赤松大木の伐採 | 株式会社Reborn(リボーン)

赤松大木の伐採

いよいよ春になり、人間はモチロン、動物・植物の生育も活発になります。特に樹木はこれからグイグイと根から水・養分を吸い上げ、幹や枝は水分で満たされていきます。

伐採は冬に行う。これは常識となっていますが、なぜでしょうか?

・冬の樹木は含水率が低く、伐採した後、建築用材として使うのに適している。つまり割れが出にくい。狂いが少ない。痩せも少ない。最も製材した後にも天日干ししますが。

・含水率が低いということは、比較的軽い、ということでもあり、伐採木の搬出や運搬の負担が軽くなる。

・落葉樹は葉が少なく、伐採の時、倒れる木が他の木に接触しにくい。つまり伐採作業がしやすい。

・動物たちが冬眠しており、熊やヘビなどに襲われない!?

・傾斜地で、山肌に残る雪上をソリなどに乗せた伐採木を搬出しやすい。

などが考えられます。ログハウスに用いられる丸太も、春~夏に伐採された木は、チェーンソー刃を入れたそばから飛沫(しぶき)がとびでます。鉛筆や墨ツボで線を書いても、にじんでしまうほどです。

それはさておき、伐採です。



現場裏手の赤松の大木を伐採しようというものです。墓地になっているため、そのままは倒せません。枝すら落とせない状況です。

樵(きこり)の出番です。

 

根は1つでも、根元から3本の枝に分かれ、高さは10mほどになっていますが、松くい虫の被害を受けています。さてどんなふうに伐採するか?

 

 



よ~ク見ると樵さんがいますね。切ろうとする枝元にロープをくくりつけ、切った枝が落下してしまわないように、違う枝にロープをくくりつけます。そして腰にフックがけできる小型のチェーンソーを手にして、

ブィ~ン!

宙吊りの枝がブラブラしています。そしてロープをほどき、そろりそろりと降ろします。

下にいる人が、切った枝をキャッチ。引っ張りながら移動します。

 



この作業をひたすら繰り返します。

朝から初めて午後にはこんな感じになりました。

電線(支線)も空中にあり、かなり手ごわかったと言ってました。

 

 

 

 



樵さんは、この状態の木にすたすたと登っていきます。う~んすごい!

 

 

 

 

 

 



翌日には、クレーンで木の上の方から吊りながら、幹を切っていきます。

地上では90cmほどに玉切りし、ユニッククレーンを使ってトラックに積み込んでいます。近くで見ると、ものすごい大木です。

 

 

 

 



あ~あ、ついにここまできました。

 

 

 

 

 



薪ストーブの薪として、お嫁行きが決まっています。松くい虫に侵されている部分もちょこちょこあります。建築用材にはなかなかできないな~こりゃ。

木造住宅ではこのように曲がった松の丸太を、小屋裏の梁に用いていました。過去形です。最近では古民家調の演出アイテムとして人気があります。

 



いったい樹齢はどのくらいになるのでしょうか。

長年この墓地を見守り続けた赤松の大木よ。安らかに永遠の眠りについてください。

※伐採作業前に、土地所有者の方にお浄めをしていただきました。ナム~。

 

 

 

 


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