一部の方に「非常に参考になるのでもっと出して!」と、ご好評をいただいている造作家具シリーズ第3弾!
ところで今日、5月17日はネット上で「大地震が再び起こるかも!」
と予測されているのをご存知でしたでしょうか?
何でも未来人から現代人へのメッセージがあったとかないとか・・・。
2020年の東京オリンピックは成功した、特に閉会式は感動した、とか
意外にも(?)オカルト好きのしおはらなのでした・・・。
気を取り直して、ダイニングカウンターの事例紹介を。
対面式キッチンのダイニング側をいろいろとみてゆきます。
マガジンラック、パソコン、酒ラック
ダイニングテーブルに座って長い時間過ごす人にとって、この場所はとても密度の高い空間になります。
リビングなんかより全然濃いぃ造りになって参ります^^
暖房(パネルヒータ)、カップボード、そしてダイニングテーブルにペンダントライト。
どれもこだわりたい部分です。
一般的にリビングと続き間で構成されることが多く、キッチンとリビングをつなぐ場所ともいえるダイニングスペース。
ダイニングとは「食事」の意。
食する、飲む、ということは大半の人にとって人生そのものなのではないでしょうか。
だからこそダイニングルームは、家の中心部。
そこから見える、窓越しの眺望も大事にしたいものです。
現在工事中のSさんのダイニング越しの風景。
こんな風景を食事しながら眺められるなんて、幸せすぎます(^J^)
注文住宅はこういうところがいいですね☆
窓の位置、大きさ、取り付け高さ、
”窓は人を幸せにする”
そんなキャッチコピーの会社があったようなないような・・・。
対面式ではない、ダイニングキッチンが一体になった空間も個人的には大好きです。
いつも流し台をきれいにしておかないとごちゃごちゃした感じになり、夫婦げんかの元になるので、片づけ上手でいつも身の回りをきれいにしていたい、という方におすすめです。
ポイントは収納。食器たなはダイニングテーブルの近くが便利ですが、最低1帖以上のパントリー(食品庫)を併設しましょう。できれば2帖、つまり1坪あるとゆったりです。
番外編ではありますが、住宅の内装を改造して喫茶店にした例です。
こういうのをいまどきはリノベーションって言うんですが、
雑貨や小物がかわいく飾り付けられているダイニングスペースはなぜか落ち着くんです。
これがさっきの写真の、同アングル”ビフォー”の状態。小物や雑貨、それに色を統一すると劇的な変身を遂げることができるという好例です。
ダイニングが畳床&堀座卓になっているのもなかなかオツです^^
床を1段高くしてキッチンと居間を段階的につなぎます。
この事例は床が約20cmあがっています。
堀座卓は移動できない・足元の掃除がたいへんという難点がありますが、すっきりとしたダイニングスペースになり、床に直接座って食事したい方にはおすすめです。
足元の堀り部は断熱欠損しがちで、足元が冷えるというつくりになりやすいのでご注意を。
山小屋のようなイメージのダイニングカウンター。
こういうのもなんだか居酒屋チックでいいですね。
無垢の天板はなかなか手に入りません。
しかし一生長持ちして、つかえば使うほど味わいが増します。
料理好きで、家族のみならず、友人らといっしょにわいわいしたいならこんなオープン対面がお勧めです^^
コンロ前も壁+キッチンボードではなく、耐熱ガラスでおしゃれに決めましょう!
汚れも目立つのでこまめなふき掃除は必須ですが、そのほうが衛生上好ましいと思います。
見せたい小物や雑貨があるならば、こんな風に飾り棚を大工さんにつくってもらうものアリ。
素材や色を床や窓枠なんかとそろえるだけでも全然ちがいます。大工工事の最終盤になると余る材料が現場ででてきます。それを使ってちょこちょこっと作ってほしい、そんな建築主のご希望もしばしばいただきます。もちろん作り手側も作って差し上げたいのですが、工期の問題もありますし、次の現場に乗り込まなくてはならない事情もあるでしょう。だから、引き揚げ間近に「あ、ここにもお願いします」は、あまり気軽にお引き受けできないのです(>_<) そうかといって培ってきた信頼関係もそんなことで壊したくない。今後も末永くお付き合いする訳ですから。
ですからもしこうした「ちょっとしたもの」を頼む際も、できるだけイメージを的確に、かつできるだけ早い段階でお声がけいただきたいと思います。
昨日引き揚げちゃった道具をまた持ってこないといけなくなる場合もありますので。(大工さんは膨大な量の大工道具を現場に持ち込んでいるので、大工工事が終了する1週間くらい前から徐々に道具を引き上げてゆきます)
対面式キッチンの場合、システムキッチンの吊戸棚を付けるか否かは半々です。
無ければないで、オープンキッチンの感じになり、明るいキッチンになりますが、食器棚や家電がダイニングやリビングからよく見えます。
また当然その分収納スペースが減るわけですから、タッパーとか使用頻度の少ない鍋など、これまで詰め込んでいた物の行き場を考えなくちゃいけません。
いずれにしてもダイニングスペースはそのお宅の顔になってしまいます!イメージスケッチをもとによくよく現場監督さん、大工さんらと打ち合わせして、「自分にとって落ち着く場所」に仕上げてください。
本日が無事終わり、平穏な明日になることを祈ります(^_-)