1年点検(松本市O様邸) | 株式会社Reborn(リボーン)

1年点検(松本市O様邸)

最期まで関われなかった松本市のO様邸の1年点検を昨日行いました。

この1年の間に、建具など折りを見て直してきましたが、屋根裏や床下が心配でした。



6人家族が住む50坪程度の住宅です。太陽光発電、ウェルエコなど設備にもだいぶ投資していただきました。

もちろん高断熱仕様で省エネ性能抜群です。

 

 

 



屋根付ガレージのある外観です。

板壁は信州カラマツざらざら仕上げ板を縦張りしています。質感がとても良いですね。

 

 

 



屋根裏は広いです。高性能グラスウール200mm厚が敷きこまれています。

外気温は約30℃弱でしたが、こちらの空間は屋根の輻射熱があり、気温は40℃ほどですが体感温度は50℃くらいでしょうか。サウナ状態で、あっという間にTシャツびしょびしょです。

 

 

 



ここで思わぬ不備が。見えているホースは換気用のダクトですが、なぜかこの部位に断熱材がかぶっていません。断熱材敷込み不良です。すでに住み始めて1年ほど経ちますが、今回のような点検がなければ発見は難しいでしょう。

 

 

 

 



断熱材を敷込み直しました。もともとはこうなっていたはずですが、なぜかわざわざめくり取られていたものと思います。パズルに手こずりました。

換気ダクトは必ず断熱材の室内側に隠れるようにしましょう。エアコンなどで冷えた空気がダクト内を通る時、ダクトの外側で結露する可能性があります。

30分、0.2kgダイエットに成功!

 

 



屋根裏の次は床下です。根太間に高性能グラスウール140mm充填です。落下防止用の板も設置されており、状態はいいようです。

 

 

 

 



ただ、ところどころ、断熱材が落ちかけていました。これらを修正しつつ、シロアリ被害の有無や、設備配管からの漏水の有無をチェックします。

キソパッキン工法により、床下の換気も十分でカビ、結露は見られず。

 

 



不備を発見!この部位はユニットバスの床下へ入る点検口ですが、本来はスタイロフォーム断熱材のふたによって、床下とは区画されるべき箇所です。

 

 

 

 



ユニットバスの直下です。ここは床下ではありますが、本来は室内空間の一部にしなくてはなりません。

そうしなければ、浴槽の湯が冷めやすい。ユニットバス室内が寒い、ということになります。

 

 



ちょっと作業はしにくいのですが、発泡ウレタンにて断熱気密補強をし、スタイロ断熱材の継ぎ目には気密テープを張らなくてはなりません!

 

 

 

 



修正が行われた後の様子です。狭い空間ですが、室内の一部で扱われます。自分の体温で気温がぐんぐん上昇。汗だらだら。30分、0.2kgダイエットに成功。

 

 

 



脱出の後、入り口を閉じて、発泡ウレタンで気密します。この入口に、ご覧のような給排水配管が来てしまうと、点検はしにくくなりますので、できれば他の場所にしてもらいたいものです。

これでユニットバスの床下は完全に、室内側の空間になった、ということです。浴槽の湯も冷めにくくなることでしょう。

 



ちなみにこのお宅のユニットバスはパナソニック製ですが、洗い場の直下にはウレタン素材の断熱材厚さ約5mm程度のシートが貼られており、少なからず、床の冷えに対策が見られます。当然ないよりはあった方がよいのですが、もう少し厚みのある素材で、このように継ぎ目に隙間ができないようにできないものでしょうか?

住設メーカー開発担当者に、更なる省エネ推進の意欲を求めます!!

 

 

作業前も作業中も意識して水分をごくごく採っていたのですが、結局半日、小便なしでした。屋根裏・床下は脱水症状、要注意です。点検作業を終え、冷たい麦茶と冷えたスイカをごちそうになりました。おいしかった~~♪ありがとうございました!

工事の終盤は関われませんでしたが、こうしてまたお世話になることができ、本当に幸せです。

 


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