北側の外壁ののっぺりとした表情も緩和されるへの字屋根にすることができました。

これも断熱材を厚く確保したおかげなのです。

おかげで北側のお隣さんには日射が入りやすい状況を生んでいます。

それだけだって大きなこと。

建物は個人の物である一方、みんなのものでもあるわけです。

東西の窓にはひさしを徹底して付けています。

ひさしはそれだけで夏場だいぶ日射を室内に入れない機能が備わるのですが、さらにその裏側にはすだれがかけられるようになっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE外壁はサイディングではなく、西洋しっくいと呼んでいる、ドイツ産のしっくいで左官仕上げになってます。

目地のない仕上げで、クラックを極力防止するために、それ用のガラス繊維でできたメッシュシートをできるだけ表面に近いところに伏せ込んでいます。

そうするとメッシュ模様が見えやすくなるので、あえて西洋しっくいは砂粒を多く混ぜ、コテムラが割と大きくなるような表情で仕上げています。

 

 

Exif_JPEG_PICTURE見学会に来ていただかないと分からないと思うのですが、

このお宅はかなり思い切った間取りになっています。

1階にはLDKのほかに、40cm上がりの和コーナー、使いやすそうな本棚を背面に持つ学習コーナー

、洗面・浴室・トイレに、愛猫の為の部屋も用意されています。

学習コーナーは天井が吹抜けになっていて、2階のホール、さらには小屋裏収納へと空間がつながっています。

家のあちこちに本棚メインで造作家具が散りばめられています。

床材はナラ(オーク)やパインが中心で、水廻りはクッションフロアと、かっこいい系の仕上がりになっています。

 

Exif_JPEG_PICTURE家の中心に据えられたキッチンは洗面脱衣室へとつながっており、家事の負担軽減を最優先としています。司令塔キッチンと言ってよいと思います。

ここは飛行機でいうところのコックピット。

開放間取りで家全体を征服している感があります。

南面の開口比率12%でも、それほど暗くは感じません。

そういえば、春先にドイツに行きましたが、見学したパッシブハウスの事務所はやはり12%でした。

開口部比率を上げれば、確かに日射取得は期待できるものの、熱損失(夜間室内の熱が窓・ガラスを通して逃げてゆく)も当然大きくなるわけで、安定した設計作業をするとなると、直射日光はむしろありがたくない。最近ではどちらかというと開口部比率を下げてゆく方向に向かって設計することが多くなった、と事務所の親方はおっしゃっていました。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREキッチン立って右側、つまり洗面脱衣室と反対の方には畳コーナーと呼ぶべきか、四畳半の畳を敷いた小上がりスペースがあります。

建具(ふすまのような引き戸)はあえて設けず、せめてロールスクリーンで視線だけは遮ることができる、というこれまでにない発想です。

これは新感覚と言ってよいでしょう。

建築主であるYさんは、夫婦ともに20歳台と若く、ほとんど使用しないであろう建具よりも、開放感を選んだのです。

小上がりの床下は、坂田木材でもよくやる引出し型の収納が。

その先には8帖のリビングが位置しています。

テレビ台も大工さんお手製。

 

Exif_JPEG_PICTUREここはほとんどの方が掃き出し窓にしますが、パネルヒーターのこともあるし、デッキは不要、ということで、

高さ1.5mの腰窓としてスペースを落ち着かせています。

天井にはウンテイ?はしご状のものが組み込まれています。

出窓的になっている壁厚にも注目を。

外壁の断熱材は高性能グラスウール16K 220㎜厚です

 

Exif_JPEG_PICTURE前出した学習コーナー上部の吹抜け。

高い位置に大きなFIX窓が存在し、家全体を間接光で明るくしています。

この家の特徴だと感じたのが、いろんな柄の壁紙クロス。

色も柄もとても豊富です。

このあたり、わたしらおじさんとはセンスが全く異なります。

新感覚、っていっていいでしょうか。

なかなか思い切ったチョイスで関心させられました。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階のホールも造作家具である本棚&カウンターが。

色使いもパステル調で欧風な感じ^^

右上にちょこっと斜め形状のものは、ロフト(小屋裏収納)へと延びる階段です。

そういえば、坂田木材さんの案件にしては珍しく白いサッシです。

このあたりも新感覚!?

実は昔から、樹脂サッシといえば白なんですが、YKKさんはその常識を覆した感があります。

この夏、外観濃い木目の2色の新色を発売しました。室内側は今のところホワイトのみだとのことですが、

色が変わっても金額が変わらない、というメーカーはYKKさんだけなのではないでしょうか?

※濃い木目色が費用アップするかどうかは未確認です。

 

Exif_JPEG_PICTUREExif_JPEG_PICTURE 小屋裏収納に向かう階段の途中に設けられた壁掛けエアコン。

暖房はパネルヒーターですが、冷房はこの1台のエアコンでなんとかしのごうじゃないか、というのがこの家の冷房コンセプトです。

小屋裏収納の天井高さは、1.4mまでとはいえ、登りやすい固定階段付きで、その利用しやすさはかなりの威力がありそうです。

この部屋には窓もついていて、要するに家全体からするとかなり高い位置に窓があるというワケで、

無風の夏、夜間の排気を促進するための機能もあります。

高低差による換気は、パッシブ換気の基本です。

 

Exif_JPEG_PICTURE2階ホールを別角度から。

吹抜けに面する手すりが徹底的に本棚になっています(笑)

聞くところによると、相当なマンガ本が・・・。

 

Exif_JPEG_PICTURE壁紙やパネルヒーターの色使いは大胆に。

ここに家具が備わると、また違った感じになるのでしょうね。

(子供室A)

 

 

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M大工さんのシンボルワーク(?)でもあるギボシもしっかり残っていました。

手間暇かけて作られた入魂の一棟をぜひあなたの眼でご確認いただきたいと思います。

見学会は完全予約制になっております。予約状況をご確認の上、直接坂田木材さんに連絡を入れてくださいね。坂田木材HPはこちら

2017.9.26 Reborn塩原(あいにく塩原は両日ともに現地におりません。あしからず)

 

 


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