軒先の影がどこに位置するか | 株式会社Reborn(リボーン)

軒先の影がどこに位置するか

「デッキは何年もつのか?」

「木はやっぱ腐るでしょ?ほかになんかないの?」

 

あるんです!

DSCF4139築15年のログハウス。

露天のデッキはやはりそろそろ寿命か。

特にこんなデッキに上がる木製階段は、危険です。

 

 

DSCF4141塗装を数年毎に行っていただいているので、木の表面はさほどでもないのですが、この写真をみて、分かる人は分かりますね?

塗装を毎年するとダメにならないのか?

いえいえ、そういうわけではないのです。

腐れは木の割れや釘を打ってあるところ、そして木口と呼ばれる切断面から進行します。

「塗装は意味がない」

とは申しませんが、塗装できないところから腐ってゆく、ということは理解しておいてください。

 

DSCF5035まいどおなじみのランバーテック社によるACQ加圧注入された杉材。

踏み板もよ~くご覧ください。すのこ状に2列で貼ってあります。水はけを良くするとともに、滑り止め効果もあるといえばある・・・。

木材の中心部付近まで防腐剤がしみこんでいるため、なかなか腐りにくくなっているんです。

しかも無塗装でよい。もちろんオイルステイン(キシラデコールなど)塗装をしていただいても構いません。その場合は、よ~く乾いたからにしてください。

 

 

IMG_4695屋根に完全におおわれたデッキであれば無塗装でも数十年は長持ちします。

地上から30cmくらい床が上がっていればなおよし!

先日完成したお宅は、あえてデッキ階段を設けておりません。デッキ階段はどうしても露天になりやすい。

もちろん上り下りは大変ですが、普段それほどここから出入りしませんからね。

床下に空間ができましたので、このお宅はエアコンの室外機を置いてます。

土間コンクリートも打ってあり、スタッドレスタイヤを置いておきたい(夫)、やだそんなところに(妻)

という意見交換のい行く末は存じません(笑)

 

DSCF5072屋根は一部強化ガラスで葺かれています。

厚さは8mm。建物側から60cmほどは屋根(ひさし)があります。

賢明な読者の方はもうご理解いただいていますね^^

はい、夏の日除けです。

もう5月の下旬ともなりますと、暑い日は30℃近くまで上がっています。

5月の下旬から9月の下旬まで、直射日光を南面の窓から取込まないようにする、その工夫なのです。

 

DSCF5066昨日のお昼頃、軒先の影がどこにあるか。

狙い通り直射日光はすでに入っていません。

わかりますか?

 

 

IMG_4693南面の立面写真をもう一度。

こんなに窓ガラスがたくさんありますが、直射日光が入っている窓は一つもありません。

これが軒の役割です。

南面の1階の掃出し窓に庇がなにもない家をよく目にします。

そして必ずヨシズが立てかかっている・・・(>_<)

 

 

DSCF5064床板はサワラ。無塗装です。梁が影を落としています。

この梁は。見栄え的にはけっこう大断面のものを用いたくなりますが、

冬には日射を室内に取り込みたいわけですから、できるだけ華奢(きゃしゃ)にしておきたい。

ガラスを支える垂木もたくさんあるとうるさいので105mm角を90cmおきにしてあります。

 

DSCF5060デッキの端に設置した野菜ストッカーです。

ふつうのアルミサッシを特注寸法でオーダーし、「ガラスなし」の指定をして代わりに杉の羽目板を張りました。

普通は木の建具にするんでしょうが、屋根があるとはいえここは屋外。耐久性や建具の狂いが出来るだけないように、アルミとのジョイントで製作いたしました。

こういう箱もの家具は、屋外に設置する場合、屋根があるとはいえ、集成材で作ってはなりません。

ボンドではぎ合わされている集成材は、紫外線により接着剤が劣化。徐々に反り、耐えきれなくなって割れます。

だからこういうところはあくまで無垢の木材で製作しましょう。

 

 

DSCF5047これから季節は春から梅雨へと向かいます。

おいしい春物野菜や山菜をたらふく食べて、備蓄に余念がないしおはらです。

 

 


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